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ウルグットの日曜市

情報|19Jun2011|URL
 サマルカンドの東、タジキスタン国境に近い町ウルグットでは毎週日曜日に大きな市が開かれる。サマルカンドから日帰りで簡単に行けるので日曜日のサマルカンドにいるのならお勧め。歩き方にはズサニと呼ばれる布で有名と紹介されているが、日曜日は何でも売っている大きな市なので、布に興味がなくてもおもしろいし、トランスポートも多い。
 乗り合いタクシー乗り場は、歩き方やロンリープラネットにある場所より西に400mほど移動していた。レギスタン広場入口前の広い道を西に進んだ最初の信号のある角。乗り合いタクシーで一人3000UZS、ただし運ちゃんたちは結託し、外国人からは4000もらおうとする。7人乗りのミニバスは2500UZS(本当は2000UZSな気がする)。もっと大きなミニバスがあればもっと安いらしいが、詳細不明。

ウズベキスタンでの両替

情報|18Jun2011|URL
 ウズベキスタンではエリトリアのように通貨の公定レートと実勢レートが乖離している。エリトリアとは違って実勢レートを使うことに対する取り締まりは厳しくなく、多くのツーリストが実勢レートで両替をしている。とはいえ実勢レートでの両替は建前上違法行為なのでおおぴらにはできない。一番安全なのはホテルなどですることだが、もちろんやってくれるところとやってくれないところがある。現在公定レートが1ドル=1700スム台、実勢レートが2400スム台。1ドル=2400スムなら多くの商店で替えてもらえる。他の客がいないところを見計らって商店で聞くとしてくれる。スム紙幣の最高額が現在は1000スムなので、100USDを替えると最低でも240枚の紙幣を数えねばならない。したがって路上での両替は難しい。なお当然ながら再両替は極めて難しいのでそのつもりで。

カザフスタンからウズベキスタンへの道

移動|17Jun2011|URL
 陸路国境役人の評判が非常に悪く、在住者からは空路移動を薦められた。飛ばないのならバスよりも列車が良いとの話だが、日曜日のアルマトイ発ヌクス行き以外はロシアとウズベクを結ぶ列車にカザフから乗ることになり、切符が取り難い上に、時間も悪い。
 という訳で、バスを選んだ。長い国境線を持つ両国だが、現在確実に外国人も通れるといわれているのは2ヶ所のみ。南の方にある国境はチェルニャイェフカである。最近数年間、ここは改装工事のために外国人通過ができなかったそうだが、復活していた。建物は昔通った時と同じで何年もかけて何をやったんだかって感じる。シムケントから国境までミニバスで500KZT。カザフ側に両替屋多数。ミニバスが着いた時に群がってくる両替人より店の方が若干レート良し。米ドルからウズベクソムへのレートも悪くないので、ここでしておくと良い。
 出国手続きは極めてスムーズ、入国もスムーズにスタンプをくれる。しかし、その後のカスタム申告書の記入が非常にめんどくさい。用紙はロシア語とウズベク語のみ、壁にある記入例も同様。ただし、記入は英語でOK。持っている外貨を全て申告せねばならず、カメラやパソコンの申告も必要。申告書は2枚記入し、1枚はスタンプやサインの後にくれる。出国時に必要となるので、大切に保管を。記入には苦労するが、これが済めば問題なし。役人の対応も良く、意外に簡単な国境通過であった。
 ウズベキスタン側にはタクシーがたくさんいるが、少し歩けばミニバス555番が待っている。これに乗れば終着はタシュケント・イパロドームの長距離バスターミナル。タシュケントの街を経由せずに国内各地に行ける。1200スム(=0.5USD)。タシュケントの街に行くにはもっと手前でミニバスを乗り換えると速い。

ウズベキスタンビザ アルマティで取得

ビザ|16Jun2011|URL
 先週木曜日にウズベキスタンビザを申請した時には受領は、翌週火曜か木曜といわれた。もちろん火曜に行ったが本国からの返信が来ていないとの事で受領できず。結局出来たのは木曜日、丸々1週間かかったことになる。料金は18USD、申請時に見た15USDとの表示ははがされていた。15USDだろと苦情をいうとその場で新しい料金表を作成し、プリントアウトしてくれた。値上げするのでも申請時の料金を適応しろといいたかったが仕方なし。入国日指定、その日から30日間滞在可能なトリプルエントリービザ。

