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コタキナバルのバスターミナル

移動|25Sep2010|URL
 現在は4ヶ所に分かれている。
 空港行きなどの近郊バスやミニバスが発着するWawasan Plaza前のターミナルからはビューフォート、シピタンなど南西部行きも長距離バスも出ている。
 キナバル山やサンダカン、クダッ方面行き長距離バス乗り場は、中心部からInanamにある北バスターミナル。街から10キロほど離れており、市バスで1.5MYR。
 街の中心部、シティーホールの横辺りからも、ブルネイ・バンダルスリブガワン行き直行やメヌンボック行きなど南西部方面行き長距離バスが出ている。ここはターミナルというよりもバスオフィスが少し集まっているだけの感じ。
 メルディカにある旧バスターミナルもまだバスがあるらしいが、未確認。

 ちなみに、サンダカン行きは各社共通の定価が43.5MYRだが、競争が激しいためか値引き合戦をしており、30MYRでOKだった。行きと帰りで別の会社にしてみたがいずれも30MYR。トイレエアコン付きの快適なバス。

インドネシアからマレーシアへの道

移動|23Sep2010|URL
 外国人が一般的に通過できるとされている陸路国境は、カリマンタンのポンティアナクとサラワクのクチンを結ぶ道のみ。毎日バスが走っている。昨年からインドネシアビザも国境で取れるようになり、より便利になっている。また、カリマンタンからサバへの国境も通過可能な国境リストにあるが、詳細不明。カリマンタン側のLumbisから他の街へ移動することが難しいらしい。国境リストにはないが、内陸のジャングルも手続きを取れば問題はないらしい。
 海路は、メダン(ベラワン)-ペナン、ドマイ-マラッカ、ジョホールバルorタンジュンクパン-ビンタンorバタムorタンジュンバライ、ヌヌカン-タワウなどたくさんある。
 空路は全部の把握が難しいほどたくさんの路線があり、書ききれない。

 数多くの道から今回選んだのは、ジャカルタ-コタキナバルのエアーアジア。船で行くつもりだったが、プロモーションで、別料金の荷物代も入れ一人2300円ほどという格安価格を見つけ、変更してしまった。苦労して時間をかけて行く船よりも飛行機が格段に安く行けるとなると・・・。

ジョグジャからジャカルタへの道

移動|20Sep2010|URL
 ジョグジャからジャカルタへは列車で移動しようと思ったが、列車が高くてびっくり。エグゼクティブクラスなんて乗っていると飛行機のプロモーション運賃の方が安いくらいである。といっても4000円弱です(笑)。約1500円のエコノミーにしようかと思ったが、エコノミーではラマダン明け休みの終わる今は込んでいて悲惨なことになりそう。それに1500円ならエグゼクティブのバスに乗れる。
 それならバスにしようと考え、バス会社やクラスの評判をチェックするためウェブ検索をした。しかし、この区間は列車を使っている人ばかり。かくいう私も過去に2度列車を使い、バスを使ったことがない、まあその頃は列車も非常に安かったのだが・・・。
 体験記を漁った結果、バスが遅いこととジャカルタでバスターミナルへ行く市バスが危ないということが、列車を使う理由らしい。所要時間は、列車では遅めのエコノミー列車でも約9時間、バスは12-13時間が普通なので列車が圧勝。でも早く行きたければ安いんだから飛行機で行けば良い。夜行列車を選ぶなら9時間は短すぎ、列車なら昼間が良いだろう。夜行を選ぶならバスでもOK。ジャカルタ市内のバスに関しては、新しい市バスシステムであるトランスジャカルタなら、ホームから乗車する方式なので集団スリ等の問題はなくなったもよう。という訳でバスを使うことに最終決定。

 バスなら24時間いつでもあるのは知っており、12時間なら夜7時くらい発が良いかなぁと思っていたが、ボロブドゥールでジャカルタ行きが見つかり、しかもジョグジャからよりも安かった。ただ、14時半発・・・夜中の2時半着予定だった。まあどうにかなるだろうということでボロブドゥールから直接バスに乗ることを決定。
 バスが4クラスあるのに何ゆえすべて14時半発なのかと疑問に思っていたら、そのバス会社の本拠地Kutoarjoで乗り換えさせられた。そこまでは田舎の村で幹線からも外れたボロブドゥールは2台のバスを連ねて出発し、これですべての乗客が移動。なのでエコノミー(600円)を買った我々もエグゼクティブに乗れたのだった。Kutoarjoからは全クラスのバスが1時間に1本程度ジャカルタに向かっていたよう。
 少しでも到着が遅くなるかとエコノミークラスにしたが、途中の乗り降りは一切なく、スピードは全クラス同じ。午前3時半にジャカルタ到着。一般バスターミナルではなく、この会社の車庫に着いたので治安の心配なく朝まで眠れたが、そこからトランスジャカルタのバスが出る一般バスターミナルまでは普通のミニバスに乗らざるを得なかった。

