旅人の目
世界の国を全部訪問した旅人が書き綴る
大雨(避難指示 → 陸の孤島化)
深夜から大雨が続き、今朝5時半には地区全体に避難指示がでた。地域で語り継がれている昭和58年の水害時に皆さんが避難してきたのが今の我が家だそうなので、避難所よりも安全だと確信して家にいたが、雨漏りはするし、家の周りは水浸しだしで、のんびりした状況ではなし。地域の方々は夜中から断水もしていたそう。我が家は地下50mから汲み上げている井戸水なので、水問題はなし。しかし、庭の溜まった水がトイレに浸水。バイオトイレにしているので、水没すると菌が死滅する。当分トイレが使えなくなるのは問題だ。朝8時過ぎて少し小降りになり、家の周りを見回り。敷地内の一部が崩れていた。ワサビがダメになる?
外界に出る唯一の車道が崩れている。しばらくは車で行き来できない?
ふと家の壁を見ると巨大なナメクジ! こんなに大きいのを見たのは初めて。
午後に雨は小降りに。ヘリコプターが何度も上空を飛び、崩れている場所のチェックをしているのだろう。消防団、消防署、市役所、自治会の方々が様子を見に来てくださる。避難指示が出てるのに避難してないからで、申し訳ないとは思うが、どう考えても崩れたところを通って避難所に行くより崩れる可能性のない自宅の方が安全なので避難せず。
夕刻に、避難指示から避難勧告に格下げされ、避難していたお隣さんは戻ってきた。近所の1軒は家の前が崩れているので、町に住む息子の家に避難したままだそう。
断水が続いているそうで、妻は近所に水を運んでいた。
翌日(今日)、家の敷地内をチェック。昨日崩れていなかった場所がもう一か所崩れていたが、さしたる問題はなし。しかし、車道が崩れているので集落は陸の孤島化してしまった。崩れた場所は急傾斜地なのですぐに復旧できない気がする。私自身は生活がそう変わる訳ではないが、車が入れないと色々と困ることもある。今日は、クロネコヤマトが荷物を持ってきたが入れずに電話してきたので、歩いて受け取りに行った。この先どうなるか分からないが、今の状況を貴重な体験と考え、日々の暮らしを続けようと思う。
実は、大雨の前日までの5日間は来客が続いて非常に忙しく、やっと一息のはずがこの災害。疲れがたまってしまった。