4年3ヶ月に渡った「2人の世界旅」の記録を元に選んだ10選
あづさの好きな国
特定の人の良さに依存しない視点、訪問順
- フランス
- 大陸ヨーロッパで好きな国10選に残ったのが、フランスとルーマニアだ。この2ヶ国は、人の気質が似ている気がする。ウェルカム精神、人をもてなす心。この2ヶ国でホームステイができて実に良い体験ができた。またフランスは安ワイン、安チーズ、安バゲットが至極美味。人の生きる基本となる食べ物は政府が価格上限を定めているため安価である。建造物も雅だし、いい国だなー。
- モーリタニア
- モーリタニアは西アフリカで最も浪漫が溢れる国だと思う。ムーア人の水色の男性装束、サハラ砂漠列車、砂漠の民の暮らし、砂漠の伝統食、そして常にアタイヤ(ミントティー)でのもてなし・・・。いつかラクダに乗って、この国を旅したい。
- 南スーダン
- 「旅の道は自ら切り開く」を最も実践できたのが南スーダンだったと思う。そうして訪れたここは、夢の土地だった。突然出てきた裸族の集落、地図に名前もない村。南スーダンのエスニシティーの数々を、もっと知りたい。もっと奥地に行けばもっとすごい裸族がいると思うと、訳もなく心が躍動する。
- オマーン
- サウジアラビア以外の中東のすべての国を訪問して、オマーンが最も輝いていると思った。首都マスカットの美しさ、地方の要塞の素晴らしさ、オマーンの男性の衣装もかっこいい。中東アラブの典型的な美味なる食事がふんだんに楽しめるし、砂漠に行けばベドゥインがいる。なんていい国なんだ。
- イスラエル
- 報道でも歴史でもユダヤ人の知識は欠かせないが、イスラエルでジュー(ユダヤ人)の家に3都市連続でホームステイをし、彼らと交流し、彼らのことを知るうちに、日本にいて得た知識はだめだったと内省した。今ある程度正しいユダヤ人に対する理解をもって、報道や歴史が見れるようになったことが、一生の財産となったと思う。イスラエル、行くべし。
- ルーマニア
- 一番上にあるフランスとコメント重複、まずルーマニア人の気質が良い。そして東欧の魅力たる歴史遺産の数々も秀逸、地方の素朴な魅力もある。出国するときに「もっとこの国を旅したい」と、ヨーロッパで最も強く思った国でもある。
- グリーンランド
- イヌイット(エスキモー)の家庭に交ぜてもらえ、彼らのアザラシに依存した極北の伝統文化の数々(アザラシ料理を含め)を味わった以上、グリーンランドが好きにならない訳がない。都市によっては中国人やデンマーク人が多く住み、アジアンヨーロピアンになっている町もあるということだが、訪問したのはそういう西岸ではない、東岸の、人口300人程度のクルスク村。
- バヌアツ
- 南の島で、最も色濃く伝統文化を残す、発展度の低い国がバヌアツ。伝統文化の残る離島に行かないとこの国は面白くないだろう。今回訪問したのはタンナ島。電気も水道もない村で、酋長も快く迎えてくれ、素晴らしい数日間を過ごした。活火山を世界で最も間近に見られる島でもあります。
- モンゴル
- モンゴルの歴史は「遊牧民」に尽きる。その遊牧民の住居である「ゲル」にて数日を過ごさせてもらった。直径5mの円形住居に家族とゲストの6人。彼らの暮らし方が本当に素敵だ。モンゴル人の遊牧生活は真にエコロジックであり、かつ人の触れ合う温かい暮らし方から数多くの感銘を受けたことが、今回トップ10入りの大きな要素となった。
- アフガニスタン
- 南にインダス西にペルシャ、北にソ連北東に中国と、大国に囲まれてきたアフガニスタンは、それらの影響を受けながらも独特の文化を持つ。北東部の一都市訪問だが、安全ゆえアフガン各地から平和を求める人が住み、アフガン文化を垣間見れた。一人での外出が多く、豪邸に招かれ、女性のプライベートをも覗くなど、アフガン見聞を深めた。