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Fri, 11 May 2007

明石→神戸→瀬戸内海

:: 旅1日め : 世界旅0ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■たびのひとみたい!
Nous sommes heureux! (ぬそんずーふーず、we are happy のフランス語)
いよいよ、新婚旅行での2人の世界旅のはじまりです。

昨夜、最終的な荷物のパッキングをするわけですが、2転3転して結局明け方を迎えました。大きな長い旅の始まりとなると、「よしこれでおしまい!」という決着がつけられなくて・・・。ヨーロッパもアフリカも夏も冬も旅をするとなると、服の厚さだけではなく、町を歩くカバンのことも含め、荷物の点検事項がとても多いのです。

9時前、総点検に切りをつけて、私たちは自宅を出ました。通勤・通学時間帯の電車に乗って神戸の港へ移動しました。三宮駅から乗り換えたポートライナーの車内には、遠足の小学生がいっぱい! 私たちがバックパックを背負って乗車すると子供の1人が「たびのひとみたい!」ですって。あづさは思わず、「そだよー」とニッコリ。

■神戸
神戸ポートターミナルに着いたらチェックイン。中国語が飛び交うカウンター、液体検査もX線検査もないあたたかみのある出国手続き、船に入ったらすぐにデッキから海が見える出発・・・何もかもが空港発よりも好きな感じ。空気も澄んでいて、山を見ると私たちが一ヶ月前に結婚式を挙げた六甲山ホテルが見えました。

11:40、「ポーーーーッ」という大きな大きな音、船の汽笛が3回鳴りました。この音を聞いたとき、船旅での新婚旅行の始まりであることの嬉しさが実感できました。

神戸の街と六甲の山並み

■船内
私たちが予約した部屋は、燕京(Yan Jing)号の2等B船室(雑魚寝部屋)でしたが、実際に船内に行ってみると、2段ベッドの部屋にアップグレードされていました。出航後、テラスであづさ作のお弁当を食べ、中国茶を飲みます。出航後しばらくすると船は、明石海峡大橋をいよいよ通過! 風を切る船のデッキで、和人の「あれが天文科学館」「あれが市役所」「あのへんが、うち」といった解説を聞きながら、時折写真を撮っていました。

夜は、燕京号の図書室でPC作業をしたり会話したり。そのまま食事(お弁当の残り半分+追加おかず)。レストランでカラオケショーやミニ雑技が始まると、殆どが中国人だらけの船客が盛り上がっていました。私たちもそこに行きました。

なんかね、中国人の声だらけの観客席にいると、やあっと、世界旅がスタートしたんだなと、実感することができたんです。

さらにデッキに出ると漆黒の闇に波の音、頭上には北斗七星が輝いています。

お風呂&シャワーののち、23時には、ぐっすりと就寝しました。
本日の旅
行動 :自宅発、神戸より乗船
朝食 :洋風炊き込みご飯、ベーコンエッグ、バナナとヨーグルト、コーヒー、そば茶
昼食 :手作りお弁当(塩おむすび、ローズマリーチキンソテー、ししとうの塩こしょう炒め、きゅうりのぬか漬け)、中国茶
夕食 :手作りお弁当(上記に、小松菜とベーコンのにんにく醤油炒め、塩ざけ、ゆで卵を追加)、中国茶、焼酎のお湯割り
宿泊 :燕京号

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旅情報
*燕京号
船内はインターネット設備はない。お湯が出放題なので、お茶や焼酎を持っていくとよい。船内ビールは安い(免税)、小缶150円、大缶200円。

燕京号フェリー(チャイナエクスプレスライン株式会社):http://www.celkobe.co.jp
燕京号はネット予約でなら500円分の食券がもらえる。

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Sat, 12 May 2007

瀬戸内海→日本海→東シナ海→黄海

:: 旅2日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■1日船で過ごす
朝4時に目が覚めました。船内ラウンジで2人それぞれに、のんびりと過ごしています。出航した昨日は天気が良かったのに、今日はどことなく空がどんよりとしていますが、どこを見ても海しかない光景は、広く豊かな気持ちになれ、ゆったりとしていて良いものです。

燕京号は無料で中国仕様の朝食がついています。饅頭(具なし肉まん、つまり肉まんの皮だけがパンのかたちになっているもので、日本の饅頭とは全く違う)と小豆粥を主食に、中華風おしんこ、茶蛋(チャータン、中国風ゆで卵)、肉まん、お茶が出ました。京都から北京に行く中国人中年夫婦と同席させてもらえ、あづさはメニューの中国表記を日記帳に書いてもらったりしました。

日中は日記を書いたりしながら船内で過ごします。私たちは、ここ何ヶ月も集めてきた旅情報を、2人しか入れないブログに入れているのですが、和人はこれを見ながら、次なる訪問地北京、ウルムチ、カザフスタンあたりの動きの最終検討に入っています。海を見ながら、次の旅を考えながら、記録をまとめながらの、そんな船旅です。


燕京号には大浴場とサウナがついています。15時オープンと聞いたのですが女性用浴場には誰もいなかったので、16時に再度行ったら船のスタッフ(おねーさん)たちがいました。あづさは一緒にサウナに入ってびっくり。中国の女性はサウナで丹念にセルフマッサージをするのでしょうか。日本語と英語がカタコト話せる人がいたので、中国式マッサージを教わりながら、摂氏72度という高温サウナで、汗を気持ちよく流しました。

今日の昼まで、家からもってきたお弁当や手作りケーキを食べていたので、そろそろ船内レストランにも行ってみたいナ。日本円が残っているからここで遣えるしね。おかず3品とごはんスープがつく定食があったので、これにごはんとスープとビール缶大を注文して2人で乾杯しました。

2日目の夕食

夕食も、朝食と同じおじさんおばさんの席と相席になり、中国の食文化の話しなども聞けたこと、楽しかったです。
本日の旅
行動 :中国行き船の中
朝食 :小豆入り粥、中国の漬物ミックス、中国風ゆで卵、肉まん、饅頭(肉まんの皮だけで作ったもの)
昼食 :家からもってきたおかずパン2種、手作りのいちごロールケーキ、カフェオレ、中国茶
夕食 :ゴーヤのおひたし、にんにくの芽と豚肉の炒め物、レンコンの甘酢炒め煮、ごはん、かきたまスープ(白菜、わかめ、卵とじ)、ビール
宿泊 :燕京号

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旅情報
*燕京号のお風呂は15~21時。サウナつき。

*燕京号フェリーサイトで運行スケジュールなど確認できる(チャイナエクスプレスライン株式会社)
http://www.celkobe.co.jp

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Sun, 13 May 2007

★黄海→天津港→塘沽→北京

:: 旅3日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■世界旅1ヶ国め上陸!
今日も目覚めは船、海の上です。

今日は午後には中国上陸なので、朝から船内は両替アナウンスが流れるなど、人々はどことなくそわそわしています。そして私たちもそわそわしちゃいます(^^ゞ 無料の朝食を食べ、荷物整理をしたり、昨日と同じように過ごしたりしているうちに、中国が近づいてきたからでしょう、海の色が、近海の色に変わってきました。

天津港で船を降りたのが午後3時ごろ。今日は北京に移動します。

*簡単位置関係*
海:天津港-塘沽(タングー、Tanggu)-天津市街(テンシン、Tianjin)-北京(ペキン、Beijing)

下船したところでは、天津市街行きのバスが待っていますが、料金がお高めなので、私たちは港から数分歩いてそこからバスに乗り、塘沽駅に行きました。塘沽駅に着くやいなや北京行きバスが見つかりました。列車の時間も調べましたが、バスのほうが早く出発するということで、私たちはそのバスに乗り込みました。塘沽からは高速道路だから、北京に着くのも早そうです。天津は蒸し蒸し暑く、衣服が肌にへばりついてしまいました。

3時間ほどバスに乗り、北京駅に下車しました。まずしたことは、本日の宿泊先、あづさの中国人友人の携帯電話に電話することです。家の最寄り駅までの行き方を教えてもらい、その通りに地下鉄を乗り継いで、待ち合わせの駅で無事に再会を果たすことができ、本当に嬉しかった。彼女はあづさが以前の中国旅行中に会ったことがある人で、その旦那さんと会うのは今日が始めてです。

いったん私たちが泊まる部屋に荷物を置かせてもらったあと、一緒に百貨店「物美、Wu Mart」で食材を購入し、帰宅して中国家庭料理を一緒に作りました。

夕食は友人とあづさ手料理

包丁も中華包丁、中華鍋を上手に使いまわして、短時間でいろいろな料理を作る友人の様子は、とても勉強になります。中国人友人はカタコトの日本語が話せます。彼女を通訳にして、私たち4人は、手作りだからこそ本当に美味しいと思える最高の中華料理を囲みながら、交流を深めていました。
本日の旅
行動 :船で天津へ移動、天津から北京移動、中国人友人宅で一緒に料理を作る
朝食 :雑穀粥、中国の漬物ミックス、中国風ゆで卵、金時まん、ドライフルーツまん、ウィンナー、お茶
昼食 :定食(ごはん、香菜入りスープ、あわび風貝としいたけの旨煮、ミニトマト、豆腐とニラと卵炒め)、お茶
夕食 :ズッキーニと豚肉のにんにく炒め煮、揚げタチウオの酢煮、苦瓜と豚肉の塩にんにく炒め、冬瓜の中華スープ、ごはん、檸檬ビール、いちご
宿泊 :朝来農芸園Chaolai Hongyiyuan

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旅情報
1元=16.0円

*天津港から北京までの行き方はいろいろあるが、今回の方法は塘沽駅から北京駅前(地下鉄あり)までスムースに行けた。

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Mon, 14 May 2007

★北京

:: 旅4日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■ビザ、チケット、両替
今日は中国の次の訪問国である、カザフスタンの入国査証を取得することから行動開始です。友人の住む宿舎のある朝来農芸園Chaolai Hongyiyuanを早朝に出て、バスに乗りました。在北京カザフスタン大使館の場所は、住所から和人が事前に見つけていてくれたので、バスに乗りながら地図をたどり、その場所に近いところに来たら下車します。

9時オープンのカザフスタン大使館には8時半に到着しました。周辺を散歩して9時に戻ってきたら大使館前は人でいっぱい! 順番待ちは約80人ほどということで・・・とりあえず待ちましょう。あづさが大使館前で待つ間、和人は鉄道駅へのバス路線などを調べに出ました。

でも、30分以上すぎてもまだ受付が済んだのは1人だけだったんです。英語が出来る人に話を聞いてみると、大体1日の受付人数は20人ほどということで、なおかつ今日の順番待ちリストは今日のみ有効。こんなんじゃあ、普通にどうやって来ても、ここじゃカザフビザを取れないじゃないかと思いますよね。申請が月水金のみと限られていることもあり、結局私たちは、人口の多い北京でのビザ取得を取りやめ、ウルムチで取得するよう方針を変えました。

大使館街の近くからバスに乗り、延々と北京西駅に向かいます。ずっと立ちっぱなしでした。北京西駅についたら、銀行でTC両替、安飯(刀削麺、坦坦麺)で昼食、そしてビザ取得の方針転換に伴う、今後の移動作戦会議。・・・ウルムチ→アルマトイ(カザフスタン旧首都)への国際列車運行スケジュールと、ウルムチビザ取得のための営業日情報などを考慮し、ウルムチよりやや北京寄りにあるトルファンで列車を下車し、観光することにしました。その後北京→トルファンの寝台列車(硬臥)チケットを購入しました。

はあっ・・・これで午前の旅作業おっしまい(**)デモツカレター

■世界遺産、頤和園
北京の世界遺産、頤和園(イワエン、Summer Palace)に行くことにしました。北京西駅から直行のバスに乗り延々と移動しますが、今度は座れたのでちょっとラクチンです。

頤和園は、18世紀に建築開始され、19世紀より西太后様ご愛用の地となった場所です。広大な湖と様々な建築物が美しい、人気の景勝地でもあります。私たちは、時折アイスクリームを食べながら、湖の縁に沿うようにお散歩し、時に建築物の壁画を見たり、休憩しながら美しい湖面を見て、美しい頤和園観光を楽しみました。長廊には何千枚もの絵画があり、その素晴らしさは次々と見入ってしまうほどでした。

頤和園の長廊

■中国人と今日も手作り晩ごはん
頤和園を出て、バス、地下鉄、バスと乗り継ぎ、友人宅に戻りました。

今日の晩ごはんは大ご馳走! 私たちが2人とも大好きな手作り餃子と排骨(パークー)スープです。餃子はもちろん皮から手作り。包み方はあづさが日本で作ってきた方法と違い、独特で難しかったけれど、教わりながら見よう見真似を繰り返しながら、数こなせば形になってきたかな。排骨スープは、餃子仕込み中からずっと強火でぐつぐつと煮込まれていて、骨付き豚肉が、骨まで食べられるほどやわらかくなり、絶品中の美味! 加える調味料、調理のコツなどを教わりながら、これぞ中国の家庭料理! とも言えるアツアツの水餃子をほおばりながら、今日も4人で、言葉は不自由ですが、心をこめて会話に花を咲かせました。
本日の旅
行動 :カザフビザ取得トライ、両替、寝台列車チケット購入、頤和園観光、中国人友人宅で一緒に料理を作る
朝食 :なし(大使館、駅、銀行に行ったら昼になってしまった)
昼食 :刀削麺、坦坦麺
夕食 :手作り水餃子、排骨と冬瓜のスープ、いちご、もも、メロン
宿泊 :朝来農芸園Chaolai Hongyiyuan

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旅情報
1元=16.0円

*北京で取るカザフスタンビザ
ビザ営業日は月水金。業務時間内に受付を済ませられるのは約20人とのことだが、オープン時間にはすでに80人もの受付予約があった。受付予約は当日限り有効なので、よほど早朝に行って受付名簿に名前を書かないと、ここでのビザ取得は難しいと思われる。

*北京→ウルムチの寝台列車は2泊3日の大移動。座席は普通座席から柔らかいベッド車両まであるが、私たちは硬いベッド車両(硬臥)を選んだ。3段ベッドの中段と上段を予約。

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Tue, 15 May 2007

北京→ウルムチ行き寝台列車

:: 旅5日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■北京原人の地、周口店へ
今日の朝食は昨夜の残りの水餃子でした。美味しい、ありがとう♪

中国人の友人とは朝別れて、今から私たちは2人きりで行動することになります。友人宅の最寄りのバス停から天橋TienQiaoまでバスが直行していたことから、天橋から周口店行きバスが出ていることは知っていたので、、周口店で多分荷物を預けられるだろうと踏み(昨年8月に訪れているあづさのテキトーな勘)、バックパックを背負って周口店へ向かうことにしました。今回周口店へ向かうことにした理由は、和人が未訪問であること、古の人々が住まう場所が保存的公開されていること、世界遺産であることなどが理由です。

天橋から周口店Zhoukoudianまではバスで行きますが、何もないT字路の角で降ろされます。ここから私たちは2kmの道のりを歩くことにしました。途中、学校の近くに屋台行商のおばさんがいたので、おかずを5品買ってお昼ごはんにしました。5品で2元は安いよね♪

周口店・屋台

周口店では、北京原人やそれに関連するものが発掘された場所を見たり、博物館で展示物やその説明を見たりすることができます。それらをもとに2人で考察したりする時間も楽しいし、遺跡など古のものが大好きな私たちには、やはりとても良いところでした。

周口店からは、遺跡の目の前でミニバスを拾うことができました(・・・ということは、ここに来るときも歩かずに済んだのかしら?)。まず房山まで戻り、そこから中距離バスに乗り換え、北京の六里橋LiuLiQiaoへ行き、すぐさま北京西駅へのバスに乗りました。

■4000kmシルクロードへの列車に乗り
今日から2泊3日の列車の旅が始まります。実は、北京からウルムチへの4000km列車は、あづさがずっと乗りたいと夢見ていたもので、それが今日実現するのですから、様々な想い -わくわくも、どきどきも、いよいよだという実感も- で胸の中はいっぱいです。

