2人の世界旅 日々の記録

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ニューカレドニア>2010年07月29日(Thu)
ヌメア→ブライ→クマック→クマック洞窟→クマック
:: 旅1176日め : 世界旅196ヶ国め : 和人243ヶ国め : あづさ206ヶ国め ::

■グランドテール島北上
グランドテールGrande Terre島、島一周開始~!

今日の移動は北西部の都市クマックKoumakまでの予定です。クマック在住のロマン兄さんが、ちょうど用事でヌメアNoumeaに出てきて今日帰るというので、早朝から今私たちがいるマリーおばさん宅に寄ってもらえました。島一周に必要のない荷物はマリーおばさんが預かってくれるので、身軽に旅ができるから嬉しいな。

車の運転手はロマン、助手席にはその友人のカティ、後部座席に私たち2人。4人分の荷物も乗せて、ドライブしゅっぱーつ!

途中ブライBourailの町に寄った折に、ユーロからパシフィックフランへの両替も済ますことができました。あづさは念願の「ベトナム料理」も購入。地元のベトナム系の人の発音では「ウーロポワトン」、フランス人の場合は「フロウドゥプラントン」と言っているように聞こえる「Rouleau de printemps」は、そのまま英訳すると「Roll of spring」、日本語訳すると「春巻き」です。何故ニューカレドニアにベトナムかっていうと、フランスは長くインドシナ(ベトナムなどを含む地域)を支配していた歴史があり、ここから先は勉強不足&推測なのですが、おそらくは例のニッケル鉱山の労働力としてニューカレドニアにそのベトナム人がやってきたのではないかと思います。

ま、そんなわけで、春巻き1本にも深い歴史を感じながら(^^ゞ お昼すぎに無事にクマックに到着しました。そしてここが、「実に何もない町」でちょっとがっかりしたりするわけです。

のどかで、何も見所のない町、それでもここはニューカレドニア北部第二の都市なのだけど、全然都市なんかじゃない。小さな町があるだけ。「首都ヌメアやリゾート地だけ見ていたのでは何も分からない」からと、私たちはあえて離島に行かずに(本当はウベア島、あの天国に一番近い島の舞台にも興味いっぱいあったんだ~)、グランドテール島の地方を見ることにしてここまでやってきました。でもクマックは島の西海岸側、つまりはフランス人居住地域にあたるので、特に先住民の文化なども見ることができません。

嬉しいことに夕方になって、ロマン兄さんが、7km離れたところにあるクマック洞窟へドライブに連れて行ってくれました! この洞窟こそ、クマック近郊の唯一の観光名所と言えるでしょう。

ニューカレドニア

ただの筒ではない複雑な洞窟!おもしろーい!! 奥までずっとずっと続く洞窟ですが、私たちはヘッドライトをヌメアに置いてきてしまっているので、内部を少しだけ歩きました。でもこんな奇岩の連続ですから探検気分を楽しめますよ。ロマン兄さんには本当に感謝しています。
本日の旅
行動 :ヌメアからクマックへ移動、クマック観光、クマック洞窟観光
朝食 :Rouleau de printemps(ウロードゥプラントン、エビ野菜卵焼きミント香菜春雨入り生春巻き)/車の中
昼食 :ビール、ツナの焼き春巻き、グレープフルーツアボカドレタスのごまごま油サラダ、ヨーグルト、ハチミツ/ロマンとポーリンの家
夕食 :カニカマきゅうりの海苔巻、かにかまきゅうりの手巻き寿司、さわらの照り焼き、さわらの唐揚げにんにく醤油、さわらの皮と骨の塩スープ、ズッキーニ塩ごま油サラダ、にんじん塩ごま油サラダ、赤ワイン、Fondant au chocolat(フォンダンオーショコラ、外側に火が通り中が生のチョコレート焼き菓子)、ココナッツアイス、ペリエ/ロマンとポーリンの家
宿泊 :ロマンとポーリンの家
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旅情報
1フラン=1.21円

*ユーロからフランへの両替
ニューカレドニアの通貨であるCFP(フレンチパシフィックフラン)はユーロと固定レート。1ユーロ=119.25フラン、1000フラン=8.38ユーロ。ユーロからフランへの両替は手数料なしでできる。