アフガニスタン情勢

情報|15Jun2011|URL
 日本人の関わったいくつかの事件の影響で、アフガニスタンへの旅行はほぼ不可能と思われているが、実はそうでもなかった。私が前回訪れた2002年にはほとんどまだツーリストはいなかったが、ネット上の記録を見る限り、それ以降年々増え、2007年頃にはほぼ全土に行けるようになっていた様子。
 しかし、昨年後半あたりから、急激に治安状況が悪化している。外務省の出す渡航情報は最高度である退避勧告で一貫し変化はないが、その説明をよく読めば治安状況の悪化がよく分かる。また、ロンリープラネットの掲示板では、それまで旅行情報を出してた在住者が今は止めた方が良いとアドバイスしている。安全だといわれていた北部の都市も今は危険だそうで、中でも私が2002年に訪れたクンドゥースは危険極まりないとか。最後まで大丈夫といわれていたマザリシャリフでも4月頭に国連事務所がデモ隊の襲撃を受け、数十人が死亡し、非常事態宣言が出される事態に発展した。この5月には、アフガニスタン全土における軍関係者を除くテロなどの犠牲者が、統計を取り出した2007年以降最悪の数字となっている。
 この状況ではアフガニスタンを安全に訪れることは無理かという感もでてきた。しかし、実は今も安全とされ、欧州からはツアーさえ出る場所が1ヶ所だけある。それがパミール山塊のワハン回廊。興味がある人はお調べ下さい。

アフガニスタンビザ 必要 アルマトイは不可

ビザ|14Jun2011|URL
 カザフスタン・アルマトイの領事館は、市の中心部から37番バスで終点へ。そこから徒歩1分。昨年以降の治安状況悪化を受け、現在はツーリストビザの発給を停止中との事。大使館員は英語ができた。
 こちらは聞いた話だが、ウズベキスタン・タシュケントの大使館は、日本大使館のレターが必要となり、レターは現在のところでないので、実質取得不可との事。

タジキスタンビザ 必要

ビザ|13Jun2011|URL
 カザフスタンのアルマトイで取得。
 事前に聞いた時は3営業日かかるとのことだったが、金曜午後申請して、受領は月曜朝だった。写真1枚、入国日指定、ダブルエントリーで30日のビザが60US$。さらに、パダフシャーン州に入るパーミッションが10US$。
 説明では、2週間までのビザが40US$、30日だと50US$、ダブルエントリーで+10US$。キルギスのビシュケクで取った方が安いし、料金掲示も領収書もなく、この金額は実に怪しいが、大使館員の対応は良く、並ぶ必要もないのはありがたい。ちなみにビシュケクでは2週間のシングルビザが25US$で、パーミッションは無料だったとか。ダブルが取れるかどうかが怪しいのと出来ればビシュケクには行きたくなかったのとでアルマトイで取得した。
 開館時間は9-12、14-17。ただし、金曜午後行った時は14時半頃まで開かなかった。場所はアルファラビー通りからBaganashyl に入って少し入った右側。住所は Sanatornaya Str., 16, Almaty だけど、これは領事部入口の逆側の道名。タクシーで行くならアルファラビーとBaganashylの分岐でおろしてもらえば良い。市の中心部からは、127か63のバスが便利。

カザフスタンの男女比

情報|12Jun2011|URL
 昨日パーティーに参加した折、アルマティ在住の日本人がまじめに、「カザフスタンでは女性が圧倒的に多く、全人口の8割を占める」と言っていた。そんな訳はないだろうと、同席していたカザフ人何人かに聞いたところ、8割は行かないだろうが3分の2くらいだろうと口をそろえていうのだった。んな馬鹿な・・・、私一人が最後までありえないと否定していた。
 本日ネットで調べたところ、やはり男女比はほぼ半々。女性の方が長寿なので数パーセント多いが、それはどこの国でも同じこと。まったく彼らは何を言っていたのやら。でも確かに女性が圧倒的に多いとの噂は根強いようで、そのような話はネット上でも溢れていた。パーティーに出て思ったのは、女性の方が積極的で目立っており、男性がすごくおとなしいということ。それがこのような噂に繋がるのだろう。しかし、まじめに信じているところが怖い。参加していたのは英語を話す人ばかりで、カザフではエリートの人々のはずなのに・・・。それにしても4年住んでいる日本人が疑いなく信じていたのは驚きだ。