エチオピア旅行記
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旅を終えて
エチオピア100Q
タイ100Q
●●●● 未開のカロ族と世界遺産オモ河 ●●●●
(エチオピアの通貨:1ブル13.0円でした)
今朝ジンカを出発し、ムルシ族の集落を訪ね終えた私は、
これからさらに南西へ向かい、より一層辺境の地を目指します。
マゴ国立公園のヘッドオフィスでコーラ休憩をとったら、
車ですぐのところにあるマゴキャンプサイトに到着しました。
ここは井戸水が出るので、100Lほど給水しました。
またここでランチョンを広げてお昼ごはんを食べました。
エチオピアパン、ジャム、バナナ、マンゴー。
エチオピアって、フルーツや野菜が美味しいんです~。
農薬が高くて買えないから、必然と有機農法になるんだと、教えてくれました。
美味しさはとにかく納得ものです!
*
12:40 昼食を済ませたら、マゴキャンプサイトを出発します。
今日の目的地は、エチオピア南西部、ケニア・スーダン・エチオピアの3国国境付近です。
そのエチオピア西南部にあるオモ川流域には、
いまだエチオピア政府ですら把握していない幾つもの少数民族が、
それぞれ特有の伝統的な姿で今も暮らしているといいます。
人類発祥の地エチオピアのオモ河に古代から根付く人々にいよいよ会える…
そんな期待とちょっぴりの恐さが心をよぎります。
*
外は気温40度ちょっと。
車窓の風景が少しずつサバンナ景色になってきました。
より南下し、より標高の低い地域に行くのだから、どんどん外気が暑くなってくるのが分かります。
草や木の間には、バブーンやガゼルなど、いろいろな動物たちがいて、
ドライバーのタマスケは動物が見えるたびに私にシャッターチャンスを与えてくれました。
エチオピア人ガイド、タムラが、私の存在を説明してくれました。
そしてカロ族の素敵な女性も私を歓迎してくれた様子です。
かっこいい・・・('ヮ'*)
カロ族のこの女性はスタイル抜群!!
女性の私から見ても、とてもカッコイイんです~。ステキ!
もう少しの間、私たちを乗せた4WDは砂と木々の中を走り続け…
15:00、砂の中にたたずむカロ族の村に到着しました。
うーん、何もない・・・
目に入るのは、砂と空とわずかな木々。そしてカロ族の家と人。
数時間前にムルシ族の集落を訪れ、やや観光客慣れした雰囲気を感じた私ですが、
ここではそれよりもずっと未開度の高い印象をもちました。
私は『ミソー』って挨拶します。彼らの言語で『こんにちは』です。
*
未開度が高いと私が率直に感じたカロ族。
集落には、何もない。
水がない。牛がいない。電気も何も当然ない。
私は、まるで地球じゃない土地に来たような別世界をずぅっと感じていました。
*
私はしばらくの間カロ族の集落を散策し、何もない大地を写真に収めたりしながら滞在していました。
そして、カロ族の集落を離れるときになりました。
手を振って精一杯走って追いかけてくるカロ族の少年たちと別れました。
・・・ちょっと別れは辛かったかな・・・
カロ族の集落を出るとき、村長に30ブル(390円)を支払いました。入村料ですね。
*
カロ族の集落を離れ、いよいよ、一層の南西部へ向けて4WDは走ります。
よりエチオピアの南西部に踏み込むと、緑がどんどん少なくなります。
私たちがサハラ砂漠に近づいている証拠でしょうか?
それともサハラ砂漠が拡大している証拠でしょうか?
