旅人の目
世界の国を全部訪問した旅人が書き綴る
KUKI LINUXを入れてみる
ケニアで買った後、帰国まで何とか頑張ってくれたAcer Aspire One ZG5に、Kuki Linuxをインストールした。このパソコンは世界でバカ売れし、専用のLINUXのディストリがいくつも出た。その中でもこれは非常に良さ気で、旅行中ずっと入れたいと思っていたのだが、Windows派の妻と共用していたため我慢をしていた。帰国して私専用になったので、試したい試したいとずっと思っていて、やっと昨日思い切ったのだ。このPC自体は日本で発売されておらず、そのためか日本人で入れたという話はWEB上では見つからず。Ubuntu互換だから日本語を入れるのは簡単だろうと高をくくって、インストール。インストール時に日本をを選ぶと、ひらがな、カタカナ部分は日本語だが、漢字部分が豆腐状態。英語でやって後からローケルを変えるのと、このままインストールをトライするのがどっちが良いか迷った挙句に、文字化け状態のままインストール。
インストールは無事終了したが、最初の起動で言語設定が自動起動。日本語ローケルなのにフォントがないためである。で、日本語環境を選択し不足しているものを色々インストール。この時にエラーが出たが、表示は無事に日本語化された。
問題はIME。日本語を書くにはIMEが必要だが、これがインストールできていない模様。試行錯誤の後、ウブントゥのレポジトリに入っているバージョンは入らないことが分かった。KUKIがすでにサポートの終わった古いUBUNTU9.04から作ったものだからのよう。
調べればおそらくIMEを入れる方法くらいはあるだろうが、この先他のソフトも入れねばならないし、同じエラーが出たらめんどくさい。楽に使えなければ意味がない。これなら素直に新しいUBUNTUを入れた方がまし。個人的にUBUNTUで困るのは、右カードスロットが効かずメモリースティックが使えないことくらいなのだ。という訳で、KUKI LINUXは1日で使用を断念した。
次は何を試そうかな。このPC、今は寝床で使うだけなのでネットさえできれば良い。これまで入っていたWindows7ではパワー不足で、ネットサーフィンさえスムーズにいかなかった。Windows7のメモリは最低1GBとされてるのにその半分しかなかったのだ。ハードディスクもSSDだが、8GB。Windows7なんて入れていたら、ほとんどデータ領域はなかったのだ。それに比べたら、時々USBから使っていたLINUXは軽い物を選べば快適である。まあ時間がもったいないからあまり選んでもいられないが。