かくれプチ

* by azusa *
■ご挨拶
「かくれプチ」よくぞ発見してくれました(笑)! 旅に出て、もうすぐ1年。今までもオフラインで綴ってきた、他コーナーとは少々味の違う私の徒然草を、こちらに記していこうと思います。
旅をしながらのプチ日誌なので、“旅してプチ日誌”とも呼んでいますが、こそっと更新しているので、「かくれプチ」とも呼んでいます。
*since 11may07
  ima 'tabisite' imasu.

*archives




©2007-11 azusa

2009年12月15日

南米大陸の旅は今いるコロンビアが6ヶ国めになります。夜行バス移動、宿泊、を交互に繰り返す怒涛の移動の旅。目的はシルビアの、“魔女の火曜市”。

普通○曜市のような見所がある町には、ツーリストは、1)近所の町に泊まって日帰り観光、2)前日からその村に泊まって観光、のどちらかをするもんですが、私は、3)その日の朝に行って賑わうメルカド(市)を見て、泊まり、翌日、ほっと一息普段の様相に戻った日常的なその村を見る、このスタイルが好きです。

  

  黒い帽子に青いマントに白いネックレス。この姿がずらりと並ぶ、魔女の火曜市。
  大好きなアンデス村シルビアの、おばあちゃんの糸つむぎ。
  やっぱり私は“族めぐり”が大好きだぁぁぁ(笑)

2009年12月11日

昨日、世界一の落差がある滝、秘境エンジェルフォールツアーを終えました。ツアー拠点となるシウダードボリバールに戻ったその日の夜に夜行で移動し、これから向かうコロンビアへ向け、サンクリストバルで1泊しています。

  

  「見よ!あれが幻の滝エンジェルフォールだ!」
  ・・・テヘ(*^.^*) 和人のカメラで撮ったのにナ。
  トップページ掲載はボツになった写真っす♪

2009年12月1日

スリナムの首都パラマリボ長期滞在決定でしょうか、とほほ。
明日から歯医者に通います。恵比寿駅前徒歩5分のちぃと性格悪いあの歯医者の処置は、よろしくなかったようで。

実はスリナム2度目の入国です。先週入国して、いったん仏領ギアナへショートトリップしてきて、今日またスリナムに戻ってきました。

パラマリボに戻ってからは地元民ごった返しのアパートの1間を安く借りています。水商売の女性が集まる中、管理人のおかまおにーさんの、女性らしい(爆)細やかさで管理されたキッチンやシャワールームが快適で嬉しい。

  

  この緑の長いの、インゲンっぽい。驚きの長さでしょ!(三尺豆と言います)
  脅威の中国人進出のおかげで、スリナムは野菜も調味料も豊富、美食天国ですよ!

2009年11月26日

南米に上陸しました。
グアテマラで立てた予定通り11月25日ドンピシャの出国です。パチパチパチ☆

さて、当初カリブ海最終国となるトリニダード・トバゴから船で南米大陸へ渡る予定でしたが、今後のスケジュールを組み直すとそれでは動きに無駄が出ることが分かり、飛行機でスリナムの首都パラマリボに上陸しています。

ここはオランダ支配が3世紀にも続いた国。同じオランダ支配つながりで、19世紀より多数のジャバニーズ(ジャパニーズじゃないのよインドネシア人のことよ)が来陸し、今日は早速に「その土地の食」つまりバミゴレンとナシゴレンを食べてきました。

カリブ海の旅は大変だったけど、カリブの全ての国でごはんを食べるミッションは無事果たしました(^_^)V♪

明日はブラジルビザ申請にトライします。

2009年11月23日

カリブ海最後の国になるトリニダード・トバゴに来ました。カリブの島をお金を極力かけずにっていう人は首都のあるトリニダード島だけ行くものですが、私たちはトバゴ島にも寄りましたよ、エッヘン(*^-^*)

他の地域の旅とはいろいろなものが違うカリブ海も、離れてしまうとなると、いろんな思い出でいっぱいです。

昨日はカリブ海最後のシュノーケル。美しい海で。
今日は南米ガイドブックと仲良し、ルート詰めしています。

  

  これこれ! これがシネンセ種の香り良い唐辛子風植物♪
  すっごく辛いのにすっごく美味しいの。そして鉢に植えたいラブリーさ♪
  日本でネット通販で種買えるのかな。誰か見つけたらメールください♪

