かくれプチ

* by azusa *
■ご挨拶
「かくれプチ」よくぞ発見してくれました(笑)! 旅に出て、もうすぐ1年。今までもオフラインで綴ってきた、他コーナーとは少々味の違う私の徒然草を、こちらに記していこうと思います。
旅をしながらのプチ日誌なので、“旅してプチ日誌”とも呼んでいますが、こそっと更新しているので、「かくれプチ」とも呼んでいます。
*since 11may07
  ima 'tabisite' imasu.

*archives




©2007-11 azusa

2008年12月17日

今日、私たちは、不可能と言われているルートを可能にしました。
ロンプラ(最大手英語ガイドブック)に不可能と書かれてあり、ロンプラ掲示板でも何件も「行ってみたい」と書かれているけれど、行ける保証を示すリプライのないルート。砂漠を40km、飲む水を得られないで歩くというのですから、命を賭けて行く秘境ルートです。メリル(殺人強盗族)も出ると聞きました。

でも私は、エチオピア南西部、夢の古代民族地域からエチオピアに入国したくて、スーダンにいるときから、会う人会う人に、エチオピアダイレクト入国を可能にする車はどこにあるかと尋ねまくっていました。生きる自信はある。そして和人もトライすると言ってくれたのですから、私も頑張らなければなりませんでした。

そのルートとは、ケニア北西部からトゥルカナ湖西岸沿いにエチオピアへ北上するルートです。公共の移動手段はもちろんありません。そしてそこは、さまよい込んだら死に神が迎えに来る、そういった意味で、最も過酷な、最も旅行者を阻むルートです。

でも本当に今日、成功したよ。助けてくれた優しい人々にも感謝いっぱいしなければいけない。来るまで何日も、怖くて怖くて、本当に怖がっていた私。

オモラテ・・・エチオピア南西部の秘境の村で、シャワーを浴びるとき、上を見たら満天の星が見えたとたん、生きて来れたことに、わんわんと声を上げて泣いてしまいました。

  

  ユバちゃんって言うの。裸族ダサネッチの可愛い少女に出会った。
  左後ろが、裸族でしょ。