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クアラルンプール国際空港から市内への移動

移動|18Nov2010|URL
 クアラルンプール国際空港にはターミナルが2つある。旧来のターミナルは、クアラルンプール国際空港=Kuala Lumpur International Airportの略称をそのまま使いKLIAと呼ばれ、もう一つの格安航空会社用(ほとんどがエアーアジア)のターミナルがLow Cost Carrier Terminalの略称でLCCTと呼ばれている。ターミナル間は20キロ以上道路を走らないと移動できないそうなので要注意。
 LCCTとクアラルンプール市内の移動は、空港バスが便利で安い。LCCTに発着するフライトのほぼ全てといっても良いエアーアジア関連会社が運行するスカイバスならクアラルンプール中央駅まで9リンギット=250円。ほぼ30分に1本あり、所要時間が1時間15分だが、渋滞を考慮した所要時間のようで我々の時は50分で着いた。もう1社アエロバスというバスもあり、こちらは8リンギット。頻度所要時間バスのタイプなどほぼ全て同じ。スカイバスは高いように見えるが、エアーアジアの予約と同時に申し込むと安くなるので実際にはスカイバスのほうが安い。空港から最寄りの鉄道駅ニライ駅までバスに乗り、そこから鉄道に乗る方法もあるが、クアラルンプール中央駅まで2時間ほどかかる上に料金は合計8.7リンギットと安くもない。ただし、マラッカなど半島の南に出るならニライ駅に出るのは便利で安い。KLトランジットと呼ばれるKLIA行き列車駅までバスに乗る方法もあるが、中央駅まで1時間以上かかるのに11リンギット以上と安くもない。
 KLIAと市内(KL中央駅)を結ぶ一番早い方法は、高速列車であるKLIAエクスプレスで所要28分。料金は35リンギットと他の方法に比べ断トツで高いが、快適そう。使ったのは空港バス、こちらは1社のみで料金10リンギット、所要1時間。1時間に1本しかないのが難点。KLIAエキスプレスは15分間隔! 他にもいくつか方法はあるが、現実的なのはこの2つ。一番安い方法は、ニライ駅乗り換えの方法で、7.7リンギット。

インドネシアの火山噴火

情報|17Nov2010|URL
 ジョグジャカルタ近郊のムラピ(メラピ)火山が10月26日から噴火しているそうである。現在はボロブドゥール遺跡には入れず、ジョグジャカルタの街は避難民でいっぱいになり観光どころではないらしい。
 9月下旬に滞在していた頃にもインドネシアで火山噴火というニュースはあり、予定に入っていないスマトラで助かったと思い、今もまた噴火がひと月遅くて助かったと思った。今回はもう遠い場所での出来事と考えていたのに・・・。
 現在はマレーシアのクアラルンプールにいる。ここから明後日に豪領クリスマス島に飛ぶ予定だ。しかし、週一便しかない路線なのに先週の便はムラピ噴火の影響で欠航したと聞き焦る。火山活動は活発化してきており、明後日に飛べるかどうかは微妙な状況の様子。改めて地図を見るとクリスマス島はジャワ島のすぐ南、ここからまっすぐ飛ぶのは確かに厳しそうだ。うぐぐ・・・。
 何故週1便の路線に乗ろうという時に限ってこういうことが起こるのだろう。チリ地震でフォークランド島行きが影響を受けた時には、どうしても動かせないピトケアンクルーズがその先に控えており、今回もどうしても動かせないブータン旅行が待っている。困ったー。
 自然相手、運まかせの状況なので今は何もできない。クアラルンプールでの観光気分はしぼんでしまい、後はこのまま明後日の出発を待つばかりである。