(注:ここ、とても重要な審議点だと思います)
木々が立ち枯れしている姿が多く見かけられるようになります。
だって、写真のように、道がないところを車が進んでいくんですよ。
ドライバーのタマスケは、よく間違わないで道を進んでいくもんだと関心します。
私はタマスケに『どうして道が分かるの?』って聞きました。
そうしたらタマスケは『太陽が出ているから』ですって。
ふと振り向いて車の後ろを見ると、ものすごい砂埃が舞い上がっています。
まるでトルネードが襲ってきたかのような砂埃が舞い上がっています。
単語だけは知っています。
でも、現実に直面したのは初めてです。
京都議定書からも分かるように、温暖化の原因を作っているのは私たち先進国でもあります。
それがアフリカを侵食している…分かっていることだけれども、
自分の眼で見ると、鳥肌が立ち、身震いします。
私はそんな思いに様々なことを考えながら、緑が砂に負けそうな世界を走り続けました。
途中、私たちの車は、何度か砂に埋もれてスタックしました。
外はまるで砂漠気候、気温48℃でした。暑すぎます・・・。
でもそんな酷暑の中、2つ3つのカロ族の集落を見かけました。
*
17:40、私たちは砂漠を抜け切り、
『Ethiopian Rift Valley Safari』に到着しました。
エチオピア人のタムラとタマスケは『ムルレキャンプサイト』と呼んでいます。
このキャンプサイトは、世界遺産である『オモ河』の流域にあります。
河を渡って少し進むとそこはスーダン国境という、エチオピアの辺境地です。
オモ河はその下流域が世界遺産になっています。
ここは地球上で人類が最初に誕生した地
かの有名なアファール猿人(ルーシー)の化石、そしてそれよりも古いラミダス猿人の化石は、
いずれもエチオピアで発見されています。
そしてその発見の場が、オモ河流域なのです。
私はキャンプサイトのベンチに座りながら、遠くオモ河とその西を眺め、夕陽を眺めていました。
デジカムに、昨日今日の感想を残しました。
エチオピアに1人でやってきたこと
人類発祥の地にたどり着いたこと
ムルシ族やカロ族の暮らしに逢えたこと
…何より素晴らしい旅が出来たこと…
…など、私の感想とコメントを記録しておきました。
きれいな空気、眩しい太陽、アフリカらしい気温、野生的な河、
そして今までの海外旅行で1、2を争う『いい旅』ができた私。
なかなかよいコントラストでしょう(*^-^*)
さて、今日の寝床をつくりましょ☆
NTOから借りたテントを3つ張ります。
また、車のバッテリーからライトを引いたり、
テントの風上にハエ取り線香を置いたり、
今日の夕食であるパスタの準備をしたりしているうちに、
夕暮れ時を迎えました。
きれい~・・・
世界遺産オモ河は、サハラ砂漠に傾く夕陽の光を受けて、鮮やかなオレンジ色に輝いています。
サラサラサラ…と、流れる音をたたえています。
400万年前の人類の母なる猿人も、同じ河のほとりで同じ夕陽を眺めていたんだろうな。
そんな超古代への想いがよぎる夕陽は、
大変に美しい限りとしか言いようがありませんでした。
そしてそのオレンジ色の光景は、人類誕生の地が、今眼下にあると思えば、感激もひとしおです。
*
夕食は、タムラとタマスケが作ってくれたトマトソースのパスタでした。
ちょっとちょっとちょっと~~!
日本のあの三ツ星イタリアンのトマトパスタの10倍?100倍?いやもっと??
というくらい、ともかく美味しい~!!
エチオピアの大地で健康に育った玉ねぎ。健康なトマトで作られた濃厚トマト缶。
(水煮のような薄いトマト缶じゃなくて、濃厚トマト缶なの)
人生の中で2番目に美味しかったパスタの100倍も美味しいと思いました。
大げさではなく、本気です!
