かくれプチ

* by azusa *
■ご挨拶
「かくれプチ」よくぞ発見してくれました(笑)! 旅に出て、もうすぐ1年。今までもオフラインで綴ってきた、他コーナーとは少々味の違う私の徒然草を、こちらに記していこうと思います。
旅をしながらのプチ日誌なので、“旅してプチ日誌”とも呼んでいますが、こそっと更新しているので、「かくれプチ」とも呼んでいます。
*since 11may07
  ima 'tabisite' imasu.

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2011年1月24日

南インドに来ました。インドは広~い。列車でひたすら寝ての移動です。
南インドらしい、カラフルな寺院の観光などにも精を出して頑張っています。

  

  タンジョールの町で偶然出会ったお祭り。きれいだね♪

2011年1月21日

美味しいカレーが大好きです。だから、「本格的インドカレー」の作り方を学びたかった。それも北インドの手法で。

バラナシおよびプリー滞在中、「旨い、イイ!」と思え、厨房に入れてくれる店に通っていました。北インドのカレーは素晴らしい。注文を受けたら3分以内に仕上げてしまうのですから・・・「煮込んでこそ美味しくなるカレー♪」という日本での感覚から幅を広げてくれ、働く主婦の実に良い強い味方になりそうじゃないですか。だって3分だよ!

勉強しました。そして、目の前に出されたカレーを食べるだけで作り方や加えてあるスパイスがかなり特定できるようになりました! たくさんメモ取ったし、帰国してからが楽しみでなりません。

  

  ずっと通っているから、入れる物をどんどん呼び上げてくれる。
  「ダニアー、ハルディー、チニー、コロール・・・」という声と
  目で見た分量と火加減と秒数をひたすら書き込み続けたインドの旅。

2011年1月20日

旅に出る前は、インドは、「汚くて人もうざくて、旅慣れた人でないと旅ができない国」だと思っていました。よく旅をすると「インドに呼ばれるときが来る」と言いますが、私はインドに呼ばれたと思ったことは一度もありませんでした。

今インドに来て3週間が経ち、「インドはとても旅がしやすい国」だと思えています。3000言語が集まる超多民族な国ですから共通言語を持つ必要があり、それが公用語である英語となりました。だからどこに行っても英語が通じます。国内は鉄道が網羅され、日本なみに結構しっかりした時刻表冊子が作られており、これまた旅がしやすい。バス路線も満載です。一方で「観光客相手の商売人が多くてうざい」という声も、見方を変えれば、「観光客はお金をちょこっと払えばなんでもしてもらえる便利な国である」ということです。私たちも荷物を持って駅に行くときなどは数十円を払ってリクシャで移動したりもしています。便利、便利。

  

  インドの美しい女性そのものの、チャーイ(ミルクティー)屋のお姉さんです。
  簡単な英語ほど多くの人に通じるから、
  美味しいと思ったら遠慮なく「テイスティ!」と言ってあげてくださーい。

2011年1月14日

「インドに行けば暖かい!」とすがる思いで、極寒のネパールを耐えて旅をしてきたのに、なのに氷点下のインド・バラナシに撃沈し、今回は年越しが上手にできませんでした。寒くて歳末の大洗濯など不可能な状況でした・・・。

インドの平地で氷点下たぁ、どういう了見だ~!?!?

旅の間「うー寒い」と思ったところは、標高の高いコーカサス、高緯度のスヴァールバル、高緯度のケープタウン、標高の高いボリビア・・・。誰にでも分かる、「高緯度と高地は寒い」という範囲の中だった。

私はうかつだった。「低緯度で低地でも内陸は冷える」ことを、日本人ゆえ見落としていたのです。内陸気候をどこにも持たない日本人には分からない感覚。

ケイ素が主体の土壌を仮に金属板に例えましょう。熱しやすく冷めやすい。だからインドのバラナシなどは「夏は50℃越えで冬は氷点下」となります。これが「鉄板の上で暮らすような、内陸の気候」なのです。でも、どこに行っても海から近い日本では、水分子のもつ「熱されにくく冷めにくい」性質に守られています。だから夏冬の温度変動が少ないのです。

さてさて、バラナシから逃げるは「バラナシから鉄道一本で行ける沿岸都市」、そう、極楽プーリーに他なりませんね! 遅くなりましたが、1月5日に年越しそばを調理し、プーリーに到着したら1月10・11・12日の3日間ずっと洗濯! 洗える持ち物全部洗った!! そして1月13日に新年の抱負を語り、14日には初詣に行ってきました(ヒンズー教の聖地寺ですが)。

そんなわけで、しばらくここでお正月気分でのんびりしたら、またインドの放浪に出まーす。