2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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マン>2007年08月23日(Thu)
★ダグラス→クレグニシュ→ポートエリン→ダグラス→ラクシー→スネフェル山頂→ラクシー→ラムジー→ピール→ダグラス

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■マン島大周遊!
マン島Isle of Manの大きさは淡路島と同程度。首都ダグラスDouglasだけに滞在するよりは、地方も是非見ておきたいものです。私たちは1日乗り物乗り放題チケット(デイチケット)を購入し、今日はいろいろと動いてみる日と決めて出発です~。

■伝統を残すクレグニシュ
まず向かった先は、バスでクレグニシュCregneashへ。ここは19世紀の暮らしを残すミュージアム。ミュージアムとはいっても、博物館のような建物があるわけではなく、本物の住居をそのまま残したエリアを、タイムスリップしたかのように歩けるのです。かやぶき屋根に白い清楚な壁を残す家が多くあり、小さな教会も素敵。垢抜けた印象の首都ダグラスからやってくると、ほんわか一息つけます。

■港町ポートエリン
次に、バスに乗ってポートエリンPort Erinへ。お天気は良くても風が強くて寒く、急ぎ足で港エリアを観光。そのまま、お昼ごはんにフィッシュアンドチップスとスカンピ(エビの一種)アンドチップスを買い、メルヘンチックな可愛らしい蒸気機関車に乗りました。

■蒸気機関車
きゃーかわゆーい♪(*^-^*)

蒸気機関車

蒸気をもくもくと上げる蒸気機関車、車両は昔ながらの作りで、取っ手や窓も古めかしくて可愛い。そんな蒸気機関車に揺られながらの首都ダグラスまでの1時間の旅は、至福のひとときです。

■馬トラム
ダグラスに戻り、蒸気機関車駅から電気列車駅へ移動します。歩くと相当な距離があるのですが、ここには馬トラムなる乗り物があるのです。トラムをお馬さんがひっぱってくれるわけですね。駅はどちらもダグラスの海岸沿いにあり、片サイドを見ると華やかな街並み、もう片サイドを見ると青い海という光景も良かったです。

■電気列車
これもマン島の古い乗り物だそうです。古めいた木製の車両に乗り、電気でゆっくりと走る列車が可愛いなー。

■山岳列車
昨日、ツーリストインフォメーションのおばさんに「とにかくイイから行って来なさいよ!」と太鼓を押されたスネフェルSnaefell山頂。そこにに向かう山岳列車には、ラクシーLaxeyで乗り換えました。途中、マン島観光地の1つである水汲み上げの大車輪をも眺められ、景色は最高!・・・のはずが、山頂は実際は雲の中に入ってしまっていて、山頂に着いたら一面真っ白けという顛末でした。あーあ。山頂のカフェで過ごしたあと、素直に下山。晴天ならばアイリッシュ海のむこうにあるアイルランドやグレートブリテン島など、隣国まで見渡せる絶景のポイントなのだそうです。英国4国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)がすべて見えるというのもすごいですよね。

■ラムジー
再びラクシーで乗り換えて、次はマン島第2の都市ラムジーRamseyへ向かいました。下車したあと、市内散策。ここは港町風景が印象的でした。お腹がすいたのでスコーンを買って次のバス旅のおやつにすること決定。

■ピール
ピールPeelはお城などの観光が好きな方にはお勧めの町です。海の上の小島(※神奈川県の江ノ島のように陸につながる小島です)にそびえるピール城は規模も大きく見応えがありました。またピールは港町でもあり、マン島を代表するローカルフード「マンクスキッパース」(マン島のニシンの燻製)を製造しています。ニシン加工工場も見ることができ、また素敵なカテドラルもあり、なにより町自体の雰囲気が好きな感じ。気に入りました。

そんな感じで、欲張り大観光を終えることができたのも、1日乗り放題チケットのおかげかな。

ダグラスのテントに戻り、今日もサイダー(お酒です)で乾杯しました♪
ここのところ連日乾杯しているのは、酒類が異様に高い北欧の旅のあとだからです(^-^)
本日の旅
行動 :マン島周遊観光
朝食 :桃、にんじんサラダ、チーズ、パン/テントの中
昼食 :フィッシュアンドチップス、スカンピアンドチップス/蒸気機関車の中
夕食 :Smoked Kippers(スモークトキッパース、マン島名産ニシンの燻製)、にんじんときゅうりのサラダ、ポテトチップス、サイダー(リンゴ蒸留アルコールドリンク)/テントの中
宿泊 :崖の上の展望所で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*19世紀の暮らしを残すクレグニシュCregneash
http://www.storyofmann.com

*乗り物乗り放題チケット
http://www.iombusandrail.com

*マン島全体の情報
http://www.visitisleofman.com