この寝台列車は上中下段と3段ベッドになっていて、私たちは中段と上段の寝台を予約していました。それぞれ布団に入ったら、昨日までの睡眠不足もあり、すっかり熟睡。美しい中国の車窓を見ながら・・・。
本日の旅
行動 :北京原人の周口店観光、ウルムチ行き長距離寝台列車に乗車
朝食 :水餃子/中国人友人宅にて
昼食 :涼皮(リャンピ、葛きりみたいなものと野菜を酢醤油で和える)、丸子(ワンザ、にんじんと小麦粉を混ぜて揚げた団子)、じゃがいもの炒め物、にんにくの芽の炒め物、謎の太太春雨と野菜の和え物/屋台にて
夕食 :ごはん、ホイコーロー、青菜のにんにく炒め、ビール/駅地下にて
宿泊 :ウルムチ行き寝台列車

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旅情報
1元=16.0円

*北京天橋から周口店へ行くバス917番は何種類かあるので、行き先を確認してから乗車する。

*周口店から房山に戻るときは、「房山」という地名が2箇所あるので注意。私たちは「917路汽車駅北京天橋」を中国文字で書いた紙を見せて、バス乗り場で降ろしてもらった。

*北京西駅前ネットカフェは、日本語読み○書き×USB×、4元/h。

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Wed, 16 May 2007

ウルムチ行き寝台列車

:: 旅6日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■車内ライフ
日付感覚が薄れてきました。

昨日北京西駅から乗車した、ウルムチ行き寝台列車で、私たちは2人とも朝まで熟睡していました。今日は終日列車内で過ごす日です。のんびり好きなことをしながら、またずーっと車窓からの景色を眺めたりしながら、ゆったりとした時間が、気持ちよく過ぎていきます。

車内の様子

乗車前にスーパーでおやつを2種類(香瓜子、ホンガンズー、味付きひまわりの種と、サンザシを板状に加工した中国の伝統的お菓子)買いましたが、食事は停車駅で買うことが多いかな。車内販売の食事も色々あって、何よりごった返す中国人との交流もそこそこ楽しく、終日列車内にいても、退屈はしません。

私たちの次の目的地トルファンTurpanへ、4000km列車はどんどん近づいていきます。
本日の旅
行動 :終日寝台列車の中
朝食 :涼皮(リャンピ、葛きりみたいなものを唐辛子入り酢醤油で和える)、揚げパン、辛チキン/西安駅に着いたときホームへ走って買いに行った
昼食 :てんこもり焼ビーフン/武威駅に着いたとき買いに行った
夕食 :ごはん、じゃがいもスライスのねぎスープ炒め、にんにく芽とセロリと豚肉の炒め、ハト肉とでかじゃがの辛炊き/車内プレートディッシュ販売
宿泊 :ウルムチ行き寝台列車

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旅情報
1元=16.0円

*北京発ウルムチ行き列車
列車内では、動いていなくてもお腹がすくもの。カップラーメンやおやつを事前に買って乗車すると良い。
列車内は、お湯が自由に出る。茶葉やカップラーメンなどを持っていくと良い。
列車内は、食事どきには食事ワゴン販売、おやつどきにはおやつワゴン販売がある。

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Thu, 17 May 2007

ウルムチ行き寝台列車→トルファン

:: 旅7日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■シルクロード都市、トルファン到着!
よく寝た! 朝食を列車内で食べたあと、朝9時前にトルファンTurpan駅に降りました。実はトルファンの街は駅から50km以上離れたところにあります。私たちはタクシーやミニバスの呼び込みを振り払い、駅前から公共バスに乗ってトルファンの街の長距離バスターミナルへ移動しました。今日の宿は、バスターミナルから大通りに出てすぐ、そしてバザールの斜め向かいという好立地にあるホテルにしました。

荷物を置いたら街を歩きましょう。トルファンは葡萄(ブドウ)で有名なシルクロード都市で、街の中心部には、延々と続く葡萄棚が続いていました。規模も見事で、美しかったです。

■ウイグルの美味しい食事
ここは新疆(しんきょう、シンチャン)ウイグルUygur自治区。もう漢民族の文化圏ではなく、イスラム教徒のトルコ系ウイグル人の地で、人々の顔立ち、服、独特の言葉(ウイグル語)・・・街を歩いていても中国らしさよりももっとオクシデンタル(西方の意)な雰囲気でいっぱいです。

バザールに入りました。どこの国に行っても、マーケットの類は活気いっぱいで大好き。釜の内壁にサモサ(具入り薄生地パン)をペタッと貼り付けてカリッと焼いているのを見て早速1つ購入しました。

もうお昼どきです。あづさがどうしても新疆ウイグル自治区で食べたかった「拌面(バンミェン、日本では何故かラグメンという名前でも広まっている)」を食べることにしました。注文後、あづさは店先の厨房で、作り方や調味料の分量をメモするのにつきっきりでした。美味しい食事だからこそ、日本に帰ってからも再現したいという思いは誰よりも強く、またそれが旅の目的の1つとなっているからです。

食事のときに感動したのは、テーブルで供された「ナツメ茶」でした。ヤカンの中にはナツメがごろごろしていて、出てくるお茶はうっすら香ばしくて美味しいのです。

■これぞトルファン
いったんホテルに戻って、3日ぶりのシャワーを浴びました。トルファンは5月の時期でも気温が40℃に達するので、本当に暑いのです。きれいさっぱりになったら、サンダルに履き替えて、再びトルファン散歩に出かけました。

まず両替をし、そして歩いて15分くらいのところにあるモスクを観光しました。お祈りをするおじさんの横であづさも祈りを捧げました。帰りは民家街を歩きました。ポプラ並木にロバ車が走り、面立ち美しいウイグル人が闊歩する・・・これぞトルファン!といったポプラ並木の風景は、涙を誘う美しさでした。

ポプラ並木

民家の路地を歩いていると子供たちがボール遊びをしているので、一緒にサッカーして遊んだり、路商でみかけた木の実が実際に木に生って(なって)いるのを見かけて見つめていると、おばさんがもいでくれて「はいこれお食べ」とばかりに差し出してくれます。この実は「ジュジェン(ジュジャン)」と言い、甘さが上品で、本当に美味しかった! おばさんが次から次へともいでくれるので、私たちは歩く足を止め、次から次へと、トルファンの暑い気温が作った甘い木の実を食べていました。

シルクロード中継都市として栄えてきたトルファン。市街地から少し離れて人々の生活を垣間見ると、これぞトルファン! を実感できる素晴らしい光景に入り込めます。

A「いいねー」
K「でっしょー」

こんな会話に幸せになりながら、私たちはホテル方面へ戻り、途中バザールでナツメ(宿でお茶を煮出す用)と日用品を買い、和人の散髪をしてもらい、ビール大瓶を買って部屋に戻りました。

北京でカザフスタンビザが取れないことから急遽予定を変更して訪れたトルファン、でもそのトルファンが素晴らしく、新婚旅行かつ大きな世界旅が順調に切り出せていることとに、乾杯しました。
本日の旅
行動 :トルファン到着、市内観光、明日のツアー探し、
朝食 :饅頭(中国の饅頭は具なし皮のみ)、小豆がゆ、にんにくと芽ときゅうりザーサイピリ辛炒め、キャベツとザーサイの浅漬け、にんじん大根セロリのあっさり炒め/ウルムチ行き寝台列車車内販売
昼食 :サモサ、拌面(バンミェンもちもちうどんのトマトインゲンシシトウ羊肉炒め乗せ)
夕食 :異面(リャンメン、ラーメンの面と葛切り風面の2種類の面に酢醤油味のスープとラー油が絡んだもの)、ケバブ(羊肉、レバー)
宿泊 :東方酒店

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旅情報
1元=16.0円

*トルファンの駅に着いたら、「大河沿(ダーヤハン、駅の意味)-吐魯番(トルファン、街の意味)」と書いてあるバスに乗ると良い。1人7.5元でトルファン中心部まで行ける。

*バザールで1元コインを出したら受け付けてもらえなかった。認知度が低いのかも?1元札はOK。

*トルファン1日ツアーを探すが、「街中旅行会社」はほとんどない。大きなホテルフロントで相談するか、呼び込みしている人と交渉する。私たちは両方で値段を検討して後者でタクシーチャーターに決定。

*ネット(吐魯番賓館、トルファンピンカン):10元/h、日本語読み書きUSB全部OK。

*ウイグル時間(新疆時間)について
北京よりも西方にあるこのあたりでは、例えば北京が夜8時で真っ暗でも、まだ夕方6時くらいの明るさ。なので、標準時よりも2時間差し引いて生活している。時間の約束事をするときは、「それは北京時間?ウイグル時間?」と必ず確認することと、街で時計を見かけるときもどちらの時刻をさしているのか注意が必要。

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Fri, 18 May 2007

★トルファン→トルファン近郊ツアー→トルファン

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■トルファンで観光三昧
朝7時起床。北京時間の朝7時なので、ウイグル時間ではまだ朝5時という早朝です。今日は、昨日契約したタクシーチャーターでのトルファン観光三昧の日です。ドライバーは日本語がやや話せる人だったので、いろいろと教えてもらったり交渉することができます。

■蘇公塔(そとうこう、スークォンター、Su Gong Ta、The Imin Minaret)
18世紀末に、吐魯番(トルファン)王が建てたと言われる。均整取れた建てものに高さ37mの美しいミナレット、好きです。

■ベゼクリク千仏洞(ベゼクリクチェンフォトン、Bozi Ke Li Ke Qian Fo Dong、The Bezeklik Thousand Budda Caves)
ムルトゥク川に沿った断崖に、6世紀より多くの横穴が掘られました。そのうちのいくつかは中にも入れます。壁画が美しく、多くの横穴が並ぶ姿も美しいところです。仏像壁画の顔が潰されていることが、イスラム教徒による破壊の歴史(偶像崇拝の禁止)を示しているのでしょう。

■アスタナ古墳(アスタナクーフェン、Asi Ta Na Gu Mu、Aztana Ancient Tomb)
エジプトルクソールの王家の谷の小規模版といったかんじです。荒野にぽこぽこと塚があり、発掘が完了したところにいくつか入ることができます。壁画が美しかったり、ミイラが展示されていたり。

■高昌故城(こうしょうこじょう、カオチャンクーチョン、Gao Chang Gu Cheng、The Ancient city Gaochang)
トルファン観光最大の見所と思いました。1世紀ごろより新疆地区の要所で、5世紀末に高昌国として建国されたところで、今は広大な大地に建築物が風化して残存しています。天竺への旅路の途中、三蔵法師が滞在していたところでもあります。私たちは、とにかく広いこの中を歩きました。端から別の端まで歩きました。別の惑星にいるかのような感覚にもなる高昌故城を、とにかく歩きました。気温は40度(照り返しを考慮したらもっと暑いと思う)なので本当に暑かったのですが、繁栄の跡から当時の姿を思い浮かべながらの散策は、実に有意義でした。おすすめ。

高昌故城

■火焔山(かえんざん、フォイエンシャン、Huo Yan Shan Di Gong、The Flaming Mountain)
西遊記の舞台としても有名な赤い山並み。周辺の荒野とは異なる地盤が隆起しているため、色が違って見えています。

そうそう、ぜんぜん観光ルートには入っていないのですが(^^ゞ 車を走らせていると時折石油採掘機が見えるので、「石油、石油」と喜んでいたらドライバーが石油採掘現場に寄ってくれました。私たちの好みのツボにはまる嬉しい見学でした。

■葡萄溝(ぶどうこう、プータオゴウ、Pu Tao Gou、The Grape Valley)
葡萄溝観光をすると60元の入場料がかかるのですが、私たちは、オアシスのような美しい景勝地を車窓から観光し、時折車から降ろしてもらい、葡萄棚の下でランチを食べることで、入場料は(葡萄溝エリアに入場しているにもかかわらず)払っていません。葡萄棚の下でのランチは、拌面(バンミェン、ラグメンともいう)と炒面(チャーメン)、美味しいウイグルの味です。うとうととお昼寝をしたり、のんびり景勝地風景を眺めたり、ドライバーがお昼寝をしている隙を見て日記を書いたりと、ゆったりとした時間を過ごしました。

車に乗りながらドライバーと話をしているうちに、あづさが「ジュジャン(木に生る甘い実)を食べたい」と言ったら、「友達の家がある」と、民家に連れて行ってくれました(そのへんに自生している木なので、適当に車を側道に停めてくれるだけでよかったのですが)。でもこれが大正解! 103歳のおばあちゃんが葡萄棚の下で休息する、麗しい中庭へ案内され、「おあがりなさい」と葡萄棚の下のレストスペースへ。ジュジャンだけでなく、スイカ、干し葡萄をごちそうになりました。熱帯都市トルファンの暑い日中を、涼しい葡萄棚の下で過ごせて、良い時間でした。スイカは和人が「新疆来たらスイカ食べなくちゃと思っていた」と言うほどのものだったので、ここで叶えられて嬉しかったな。また、葡萄の里で干し葡萄を食べるのも、良いことですよね。

■カレーズ(Karez)
乾燥地域の人々の知恵が結集した、素晴らしき地下水道と灌漑システムです。莫大な数の地下水道を堀り、天山山麓の水をたたえ、この水を各所の井戸から汲み上げるようにしたものです。現在カレーズとして観察できるものはカレーズ上に建てた博物館の地下室からです。カレーズは命綱の水を供する、人々にとって大事なシステム。カレーズなくしてトルファンはなしです。

■交河故城(こうがこじょう、チィアオホークーチョン、Tiao He Gu Cheng)
川の中州の絶壁の上に、巨大な都市遺跡があります。それが交河故城です。さきほどの(4)の高昌故城が本格的に繁栄する前は、この交河故城がトルファン地区の中心機能を担っていました。私たちは閉場時間の前、夕暮れ時に訪れたので、美しい廃墟群を、夕陽を浴びて輝く遺跡と長く伸びる影と共にじっくりと観光することができました。

ホテルに着いたのは夜8時半と遅い時間でした。それだけ盛りだくさんの1日だったということですよね。私たちはバザールで晩ごはんを食べ、ホテルの部屋に戻りました。

今日1日で、トルファンが一層大好きになりました♪
本日の旅
行動 :トルファン観光ツアー、石油採掘所や民家滞在など。
朝食 :ニラ饅頭、緑豆粥
昼食 :拌面(羊肉トマトにんにくの芽その他野菜の炒めものをモチモチうどんに乗せたもの)、炒面(拌面からトマトを抜いてうどんをざく切りにしたもの)
夕食 :ゾースイ(じゃがいもと小麦粉を練った塊と羊内臓の煮込み)、ケバブ(串焼きの羊肉)
宿泊 :東方酒店

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旅情報
1元=16.0円

*バザールは、早朝(北京時間8時ごろ)はまだパン程度しか売っていないとのこと。

*トルファン観光めぐりツアーは、私たちはタクシー1台プライベートツアーで250元だった。値切れそうな気もするけれど、どことどこに行ったら何元という明確な料金表があるようで、特に値切ることはしなかった。

*ウイグル語を話そう
ここは地元の言葉がウイグル語なので、中国語が通じないことばかり。ウイグル語を話そう。
こんにちは --- ヤフシムセス
さようなら --- ハイルホーシュ
ありがとう --- ラフメッ
どういたしまして --- アルズメイドゥ
美味しい! --- オッシャプトゥ!
この料理の名前は何ですか? --- ブータマッノンスミニマ?

