かくれプチ

* by azusa *
■ご挨拶
「かくれプチ」よくぞ発見してくれました(笑)! 旅に出て、もうすぐ1年。今までもオフラインで綴ってきた、他コーナーとは少々味の違う私の徒然草を、こちらに記していこうと思います。
旅をしながらのプチ日誌なので、“旅してプチ日誌”とも呼んでいますが、こそっと更新しているので、「かくれプチ」とも呼んでいます。
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2011年1月14日

「インドに行けば暖かい!」とすがる思いで、極寒のネパールを耐えて旅をしてきたのに、なのに氷点下のインド・バラナシに撃沈し、今回は年越しが上手にできませんでした。寒くて歳末の大洗濯など不可能な状況でした・・・。

インドの平地で氷点下たぁ、どういう了見だ~!?!?

旅の間「うー寒い」と思ったところは、標高の高いコーカサス、高緯度のスヴァールバル、高緯度のケープタウン、標高の高いボリビア・・・。誰にでも分かる、「高緯度と高地は寒い」という範囲の中だった。

私はうかつだった。「低緯度で低地でも内陸は冷える」ことを、日本人ゆえ見落としていたのです。内陸気候をどこにも持たない日本人には分からない感覚。

ケイ素が主体の土壌を仮に金属板に例えましょう。熱しやすく冷めやすい。だからインドのバラナシなどは「夏は50℃越えで冬は氷点下」となります。これが「鉄板の上で暮らすような、内陸の気候」なのです。でも、どこに行っても海から近い日本では、水分子のもつ「熱されにくく冷めにくい」性質に守られています。だから夏冬の温度変動が少ないのです。

さてさて、バラナシから逃げるは「バラナシから鉄道一本で行ける沿岸都市」、そう、極楽プーリーに他なりませんね! 遅くなりましたが、1月5日に年越しそばを調理し、プーリーに到着したら1月10・11・12日の3日間ずっと洗濯! 洗える持ち物全部洗った!! そして1月13日に新年の抱負を語り、14日には初詣に行ってきました(ヒンズー教の聖地寺ですが)。

そんなわけで、しばらくここでお正月気分でのんびりしたら、またインドの放浪に出まーす。