2009年10月31日

2人で20kg~30kgくらいの荷物で旅をしていると、荷物を減らすこと、荷物を増やさないことを、よく考えます。

「シンプルライフ」という言葉が好きで、旅に出る前からも実践してきたつもりなのに、今あの暮らしを見ると、やっぱり無駄が多かったと反省すること仕切り。

今ボールペンは2人で数本、でも家には何十本の筆記用具があるのかしら?
大事なことは思ったときすぐメモできるよう、いつもA4サイズを8つに切った紙をクリップで束ねて持っている。でも、日本ではメモをしないでいつしか忘れてしまったことが、いっぱいあった。
例えば読み終わった本は他の旅行者と交換する。
でも日本だったら、本棚にいっぱい本が入っている。もう読まない本も含めて。
化粧品は、すべてのメイク道具が、化粧品ポーチ1つに納まる今。
以前は化粧品を入れるカゴなんて持っていて、化粧品の量は今の数倍。

「旅するように暮らしたい」とはよく言うけれど、私は多分、帰国したら、その言葉を実践していくんだろうなって思います。シンプルライフの心と実践を、旅から学べて良かったと思う。

帰国してからの住まいが、とっても楽しみです。

2009年10月19日

「コープみんなでエコ!2009 キャンペーンサイト」
http://www.ecolife.coop/

可愛いエコりんの世界旅行で、私たちの写真を使っていただいています。

・マラケシュ:モロッコ/メディナ
・コナクリ:ギニア/ラビル:アティケ屋台
・ヌアクショット:モーリタニア/ぺシェの浜:船の移動

是非見てみてね(*^o^*)
トップページの左上の世界地図から入ります!

2009年10月8日

史上最大の日本人移民訴訟の舞台となったドミニカに来ています。
ドミニカは2つあって、ドミニカ国ではなくてドミニカ共和国のほうです。

米が旨くてね。
戦後、農地無償譲渡やらと政府に騙されるように夢を持ってぶらじる丸に乗って来て、耕作不適切な僻地に棄てられた。

それでも頑張って農業で生きてきた日本人たちの涙の跡がこのジャポニカ米の味に出ているのではないかと、毎日悲しい味の旨い米を食べています。

  

2009年10月7日

誕生日おめでとう♪

2009年10月6日

ハイチの劣悪な環境で種々の病原菌に感染したのでしょう。2人で発熱しています。今日、薬を飲むことに踏み切り、追加で抗生物質(シプロフロキサシンです)を買いました。

ついでに持っている薬で「流石にこれは古くなったわ~」と思うものを処分しました。ちょっとすっきりした。

2009年10月4日

西半球で一番貧しい国、めちゃくちゃなハイチに来ています。

街中ドブの水が溢れかえったゴミだらけ&汚らしさでいっぱいです。とにかくくさい。水道水を飲用に作っていない国。ここはラテンアメリカ最初の独立国(1804年)かつ世界初の黒人共和国。一部のムラート(白人とアフリカ人の混血)を除き住民はほぼアフリカ系。でも、最初に独立してしまったため先進国のお手入れがなくなってしまった、それが、今、劣悪な国を作っています。赤道ギニア以来久々だわ、こういう気持ち。

今日は世界遺産の、気が狂った王様(統合失調症?)が建てたという壮大な軍事城を観光。山1つ登ってくたくたです。

めちゃくちゃなハイチを出て、明日はドミニカ共和国。本当は明日1日休みたいくらいだけど、今いる、トイレもシャワーも排水が悪い宿にいたくないので、脱出します。とりあえず生存報告でした~。

  

  歩くと息が詰まる。ヘドロと大便小便の匂いが強くて。
  かつて「アンティルのパリ」とまで謳われた、カパイシェンの町。

2009年9月25日

さて例の医薬翻訳の仕事。負担大! だからこそ、
自分で、自分に必要な医薬英和辞書、作ってみた。

将来、論文英語を使ってやりたいことがあるから、その夢に向かって蓄積していくのです。

  

  表示も検索もパパパパパ(^_^)V
  辞書本体はPDIC、http://homepage3.nifty.com/TaN/
  中身を自分で作っているのです。

2009年9月23日

最近忙しい私です。
最近、医薬翻訳の仕事を始めるべく、送られてくる海外治験実施計画書や英語論文などを和訳していたり(毎日はやらずに、気合を込めてガッツリやる日を作る感じです)。思えばそろそろ予備校模擬試験監修の仕事が入ってくる時期だなとコワゴワしたり。

