2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ニカラグア>2009年09月12日(Sat)
★グラナダ
:: 旅856日め : 世界旅139ヶ国め : 和人222ヶ国め : あづさ155ヶ国め ::

■グラナダ延泊!
「本当の贅沢は、何もしないこと」

この名言を昨日実践したはずなのに、本当にニカラグア人との触れ合いが気に入ってしまって、今日もグラナダにいてしまう私たち(笑) 和人は苦笑いも隠して、「パナマ出てカリブ海の旅に入ってしまったら日程が強制的に決まって動かせなくなっちゃうからね」と、気に入った街に滞在したいあづさの気持ちを分かってくれています。にこにこ顔で「今日もここにいようね」って言ってくれたの、嬉しいな。

和人は再び延泊する分必要になる資金を計算して、ATMにお金を下ろしに行ってくれました。
ごめーん(^人^)アリガトン♪

今日も、スペイン語学校のノート(清書したほう)を持って、公園の木の下へ。
海外でおやじにもてて困るあづさは、今日もいっぱい会話できましたよ(笑)。
和人はいっぱいお散歩しています。

さて、本当は2泊ですり抜けるはずだったニカラグアの旅も、レオンで延泊しグラナダで延泊に延泊を重ねてきているわけですが、そこまで滞在を伸ばして良かったと思ったことが1つありました。

なんと! あの「ナカタマル」を食べることができたのですよ!

知らなかった~、ナカタマルが土日限定の食だってこと。

あづさは新しい国に入る前は必ずその土地の食の予習をします。だからもちろんニカラグアを代表する郷土料理である「ナカタマル」の存在は知っていました。でも昨日まで、レストランを併設する宿に聞いても「今日はないわ」と言われ、メルカド(市場)を歩いてもそれらしきものを見つけることはできず、そしてタイミングが悪かったのか、誰からもそれが土日限定食だという事実を教わることなく今日に至ったというわけです。

今日は土曜日。ナカタマルは簡単にメルカドで見つけることができました。とうもろこし粉にごはん、にんにく玉ねぎ骨付き豚肉、じゃがいもやトマトやハーブ類を上手にまとめてバナナの葉にくるんでゆでたもの。安くて美味しい大ごちそう!

ああ、本当、今日までグラナダにいてよかったなあ。和人も気に入ったようで、夕食にもナカタマルをリピートした私たちでした。

「気に入ったところで滞在を伸ばす」なんて、普段旅が忙しい私たちには滅多にないことかもしれません。でも、普段しないことをさせてしまったという、強大な潜在エネルギーが、ニカラグアにはありました。

そうそう、ネットでよく見る「何もないニカラグア」を信じかけている人がいたら、是非ここでその思考をストップさせてくださいね。

私たちはレオンとグラナダという2つの古都に滞在したわけですが、両方とも中米では珍しく観光案内所もあり、ツーリストが大変に好みそうなスパニッシュコロニアルタウン。

ニカラグアは周辺国に比べても“その土地の食”が美味しいし物価は安いし見応えあるしと、本当に良いところでした。

毎日夕方からね、スクールコンテスト(?)のための放課後練習が路上で行われていて、毎晩賑やかな街だったのも良かったな♪

グラナダ

ニカラグアの良さに元気をもらったから、明日は活力いっぱい、コスタリカへ向かいます!
本日の旅
行動 :グラナダ観光
朝食 :ナカタマル(とうもろこし粉をまとめたものとごはん骨付き豚肉トマトたまねぎにんにくじゃがいも豚脂をバナナの葉にくるんでゆでたもの)、ビゴロン(yuka(ゆでキャッサバイモ)、チチャロン(豚皮を干して揚げたもの)、エンサラダ(キャベツにんじんの薄酢漬け)を重ねたもの)、カカオ(カカコ粉にミルク砂糖氷を混ぜたドリンク)/グラナダのメルカド
昼食 :(朝食と合同)
夕食 :ナカタマル、ビール、チレロ(チリ(辛いピーマン)玉ねぎチャヨテ(大根風野菜)入り辛い汁)/宿
宿泊 :ヌエボセントラルNuevo Central
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旅情報
1コルドバ=4.9円

*グラナダでナカタマルを食べる
土日になると、一般レストランやホテル併設レストランでもナカタマルを提供してくれますが、1個50コルドバくらいします。おすすめはメルカド。メルカドエリアの北の端におばちゃんが大きなバケツで手作りナカタマルを運んで、週末限定販売をしてくれます。1個15コルドバで味良し!