北朝鮮旅行記
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万里の長城
北京・見る歩く食べる飲む楽しむ!
周口店・北京原人に逢いたくて
いよいよ北朝鮮入国
平壌を見る
軍事境界線と高麗の国
列車で国境越え
旅を終えて
北京100Q
北朝鮮100Q
●●●● 見て歩いて食べて飲んで楽しんで…北京三昧♪ ●●●●
(日本円から両替したら、1元=14.9円でした)
さて♪
ドライバーチャーターという荒業により、
万里の長城からたった1時間で北京市内の宿泊ホテルに戻ってきました♪
(これをまじめに移動しようとすると、居庸関からだと半日仕事になってしまいます)
チェックインしていったんお部屋に入って、今から北京観光出発です~♪
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ホテルは地下鉄東四十条駅付近、とても便利なところにあります。
でもまず、道端でふらりとお昼ご飯にしたかったので、バス停まで歩きがてら、お散歩兼ねて歩き始めました。
この雰囲気いいじゃない♪ ローカル度満点で 楽しめそうな予感(*^-^*) しかもバス停近いから ここでビールとおつまみ食べましょう♪ |
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オール漢字のメニューとにらめっこ 「皮蛋豆腐」5元(74円)と 瓶ビール3元(44円) このピータン豆腐、めっちゃうま~♪♪ お口の中がとろっとろの極楽です♪ |
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北京市内のバスは路線が複雑ですが 停留所がすべて記載されているので 行き先が決まっていれば安心です この106バスに乗ります♪ どこまで行っても1元(14円)も 嬉しい仕組み(*^o^*) |
世界遺産の天壇公園到着~♪
バスに乗ってきたので、北門から入りました。
天壇のいろんなものが見れるマルチチケット35元(521円)を買うとお得です。
ここは明・清の皇帝が、毎年豊作を祈った場所です。
写真の祈年殿のほか、皇穹宇、回音壁、圜丘壇などを見て回りました。
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17:00に、北朝鮮渡航の打ち合わせの予定が入っていたので、タクシーでホテルに戻ります。
まだ北朝鮮入国のビザ(査証)をとっていないので、明日の朝鮮領事館での受領時刻などの確認をしました。
ついでに、北京ダックの美味しいお店と、京劇が素晴らしい劇場を教えてもらいました♪
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さて、ガイド董さん(とうさん、と読みますが女性です)のお教えどおりのオススメの場所に行きましょう♪
地下鉄で前門駅へ。
このあとも、前門駅はしょっちゅうお世話になります♪
そこからタクシーで前門建国飯店へ、
その大きなホテルの中に梨園劇場があります。
ホテルに入って場所が分からなければ、英語で「opera」というと通じます。
(私はフランス語で「l'opera」と尋ねましたが通じました)
(後から知ったのですが「京劇」は中国語でチンチュイと読むそうです)
お目当ては私は当然最上級席♪
お茶、お茶菓子、フルーツつき舞台そば中央A席、280元(4172円)のチケットを買いました。
京劇について 京劇(チンチュイ)は、中国の伝統的な古典演劇です。 清代に安徽省で生まれましたが、 その後北京を中心に発展したので「京」の名が付いたそうです。 西遊記、三国志や水滸伝をはじめ、 中国の歴史的人物などを題材として扱います。 独特の振る舞いやこれぞ中国という音響など、 中国語が分からなくても存分に楽しめますし、 大きな劇場では日本語イヤホンの貸し出しもあります。(有料) |
きゃあ~素敵な予感♪ 19:30開演に間に合いました♪ |
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ロシア人、北京市民の方と同席 6人1テーブルでした♪ お茶菓子も何種類もあって 次々出てきて美味しいわ(*^o^*) お茶も飲み放題です |
北京に到着してから、2つの万里の長城や市内観光などを経ていますが、
京劇を見ながらようやく、「北京に来たんだ~~」という実感が沸きました。
美しい天女様かしら。