*
食事の後片付けが終わって、夜9時にテントに入りました。
夜中、タムラとタマスケが寝たあと、夜中2時半頃だったと思うけれど、
青空トイレ(もとい夜空トイレ)をするためにテントを出ました。
そうしたら頭上には、8月のオリオン座(!!)が煌々と輝いていました。
ここは、街灯など一切ありえないアフリカの大地。
目が慣れてくると満天の星空には星がありすぎて、あの明るいさそり座を探すのが大変なほど。
日本で見るアンタレスよりもはるかに頭上に見えるアンタレスが
『そうか私は今アフリカにいるんだ…』と、教えてくれました。
周りは静寂。言葉を失うくらい、宝石をちりばめたくらいの満天の星空。
そんな宝石箱のような天体を見上げ、日本とは違う星座の位置から自分が今地球のどこにいるのかを体感する…
なんて贅沢な旅なんだろう。
*
胸を熱くして空を眺めていると、どこかから「グルルルル・・・・」と、お腹をすかせたような声がしました。
やばいっ野獣だっ(!)…走らず騒がず、こそこそとテントに戻って、
ハエトリ線香をテント前に焚きなおして、虫除けスプレーを体中に塗りました。
標高が低く緯度が低いエチオピア最南部は、本当に蒸し暑く寝苦しい感じがします。
また、蚊が多く、マラリアの予感すらあります。
でも、テント内にいた2匹の蚊を叩き潰し、テントの中で日記を書いたりしているうちに、
蒸し暑い中ですが、いつの間にか寝ていました。
私は、夢も見る間もなく熟睡してしまいました。
もし夢を見ていたら、きっと素晴らしい夢を見ていたと思います。
明日も、どうか素敵な1日になりますように・・・♪
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(エチオピアの通貨:1ブル13.0円でした)
今朝ジンカを出発し、ムルシ族の集落を訪ね終えた私は、
これからさらに南西へ向かい、より一層辺境の地を目指します。
マゴ国立公園のヘッドオフィスでコーラ休憩をとったら、
車ですぐのところにあるマゴキャンプサイトに到着しました。
ここは井戸水が出るので、100Lほど給水しました。
またここでランチョンを広げてお昼ごはんを食べました。
エチオピアパン、ジャム、バナナ、マンゴー。
エチオピアって、フルーツや野菜が美味しいんです~。
農薬が高くて買えないから、必然と有機農法になるんだと、教えてくれました。
美味しさはとにかく納得ものです!
*
12:40 昼食を済ませたら、マゴキャンプサイトを出発します。
今日の目的地は、エチオピア南西部、ケニア・スーダン・エチオピアの3国国境付近です。
そのエチオピア西南部にあるオモ川流域には、
いまだエチオピア政府ですら把握していない幾つもの少数民族が、
それぞれ特有の伝統的な姿で今も暮らしているといいます。
人類発祥の地エチオピアのオモ河に古代から根付く人々にいよいよ会える…
そんな期待とちょっぴりの恐さが心をよぎります。
*
外は気温40度ちょっと。
車窓の風景が少しずつサバンナ景色になってきました。
より南下し、より標高の低い地域に行くのだから、どんどん外気が暑くなってくるのが分かります。
草や木の間には、バブーンやガゼルなど、いろいろな動物たちがいて、
ドライバーのタマスケは動物が見えるたびに私にシャッターチャンスを与えてくれました。
道は、道なき道へと変わっていきます 木の枝が不揃いにせり出していて 車は枝をかき分けて進みます その度にガリガリという音がします 車幅170cmで枝と枝の間が数十cmなのは 通行に無理があるんじゃ…(ーー |
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頑丈な枝が「ガリガリガリッ」っと 容赦なく車体をひっかき 車体にどんどん深い横傷がつきます。 車が枝をふりはらった反動で 跳ね返ってきた枝が車体後部を叩きつけ 後部の窓にヒビが入ってしまいました… |
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そんな「悪路中の悪路」を 2時間以上も走り… ときには視界の限界まで続く 牛の群れに行く手をはばまれ… |
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やがてポツンポツンと 人の姿が見えてきました カロ族です。 |
そしてカロ族の素敵な女性も私を歓迎してくれた様子です。
かっこいい・・・('ヮ'*)
カロ族のこの女性はスタイル抜群!!
女性の私から見ても、とてもカッコイイんです~。ステキ!
