2人の世界旅 日々の記録

■オマーンの最後の日
次に訪れる国はアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）で、先日、そこから先をペルシャ湾の小国たちの訪問と決め、私たちは、ＵＡＥ→バーレーン→カタール→クウェート→イランというエアチケットを格安航空会社サイトからオンライン予約しました。それにより、ＵＡＥを離れるのは２月４日と決まっています。

その日程を考慮すると、ＵＡＥには明日行けば大丈夫。ティムにそのことを話すと、「じゃあ今日はこの家で休んでいったらいいよ」と言ってもらえました。何しろ昨夜は午前２時までパーティーでエキサイトしていましたから、それはナイスアイディアってなもんです。

ＰＣ持参の旅行者にとって、ネットを自由につながせてもらえる環境はときに必須。ＰＣ内のソフトやアンチウィルス対策など、アップデートもしなくちゃならないしね。今日は、この先訪れる国の情報収集もめいっぱい、ＰＣのお世話もめいっぱいと、頑張りましたよ。

夕方になり、ダイエンのフィリピン人友人である美人のアイリーンが遊びに来ました。私たちはアイリーンと会うのは３度目です。最初が、先日ブリの照り焼きを作って一緒に食べた日、２度目が昨日のパーティー、そして３度目が今日。

３度目ですし、アイリーンは英語が上手ですから、もうすっかり友達です。今日はアイリーンの友達も来ていて、晩ごはんを作ろうとしているので、あづさも「私も日本のものを作ります！」なんて、咄嗟に言ってしまいました（^^*

先日、ダイエンがキムチが好きだというので、タイの唐辛子粉を使ってオイキムチ（きゅうりのキムチ）を作っていたのが、今日は見事に食べごろになっていました。あとは手持ちの「お吸い物の素」を使って玉ねぎとベーコンの和風スパゲティーを作り、にんにく醤油に漬け込んだ鶏の唐揚げをタイのチリソースで食べる料理を作りました。アイリーンの友達はフィリピン風スパゲティーを作りました。

今日の晩ごはんは、日本・フィリピン・韓国・タイの味！　アイリーンが「アジアンパーティー」（アジアのパーティー）って言ってくれたのが、本当にその通りだなって思いました。家主のティムもぱくぱくと食べてくれ、たった７人の集いですが、大変に国際色豊かな時間だったと思います。



この素敵なマスカットMuscat暮らしも今日で最後となりました。ティムもダイエンも早起きが苦手、でも私たちは明日は朝６時台のバスに乗ってＵＡＥへ移動しなければなりません。

「Good night」（おやすみなさい）が、私たちのお別れの言葉。

素晴らしいオマーンの滞在は、この家をホームベースにして観光できたことが、素晴らしさの大きな一因でした。マスカットは素敵だった。そして、本当に楽しかった。素晴らしい思い出の土台を作ってくれて、ティム、ダイエン、本当にありがとう！