2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » コロンビア »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» コロンビア »
コロンビア>2009年12月13日(Sun)
★トゥンハ行き夜行バス→トゥンハ→ビジャデレイバ
:: 旅948日め : 世界旅173国め : 和人235ヶ国め : あづさ189ヶ国め ::

■天空の白亜の楽園
まだ夜明け前、夜行バスをトゥンハTunjaで降りました。バスは首都ボゴタBogota行きのところ、私たちはビジャデレイバVilla de Leyvaへの分岐となるトゥンハで降ろしてもらったのです。寒い寒い。ここトゥンハも標高2000m級の町。寒がってバスターミナルの廊下ベンチに座っていたら、夜巡回の兵士が「アグアアロマティカ」という、コロンビア名物のアロマティーをごちそうしてくれました。今日は、とても良いことが続きそうな予感がします。

夜が明けましたが、ビジャデレイバ行きのバスはまだ出発時間ではないとのことで(ミニバスなので定刻があるわけではありません)、これまた素敵なスパニッシュコロニアル都市であるトゥンハを観光しました。朝早くて、太陽があまり出ていない時刻なので写真はいまひとつの輝きですが、エレガントな町が、とっても良かったです。

そして、朝7時すぎ、ミニバスの始発に乗り、眺めの美しい山岳の道を通って(寝不足でほとんど寝てました、笑)、およそ1時間でビジャデレイバに到着するやいなや・・・

「わああああ! いいところに来たなー!!」

心の底から湧き上がる大きな感動。

町が、どこを見ても、白い! どこを歩いても、白い!

コロンビア

ビジャデレイバは、南方にある緑豊かな山を背にし、白い家屋がまぶしく、そして、そして、南米アンデスの象徴ともいえる、宇宙を見透かすような素晴らしく美しい青い空が広がっているんです。1枚の写真では良さは分かりにくいと思いますが・・・。

「モダンな建物は何一つない」という英語ガイドブックの謳い文句の通りです。例えば自動ドアつきのビルだとか、ガラス張りの家屋だとかは一切ありません。スーパーマーケットでさえ、「そのへんの田舎の商店」にしか見えないよう、古き良き、そして白い外観を守っているのです。

古い白い町が美しく保存されていて、・・・ああ、なんてここは美しい場所なんだろう!!!

感動しました。めっちゃ感激しています。エンジェルフォールツアーが終わって、ここまで超速移動続けてきて本当に良かった。だって、こんないいところ、滅多にあるもんじゃない・・・。

昼も観光しましたが(実はいったん大雨が降ったため短時間)、夜がこれまた本当にきれい。
12月も中旬になりクリスマスが近づき、国中いたるところでクリスマスの街飾りが見られます。もちろんここも。コロンビアは国民のほとんどがクリスチャンですから、日本人のクリスマス感覚とはレベルが違います。日本人のお正月?それ以上?に国民は年に一度のクリスマスを大事にするのです。

治安にも問題がないのか、夜はライトアップされた町中のクリスマス飾りを見て歩く人々でいっぱい。私たちも、普段は夜歩きをしないのですが、今日はライトアップをいろいろなところで楽しめました。

「写真館」で、夜のビジャデレイバのクリスマス飾りをご覧下さいね。天使のモチーフ。愛らしいペンギンに見えちゃう(*^-^*)
本日の旅
行動 :トゥンハからビジャデレイバへ移動、トゥンハ観光、ビジャデレイバ観光
朝食 :Tamales(タマレス、とうもろこし粉にとうもろこし粒じゃがいもごはんにんじん卵を味付きでまとめてバナナの葉でくるんでゆでたもの)、Caldo de costilo(カルドデコスティージョ、塩気のない肉香草でかじゃがスープ)、Chocolate(チョコラテ、ホットココア)、Cafe(カフェ、コーヒーの薄いカフェオレ)、Huevo perico(ウェボペリコ、トマトネギ入りスクランブルエッグ)、Pan(パン)/ビジャデレイバの食堂
昼食 :Caldo(カルド、とうもろこし輪切りにんじん玉ねぎ豆野菜インゲンスープ)、マンゴジュース、Carne(カルネ、ゆで牛肉スライス)、Verdura(ベルドゥーラ、インゲングリーンピースにんじんソテー)、Platano frito(プラタノフリット、揚げバナナ)、Papa(パパ、丸じゃがゆで)、arroz(アロース、油と塩入りごはん)/ビジャデレイバの食堂
夕食 :Cuchuco de trigo(クチュコデトリゴ、花豆小さな豆にんじんじゃがいも米とうもろこし葉野菜とろみスープ)、arroz、carne asado(カルネアサード、焼いた牛肉)、Pollo frito(ポジョフリット、フライドチキン)、Verdura(ベルドゥーラ、グリーンピースインゲン玉ねぎ塩サバ炒め)、ensalada(エンサラダ、トマトレタス)、ガシオッサ(チェリオみたい)/ビジャデレイバの食堂
宿泊 :オスペダリアコロニアルHospedaria Colonial
関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ
旅情報
1ペソ=0.046円

*トゥンハからビジャデレイバへの移動
ミニバスが頻発している。朝は7時半くらいが初発となるようだ。1人5500ペソ(250円くらい)、所要1時間10分。標高はトゥンハから更に高くなるので、寒さ対策をしっかりと。なおビジャデレイバからボゴタ行きがあるので、ボゴタからビジャデレイバ直行バスもあると思う。