旅も順調です。中米パナマを名残惜しみつつ離れ(最近の旅で、きゃーもっと日数取るんだった! と後悔の念が最も募ったのが意外や観光地満載だったパナマかもしれない)、再びカリブ海の島国めぐりを始めました。現在アルバにてリゾート海を満喫中♪ 次はボネール、キュラソー、ハイチ、ドミニカ・・・と続きます♪

さて、先日の嬉しかったこと。ここに書こうかどうか迷ったのですが、自分の素敵な記念に書いておこうと思います。

「といいますのも、もし、先生さえよろしければ、本学にお越しいただければと思っています。」

嬉しかった。私が最も尊敬する教育者の先生からのメールだった。海外ぷらぷら2年以上の、予定ではまだまだバックパッカーの、社会を何年も外れた人間を呼んでくれるなんて。この就職氷河時代に、ありえない幸せ。

「先生と一緒に仕事したい」と返事を書くまでに時間はかかりません。だから、日本に帰ったら、その大学で、再び教育の面で精一杯の力を尽くす、私は再び仕事を頑張る人になると思います。

2009年9月15日

メキシコ、ベリーズ、グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、ときて、「どこが良かった?」と聞かれたら、グアテマラとニカラグア。特にニカラグアは、「何も見るところがない」と散々謳われるだけに、行ってみって驚き! 美しいコロニアルな街と美味しい伝統料理と居心地のよさに、泊まる先々で延泊してきちゃったところです。

中米の最終国、パナマへのバスチケットを今日買いました。

2009年9月1日

昨日の続き。同じくネバフに滞在しています。
この宿最高! 何族かは分からないけれど、赤いウイピル(民族衣装)の子供達が、自宅キッチンに招いてくれ、皆が仲良くしてくれます。

  

  グアテマラといえばトルティージャ。で、作り方講習会。
  こういう触れ合いが、最高に嬉しいの。でもこれ作るの難しいの(汗)

2009年8月31日

今、グアテマラの奥地に来ています。ああ奥地に来てしまった。
古都アンティグアでのスペイン語学校を終え、伝統民族たちの住まう村をめぐりたいと考えたとき、ケツァルテナンゴでもパナハッツェル(どちらもどんなガイドブックにも載っている民族めぐり観光地の拠点)ではなく、ツーリストの少ない町を目指そうと決めました。

チチカステナンゴ(大振りの花柄のウイピル(衣装))を経て、ホヤバフ(黒地に虹色織りのウイピル)、ネバフ(赤いウイピルに緑の大きな髪結い飾り)。

あまりに素晴らしい、写真何枚撮っても撮り足りない、民族色豊かな、マヤの奥地は素晴らしい。旅の元気が、100点満点復活しました。ありがとう!

  

  ネバフのおばあちゃん。シンタという飾り布で長髪を巻いてまとめ髪にしています。

2009年8月16日

グアテマラのアンティグアに来ています。人口数万人の町にスペイン語学校が幾十(プライベート入れると幾百?)もある、スペイン語学習の聖地です。

今日は日曜日なのですが、先週水曜日から、スペイン語学校に通い始めました。マンツーマンレッスン(1日4時間)です。平日は、学校を含めて1日15時間は勉強するようにしています。宿で1日3食もちゃんと作りたいから、多分1日16時間勉強してマックスです。でも勉強することは好きだし、本当に楽しいです。ああ幸せ!

宿の屋上で復習する日曜日。流暢に喋れるようになりたいから、とにかく声を出して喋っています。1人で架空の人間に身振り手振りをつけてどんどん話しかけています(笑)

  

  後ろの火山がとってもきれいで、これを見るだけでも旅のご馳走よ!

2009年8月1日

いったんカリブ海の旅を終え、今いるメキシコのカンクンから中米の旅を始めます。ベリーズがあんな位置(カンクンの真下)にあるせいで、多分、メキシコはそんなに楽しめないでしょう。ち。だって冬のフォークランドに間に合わせるのなら、どうしても日数が足りない。やだねーこういう枷。

そんな中、ちょっと憂鬱になりつつボーと今後のことでも調べていかねばとネットしてたら、今年の夏の映画「アマルフィ 女神の報酬」というもののサイト(≫こちら)を見てしまった。

いいなー、プロモ映像見て、イタリア南部都市アマルフィの美しさに感動した。織田裕二も天海祐希も好きなので、なんだか嬉かったなあ。

こんなサイト(≫こちら)、既にあるのか(笑)

いつかイタリア南部は行くだろうから、行ったら絶対アマルフィ行ってみたい!

