2人の世界旅 日々の記録

■ヤタプー村を離れる
私は、このヤタプーIatapu村を離れるとき、不思議と寂しくなかったんですよね。

なんだろう。地球の隠れ家のような素晴らしい村が、とっても身近で素敵な場所っていう感覚になっていて、なんだか、また来たくなったらいつでも来て、ここの素晴らしい人々に会えるような、そんな気分だったから。


本当は、村を出たらレナケルLenakelへ向かう車をヒッチハイクでもしようと思っていたのですが、最後まで酋長は優しかった。私たちのために、本当は明日行く予定だったレナケルまでの買い出しを今日にしてくれて（今日はレナケルはマーケットデーでもないのに、です）、自分たちがチャーターしたトラックを使って私たちをレナケルまで送り届けてくれたのです。



ここはレナケルの中でも思い出の場所。
ヤスール火山方面へ行く車を探し、でも見つからなくて待ちぼうけをしていた私たちに、あの優しい酋長が声をかけてくれた奇跡の場所・・・。


タンナ島を出るのは明日。今日は以前からメールで交流していたよりさん（タンアでボランティア活動をしている男性の方）と会うことになっています。昼間はビーチを散歩したりし、夜は久々に日本人の方々と交流しました。タンナ島に住み、バヌアツのことも良く知っている方から、日本語でその文化のことなどを教えてもらえる機会は大変に有難いことです。忙しい中、時間を割いてくれて本当にありがとうござました！