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■世界遺産の滝へ
ドミニカ国の世界遺産は現在1物件が登録されており、「モーン・トロワ・ピトンズ国立公園」と言います。火山により形成されたこの国は、山の上の沸騰湖あり美しい滝ありと、ネイチャーな見所が見ものです。
この国に移住して働き、アウトドアも好きなアグネとラウラスに、あづさの膝が痛いと相談したら、沸騰湖はかなりハードな道を歩くから難しいかも~と難色を示されたことと、今いる家はもう1つの見所である「ミドルハムフォールズMiddleham falls」という滝に近いことから、今日はその滝へハイキングに行くことにしました。
あづさにとっては、挑戦です。てか無謀? まだ膝を伸ばすこともできないのにね。
そんなわけで、普通の人よりは時間がかかってしまいましたが、その分、コケですべりやすい大地をゆっくり慎重に歩くことができました。一度も滑りませんでした。森の中、野鳥がたくさんいる中でのハイキングはかなり好印象です(蚊やブヨなどもいなかったし)。途中何回か、小さな川を渡る場面も、崖を、垂れ下がる木のツル(ターザンが持つイメージがあるやつ)を使って降りる場面もありましたが、それもなかなか楽しいものでした。
歩き始めて2時間半で、滝、到着!
滝つぼを見下ろすように建てられた小さな展望所が最高で、頭上に太陽がある時間帯は滝つぼと虹を一緒に見ることができるのです♪
おっひるごっはーん♪
あづさが朝から用意したお弁当(ありあわせ)を、高さ250フィートの滝を見ながら食べる心地よさ・・・。
食後は、ともあれ、ものすごく汗もかいたし、滝つぼで泳ぐことにしました。誰もいないので裸でいいや♪ って、2人で交替で泳ぎましたよ。
写真で見ると、ナンてことないスイミングに見えるけど、滝つぼに近づくほど、滝落下のしぶきがすごい風圧になっていて、暴風域に入っています。水も冷たいし体は冷えるしで、はっきり言ってこの瞬間必死です(笑・・・いごとじゃなーい)
和人も裸でザッパリ泳ぎました。彼も必死でした(笑・・・以下同文)
でも、こういう体験、とても楽しいですよね。
帰り道は、昨夜の雨から道が乾いてきたから、コケもすべりにくくなってきて、早く歩けました。あづさの足はどうかなあ。明日痛いかそうじゃないか、今は分かりませんが、ともあれ、一時期は本当に歩けなくなっていたのからすると、回復していることが今日実感できて、今日の滝へのネイチャートレッキングは本当に楽しかったです。
本日の旅
行動 :ミドルハムフォール往復観光
朝食 :シリアル、ミルク、フレッシュはっさくジュース、チョコリシリアル、コーヒー/アグネとラウラスの家
昼食 :玉ねぎ甘辛煮目玉焼き落としでちらし寿司風、ガリ、わさび、ウーロン茶/ミドルハムフォール展望所
夕食 :Crab Back(クラブバック、カニの甲羅でカニ肉クリームグラタンを作ったもの)、キャベツにんじんコールスローサラダ、ヒヨコマメのラディッシュピーマンサラダ、ビール/アグネとラウラスの家
宿泊 :アグネとラウラスの家
旅情報
1東カリブ・ドル=35.1円
*ミドルハムフォールへの行き方
私たちはその滝の近くに住む家に滞在したので、首都ロゾーからは行っていませんが、一般的にはロゾーに宿をとって訪問することになると思います。その場合、ミニバスでラウダットLaudatまで行き、下車地点から1時間くらいのハイキングとなるそうです。ラウダットは有名な沸騰湖への拠点ともなります。