・・・そうなんだよね。どこだって、楽しみを持って期待を持って行かないと行っても楽しくないんだよね。

実はね、折角ネットし放題の環境にあるし、その他用事があって遠出もできなかったから、今日は中米を旅行した人の旅日記みたいなものを幾つか読んでいました。そして、読んだ全てに、共感できるマイナス要素があったのは偶然でしょうか、ともあれ読み入ってしまった。「日本人宿で沈没してその後は駆け足移動(観光意欲の欠如)」、「友達がいいと言っていたから行ってみたけど全然楽しめなかった(自分自身が期待できるところに行かなくては楽しめない)」、みたいな。

私は、とりあえず沈没はありません。旅を動かしたいし、1日怠惰な日を作るだけで心が痛むし(何もしないのに旅行資金を減らしていることに)、何より旅は有限なので。

でも2つめの、「自分自身が期待できるところに行かなくては楽しめない」という気持ちは、私の中では大当たり。いわゆる人気の観光地と言われるようなところで、今までどれだけがっかりしてきたことか!

日本を出る前はアフリカを中心に旅の期待を膨らませていた。そしてアフリカを離れてしまった。最近ずっと旅が忙しくて、本や写真をゆっくり見る時間がないため、「旅先への憧れを募らせる時間」、そしてその時間を作るエネルギーが欠けていたんだと思う。

複雑怪奇なキューバの旅で疲弊してしまい、またメキシコは前にも来たことがある上、しかもビーチリゾートカンクンに来ているのに、これまでカリブ海小国(バハマやケイマン)で超イイ海を味わってしまっていてここで海に行く気がないということが重なったトリプルパンチ。いや、今泊まっているところが蚊とダニが多すぎて眠れないことを加えるとカルテットパンチだ。

ベリーズがあんな位置にあるせいで、多分、メキシコはそんなに楽しめないでしょうけれど、明日からは、今後の旅に夢と希望が持てて、「訪れて憧れが昇華される」ような旅を造りたい。

たった2つ3つのサイトを見て、アマルフィに憧れをもてたとき、今まで苦しかったことが、心からはじけてしまったようでした。泣いちゃいました。私が本来してきた旅は、行きたくて行きたくてどうしようもなく行きたいところに向かうことだったから。

明日からは大丈夫です。

蚊とダニが多い家だからこそ、ベッドから出てネットを見る時間が一層多く取れた。そして苦しい思いをしたかつての旅人の言葉に共感して、自分の苦しいことがはじけて楽になって、自分のアイデンティティに元気が加わった。明日からまた旅が楽しめる。だからこの家に来て良かったんだと思う、私。

2009年7月14日

ジャマイカは暑いよ。それまでリゾート地が続いたので、アフリカっぽい黒人社会に、懐かしさと、疲労を感じちゃう。彼らの先祖はアフリカ人です。

  

  とりあえずボブマーリーには挨拶を済ませました(^_^)V

2009年7月8日

カリブ海の旅本番! 今はアトランティス☆バハマに来ています。

名物コンク貝は美味しいし海はきれいだしリゾートホテルに泊まっちゃってるし(今回はちゃんとお金払ってます)、なんかいい感じ♪ バハマ大好きだー♪

2009年7月1日

カリブ海の旅が始まります。離れ難いカナダを離れたあと、バミューダに入国しました。バミューダは厳密にはカリブ海ではなくサルガッソー海の国なんですけど、米国周辺の、入国が大変かつ物価も高い島国一派となると、気分はカリブ海です。

アイスランド、グリーンランド、そしてカナダと、本当にいいところばかり旅してきたので(グリーンランドはありえないほど最高だった)、正直ちょっぴり感動が薄いというのが本音です。

ここから先、物価が超高い島国の連続となります。空路入国が当然で、しかも先々までの航空券をもっていないと入国できないの。航空券代にものすごくお金遣っています。いやんなっちゃうね。クレジットカード枠の増額申請もしました。あーこわ。

でも旅の勝負どころですね。

2009年6月18日

ああやばい、やばすぎる、美しすぎて。
今、グリーンランドのイヌイット村(イヌイット=極北先住民)に来ています。イヌイットの家に泊まっています(^_^)V 日本でどんなにお金を出しても食べられない、彼らの伝統のイヌイット料理にもいろいろと感動を覚えたところです。

