2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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トケラウ>2010年06月15日(Tue)
★アタフ環礁
:: 旅1132日め : 世界旅190ヶ国め : 和人240ヶ国め : あづさ202ヶ国め ::

■トケラウで2年に一度のお祭りに!
今日は面白いことの連続でした!

朝、おばさんたちの「珊瑚焼き調理」(石焼きの石が珊瑚になったもの、アフィという)にも気合いが入っていて、きっと男性陣が捕獲してきただろうたくさんのヤシガニ(ココナッツクラブ)がたっぷりと、アフィの隣にスタンバイ。おおー、この世に「青い食べ物」とは珍しい。熱帯魚なんかには一部青い魚がいますけどね。蛇足ですが、天然の食品には青い色がないことから日本では食品のパッケージに青い色が避けられる、とは知る人ぞ知るデザイナー業界の話(だからこそそれを逆手に取ってブレイクしたのが・・・忘れた、サントリーだったかな、の、グレープフルーツ飲料缶)。話を元に戻すと、「青いカニ」はだからこそとっても新鮮に目に映りました。

島の中心部では、それぞれの環礁から2人ずつノミネートされた美女、合計6人が、写真撮影のために集まっています。それを盛り上げるために、ほぼ裸族の姿をした男性たちもいて、更にサモアから来た振付師の指導(オカマちゃんの女性仕草指導は完璧ですごく面白いんだ~!)で指先から足先まで「女性らしさ」を強調する練習をしています。

なみにトケラウ人はポリネシア系民族で、ポリネシアンといえば男女問わず太ったデカイ体つきをしているもの。トケラウ人は体の大きな人がたくさんいますが、ミスコンテストのノミネート6人はスリムな美女たちですから、こうして美女ばかりを見ていてはトケラウのイメージが偏ったものになりそうです(^^;;

トケラウ

答えを先に言っちゃうと、一番右のおねーさんが、ミストケラウに輝きました!
指先までの振る舞いが実に美しいのが印象でした。


昼食は先述のアフィでほっくりと焼かれたヤシガニ♪ カニのようでありつつロブスターのように身が太く、カニミソも極上です。本当はこのあとカンファレンス会場併設のキッチンに運ばれてそこでビュッフェ形式のおかずの1つとして提供されるものなのですが、今泊まっている家の前で焼かれただけに、私たちは特別に、焼き立てをお腹いっぱいになるまで食べさせてもらえました♪

お昼過ぎは、みんな教会に参列しています。火曜日なのに教会に行くのは、今日が特別な日であることの表れだと思います。教会の後は皆昼寝。教会の後に昼寝をするのは、トンガやサモアと共通する習慣だと思いました。


さあ、夜7時頃になり、「ミストケラウコンテスト」の開催です! 特設ステージでは、6人の美女たちの歌や演技、衣装を次々に変えての披露が続きます。合間には男性のダンスやおばさんたちのダンスも入りますが、圧倒的にミスコンテストの比重が高いのです。

夜12時を過ぎてやっと(・・・長かった、見るにも疲れてしまいました、苦笑)、ミストケラウが発表され、今日の長く楽しい、スペシャルなトケラウンデーが終わりました。
本日の旅
行動 :アタフ環礁滞在
朝食 :カフェオレ、ごはん、オムレツ、ベーコン、インスタントラーメンとコンビーフのミックス/総理大臣の家
昼食 :ヤシガニ(ゆでて珊瑚焼き)、タロイモ、カニカマとマヨネーズのサラダ、ルー(トケラウの野草)とオニオンのココナッツミルク蒸し、キャベツ人参コールスロー、ファンタオレンジ、OTA(オタ、魚と野菜のココナッツマリネ)、ルートマト人参玉ねぎ温サラダ/アタフの涼み場
夕食 :バナナのココナッツクリーム和え、モア(鶏)とプアアの砂糖醤油煮、ごはん、ポテトサラダ/総理大臣の家
宿泊 :総理大臣の家
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旅情報
1ニュージーランドドル=68.4円

*トケラウン
日本の場合、英語では国名がJapanで、「日本人」や「日本の」はJapaneseとなる。
トケラウの場合は、国名がTokelauで、「トケラウ人」や「トケラウの」はTokelaunとなる。日記本文末尾に「トケラウンデー」と書いたのはそのためです。