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タイからラオスへの道

移動|19Oct2010|URL
 外国人に対し開かれている国境は少なくとも6ヶ所ある模様。一番南にあるウボンラチャタニ・パクセを結ぶ国境(直行バスは200THB)以外は全てメコン川を渡ることになる。そのうちノンカイ・ビエンチャンとムクダハン・サバナケット(サワナケート)を結ぶ国境には橋がかかっている。他の3ヶ所は船で川を渡る。
 ムクダハン・サバナケット間は国際バスが走っている。料金は45THBだが、時間外や週末は50THBとなる。両側の国境では、人々の手続きが終わってかなり経ってからバスが出発するが、全員乗車の確認はないので何かで引っかかると置いていかれるかも。ラオス側には両替所もATMもあった。ラオス側では荷物をバスから降ろして自分で運ばねばならない。
 ナコンパノム・タケック間の船は60THB or 15000キップだが、タイ側で港税と称し、出国時も入国時も50THBが必要。ラオス側に両替所あるが昼休みが長い。ナコンパノムもタケックもバスターミナルが港からは遠い。

カンボジアからタイへの道

移動|17Oct2010|URL
 今回はカンボジアからラオスに行くためにタイに寄っただけなので、カンボジアからタイについては調べていない。陸路は5ヶ所開いているらしいが、ラオスに向かうために調べたのはそのうち3ヶ所のみ。カンボジア側の舗装が完成したため、シムレアップ・バンコクやプノンペン・バンコクの所要時間は大幅に縮小し、大型の直行バスが何社も走っている。
 実際に通った国境に関してはカンボジアからラオスへの道を参照。

カンボジアからラオスへの道

移動|16Oct2010|URL
 空路は地方都市同士を結ぶ路線があるほど充実している。シムレアップ-ルアンプラバンなどはツーリストには便利なルートだろう。
 陸路の道は舗装が完成し、現在はプノンペン・パクセ間の直行バスを数社が出している。プノンペンを朝出ればその日のうちにパクセ到着。夜行のビエンチャン行きに乗り継げて、24時間で首都間が移動できる。通しのチケットを売っているので、少々の遅れなら乗り継ぎのバスは待っているはず。シムレアップからもパクセやビエンチャンへの通しチケットを売っている。シムレアップ朝5時半発でパクセ20時着の直行バスだとバス会社の人は言っているが、これはちと怪しい。どこかでプノンペン発のバスに乗り換えさせるのではないかと思う。
 シムレアップからラオスに向かうなら、方法としてはタイ経由も可能である。パクセやビエンチャンに向かうなら実際この方が距離はかなり短い。この場合考えられる国境は3ヶ所あるが、公共交通機関があるのはポイペット・アランヤプラテート国境を越えるもののみ。ビエンチャンに向かうのならこれでも良いが、パクセなら直行バスの方が確実に一日で着くので良さそうである。
 実際に取ったルートは、一番最短コースとなるChoam-Srawngam国境。シムレアップの街からはGST社が国境から15キロのアンロンベンまでバスを出していて、3USDまたは13000レアル。代理店は5USDで売っているが、ターミナルまでの送迎が付くわけではない。早朝に出れば一日でラオスまで着くが、バスは13:30と14:00の1日2本。実際には13時半発のが14時を過ぎて出発、16時頃着いた。14時のバスは何時に出たか分からないが、到着は10分差位で着いた。そのままバイクタクシーに乗ればこの日のうちに国境を越えられる。町が見たかったこともあり、我々はここで1泊。両替所は何ヶ所かあり、バーツやドルのレートは良い。
 翌朝、6時半頃にミニバスが国境にあるそうだが、急いでいなかったので起きず。その後は乗り合いの車はなく、タクシー、バイクタクシー、ヒッチハイクで国境に行くことになる。ヒッチハイクですぐに停まってもらえ、国境へ。国境の両替所はカンボジア側のみ。市場などもカンボジア側のみ。タイ側は何もなし。
 時間によるのだろうが、タイ側は車一台なかった。タクシーもないのでヒッチのみ可能。カンボジア側から来た車に乗せてもらい、シサケットへ。そこからはバスも多く、乗り継げばどこにでも行ける。

プノンペンからシムレアップへの道

移動|13Oct2010|URL
 バスが何社もあり、各社共に一日に何本も出している。4~10US$。5US$のバスでもエアコン付き、ピックアップ付きで快適だった。道もよく、約6時間で到着。
 両都市とも国際空港を持ち、航空便も多数ある。
 船もあるが33US$と非常に高い。治安状況と悪路のために陸路が困難な時代には人気があった船だが、今はなぜ乗る人がいるの? 高速船なので景色をのんびり見られるわけでもなし。

あまりに便利になっていて驚いたので、昔話。
 93年に来た時は、陸路も水路もなく、往復飛行機を使うほかなかった。当時は飛行機も国際線はなく、プノンペンからの便のみ。シムレアップに5日間いてツーリストは2人会っただけ。
 98年には、まだプノンペン方面の陸路は通行不能だったが、船は既にあり、大半の旅行者は船を使っていた。タイ国境からの陸路が開通した年でツーリストも多かったがもちろん今ほどではない。トンレサップ湖の南、バッタンバンを経由する陸路も開いており、この時はバッタンバン経由でプノンペンに出た。シムレアップからプノンペンまで丸2日がかり。

