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スーダンからエリトリアへの道

移動|27Mar2011|URL
 空路はスーダン航空とエリトリアのナスエアー(サウジアラビアのナスエアーは別の会社)が週に数便飛んでいる。定期航路はなし。
 陸路は幾つかボーダーが存在するようだが、近年はどこも外国人通過の道を閉ざしていたようで、2009年以降の情報は皆無だった。今回通過したのは、カッサラからテセネイを結ぶLafa - Tarataasher 国境。新しいボーダーポストが両側に出来ており、スムーズに通過できた。
 カッサラのアルアンブリア市場のターミナルからエリトリア側のタラターシャまでバスが出ており、20SDG。道路は99%完成した新しく快適な道。1ヶ所だけ未完成で回り道したが、あと数日もあれば完成と思われた。昔ここを通った時は砂漠の轍だったのでびっくりした。ただし、道路はハルツームから来る道から分岐するように作られているので昔の道の倍以上となる大回り。
 街を出る時のチェックポストでパスポートチェック。バスは街から7キロ離れたハルツーム、ポートスーダン方面のターミナル前を通過するので、逆方向でカッサラに立ち寄らないならそこで下車できる。さらに走って、ハルツーム-ゲダレフ-ポートスーダンを結ぶメイン道路に出て、ハルツーム方面にしばらく進んでから左折。後は国境まで一直線。イミグレ手前のチェックポストでパスポートチェック。ここでまずかなり時間がかかる。同じバスで今度はイミグレーションに連れて行かれる。特に問題なく、出国手続きが出来る。滞在可能期間はレジスターから30日と聞いていたが、最初の係官はそれを知らず、ビザ期限が切れていた我々は少し問題に成りかけたが、上司が正しいルールを知っていたので助かった。ここに両替屋がいた。スーダンポンドが余ってたらここでするのが良い。イミグレーション係官の見ているところでも問題なし。さらに同じバスに乗って、エリトリア側のボーダーポストに。ここでスーダン側のバスは終わり。
 バスを降りてすぐに荷物チェック。野外なのにバックの荷物を出ささせられ、不愉快。砂嵐の季節になったらどうするの? チェック中にイミグレ係官がパスポートを持っていってしまう。次に建物の1階でデジカメで顔写真を取られる。後は茶屋で待つ。エリトリア側では取締りをしているのか両替屋がいなかった。この茶屋で出来るが少しレート悪い。それでも公定レートの倍以上はくれる。しばらくしたら地元民は名前を呼ばれIDを返してもらっており、我々のパスポートは係官が茶屋まで持ってきてくれた。
 待っていたエリトリア側のバスに乗車。テセネイの街まで一人30ERN(ナクファ、公定1USD=15ERN、実勢1USD=40-45ERN)、荷物代20ERN取られる。イミグレーションで引っかかった人を待ったので1時間以上出発まで待った。バス出発時にパスポートチェックがあったのみでテセネイまで無事に到着。2年前には宿泊するのに警察へ許可書をもらいに行かねばならなかったそうだが、それもなかった。

*入国は簡単だったが、アスマラから入国した場合必須となる旅行許可書と外貨申告書を得られず。国境ではどちらも不要といわれたものの、後でトラブルとなることは必至であろう。