2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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仏領ポリネシア>2010年03月28日(Sun)
★リキテア
:: 旅1053日め : 世界旅182ヶ国め : 和人236ヶ国め : あづさ194ヶ国め ::

■南の島の離島滞在・2
ここマンガレバMangareva島はフレンチポリネシアの外れにある離島です。南国雰囲気満点で、人々の笑顔がそれこそ素敵な南の島では、特に時間をあくせくと気にする必要がないみたい。

やっと今日になって、国内時差があることに気づきました。だって朝6~8時に開いているブーランジェリー(パン屋さん)に8時ちょっと前に着いたのに焼きたてパンは全部売り切れ。裏に住んでいるおじいちゃんと話しているうちにその時点で9時だったことに気づきました。

焼きたてパンは買えなかったけれど、商店にいけばキャスクルート(バゲットパンのサンドイッチ)も買えますから、特に何も探さずにジャンダルメリー(泊まっているところ、警察のようなところの庭)に戻りましょう。

道から遠く見える、少し奥まったところに、南国の葉や花を飾りつけた仮設テントが見えました。十数人の人が集い、歌を歌っています。ついあづさは、ふらりとそこに足を向け、一番後ろの椅子に座ってその歌を聴いていました。ポリネシア言語の歌と、フランス語の歌を歌っています。すでに結婚している中年夫婦が、生活を安泰に送れていられることの喜びの歌みたいです。子供が白雪姫のように素敵にドレスをまとっていて素敵です。

プロジェクターで歌詞が投影されますから、文字でフランス語が見られるのならば、正しく発音することくらいはできます。大家族のお母さんはあづさをその輪の中に招いてくれ、花束の首飾りをかけてくれ、「見知らぬお客さん」の訪問を喜んでくれました。お祝いの気持ちと一緒に、何曲か一緒に歌いました。その時間は、旅をして異文化と伝統に触れ合う、心地よい時間。

仏領ポリネシア

今日は日曜日なので、商店も大方閉まっています。なので、お散歩にでも出ましょうか。

村はずれまでお散歩に出ると、真珠の養殖の光景を見ることができます。養殖場は海に建てられた小屋で行うので陸地からは小さくしか見えませんが、陸地には、真珠を取ったあとの貝殻がどっさり詰まれています。御存知、貝の内側は虹色に輝く膜があってきれいなので、これもお土産物や宝飾品へと加工されていくのです。タヒチは世界的な黒真珠の産地として有名で、黒真珠の世界シェアの95%を担っているのだとか。

海の秘境国家ピトケアンへ行く船は明後日出港予定です。明日も、素敵なムード溢れるマンガレバ島で、時間も気にせずゆったりと過ごせたらいいなと思っています。
本日の旅
行動 :リキテア観光
朝食 :ミューズリー、ヨーグルト/ジャンダルメリー
昼食 :なし(商店が閉まっていた)
夕食 :パン、豚豆シチュー/ジャンダルメリー
宿泊 :ジャンダルメリーgendarmerie
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旅情報
1フラン=1.06円

*リキテアのパン屋さん
港から入ってすぐのところにあるメインストリートを右に進むと、公衆電話のところにパン屋が見つかります。これがマンガレバ島に1軒しかないパン屋です。朝6~8時の営業。午後も開きます。