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●●●● 青と白の狭間、いよいよウユニ塩湖縦断! ●●●●
(US$から両替したら、1ボリ=13.5円でした)
昨日は深夜3時頃ウユニの宿に到着しました。
そのときの旅行記では、「痛い、寒い、苦しい・・・」と大変に弱気なことを書いていますが、
翌日は、
朝9時、起きたら快調じゃん♪\(^^)/
心拍数も、96/分まで低下。
頭痛は、朝に目を覚ましたときくらいで、体を立てたら少なくなりました。
ウユニはもちろん高地
標高3600m
だから通常の心拍数(私は69/分)よりも高いけれど、
その前の126に比べたら、かなり快適です♪
朝食のパンやバナナ、シリアル、ジュースをしっかり食べ、
10:30にはエージェント(旅行会社)がピックアップに来てくれました。
私は高山病対策の薬としてバファリン(主成分アスピリン)しか持っていなかったので、
おにーさんにお願いして薬局に寄ってもらって、
ボリビアでは有名な高山病の薬であるソロチピルを20錠購入しました。
ああ、これで安心です。
しかーし!!!!
日本に帰って調べたとき、
ソロチピルの主成分がアスピリン系だったときは
かなりずっこけました。
あのー・・・(^^;;;;;;;;;;;; えーっとー(笑)
さてさて、これからチリへ抜けるアンデス越えの旅でお世話になるのは、
こちら、Andrea tours
これは私が大好きな写真の1つです。
スイス人、ベルギー人、イタリア人、イングランド人、フランス人・・・
いろいろな人たちが、ここウユニに集まり、
そしてみんな、アンデス越えという同じ夢をもって集まっています。
今回このエージェントから出発する4WDは3台。
1台あたり6、7人の旅行者を乗せます。
私は、私の旅のなかで、こういった同じ夢をもつ人と出会えることが、大好きです。
(しかし私は海外ではオヤヂにもてて困る・・・、笑)
*
今回日本からウユニ&アンデス越え&チリ抜けを手配するとき、
英語ツアーでなく、スペイン語ツアーを選びました。
理由は、料金が半額まで下がることと、
南米を旅するなら、やっぱりスペイン語で行こう、
そして、なんとかなるさo(^-^)oという強気の思いと、
ボリビアに募らせてきた夢が、私をそうさせました。
ツアー出発の前に、まずウユニの町で、出国手続きをします。
「ペルドン マイパスポルテハズサムプロブレム…」
・・・私は、パスポートに難ありであることを伝えました。
そしたら、返事は「I know.」
ラパスのガイドのフリアさんが、ウユニの出国手続き所にも連絡を入れていてくれたんです。
もう2度と会えない彼女の優しさに、また泣きそうになる私(ρ_;
*
難ありパスポートにボリビア出国スタンプを無事に押してもらえ、
11:30、いよいよウユニツアースタートです!!
*
11:40、あっという間に列車墓地に到着。
使われていない列車が、高地にたたずんでいます。
ここはウユニ、標高3600m
標高高くて、空気が澄んでいて、空が青くて、何て素敵なところなのでしょう♪
ふわーーーって流れる風を受けて、ひたすら気持ちよかった私。
でもここでは「藤岡弘、探検隊」の弘、の真似をしたくて、
恥ずかしいけどポーズ(^^)
アホ丸出し(笑)
ボリビアの高地、空の近さ、
本当、どの写真を見ても空気感が好きなものばかりです。
さあ、また車を走らせて、ウユニ塩湖へ向かいます。
*
乾いた大地を走り、私たち美女軍団(笑)を乗せた車は、13:00、とうとうウユニ塩湖に到着しました!!