  

  村から見る海峡。まじでこんな村にいるのですよ。

2009年6月13日

大好きな国アイスランドに来ました。とりあえず、忙しい東欧&中欧の旅の間に夢を膨らませた「天然の温泉でのんびり」を実現させるべく地熱地帯クヴェラゲルジで野テント張って、温泉三昧しています。

この時期アイスランドは夜も暗くなりません。

  

  お湯が湧き出て川になる、いわゆる「川温泉」より。
  ぬくぬくと。ぽかぽかと。

2009年5月29日

忙しい東欧&中欧の旅も、密度が濃いと思えば楽しい。
でも忙しい中、疲れもたまっていく中、私を支えてくれたのは、5月末のボローニャ(イタリア)とジュネーブ(スイス)へ行けることでした。ジュネーブは一昨年も来ている和人の親友宅。ボローニャは、なんと、アフリカのコンゴで一瞬だけ出会った(現地に研修に来ていた)日本人の女の子のお宅訪問です。

だいたい、1年半近くアフリカを旅していて日本人に滅多に会わないのに(ちなみに中央部アフリカでは日本人旅行者に1人も会っていません)、コンゴで華奢な女性に会えるとは、こりゃあびっくりだ!

ボローニャとジュネーブで癒されたら、私たちはトントンと飛んでいきますよ。夏のアイスランドやグリーンランドは、響きだけでよだれモンです。

  

  この子の名前はジョルくん。ボローニャ3泊4日は楽しかったよ。
  ボトル2本があっという間に空になったのは、内緒にしておいてけろ~!

2009年5月18日

チェコのプラハは、一生のうち一度は来たかった美しいボヘミアの街です。

どうしても5月18日のプラハ入りを目指し、ルーマニアのブラショフから、悪魔の連続夜行移動を続け(6日のうち夜行5回、残り1夜はシャワーのない家に泊まる、その間、モルドバ、ウクライナ、スロバキアを観光)、プラハで優雅に3連泊となりました。

実は、ブラショフで、奇跡が起こりました。
隠れ家豪華ホテルの支配人とネットを通じてコンタクトが始まり、彼は私たちを招いてくれ、1泊100何十ユーロもする部屋(室内PCネット回線つき)、ジャグジーバス、食事食べ放題、お酒飲み放題、ホテルの厨房(にある食材も含めて)使いたい放題と、これらすべてが無料なの! 信じられない! ありえない! Fabulou---s!!

そんな素敵な中世の都の旅でした。うふ。

2009年5月3日

ユーゴスラビアの首都、ベオグラードに来ました。・・・って、私いつの人? って発言ですね(^^;; ユーゴスラビアの凋落、モンテネグロ独立、コソボ紛争と、その国境線を次々と変え、次第に小さくなっていったこの国は、今はセルビアという国になっています。

高校のとき世界史を選択し(実は高2のときに挫折して、大学受験は地理選択でした)、授業でユーゴスラビアについて語ってくれた先生の話を、ベオグラードの街歩きの中、よく思い出していました。

だからベオグラードとは、私の第一印象は、やっぱり、ユーゴスラビアの首都、なのです。

この街を実際に目にして、セルビア人とのふれあいもでき、その記憶は、今日から塗り替えられていくことでしょう。

次はコソボ紛争の地、コソボへ入国します。ドキドキした緊張の入国を味わうことでしょう。

2009年5月1日

アドリア海の真珠と謳われるクロアチアのドブロブニクを今朝出発し、ボスニア戦争の戦火の跡地モスタルに来ました。あれー先週ギリシャにいたのに!? いつの間にやら、アルバニア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナと駆け抜けてきています。1週間でw

そして、このまま東欧と中欧を駆け抜ける、決意が、できました。

実はアイスランドとグリーンランドを夏に合わせるためには、東欧をくまなく旅する余裕はないのですが、それでも、東欧や中欧は魅力の旅先でもあります。和人から宿題(旅計画組んでごらんというやつ)もらっていたのをキプロスで形にし、合格点もらったのかな? (えへ)、今はかなりそれに沿って動いています。

