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■世界旅44ヶ国め、ギニアビサウ
“ギニアのコナクリConakryまでは急げ”・・・クリスマスに差し掛かる前に大量のビザ取りをしなければならない私たちのミッションです。
朝、宿で大量のマフェ(ピーナッツペーストを使った、ごはんにかける煮込み料理)を作っているおねーさんに、セネガル式マフェの作り方を教わりました。今日はセネガル最終日だから、これはとっても良かったこと。
そして、午前中のうちに移動を開始し、午前中のうちにギニアビサウへ入国することができました。
これまでの旅の中で、マリ・セネガル・ガンビアは、家の作りも人々の衣装も似ているところが多いと思っていました。でも、セネガルから南下してギニアビサウに入ると、途端に家の造りが平たく変わってきて、これでまた少し、アフリカの旅が進んだんだなーって、ふとしたことで感じていました。そんなことを思っていたギニアビサウ北部は、内情不安定な地域で、旅行者は容易に渡航すべきところではないのですが、幸い物々しい雰囲気を感じることは微塵もなく、夕方、首都ビサウBissauに到着しました。
ビサウは安宿探しが困難なことで有名です。ガイドブックを見ても「・・・」となるほど、観光大国マリやセネガルよりも倍価はするだろう宿代には驚かされます。こんな、何てことないような小さな首都なのに。でも私たちはラッキーだったのでしょう。教会の優しいおばさんが隣の安宿を交渉で更に安くしてくれ、ほっとしました。
今日の良かったことは、危険地帯を通りながらも車窓から見たギニアビサウの素朴な田舎風景です。
「この国では、絶対に、田舎へ行こう。」と心に決めたほど・・・。
本日の旅
行動 :ジガンショールからビサウへ移動、ギニアビサウ入国
朝食 :マヨネーズサンド、コーヒー/宿
昼食 :ビヤンド(ごはん)にカルネ(揚げ魚を玉ねぎなどの野菜と共に甘酸っぱく煮込んだもの)をかけたものにコンセレバ(玉ねぎの粗切りと唐辛子をレモン汁に漬けたもの)を添えて、カマロン(小エビのまるごとから揚げ)、ビール2種/移動途中の路上ごはん屋
夕食 :ソルベ(マンゴーシャーベット)、バタタ(ふかしいも)/ビサウの路上ごはん屋
宿泊 :オテルカラコルHotel Caracol
旅情報
1セーファーフラン=0.25円
*小さなキリオール語講座
セーファーフラン圏はほとんどがフランス語だが、ギニアビサウはポルトガル語が公用語で、さらに地元の言語はキリオール語である。キリオール語はポルトガル語のなまりのようなものなのでポルトガル語との共通点が多いが、共通しない部分も多いので、やはりキリオール語を知っているほうが良い。
こんにちは --- ボンディア
ありがとう --- オンブリガード
good! --- シタボン、very good! --- ムイットボン
水 --- ヤーゴ、アガ
この名前は何ですか? --- コマキエスタ?
さようなら --- チャオ、チャオチャオ
ろうそく --- ベーラ
※ギニアビサウは電気供給状況が悪いので、首都でさえろうそくが必要な国。ベーラは是非覚えておこう。