2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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パプアニューギニア>2010年08月08日(Sun)
ケアンズ→ポートモレスビー→マウントハーゲン
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■パプアニューギニア入国
今日は移動の日です。ケアンズCairnsから、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーPort Moresbyへ飛び、短いトランジット時間なだけに空港内を走って国内線ターミナルへ行き、そのままマウントハーゲンMt.Hagen行きの飛行機に乗りました。ちょうどケアンズ発のフライトで隣になった、パプアニューギニアに何度も来ているというニュージーランド人のお兄さんが乗り継ぎ便も一緒で、彼が「急げ急げ」とせかすので走ってしまったけれど、実際はそこまで急ぐ必要もなかったみたいです。

空港の中には、「タバコ禁止」を絵で描いた札(タバコの絵に斜線を引く)と、同様に「木の実禁止」を描いた不思議な札がありました。

パプアニューギニア

何でも「ブアイ」という木の実は噛むとちょっとナルコティック(麻薬っぽい)な気分を催すとのことで、実にパプアニューギニアの国民的嗜好品となっているそうです。上の写真のおじさんのように、口の中を真っ赤にして、この木の実を噛んでいる人をパプアニューギニアではしょっちゅう見かけることになります。

マウントハーゲンでは、旅行会社の支配人である若いスワジランド人、ドゥウェン兄さんのところにホームステイすることになっています。ドゥウェン兄さんは自分のことをチャーリーと言うので、私たちもチャーリーと呼ぶことにします。

パプアニューギニアは大変に治安が悪いところで、アフリカ諸国なんざ屁でもないくらい治安が悪い、とも言えるかもしれません。慢性的に部族闘争も行われており、また経済不安定ゆえ貧困層が多いのだろうと思います(旅行者にとってもここが物価の高い国で困ります)。ただこの時期のパプアニューギニアには、「シンシン」という、おそらく世界10大祭りに入るであろう、山間部族が集まる盛大な催しがあるので、世界から観光客が集まっています。

ともあれチャーリー兄さんも住む旅行会社職員宿舎の一室に、今日からそのシンシンの日まで泊めていただけることになっています。ベッドルーム+キッチン+バストイレ+リビング、そして完璧セキュリティーつき! 嬉しいな。

今日は日曜日。シンシンは土曜日です。週の後半のフライトが取れず、マウントハーゲンに長居するスケジュールとなりましたが、その分このマウントハーゲンと拠点に、いろいろと小さな観光をしてみようと思っています。
本日の旅
行動 :ケアンズからマウントハーゲンへ移動、オーストラリア出国、パプアニューギニア入国
朝食 :コーヒー、パン、チーズ/カレン姉さんち
昼食 :じゃがいもきゅうりトマトオリーブチーズのコールドサラダ、ハム、赤ワイン、白ワイン、コーヒー/機内
夕食 :卵粥/家
宿泊 :旅行会社の職員宿舎
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旅情報
1オーストラリアドル=87.8円
1パプアニューギニアキナ=33円

*ポートモレスビーの空港でキャッシング
国際線と国内線は隣接しており、急ぐときは走って行ける距離。国際線ターミナルでは入国審査の前後にATMマシンがあるが私たちが行ったときは入国審査前のマシンは動いていなかった。ビザ代用のキナが必要な場合は審査官に一言言って仮入国させてもらいお金を引き出して審査官のところに戻ることができる。国内線ターミナルにもATMマシンがある。