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Sat, 19 May 2007

★トルファン→アイデン湖郷→トルファン

:: 旅9日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■旅行者のいない村へ
今朝のトルファンは、昨日の強風のためか、黄砂で空気が濁り、濃霧のような光景です。さて私たちの今日の予定は、トルファン近郊の、観光地でもなんでもない村に行くことです。こういうのこそ、旅の醍醐味ですよね(^o^)

バザール近くのミニバス乗り場から、アイデン湖郷行きのバスに乗り、走ること16km、アイデン湖郷に到着しました。アイデン湖は世界で2番目に標高が低い湖として知られますが、この村はその湖からは遠いところにあります。

村を歩いていると、家並みにはどうやら2通りの建築様式があることに気づきます。1つは漢民族(中国人系)、1つはウイグル族のもののようです(表札に漢字が使われているかウイグル文字かで識別できます)。狭い小さな村なのに、2つの民族が融合しきれずに暮らしている様子は、興味深いものがありました。

私たちが、小さな村を歩いていると、人々の温かさにたくさん出会うことができました。中国語はまだしも、ウイグル語は一切わからない私たち。それでも、ロバ車に乗るおじさんに「乗っていかないか」とジェスチャーで言ってもらえ、道端でトランプ遊びをするおじさんたちには、アンズの種を割って中身をご馳走してもらえたり、おばさんたちには木に生るあんずの実をごちそうしてもらえたり(すっぱくて美味しい!)。ツーリストが訪れない村だから、本当に人の温かさに接することができるのだと、思います。

■少女アリア
村の一角で、木と木にロープを渡してブランコ遊びをしている少女たちに出会いました。私たちがカメラを持っていることがわかると、めいっぱいのおませなポーズをつけてくれたり、私たちと一緒にブランコ遊びをしてくれ、本当にかわいい妖精のような少女たちでした。彼女たちとお別れしたあと、村の中心部をくまなく歩いたら、次は、村のはずれへ向けて歩いてみようということになりました。

独特のウイグル人墓地「カウラー」を見ながら歩いていくと、なんと先ほどのブランコの少女の1人に再会しました。丁度少女の家の前を通ったようです。少女は母親に、おそらく「さっきブランコで一緒に遊んでくれたおにーちゃんとおねーちゃんだよ」のようなことを伝えたのでしょう。彼女の家族が総出で、私たちを客間に通してくれるではないですか! ウイグル人の家庭に滞在するなんて、なかなかできないことと思うので、とても素敵な体験です。湯沸し、天井、じゅうたんの装飾など、素のウイグル文化を見て体験する、大変によい機会でした。

客間でポーズとるアリア

今は丁度北京時間で2時、ウイグル時間で正午というお昼時です。美味しいお茶と、チンゲンサイまん(羊の背脂入り)を山ほどごちそうになりました。

私たちはウイグル語は一切話せませんが、少女の名前が「アリアちゃん」ということは分かりました。見たところ、7、8歳でしょうか。アリアは本当に気立てのよい子で、和人の背中に枕をセットしてお昼寝の準備をしてくれたり、あづさに自分のもっているお化粧小物をプレゼントしてくれたり、仕草の1つ1つもかわいい子でした。

私たちがその家を出て、もうしばらく歩こうと村の端っこへ向けて歩いていると、アリアがパタパタとサンダルの音を立てて追いかけてきます。ああもうほんと可愛いこと! アリアとあづさは手をつないで村を歩きました。アリアは手をつなぎながらも率先して歩き、続々と友達の家に私たちを案内してくれるんです。何軒めかの友達の家では、おばさんが「あがってごはんを食べていきなさい」と、山盛りのポロゥ(ピラフのこと)とお茶をご馳走してくれました。昼間は電気が流れないとのことで、おじさんおばさんと対談しながらの、屋外の風に当たりながらの食事でした。屋外の台所の造りなど、ウイグル文化の一端が見られて嬉しかったです。

私たちは、「オッシャプトゥ(美味しい!)」と「ラフメッ(ありがとう)」程度しか、心温まるおもてなしに返す言葉を知りません。でも、精一杯の笑顔と、相手が伝えたい気持ちを全身全霊で汲む姿勢と、少々の中国語で、不思議と会話の途絶えない、ウイグル人と会話いっぱいの時間を過ごしました。

その後私たちは、村の端で乗り合いタクシーを見つけ、トルファンの街へ。東大寺を少しだけ見て、民家街を歩いてホテルに戻りました。あまりに素晴らしいアイデン湖郷で過ごした体験のあとだけに、今日はほかのことをしたくなかった。

ありがとうアリア。

可憐で妖精のような貴女に、また、いつか、逢いたい。
本日の旅
行動 :アイデン湖郷へ日帰り、民家2軒で食事やお茶をもてなされる。東大寺観光。
朝食 :あづさ手作りクランベリーゼリー/部屋、ポロゥ(羊肉乗せピラフ)/バザール
昼食 :チンゲンサイ饅頭/民家、ポロゥ/別の民家
夕食 :なし(食事を民家2軒でもてなされたので、お腹いっぱい)
宿泊 :東方酒店

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旅情報
1元=16.0円

*ウイグル語を話そう・2
ここは地元の言葉がウイグル語なので、数字を覚えよう。トルコあたりまで結構通用します。
1=ヴル、2=チキ、3=ウチェ、4=トゥートゥ、5=ベシ、6=オールタ、7=イエッタ、8=セッキース、9=トックス、10=ウン、11=ウンヴル・・・20=ジゲルマ

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Sun, 20 May 2007

トルファン→ウルムチ

:: 旅10日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■2人で体調を崩しました
今日は日曜日です。明日はウルムチUrumqiでカザフスタンビザを申請するため、今日のうちにウルムチに移動します。

昨日からあづさは寒感があり、和人が上気道カタル(鼻水や痰)と、なんとなく体調が悪かったのですが、今日になって2人で仲良く下痢、腹痛、38℃弱の発熱・・・。観光の日じゃなくて本当によかったのですが、それでも移動日に下痢は、深刻に辛いです。ウルムチ行きバスの中にはトイレはないし・・・。

■ウルムチへ
11時前に宿をチェックアウトし、バスターミナルへ行き、ウルムチ行きのバスチケットを1人40元で購入しました。バスに乗っている間は途中ラクダが見えたり、「ウルムチ新10景」に選ばれている風力発電群を見たり。

達坂城:風力発電

約3時間でバスは、新疆(しんきょう、シンチャン、Xing jang)ウイグル自治区の中心都市ウルムチに到着しました。とりあえず街の中心地で市内移動に便利そうな、紅山公園近くまでバスで行き、2軒めに料金を聞いた宿に決めました。市街散策をしながらネットカフェ探し。そして、夕食を食べて宿に帰ったらもう遅い時間になっていました。

明日は体調が良くなるといいな。

そして、今日は旅10日め。明日カザフスタンビザが取れないと、中国でのノービザ滞在期間内(2週間)に出国できるかどうかすら危くなるので、こちらもなんとか成功させなければと、願っています。
本日の旅
行動 :トルファンからウルムチへ移動、市街散策
朝食 :なし(移動前なのと下痢しているのと)
昼食 :なし(移動中なので)
夕食 :鶏肉湯米粉(麺に少々の具と大量のラー油&唐辛子とスープ)、鶏肉炒米粉(湯米粉からスープを抜いたがラー油は大量)/バス停「紅山公園」近くの食堂
宿泊 :孔雀大厦

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旅情報
1元=16.0円

*トルファン→ウルムチバスは30分に1便ほどでていて便利。1人40元。
*バスはウルムチの南バスターミナルに着くので、ターミナルすぐ外から109番バスに乗ると、中心地(紅山)方面に行ける。
*ネット:揚子江路市郵便局近く:日本語読み○、書き×、USB×、2元/h

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Mon, 21 May 2007

ウルムチ

:: 旅11日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■カザフスタン大使館へ
本日の大事なこと。中国の西隣の国、カザフスタンへのビザ(査証)を取ることです。
カザフビザが取れれば、次のルートを下の3つから決定しなければなりません。
1)ウルムチ-アルマトイ国際列車
2)ウルムチ-アルマトイ国際バス
3)ウルムチ-国境の町コルガス-アルマトイ

もしもカザフビザが取れなければ・・・どうしましょう。キルギスタンに入国して、首都ビシュケクでカザフスタンビザ取得をトライすることになるでしょうか。それともはたまた・・・どうなってしまうやらです。

朝8時すぎに宿を出てバスに乗り、バスを降りてからも歩き、辺鄙な場所にあるカザフスタン大使館をやっと見つけました。大使館前は人でごったがえしています。先日北京のカザフスタン大使館で見た人込みとは規模が違うごったがえしぶりに、「ああもうカザフビザは取れないかも」と、不安が心によぎります。

ここウルムチでのカザフビザ取得は外国人を優先してくれるという情報を信じ、まずは人込みを押し分けて守衛に「Japanese! Japanese!」とパスポートを見せてアピールしました。そうしたら情報通り、優先的に大使館に入れてもらえることに成功し、ビザ申請ができました。北京で取るよりもビザ代が約1/3と安価であったことも有難かったです。ビザ受領は明後日の正午ということで、私たちは次に、カザフスタン行きのバスターミナルへ向けて移動しました。

■バスターミナル
私たちがもってきたガイドブックでバスターミナルと書いてある場所に、ターミナルはありませんでした。宿の部屋に置いてあった地図を頼りに、ターミナルを見つけ、時間や料金を確認することができました。国内バスと国際バスの両方で、発車時刻や料金が分かったので、ちょっと安心です。2人ともまだ下痢気味&微熱が続いているので、お昼は唐辛子っ気のない、包子(ぱおず、いわゆる点心)でお昼ごはんにし、いったん宿に戻ってお昼寝しました。

■ウルムチらしい市街散策へ
夕方になりました。ウルムチは中国の遥か西にある都市なので、北京時間の午後5時でも、午後3時くらいの明るさです。市街散策のはじめに、人民公園the people's parkに行きました。公園と寺院と遊園地とが融合した、人々がなごめる素敵なところでした。

次にバザールへ向かいましょう。ウルムチはウイグル人が多く、そのバザールでならば一層にウイグルらしさが味わえることでしょう。まず向かったところは二道橋バザールErdaodiao marketでした。ここはウルムチ10景の1つに選ばれているところです。人民公園からはちょっと距離はありますが、それでも歩いて行ったことは大正解! 大通りよりも小路を歩くようにしていたら、西河壩前街Xiheba Qianjieという路地あたりは、イスラム教徒ウイグル人らしさいっぱいの、素敵なところだったんです。

西河壩前街

二道橋バザールの次に訪れたのは紅旗路バザールでした。ここはモダンな商店もあるところです。お腹の調子と相談したら、お腹が「お粥食べたい」と言うので(笑)、お粥専門店に入り、夕食を摂りました。ここは100種類ものお粥があって、選ぶのに困るほどなんですよ。それを選ぶのも、中国の旅の楽しみの1つですよね。

いっぱいいっぱい歩いて、やっと、ウルムチの良さに出会った今日の午後でした。カザフビザ申請もうまくいきそうで、ほんと良かった。

ビザ受領は明後日ということは、明日は空き日です。パスポートを大使館に預けたままなので宿の移動もできないし。南山景区には行ってみたい気もするのですが、明日は雨とのこと・・・。どうやって過ごそうかなあ。
本日の旅
行動 :カザフスタンビザ取得、人民公園やバザール観光、市街散策
朝食 :なし(まだ下痢が続く)
昼食 :羊肉包子(小さめのがたくさんあって美味しい)、牛肉炒米粉(日本の焼きうどんに近い)/バスターミナル近く
夕食 :鶏肉皮蛋粥(鶏肉とピータンと香菜を刻んだものが入ったお粥)、干貝海帯粥(貝柱昆布人参生姜ねぎを刻んだもの入り)、青椒牛肚絲(牛の内臓とピーマン炒め)/紅旗路
宿泊 :孔雀大厦

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旅情報
1元=16.0円

*ウルムチで取るカザフビザ
2番バスで小西溝Xiaoxi Valley下車。100mくらい来た方向に歩いて戻り、高新街を左折。右手に公園を見ながらを通り越すと、変形建物(火焔大厦)の左に公園が見える。その公園の周囲の道を時計回りに迂回し、公園の反対側(昆明路)に出ると、3階建ての建物がある。そこの1階。住所は「昆明路216」で。月曜午前申請で水曜正午受領。写真とパスポートコピーが必要。1人87元。

*ウルムチの国際バスターミナル
国際バスターミナルは、人民公園南側出口を右折して、1.3kmほど直進したところの左手(少し奥まったところ)にある。国内バスターミナルと隣接している。
人民公園の北および南出口前では、天池ツアーや南山ツアーの窓口がいくつもあるので、値段確認や予約に良い。

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Tue, 22 May 2007

ウルムチ→水磨溝村→ウルムチ

:: 旅12日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■今日は何処へ行こう
昨日申請したカザフスタンビザは、明日の正午に受領します。つまり今日は1日空き日なのです。2人とも微熱は下がったのですが、下痢は相変わらずです。でも折角ウルムチにいるのだから、簡単にでもお出かけしたいですよね。さて今日は何処へ行こうかな。

本当に元気なら、天池(テンチ)か南山(ナンシャン)景区という、高原地へ行きたいとも思っていたのですが、今朝はずっと雨が降っていて、しかも吐く息が白い! 乾燥地帯のウルムチでこんなにじとじと寒い天気があるなんて、意外でした。「街がこの天気だというのに山が良い天気で安定しているわけがない」という和人の意見はもっともで、とりあえず、高地行きは却下。代替案としてあがったのが、列車に乗って近郊の小さな町に行くことでした。バスに乗ってウルムチ南駅に行きますが、時刻表を見ても、どうもいいタイミングのものが見つかりませんでした。

そこで予定を変更して、「ウルムチ新10景」に選ばれている、水磨溝(Shuimogou)へ行ってみようということになりました。バスと徒歩で、郊外へ行ったのですが、歩いていると、通るバスの行き先に「温泉」と書いてあるのを見ました。「ねえ、温泉、行きたいナ」というあづさ。あづさは旅の目的の1つに「世界中の温泉」というのがあり、町の看板やバス表示に温泉の文字を見て、無性に行きたくなってしまったのです(^^;; バスの進行方向に歩いて、温泉施設を発見しました。

■ウルムチの温泉
「温泉浴療中心」という施設内の温泉は、個室で入るタイプでした。私たちは一番小さな個室を1時間10元で借りました。朝から小雨がちだったので、タオルを2本持参している点もラッキーですよね。泉質は、硫黄いっぱいのアルカリ泉で、お肌にとっても良さそうです。お湯の温度も日本人好みでした。ただ、かなり強い緑色のお湯は、最初びっくりしましたけど。

温泉帰りは肌がぽかぽかしています。朝出るときには震えていたほどの寒さだったのに、今はそれを感じません。温泉、行って良かったなー♪

■水磨溝風景区The Shuimogou Scenic Spot
「ウルムチ新10景」に選ばれている水磨溝公園に到着しました。そこは公園と清流が融合した大変に美しいところでした。私たちが入場するや否や、どしゃぶりになり、しばらくゲートで雨宿り。雨が止んだあとは、じっくりと公園内を散策できました。大きな水車が見所の1つで、勢いよく回る様子を間近で見ると壮観です。あづさは殊に水が好きなので、せせらぎの音がはっきり聞こえるところでの散策に、嬉々としていました。

水磨溝公園

お天気はイマイチだったけれど、天気がイマイチだからこそ出会えた「ウルムチの温泉」体験など、今日は思い出深い1日です。
本日の旅
行動 :水磨溝村の温泉、水磨溝風景区散策
朝食 :おかゆ、牛肉麺、包子/南駅前の店
昼食 :普通の拌面(バンミェン、うどんに羊肉と野菜炒めを乗せたもの)、肉いっぱい拌面/水磨溝村
夕食 :なし(昼が大盛りすぎてお腹がすかない)
宿泊 :孔雀大厦

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旅情報
1元=16.0円

*ウルムチの温泉
「温泉浴療中心」へは、104番バスや34番バスで「温泉」下車。104バス終着の少し手前にある。

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Wed, 23 May 2007

★ウルムチ→寝台バス

:: 旅13日め : 世界旅1ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ23ヶ国め ::

■午前中はそれぞれで
今日は、カザフスタンを目指し、西の国境へ移動を開始する日です。

あづさはカザフスタン大使館へカザフビザを受け取りに行き、和人はバスターミナルへ国境の町コルガス行きのチケットを買いに行きました。今日は午前中はそれぞれ別行動というわけです。宿をチェックアウトしたあと、互いが戻ったのは午後2時でした。そのあと宿に荷物を預けて、夜の移動開始まで身軽に動くことにしました。


宿は市内見所の1つ、紅山公園(Hong shang park、Red Hill park)の近くにあります。でも紅山公園に行く前に、まずは遅くなったお昼ごはんを食べましょう♪ 市内新興住宅地街の中にさきほど和人が見つけたというイスラム系のお店に行きました。イスラム系ということは、通常は宗教上お酒を供さないものなのですが、ここはなんと・・・ケバブとビールがあり、肉とビールが一緒に楽しめるのです!\(^o^)/\(^o^)/

様々な羊部位のケバブ(9種類)と、ウイグルパン(ナン)、そしてビール。陽射しが熱いウルムチで、とってもとっても美味しいと感じる昼食でした。

食後、紅山公園まで市街を眺めながら歩きました。公園内の丘にはさまざまな遊戯施設や寺院があり、丘の上からはウルムチ市街と背景の雪山が一望できる素晴らしい眺めでした。帰りは遠回りで歩かずにロープウェイで市街まで短距離移動もしてみたいなと思っていたのですが、そのロープウェイは運休中ということで、残念でした。