もう少しの間、私たちを乗せた4WDは砂と木々の中を走り続け…
15:00、砂の中にたたずむカロ族の村に到着しました。
うーん、何もない・・・
目に入るのは、砂と空とわずかな木々。そしてカロ族の家と人。
数時間前にムルシ族の集落を訪れ、やや観光客慣れした雰囲気を感じた私ですが、
ここではそれよりもずっと未開度の高い印象をもちました。
私は『ミソー』って挨拶します。彼らの言語で『こんにちは』です。
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彼らの村の中を歩きました。 カロ族の特徴は 豆粒がたくさん乗ったような 独自のヘアスタイルと 頭につけた赤いバターです |
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ここがみんなの 生活の場なんですね |
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子供たちの顔はめいめいが ペイントを工夫しています。 この白い顔料はどこから もってくるのでしょう? |
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大人になるとペイントがステキ。 アフリカンアートだわ~ |
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女性は貝や木で素敵な アクセサリーを施しています。 日本人の私から見ても素敵と思う 美的センスがありました。 |
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女性が働いています。 この女性は石と石の間で穀類をすり、 粉にしていました。 一緒にツーショット☆ |
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男性は寝ころんで遊んでいます。 集会所のようなところにお邪魔しました。 ここにいるのは全員男性で のんびりしていました。 左のお兄さんの歯が妙に白い(^^) |
未開度が高いと私が率直に感じたカロ族。
集落には、何もない。
水がない。牛がいない。電気も何も当然ない。
私は、まるで地球じゃない土地に来たような別世界をずぅっと感じていました。
*
私はしばらくの間カロ族の集落を散策し、何もない大地を写真に収めたりしながら滞在していました。
そして、カロ族の集落を離れるときになりました。
手を振って精一杯走って追いかけてくるカロ族の少年たちと別れました。
・・・ちょっと別れは辛かったかな・・・
カロ族の集落を出るとき、村長に30ブル(390円)を支払いました。入村料ですね。
*
カロ族の集落を離れ、いよいよ、一層の南西部へ向けて4WDは走ります。
よりエチオピアの南西部に踏み込むと、緑がどんどん少なくなります。
私たちがサハラ砂漠に近づいている証拠でしょうか?
それともサハラ砂漠が拡大している証拠でしょうか?
(注:ここ、とても重要な審議点だと思います)
木々が立ち枯れしている姿が多く見かけられるようになります。
『道なき道・・・』
だって、写真のように、道がないところを車が進んでいくんですよ。
ドライバーのタマスケは、よく間違わないで道を進んでいくもんだと関心します。
私はタマスケに『どうして道が分かるの?』って聞きました。
そうしたらタマスケは『太陽が出ているから』ですって。
ふと振り向いて車の後ろを見ると、ものすごい砂埃が舞い上がっています。
まるでトルネードが襲ってきたかのような砂埃が舞い上がっています。
『地球砂漠化・・・』
単語だけは知っています。
でも、現実に直面したのは初めてです。
京都議定書からも分かるように、温暖化の原因を作っているのは私たち先進国でもあります。
それがアフリカを侵食している…分かっていることだけれども、
自分の眼で見ると、鳥肌が立ち、身震いします。
私はそんな思いに様々なことを考えながら、緑が砂に負けそうな世界を走り続けました。
途中、私たちの車は、何度か砂に埋もれてスタックしました。
外はまるで砂漠気候、気温48℃でした。暑すぎます・・・。
でもそんな酷暑の中、2つ3つのカロ族の集落を見かけました。
