2人の世界旅 日々の記録

■曇天トレッキング
ワスカラン国立公園の観光をしようと、ワリHuariの町までやってきています。

ところで、１月の南半球は夏です。だからこの時期の南米は「夏の南米」として、地域によっては観光シーズンとなります。でもペルーアンデス地帯は、アマゾン盆地から吹く湿った風のため、１２月から３月の間は雨期となります。

昨日も雨、そして、今日も雨。

折角ここまで来たのになぁ、雨じゃ大自然の観光は台無し～。

ということで、あづさと和人、二手に分かれて行動に出ることにしました。

１）和人は国立公園観光にトライ。だめそうなら早めに引き返してくるが、行けそうなら行ってみる。
２）あづさは部屋で待機（まだ膝が痛いのでトレッキングには執着していない）、和人が昼までに帰ってこなさそうだったらバス会社をあたって次の目的地スペSupe行きのチケットを買い、１２時のチェックアウトに間に合うように荷造りをする。

朝１０時をすぎても和人が戻ってこないので、「うまくいってるのね！」と嬉しくなり、あづさは打ち合わせの通り、バス会社めぐりをしました。

和人のほうは大変だったみたいで、見つけたミニバスは誰も乗っていないので乗らずに、相当の長い距離を歩いて往復してきたみたいです。ワリの町ではあづさが待っているので、当然めちゃくちゃ早歩き。「あづさは来なくて良かったよ（俺だってしんどいくらいの超速歩きだから）」という和人の話を聞いて、あづさは行かなくて良かったと心から思っちゃいました（^^ゞ

晴れていたらどれだけきれいだったでしょう！　世界遺産ワスカラン国立公園の湖！



でも、こうしてしっとりと雲に覆われているのも、神秘的な風景ですね。

また、風景だけでなく、観光客があまり来ないワリとその周辺は、人々の暮らしの素朴さも素敵です。古き良きペルーの良さがいっぱい見られます。いざバスターミナルで、もう残りわずかなワリを思い起こすと、「もうちょっとここにいても良かったなあ」って思いました。

でも、旅はどんどん動いていきますよ。首都リマLima行きの夜行バスに乗って、明日は朝３時か４時ごろ、途中の町で降ろしてもらう予定です。きっとあまり眠れないことと思いますが、世界史を間違いなく覆すだろう「世紀の大発見」である、カラル遺跡を目指します！