旅人の目

世界の国を全部訪問した旅人が思うことを書き綴る
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アンデス危機

sekaitabi|28Oct2011|URL
 ウィキペディアによれば、「アンデス危機とは、2008年3月に南米の親米国家コロンビアと隣国である反米国家ベネズエラ、エクアドルとの間で軍事衝突の危険を招いた事件である。」だそう。
 旅行中は常々ニュースをチェックし、危険な場所には近づかないよう心掛けていたはずなのに、恥ずかしいことにこれには気が付いていなかった。

 今回の旅行で両国間の国境を越えた2009年の記事を拾ってみると、
11月2日午後、ベネズエラ政府はこの国境管理所の通過を閉鎖(この時点すでに閉鎖して3週間と書いている記事もあった)
11月8日、ベネズエラのチャベス大統領が軍にコロンビアとの戦争準備を命令したことを発表
12月4日、コロンビアの兵士2人が越境し、ベネズエラで捕まった

 何も知らずに我々が国境通過したのは12月12日です。危なかった・・・。

 関係の悪化はその後もエスカレートし、翌年7月に国交断絶。

 以前、ここは国際バスがバンバン走り、地元民は国境での手続き不要だったため、バスは国境を素通り。私は手続きのためにタクシーで国境へ戻った経験があります。今回は国際バスがなく、仕方なく国境までは徒歩、イミグレーションは結構並んでおり、厳しくなったなとは思ってはいたが・・・。
 一度通った国境だからと安心し、ニュースを気にしてなかったとはいえ、知らずにいたのは情けない。反省。

 でもニュースを知っていたら、エクアドルで楽しかったアマゾンにはいかなかったはず。知らぬが仏だ。訪問当時のエクアドル・コロンビア国境付近は落ち着いていたとはいえ、このエクアドルアマゾンの地域へコロンビアが越境攻撃をしたことが、一連の危機発端だったのですから。

マラリアについて

sekaitabi|26Oct2011|URL
 世界一周中の日本人夫婦がマラリアで2人ともなくなるという痛ましいニュースが半月ほど前に流れていた。同じように旅をして、マラリアにも罹った経験のある身としては他人事ではない話である。気になってネット上で色々情報を見ていたのだが、やはり多くの人がマラリア、そして現地の医療事情について誤解しているようなので、今さらながら少し書いてみる。

 私自身は91年にアフリカを旅した時に4度もマラリアに罹っている。知り合いでマラリア経験者はざっと数えただけで10人近くいるし、旅先であった旅行者がマラリアで倒れているのを助けたこともある。これらの経験を元に、旅のQ&Aの中にマラリア対策を書いている。かなり前に書いたものだが、これを読んでいれば今回のような痛ましい出来事は起こらなかったのにと思うと残念でならない。要は、
「治療薬と体温計を持ち歩くこと」
これさえ守っていればまず大丈夫(なはず)。この記事はかなーり昔に書いたものなので、薬に関しては古すぎる内容が含まれています。これとは別に、今回2度マラリアに倒れた経験を踏まえ、日本大使館の医務官に色々確認した結果をまとめ、内容に医務官お墨付きももらった抗マラリア薬というページを薬剤師でもある妻が書いているので、併せてお読みください。

 マラリアは毎年100万人以上の死者が出ている恐ろしい病気だといいますが、死者の大半が乳幼児で、今は良い薬があるので若者が簡単に死ぬような病気ではありません。ただし、それはあくまで薬を初期段階で飲んだ場合です。治療薬を飲まないと治せない病気で、手遅れになると若く体力があっても死に至る病であることは決して忘れないように。そして、手遅れになるまでの時間が意外に短い。
 旅人の話じゃなぁと思われる方は、「スタンバイ治療 マラリア」で検索してみてください。医療関係者が専門的に書いたものがたくさんヒットします。

 今回の事件で本当に痛ましいと思ったのは、医者に高山病と診断され、それを信じてしまって手遅れになったことです。途上国では(本当は先進国でも)あてにならない医者が多いので常に疑いましょう。マラリア地帯以外でマラリアを診たことのある医者は少ないのです。
 マラリア地帯でマラリアを疑って病院に行ったことも2度あるが、この時は2度とも検査はしたが、結果は半日ほどまてで、「問診の結果まずマラリアだから薬を飲みなさい」といわれた。で、すでに飲んでいた薬をいうと、「では後は寝てなさい」で終わった。なので、マラリア確実なら、医者に行かず、薬を飲んで寝ているだけで十分な気がする。実際に今回妻が罹った時は2度とも病院には行きませんでした。ただ、それは私が4度もり患した経験があり、症状がその時と同じだったから。マラリアのタイプはいくつもあるので、自信がなければ、専門家が書いているスタンバイ治療のように、薬をまず飲み、医者に診てもらえる場所ならなるべく早く診てもらうこと。