バングラデシュ ビザ必要

ビザ|16Nov2010|URL
 バングラデシュはビザが必要。空港にはビザカウンターがありビザが取れるらしいが、オフィシャルには大使館がない国から来る人のためだそうで、大使館に確認すれば事前取得を勧められる。
 大使館で取るビザは国籍によって異なっており、どこでとっても日本人は無料のはず。空港でとっても日本人無料が続いていたようだが、今年からは日本人も50US$徴収されている模様。空港での50US$は国籍に関係ないので一部の国籍の人にとっては空港の方が安いそう。
 我々はクアラルンプールの大使館で取得。場所はグーグルマップで出るもので合っている。ただし、地図上はLRTドマイ駅のすぐ南だが、駅と大使館の間の川に橋がないため実際の最寄り駅は一つKLCC寄りのアンパンパーク駅。改札口近くの駅周辺マップにある大使館の位置は間違っているので要注意。
 申請は9時から13時、受領は翌営業日の16時から17時となる。大使館の公式サイトの時間は間違っている。また、バングラデシュとマレーシアの祝祭日の両方を休む。これは仕方ないが、今回は祭日で2連休のはずが、なんと大使館独自の休みが入り3連休だった。日数に余裕を持って申請した方が無難。
 取得には、観光ビザでも「招待状」と「ホテルの予約証」が必要となる。その他に、写真3枚、パスポートコピー(見開きで顔写真頁とマレーシア入国印がある頁の2枚)、申請書2枚が必要。
 招待状等がない場合、交渉すればビザセクションのトップとの面接となり、それが通ればOK。トップが親日家だったこともあり、我々には窓口との交渉で面接に持ち込む方が難しかった。
 3ヶ月以内の入国で15日間までの滞在が可能なビザで、無料。

*予想以上にここでのビザ取得は大変でした。面接を言われてから2時間くらい待っていたが、申請に来たツーリストは我々以外に2人だけ。欧米人は有料でお金は銀行振り込み。一度来て申請書をもらい、必要書類を確認し戻るので、2度目に申請に来る時は既にお金を払い込んでいる。一度目に来た時にホテル予約証明書が招待状を兼ねると勘違いしたらしき白人が、招待状を要求され、交渉するも面接に持ち込めず、既に料金を支払っているにもかかわらず申請を諦めているのも見た。もう一人の白人は友人の招待状を持っており、色々言われていたが無事にそれで申請成功。バングラ人と結婚したベトナム人女性が旦那と一緒にビザ申請に来ていたが、次々と書類を言われており、一つ揃えてはこれがダメといわれ、また次と何度も窓口に来ていた。あまりに窓口がごちゃごちゃ言うので最後にはぶち切れ。旦那が慌てて彼女を外に追い出し、窓口で粘り、結局彼女も面接に。色々書類を持ってきたのにダメといわれている人も多くて驚いた。カレンダーにない3連休を知らずに出発日に間に合わなくなり、即日発行を粘って面接になった人も大勢・・・。ここでの申請はお勧めしません。

[追記]
 クアラルンプール空港のチェックイン時に、ビザの確認をされた。最近ルールが変わって空港ではビザが取れなくなったのでビザが無ければ乗せないそう。実際に空港でのビザ発給が停止しているかどうかは定かでないが、少なくともエアーアジアで飛ぶ場合は事前にビザを用意しないと搭乗できない。

1年半かかって・・・

雑事|15Nov2010|URL
 ロストバゲッジでテントを失う事件発生が、昨年の4月。最終的に紛失で見つからないといわれ損害補償の請求をしたのであるが、そこからが大変であった。2度目のロストバゲッジに書いたよう、その後一切の連絡はなく、もちろん支払いもなし。聞いていたメールアドレスは使用されなくなっており、キプロスエアーのサイト上からもメールアドレスが消え、メールフォームからメールをしようにもエラー。連絡できないまま、本当に腹立たしかった。
 今年の春頃になってキプロスエアーのサイトが更新され、メールフォームが動くようになり、ついに新たな担当者と連絡がついた。しかし、予想通り1年以上前に発生した事故の引き継ぎなどなされておらず、提出した書類も見つからない様子。ここからの交渉で更に半年!
 先方は最初にまず電話をくれの一点張り。しかし、事故発生後何度も何度も電話したが、折り返し電話となっては電話が来ないの繰り返しで埒が明かず、最後にはオフィスに足を運んで手続きを済ませたのだ。そんな会社に金をかけて長距離電話をする気には2度となれない。
 そして・・・詳しい経緯は今ここで書く気になれないが、何とか不本意ながらも解決をみた。預け荷物を完全に失くされ、その後散散苦労した結果得たのはたった2万円。少なくともこれでこれ以上嫌な思いをせずに済むと思うだけでほっとする。
 嘘つきで無責任な社員だらけのキプロス航空には2度と乗らない!