インドネシア国内航空便オンライン予約

移動|10Sep2010|URL
 インドネシアには数多くの飛行機会社があり、価格競争は激しい。おかげで船やバスとそう変わらない値段で飛べる時も多い。今回はパプアから入ったのでインドネシア内の長距離移動が必須、どこかは飛んで時間を節約せねばならず、各航空会社のサイトを何度もチェックした。
 チェックをしたどの区間でも大体路線を持っていたのが、ガルーダメルパティ(ムルパティ)であるが、昔からあるこの2社ははっきりいって高い。サービスは良いらしいが、今回は考慮の範囲外だった。

 ジャヤプラ・マカッサル間で使ったライオンエアーはウェブサイトが分かりやすく、値段も安かった。この会社は日による値段の上げ下げが激しい欧州型の格安航空会社。予約する日によってまったく値段が変わってくる。だいたい常に満席になるので、安く買いたければ10日以上前に予約するのが無難。1週間を割ると高くなり、前日ではほぼいつも満席。クパン・スラバヤ間をチェックしていた時は最初一番安かったのに、一週間割るとほとんどのフライトがフルになり、あっても高かった。
 乗った機体は新しかったし、空港で見かける他の機体も新しいそうで良さげ。ただ前後は非常に狭い。水も有料。機内に弁当を持ち込む人が多い。

 クパン・スラバヤ間で使ったのはバタビア航空。料金は売れ行きによって変えてはいるが、ライオンほどの変動はない。時間帯によって値段が違う。また、同一便なら料金は3段階あり、割引料金、普通料金、エグゼクティブ料金とあるが、その差は少ない。
 ウェブサイト上で予約を進めていくと支払いの場面で、インドネシア発行クレジットカードとインドネシアの銀行のオンライン入金(指定銀行に口座があり、オンラインバンキングの手続きをしている人のみ)の二者択一で、一度は断念。後日、ダメ元で再トライ。インドネシア発行のクレジットカードを選択した上で、カードナンバーなどを入力して進めると、インドネシア発行のカードでない場合はドル払いとなるが良いですかと表示がで、「OK」を押す。そこで開いたページで再び住所等を入力させられ何だかなーって思っていると、最後にペイパルの登録をしても良いですかと書いてあった。・・・なんと開かれていたのはペイパルの登録画面だったのだ。予約が必要だったので仕方なくそのまま進む。インドネシアルピアから米ドルへの換算率が非常に悪かったが、これでなんとか予約は完了。
 乗った飛行機は古くてボロボロ。前後幅はライオンよりも更に狭い。でもパンと水は出た。エグゼクティブ料金の席は前なだけでサイズが同じなのには笑った。

 クパン・スラバヤ間でライオンエアーが高くなった後で一番安かった飛行機会社はバタビアではなく、Sriwijaya Airだった。ここは新聞等に大きく広告を出している会社。料金は売れ行きによって変えたりはあまりしない様。ただし、時間帯によっては値段が違う。
 ウェブサイトでの予約はカード決済がなく、ATM支払いかインドネシアの銀行のオンライン入金のみ。予約しようとした場所が東チモールだったので出来なかった。

 他にも何社がウェブサイトをチェックしたが、インドネシアの航空会社はウェブサイトでの販売が遅れているというのが正直な感想。もっともジャヤプラ・ワメナ間のTrigana Airのように予約にコンピューターを使っていないところもまだあるので仕方ないだろう。

PELNIのホームページが復活

移動|08Sep2010|URL
 Pelniに乗ろう!を書いた時にはPelniの公式サイトWebsite Resmi PT. Pelayaran Nasional Indonesia (Persero)は存在するものの、スケジュールさえ分からず、1年以上前のプロモーションを表示したりしたままで機能していなかったが、9月に入って修正を始め、一応船のスケジュールは分かるようになった。
 スケジュールが分かるようになったといっても出発港と到着港、日付で検索する機能が動き出しただけなので、港名等を知らないと使い辛いが、オフィスに行っても分からなかったのに比べると雲泥の差。これでスケジュールが分かり辛い欠点が大幅に縮小され、更にPelniの船が使いやすくなった。もうインドネシアの予定は立ってしまったので我々にとっては後の祭りだが・・・。

