暮 ら し の 雑 貨
日用品は、多くなりすぎないことと旅が潤うことの、両方を大事にしています。
そのセレクトを、是非、見ていただけたらと思っています。
この旅は、テント持参が1つの大きな特徴ですね。
 1・最初から持っていて今も使っているもの
シュラフモンベルの「U.L.アルパインダウンハガー#5」。
モンベルの連結式を1人1つ新規購入しました。右ジッパーと左ジッパーの組み合わせなので2つつなげて2人で入れる大きなラブラブシュラフにもなります(狭くないから不思議です)。0℃対応ですが500gを下回る軽い軽い!のすぐれもの。
炊事アーミーナイフ(1人1つ)、コッヘル(3つ組み入れ子式)、金属カップ(1人1つ)
使用頻度の高いアーミーナイフは1人1つ持つほうが良いと思います。コッヘルは、炊事以外に、水の確保や食材買い出しにも活躍します。金属カップは中にティーセットを入れて、お茶類と一緒に運んでいます。
灯り小さなLEDヘッドライト
お風呂ボディタオル、普通のタオル、日本てぬぐい
洗濯洗濯ばさみ
 2・補充しながら絶えず持っているもの
テントドイツVAUDE社のHogan Ultralight。詳細は≫こちら。 1)日本出発時~英国
2)英国~
2人+荷物が入れて本体重量が1.5kgを下回る軽い軽い!のすぐれもの。テントがなければ毎度宿代を払いお金がなくなっていっていることでしょう。百万円単位の節約の第一人者です。宿がないところにも訪問できますし、とにかくオススメします。
コイルヒーターカップに入る小さな湯沸かしヒーターです。お茶飲み用。
1)日本出発時(友人から旅の餞別)~英国
2)モロッコ~ベナン
3)ニジェール~イエメン
4)イエメン~
お茶を飲むときは、金属カップを使って沸かすのですが、必ずもう1つのカップに水を張って、片方が沸き終わったらすぐにコイルを冷やしてください。そうしないと長持ちしません。
灯りろうそく、マッチ
停電が起こりやすいインフラ整備不十分な地域では、宿の人がろうそくとマッチをくれるので、ろうそくとマッチは簡単に補充できます。ライターが切れても慌てることはありません。
炊事スプーン
1)日本出発時~ガボン2
2)ガボン2~グアドループ
3)グアドループ~
お風呂シャンプー、せっけん
せっけんは常に持ち続けています。でもシャンプーは持ち続けると重いので、時々買って、なくなったらしばらくせっけんで髪を洗い、また欲しくなったらシャンプーを買うようにしています。リンスは使わず、その分メージケア用コンディショナー配合のシャンプーを贅沢購入して髪しっとりをキープしています。
洗濯洗濯洗剤
宿にせっけんが備え付けてある旅が続くと手持ちのせっけんが増えるので、そういうときは洗濯洗剤の購入を一時的にやめてせっけんで洗濯をしています。
ミニタオルハンカチがわりを兼ねて持ってきましたが、多分フィンランドで失くしました。ちっ。現在持っている二代目はバミューダ~。
その他ビニール袋、輪ゴム
 3・新たに登場して今も使っているもの
超小さな薄薄まな板旅にまな板は要らない派です。でもグアテマラで見つけた、お人形用の衣類の土台になっていた10cm四方程度の薄薄プラスチック板があまりに小さくて良さそうでした。お茶をのむときにちょこっとレモンを切ったり、もちろん食材を切ったりもしています。
ティースプーンモーリタニアより所持。
ショルダーバッグに入る小さなティースプーンは手放せないアイテム。路上でヨーグルトやアイスクリーム、ココナッツのゼリー部分を食べたりするときに大活躍です。常に持ち歩けるサイズというのは便利ですね。
トイレットペーパー出発時は家にあるポケットティッシュを持ってきたのでトイレットペーパーは持っていませんでした。ポケティを使い終わってからの所持(ノルウェー以降)となります。
イスラム教徒が多い国やアフリカではトイレットペーパーを使わない習慣地域が多いのですが、それでも絶えず持っています。少量巻きを複数、というのが信念で、これなら荷物の中で場所を移し変えやすいのです。そのうち常に手荷物に持つ1つには、首かけ用のナイロンひもを通しています。