■いよいよ寝台バス
K「世界で中国にしかない乗り物、乗る?」
A「うん!」

ということで、ウルムチからは列車ではなく寝台バスを選択することになりました。カザフスタンとの国境の町であるコルガスまで、1泊2日のバス旅です。これが大正解!! バス車内には2段ベッドの列がところ狭しと3列。私たちは上段の2つに乗りました。バスにいながらベッドで寝られるなんて、ものすごく楽しいではないですかo(^o^)o

寝台バス

19時、バスはウルムチバスターミナルを出発しました。西へ、西へと。

一番星が見えました。金星、つまり宵の明星が煌々と輝いています。夜9時、10時、11時になっても、地平線はオレンジ色で真っ暗にならないのが、すごいです。夜11時というのは遥か東にある北京の時間なので、この時間でも夕暮れが見えるのは、私たちがどんどん西へ移動している証拠です。

夜0時、2度目の休憩が入りました。ここは回族(ホイ族)のレストランです。私たちは晩ごはんに、丸子湯(ワンザタン)を注文しました。肉団子や高野豆腐や野菜、きのこをぐつぐつ煮込んだ“ごった煮”のようなものですが、醤油味の地味溢るる味は、いつ思い出しても美味しさが甦るほど、本当に美味しかった。

再びバスは中国の西の果てへ向けて出発します。窓からずーっと外を眺めていると、逆さまになったカシオペアが一緒に縦走してくれています。

「本当に西に行くんだ・・・」と、逆さまのカシオペアを見ることで、あづさは、未知なる地域への移動の実感を膨らませていました。
本日の旅
行動 :カザフビザ受領、コルガス行きチケット購入、紅山公園観光、寝台バス移動
朝食 :なし(午前中忙しかった)
昼食 :ケバブ、ナン、ビール/市内の食堂
夕食 :鶏蛋(ジータン、醤油ゆで卵)/ウルムチ-コルガス間五工台駅、丸子湯(ワンザタン、揚げ肉団子、高野豆腐、ねぎチンゲンサイまいたけ春雨等の醤油味ごった煮)/ウルムチ-コルガス間休憩所回族(ホイ族)レストラン
宿泊 :ウルムチ-コルガス間寝台バス

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旅情報
1元=16.0円

*紅山公園は、以前は入場10元大仏殿2元だったが、入場無料大仏殿5元になっていた。

*カザフビザ受領時、大使館前は長蛇の列。「Japanese!!」と守衛さんに伝えると優先的に入れてくれた。大使館内も大人数だったが、「ビザ受け取りに来ましたー」という素振りを見せていると、優先的にビザつきパスポートをくれた。

*中国の寝台バスは、身長170cm台の人が足を伸ばせる平らなベッド。大きな荷物は預けさせられるので、小さなカバン等に車内で使うものや上着を入れるよう乗車準備をしよう。

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Thu, 24 May 2007

★寝台バス→霍尔果斯(中国側)→コルガス(カザフスタン側)→ジャルケント

:: 旅14日め : 世界旅2ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ24ヶ国め ::

■寝台バスでの目覚め
ウルムチから乗った霍尔果斯(コルガス)行き寝台バスは、ジュンガル盆地を西へと走ります。

朝6時、ふと目が覚めると息を呑むほど美しい湖「サイラム湖」が見えました。湖のほとりには、ゲル(モンゴルやカザフスタンでも見られる伝統的住居)が点在し、その手の届かない浪漫溢れる風景にもどかしい想いばかりしてしまいます。「ああもしここで下車できていたら」と、通り過ぎた今もそう思っています。

朝9時、バスは無事にコルガスのバスターミナルに到着しました。私たちはここから先のカザフスタンへの抜け方が分からないので、あづさは昨日バスの休憩所で仲良くなった、英語を話せる中国人に、アルマトイ(カザフスタン旧首都)への行き方を相談しました。そうしたらお兄さんは「我々もアルマトイに行くから、一緒に行こう」と言ってくれ、ラッキー、幸先の良い朝となりました。

私たちはお兄さんと共にバスターミナル隣のホテルに行きました。トイレや洗顔を済ませ、荷物を預けて、朝食を摂りながら国境が開く時間まで待機するとのこと。食後、私たちはコルガスの町を散策。ここは元来何もないところでしたが、中国-カザフスタン間の貿易中継地ということでここ10余年で急に発展した町だそう。でも、特に見所があるわけではなく、飲食店や日用品店が並ぶ、国境の町という印象を受けました。

11時前になり、そろそろ国境が開く時間ということで、私たちはタクシーで国境まで行き、国境前で手持ちの中国元をカザフスタンテンゲに両替しました。入国審査は中国人と外国人とで別れていたため、ここまでいろいろと世話してくれたお兄さんとはここでお別れしました。

長蛇の列の入国審査を終え、いよいよ2人の世界旅は2ヶ国目。
英語も通じない国の、未知なる旅、スタート!

■カザフスタン入国後
さて、カザフスタン側のコルガスКоргас国境に出ました。予定では、ここから3~400km離れた旧首都アルマトイАлматыに向かいますが、アルマトイ行きのバスが見つかりません。タクシーなら何台か停まっているのですが、6000テンゲとか10000テンゲとかいう値段ばかり、話にならないほど高額です。

・・・仕方ない。とにかく、歩きましょう。

歩けど歩けど周囲はカザフらしい草原ばかりで、バスターミナルすら見つかりません。何十分か歩いたのち、通りがかりの車が私たちの前に止まってくれ、なんと1000テンゲでアルマトイ方面へ40kmほど行った町まで乗せてくれることになったんです。

おじさんおばさんの車に乗り、私たちは、まったく聞いたことのないジャルケントЖаркентという田舎町に行きました。おじさんおばさんが安宿を見つけるところまで手伝ってくれたことが、有難かった。おじさんおばさんと別れ、部屋に荷物を置いたあと、まずは銀行でキャッシングをしてテンゲ現金を入手しました。そのあと、バザール(市場)へ向かいました。

カザフスタンのバザールは、ソ連風の雰囲気がありつつ、すぐ近くの中国から流通してきた雑貨などが出回っていて、その混交と変化が面白いです。今日はいっぱい歩いたし、疲れているし、何より暑い! ということで、スタンドジュース10テンゲや、シャーベット30テンゲなどで体を冷ましながら、楽しいバザール散策をしました。

この、黄色いコンテナ群。
「メタルバザール」(金属市場)と言う人は言う。これがソ連構成国の名残りなのです。

ジャルケント・市場

しばらくすると・・・、あれ? おじさんおばさん? ・・・シャーシリク(串焼き)屋の前を通ったら、ここまで車で運んでくれたおじさんおばさんがいるではないですか! 偶然にびっくり! おじさんおばさんも私たちとの再会を喜んでくれ、私たちにお昼ごはんをおごってくれました。せっかくの串焼きなので、是非カザフビールを飲みたいと、私たちは別途ビールを購入。串焼きとビールって、なんて美味しいんでしょう♪

まったく予定になかったジャルケント滞在ですが、首都滞在だけではないカザフスタンの姿が見れ、本当に本当に有意義なカザフスタンの旅がスタートしたことを嬉しく思います。

予定にない事が起こり、その展開が素晴らしい宝物になる。
これぞ、旅の、醍醐味です。
本日の旅
行動 :霍尔果斯にて寝台バス下車、霍尔果斯観光、霍尔果斯からジャルケントへ移動、ジャルケント観光、中国出国、カザフスタン入国
朝食 :羊肉入りポトフ風スープ、ナン(ウイグルパン)、チャイ(塩入りミルクティー)/霍尔果斯のレストラン
昼食 :シャーシリク(大きな肉の串焼き、スライスたまねぎとパン添え)、リンゴジュース、ビール/ジャルケントの食堂
夕食 :カザフパン、チーズ、ハム、ビール/宿
宿泊 :アジアАЗИЯ

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旅情報
1中国元=16.0円
1カザフスタンテンゲ=1円

*カザフスタン時間は、新疆時間と同じ。つまり北京時間から-2時間。日本から-3時間。

*コルガスから国境を越えてカザフスタンに入国する場合、国境バス乗車時に10元/人が必要なので元を少し残しておくほうがよい。カザフスタンテンゲ払いだと400テンゲ/人となり、損をする。カザフスタン側国境には両替できる所はない。中国側には両替商が複数人いるのである程度両替しておくと良い(国際バスでないなら必須)、レートはアルマトイ市内両替所とそれほど変わらない。

*国境越えで使うかもしれないプチロシア語
日本語「ヤポーニャ」、日本人「ヤポンスキー」
バス「アルトーブス」、バスターミナル「アルトボクザール」
宿「メーランハナ」
はい「ダー」、いいえ「ニエット」
どこ?「グジェ?」、いつ?「カグダー?」
いくら?「スコリカ?」
名前「ザヴィート」、トイレ「トゥアレート」
hello「ズドラストビッチェ」
execuse me?「プラスチー(男性)」「プラスチェ(女性)」
ありがとう「スパシーバ」、good「ハラショー」
さようなら「ダスビダーニャ」

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Fri, 25 May 2007

ジャルケント→アルマトイ

:: 旅15日め : 世界旅2ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ24ヶ国め ::

■旧首都へ向かう
今日もいい天気♪

ジャルケントЖаркентは、カザフスタンの素朴な田舎町でした。ひょんなことからこの町に滞在できたことは私たちの旅にとって本当に良いことでした。だって、予定では、旧首都アルマトイАлматыから3泊4日の列車に乗ってモスクワへ移動するのですから、その前に、カザフスタンの素朴な田舎はどこかしらで見ておきたいと思っていたところだったんです。

さてとりあえず和人がチェックアウト手続きをしている間、あづさがアルマトイ行きアルトボクザール(バスターミナル)を探しました。なるほど次の便は12時半。しっかり時間と料金を教えてもらい、宿に戻り、大きな荷物をセキュリティールームに預けて町散策をしました。

さて、12時すぎに、アルトボクザールに行くと・・・ありり? バスがない(・・

アルマトイ行きバスは、運行キャンセルになってしまったのだそう。他のバス待ち客も困惑している様子です。でも、その人々は道の反対側に停まっているミニバスに乗り込むので、私たちもその車に乗ってアルマトイへ向かうことにしました。

あづさの隣に座った女の子は、Мика(ミカ)ちゃんとСантанам(サンタナ)ちゃん、可愛い女性でした。大学生くらいの年齢のサンタナちゃんは英語が少し話せるので、コミュニケーションをとることができます。おかげであづさは、カザフスタン到着2日めにして、車中でロシア語の大特訓を受ける機会に恵まれました。昼食休憩後、再びバス車内で過ごし、アルマトイに到着したのは午後5時半でした。さて、ここから目星をつけているホテルに行くのですが、道が分からず、バックパックを背負って歩く歩く歩く・・・ホテルに着いたのはもう夜7時、疲れました。

写真はお宿からの眺めです。この青空が、この山が、なんともカザフスタン!

ホテルの部屋から

■ロシアへの鉄道チケット
宿に荷物を置いたら、早めにしておきたいことが、モスクワへの3泊4日列車チケットの確保です。ロシア語は本当に不慣れですが、バスと徒歩で、アルマトイ2駅へ行きました。窓口で確認すると、列車は2日に1回の運行なので、翌日か3日後の移動となります。・・・となると、おのずとアルマトイ発は3日後に決定です。

もう夜が遅いので、夕食は宿の斜め向かいのКАФЕ(カフェ)へ行きました。カザフスタンで「カフェ」というのは、喫茶店ではなくむしろ大衆食堂のようなところです。ここで、カザフスタンに来てからいたるところで見かけ、食べたかったピラフとおかず数種を、ビール(大きなジョッキ♪)と共にいただきました。ここは夜にはナイトバーになるところのようで、カザフスタン人シンガーがこぶしをきかせて歌っています。そういうカザフスタン体験もまた良し、です。

列車乗車日が3日後。カザフスタンに入って、ウルムチあたりの激しい下痢も回復してきて、なんか、カザフスタンが楽しい。

明日、明後日は、アルマトイ観光日。何をしようかな♪
本日の旅
行動 :ジャルケントからアルマトイへ移動、アルマトイ観光
朝食 :ハムチーズのオープンサンド、あづさ手作りクランベリーゼリー、中国茶/部屋にて
昼食 :Гуйру-Лагман(グイルーラグマン、中国新疆の拉面/拌面と同じ)とГанфан(ガンファン、ラグマンの麺がごはんになった)、Чай(チャイ、ミルクティー)、カザフパン。
夕食 :Πлое(ポロエ、ピラフのこと)、Котлеты(コトレティ、ハンバーグ)、Фри(フリー、マッシュポテト)、Πибо(ピーボ、ビールのこと)/アルマトイのКАФЕ(カフェ)
宿泊 :ドゥイトДойт

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旅情報
1テンゲ=1円。

*5テンゲ以下はお釣りがもらえず値段が切り上げられることがある。

*アルマトイ発モスクワ行き寝台列車は、3泊4日。偶数日に運行している。チケット料金は約18000テンゲだが、更に100テンゲのtaxがかかった。

*ロシア語を読もう
ロシア語の発音は日本人にも難しくないので、看板やメニューなどが読み上げられれば、旅に役立つ。
大文字小文字(英語と関連した音のヒント):Бб(Bの発音)、Вв(Vの発音)、Ыы(ゥイ)、Ии(イー)、Йй(イー)、Нн(Nの発音)、Зз(Zの発音)、Ээ(エー)、Лл(Lの発音)、Рр(Lの発音)、Пп(Pの発音)、Яя(ヤー)、Уу(ウー)、Юю(ユー)、Жж(ジェー)、Цц(ツェー)、Чч(チェー)、Гг(Gの発音)、Дд(Dの発音)、Сс(Sの発音)、Фф(Fの発音)、Хх(ハー)、Шш(シャー)、Щщ(シシャー)

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Sat, 26 May 2007

アルマトイ

:: 旅16日め : 世界旅2ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ24ヶ国め ::

■アルマトイ日
今日と明日、アルマトイАлматыに滞在することにしました。もし烏魯木斉(ウルムチ)から直行で来ていたら、是が非でも郊外へ赴き、首都から離れたカザフスタンらしさを見るところですが、私たちはすでに田舎町ジャルケントЖаркентに滞在することができたので、今日、明日は、のんびり旧首都散策を楽しもうということになったんです。アルマトイはカザフスタンの旧首都で、やはり都会です。交通量も多く、街に活気がありながらも、街はクリーンに保たれていて、街歩きも気持ち良さそうです。ただ街には地図看板はなく、ガイドブックを持っていない私たちには不便ですが・・・、まあとりあえず、いろいろと歩きましょう♪

朝9時、宿を出て、バスで「ジローネバザール」へ行きました。野菜売り場、肉売り場はどの市場でも賑わうものですが、ここでの特徴は朝鮮人のキムチ売り場が多いことが挙げられると思います。そうそう、この市場は何故か試食がいっぱいできちゃうんですよ。ハチミツが美味しかった~(^o^)

朝ごはんは、市場を上から眺められる市場内の2Fレストランで食べることにしました。他の席の人たちが美味しそうに食べていたものと同じものを注文しました。その後市街をずーっとお散歩。アーティンダーフィАтындафы公園は、戦車や戦争モニュメントが見ごたえあり、更にその中には美しい教会がありました。

ゼンコフ・ロシア正教教会

女性は頭にスカーフをかぶせないと中に入れません。こういったところはソ連圏らしさだと思います。また市街を歩いていると、ユニークなジューススタンドや美味しそうなカザフ料理、美しいカザフ人など、いろいろなものをこの目で見られ、楽しい街歩きでした。

感動したのは、路端でしばしば馬乳酒商を見かけることでした。馬乳酒はモンゴルで有名かもしれませんが、モンゴルから中央アジア草原地帯はかつて同じ支配者に統治されたこともあり、特に、「モンゴル-カザフスタン-キルギス」ラインでは同様の文化が根付いています。その影響で大都会アルマトイでも普通に馬乳酒が売られているのです。

