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■ウォーリス島をドライブ一周!
ニナちゃんが、車を貸してくれました。ニナちゃん自身は会社の人に迎えに来てもらって、出勤していきました。つまりは私たちにマイカーを置いていってくれたのです。わお。
バスも、タクシーすらもないウォーリスWallisなので、移動の「足」があるということは本当に有り難いこと! 今日はあづさの運転、和人のナビというゴールデンコンビで、それではウォーリス島一周、行ってみよーo(^o^)o
ちなみに左ハンドル右側通行です。交通量が多くないので一見安心ですが、信号機が滅多にないので(多分島に1箇所くらいしかないんじゃぁ・・・)、普通の交差点以上に注意は必要です。まず向かったのは島北部。昨日すばらしい祭りに賑わったバイトゥプの広場はきれいに片付けられていました。ウォーリス島北端のバイアラでは、海岸沿いをお散歩するときれいな海が広がって気持ちよいです。地面には蟹の巣となる穴が無数に開いています。
ウォーリス島は、他のポリネシアの国と比べても、かなりの伝統文化を残していることが伺えます。ヤシの葉を屋根に仕立てた家だってどこででも見られます。
更に進むと、島一周のメインロードなはずなのに、アスファルトが途切れ、オフロードとなりました。ニナちゃんの車は2輪駆動なので、時々心配になります。つまりは4駆でないと安心して通れないような道さえ、メインロードにあるのです。
他の南の島に負けず劣らず、島は緑が豊かです。道の脇にはマニオク(キャッサバ芋)やタロイモの畑があり、ココナッツの木(ヤシの木)が茂り、バナナの木も相当目立ちます。オフロードでは時速10kmくらいしか出せないところも多く、ゆっくりゆっくりと、悪路を進んでいきました。民家の庭の豚飼育ケージを見せてもらうこともできました。
ウォーリスであづさが絶対に行きたかったところは、ラロラロ湖Le lac du Lalolaloです。
日本にいた時から、この火口湖の美しさに、ときめいていた。それはウォーリスから絵葉書を送ってくれたお友達のお陰でもあります(≫
こちら)。端整な、という形容まで思い浮かぶ、クレーターの形をくっきり残した崖壁が本当に美しい造りをしているから。蚊さえいなければずっと眺めていたい美しさ。私たちは湖面までは降りませんでしたが、あとでニナちゃんに聞くと「危ないけれども降りる場所はある」ということでした。
島の南端であるテエシTe'esiで美しい海を見ながら休憩したり、ニナちゃんに夕食を作ってあげようと、品揃えの至極悪いスーパーでお買い物会議。幾つかの材料を買って帰宅しました。
ちなみにベジタリアンに和食をリクエストされ、かつ野菜の種類が少ないとなると、選択肢は「天ぷら」です(*^-^*) セロリのようなスジがある野菜も、外国の皮が硬いナスも、天ぷらなら気にならないかなって。ピーマンなんて家庭の天ぷらの定番ですしね! セロリはスジ取りを正しく、ナスは皮に隠し包丁を入れ、「丁寧に作る日本料理の心」も伝えてみたつもりです。ニナちゃんは醤油フリークなので、醤油に合うおかずとしても今日の天ぷらは喜んでもらえたかなと思います。
本日の旅
行動 :島一周ドライブ
朝食 :バゲット、ミルクティー/ニナちゃんち
昼食 :インゲンにんじんコーンのフレンチビネガーマリネとローストチキンとキャベツのケチャップ炒めチーズとじ、バゲット/ニナちゃんち
夕食 :ごはん、天ぷら(ナス、白身魚、セロリ、ピーマン)、白ワイン/ニナちゃんち
宿泊 :ニナちゃんち
旅情報
1フラン=1.06円
*ウォーリス島の市内交通
タクシーもバスもありません!困った! レンタカーかヒッチハイクかひたすら歩くか。新しいLonely Planet(英語ガイドブック)によると、レンタカー代は1日8000フランが目安とのことです。