そうそう。キプロスで肋骨折りまして(ヒビですが)、超ー痛い(涙)。

2009年4月23日

「長旅バックパッカーは時間に制限がない」とは良く言う言葉?
でも私たちの場合は、時間に制限がいっぱい、いつも次に旅を進めることを考えざるを得ない。

で、キプロスエアーにロストバゲッジされながらも(まだ出てこないぞ、怒り爆発)、ギリシャまではフライトを予約していたので、現在アテネにまで来てしまいました。

次は、東欧諸国・・・になるのでしょうか。計画めいっぱい立てて、めいっぱい調べて、だからこそもたもたせずに、忙しくても充実した旅をという魂胆です。

ギリシャからはアルバニアへ。

  

  クレタ島、幻の遺跡クノッソスを抱える島でランチ。
  ギリシャ料理はエーゲ海の海が似合う、ナンテ^^

2009年4月5日

イスラエルのエルサレムより。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地で、これらの教典ゆかりの旅をしています。

2009年3月30日

ヨルダンのアンマンに来ています。エジプト目前! というと暖かそうでしょ。でも実際とても寒いです。宿のシャワーが壊れてお湯が出ませんが、水シャワー不能なほど寒いです。

シリアのアレッポに行ったら石けん問屋街があり、アレッポ石けんを買えました。体や髪をこれで洗い、トルコのバザール(市場)で見つけたレモン結晶をリンスに使えば、シャンプー&リンスのボトルを持たなくていいので、荷物も軽くなって楽しいです。日本で1つ800円するものがこちらでは50円でした。

  

  断面の緑色が、わーいきれい! 月桂樹の色のようです。

2009年3月29日

シリアをダブルトランジットビザ(2回通過するビザ)で駆け抜けました。1回につき2泊3日しか許されない、「通過だけしなさい」というビザで、それは決して観光のためのツーリストビザではないのですが、全4泊を、(1)アレッポ、(2)ハマ、(3)パルミラ、(4)ダマスカス、つまりはシリア目白押しの都市に全泊充てて観光ばかりしてきちゃった。

これだけ観光でき、しかもそれが安いトランジットビザで、ということならば御の字です。新手の裏技に、なるかな?

駆け抜けすぎて、1度目通過先のベイルート(レバノン)でも、2度目通過先のアンマン(ヨルダン、今いるところ)でも、ちょっとお疲れ気味です。

2009年3月19日

「2人の世界旅100ヶ国め!」はイラクで迎えました。とても平和で素晴らしく美味しくて人も優しくて居心地良かった、コレが本音です。でもお祝いはイラクではしませんでした。100ヶ国めに到達したことがイイんじゃなくて、それを無事に終えてこそ100ヶ国達成なのです。

今はトルコのシリア国境に近いウルファの町で、中世のお屋敷をそのまま宿にしたような素敵なところに滞在しています。予定を1日だけ遅らせて、1日だけの、短い休息 -100ヶ国ありがとう♪- の時間を作り、2人で過ごそうと思います。

 * * *

滞在中、念願の「お料理レシピ管理帳」というブログを1から作りました(CGIと格闘奮闘の時間でした、笑)。例えばレシピを紙ベースで持っている場合、「ごぼうを使ったレシピ」とか、「ブリを使ったレシピ」をスイスイ探すのって困難でしょ。紙1枚が複数カテゴリーに属するからですよね。で、レシピを探さないとつい同じもの作ったりしちゃう・・・。

これを解決したくって、手持ちのレシピ&海外で得たレシピを埋もれさせないために、「見つけやすいレシピ」「埋もれないレシピ」となるよう、今まで長いバス移動の中などでずっと工夫を試案してきたのです。国別レシピ(←これが私らしいでしょ)、素材別レシピ、その他インデックスなど多彩な検索をつけて、埋もれレシピゼロ作戦を頑張るのだー!

  

  公開は、帰国してから♪
  それまでにもっと洗練させますよ♪

2009年3月4日

今後の旅のおおまかな針路が見えてきました。なんたってもうすぐ東西南北の分岐点トルコなんで、これはものすごい悩みどころでした。
イスラエルを取るかアラブ諸国を取るか(同じパスポートで両方は行けないので)、それとも東欧を取るか。

そろそろ「2人の世界旅100ヶ国め!」を迎えます。
どこでお祝いするのか、お楽しみにー。

2009年3月3日

カスピ海ヨーグルト発祥の国、グルジアです。
でもグルジアは黒海に面していて、カスピ海には面していません!!!!!(爆)
この旅に出るまで、カスピ海ヨーグルトが黒海沿域の産物だなんて知らなかったよー!!!