アルマトイは、治安の悪さもあまり感じず、街が歩きやすく、本当に良い街だと思いました。

今日は6時間歩きっぱなしでした。スーパーマーケットでカザフ産ワイン(飲みたかった!!)やワインの友を買い、夕方、アラトゥワ山脈(中国の天山山脈つながり)がきれいに見える4階の部屋で、小さなワインディナーで乾杯しました。
本日の旅
行動 :アルマトイ観光
朝食 :Тушенное Мясо с Гарниром(トゥーションナヤミャーソスガルニエラム)スチームの羊肉。付け合せはМакароны(マカロニ)をセレクト。カザフパン、Кофе(コーヒー)、чай Лимоном(レモンティー)/ジローネバザール内
昼食 :なし(昼を夕方食べたので、夕食気分)
夕食 :カザフスタン産ワイン、魚のオイルマリネ、にんじんとキャベツのビネガーサラダ、カザフパン/宿
宿泊 :ドゥイトДойт

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旅情報
1テンゲ=1円

*ロシア語の数字
1=アジン、2=ドゥヴァ、3=トリ、4=チェトイレ、5=ピヤーチ、6=シェスチ、7=セーミ、8=ヴォーセミ、9=ジェービャチ、10=ジェーシャチ、11=アジンナーツァチ・・・20=ドゥヴァツァチ、50=ピディミャ、100=スト、1000=ディセチャ

*ロシア語でレストラン会話
「美味しいです!」=「オーチンフクースナ」
「この料理の名前は何ですか?」=「カークエトラーズワイエッサ?」
「これは何ですか?」=「シュトゥエタ?」

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Sun, 27 May 2007

★アルマトイ

:: 旅17日め : 世界旅2ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ24ヶ国め ::

■アルマトイ日・2
列車に乗るのはいよいよ明日。今日もアルマトイで過ごす1日です。

朝ごはんはやっぱり賑やかなバザールで食べたい♪ ということで、昨日はバスを使いましたが今日は歩いてバザールへ行きました。

ところで、今日のお楽しみは「人形劇」です。昨日人形劇のシアターを見つけ、惹かれてしまいました。子供向けのカルチャーというのは、その国の文化の一端を知る良いツールになると思うんです。それに、ソ連らしい文化も加わるのだから、アルマトイでの楽しみ方としてはなかなか良さそうです。というわけで、人形劇の開演時刻の昼12時半を楽しみにしながら、朝食、バザール内の散策、公園のお散歩といった感じで午前中を過ごしました。

人形劇のシアターはおこちゃまでいっぱい(^^;; でも、人形劇はロシア語であるにもかかわらず、言葉が分からない私たちにも面白かったです。人形が踊るだけでなく、人の踊りや歌、パフォーマンスなど、多彩な演目がいっぱいで、本当に楽しい体験を得ることができました。

クコール劇場

さて明日からは、いよいよロシアへ向けて、3泊4日の列車大移動です。午後はスーパーマーケットに行って4日分の食料やウォッカなどを買い、ドキドキワクワクといった気持ちが高まってきます。
本日の旅
行動 :アルマトイ観光
朝食 :самса(サモサ)/屋台、Куырдак(クィルダク、じゃがいもと内臓メインのカザフスタン風もつ煮)、カザフパン、コーヒー、чай молоком(チャイモロコン、ミルクティー)/市場
昼食 :馬乳酒、курт(クルトゥ、羊の固形乾燥チーズ)、ザク切り野菜マリネ/路上
夕食 :キムチ3種/(鶏肉風魚肉の辛いキムチ、同魚肉の辛くないキムチ、野菜いっぱい辛くないキムチ)、キムパプ/部屋
宿泊 :ドゥイトДойт

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旅情報
1テンゲ=1円

*市内バスは1人40テンゲが相場。バスには車掌がいるので、行き先を伝えておくと、目的地で教えてくれる。

*ホテル価格は近年値上がりの一途、2006年料金表と2007年料金表をくらべるとほぼ倍価。

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Mon, 28 May 2007

★アルマトイ→モスクワ行き寝台列車

:: 旅18日め : 世界旅2ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ24ヶ国め ::

■ながーい列車の旅
とうとうやってきました!! 今日は5月28日。偶数日に出発するアルマトイАлматы発モスクワ行き列車の出発です。ホテルからアルマトイ2駅まではタクシー200テンゲで行きました。世界旅の中で、ソ連時代の列車に乗る機会はそうそうないだろうと、私はこの列車に目星をつけていました。車体はもちろん古いのですが、でもこの車両ならではの工夫なども見られます。確かに興味深く、わくわくする旅です。

私たちはベッドの2つ向き合った上段を予約していました。下段には、ロシア人おばさん姉妹が乗ってきました。どうやらこの列車には慣れているようで、乗車するや否やテーブルに新聞紙を敷き食器カバーを徐に出し・・・、車内をあっという間に生活空間へと変えていきます。

長いながーい列車旅の出発を、アルマアタビールで乾杯しました。アルマアタはアルマトイの旧称で(アルマアタ宣言で有名ですね)、ここでの乾杯にもってこいのビールですよね(*^.^*)

朝食はオタルОтар駅で買ったピロシキと味付きふかしじゃがいも。おやつはシューшу駅で買ったクレープといちご。そういった具合に、駅に停車してはホームに降り、その土地の食を楽しんでいます。


列車の旅は素晴らしい。ゆっくりした時間ながら、車窓の景色はどんどん流れ、飽きません。カザフスタンらしい草原に、時折姿を見せるユルタ(юрта、モンゴルのゲルのような伝統住居)。そうかと思えばカザフスタンのイメージにはない丘陵地の連続。

草原

モスクワ鉄道行き初日、楽しいよ(^_^)V
本日の旅
行動 :列車内
朝食 :アルマアタビール、魚のキムチ、пиражок(ピラジョーク、具のないシンプルピロシキ)、картошка(カルトーシュカ、ふかしじゃがいもに辛い細切り人参を絡めたもの)、チーズ乗せパン、コーヒー/車内
昼食 :манты(マントゥイ、カザフスタン風水餃子)、ビール/車内
夕食 :ウォッカ、野菜のキムチ、魚のキムチ、黒パンチーズ乗せ、さくらんぼ山盛り、ピラジョーク、カルトーシュカ/車内
宿泊 :アルマトイ発モスクワ行き寝台列車

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旅情報
1テンゲ=1円。

*アルマトイ発モスクワ行き列車
3泊4日80時間の旅。お湯がいつでも出る。車内トイレはくさくない。小さな流しがあり食器が洗える。乗車時貸しシーツ&貸しタオル代250テンゲ徴収。食堂車はないが駅のホームの行商で食事が買えるし車内でもおやつやドリンクのワゴン販売がある。車内に行商が入ることもしょっちゅう。

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Tue, 29 May 2007

★モスクワ行き寝台列車

:: 旅19日め : 世界旅2ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ24ヶ国め ::

■ながーい列車の旅・2
カザフスタンのアルマトイからロシアのモスクワへ、今日も車中で過ごします。車内の他の人たちとは相変わらずコミュニケーションを続けていて、暇ということはまったくありません。しかもたびたびおやつとかアイスをご馳走してくれるので、実は1日6食くらい食べているかも(^^ゞ

長い時間外を見ると、景色の変化も面白い。少しずつ少しずつ、生えている草の種類も変わってくるんです。

ラクダをいっぱい見た。
点在する素朴な小さな村を見た。
遺跡のような墓地を見た。

墓地

カザフスタンっていいなーって、たくさん思った。

そういえば烏魯木斉(ウルムチ)以来、シャワー付きの宿に泊まっていない・・・ もう8日もシャワーを浴びていない。日中は灼熱で、皆の汗が吹き出ます。私たちも、汗をいっぱいかいてしまっています。

次第に汗臭くなる車内と、あまりの暑さに、午後になって窓をこじあけてもらいました。外から列車の燃料のにおいが入ることもあるけれど、そんなものを吹き飛ばすくらい、草原の匂いやお日様いっぱいの匂いが、すっごく良いのです。何より風を浴びられることが、とてもとても有難い。

ベッド上段でごろんとしながら頭を窓に向けてうつらうつらと車外を眺める。

目には陽光眩しいカザフスタンが、いつもいっぱい見えている。
本日の旅
行動 :列車内
朝食 :パン、チーズ、サラミ、ミックスフルーツジュース、コーヒー/車内
昼食 :Картошка(カルトゥーシュカ、肉入りじゃがいも煮込み)、パン、チーズ、さくらんぼ、紅茶/車内
夕食 :ナン、チーズ、ウォッカ炭酸割り、サラミ、Котлет(コットレット、カツレツ)/車内
宿泊 :アルマトイ発モスクワ行き寝台列車

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旅情報
1テンゲ=1円

*アルマトイ発モスクワ行き列車
モスクワに近づくにつれ、ホーム行商の物価が少しずつ上がっていくことを感じる。
ちなみに1食の予算の目安は150~200テンゲほど。

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Wed, 30 May 2007

★モスクワ行き寝台列車

:: 旅20日め : 世界旅3ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ25ヶ国め ::

■ながーい列車の旅・3
カザフスタンのアルマトイからロシアのモスクワへ。今日も車中で過ごします。

深夜2時半、最初のカスタム(パスポートや荷物のチェック)が入ります。荷物を開けさせられたのはあづさのほう、バックパックには衣類と日用品のみを残し、あとは2段ベッドに上げていたので問題なく終わったのですが、他の乗客は別室審査行きとなる人も多く、それなりに緊張した雰囲気はありました。

あとから分かったことなのですが、この列車はカザフスタンから「少しロシアに入って」またカザフに戻ってロシアに到着するので、それぞれ国境を越えるたびに、結局4度のパスポートチェックを受けることになったのです。

昼12時、最終的にカザフスタンのセミグラヴィーマールСемиглавый Мар駅を出て、列車はロシアに入りました。予定では明日の午前中にモスクワМоскваに到着するので、今日は手持ちのガイドブックを見ながら2人でモスクワ計画を立てました。イエールショフЕршов駅で朝食と飲み物を買ったとき、手持ちのテンゲをすべて使い果たしました。ロシアルーブルはまだ持っていないので、見かけ上の一文無しに・・・、まあなんとかなるでしょう。アルマトイで買い込んだ食糧もまだ残っているし、なんとかなるでしょう。

■ロシア側の車窓
ロシアに入り、車窓風景に、都会さというか洗練さが加わってきました。そういう車窓の変化って、見ていて飽きないものです。夜6時ごろ、ヨーロッパ最長の河川「ボルガVolga河」が見えました。河岸の都市は大都市で、クレーン車などがいっぱい見えます。さてここの停車駅のATMでキャッシングしようとしたのですが、同じ列車内のおじさんに「もう時間ないよ」と言われ・・・まだまだ一文無し状態は続きます。

一文無し状態が分かってしまったのか、おじさんは、ビールやおつまみ、晩ごはんや夜の酒盛りまで、あれもこれもとふるまってくれました(^^*

消灯時間後、皆が寝る中、暗闇を走る列車の窓から月を見るあづさに、車掌は「耳を澄ませてごらん」と教えてくれました。ガタンゴトンという大きな音の隙間からピヨピヨと鳥の美しい囀り(さえずり)。クラパートゥカКуропаткаという森の鳥なのだそう。

風を切る列車の窓を開け、いよいよロシア、幸せに過ごそうと、そんなことを考えてずぅーっと窓にもたれて過ごす。

月光

ロシアの黒い森。黒い夜。クラパートゥカの森の声。

外は満月。
本日の旅
行動 :車内。カザフスタンからロシアへ出入国。
朝食 :パン、チーズ、サラミ、桃ジュースの炭酸割り、コーヒー、икра рыба(イクラリーバ、魚卵だけでコロッケ状の食べ物にしたもの)/車内
昼食 :カップラーメン、ビール/車内
夕食 :イクラикра味スナック、Пиво(ピーヴォ、ビールのこと)、Огуреу(オグレツ、きゅうり)、Ромиgор(ポミドール、トマト)、Рагу(ラグ、きのこにんじん肉じゃがいものクリーム煮サラダ)、イワシ缶、人参と昆布の甘酢サラダ、いちごティー、ナッツ3種、魚の干物(全部おすそわけ)/車内
宿泊 :アルマトイ発モスクワ行き寝台列車
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旅情報
1カザフスタンテンゲ=1円
1ロシアルーブル=4.8円

*カザフスタンからロシアに入ったとき、時計を2時間戻した(サマータイムとかあり時期によって異なるかもしれないので列車内時刻表で確認するとよい)。
ロシア側に入ったあと、他の乗客はカザフスタンテンゲの高額札で小額の買い物をし、おつりをロシアルーブルでもらっている人もいた。

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Thu, 31 May 2007

★モスクワ行き寝台列車→モスクワ

:: 旅21日め : 世界旅3ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ25ヶ国め ::

■宿探し・・・
アルマトイからモスクワへ、4011kmの列車の旅は、定刻どおり午前11時前に終わりました。汚れが目立たないようにと着ていた黒いTシャツも、塩ぶいて白くなっています。

モスクワ駅には鉄道駅が8つありますが、私たちが到着したのはパベレツカヤПавелецкая駅。さて、まずは宿を探さないと・・・。

駅の近くで両替をし、ガイドブックで目星をつけていた宿に向かいますが、歩いて歩いて歩いて・・・モスクワらしからぬ灼熱の真夏日に、汗だくになりながら到達するも、そこはあいにくの満室でした。そこで、駅のサービスセンター(旅行会社のブランチオフィス?)まで頑張って足を運び、宿を斡旋してもらいました。ホテルではなくプライベートルームだそうです。教えてもらった駅までメトロ(地下鉄)へ行きますが、プライベートルームにたどりつくまでも、人に道を尋ねながらの連続で、ものすごく時間がかかってしまいました。

プライベートルームは、高級住宅地にあるマンションの中の、ナターリャさんちの一室です。ロシアで民家に泊めてもらえるなんて、素敵な体験ですよね(^o^) キッチンもあり、お茶など自由に淹れさせてもらえるし、部屋にはベッドが3つ。お風呂にはバスタブもついています。私たちは、到着するやいなや、10日ぶりにシャワーを浴びました。しかし、休みなく5時間歩き続けるのは、しんどかった~~。

■ボリショイ劇場
さて、ナターリャさんちからはかのクレムリンКремльまで歩いて行けるとのことで、身軽な格好で向かうことにしました。時間をたっぷりとりたいクレムリン観光は明日にし、今日はクレムリン周辺の公園をお散歩しました。そのあと、あの有名なボリショイ劇場Большой Театрへ行き、ちょっと良い席のチケットを1人600ルーブルで購入しました。モスクワはバレエやオペラ、オーケストラなどで名を馳せる都市なので、是非ともボリショイ劇場には訪れたいと思っていたのです。

夕食はボルシュБорш! 日本ではボルシチと言われますがこちらではボルシュです。モスクワでは名の知られるムームーМу・Муで食べたあと、じっくり3時間以上もボリショイ劇場でオペラ鑑賞しながら過ごしました。

ボリショイ劇場

そのあと、赤の広場Красная Плошадьへ。夜10時になってもまだ明るいモスクワで、ライトアップがなされるまで滞在しました。赤の広場に隣接するグムデパート(ロシア最高級デパート)のライトアップが本当に美しかった。

ロシアの旅が、素敵な1日で幕を開けました。
本日の旅
行動 :モスクワ到着、クレムリン周辺、ボリショイ劇場でオペラ鑑賞、赤の広場。
朝食 :インスタントラーメン、スープ、パン、サラミ、ケーキ、コーヒー/列車内
昼食 :(宿探しをしていた)
夕食 :Борш(ボルシチ)、Винегрет(ビネグレットサラダ、ビーツなど野菜数種類の角切りサラダ)、Салат из Языка с Опятами(サラトゥイズヤジャスオパータミ、ピクルスやオニオン、焼き豚風の肉が入ったサラダ)、ビール/ボリショイ劇場近くのムームー
宿泊 :ナターリャさんちのプライベートルーム
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旅情報
1ルーブル=4.8円

*メトロやトラムなどの価格は、一年前のガイドブックよりも高くなっていた。倍価近く値上がりしているものもある。
ロシアはメトロが発達していて便利。私たちは10回回数券を買った。

*赤の広場のGUMライトアップは夜10時ごろ。

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Fri, 01 Jun 2007

★モスクワ

:: 旅22日め : 世界旅3ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ25ヶ国め ::

■クレムリン
灼熱の昨日とはうってかわって、今日のモスクワは冷え込んでいます。朝からクレムリンКремль観光に出かけましょう♪ 出かける前に、宿泊しているお宅のお嬢さん(家族で唯一英語が話せる)と電話がつながり、「私は日本の主婦です。料理が好きです。もし良かったら、今夜一緒に晩ごはんを作って、みんなで食べたいと思っています。」と伝えてみたら、快諾してもらえました。イエイ言ってみるもんだ(^_^)V