インドネシアから東チモールへの道

移動|04Sep2010|URL
 東チモールへの定期船は独立前に休止したきり。航空路も、インドネシアはデンパサールからのメルパティ航空のみ。他国からも、シンガポールからとダーウィン(豪州)からあるのみ。
 陸路は、西チモールから島の北海岸線沿いの場所に1ヶ所と飛び地オエクシへの道1ヶ所の合計2ヶ所が開いているのみ。地図を見ると他にも行けそうだが、公式には地元民に対してもこの2ヶ所しか開いていない。
 オエクシへの国境はタクシーしかないそうだが、行っていないので???
 メインの国境は、クパンからディリをつなぐ幹線なのでバスは多い。途中に見どころが多いのでローカルバスを乗り継ぎ、何日かかけて行くことをお勧めするが、時間がなければ、Timor Tour & Travel社などのミニバス(185000RP、逆方向は20US$)が便利。予約が必要だが、朝5時台にホテルに迎えに来てくれ、最後は宿まで送ってくれる。この直行バスでも12時間以上かかるので、少々高いが、一日で確実に行きたければこれに乗るしかないだろう。予約の電話はLAVALONのオーナーがしてくれた。たぶん宿で頼めばどこでも知っているだろう。
 両替は国境手前のアタンブアのバスオフィス併設の両替所のレートが良かった。ただ、両替する気がなかったので国境にたむろしている輩とは真剣に交渉しておらず、交渉すればまともなレートでできると思われる。東チモールは米ドルなので、国境で代える必要はあまりない。
 インドネシアの出国時にVisa Application Authorizationを見せる。
 直行バスといっても国境でバスを乗り換えるので、短距離だが自分で荷物を持って運ばねばならない。ローカルバスの場合は、数百メートル歩く。
 東チモール入国時に荷物検査があるが、簡単なもの。入国手続きも特に難しくはないが、インドネシア人、東チモール人は列をつくらないので・・・。
 1時間の時差があるので要注意。
 逆方向もTimor Tour & Travel社のミニバスを利用した。朝8時台の発。出発時間が3時間も遅かったので、時差分の貯金はなくなり、到着時間は帰りの方が遅かった。逆方向ならローカルバスを乗り継いでも一日で行ける。出発はどちらの方向も朝6時頃。ディリを6時に出れば、13時間かかったとしても到着がディリ時間で19時、クパンは18時なのでまだまだバスがある時間なのだ。

フローレス島からチモール島への道

移動|27Aug2010|URL
 航空路はマウメレ、エンデ、ルーテンからクパンに飛んでいる。メルパティ系の会社とライオン系の会社があり、ライオン系の方が安いそうだが、両社とも値段は日による。
 ペルニの船は、マウメレからのものが2週に1回、ララントゥカからのものが2週に1回、エンデとララントゥカからのものが2週に1回と3本ある。他の船は、エンデから毎週1本を確認した。ガイドブックによれば他にもいくつかあるらしい。

Pelniに乗ろう!

移動|26Aug2010|URL
 ペルニは、インドネシアの誇る巨大国営客船運航会社。このペルニの路線網によってインドネシア国内は多くの島に船旅が出来る。値段も安く、安全性も高い船で、インドネシア人と仲良くなることもできるのでお勧め。
 現在使うに当たっての最大の問題は、スケジュールが分かり難いことである。95年や2003年に旅した時は全船の年間スケジュールが大きな港町には張り出してあったのに今はない。ペルニの公式ウェブサイトでも以前はスケジュール検索ができたのに今は機能していない(笑)。Pelni.comという個人サイトに数年前のスケジュールがあるが、古すぎ。ロンリープラネットの掲示板に個人が調べて公開している2009年のスケジュールが見つかったのでインドネシア入りするまでは、それでラフな計画を立てていた。ちなみに2009年のスケジュールから今年のスケジュールでは、2割以上の船が大幅に変わっているが、全く変更なしの物もあった。今年は年間スケジュールを発表していないそうで、マカッサールのペルニオフィスでさえ、マカッサール発着の船の当月と翌月のスケジュールしか分からなかった。これではお勧めしても使うのは難しいか。基本的には2週間で一回りする行程を運航している。WikipediaのPelniに2006年のルートマップがあるので港名とかはそれを見れば分かりやすいと思われる。
 チケットは代理店で買うと少額のコミッションを取られるが、港近くにあるので便利。定価で買えるペルニオフィスは不便な場所にあることが多い。
 以前はエコノミーでもベッド指定があったが、今はないようなので、寝るベッドは早い者勝ち。なるべく早く乗船し、良い場所を確保しないと快適さが全く違ってくる。込む時は甲板や階段も人であふれる。マットレスは有料レンタルで約50円で、出港後インフォメーションオフィスで借りられる。食事付きだが、自分でもらいに行かねばならず、行列が必要。中身は非常にしょぼく、有料の弁当100円~を買う人も多い。カップ麺の持ち込みも人気。お湯はもらえる。各停泊地で弁当や果物、お菓子などの売り子も乗ってくる。

 最近は飛行機が安くなり、道路も車も良くなってきたので、旅行者で乗る人が減ってきたようだが、ぜひ一度トライを。豪華客船でのクルーズを除けばこんなに長く船旅を楽しめるのは、世界中探しても他にありません。