*
17:40、私たちは砂漠を抜け切り、
『Ethiopian Rift Valley Safari』に到着しました。
エチオピア人のタムラとタマスケは『ムルレキャンプサイト』と呼んでいます。
このキャンプサイトは、世界遺産である『オモ河』の流域にあります。
河を渡って少し進むとそこはスーダン国境という、エチオピアの辺境地です。
オモ河はその下流域が世界遺産になっています。
ここは地球上で人類が最初に誕生した地
かの有名なアファール猿人(ルーシー)の化石、そしてそれよりも古いラミダス猿人の化石は、
いずれもエチオピアで発見されています。
そしてその発見の場が、オモ河流域なのです。
私はキャンプサイトのベンチに座りながら、遠くオモ河とその西を眺め、夕陽を眺めていました。
デジカムに、昨日今日の感想を残しました。
エチオピアに1人でやってきたこと
人類発祥の地にたどり着いたこと
ムルシ族やカロ族の暮らしに逢えたこと
…何より素晴らしい旅が出来たこと…
…など、私の感想とコメントを記録しておきました。
きれいな空気、眩しい太陽、アフリカらしい気温、野生的な河、
そして今までの海外旅行で1、2を争う『いい旅』ができた私。
なかなかよいコントラストでしょう(*^-^*)
さて、今日の寝床をつくりましょ☆
NTOから借りたテントを3つ張ります。
また、車のバッテリーからライトを引いたり、
テントの風上にハエ取り線香を置いたり、
今日の夕食であるパスタの準備をしたりしているうちに、
夕暮れ時を迎えました。
きれい~・・・
世界遺産オモ河は、サハラ砂漠に傾く夕陽の光を受けて、鮮やかなオレンジ色に輝いています。
サラサラサラ…と、流れる音をたたえています。
400万年前の人類の母なる猿人も、同じ河のほとりで同じ夕陽を眺めていたんだろうな。
そんな超古代への想いがよぎる夕陽は、
大変に美しい限りとしか言いようがありませんでした。
そしてそのオレンジ色の光景は、人類誕生の地が、今眼下にあると思えば、感激もひとしおです。
*
夕食は、タムラとタマスケが作ってくれたトマトソースのパスタでした。
ちょっとちょっとちょっと~~!
日本のあの三ツ星イタリアンのトマトパスタの10倍?100倍?いやもっと??
というくらい、ともかく美味しい~!!
エチオピアの大地で健康に育った玉ねぎ。健康なトマトで作られた濃厚トマト缶。
(水煮のような薄いトマト缶じゃなくて、濃厚トマト缶なの)
人生の中で2番目に美味しかったパスタの100倍も美味しいと思いました。
大げさではなく、本気です!
*
食事の後片付けが終わって、夜9時にテントに入りました。
夜中、タムラとタマスケが寝たあと、夜中2時半頃だったと思うけれど、
青空トイレ(もとい夜空トイレ)をするためにテントを出ました。
そうしたら頭上には、8月のオリオン座(!!)が煌々と輝いていました。
ここは、街灯など一切ありえないアフリカの大地。
目が慣れてくると満天の星空には星がありすぎて、あの明るいさそり座を探すのが大変なほど。
日本で見るアンタレスよりもはるかに頭上に見えるアンタレスが
『そうか私は今アフリカにいるんだ…』と、教えてくれました。
周りは静寂。言葉を失うくらい、宝石をちりばめたくらいの満天の星空。
そんな宝石箱のような天体を見上げ、日本とは違う星座の位置から自分が今地球のどこにいるのかを体感する…
なんて贅沢な旅なんだろう。
*
胸を熱くして空を眺めていると、どこかから「グルルルル・・・・」と、お腹をすかせたような声がしました。
やばいっ野獣だっ(!)…走らず騒がず、こそこそとテントに戻って、
ハエトリ線香をテント前に焚きなおして、虫除けスプレーを体中に塗りました。
標高が低く緯度が低いエチオピア最南部は、本当に蒸し暑く寝苦しい感じがします。
また、蚊が多く、マラリアの予感すらあります。
でも、テント内にいた2匹の蚊を叩き潰し、テントの中で日記を書いたりしているうちに、
蒸し暑い中ですが、いつの間にか寝ていました。
私は、夢も見る間もなく熟睡してしまいました。
もし夢を見ていたら、きっと素晴らしい夢を見ていたと思います。
明日も、どうか素敵な1日になりますように・・・♪
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