ベトナムからカンボジアへの道

移動|10Oct2010|URL
 直行バスが便利だが、空路はアンコールワットへの基地シェムリアップ直行便などなら空路は非常に有用。ホーチミンからシェムリアップで90US$程度(旅行会社の表示を見ただけなので税等未確認)。
 陸路で通れる場所は、水路を含め多数あり、実際の数は分からない。ただ、苦労したくなければガイドブックにある有名な国境を越えることが無難。私は、現地の人が外国人もOKというので国境まで行ってみたら、外国人はダメだと追い返された経験あり(笑)。また、ニュースで外国人に解放されたというのを知って行ったら追い返されたという話をネット上で見たこともある。
 今回通ったのは、ホーチミンからプノンペンを結ぶメインの道。トイレ付きのツーリストバスで、バス代は9US$。ツーリストバスは少なくとも4社あり、残りの3社は10$だった。夜行バスもあり、夜行なら7$。ただし国境は夜間閉まっているので、深夜国境に着いたバスは朝までそこで休むのだとか。23時半発で、翌朝10時着。現在は国境で乗り換えさせるツーリストバスはない模様で、この区間は、ツーリストバス=エアコン付き大型バスで直行。
 ローカルバスで行くのなら国境で乗り換え。歩く距離は短い。カンボジア側はミニバスか乗り合いタクシーしかなさそうだった。金額的には少々安くなるが、直行バスの快適さを考えたらお勧めしかねる。ただ、国境近くのカンボジア側にカオダイ教の総本山があり、国境からローカルバスで行けるので、そこに立ち寄りたいなら良いかも。昔、逆方向で実際にやったが、観光した上でも明るい時間にホーチミンに着いた。
 またカンボジアビザを国境で取る場合、バススタッフが全てやってくれるが手数料が入り25US$となる。他の乗客を待たせる訳にはいかないので、手数料が嫌なら事前にビザを取得しておくか、国境乗り継ぎのローカルバスで行くべし。

フィリピンからベトナムへの道

移動|06Oct2010|URL
 定期航路はなし。空路はセブパシフィック、フィリピン航空がマニラからホーチミンを結んでいるのみ。現在は首都ハノイとマニラを結ぶ路線はない。
 今回乗ったのはセブパシフィック、出発時間は23時、この日の最終便で、ホーチミン着は0時半という使い難い時間だった。出国は問題なし。入国時に出国のチケットを入国係官に見せる必要があったのだが、係官が難癖をつけてきてかなり感じが悪かった。出国チケットがなくても空港でビザを取れば問題はない。

マレーシアからフィリピンへの道

移動|03Oct2010|URL
 もちろんクアラルンプールからマニラへの空路が一般的だが、今回は東マレーシアのサバ州からフィリピンに渡りたかったので、調べたのはサバからのみ。
 海路は、少なくとも週に2便、サンダカン・サンボアンガ間の船が運航している。運賃は50US$くらいらしい。
 空路は数社が運行。安いのはAir Asiaのコタキナバル・クラーク便で毎日飛んでいる。乗ったのはコタキナバルからマニラに飛んでいるセブパシフィック、週に3便で通常はあまり安くないが、プロモーション価格でAir Asiaよりも安いのが見つかったのでこちらを利用。約4000円で船よりも安い。
 セブパシフィックは日本にも飛んできている格安航空会社なのでウェブサイトに日本語ページもあり予約しやすい。預け荷物がない場合の運賃とある場合の運賃が違うが、同時に予約となると同じ運賃しか使えない。我々は預け荷物が一つだが2度に予約を分けるのがめんどくさいので2人とも高い方の運賃にした。ちょっと損した気分。座席は前後が非常に狭い。有料機内食のメインがカップ麺で大人気だったので、機内にカップ麺のにおいが充満。マニラの空港は新しいターミナル3を使っており快適だった。

マレーシアからブルネイへの道

移動|30Sep2010|URL
 陸路は、ミリからセリア、リンバンからバンダルスリブガワン(BSB)、ラワンからバンガー、リンバンからバンガー(ここの国境はフェリーなので厳密には水路)の4ヶ所が通過可能。
 海路は、ラブアン、ラワス、スンダーからムアラ、リンバンからBSB(ここは海に出ないので川道)の4航路に定期船がある。
 空路は、コタキナバル(KK)とクアラルンプールからバンダルスリブガワンへのエアーアジアが安いが、他にもラブアン、ミリ、クチンなど色々な街からBSBへの空路はある。

 KKからBSBへ行くのに一番安い方法はエアーアジアでプロモーションをするのを待ってチケットを買うこと。両都市とも市バスで空港へいけるので便利。ただし預け荷物があると船の乗り継ぎより高くなる。
 今回は、KKより高速船でラブアン(34.6MYR Tax込/3.5時間)、ラブアンから高速船でムアラ(35MYR Tax込/1.5時間)、ムアラからバスでBSB(2BND)と乗り継いだ。朝8時の船に乗ればその日の15時にBSB到着。
 帰路は、BSBより市バス(1BND/40分)でクアラルラー国境へ。徒歩で国境越え。ヒッチハイクで、ラワス(この間にブルネイ領を通るので2度のイミグレーションあり)。ラワスで泊まって、翌日バス(20MYR/3.5時間)でKK。途中サラワク州からサバ州に抜ける時にイミグレーションがあり、出入国のスタンプが押される。つまりこのルートを通ると8個もスタンプを押されてしまう。スタンプ収集には最適! 国内移動でスタンプを押すところは少ないので貴重ですよ。私はパスポートの余白ページが足りなくなってきているので嬉しくなかったw
 この区間には直行バスもあり、BSB-KKで40BND、KK-BSBで100MYR、両方向とも8時発で2社あるが、1社はラワスで乗り換えさせていたのを見た。たまたまかいつもかは未確認。直行バスのチケットをラワスで切って買うと20MYR+50MYRなので船より安い。ラワスで長く停まるので実際に買い直すことが可能だが、最初から窓口で交渉すれば安く買えると思われる。