トロリーバスに乗ってクレムリン到着。

ロシアらしい、「玉ねぎ」がいっぱいの屋根をもつ宮殿がいっぱい詰まった場所がクレムリンです。いくつかの宮殿では内部に入ることができました。内部はどれも写真撮影禁止なのですが、彫刻が美しいところ、金細工が美しいところ、絵画が美しいところなど、それぞれの宮殿の特徴があり、本当、美しいものをいっぱい見て楽しめました。丁度聖歌の時間にいられ、美しい歌声からロシア文化を感じる時間も良かったです。

■赤の広場とGUM
そのあとクレムリン外壁沿いに歩いて赤の広場へ。昨夜も来たところですが、昼間に来てもここは良いものですね。でも、今日は寒く、広場に長居することができません。なので私たちは、赤の広場に隣接する、歴史あるGUM(グム)デパートに入りました。中は暖かく、ランチタイムも楽しめました。

■サヴィオールカテドラル
今日のお目当ての1つは、サヴィオールカテドラル(Cathedral of christ Savior)。モスクワ河沿いに建つ、金のたまねぎ型の屋根が美しい教会です。ところで今日は金曜日なのに、妙に多くの花嫁花婿を見かけるなぁ・・・と思ったので、人に聞いてみると、今日は年に一度の祭典の日なのだそうです。サヴィオールカテドラルの鐘が鳴ると、中からは続々と司祭などが出てきます。

美しい教会、幸せそうな人々、装束美しい司祭たち。お天気の良さと相まって、ここサヴィオール教会は私たちのお気に入りの場所になりました。

■ロシア人と夕食を
さて、約束の6時に帰宅したら、本当に一緒に晩ごはんを作れることになりました。もうあづさは大喜びかつ大張り切り! 普段からパパと娘が晩ごはん担当なのだそう。パパが牛肉塊からステーキを作る様子は、スパイスの使い方が素敵です。またパパは赤ピーマンや玉ねぎをソテーし、トマト&ブイヨンの風味いっぱいのジューシーなソースを作ります。18歳の娘が作るギリシャ風サラダは、フェタチーズやオリーブいっぱい、味付け控えめなのに美味しさ満点でした。あづさは日本に帰ってからも再現できるようにとメモいっぱい。和人は写真をいっぱい撮っています。

ロシア人家庭で夕食準備

さて、パパがお米を私に差し出し「これはあづさ担当」ですって(^^;; 普段あまりお米を食べないからか「ジンジャーパウダーは入れないのか?」などと言ってきます。それじゃあと、あづさは、「今日は、ジャパニーズスタイルでごはんを作りますね!」と提案したら、2人とも大変に喜んでくれました。海苔もないので、塩むすびですが、ごはんを上手に炊かないと・・・と、プレッシャーもいっぱい。結局、家にあるお鍋で、ごはんはパーフェクトに炊けました(ほっ)。

晩ごはんは総勢8人での、楽しい楽しいディナーとなりました。パパがワインを注いでくれ、ママはチーズとにんにくで絶品のおかずを作ってくれ、みんなが私たちを歓迎してくれ・・・。 美味しいとか楽しいとかを超え、ロシアの一般家庭でこれだけ魅力的な時間を過ごせることが、本当に宝物のような体験で、笑顔がいっぱいのみんなの優しさには心が熱くなります。

あづさ:「カークエトラーズワイエック?(この料理の名前は何ですか)」
パパ:「いつも作っている料理だから特別な名前はないんだよ」

・・・スパシーバ(ありがとう)。

そういう料理こそ、私たちにとって、最高の食事なんだもの。
そういう料理を私たちに作ってくれたことが、本当に、本当に、本当に嬉しかった。

明日はペトロザヴォーツクПетрозаводскへ移動。

でも本当は、あともうちょっと、このあったかい家に、いたかったな。
本日の旅
行動 :クレムリン、赤の広場、GUM、サヴィオールカテドラル、メトロ美術鑑賞、ナターリャさん家族と一緒に晩ごはんを作ってみんなで乾杯♪
朝食 :カフェオレ、パン、ヌガー/ナターリャさんち
昼食 :チキンカツバーガー、クリスピーチキン、コーラ/GUM内ファーストフード
夕食 :Жареное Мясо Антрекот(ジャレノイエミャーソアントレコート、厚切りステーキにジューシーな野菜のトマト煮をかけて食べる)、Sаlат Grace(サラトゥグレース、フェタチーズや黒オリーブが美味しいギリシャ風サラダ)、Chis Suluguni Georgia(チーススルグニジョージア、グルジア産ナチュラルチーズとにんにくをレンジにかけてパンを添えたもの)、塩むすび(あづさが炊いたごはんで)、ワイン、エスプレッソ、ロシアンティー、フルーツ入り紅茶ケーキ、ヌガー、ジュース、フルーツ盛り合わせ/ナターリャさんち
宿泊 :ナターリャさんちのプライベートルーム
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旅情報
1ルーブル=4.8円

*ゲストハウスのプライベートルーム
私たちは紹介料込み2泊3日で3000ルーブルで宿泊した。安宿でもダブル60USドル、70USドルが当たり前のモスクワ。しかもこれだけの体験ができて、決して高くはない宿泊だったと思う。

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Sat, 02 Jun 2007

モスクワ→ペトロザヴォーツク行き寝台列車

:: 旅23日め : 世界旅3ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ25ヶ国め ::

■メトロが美術館
宿泊しているナターリャさんちに大きな荷物を置き、今日はまず、世界遺産キジКИЖИ(Kizhi)島へ行くために、ペトロザヴォークПетрозаводск行きの寝台列車のチケットを買いに行きました。

ところでモスクワの地下鉄の駅は、駅自体が美術館になっていると言っても過言ではないほど美しいです。バロック調の彫刻が素敵な駅、絵画がいろいろ見られる駅、ステンドグラスが美しい駅、調度品が美しい駅・・・ どれをとっても同じものがなく地下鉄に乗って1駅ずつ観光したくなってしまうほどなのです。

地下鉄ノヴォスロボーツカヤ駅

私たちは、今日はメトロで美術鑑賞をしようと決めていたので、特に名高い駅をいくつか見て回りました。

■寝台列車
モスクワからペトロザヴォーツクまでは921kmの旅路です。モスクワ駅を夜6時半に出発し、ペトロザヴォークには明日朝9時ごろ到着します。

ヨーロッパ有数の大都市モスクワから、郊外の町へ。

寝台列車は、定刻通り、無事に出発しました。
本日の旅
行動 :ペトロザヴォーク行きチケット購入、メトロ駅で美術鑑賞、寝台列車に乗る。
朝食 :昨日のにんにくチーズ料理、オートミール、チョコがけフルーツ入りケーキ、ロシアンティー/ナターリャさんち
昼食 :おかずパン、紅茶/パンを外で買ってナターリャさんちで食べた
夕食 :なし(今までのように駅ホームでごはんが買えると期待していたが今回はなかった)
宿泊 :ペトロザヴォーツク行き寝台列車
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旅情報
1ルーブル=4.8円

*駅で列車の残席表示は日ごとに表示される。月名をロシア語で分かるようにしておくとよい。6月はиюнь(イジューニ)。
寝台列車でコンパートメントが欲しいときは「kupeyny(手短に“クッペ”)」と言い、安いオープン形式の寝台が欲しいときは「platskartny(手短に“プラツカ”)」と言うとよい。
チケットを買うとき、「シブーニャ(今日)」、「ザーフトラ(明日)」、「ポーセレザーフトラ(明後日)」あたりが言えると便利。ちなみに「昨日」は「チラー」。

*駅トイレは無料だったがペーパーが有料。ティッシュを持参しよう。
*列車ではシーツ&タオル代として、別途50ルーブル/人が徴収された。列車内はドリンクのみ販売していた。

*ネット:メトロ「コムソモルスカヤ駅」近くで、100ルーブル/h。日本語読み△(平仮名片仮名のみ)書き×USB○。ロシア独特のブラウザでは平仮名も読めなかったのでFirefoxを起動させて平仮名片仮名を表示させることができた。

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Sun, 03 Jun 2007

★ペトロザヴォーツク行き寝台列車→ペトロザヴォーツク→キジ島→ペトロザヴォーツク

:: 旅24日め : 世界旅3ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ25ヶ国め ::

■ペトロザヴォーツク到着
寝台列車はモスクワからどんどん北上し、ロシアの北の町、ペトロザヴォーツクПетрозаводскに朝9時に到着しました。今日は日曜日なのでお店が開く時間が遅く、小さな町の小さな駅前はガラーンとしています。

ペトロザヴォーツクに来た目的は、世界遺産キジКИЖИ(Kizhi)島に行くことです。キジ島行きの船は昼頃に湖を出るので、まずは宿探しから始めました。駅から湖にまっすぐ歩く途中に、良いところを見つけました。物価が高いロシアの町なので、シャワーなしのお部屋ですけど。

■キジ島へ
ホテルで朝食を食べました。ブリンニーблины(もちもち甘め生地が美味しいパンケーキ。今回の具はハムとチーズ!)美味しい~と、もはやこの旅でブリンニーにハマリ気味なあづさです。

あづさが港で往復チケット購入、和人がスーパーでランチ用の食材買出しと、2人で役割分担をし、無事に12時出航の船に乗ることができました。

ベトロザヴォーツクから船に乗って69kmmp離れたところにあるキジ島は・・・もう、ほんと、筆舌に尽くし難い素晴らしいところでした。

緑の草原、一面を黄色に覆い尽くすたんぽぽ、青い空、そして世界遺産の木造教会群。木造教会だけでなく、木造のサウナや民家、風車など昔の建築物が、ここキジ島に保存されています。教会の建築様式も独特なもので、モスクワやサンクトペテルブルグの教会とは違う、・・・何というか、煌びやかさも眩しさもない木造の、でもあまりに美しい曲線美とシンメトリーが、私たちを魅了してくれます。教会の形も他では見たことがないものです。

世界遺産キジ島の木造教会

私たちは教会がきれいに見えるところにお昼ごはんを広げ、世界遺産の木造教会を見ながらのランチにしました。素晴らしい眺めと、空も草も花といった風景の素晴らしさから、ほんと、充実したランチタイムを取ることができたのではないかと思います。その後はキジ島内を、帰りの船の時刻ぎりぎりまでめいっぱい散策しました。

ロシアの旅のメインイヴェントの1つである、キジ島観光。
何より天候の良さに恵まれ、またたんぽぽが大地を黄色く覆う美しさ。

北の大地の、短く豊かな夏のお出迎え。

本当に行って良かった。最高でした。
本日の旅
行動 :キジ島観光(世界遺産の木造教会や木造建築物群)
朝食 :блины с Ветуин. и сыр(ブリンニー、チーズとハムが入ったクレープパンケーキ)、Бугерброд с Колбасой(ソーセージオープンサンドイッチ)、コーヒー/ホテル内カフェ
昼食 :パン、チーズ、Винегрет(ビネグレットサラダ、赤い根菜中心のロシア風サラダ)、Витамнный(ビタミニーサラダ、豆、大根、ゆでじゃがいも、ピクルスのマヨネーズサラダ)、魚のトマト煮缶詰、ロシア製コーラ/キジ島にて
夕食 :борш(ボルシチ)、Окрошка Овощная(オクロシュカオヴォシュナヤ、冷たい水キムチ風生野菜いっぱいスープ)、В карербском смире(カレリスコムスミール、カレリア地方風スープ、サーモンなどが入ったクリーム仕立て)、パン/ペトロザヴォーツク市内カフェ
宿泊 :セヴェルナヤСЕВЕРНАЯ
http://severnaja.onego.ru
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旅情報
1ルーブル=4.8円

*キジ島観光
船1人往復990ルーブル、入場料500ルーブル。英語ガイドが必要なら75ルーブル。
船は支払いをしたところでもらうレシートが乗船チケットになっているので、レシートをなくさないように。
http://kizhi.karelia.ru

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Mon, 04 Jun 2007

ペトロザヴォーツク→サンクトペテルブルク行き寝台列車

:: 旅25日め : 世界旅3ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ25ヶ国め ::

■ペトロザヴォーツク散策
今日は、23時発のサンクトペテルブルク行き寝台列車に乗る日です。なんだか、寝台列車率が高いこの頃ですね(^^;; サンクトペテルブルクはモスクワに次ぐロシア有数の大都市です。だからこそ、今日は田舎町であるペトロザヴォーツクПетрозаводскを、存分に散策しましょう。

ホテルのフロントでもらった地図を片手に、歩き始めました。小川や木々がきれいに見えるところがあったので、商店で買ったピロシキやお惣菜を広げてピクニックランチ風の昼食を摂りました。そのあと、町のバザールや教会2つを訪問しました。1つめの教会はきれいな明るいもの(アレクサンドラネヴスコゴ教会、Александра Невского)、2つめは古いくすんだ教会(クレストヴォズドゥヴィジュンスカヤ教会、Крестовоздвиженская)。どちらも良い感じです。また港に出たり、市街を歩いたり、小さな町だけど、結構歩きました。

ところで、この町の川の水は赤いの。オニャガ湖(Onega、ロシア語でОнежскоеオニャジェスコヤ)の色が黒いなーと思っていたのも、そこに注ぐ川の水が赤いからなのですね。

■カレリア
寝台列車に乗る前に、是非ロシアの田舎町でのディナーをと、和人が見つけたレストランが、カレリア料理の店でした。昔この一帯はフィンランドで、ロシアに占領されたところです。つまり、カレリアの文化はフィンランド文化とロシアとの両方が入る、独特のものとなっています。

私たちが入ったレストランでは、店員さんのスタイルもカレリア衣装で、店内も昔のカレリア住居を再現したものでした。

カレリア料理のレストラン

食べた夕食も美味しく、ウォッカベースのカクテル2種で、ペトロザヴォーツク最後の夜を乾杯しました。
本日の旅
行動 :ペトロザヴォーツク散策
朝食 :パン、カップスープ、コーヒー/宿
昼食 :ピロシキПирожок4種、しめさば風魚のオイル漬け、昆布サラダ、ビール/買出しで小川のほとりで
夕食 :カレリア料理の店(カクテルкоктеирб2種、クランベリーклюковка味とオレンジкарелбское золото味)、Сканчы с гороховой науинкой(グリーンピースマッシュの入ったバター生地包み焼き)、Нарезка рыбная поморская(魚の塩漬けや生サーモンなど盛り合わせ)、Каларокка уха(白身魚、サーモン、じゃがいも、玉ねぎなどぐつぐつ煮込んだあっさりスープ)、http://www.gornica.ru/
宿泊 :サンクトペテルブルグ行き寝台列車
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旅情報
1ルーブル=4.8円

*サンクトペテルブルグ行き寝台列車内では、シーツ代100ルーブルを車内で支払う。

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Tue, 05 Jun 2007

★サンクトペテルブルク行き寝台列車→サンクトペテルブルク→ワルシャワ行き寝台列車

:: 旅26日め : 世界旅3ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ25ヶ国め ::

■古都サンクトペテルブルグ到着
寝台列車は、定刻通り朝7時すぎにサンクトペテルブルグ(St. Petersburg、Санкт петелвулг)に到着しました。宿探しが困難な旧ソ連圏で、また宿探しに半日を費やすのも嫌だなあ・・・という気持ちと、ベラルーシに早く到着したい気持ちから、今夜のベラルーシの首都ミンスクМйнскまでの寝台列車のチケットを買いました。出発駅の荷物預かり所にバックパックを預け、身軽になって古都散策をすることにしました。

まずはアドミラルティ(The Admiralty、Агмиралтейство)、きれいな建物、公園、噴水がきれい。次にセントイサックス教会(St. Isaac's Cathedral、Исаакиевский Собор)。荘厳な建物で、中がミュージアムになっていますが、特にエルミタージュ宮殿でミュージアムめぐりに時間を割きたかったので、こちらは外観のみ。

■エルミタージュ宮殿
あづさがサンクトペテルブルグで是非来たかったところが、ここエルミタージュ宮殿(The Hermitage、Эрмитж)です♪ ロシアの王侯がかつていたところは現在はミュージアムにもなっています。何より内装が素敵です。豪華絢爛そのものといった造りの中をゆったり歩いていると、とても優雅な気分になれます。

