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■首都ウィレムシュタット観光
明日はキュラソーを出国するので、実質今日が最終日となります。そして、その大事な日が、昨日とうって変わっての良い天気!
今いる首都ウィレムシュタットWillemstad観光は、以前から楽しみにしていました。だって、世界遺産にも登録されているこの街は、歴史遺産あり、美しい建造物が並び、評判が良いんですもの!
街を歩いて、まず目を引くのが、パステルカラーの建物がひしめく運河沿い。そして、観光名所ともなっているクィーン・エマQueen Emma橋です。これは珍しい「フローティングブリッジ(浮き橋)」なのです。
普通、橋がかかっているところを船が通るとき、
1)船が橋の下をくぐる
2)橋がもちあがって船が通れるようになる
のどちらかだと思うのですが、ここウィレムシュタットの橋は
3)橋が水平移動して船の通行路を作る
というのですから、珍しい! ちっちゃな橋じゃないんですよ、ものすごく長い長ーい、大橋で、船がやってくるとその橋が動き出すからビックリです。橋に乗ったままその様子を見ることもできます。写真に写っている白黒の円盤が「浮き」です。
また、岸につく船から直接物を売る、「フローティングマーケット(浮き市場)」も見所の1つです。至近距離に陸上の(いわゆる普通の)マーケットもあるので、フローティングマーケットの規模は小さめはありますが、それでも、船に乗ったまま魚が並べられ、客は船から直接や野菜を買う光景は、何というか、風情があります。
■キュラソーのキュラソー
午後になって向かったのは、キュラソー製造工場です。きっと多くの人が「オレンジキュラソー」という名前を聞いたことがあると思うんだけど、キュラソーとはオレンジの果皮から作るリキュール類のことで、実にキュラソーはキュラソー島が発祥地なのです♪ 国内には製造工場は何箇所かあるのですが、私たちが向かったところは、首都ウィレムシュタットからミニバスで10分もかからないところ、サリーニャSalinja地区にある工場です。4種類のキュラソーの無料試飲、ボトル詰め工程の無料見学などを楽しみました。
キュラソー、美味しかった♪ 日本にいるときは、オレンジキュラソーはカクテルかお菓子の材料と思っていて、そのまま飲んだことはありませんでした。でも今日、ストレート飲みの美味しさを知っちゃいました! 試飲とはいえ、たくさんおかわりすると、ほろ酔いになっちゃうねっ(*^o^*)←酔っ払い気質
夜はガエタン兄さんと3人でウィレムシュタットの観光地区を歩き、一緒にごはんを食べました。パステルカラーの建物が並ぶ華やかなウィレムシュタットは、夜景もすごくきれいでした。
■ハイチの旅がやってくる
さあ、明日から、いよいよ、ハイチの旅。
カリブ海で最も早く独立してしまったがために、黒人だらけのまるでアフリカのような国は、実質無政府状態。どんな旅になるのだろうかとネットで旅行記を探しても、出てくるのは、地元でガイドをつけて歩くような、「お金で安全を買う旅」が多く、もしそれをやらなかったらどうなってしまうのかが分かりません。今までの美しいカリブ海の旅から一転した旅になることは間違いなさそうです。
ハイチは公用語がフランス語です。最後に旅したフランス語圏(サンピエール&ミクロン)から時間が経ち、その間スペイン語学校にも通ってしまったあづさは、夜、PCに入っているフランス語文法書を一通り読み、頭をフランス語に切り替える努力を・・・一応してみました。
ハイチの旅は、ちょっと怖いけど、楽しみだけど、ともあれ緊張します。
本日の旅
行動 :ウィレムシュタット観光、キュラソー工場観光
朝食 :ラスク、レモングリーンティー、オレンジジュース、ハチミツ、ミルククリーム、バナナ/ガエタン兄さんち
昼食 :Karuni Stoba(牛肉のトマトシチュー)、Kabrito Stoba(ヤギ肉のトマトシチュー)、レタストマトサラダ、Arroz moro(赤豆炊き込みごはん)、プラタナス(揚げバナナ)/ウィレムシュタットの食堂
夕食 :ビール、mex. Kipfilet&Frietjes(チキンソテーメキシカンソース、レタスサラダ、フライドポテト)/ウィレムシュタットのレストラン
宿泊 :ガエタン兄さんち
旅情報
1ギルダー=52円
*キュラソーでローカルフードを食べる
キュラソー在住の人に教えてもらった「その土地の食」が食べられるエリア。クイーンエマ橋を渡って水上マーケットに向かう。水上マーケットを過ぎると円形の屋根がある大きな建物(マーケット)があり、そこを越えると黒屋根の建物(郵便局)があり、そこを越えると白屋根の建物(Plasa Bieu)がある。Plasa Bieuにはローカルフードを作る店が数軒集まっている。