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クリスマス島の人口

情報|25Nov2010|URL
 クリスマス島は人口約2000人、それ以外に難民が3000人以上滞在しているらしい。800人収容の受入審査施設があるそうだが、その何倍の難民がいるのやら・・・。約10年前の統計では人口1400人台で、7割が中国系、2割が白人系、1割がマレー系。現在は、難民関係の仕事でオーストラリア本土から来ている人が多いので、白人系の比率が高くなっているものと思われる。

オランダ領アンティルの解体

情報|24Nov2010|URL
 オランダ領アンティル諸島は、2010年10月10日に予定通り解体されました。
 キュラソーとシントマールテンは現在のアルバと同じ地位、すなわちオランダ王国を構成する4国(オランダ、アルバ、キュラソー、シントマールテン)のひとつとなり、他のボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島は、それぞれオランダ王国内のオランダの一部分として組み込まれた。
 現在のところ国際標準化機構の国コードはまだ定義されていない。キュラソーとシントマールテンは確実に国コードを割り当てられるだろうが、ボネール、シント・ユースタティウス、サバは微妙。現在は3島合わせてめんどうを見る「National Office for the Caribbean Netherlands」という機関が設置された模様なので、国コードは3島でひとつかも。

Saint Helena, Ascension and Tristan da Cunha

情報|24Nov2010|URL
 私が唯一永住してみたいと思った国セントヘレナの正式名称が、昨年9月に変わっていたようです。訪れた時の正式名称はSaint Helena and Dependencies = セントヘレナおよび属領 でしたが、現在は Saint Helena, Ascension and Tristan da Cunha セントヘレナ、アセンション、トリスタンダクーニャ です。アセンションとトリスタンダクーニャが、国名上で属領扱いではなく、並列となったという違いですが、アセンションとトリスタンダクーニャの人にとっては大きな違いでしょうね。
 アセンションとトリスタンダクーニャは、今後行ってみたい場所の1つとして頭にありますが、どちらも行き難い離島。特にトリスタンダクーニャは今回行こうとして行けなかった場所でもある。どうせなら完全分離してくれれば「国と地域全訪問」を本当に達成するという名目で目指せたので、少し残念。

オーストラリア領ココス諸島情報

情報|22Nov2010|URL
 正式名称は、ココス(キーリング)諸島・・・他にあるココス島と区別するためにカッコ付きで定められている。オーストラリア領で人口約600人は、ISO 3166-1において国名コードを定義されている国の中では、英領ピトケアン島に次いで世界で2番目に人口の少ない。白人が約100人、他のほとんどはマレー系の人々が住んでいる。自治領ではないが、ココス諸島協同組合が国を運営している。
 外界を結ぶ足は週に3度の航空便のみ。貨物もこれで運ばれてくるため物価がむちゃくちゃ高い。免税なのにタックスの高いオーストラリア本土よりも酒類さえ高い。
 産業は・・・。ウィキペディアには『ココナッツがココス諸島唯一の換金作物で、環礁の至る所で栽培されている。』とあるが、とっくの昔にココナッツ製品であるコプラの輸出は終わっている。シャコ貝養殖所があり、アジア中心に輸出されている。
 数年前まではホテルも組合経営の1軒があるのみで、観光産業も皆無に近かったようだが、ここ数年で個人経営の小ホテルが次々できており、観光業に力を入れつつある。しかし、観光客の姿は非常に少ない。レストランも人の住む2島に1軒ずつ、店=小さなスーパーも同様、バーは白人が主な方の島に1軒のみ。何もせずにひたすらのんびりしたいという人にのみお勧め。

インドネシアの火山噴火

情報|17Nov2010|URL
 ジョグジャカルタ近郊のムラピ(メラピ)火山が10月26日から噴火しているそうである。現在はボロブドゥール遺跡には入れず、ジョグジャカルタの街は避難民でいっぱいになり観光どころではないらしい。
 9月下旬に滞在していた頃にもインドネシアで火山噴火というニュースはあり、予定に入っていないスマトラで助かったと思い、今もまた噴火がひと月遅くて助かったと思った。今回はもう遠い場所での出来事と考えていたのに・・・。
 現在はマレーシアのクアラルンプールにいる。ここから明後日に豪領クリスマス島に飛ぶ予定だ。しかし、週一便しかない路線なのに先週の便はムラピ噴火の影響で欠航したと聞き焦る。火山活動は活発化してきており、明後日に飛べるかどうかは微妙な状況の様子。改めて地図を見るとクリスマス島はジャワ島のすぐ南、ここからまっすぐ飛ぶのは確かに厳しそうだ。うぐぐ・・・。
 何故週1便の路線に乗ろうという時に限ってこういうことが起こるのだろう。チリ地震でフォークランド島行きが影響を受けた時には、どうしても動かせないピトケアンクルーズがその先に控えており、今回もどうしても動かせないブータン旅行が待っている。困ったー。
 自然相手、運まかせの状況なので今は何もできない。クアラルンプールでの観光気分はしぼんでしまい、後はこのまま明後日の出発を待つばかりである。

