2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ペルー>2010年01月12日(Tue)
クスコ→プーノ
:: 旅978日め : 世界旅175国め : 和人235ヶ国め : あづさ190ヶ国め ::

■世界最高所の湖へ
昨日クスコCuzcoの観光を終え、いよいよペルーの旅も最終版を迎えます。今日プーノPunoというチチカカ湖畔の町へ移動したら、もう目の前は次の国ボリビアだからです。

クスコからプーノへのバスは各社がこぞって出していて、料金もサービスもまちまちです。私たちが見つけた、多分一番安い会社は「Power社」のバスで、食事やドリンクのサービスも、車内にトイレもない、地元民いっぱいの安バスでした。

この会社は毎時1本バスを出していて、私たちは朝5時発のバスに乗りました。まだ寒い時間に出発です。

バスは途中標高4000m以上の場所を走るため、より寒さを感じます。ついでに酸素の薄さも感じます。そうしておよそ7時間半走って見えてきたのは、青い湖面をたたえる、「世界最高所の湖」、チチカカ湖。標高3810mの湖です。
(※正確に言うと「汽船が航行する世界最高所にある湖」となります。)

チチカカ湖畔の町プーノも当然同じ標高。クスコから更に高度を上げてしまったので、あづさがちょっと具合が悪くなりました。なんとも体がだるいです。でも明日からチチカカ湖の島めぐりをするので、頑張ってツーリストインフォメーションや港で、船や島の情報を聞きに行きました。

ペルー

写真は、彼方にチチカカ湖が見えるプーノの町並み風景。


さて、チチカカ湖(ペルー側)には、大きく3タイプの島があります。

1)葦(トトラ)で出来た「浮き島」のウロスUros島
2)純粋なケチュア族の伝統文化が見られるタキーレTaquile島
3)伝統文化とプレインカの遺跡が見られるアマンタニAmantani島

ということになっています。特に奇抜なのは、1)のウロス島ではないでしょうか。植物で島を浮かせて、浮島の上で暮らしている人々なんて、世界にそうそうないことでしょうから。

今日の時点では、どこに行こうかなー、周遊しようかなー、etc、考えはまとまりません。

だから、明日、とてつもなく大きなドラマが広がることも、まったく想像できませんでした。
本日の旅
行動 :クスコからプーノへ移動、プーノ観光
朝食 :papa relleno(パパレッジェーノ、にんじんゆでじゃがゆで卵をマッシュしたじゃがいもで包んでカレー風味で揚げたものにトマトオニオンの辛いソースとマヨネーズをかける)/バス車内
昼食 :arroz(アロース、ごはん)、sopa(ソパ、米野菜のスープ)、pollo(ポジョ、鶏肉細切りとにんじん玉ねぎのマヨネーズ和え)、ensalada(エンサラダ、レタストマトのサラダ)、紅茶/プーノの食堂
夕食 :sopa(ソパ、米じゃが野菜のスープ)、bistec(ビステク、牛肉薄切りステーキ)、arroz(アロース)、レタス、紅茶、chicharron de pollo(チチャロン、骨つき鶏肉から揚げ)/プーノの食堂
宿泊 :オスペダヘプンリマックHospedaje Pun-Rimac
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旅情報
1ソル=32.8円

*クスコからプーノへ移動
クスコのバスターミナルから少なくとも10社がそれぞれバスを出している。ドリンク&食事&トイレつきの優雅なバスから、何もサービスのない安バスまで様々。今回聞いた中で一番安かったのは後者の「Power社」のバスで、毎時1本、所要7時間半、1人15ソル。ただ7時間半もの間トイレ休憩が一度もなかったので、出発前にトイレは済ませておこう。