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■南の島の離島滞在・3
昨日買いそびれた焼きたてパン、今日はちゃんと買えました! 仏領ポリネシアは、日本人にはタヒチと総じて呼ばれているところで、物価はなかなかに高いのですが、パンやパスタなど人々の主食となるものはフランス政府が価格統一調整をしていて、値段が釣り上がらないよう安く設定されています。長ーいバゲット(フランスパン)が1本51セント(54円)ですから、1本198円とかで買う日本での感覚を思い出すと、おお安い!と再認識できます。でもマンガレバMangareva島は首都から遠く離れた離島なので、1本70セントとちょっとお高め。でもまぁ安い。
さて、船が出るのは明日です。今泊まっているところはジャンダルメリー(警察と刑務所を兼ねたようなところ)の庭なのですが、広くて芝生が整備された心地よい庭はきれいな海に面していて、しかもいつでも使える屋外水道水があります。水道水といっても、太平洋諸国ではまだまだ浄水場を持っていないところもあって、マンガレバ島も同様に雨水をためて配給するシステム(蛇口をひねると雨水が出てくる)になっています。で、海に面していて水もいつでも使える環境にいるので、何より南の島のきれいな海があるのだから、今日は泳ぐことにしました。熱帯魚やコバンザメとたわむれる時間が楽しかったです。
海、こんな感じです。黒っぽいところは岩やサンゴがあり、熱帯魚がたわむれる場所です。
昼間は暑くてテントの中にはいられないので、海に面した木の下のベンチにいたりして、日記を書いたり本を読んだりしながら時間を使っていきました。アクティブ続きの南米の旅の後で、南の島での休息日となりました。
今日覚えたマンガレバ島のローカル語:
「こんにちは」は「エナコエ」
「ありがとう」は「マロイ」
「いいね」「美味しいね」の類は「ナベロア」
もちろんフランス語でボンジュール、メルシー、セボンと言っても通じます。でも、例えば商店のおばちゃんが作ったキャスクルート(バゲットパンのサンドイッチ)を食べたときに「ナベロアマロイー」(美味しいですありがとう)って言えると、なんだか相手の笑顔も違ってくるように思います。こうしてローカル語を使っていくと、旅って、楽しいです。
本日の旅
行動 :リキテア観光
朝食 :バゲット/ジャンダルメリー
昼食 :バゲット、豆シチュー缶、ビール、桃缶/道端のベンチ
夕食 :クスクス、ソーセージとレンズマメのシチュー/ジャンダルメリー
宿泊 :ジャンダルメリーgendarmerie
旅情報
1フラン=1.06円
*マンガレバ島のレストラン
見たところレストランは1軒だけ。港から島に入って最初にぶつかるメインストリートを左に行くと、大きなパンの実の木があるところで2叉に分岐するところを左に入り、数分歩くと左手にレストランがある。ポワソンクリュなども食べられる。