セロテープの大きなものガムテープと同様の目的で所持。太さ約5cmも同等ですね。
洗濯ひも最初はテントのひもで代用していましたが、スウェーデンで10mの洗濯ひもを持ち始め、荷造り等に消費してきた分をガーナで追加購入。
ひもの必要条件は、「ほどけないが、ほどきやすいこと」です。私たちは太さ2mmくらいのナイロン(細いナイロンが束ねられて2mmくらいになった)を使っています。切り口はライターの炎で溶かし固め、ほつれないようにしています。
シーツ薄手で白、病院で使うようなもの、シエラレオネから仲間入りです。
寝袋を持つ旅行者は多いと思いますが、寝袋には虫がつくので、虫が気になる場所で寝袋を使って寝るときは、かならず寝袋の下にシーツを敷き、寝袋と虫が接触しないこと、これが大原則です。
枕を持つ旅行者はなかなかいないと思います(爆)。ケニアのナイロビ空港深夜着の際、さあ野宿するかぁとケニア航空機内座席にあるものを失敬したのですが(爆、ケニア航空さんゴメン!)、旅は移動の苦痛が多い。試しにバス移動のとき、背中にあててみたらこりゃ快適~。現在はパソコンを運ぶリュックの表面にあてて、衝撃緩和剤としても役立っています。1)ナイロビ2~アイスランド、2)アイスランド~バミューダ、3)スリナム~

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 4・最初は持っていたが今はないもの
ライター厳密に言えば、ライターの中身を補充するために空のライターを所持していましたが、補充できる場所が見つからないままカナダで壊れました。
結局マッチって便利なんですよね。機内に持ち込む際に見つからないのがいい。
キャンピングマットヨーロッパでテントに慣れてきたのでアフリカ旅の前に処分しました。これからは痛くても寒くてもマットなしで寝ます。
コンロ、燃料ボトルアフリカは食事が安くて美味しいので、重量からすると利点は少ないから、スイス友人宅に置いてあります。2度目にスイスに行ったときに持ってきたので、次に米国から荷物を送るときに日本に送りました。
ガムテープちょこちょこと良く使い、日本から持参したのがなくなったのはモロッコだったかな。その後はセロテープの大きい版を持っています。
アクリルタワシ洗剤なしで食器汚れが落ちるので持ってきました。汚れ吸着力がなくなったので、カメルーン1でお別れ。
灯り単4乾電池式の小さなライト、マリの船上で失くしました(盗られたか?)
ポケットティッシュ数個持っていきましたがスヴァールバルで終了。
 5・一時持っていたが今はないもの
アレッポのせっけんあまり好きでないくせに500gくらい買っちゃった(ミーハー、笑)。せっけんシャンプーにすれば、しばらくシャンプー&リンスのボトルを持たなくていいので荷物が軽くなっています。シリア2で購入、一部米国から日本に送り、残りはベネズエラで終了。
せっけんシャンプーでは洗いあがりの髪のきしみが気になります。そういうときは酸性の液体(薄いレモン汁や酢など)ですすぎ、余剰脂肪酸を落とします。私たちはトルコで買ったレモンの結晶を1粒水に溶かしたものを使用。そうすると指通り良い髪になります。
スカンジナビアキャンピングカード数ユーロで買い、その後のスカンジナビアでのキャンプサイトがディスカウントされるというものです。無事北欧の旅も終了しました。でも思ったよりも使うところがなかったなぁ。
スポンジアクリルタワシの後継者です。食器洗い用。でも多分カメルーン1で失くしたので、今はスポンジなしで食器を洗っています。
デトール英国の会社が作ったアフリカでも人気の消毒成分配合液。衣類の最後のすすぎにちょっぴりたらすと室内干しでも生乾きの匂いがしないんです。コンゴ民主のおばさんにもらって、ウガンダ2まで所持。
精密ドライバーケニア2でPC分解に必要だったのと、これからも使うかもということで細いドライバーセットを購入しました。だけーど!クウェートで没収されてしまったー!馬鹿ー!

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 おまけ・欲しいなあと思うけれどまだ買う決定打がないもの