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■プロビデンシアレス観光
こちらの地図の通り(≫
こちら)、幾つかの島より構成されるタークスアンドカイコスでは、国際空港があるプロビデンシアレス島に滞在しています。
今日は、アディナとポールの案内で、4人で島めぐり!
お天気も上々で嬉しくなります♪ 何より、地元の人が見所を案内してくれるなんて、最高だもの!
ドライブをしながら、海が見えるところに幾つか寄ってくれるのですが、どれもとーってもきれい!
気に入ったのは、写真の、エメラルドグリーンがかった海(遠くが少し暗いですが、雲で陰っているのです)。これを見ていたら、別荘のお手入れをしていたおじさんが、自分の管理する邸宅に招いてくれたんです。豪邸のプールと、その向こうの海と、空と、三重の青が素晴らしい、素敵な家でした。
すごい♪♪・・・こんな、インテリア雑誌の表紙を飾るような家に住んでみたい!
ここタークスアンドカイコスは、英領の小さな自治国、そこまでは昨日の日記に書きました。
では、実際に訪問してみた感想を書いてみます。
エート・・・、まず1つの側面は、写真のように、欧米人(多分イギリス人が多いとは思うのですが)の、リゾート地。島を走っていると海に面した豪邸を幾つも見ますし、リゾートホテルも見かけられます。
でも、国の整備はまだまだこれからなのでしょうか。主島でも未舗装の坂道が印象的でした。また、島には公共の乗り物がなく、車を持たない人には大変に暮らしにくいところでしょう。自転車好きの和人は「自転車ひとつでナンの問題もない!」と言いますし、それは正論ですけどね(^^ゞ
商業の場所がとても少なく、島を走っていても、レストランやスーパーマーケットなどはあまり見かけません。ダウンタウンと呼ばれる商業地区も本当に寂しいものでした。
国民は黒人かムラート(黒人と白人の混血)が多いです。位置的要素故でしょうか、ドミニカ人やハイチ人も多く、彼らの居住地域は貧民街となっていると聞きました。でも黒人またはムラートでもきちんと仕事に就けている人もいます。入国時、空港職員でたくさんのそういう人々を見ましたから。
しかし、その黒人気質故でしょうか、それとも国の体質からでしょうか(後者の気もしますが)、入国審査はすごく嫌な感じを受けました。・・・って、う"~~、思い出すだけで嫌になりますが(ーー;; 荷物を開けさせられて持ち込み物品の検査。まあここまでは許せます。でもね、人の荷物の中身を見るときに、それを収納している袋をビリビリと破って開けることないでしょっ!? ムカムカ。人の物を平気で壊すって、どうよ!? ヽ(`Д´)ノ プンプン
また、空港職員にクレームしても誰ひとりそれを悪く思う人がいないというのも頭にきました。ムカムカ。人の物を壊しておいて、それを悪く思わないなんて、良識ある人間じゃないと思います。こういうところは、国の体質がしっかりしてない、もしくは国民の良識の水準が低い一面を感じます。いい加減極まるタークスアンドカイコスエアー(ここに来るまでにチケット1つ購入するのに莫大な労力をかけるハメになったあの航空会社)も、こういう面を反映しているのでしょうか・・・。
ちなみに、普通、空港での荷物検査の場合、職員は乗客の荷物を汚さないように、もしくは自分の肌を守るために、ゴム手袋(医師が手術するときにつけるようなもの)をはめ、乗客に「開けてください」と指示して、乗客がカバンなりを開けます。職員は危険物がないかどうか、税関に申告するようなものがないかをガサゴソと探すにしても、乗客の荷物は傷つけたりしません。
また、タークスアンドカイコスは、近年、首相の「税金横領問題」が発覚して英国政府の制裁(自治度を低くされた)を受けているのだとか。むむむって感じですよね。
ともあれ、国土も産業も一見貧弱、ついでに上記のような人や国の体質。ここは、国としてやっていけるのかどうか、不安というか疑問に思いました。別に昔どおり、バハマの一部でいいんじゃないかなとも・・・。以上が率直な感想です。ペコ(uu*
今日やったことは、ドライブできれいな海を幾つも見て、サンゴがきれいな海でシュノーケル。そして帰宅までの間、ドライブを楽しむことでした。帰宅して夕食を食べたら、昨日ルーマニア料理を作ってくれたおばさんも交えて5人でコメディ映画を見て、楽しい夜を過ごしました。
本日の旅
行動 :プロビデンシアレス島観光
朝食 :トースト、バゲット、ハーブガーリックチーズ、サワークリーム、豚レバーパテ、アップルシナモンティー、オレンジジュース/アディナとポールの家
昼食 :ファソーレ(牛角切り肉インゲントマトにんにく煮)、トースト、オレンジジュース/アディナとポールの家
夕食 :トマトリングイネのパスタ/アディナとポールの家
宿泊 :アディナとポールの家