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■世界旅18ヶ国め、ジャージー
待ちに待った8月29日です。この日は以前からジャージーJerseyへの移動日と決めていました。北アイルランドのベルファストで飛行機移動をオンライン予約したとき、何故だかどの会社も8月29日だけ運賃が安くて不思議に思ってきましたが、その日が格安で移動できるならジャージー入りは8月29日に論を待ちませんよね。
アイルランドのスレインでのんびりしたのも、実は「格安の8月29日」が第一の理由だったからです(^.^)
私たちが乗ったエアリンガスAer Lingusは、なんと機内コーヒーも有料。格安航空会社だから仕方ないかーと思いながら、1時間ほどのフライトなので何も飲み物を摂らないうちに、飛行機はアイルランドからジャージーへと到着しました。
■ジャージー島
ジャージー島はイギリス王室領ですが、連合王国(UK)には加盟せず、独自の政府と自治権をもって「国」として機能しています。(その点で一般的な海外領土や植民地とは異なります)。従来はチャネル諸島としてガンジーGuernseyと同区分でしたが、2006年、ISO3166でジャージーとガンジーと別々にコードが指定され、それぞれが分離した形で英王室領の未独立国となりました。
(注:ISO3166とは、国際標準化機構(ISO)が国名等を割り振った符号です。
参考:≫
http://tabisite.com/kiroku/mihoumon.shtml)
ジャージーの空港に降り立つと、何とも気持ちよい好天!
バスに乗って移動し、宿泊の目星をつけておいた、ローズファームキャンプサイトRose Farm Camp Siteにチェックインしました。そしてテントの中に大きな荷物を置いて、まずはジャージー島南端の岬へとお散歩にでかけました。
ジャージー島は、本当にのどかな島です。別荘のような高級邸宅も散見され、ここがフランス人やイギリス人のリゾート地であることも感じられます。
岬に出たら、南方の海の向こうに、遠く遠くフランスが見えました。英国シェトランド諸島に入ってもうすぐ1ヶ月となりますが、いよいよ欧州のメインランドの旅に突入するんだなーと実感したのもこのときでした。岬の周辺をお散歩すると、緑が豊かで、空も青く、空気や海の景色が最高でした。ジャージー島が野テント禁止というのが本当に残念です。もしここに野テントが張れたら、最高だろうなー。
岬をお散歩してからの帰路は、かの世界的に有名なジャージー牛を見ることもでき、大満足です。
そうそう、ジャージーといえば、ジャージー牛のほかに、「ロイヤルポテト」や「ロイヤルトマト」なるものも有名です。道端に置かれたトマトとジャガイモの無人販売で見かけたトマトがあまりに美味しそうだったので、今日の晩ごはんは甘くて美味しいトマトを含めた“ジャージーの食”となりました。道端に生えている自生のローズマリーを使えば、美味しいハーブサラダの出来上がり♪
■フランス人とメール
ジャージー島は、英国本土とフランスの間にある小さな島国です。ジャージーと、近隣のガンジーGuernseyの旅を終えたら、いよいよフランスへ上陸します。
あづさが昨年の夏、北朝鮮で出会ったフランス人。
彼らにまた会いたい。今度は2人の旅で、彼らとまた交流を持ちたい。
あづさは旅に出る前に、出会ったときの様子(旅行記)をフランス語に翻訳し、彼らに贈っていました。
≫
北朝鮮旅行記、列車で国境越え
この日あたりから、いよいよフランス入りが近づいたこともあり、「是非また会いましょう」というメールを出します。
私たちのメールの交流が再開し、私たちのフランスの旅が大きく動いていくことになります。
本日の旅
行動 :アイルランドからジャージーへ移動、ジャージー西南部散策、フランス人友人とメール再開
朝食 :コールスローサラダ、パン/キャンプサイト
昼食 :ターキーいっぱいサンドイッチ、チーズ、ラズベリージャム、コーヒー/ダブリン空港
夕食 :トマトとローズマリーのハーブサラダ、スモークキッパー(ニシンの燻製)、チーズ、ラズベリージャム、パン、ジャージー牛乳/キャンプサイト
宿泊 :ローズファームキャンプサイトRose Farm Campsite
旅情報
1ポンド=245円
*アイルランドからジャージーの移動
私たちはエアリンガスAer Lingusによる空路を選択した。何故か8月29日は料金がぐんと安かった。
*ジャージーの空港からキャンプサイトや国中心部(セントヘリア)へは、15番バスに乗る。中心部まで1.5ポンド、キャンプサイトは途中下車となるため1ポンド。
*ジャージー島では野テントが禁止されている。