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■南の島の離島滞在・1
タヒチTahiti島を離れて、マンガレバMangareba島へ移動します。仏領ポリネシアは無数の島からなる国家で、島の面積総合はわずか東京都くらいしかないのですが、海を含めた領有面積は広くヨーロッパ全土(ロシアを除く)にまたがります。スペイン・ポルトガルから、バルト3国までって、広いですよね。マンガレバ島は領有範囲の南東端にあたる小さな島で、タヒチ島をフランスのパリParisとしたら、一気にブルガリアのソフィアSofiaあたりまでの距離を移動することになります。すごいすごい。
ポリネシア人の南の島国で、フランス領。ということは、首都のあるタヒチ島ではフランス人文化、そして今度は離島でポリネシア文化を見ることができて初めてこの国のことが語れそうです。しかも離島も離島、タヒチ島のツーリストの多さからしたら人もあまりいない、国の端っこの島って面白そう!
朝8時のフライトは、一旦途中の島のハオHao島で降機して、午後2時にマンガレバ島に到着しました。マンガレバ島の中心の町であるリキテアRikiteaに行くために、空港を出た港から飛行機の到着に合わせて出発する「タクシーフェリー」と呼ばれる高速船に乗る必要があります(500フラン)。そうして到着したリキテアの町・・・、そこには、素晴らしい南の島の雰囲気が広がっていました。
寝床を探す前に見所のひとつである教会へ行きました。ここは現存する南太平洋最古の教会です。そして荷物を置いて泊まるところを探しながら町を歩きました。人々の大きな体格はポリネシア人の証拠。町中でバジル(トマトソースによく合うハーブ)の匂いがすると思ったら、これはどうやら南国のお花の匂いです。おばさんたちは陽気だし、車に乗っている人もいつもドライバー席から手を振ってくれる。男の人や子供は上半身裸で過ごす人も多くて、女性も上半身は水着(ビキニ)で歩いています。
腕の入れ墨はポリネシア人の証?
道に緑、空に緑(大きな木がいっぱい茂っているので)、緑に花、そして空。どことなく、緑の色が濃いのは、お日様のお陰?
モダンなものなどなく、ローカルさ満点。南の島の魅力があふれたマンガレバ。
また、旅にはまりそう。
本日の旅
行動 :ファアアからリキテアへ移動
朝食 :casse croute(キャスクルート、バゲットサンドイッチ、具はハムレタストマトチーズ、ハムチーズ)/空港
昼食 :ミニバゲット、クロワッサン、ブリオッシュ、ヨーグルト、パインジュース、コーヒー、フルーツカクテル、ココア/機内食
夕食 :Poisson Cru(ポワソンクリュ、白身魚と玉ねぎきゅうりキャベツを甘酢でマリネしたもの)、バゲットサンド(ゆで卵ハム)、ビール/海の前の公園
宿泊 :ジャンダルメリーgendarmerie
旅情報
1フラン=1.06円
*仏領ポリネシアの国内時差
タヒチ島とマンガレバ島の時差は1時間。マンガレバ島のほうが進んでいます。