ミャンマー情勢

情報|14Nov2010|URL
 平穏に見えたミャンマーを出てからようやく選挙前後のミャンマーに関するニュースを知ることができた。選挙関連のニュースは予想の範囲内、スーチーさんの解放も我々が入国する前に選挙後開放というのが流れていたので驚きはしなかった。
 そんな中、驚いたのは、
「ミャンマー南東部のカレン州ミャワディ(タイとの国境に位置するが現在国境は閉鎖中)においては、11月8日、少数民族武装組織の民主カレン仏教徒軍とミャンマー国軍との間で武力衝突が発生し、ミャワディで一般人の間に死傷者が生じているほか、ミャンマー側から飛来した銃砲弾によりタイ側の国境付近でも負傷者が生じています。また、報道によれば、ミャンマー側の住民1万人以上が国境を越えてタイ側に避難している模様です。」(外務省の渡航情報より)
というニュース。
 そんな事件はつゆ知らず、11月10日にカレン州パアーン(パアン)に入り、12日まで居た。特に変わった様子はないよう感じていたが、思い返せば、見に行ったフェスティバルでの警戒は異様だった。武装した軍人が会場周辺を囲み、会場入りする人々を厳重チェック。原則会場入りできるのは関係者だけで、我々は検問場外からの見学のみ。カレン州には反政府勢力が今も居ることは重々承知していたので、警備はこんなものなのだろうと思っていたが、もしかしたら特別に厳しかったのかも。パアーンから出るときの検問も厳しく、検問のお陰で大渋滞。外国人の我々は問題ないが、身分証を示している地元若者が色々尋問されていたのが印象的だった。反政府勢力分子が首都方面に入るのを防ぎたかったのだろう。
 ちなみにパアーンからミャワディまでは直線で100キロくらい、車で半日もかからない場所。そして、この国境のタイ側であるメーソートは10月末に行こうとしていた町、結局メーホンソンに長居をして行かなかったが、当初の計画では行くつもりだったところで、車で6時間のメーサリンまでは行っていた。国境閉鎖は行くのを止めてから知ったが、こんなことになっているとは・・・。もっとも国境閉鎖のニュースには、国境閉鎖はミャンマー側の一方的な措置で、ミャンマー国軍が反政府組織掃討作戦の準備を始めた模様という解説がついていた。冷静になってみれば事前情報はあった訳で、驚くべきニュースではなかったのである。しかしながら、そんなニュースをすっかり忘れカレン州に入っていたので・・・。

ミャンマーからマレーシアへの道

移動|13Nov2010|URL
 国境は接しておらず、定期航路もないので、直接この2国間を移動する手段は空路のみ。
 ミャンマー航空、マレーシア航空、エアーアジアが、ヤンゴン・クアラルンプール間を結んでいる。ミャンマー航空とマレーシア航空は週5便しかない上に高いが、時間帯は良く、乗り継ぎには便利。エアーアジアはクアラルンプールに着くのが夜遅く、乗り継げる便は一つもなく、クアラルンプールに泊まらざるを得ない。おまけに今回は連絡なしに出発予定時刻の変更、空港に着いて驚いた。まあミャンマーではメール受信ができなかったので仕方ないとは思ったが、結局連絡が来ていなかったことが後で判明。タイ発の時はメールで5分の変更でも来ていた。勝手に30分スケジュールを遅らせた上に30分のディレイ。ただでさえ遅い到着時間が合計で1時間遅れた。

Now in パアーン、ミャンマー

現在地|12Nov2010|URL
 ミャンマー訪問最後の都市パアーンに来ている。ツーリストが少ない田舎町。ミャンマーはツーリストが幾つかの観光地に集中するので、それをはずすとのんびりできる。
 ミャンマーではネット事情が悪く、サイト更新準備はずいぶん早くにできたのに、更新できないままここまで来てしまった。今夜の夜行でヤンゴンに戻り、明日の夕方には出国。空港に行く前にインターネットカフェで更新にトライするが、できるかどうか・・・。

ミャンマーの電源プラグ

情報|11Nov2010|URL
 ガイドブックによれば本来は3穴のBタイプらしいが、宿泊した宿でこれがあったのは1軒だけ、しかもその電源はエアコン専用。泊まった全ての宿に2つ口で、丸と平型兼用差し込み口があり、電圧は違うもののが日本のコンセントがそのまま使えた。見ただけの宿を含めると20軒近く宿を見ているが全てで日本式差し込み口あり。