2006/03/01

008 耳から学習中です

1 mars 2006

会話CDをきく。平日、1日5時間から10時間、ずーっと聞き流している。
デスクワークなので、本は見れないから、何を言っているのかは分からないけどね。

そのCDは、セクションごとのはじめに日本語で会話の趣旨を言ってくれます。「何何を教えてください」と、日本語のアナウンスが入ったあとに、フランス語文例がいくつも登場する。だから、「何何を教えてください」が「ぶぷべむでぃーや Vous pouves me dire(何何を教えてください)」というのは、日仏の対応として覚えていける。

200ページくらいある会話集のCDを、エンドレス再生にして、ずーっと聞くこともできるんだけど、なにもかもが分からない言語を、分からないまま聞くのも、役に立たない。

だから、1つのセクションだけをリピート再生しています。

「ぶぷべむでぃーやうえろてる Vous pouvez me dire où est l'hôtel?(ホテルはどこか、教えてください)」
「ぶぷべむでぃーやこまんおでぃさおんふほんせ Vous pouvez me dire comment on dit ça en français?(フランス語で何と言うか、教えてください)」
「ぶぷべむでぃーやきえら Vous pouvez me dire qui eat là?(あれは誰か、教えてください)」

そうすると、
「ぶぷべむでぃーや Vous pouvez me dire(教えてください)」の部分が反復できて、印象に残ります。


第一に印象に残る。
ずっと聞くから、第二に記憶に残る。
それでもずっと聞くから、第三に自発的に記憶がよみがえる。通勤帰りやふとしたとき、「ぶぷべむでぃーやこまんおでぃさおんふほんせ」って、ふっと思い出されるんです。
第四に、「フランス語で何と言うか、教えてください」をフランス語で言おうと自問自答したとき、「ぶぷべむでぃーやこまんおでぃさおんふほんせ」と、文法の作りを考えることなく、言える。
そして、第五に、正しいフランス人の発音で学んでいるから、自分が口にするときも、正しいフランス人の発音に相当近いものが発せられる。

こんな感じのフランス語学習を、日ごとにテーマを変えて学んでいます。フランス語という長い階段を、2段め3段めと、少しずつ登っていける自分が、とってもとっても楽しいし、幸せです。