エルミタージュ宮殿

エルミタージュ宮殿をのんびり歩いたあとは、休憩を兼ねてランチタイムにしました。喉が乾いていたのとそれほどお腹がすいていなかったのとで、エルミタージュ宮殿を出てすぐの、ネヴァНева河の船上カフェで、ビールとおつまみをいただきました。良いお天気で、ちょっとしたビアクルーズ風でした♪

■スパス・ナ・クラヴィー聖堂
ネヴァ河の橋を渡り次に向かったのが、ペテルとポールの要塞Peter and Paul Fortress(ПетроПавровская крепость)です。キンキラキン~~な東欧らしい輝く屋根をもつ教会でした。なんか、寝台列車続きで疲れていたのか、美しい教会の前のベンチで2人でお昼寝しちゃいました(^^ゞ

そしてもう一度ネヴァ河の橋を渡り、サンクトペテルブルグを代表する見所、スパス・ナ・クラヴィー聖堂(Church of the Savior on the Blood、Спас На Крови)に到着しました。水色や黄色を使った色合いが、美味しそうなお菓子の宮殿のよう。丁度今は夕暮れに差し掛かる時間帯なので、橙色がかった光を浴びて一層美しく輝いています。私たちは、スパス・ナ・クラヴィー聖堂の南側、運河の傍らで、しばらくずぅーっとこの美しい教会を眺めていました。

今日の寝台列車で、いよいよ個人旅行難関国ベラルーシへ移動します(私たちは知人訪問ビザを取得できたので問題なしです)。

美しいロシアの最後の夕食は、あづさのたっての希望で、美味しい美味しいビーフストロガノフбефстрогановをおいているレストランでいただきました♪
本日の旅
行動 :サンクトペテルブルグ観光、ミンスクへ移動
朝食 :スヴィクワポクマイオネース(свекаю поg мюионезом、ビーツサラダにマヨネーズとアーモンドダイスがけ)、リーベヘ(рыба-хе、ゆで白身魚玉ねぎ赤ピーマン黄ピーマンきゅうりフェンネルの甘めビネガーサラダ)、ペーチェンソーシェ(печень в соусе、レバーの煮込みonマカロニ)、ジュース2種/ラドゼスカヤ駅近くの店
昼食 :缶ビール、ポテトチップス/ネヴァ河船上カフェ
夕食 :ビーフストロガノフ(бефстроганов、牛肉ソテーに野菜数種とホワイトソースをかけてオーブン焼き)、サリャンカ(солянка、ピクルスハムオリーブ野菜レモンをぐつぐつ煮込んだケチャップ味さっぱりスープ)/スパス・ナ・クラヴィー聖堂近くの店(http://www.coffeebreak.ru)、パン、ソーセージ、ビール/駅構内
宿泊 :ワルシャワ行き寝台列車(チケットはベラルーシのミンスクまで購入)
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旅情報
1ルーブル=4.8円

*駅の荷物預かり所(храненйе вагажа)は1つ50.4ルーブル。

*エルミタージュ宮殿は入場350ルーブルにプラスし、カメラ撮影100ルーブル。
http://www.hermitagemuseum.org

*ワルシャワ行き寝台列車はクッペ(料金が高いコンパートメント寝台)しかなかった。車内でシーツ代は徴収されなかった。

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Wed, 06 Jun 2007

ワルシャワ行き寝台列車→ミンスク

:: 旅27日め : 世界旅4ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ26ヶ国め ::

■ミンスク、宿がない・・・
この旅は、4ヶ国めに入ります。

昨夜ロシアのサンクトペテルブルグを出発し、今日のミンスクМниск(МIиск)到着は夕方です。ミンスク駅前は、装飾の美しい建物でいっぱいなのですが、さて、見とれている時間はありません。ともかく宿を探さないと・・・。

ミンスク駅前

目星をつけていた3つの宿をまわりますが、どこも即答で満室でした。3つめの宿でおばさんが他のホテルに電話してくれますが、どこも即答で満室・・・。タウンページのようなものでミンスクのあらゆるホテル20~30軒にも電話してくれますが、まったくダメなのです。

「駅に行って旅行会社に相談すればどう?」というおばさんのアドバイスどおり、半ば落胆しつつ、また何とかしなければとも思いつつ、駅に向かいました。

駅では2人で別行動をしようということになりました。あづさが駅周辺で宿を探せるところをあたります。和人は列車時刻表などを見てミンスクに宿泊できないときの手段を検討します(ワルシャワに抜けるかモスクワにいったん戻るかベラルーシ他都市に行くか、等)。

あづさは、駅隣接の建物で、とりあえず英語が通じそうなビジネスマンに声をかけました。
あづさ「I'm tourist, so I'm looking for the hotel, but all hotel in Minsk is fully occupied...」
おじさん「Today is Problem !!!」

なんと今日はミンスクで大きなエキジビジョンがあるらしく、今週いっぱいホテルは満室で当然とのこと。ガーン(;_;)

おじさんの隣には旅行会社のおねーさんがいます。おねーさんが携帯電話で伝手にあたってくれ、民家のプライベートルームに宿泊できることになりました。

ポリーナおばさんちは普通の団地でした。ベッドルーム2つにバストイレキッチンつきの2Kをそのまま貸してくれることになりました。家は古いのですが、その分ベラルーシ住居の様式がいっぱい見られます。

ポリーナおばさんと3人でスーパーマーケットに行き、今夜はあづさ手作りの晩ごはん。そう、日本を出て初めて・・・とても久々に1人で作る晩ごはん。

ベラルーシの旅が、始まります。
本日の旅
行動 :寝台列車でミンスクへ移動、ミンスクで宿探し、民家泊
朝食 :昼食を兼ねて。
昼食 :パン、ソーセージ、魚オイル漬け、ドラニキ(普通のパンだった)、中国茶/列車内
夕食 :ビーツなすトマト玉ねぎにんにくのブイヨンスープパスタ、にんにくトマトバターソテーと目玉焼き、ポテトサラダ、ビーツサラダ、パン、バター、ビール/ポリーナおばさんち
宿泊 :ポリーナおばさんち

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旅情報
1ロシアルーブル=4.8円
1ベラルーシルーブル=0.058円

*ベラルーシに入っても出入国審査はなかった。
*ベラルーシに到着したとき、時計を1時間戻した。
*国境のベラルーシ側駅ではロシアルーブルが使えた。

*ベラルーシに入ると、ロシア語だけでなくベラルーシ語の文字が入ってくるし発音も違ってくる。でもロシア語の単語を多く知っているほど旅しやすい。最初3軒の宿に当たるだけで、メトロに乗ったり歩いたりと相当時間を使っている。基本的に安宿探しが困難な圏内なので事前に宿の位置は調べておくほうがよい。

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Thu, 07 Jun 2007

ミンスク→ミール→ネスビジュ→ミンスク

:: 旅28日め : 世界旅4ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ26ヶ国め ::

■世界遺産めぐり1・ミール
今日は、ベラルーシの世界遺産めぐりの旅をしようと思います。

私たちはまずミンスク駅バスターミナルを朝出発するバスに乗り、ミールМирの村に向かいました。ここは世界遺産であるミール城があるところです。バスに乗り、2時間ほどしてミールの村に到着します。ワインレッドがかった可愛い色合いのお城が本当に素敵です。お腹もすいたので、お城に入る前に、お城を見ながらあづさ手作りのサンドイッチでランチタイムとしましょうか♪

ミール城

しばらくミール城観光をしましたが、小さなお城なので観光は割とすぐ終わりました。

さて次の目的地は、ネスビジュнесвiжです。ネスビジュの町に向かうバスは夕方5時のバスしかなく、バスが来るまで本当に時間潰しが大変でした。

■世界遺産めぐり2・ネスビジュ
ネスビジュの町に着きました。ここには世界遺産の教会があります。ただ、地図もなにも持っていないので、ガイドブックの英語名を頼りに、町の人に尋ねながら教会を探しました。ベラルーシ人は英語を話す人がほとんどいないので、英語名では通じないこともしばしばなのです。

たどりついたラズィウィルの宮殿城址(Radziwill Palace Fortress、Замок Рагзивилоб)は修復中で、古い当時のレンガ造りがむき出しになっている様子が見られました。修復したところはきれいに塗られているのですが・・・、まったく新しいものにするより、当時のものを再現するように保存してほしいなぁと、つい思ってしまいますよね。教会はきれいでしたけど。

・・・気分はメセルソンスタール(※遺伝子の半保存的複製を提唱した学者)。

ネスビジュからミンスクまでの戻り方もあまりよく分かりませんが、ミンスクに行くというおじさんに偶然出会えたことはラッキーです。そのおじさんと共にガラジェヤГарадзеяまでバスに乗り、列車に乗り換えてミンスクに戻りました。

ポリーナおばさんちに戻ったら深夜0時。

本当は、ミールの村を夕方5時に出る時点で、ネスビジュ行きを諦めようかとも思っていたんです。だって首都に深夜に着くなんて物騒すぎるから。

でも、ネスビジュからの帰りはおじさんと一緒になれたこともあり、頑張って1日で2つの世界遺産をめぐることができ、今日は大満足な1日でした。

夕食時は、「ベラコーラ」(Бела-Кола、ベラルーシ産コカコーラ、美味い!)で乾杯!
本日の旅
行動 :ミール村、ミール城観光、ネスビジュでラズィウィルの教会を観光
朝食 :昨夜の残り、コーヒー/ポリーナおばさんち
昼食 :サンドイッチ(ハム、チーズ、ポテトサラダ、ビーツサラダを組み合わせて4種)/ミール城前
夕食 :トマトにんにくナスのブイヨン煮込みソースがけパスタ、バターにんにくとろとろチーズのパスタ、ベラコーラ/ポリーナおばさんち
宿泊 :ポリーナおばさんち

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旅情報
1ベラルーシルーブル=0.058円

*ミンスク-ミール:90km、ミール-ネスビジュ:30km、ネスビジュ-ミンスク:120km。
ミンスクからミールに行くにはミンスク駅隣のバスターミナル7番乗り場からナヴァグルダークНАВАГРУДАК行きバスに乗る。私たちは最初にミールに行ったがロンプラ記載の昼のネスビジュ行きバスがなく、夕方まで数時間をもてあましてしまった。最初にネスビジュに行きミールからミンスクに戻るほうが時間のロスなく2つの世界遺産を巡れるかもしれない。

*ロシアで1000円が約200ルーブルだったのに、ベラルーシでは1000円が約20000ルーブルになる。1000とか10000単位の数字をロシア語でもよいので覚えておき、使えるようにしておいたほうがいい。なおベラルーシには硬貨がないので、お札の種類が多いことも特徴。

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Fri, 08 Jun 2007

ミンスク→ブレスト

:: 旅29日め : 世界旅4ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ26ヶ国め ::

■ブレストへ移動
昨日は0時に帰宅しました。帰宅後、夕食やお風呂を済ませたので、寝たのは何時でしょう。

ポリーナおばさんちを出たのはやや遅めの時間でした。優しかったポリーナおばさんとのお別れは、ちょっと寂しかったナ。

私たちはミンスク市街を散策して、午後13時台のブレストБрест行きの列車に乗りました。ブレストはポーランド国境に接する、西の国境の街です。快適な列車旅ののち、ブレストには午後6時すぎに到着しました。ガイドブックで紹介されていた宿は駅からやや離れたところにあるものばかりでしたが、それとは違う宿を比較的便利な場所に見つけ、今日は宿探しに時間をかけずにチェックインすることができました。

この時期は日が暮れるのが遅いので、しばらくはブレストの街散策をしてみようと思います。

聖ニコライ教会

首都ミンスクではキッチンを自由に使わせてくれるというポリーナおばさんちに泊まり、嬉々と自炊していたので、ここブレストこそベラルーシ料理を楽しむチャンスです。レストランに入り、ベラルーシ語(ロシア語に類似)のみのメニューと格闘しながら、スビニナсвининаやペリメニпельмениなど美味しい料理をいただきました。

ベラルーシはずれのブレストの街。

首都から外れるだけで、なんだかすっごい居心地がいい。
本日の旅
行動 :ミンスク市街散策、ブレスト移動、ブレスト市街散策
朝食 :昨夜の残り、コーヒー/ポリーナおばさんち
昼食 :ブイヨンスープパスタ、じゃがバタ、パン/ポリーナおばさんち、ポテトサラダサンドイッチ/列車内
夕食 :ブリオンフリカデリケン(Булвон сфлнкалелвкамн、鶏ミンチ団子の美味しいシンプルスープ)、サリャンカスヴォルナヤミャスナーヤ(Солянка сболная мясная、今回のサリャはンレモンスライスが実際に入っていた)、ペリメニソスメタナ(пельмени со сметаной、ロシア料理でも有名な水餃子のサワークリーム乗せ)、スビニナザペチョナヤスグリバーミ(свинина запеченная сглибами、ポークソテーにマッシュルームみじん入りホワイトソースを乗せて表面カリッ、野菜添え)/ホテルとバスターミナル間のレストラン「БАИЯ БУГ」
宿泊 :ブグБУГ

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旅情報
1ベラルーシルーブル=0.058円

*ミンスクからブレストの移動はバス(2人58620ルーブル)より列車(2人42000ルーブル)の方が安い。

*ネット:レーニンプラザ近く、日本語読み書き×USB×。IEでもFirefoxでも一切日本語は読めなかった。2000ルーブル/h(ブレスト駅構内のネットカフェも同じ会社が入っていたので状況は同じだと思う)

*ミニベラルーシ文字
Мはエムの発音(マミムメモ)。だけどmはティーの発音(タティトゥテト)。
sの鏡像の形は、gの発音(ガギグゲゴ)

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Sat, 09 Jun 2007

★ブレスト

:: 旅30日め : 世界旅4ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ26ヶ国め ::

■ブレストフォートレス
ブレストは、第二次世界大戦のときは激しい戦場の地でした。

だからこの町には、戦争に関わる幾つかのものが象徴になっています。今日の観光のお目当ては、その最大の象徴である「ブレストフォートレス(Brest Fortress)」です。ちょっと距離があるけれども、歩いていくことにしました。

メインモニュメントは大きな大きな怒りの男性の巨石像でした。これだけのものを整備して造るベラルーシ人、なんかすごいなあ。本当に大きくて、巨石像と人を一緒に撮るとその大きさが一層分かります。

■ブレスト散策
その後はバスでブレスト市街に戻り、街を歩くことにしました。町の中心部を見たり市場を覗いたりしました。

夕食は宿泊初日から目星をつけていたレストランに入ったのですが、これが結構楽しい。ベラルーシ音楽にベラルーシ人シンガーの歌。人々がゆったりとダンスを踊りながら、その傍らで食事を楽しめます。

特にベラルーシに来たら絶対食べたいと思っていたドラニキДраникиをやっとここで食べることができ、あづさは本当に大満足でした。このドラニキという料理はじゃがいもを練りこんだパンケーキで、このレストランではイクラが添えられていました。和人は付け合せのごはんにイクラを乗せて食べ、久々の日本の味に(^_^)V

レストランを出るとドレス姿の若い女性やタキシード姿の若い男性でいっぱい!何か式典でもあったのでしょうか。

みんな陽気で、陽気が移ってしまったあづさが「Today is my birthday~」と言うと、みんなが「Happy Birthday!」「Happy Birthday!」と、囲んで祝ってくれたり。

ハッピーバースデー

みんなに祝ってもらったあとは、部屋で2人で、ベラルーシ産ワインでしっとり乾杯。
(しかしあまり美味しくなかった・・・)
本日の旅
行動 :ブレストフォートレス、ブレスト市街散策
朝食 :チーズ乗せ焼きパン、レモンゼリーとケシの実入りカッテージチーズケーキ、牛乳、カフェオレ、カップスープ/宿
昼食 :смаженка(スマジェンカ、チーズと細切りソーセージが入ったクリームペーストを乗せて焼いたパン)、коmреmа(カティレタ、ミンチをなめらかに練って作ったカツレツ)、СТАВКА(スタブカビール)/街の中心地近くのオープンカフェ
夕食 :Драники no-dомашнему с икрой(ドラニキのイクラ添え、じゃがいもを生地に練りこんだパンケーキに日本で食べるものに酷似したイクラが添えてある)、хороdнйк no-Мйнскй(ホロニク、ミンスク風スープ、ビーツきゅうり小ネギチーズディルの冷たい不透明なピンク色のさっぱり味冷製スープ)、Рис оmбmная со сложным галнилом(エリースアトバルノイサスロジェガルニエラム、バターライスと野菜サラダ4種)、коmлеmа несбиж(カティレタネスビジュ、ネスビジュ風カツレツ)、СТАВКА(スタブカビール)/ホテルに隣接したレストラン、
宿泊 :ブグБУГ

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旅情報
1ベラルーシルーブル=0.058円

*ブレストフォートレス
市内中心部から離れたところにある。歩いて行ける距離だけれど、17番バスが走っている(1時間に1本くらいかも?)