 ちなみに病院代をケチって医者に診てもらわなかったのでは? というデマが今回は流れていましたが、外国人用の特別な病院でない限り、途上国の病院は安いです。そうでないと地元の人が来てくれませんから。私の経験からいうと、マラウイ、コスタリカ、ブータン、アフガニスタンの病院は無料だったし、インドネシアとインド、ジンバブエではこんな安くて良いのって値段だった。インド、ジンバブエでは別の病院にも行っており、こっちは痛い金額。コンゴもちょっと痛い金額だったかな。インドはどうも交渉せいなので、金はあまりないといわないとかなりふざけた金額をいってきます。診察の前に値段交渉してきてびっくりだった。でもインドでは歯医者も同じように値段交渉制でした。残念ながら、歯医者は特別にしてもらったトンガ以外、どこも日本の保険治療より高かったです。

世界旅における訪問国数

sekaitabi|18Oct2011|URL
 旅の記録 訪問国の更新するにあたり、いくつか悩んだ点がある。
 その最たるものが、年毎の訪問国数。旅のQ&Aにあるのが私の数え方の基本であり、つまりは「数え方なんて人それぞれ」が根本です。で、困ったのが私と妻の数え方に相違があること。旅行中は、旅日誌のページに数を載せていた関係上、その担当の妻が数えていました。私の考えに合わない時も多々ありましたが、「数え方なんて人それぞれ」って思っているので私の考えを押し付けることはしませんでした。
 最初に違いが出た西サハラの時点ではサイト内の考えがばらつくのが嫌で、今後は妻の数え方に合わそうと旅のQ&Aに追記をしたが、それ以降は帰国後ゆっくり考えようと追記はしなかった。したがって今考えなければならなくなったのである。一つ一つの問題は改めて書くとして、旅の記録 訪問国のページで数えた方法による今回の「2人の世界旅」の訪問国数は225です。トップページの表記と5つも違うけど、まあそれは色々な数え方があるということでご了承を(笑)。230でも国家の形態をしっかりしている北キプロスや沿ドニエストル共和国を数えていないので、数えれば232。スコットランドや北アイルランド、アラブ首長国連邦内の首長国を数えている人も中にはおり、できるだけ多く数えようとするなら、今回行った国として240ヶ国くらいなら名を上げることができそうです。

旅に持って行ったクレジットカード

sekaitabi|28Sep2011|URL
 旅立ち前、旅準備メモの記事を書いた時点で持っていたクレジットカードは4種類。ふざけた有効期限だったイーバンク銀行のカード以外の3種類を持っていった。
 途中、まずCITIアマゾンカード廃止:旅メモに書いたように、CITIアマゾンカードが使えなくなった。帰国して確認すると、通告メールにあったような代替カードは何故か届いていなかった。いいかげんな・・・。
 オリコカード期限切れ:旅メモに書いたように、こっちのカードは期限切れで挟みを入れて捨てていたのだが、何故か家族がうまく解約手続きを進めてくれており、こちらもカードが帰国したらなかった。年会費が引かれなくなっていたのでおかしいとは思っていたが・・・。
 マイレージ・プラス《セゾン》カードは命綱だったので、2010年1月にボリビアで盗難にあったが、再発行手続きをとり、3月にチリで受け取った。
 その時、2007年7月に家に送られてきていたイーバンク銀行も同時に手に入れた。これはVISAだったが、使う気がないままメモも持ってこなかったので暗証番号が思い出せず。見せカードにしか使えなかった。と思っていたら、イーバンク銀行は楽天銀行と知らぬ間になっており、クレジット機能は廃止、単なるキャッシュカードになっていたらしい。ビザマークは本当に見せるしか役立たないものだった(笑)

 以上のように2人で4枚あったクレジットだが、最後まで何事もなかったカードはなし。長期の旅に出る人は念のために複数枚のカードを持つことをお勧めします。でも、同時に盗難なんてあったら困るから、持ち方にはかなりのくふうが必要となるでしょう。