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■負の世界遺産2、エルミナ
昨日はケープコースト城に行きました。とても美しく、暗い奴隷貿易の背景と合わせて、勉強になりました。ところでガーナのゴールドコーストGold Coast沿いにある世界遺産群の中では、エルミナ城も観光客に大変に人気のあるところです。なので今日は、エルミナ城も見逃さずに訪れようということになりました。
ケープコーストCape CoastからエルミナElminaへ行く乗り場は探しにくいところにありました。人に尋ねながらようやくの到着です。エルミナまではミニバス(現地ではトロトロと呼ばれます)で17分で到着です。近くて嬉しい(*^.^*) 浜辺は人が多く、魚や食糧を売る人々でもごったがえしていて、活気ある賑わいでした。
私たちはまず世界遺産エルミナ城を観光しました。
白亜の城。オレンジの屋根のコントラストが美しい。ここではちょっと奮発して、エルミナ城の中のレストランで昼食を摂りました。今までも何度も取り入れているスタイルなんですけど、「世界遺産の中でランチ」ってやっぱり大好き(*^-^*) ワルシャワWarsawもリガRigaもそうだった。それなりの出費を伴ってしまうけれど、何と言うか、スペシャル感が旅のご馳走です。
ビールも注文したので、食後も気分は高揚気味です。私たちは浜に近いところの丘に上り、世界遺産セントジャゴ要塞も見ました。エルミナは美しい建造物が見所なのだと、改めて思いました。セントジャゴ要塞のふもとの村では、漁業町ならではの大量の魚を燻製にする生業(なりわい)をも見させてもらえ、ちょっとした村人との交流が楽しかった。
ガーナは、「その土地の食」が隣国コートジボワールと異なるものが多く、種類も豊富、いろいろな味が楽しめます。それだけで、毎日が一層楽しくなる予感がしています。
本日の旅
行動 :ケープコーストからエルミナ日帰り観光
朝食 :ケンケー(とうもろこしの精製していない粉を練ってプランティン(バナナのようなもの)の葉にくるみ、ふかしたもの)をペペ(というトマト汁と辛ピーマンとたまねぎスライスが入ったソース)につけて食べる)、クークー(とうもろこしの粉を溶いた水を加熱して日本でいう葛湯のようにして砂糖で甘みをつけたもの)/ケープコーストの民家販売
昼食 :Sea Food Salad(ゆでたエビタイキャベツと紫玉ねぎをオイルであえてトマトを加えてマスタードソースをかけたサラダ)、Red Shrinps in Curry Sauce with Garlick(エビ入りシチュー、シチューといってもトマトピューレいっぱいのややスパイシーなカレー風味がほんのりといったかんじ)、スタービール/世界遺産エルミナ城の中のレストラン
夕食 :Banko(バンコ、キャッサバを練ったもちで酸味がある)をOkro(オクロ、オクラのみじん切りが煮込まれたとろとろソース)とシチュー(トマトいっぱいのスパイスカレー風味がほんのりといったかんじ)、パームスープ(スパイシーなヤシの実煮込みスープでシチューが薄めになったかんじ、鶏肉と豚ゼラチン入り)/ケープコーストの路上ごはん屋
宿泊 :サンモズゲストハウスSammo's Guest House
旅情報
1セディ=115円
*ケープコーストからエルミナ観光
エルミナはケープコーストから近いところにあるので、日帰り観光が身軽で便利である。エルミナ行きトロトロ乗り場は英語ガイドブックLonely Planet記載の地図からは若干ずれたところにあり、コロクラバ通りとコマーシャル通りとコロネーション通りの3点合流地点にあった。現地困ったら「エルミナステーション?エルミナステーション?」と尋ねながら歩けば誰かが教えてくれる。ケープコーストからエルミナまでは1人0.4セディ。片道20分ほど。