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■ドゴントレッキング、初日
朝、バスはセバレSevareに到着。ここでミニバスに乗り換えてバンディアガラBandiagaraにはお昼前に到着しました。
さて、今からドゴントレッキングに突入するわけですが、ドゴンって何だろう?という方は、下記リンクのページの下部に簡単説明もありますので、宜しければご参考下さい。
≫旅スタイル、私たちのドゴン
簡単に言うと、南北100kmにも及ぶ崖に残された古代先住民族の住居跡と、崖に沿って住居を構える現在も独特の文化をもつドゴン族の地で、世界遺産にも登録されているところ。そして村から村へと歩いてわたる“ドゴントレッキング”で有名なところです。
私たちは、南北100kmを、歩いて全線走破する気マンマンでここにやってきました。そして、たどりついたのは崖の南側、崖の上にあるジギボンボDjiguibomboの村です。ここまでは車で来ましたが、ここからいよいよトレッキング開始!
■ジギボンボ→カニコンボレ
ジギボンボからカニコンボレKanikombleまでは崖の下りです。崖上からの素晴らしい眺望を見たあと、和人が「多分、こっち」と目星をつけて歩いていくと、わーい大正解!の連続です。途中、糸のような滝と澄んだ小さな池があり、おやつ休憩をしたのが楽しかった。
■カニコンボレ→テリ
カニコンボレの村からはずっと平地を歩きます。1時間ほど歩いてテリTeliの村に着きました。ここは南から入る人が最初に白眉の光景に目を奪われる村なのでしょう。崖には古い穀物倉庫群など、いかにもドゴンらしい光景がずらりと広がります。
そこに向かって歩いてみました。村の人は誰も止めないし、歩いちゃダメなんてぜんぜん気づかなかった・・・。そうしたら、村の人々に後になって高額な罰金のようなものを請求され、村人(暇人ばかりか?と思うほどわらわらと・・・)に囲まれ、しまいに村長が出てきてお金を要求する始末。抵抗反論しなかったこと、おとなしくしていたこと、ごめんなさいをたくさん言ったことで、なんとか、一般的な入村料価格である1人1000フランの支払いで済みましたが・・・、うーん、やっぱり南から入る人の足元を見たような村で、私は、好きではありません。だってお金の請求のときほどに流暢に英語話すんですもの。
■テリ→ワリア
テリの村を出る頃は日没間近。歩いていると18時をすぎ、日没を迎えました。ワリアWaliaの村の手前、村と村の間で民家がないところにテントを張り、ドゴントレッキング初日終了です。
本日の旅
行動 :バンディアガラ到着、ジギボンボへ移動、ジギボンボからドゴントレッキング開始
朝食 :ケンケリバ(ラカンカのような紅茶のような風味をもつ西アフリカでポピュラーなお茶、レモンをしぼると最高に美味しい)/バス移動の途中のバルビーの村
昼食 :クニチエ(クー(いもの一種)とチェ(鶏肉)の煮込み)、お茶/バンディアガラの食堂
夕食 :ガトー(マリのマドレーヌ菓子、ヨーグルト)/テントの中
宿泊 :ドゴンのテリ村とワリア村の間でテント
旅情報
1セーファーフラン=0.25円
*ドゴン語を話そう!
マリはほとんどがバンバラ語(後日このコーナーで紹介します)ですが、ドゴンではドゴン語が話されます。
こんにちは --- アガプー、アガポー
good --- エジゴ、エジーウォ
very good --- エジガバイ、シェインエジーウォ
ありがとう --- カ°ーナ
さようなら --- エジーヤ
この名前は何ですか? --- ブーブヤンギー?
トイレ --- センケ°ラ
これいくら? --- アンカ°?
水 --- ディ
please --- コムジェラ
はい --- アウォー
いいえ --- アイー
(注)カ°やケ°、あづさは昔小学校で習ったのですが(先生の雑学だったのかもしれないけれど)、和人が知らないというのでここに注釈を書いておきます。「ンガンガンガ・・・」という言葉をはっきりとは口を“動かさずに”発音すると、ガでもないけれどカでもない音になりますよね。それをカ°と表記しました。そういった音がマリのバンバラ語やドゴン語には多いのです。