わーーー、きれい〜〜〜・・・
ちなみに今日は5月2日。
何十ヶ月も前から、ウユニに来る時期を検討し、
この時期を強く切望して選びました。
今年のこの時期は雨季が終わって1週間とのことで(ラパスの通訳さんがそう言ってた)、
私は、「水鏡のウユニ塩湖」と、「乾いた塩の大地」を両方を見ることができ、
そして晴天にも恵まれ、本当に楽しく幸せな1日でした。
もちろん服は黒でしょう^^
そして更に塩湖を進みます。
ピカピカ水鏡のような中を走りました。
そして、内部に入るほど、塩湖は乾いていきます。
*
しばらく走ると、もうそこは塩の大地
青と白の世界
あまりに我慢できなくなって、
ドライバーに「アキポルファボール!」(here pleaseの意だったかな?)って言って止まってもらい、
一面の塩の大地を撮影しました。
ちなみに、スペイン語会話集をラパスの盗難で失っているのです、悲しい(p_q*)
ペルーとアルゼンチンとメキシコの旅の記憶だけでスペイン語を話しています。
だからへたっぴです。
*
やがて、塩のホテルに到着しました。
写真を撮るのはもちろんですが、私はここで、
塩を7kg採取(笑)
強力なジッパーつき袋をたくさん持っていったのも、このためです(^^)v
今でも自宅でお料理にウユニの塩を使っています♪
(レバーとかこれで焼くと美味しいのよ♪)
もちろん、帰国までこの重量には苦しめられました(笑)
*
13:30、サボテンの島インカワシが見えてきました。
お昼ごはんまで、ちょっとこの丘をハイキングしました。
島には、サンゴが。
昔ここは海の底だったのでしょうか。
お昼ごはんもここで食べます♪
下の美人6人は、今回同じ車に同乗した、本当の旅仲間です。
ベルギー人にスウェーデン人
会話も楽しく、そして皆さん海外強盗経験をお持ちで(^^;;
私はこんなところで首絞め強盗話から救われていくのでした。
左から、エレン、ヘレナ、アイリーン、アドレイ、マリア、私。
(名前は口頭で聞いただけなので不確かですが)
特にアドレイはスペイン語も英語も上手なベルギー人。
ドライバーと私の間の通訳になってくれました。
食べたものは、リャマの塩漬けの干し肉、トマトとキュウリのサラダ、
キヌアというアンデスの穀物、コカコーラです。
穀類が久しぶりだったので、もりもり食べましたよ^^
ちなみに、テーブルも椅子も塩でできています!!
しばらく塩の上をお散歩。
そして、15:40、インカワシを出発しました。
ウユニ塩湖を進み
塩湖を抜けると乾いた大地を走り
17:30
本日の宿営地、サンファンに到着しました。
標高3750m
ううううううううう(ーー;;;;;
また標高あがっちゃったよ・・・
サンファンはアンデス越えツアーの宿営地みたいなところで、
この時期外気は氷点下。
暖房は部屋にはありません。
トイレ、水、電気はありましたが、コンセントからの充電はできませんでした。
部屋はこんな感じです。
ライトも裸電球1個程度、本当に暗いんですよ。
この日は、他の車に乗ってきた旅行者たち20名ほどで、ディナーです。
日本人は他にいません。
スープ、チキンロースト、フライドポテト、ライス、コーラ、赤ワイン。
寒い寒いとみんなで震えながら、
めいめいに好きな話を切り出し、楽しみました。
こういう、旅人たちとの会話が私は大好きなので、
本当によい旅仲間に恵まれたことに感激しながら、
おねーちゃん、おにーちゃん、オヤヂ達(笑)と楽しくお話ししていました。
21:30、電気が消えました。
満点の星
(撮影はぶれていません。5分くらい開放しているので星が動いています)
これだけ素敵な天の川の下、
私は、絶対に来なければと思っていたアンデスの地に立っていることに、
なんか、心が笑いそう。
だって、こんなに幸せなことって、そうあるもんじゃない。
いよいよ明日は、アンデス越え本番、
私の、大きな夢が、ようやくようやく叶う日が、もう目の前です!!!