予防接種は?


種類を選んで予防接種をします。

★旅の前に日本で接種するのは破傷風B型肝炎を検討しています。
破傷風:創傷を負うリスクは高いことと、致死性の高さから接種を検討。
B型肝炎:2人ともキャリア(ウイルス保有者)ではないが、医療器具からの感染があること、適切な処置をしないと(e抗原型キャリアの場合)片方が感染するともう片方および母子感染まで拡大することから、感染拡大防止のために接種を検討。

A型肝炎はあづさのみ接種します。
和人:罹患歴あり。終生免疫がついていると思われる。
あづさ:罹患歴なし。

黄熱は和人のみ海外で接種します。
和人:2009年まで有効→途中で再接種する必要あり。
あづさ:2014年まで有効→証明書持参のみで多分大丈夫。

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★予防接種履歴
3月23日(金) 予防接種第1回終了[旅立ち前々月]

和人:B肝1、破傷風1
あづさ:A肝1、B肝1、破傷風1

料金:A肝8000円、B肝6000円、破傷風2300円
2人分合計24600円

※覚書き
添付文書と箱をもらってきた。
次回異なる場所で受けるかもしれないから、前回接種医薬品として提示できる体勢にはしておく。
A肝B肝は筋注も可だが、今回すべて皮下注で投与してくれた。皮下注のほうが効くというのが理由らしい。
もし次回別の場所で予防接種を受ける場合でも、基本的にワクチン株は同じだから心配はいらないとのこと。
破傷風は、1度でも大丈夫とはいわれているが、最終接種からものすごーーーーく時間が経っているため、2度接種することになるかも。今回を基礎免疫と考えると、基礎免疫だけでは十分量の抗体が産生できないためである。今回の医師も2度やったほうがよいとのこと。安いからやっちゃおう。
接種当日のお風呂とお酒はOK。ありがとう。

破傷風が安いのは、トキソイド(毒素のホルマリン無毒化体)だからであって、酵母産生HBs抗原や培養HAVのような細胞系はやっぱり高い(・

接種スケジュール
A肝:0、2~4週後に2回目、初回接種24週後以降に3回目
B肝:4週間隔で2回、更に、20~24週を経過した後に1回の計3回。HBs抗体が獲得されていない場合には追加注射する。
破傷風:(B)予防接種をしており最終予防接種から10年が経過した者:1回の追加接種のみ(ブースター投与)。

→2回目接種を1度に行うなら、B型肝炎にあわせて4週後となる。A肝のためそれより伸ばせず、B肝のためそれより前倒しはできない。なお破傷風の2回目を接種するなら、3~8週間後でよいため、4週後の接種で問題ない。

次回4/20予定。

 ↓

2007年4月20日(金)、予防接種2回目終了[旅立ち前月]
和人:B肝2、破傷風2(終了)
あづさ:A肝2、B肝2、破傷風2(終了)

A肝 :初回接種24週後以降に3回目
B肝 :更に、20~24週を経過した後に1回の計3回
破傷風:2回目から6ヶ月以上後(標準的には12~18ヶ月後の間)に追加投与。計3回。

→つまり
A肝 :2007年9月7日以降に3回目
B肝 :2007年9月7日~10月5日を経過した後に3回目
破傷風:2007年10月20日より後(標準的には2008年4月20日~2008年10月20日の間)に3回目

 ↓

2007年10月17日(水)、予防接種3回目終了[旅立ち5ヶ月後]
和人:B肝(終了)
あづさ:B肝(終了)

「4週間隔で2回、更に、20~24週を経過した後に1回の計3回」と添付文書に書いてある通りに解釈すると、「2007年9月7日~10月5日を経過した後に3回目接種」となり、絶好のタイミングだった。

 ↓

あづさのみA肝3回目を残している。2回の接種で1年半は免疫が有効なものなので、2008年10月あたりがリミット。それまでに追加接種をすること。

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予防接種について、きちんと知識を持った上で踏み切るべきと、学んだことをまとめ、次に予防接種を検討する人の役に立てるかもしれないページを作りました。こちらも必要なときに是非お読みください。

旅の予防接種:2人の世界旅:旅して
21Mar2007