:: 旅860日め : 世界旅141ヶ国め : 和人222ヶ国め : あづさ157ヶ国め ::
■パナマシティー行き夜行バス
普通に大陸の形だけ見て、世界一周を考えたら、例えば「北米→中米→そして南米」という南下ルートは非常にスムースな動線に思われます。しかしそうもいかないのが、魔のジャングル、「ダリエンギャップ」の存在。
「ダリエンギャップ」のある中米と南米の間は、ヒトの臓器で言えば食道が胃につながる辺りに似ていますね(ホントか?)。ただそこは、未開の民族が今だ住むというジャングル地帯、麻薬の取引が蔓延(はびこ)る超危険地帯と言われています。何よりも、中米と南米をつなぐダリエンには道が開通していないので、陸路でそこを超えるのは、到底無理なこと、もしくは命知らずの行為とされています。
秘境好きのあづさ、和人に言ってみる。
「ダリエンギャップを陸で越えよう裸族キャンペーン!」e(^0^)9 →会話の種だけで本気度ゼロ^^
和人に一蹴される、「無理っ(笑)」 (ノ ̄Д ̄)ノ彡┻━┻ ←ちゃぶ台(笑)
あー、前置き長くなりました~。
つまりは何が言いたいのかというと、北米→中米と南下する旅行者にとって、パナマは陸路最終地点となるということです。たいていの旅行者はパナマからどこかに飛行機で飛びます。私たちはパナマより、再びカリブ海諸国の旅を開始すべく、9月20日発、コロンビア乗り継ぎアルバ行きチケットを、グアテマラにいるうちにオンラインで購入してあります。
今日は、そんな中米の最終地パナマへ向けて移動する日です。バスの出発が昼過ぎだったので、午前中はサンホセを観光することができました。
写真は、サンホセ中心部にある、要塞跡です。
コスタリカのサンホセSan Joseをバスは昼過ぎに出発し、コスタリカ南部の町で夕食休憩を取ったら、夜8時ごろ国境に到着。パナマ入国を無事に済ませ、夜行バスはたった4人の乗客を乗せてそのままパナマシティPanama cityまで走り続けます。
本日の旅
行動 :サンホセ観光、パナマシティー行き夜行バスに乗る、コスタリカ出国、パナマ入国
朝食 :パン、コーヒー/宿
昼食 :Cebiche(セビッチェ、生の白身魚とエビと玉ねぎ香草レモン汁で和えたもの)、Sopa de Mariscos(ソパデマリスコス、ムール貝に似た貝えびマグロ香菜にんじんじゃがいも玉ねぎが入ったスープ)、ゆでバナナ、アロース(白いごはん)/サンホセの食堂、カスタードケーキ、コーヒー/宿
夕食 :Chuleta(チュレタ、豚グリルステーキ)、アロース、アロースコンポヨ(鶏入りピラフ)、パパ(丸じゃがトマト煮)、ペスカドフリット(魚フライ)/ブエノスアイレスの食堂
宿泊 :パナマシティー行き夜行バス
旅情報
1コスタリカコロン=0.165円
1USドル=98.9円
*サンホセ発パナマシティー行き夜行バス
国際バス会社はサンホセ市内に4社あるらしいが、オフィスを確認できたのは3社だった。私たちはコカコーラ地区に泊まっていたのでそこから出る会社のバスに乗った。料金1人25US$だがコロン払いだと12500コロンと、1人500円も安くなる。午後1時発、所要16時間。夕方に夕食休憩あり、国境は夜8時ごろ通過するのでイミグレーション付近の屋台で食べ物を買うことができる。パナマ側の屋台でもコスタリカコロンを受けつけるので所持金消費にもってこい。