中国語が分からなくてもストーリーが分かりやすくて嬉しいな。
北京に行ったら是非京劇を見てくださいね♪
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21:00、今からのお目当ては、ライトアップ天安門広場です。
タクシーに乗って10元(149円)で到着。
きれいですよね。
後ろには毛沢東記念堂、写真右には人民英雄記念碑がまばゆくライトアップされています。
遠くに見えるのが、かの有名な天安門です。
わあ・・・きれい~~~
これぞ中国の象徴の1つ、天安門。
第二次世界大戦直後、毛沢東により中華人民共和国の建国が宣言されたところです。
それ以前にもここは、皇帝より詔書が発布される、国の中心的機能をもつ場所でした。
私は、旅先でライトアップを見るのが大好き。
この時間もとっても幸せごこちで、中国の歴史の渦を思い出しながら美しい光景を眺めていました。
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22時、さっき京劇を見ながらおやつを食べましたが、お腹が本格的にすいてきちゃった♪
ご飯を食べに王府井(ワンフージン)に行ってみましょう(*^.^*)
天安門からバスに乗って 1停留所のところにあります (2元、29円) |
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まず魅かれたのが「金絲巻餅」 もやしや肉味噌などの具を 餅(ピン)で包んだもの。 4元(59円)美味しいよ♪ |
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老北京の味といえば「炸醤麺」! ジャージャーメン、8元(119円)と 中国で一番美味しいと思った 京燕(エンジン)ビールを瓶で注文。 (10元、149円) 店内ではなく店先のテーブルで食べました |
そのままお腹いっぱいになった私は、
22:30、タクシーを拾ってホテルに戻り(13元、193円)
シャワーを浴びて、ぬれた髪のまま寝てしまいました。
そういえば今朝は万里の長城の登山から始まったから、すごい運動量だったんですよね。
* * *
次の日の朝、起きるのがちょっとしんどかった~。
昨日の運動量のせいで、ちょっと遅起きですが、それでもがんばって7:30にベッドを出ました。
昨日打ち合わせしたガイドの董さんと共に、9:00、朝鮮領事部へ行きました。
そこで北朝鮮の入国ビザを受け取ります(受領代7000円日本円払い)。
全部ハングルなので何も読めません~。
でも・・・これでいよいよ北朝鮮入国だ、と、感慨深くなりました。
北朝鮮ビザは、出国のときに回収されてしまい手元に残らなくなるので、写真を撮っておくのが秘訣です♪
ちなみにこれを渡してくれた担当者は、
「私は日本人女性が1人でビザを取りに来たのを初めて見た」と言ってました(^^ゞ
ホテルに戻って朝食がわりのコーラを飲みながらネットしたあと、11:00にホテルを出ました。
今日もこれから北京観光三昧です♪
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まずは、わくわくの北京動物園へ♪ 地下鉄で西宣門駅へ行ったら、 肉そぎ落としの餅(ピン)包みを 食べました。1個4元(59円) 美味しいー♪ |
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バス乗り場を探して、 27番バスに乗りました。 1元(14円)で動物園を目指します。 |
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12:00、北京動物園到着♪ 入園+パンダ+船のセット券を 40元(596円)で買いました。 |
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お目当てのパンダちゃんは うだうだ~~~、笑 |
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世界遺産の頤和園(いわえん、ピンイン) には、この動物園から水路で行けます♪ 水フェチなので嬉しいわあ(*^o^*) とってもいいお天気です♪ |
船の中では最前列ゲットです♪
中国といえば柳。
この柳を愛でながら、船はゆっくりと頤和園へ向けて進んでいきます。
20分ほど乗ったら、途中、紫竹園という景勝地で船を乗り換えます。