とても寒くて、たいした防寒具を持っていない私たちにはしびれる寒さです。
次はアルメニア。そんなところに行ったら凍えてしまうんでは・・・。

  

  このヨーグルトはどこのもの?
  答えはカスピ海沿岸の国アゼルバイジャン。
  アゼルのほうが、ヨーグルトが普及している気がする。

2009年2月14日

えと、最後の更新からもう10日過ぎちゃってます? ごめんなさい。
アフリカを出て、中東や東欧、南欧を通ってもういちどヨーロッパへ向かいます。
旅路が忙しいのと(観光万歳で充実してるってことですけど)、ショートホームステイの連続だと、昼間観光で、朝晩はコミュニケーションタイムとなるので(その国の暮らしとか垣間見れるのでこれまた抜群の観光なんですけど)、これからイラン、アゼルバイジャンを狙うので、ネットであれこれ調べて、PCで文字打つ時間がありません。

それでも、UAE4日、バーレーン3日、カタール5日、クウェート3日と翔け抜けています。すべて早朝便をとったので、空港に4時とかにいなくちゃならなくて、搭乗日は毎回徹夜明けというのも、ちょっとしんどい理由の一。

でも観光も頑張っていますよ。今日はクウェート。クウェートといえば自衛隊サマワ派遣(あれはイラクですけど)の同時期に自衛隊クウェート派遣(アリアルサレム基地)が行われていたことが、私の一番のクウェートのイメージです。一番のクウェートのイメージは、油田と自衛隊派遣なのですね。私の場合。

今日はアリアルサレムの近くの町まで行って、そんな砂の町を見てきました。誰にとっても何もないところであっても、私には素晴らしいところでした。古きクウェートの姿ですから。

次はイランです。イエーイ。サイト更新準備は鋭意進行中ですので、しばしお待ちくださいませ~。

では、Happy Valentine's Day!

2009年2月4日

こんにちは~、今ガルフ諸国の一、バーレーンに来ています。ここはとても歴史ある“ヒストリカルカントリー”!
バーレーンでは、なんとなんと! 素晴らしすぎ&美しすぎなお宅にショートホームステイしています。

明後日はその素敵なお姉さまつながりで、インド人の富豪パーティーに出席するんですって、なんと私たちも。私はここんとこアバヤ(アラブの女性が着る黒くて体を全部隠すような、まるでオバQのような服)を着て「アラブ人」してるのですが・・・サリーつけてインド人の服装をしなくちゃならないらしいです。わお。

ではまた!

(管理人後日日本語置き換え)

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↓オリジナル↓

04/02/2009
Hi there!
We are now in GCC Bahrain where is very historical country.
We also stay excellent, marvellous and quite beautiful beautiful beauuuutiful house!
(It's a short-term homestay)

We must take part in a Indian party after tommorrow. Even though I always wear Abayah(Arabian women's black cloth which similer to OBA-Q...w), perhaps I must be Indian girl with Sari... Who mentioned it!?

Keep in touch...

2008年1月30日

オマーンの首都マスカット、美しい宝石箱のような首都で、大好き大好き大好きです。

その宝石箱の都市の超!高級マンションに住むティム兄さんちにホームステイしています。極楽生活の中で、世界遺産観光なども含めてお出かけは欠かさずにっと。

昨夜オンライン予約にて、ガルフ諸国への足が決まりました。
バーレーン、カタール、クウェート。

今日は超高級ホームパーティーだそうです。
楽しみは尽きない宝石箱ライフなのでした(*^-^*)

2008年1月26日

サナアで会った日本人が、読み終わった本をくれました。
イエメンでは外国人誘拐が相次いでいます。
部族問題が多大なるこの国家では、地方部族が外国人を誘拐して政府に様々な要求ごとをするのだそうです。殊に先月今月は、外国人誘拐が頻発しています。だから政府はバス会社に命令を出し、外国人にはチケットを売ってはならないことになりました。

私たちはしばらくサナアから脱出できず、飛行機でシャルジャ(アラブ首長国連邦)へ行くことも覚悟していましたが、様々な状況を考慮し、アデンという海際の街から陸路移動にトライしました。最近陸路イエメン→オマーンへ抜けた旅行者の情報がなかったので、本当、賭けでした。いったんはしくじり、検問でバスを強制下車させられアデンへ強制送還させられたものの、翌日は警察官にバスチケットを買ってもらうなどこちらも強行手段を講じ、その末に、やっとオマーンへ入国できたのでした。

長かった移動とバス待ちの連日に読んだ本です。個人的にめっちゃ面白くて、誰にも譲らず日本の自宅に送ろうかと思うくらい!