ミャンマー情勢

情報|14Nov2010|URL
 平穏に見えたミャンマーを出てからようやく選挙前後のミャンマーに関するニュースを知ることができた。選挙関連のニュースは予想の範囲内、スーチーさんの解放も我々が入国する前に選挙後開放というのが流れていたので驚きはしなかった。
 そんな中、驚いたのは、
「ミャンマー南東部のカレン州ミャワディ(タイとの国境に位置するが現在国境は閉鎖中)においては、11月8日、少数民族武装組織の民主カレン仏教徒軍とミャンマー国軍との間で武力衝突が発生し、ミャワディで一般人の間に死傷者が生じているほか、ミャンマー側から飛来した銃砲弾によりタイ側の国境付近でも負傷者が生じています。また、報道によれば、ミャンマー側の住民1万人以上が国境を越えてタイ側に避難している模様です。」(外務省の渡航情報より)
というニュース。
 そんな事件はつゆ知らず、11月10日にカレン州パアーン(パアン)に入り、12日まで居た。特に変わった様子はないよう感じていたが、思い返せば、見に行ったフェスティバルでの警戒は異様だった。武装した軍人が会場周辺を囲み、会場入りする人々を厳重チェック。原則会場入りできるのは関係者だけで、我々は検問場外からの見学のみ。カレン州には反政府勢力が今も居ることは重々承知していたので、警備はこんなものなのだろうと思っていたが、もしかしたら特別に厳しかったのかも。パアーンから出るときの検問も厳しく、検問のお陰で大渋滞。外国人の我々は問題ないが、身分証を示している地元若者が色々尋問されていたのが印象的だった。反政府勢力分子が首都方面に入るのを防ぎたかったのだろう。
 ちなみにパアーンからミャワディまでは直線で100キロくらい、車で半日もかからない場所。そして、この国境のタイ側であるメーソートは10月末に行こうとしていた町、結局メーホンソンに長居をして行かなかったが、当初の計画では行くつもりだったところで、車で6時間のメーサリンまでは行っていた。国境閉鎖は行くのを止めてから知ったが、こんなことになっているとは・・・。もっとも国境閉鎖のニュースには、国境閉鎖はミャンマー側の一方的な措置で、ミャンマー国軍が反政府組織掃討作戦の準備を始めた模様という解説がついていた。冷静になってみれば事前情報はあった訳で、驚くべきニュースではなかったのである。しかしながら、そんなニュースをすっかり忘れカレン州に入っていたので・・・。

ミャンマーの電源プラグ

情報|11Nov2010|URL
 ガイドブックによれば本来は3穴のBタイプらしいが、宿泊した宿でこれがあったのは1軒だけ、しかもその電源はエアコン専用。泊まった全ての宿に2つ口で、丸と平型兼用差し込み口があり、電圧は違うもののが日本のコンセントがそのまま使えた。見ただけの宿を含めると20軒近く宿を見ているが全てで日本式差し込み口あり。

ミャンマーの宿事情

情報|10Nov2010|URL
 ミャンマーでは、外国人旅行者は外国人用ライセンスのある宿にしか泊まれないことになっている。外国人用ライセンスの有無は表示していないのでいちいち聞いてみないと分からない。看板が英語であってもライセンスのないところがままある。なのでガイドブックなどの事前情報なしに宿探しするのは比較的大変な国である。看板がミャンマー語だけのところはトライしていないが、これはまず無理そうな雰囲気であった。
 ライセンスのある宿の料金は外国人料金で米ドル払いが基本。地元民料金とかなり差がありそうな宿もままあるが、差がまったくない、もしくはドル安の今ならドル払いの外国人料金が得な宿も多い。外国人料金の設定の仕方がバラバラなので、外国人にとっては宿の質と値段がほとんど比例していないと感じる。なので本当は色々宿をチェックして泊まるところを決めたいが、この国では値段を聞いても先に部屋を見ないと教えてくれないところが多く、1軒1軒のチェックに時間がかかり、めんどくさい。
 周辺国の宿と比較して考えると安宿は少ない上に割高感があり、中級宿は割安感がある。