2人の世界旅 日々の記録

■国民の祝日の２日目
いろいろとトケラウ行きアレンジをする予定だった今日は祝日で、せっかくサモアに到着したというのに、トケラウ行き手続きも、米領サモア行き手続きも何もできていません。困ったなあ。祝日だから街も閑散としていますし、特に観光気分でもなし。でも家にいても食べるものもないので、首都アピアApiaの街に出ました。市場は開いていて、食堂が並ぶ区画で朝ごはんを食べました。

ところで、似た文化や言語を持つと言われるサモア人とトンガ人ですが、そのサモアとトンガの、「ぱっと見て分かる違い」は２つ。人々がゴザのようなもの（タオバラやキエキエ）を巻くトンガと、普通に洋服を着ているサモア（制服などは巻きスカート）。そして、柱と屋根だけのオープンエア住居があるサモアと普通の家屋のトンガ。

あづさ個人的には、「その国、その地域に独特であるもの」を見られるほうが嬉しい。つまり、人々を見ていて旅気分が盛り上がるのはトンガで、住居に見入ってしまうのがサモアです。

アピアから家までは歩いて帰ることにしました。でも、先述のようにサモアでは人を見ても面白くないし（ごっつい伝統入れ墨をした人がいれば良いのですけどね）、歩いたところにはサモア伝統住居は全く見られません。「歩けば何か良いものに出会える、歩かなければ何にも出会えない！」と言い聞かせて猛暑の中を汗だくになって歩いたのに、はっきり言って収穫ゼロです。今日はぜんぜん面白くないよ！

ミュージアムは閉まっていたけれど、ボタニカルガーデン（植物園）は開いていました。でも緑豊かで人々がせっせと草刈などを頑張るサモアでは普通の道風景が既に見事な植物園状態。なので植物園内部もそんなに感動ないし。


見所マークが地図についていたウォータープールも　　かなり　　ちと期待外れでした。



本当に暑くて疲れたおよそ２時間の、本当に疲れたウォーキング。「ダイエットに最適」とか思う意外はまったくいいことなかったなあ。

でもお陰で昼に作った冷やし中華風の食事は熱い体にはとても美味しく感じられましたし、冷たいシャワーを浴びたあとのお昼寝が気持ちよい。今日はちょっとジムで汗を流したような日だったのでしょうか。