  

  脳を物質レベルで考えるというもの。素晴らしい出来です。

2008年1月20日

新年の抱負の1つとして、爪をきれいにキープすることを決めてみました。

長旅の荷物に除光液を持ちたくないのは全員共通の意見?
だからマニキュアしてる長期女性トラベラーに出会ったことがないけれど、
除光液を持たずに、ちょっとやってみようと思います。

中東イエメンに来て、ワタシ、毎日が黒オバQです(アバヤという黒装束で身を包む状態)。

イスラムの預言者モハンメドの教えによると、ムスリムの女性は目と手しか露出してはなりません(結婚を禁じられた相手には露出しても良いが外出先では厳禁とされる)。そんな背景から、中東の女性たちのお洒落は、アイメイクとネイルに集中されているのです。

2009年1月8日

世界旅150日めにアフリカに入り、609日目に、アフリカとの別れ。
突然のお別れでした。
エリトリアとの戦争の影響で国境封鎖・・・、やむなく、やむなく。

アフリカ54ヶ国を過ごした460日間、1年4ヶ月。
寂しいねって、イエメンへ向かうオンボロ木造船の上で語り、460日間の思い出を語っていた。

  

  アフリカとの別れは寂しい。けれども素晴らしいアフリカに、感謝。

2009年1月4日

この雑誌のHPも面白そう。
http://www.ideasmag.co.za

2009年1月3日

「Spinach Flan」(ほうれんそうフラン)

ほうれんそうを上手になめらかにふわふわに仕立てたお料理、大好きです。南部アフリカではある程度の調理済みほうれんそうが冷凍食品コーナーでも売られているのですが、その作り方を見つけました♪

ベシャメールソース材料:バター50g、小麦粉大2、牛乳500mL、塩(海の塩がよい)、ひきたてナツメグ1つまみ、ひきたて白胡椒。
ほうれんそう用:あらったほうれんそう1.5kg、バター25g、おろしたてパルメザンチーズ30g、Lサイズ卵3つは白身と黄身を分離。
その他:バター25g、耐熱容器用に分量外バター、乾燥パン粉50g

ベシャメールソースの作り方:
牛乳を沸騰直前まで温める。
別のフライパンで弱火でバターを溶かし、小麦粉を2、3分(膨らむまで)炒める(茶色くしない)。
ルーに牛乳をゆっくり入れ、スムースになるまで混ぜる。
塩、ナツメグ、胡椒で味付け。
時々混ぜながら3、4分(クリーミーかつスプーンから太く落ちるようになるまで)弱火調理。
火からおろして30分ほど置き、冷ます。

フライパンでほうれんそうを中火で簡単に炒める(洗ったあとの水分でやわらかくなるまで)。
水分はフライパンから捨てる。
手に持てる温度に冷めたら水分を絞り、ざく切りに刻む。
フライパンでバターを溶かし、ほうれんそうを入れる。
塩と胡椒で味付けをして、ほうれんそうの水分がしっかり飛ぶまでソテーする。
パルメザンチーズと卵黄と大さじ4のベシャメルソースを混ぜる。
そこにほうれんそうを入れて混ぜる。
オーブンを180℃で予熱。
きれいで濡れていないボウルで卵白を角が立つまで泡立て、ほうれんそうにそっと混ぜる。
約23×30cmの浅いオーブン皿にバターを塗りパン粉を敷く。
ほうれんそうを均一に入れ、残りのベシャメールで覆う。
30分(もしくは表面が堅くなりはじめるまで)焼く。

スクエアに切り分けてサーヴするとよい。

2009年1月1日

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。

昨年のお正月はリベリアで、今年のお正月はソマリアで。
何ともアフリカ2大紛争地での年越しです。
友人からは「ツウな年越しですなー」と、メール(涙)
・・・そう、ツウもツウですのよ、偶然なんですけど(涙)

ソマリア(から独立したがっているソマリランドの首府)のハルゲイサにいるわけですが、ここはあまりに平和で、人も良く、食べ物のレベルがかなり高く(とびきり美味しい)、ハルゲイサはお気に入りの街です。次のジブチでのエリトリアビザ取得のタイミングが難しく日程が限られるので、それを見計らうと、ハルゲイサには1週間滞在できます。美味しいソマリアごはんにハマっていやん次に動けるかしら♪