2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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カメルーン>2008年03月17日(Mon)
ンガウンデレ
:: 旅312日め : 世界旅56ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ77ヶ国め ::

■静養もそろそろおしまい
今日でマラリア治療の静養も最後にしようと思います。その後熱は上がってこないし、おなかの調子も少しずつ回復してきています。

回復してきてからは、時折、外の空気に当たりながら日記を書いたりしていました。アフリカの、私たちが泊まるレベルの安い宿の中ではあまり見ない瀟洒なエントランスが、好きでした。

宿のエントランス

今日は、体慣らしを兼ねて町を歩き、バスターミナルを見に行きました。いよいよ旅は、ディープなアフリカへ。私たちは中央アフリカ共和国へ向かうのです。カメルーン側出国ポイントとなるガルワブレ行きバスの出発時間や料金を確認して、ついでに近くのスーパーマーケットも見て、宿に戻りました。

中央アフリカかぁ・・・。

正直言って、怖いです。

無政府状態(アナーキー)な地域があり、反政府勢力、残兵による民間人殺略、悪徳警官(権力を使った金の恐喝)の存在もあり、旅人を受け付けない排他的な地域でもあります。

それでも、それだからこそ、ある意味“アフリカらしいアフリカ”が強く見られるところかもしれない。

行けばきっと神経はすり減るはず・・・、でも、頑張ろう。情報収集も怠らずに、頑張ろう。

私たちは、アフリカを見たくて、アフリカを旅しているのだから。
本日の旅
行動 :静養
朝食 :パン、レモンティー/宿
昼食 :ログノン(Rognon、腎臓玉ねぎ緑ピーマンにんじんのソテー)、ごはん、スパゲティー、トマト、グレープフルーツジュース/ンガウンデレの食堂
夕食 :バトン(葉に巻かれたマニオクのもち状のもの)、メ(魚と生ピーナッツすり身を葉で包んで蒸してプリン状にしたもの)、ブイ(とうもろこし粉をお湯に溶いたもの)、コーヒー/宿
宿泊 :オテルビナパラースHotel Vina Palace

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旅情報
1セーファーフラン=0.25円

*マラリアお勉強・4
ここに書くことがなくなってきたので、基本的なマラリアのお勉強~(^.^)
次に簡単に症状。

・高熱、関節痛、頭痛、下痢、筋肉痛など。→あづさは全部該当した。
・熱帯熱マラリア以外は著明な高熱が出ないこともある。
・高熱のとき、悪寒(さむけ)はしても戦慄(ふるえ)がないのが特徴的。
・四日熱マラリア、三日熱マラリアは文字通りの日数ごとに高熱周期を伴う。

特に熱帯熱マラリアは要注意で(中央部アフリカではこのタイプが多い)、発症すると進行が早く、治療が遅れると重症化して脳性マラリアへ移行し、死亡率も高い。