船の中で頤和園のチケットが買えます(30元、447円)
乗り換えてから1時間、存分に水路の旅を楽しみました♪
頤和園到着です♪
ここは18世紀建築開始、19世紀より西太后様ご愛用の地、英語ではサマーパレスと言います。
船で行くと、正門の人混みではないところから入れるので、静かな頤和園の良さを楽しめます。
湖畔沿いをお散歩しました。
本当に気持ちよい、ここは私のお気に入りの世界遺産になりました♪
今は8月。途中、暑くて暑くて、マンゴシャーベットを買いました(2元、29円)
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頤和園を15:40分に出て、タクシーで地下鉄西宣門駅へ。
頤和園前にはタクシーがいっぱい止まっていますが言い値100元。
流しのタクシーを拾って28元(417円)で駅に到着です。
タクシー拾ってでも急いでいるのは、このあとまだ昼間の天安門、故宮博物院、夕暮れの景山公園と、
ビッグな観光を残しているからです♪
陽が落ちてからでは景山公園の魅力がた落ちですものね。
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西宣門駅から地下鉄に乗り、一回乗り換えて天安門東駅到着。
昨日ライトアップ天安門を見ましたが、この中国らしさいっぱいの天安門もよい色合いです。
昨日はなかった骨組みが。
2008年の北京オリンピックへ向けて、修復開始のようです。
故宮博物院は広いので、今日は外周部分。
核心部分は明日の午後に来ることにしました。
歩いて歩いて歩いて歩いて、ぜいぜい、何十分歩いたかしら、やっと景山公園に到着です。
丘の上から故宮が一望できる、ここはナイススポットなのです。
夕暮れ時に佇む、美しい故宮博物院・・・
ため息モノです・・・ずぅっとここにいたいほど・・・
景山公園の頂上のお寺は、北京オリンピックへ向けて修復中でした。
日本人の大学生の男の子がいましたが、
彼もその寺からの景観を期待して夕刻に来たものの、中に入れずがっくりしたとのこと。
とぼとぼと下山していきました。
私は・・・あきらめたくないなぁと思い、山頂をうろうろ。
やった!お掃除おじさん発見\(^^)/
カメラを持って身振り手振りで、
「故宮~、眺めのよいところ撮りたいよ~」
と訴えかけてみたら
お掃除おじさんは、身振り手振りで
「ここだけは森の木が途切れてるんだよ」
と、やさしい面立ちで、私を案内してくれました。
本当、森の中から、唯一故宮が見れるポイントからの、
べっこう色に輝く故宮は格別に美しかったです。
*
本日の観光三昧はこれでおしまい~♪
景山公園を出たところからタクシーに乗って10元(149円)
北朝鮮打ち合わせガイドと、万里の長城ガイドの両方に別々に「美味しい北京ダック」と尋ね
双方が同じ答えを出したお店へ、美味しさの確信をもって向かいました。
到着したのは、老舗「全聚徳」(ぜんしゅうとく、チュアンジュト)です♪
双方のガイドが別々に「前門の本店よりも正陽門分店のほうが美味しい」と教えてくれたので、仰せのままに(*^-^*)
私が頼んだものは、北京ダック1/2羽、きゅうりの和え物、ダック用肉味噌、餅(ピン、包む皮)、ビール大瓶
1人でこれですもの♪贅沢ですよね~♪
ダックの骨のダシをとったスープ(写真の大きな器)はサービスでついてきます♪
高級食材をこれだけ食べて、122元(1817円)です♪
さて、お味ですが、
今まで海外で食べた食の中で最も感動したかもしれない
特に、ダックを、写真右下の、すりおろしにんにくとグラニュー糖を絡めて食べたとき
「美味しさが脳からつきやぶる~」と真剣に思ったほど、考えられないほどの美味だったんです!!
ダックよりも先に、ビール大瓶が空になっちゃったわ(笑)
幸せを通り越す絶頂感の美味しさに、絶対このお店にはまた来ようと、決意したものでした(^^#)
*
幸せの北京ダックを食べ終えて、本当におなかいっぱい♪
地下鉄3元(44円)で東四十条駅に戻り、ホテルでネットしたあと、
駅近くのマッサージ屋でフットマッサージ(お茶つき、138元、2056円)
ホテルに戻ったら、あっという間に眠りに落ちたほど、今日は観光三昧。
楽しさ盛りだくさんの素敵な1日でした。
明日は、いよいよ、北京郊外。
北京原人発掘の地、世界遺産「周口店」へ向かいます。
交通情報が事前に得られない(ガイドに聞いても分からない)ままなので、ドキドキしてるんですけどね(苦笑)