*ベラルーシでは10ルーブル単位のお釣りは結構適当。お釣りが少ないときもあれば多めにお釣りをくれることもある。お釣りは確認しよう。

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Sun, 10 Jun 2007

ブレスト→カメニュキ→ベラヴェジュスカヤ・プシュチャ→カメニュキ→ブレスト

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■世界遺産の森へ
雷が鳴りどしゃぶりの朝。

今日は世界遺産に登録されている森を見ようと、昨日、ゲートタウンであるカメニュキКамяныкиまでのミニバスチケットを購入していました。なのにこの天気じゃあ・・・と思っていると、次第に雨が弱まり、私たちが宿を出る頃には傘なしで歩けるようになっていました。

ブレストのバスターミナルを8時半に出発し、約1時間でカメニュキに到着。降りたところは、本当に何もないといった感じの田舎町ですが、「ベラヴェジュスカヤ・プシュチャ」ナショナルパーク入り口のようなものが前方に見えるので歩いて行きました。

入場チケットを買って中に入ると、森が少し切り広げられたところに、ヘラジカ、イノシシ、バイソン、クマなどなど、様々な動物たちが保護されています。

この森はここでしか見られないヨーロッパバイソンが特に見ものです。
≫参考:ビャウォヴィエジャの森 (Wikipedia)
バイソン
私たちは、動物を見たあと、更に森に入りました。森林散策を続けていると、深呼吸が本当に気持ちよくて、また、すらり立ち並ぶ木々の美しさにも見とれてしまいます。

「楽しいね」「楽しいね」、会話は始終そんなかんじ。

旅の中で、「森を見る」ことは難しいものです。山や湖を見るのとは違い、見るポイントが一点に定まらないから、下手すると「見所がない」と感じてしまいがちだからです。でも私たちは今回、動物たちがいたこともあり、森歩きそのものも楽しむことができました。

個人旅行難関国ベラルーシで、3つの世界遺産を訪問。
頑張った頑張った私たち(^_^)V

■ロシア語の旅の終わり
またポツンと雨が落ちてきたので、私たちはバスターミナルへ。

ブレストに戻ったあとは、残ったベラルーシルーブルを使いきろうと、市場で魚、ハム、野菜などいろいろなものを買い出したので、部屋で豪華な晩ごはんとなりました。

明日は、ポーランドへ移動します。

当初アフリカより前に訪れる計画ではなかったので、唐突に決まったポーランド行き。

カザフスタン、ロシア、ベラルーシと続いたロシア語の旅はこれでおしまいです。ポーランドへ抜け、バルト三国を旅しても、もうこれほどロシア語と格闘しエネルギーを使う場所はないと思います。

また、カザフスタン以来、あづさが執筆を担当したこの「日々の記録」のページには、多くのロシア語を使用したため、入力には通常よりも遥かに多い時間がかかっていました。忙しい旅の中で、尋常ではないことだったと思います。また見て分かっていただけるように、ロシア語を使用した多くは、地名と食べ物の名前です。レストランや路商で、美味しいものを食べてはおばさんにスペルや発音を教えてもらい、そんな中で、どれだけ現地の人とのロシア語での会話に取り組もうと前向きになってきたでしょう。

それだけ愛着をもち、また本当にロシア語での旅が好きになっていたので、ロシア語の旅の終わりは、寂しいです。けれど、2人の世界旅が、また新たなものに出会えることも、本当に楽しみです。

ダスビダーニヤ(さようなら)

ナヂェーコシイッショフストリェーチツァスヴァーミ!(また、お目にかかりましょう!)
本日の旅
行動 :ベラヴェジュスカヤ・プシュチャの森、ブレスト散策
朝食 :昨日の残りのパン、スモークチーズ、コーヒー、カップスープ/宿
昼食 :グレープフルーツジュース、ココアパン、チーズパン、スモークチーズ/ベラヴェジュスカヤ・プシュチャの森の中
夕食 :バースデーケーキ♪、酢じめの魚のおつまみ、厚切りハム、きゅうり、チーズ、パン、カップスープ、カニカマ入り野菜サラダ、いちご山盛り、昨日の残りワイン、紅茶/宿
宿泊 :ブグБУГ

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旅情報
1ベラルーシルーブル=0.058円

*ベラヴェジュスカヤ・プシュチャ保護区
ブレストからカミニュキまでは1日5往復のバスがある。料金は車によって異なるが片道5000ルーブルが目安。所要1時間。入場料は3000ルーブル/人。森や動物保護地域は蚊が多かった。長袖と虫除けを持っていって大正解。

*ベラルーシからポーランドへ
ブレストはベラルーシ西端のポーランドに接する国境の街。ここからワルシャワに直接移動すると時間もお金もかかるので、私たちはいったんポーランド東端のテレスポルТереспорьまで列車のチケットを購入した。このほうが入国審査なども時間がそれほどかからないはず。また、出国の列車の時刻よりも早めに税関に行く必要があるので、チケットを購入するとき、タモジェニТаможенный(税関のこと)に行くべき時刻も聞いておこう。
ブレスト駅でベラルーシルーブルをポーランドズロチに再両替するときのレートはあまり良くなかった。市場の中の両替所のほうがレートが良い。

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Mon, 11 Jun 2007

★ブレスト→テレスポル→ワルシャワ

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■ベラルーシからポーランドへ
本当は、次の旅はリトアニアでした。ビリニュスへ移動するはずでした。
なのに、ポーランドに向かっています。ワルシャワを目指しています。

当初ベラルーシの旅で予定になかったブレストに行くことになったためです。ブレストはベラルーシ西端の国境の街で、ポーランドに接しているためです。

目覚ましは朝5時半。眠い中、頑張って起き、朝7時にブレスト駅に到着しました。タモジェニТаможенный(税関のこと)にはすでに50人以上の人でごったがえしていました。ベラルーシに入国するとき入国審査がなかった私たちは、当然ベラルーシの入国カードを持っていません。幸いロシアの入国カードをちゃんと所持していたので、ロシアの入国カードでベラルーシから出国できることになりました。両国間で何か協定でもあるのでしょうか。

列車は、出発して10分もすると、ポーランドの国境の町テレスポルTerespolに到着しました。ここでは車両内で入国審査を受けます。無事に通過し、駅で次の列車運賃分を両替したあと、いいタイミングでワルシャワ行き列車に乗り継げました。

■世界遺産の街ワルシャワ
2人の世界旅は、5ヶ国めポーランドへ。

ポーランドに入ると、車窓から見る風景がぐっと明るさを増します。家屋の1つ1つがヨーロピアン調になり、走る車やその他いろいろなものを目にしては、ロシア圏からEU圏への変化を感じさせてくれます。居心地のよい4人がけソファ2つを2人で占有したリラックスコンパートメントに乗ること4時間、首都ワルシャワ(英:Warsaw、ポ:Warszawa)にはお昼過ぎに到着しました。ワルシャワに着くと、今まで英語が通じず苦労の連続でしたが、とたんに英語が通じるようになり旅がしやすくなることを実感します。

駅のインフォメーションセンターで教えてもらったホステル(ドミトリー)にチェックインし、荷物を置きました。さあさあ、のんびりしていられませんよ(*^o^*) ワルシャワは、旧市街の地域は、市街全体が世界遺産になっているのです。せっかくそこまで歩ける場所に宿が決まったのだから、早速観光にでかけましょう♪

和人が宿で用事を済ませている間、あづさは初めてのポーランドの街散策を1人で楽しみました。再び合流し、Nowy通りを歩くと・・・本当、街が美しいことに感激を覚えます。お散歩にはもってこいの、素敵な街です。そうして私たちは世界遺産登録地域である、ワルシャワ旧市街に到着しました。

中世の雰囲気を残したレンガ造りの建物が並ぶ街路は本当に素晴らしい。教会も素敵で、ああヨーロッパに来たんだーと感激もひとしおでした。広場になっているところには屋外のオープンバーがいくつもあります。そこで遅めのお昼ごはんですが、美味しいポーランドの伝統料理とビール。ちょっと奮発した、世界遺産の真ん中での素敵なビアランチでした♪

世界遺産ランチ

今日はバスにもメトロにも乗っていません。ずっとずっと、始終街を歩きました。シナゴーグ(ユダヤ教会)や教会の儀式を見学しながら、ずっとずっと街を歩きました

だって、ワルシャワ、素敵なんですもの。
歩かないと、もったいないよ。
本日の旅
行動 :ベラルーシ出国、ポーランド入国、ワルシャワへ移動、ワルシャワ世界遺産観光
朝食 :パン、チーズ、カップスープ、いちご山盛り、紅茶/宿
昼食 :Zur z biala kielbasa(ズールズビアラキエルバサ、白ボルシチ。ソーセージとピクルス風の酸味、生クリームを浮かべた薄いシチュー仕立て、乾燥オレガノの葉いっぱい)、Bigos(ビゴス、ザワークラウトのキャベツいっぱい、ソーセージやベーコンいっぱい燻製の香りがいっぱいのブイヨン仕立て薄いケチャップ味スープ)、パン、ビール/世界遺産ワルシャワ旧市街の中心地の屋外バー
夕食 :和人手作りスープパスタ、Salad KOPERKOM(サラダコペルコワ、キャベツとにんじんとディルだけの甘酢仕立て薄いマヨネーズの美味しいサラダ)、Oborki Makosolne(オヴォルキマウォソルネ、にんにくいっぱいと漬け込んだきゅうりピクルス)、ビール2種/ホステル
宿泊 :オレンジホステルORANGE HOSTEL
http://www.hostelorange.pl

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旅情報
1ベラルーシルーブル=0.058円
1ポーランドズウォティ=45円

*ベラルーシからポーランドへ・2
私たちは朝7:50の列車チケットを買った。朝7時にタモジェニТаможенный(税関のこと)に行ったときは50人もの長蛇の列だったので、ギリギリに行くものではない。しかもロシアの出入国カードでベラルーシを出国した。ロシアを抜けて出入国カードを使わなかったからとはいえ絶対に捨ててはいけない。ポーランド側の国境の町テレスポルTerespolでは、入国審査は列車内。列車移動自体は10~15分程度なのに入国審査のための待ち時間で40分を要している。テレスポルからワルシャワ行きのバスは夕方までないので、私たちは8:20(ポーランドはベラルーシから時差-1時間)のワルシャワ行き列車に乗った。入国審査の待ち時間のうちに時計も時刻変更しておこう。なおテレスポル駅周辺でATMは見つからなかった。両替所のレートも少し悪い。列車代分だけをUSドル現金からポーランドズウォティに両替した。

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Tue, 12 Jun 2007

★ワルシャワ→トルン→マルボーク

:: 旅33日め : 世界旅5ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ27ヶ国め ::

■ポーランド世界遺産めぐり・中世都市トルン
昨日は、ポーランドの首都ワルシャワで世界遺産めぐり第一弾を終えました。さあさあ今日も欲張って世界遺産めぐりに趣きましょう♪

朝7時の列車に乗ってトルンTorun駅へ。チケットを買ったのが10分前だったので、ちょっとハラハラしての乗車です(^^;; トルンの町には10時ごろ着いたのですが・・・もう、それはそれは美しい、心から感動する街並みでした。トルンの街は「Beautiful Red Town」と呼ばれ、その広さからも有名な場所だそうです。それと同時に、ここはかの有名なコペルニクスCopernicusの家があるところとしても有名です。

私たちは美しい中世都市の街並みを、ソフトクリームを食べながら散策しました。だって青空が気持ちよい好天なんだもの、こういう日はソフトクリームが似合いそうですよ。また、高い塔に登ってはその街並みを見渡したり、コペルニクスの家にも入場観光したりして、存分にこの街を楽しみました。

古くからの街、その街全体が世界遺産になっていて、そしてその街がちゃんと保護されていて、ただ守られるだけではなくその街には今を生きる人が往来している・・・、そういった“開かれた世界遺産”を見られることは、本当に素敵なこととしみじみ思わせてくれます。

この街にはトルン駅からバスに乗って来ましたが、橋から見る川沿いの街並みがとってもきれいだったので、帰りは駅まで歩き、橋の上からトルンの街並みを見て駅まで戻りました。

世界遺産トルンの街並み

そして、明日の世界遺産第3弾観光へ向け、私たちは夕方の列車でマルボークへと移動しました。
本日の旅
行動 :トルンへ移動、世界遺産トルン観光、コペルニクスの家、マルボークへ移動
朝食 :シリアル、牛乳、トーストパン、コーヒー、チーズ、バター、ジャム/ホステル
昼食 :ミニピッツァ、B.Oebulowa(オエブロヴァパン、マッシュルーム玉ねぎ赤ピーマンをスープでソテーした具が乗ったピザ風パン)、ビール2種(TYSKIE美味しい、HARNASイマイチ)、Krokiety(クロケティ、ポーランド風コロッケ、具を春巻きの皮のようなもので巻いてからパン粉をつけて揚げている)/世界遺産トルンの街の広場
夕食 :KAPUSTA(カプスタ、キャベツの発酵酢漬け)、酢じめ魚と野菜のマヨネーズ仕立てを買って作った冷製パスタ、スパイスいろいろブレンドスープ、ビール/宿
宿泊 :スザロツカSzarotka

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旅情報
1ズウォティ=45円

*トルンへの移動
ワルシャワにもトルンにも幾つか鉄道駅がある。ワルシャワ→トルンへの移動は、Warszawa Centralna駅からTorun Glowny駅となる。
トルン駅でバックパックをコインロッカーに預けた。大きなコインロッカー1つで8ズウォティだった。
トルン駅からトルンの街に出るとき、27番バスに乗って1つめの停車駅で下車。1人2.1ズウォティ。

*ワルシャワから北上すると、英語が途端に通じにくくなることを感じた。その分ドイツ語が使われるようになってくる。ドイツ語の単語が分かると便利。

*プチポーランド語・1
基本的なところで、英語との対応を。
Yes=ターク、No=ニエ、Please=プローシェ、Hello=シェシュチ、Goodbye=ドヴィーゼンヤ、Excuse me=プセプラシャム、Train=ポーシャウンク、Bus=オウトブース、Station=ドゥヴォゼツ、Ticket=ヴィーレト、Where=グジェ、How Much=エレトゥコシュトゥイェ

*プチポーランド語・2
ビールのグラス、アイスクリーム、コインロッカーなど、「大」と「小」を使い分けることは多々ある。大=「Duza」、小=「Mala」
これは表示が分かるだけでも便利。

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Wed, 13 Jun 2007

マルボーク→グダニスク→ギジュツコ

:: 旅34日め : 世界旅5ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ27ヶ国め ::

■ポーランド世界遺産めぐり・マルボーク
昨夜到着したマルボークMalborkは、小さくて素朴な町のようです。今日は朝から雨がちな天気・・・でも、世界で最も大きな“Blick Castle”(赤レンガの城)、世界遺産に登録されているマルボーク城へと向かいました。宿が駅から徒歩2分、その宿からお城が徒歩10分ほど。どちらも便利な距離ですよね。

さて、マルボーク城に到着すると・・・

「おおきーーーーい!」

・・・赤レンガ造りとはいえ、そのレンガがどれだけたくさん使われているのでしょう!?本当に大きくて壮大なお城に、わくわくさせられます。

世界遺産マルボーク城

建築様式も素晴らしい。展示されている騎士団の装束や武器も素晴らしい。1日ではとても見きれないほどの充実ぶりです。午前中は雨がずっと降っていましたが、午後になり、雨があがり、私たちはやっと、素敵な外観なども写真に収めることができました。

夕方の列車が来るぎりぎりの時間まで、私たちは観光していました。

■知らない町、ギジュツコへ
「ポーランドの北東部って、面白そうな湖があるよ」

この言葉から、ワルシャワ、トルン、マルボークと3日連続の世界遺産の旅から、一転して森と湖の旅を目指そうということになりました。ガイドブックに載っている地域ではないので、地図で湖のほとりの都市名をメモした紙を列車のチケットオフィスに見せます。期待していた都市へはいい時間帯の列車がなく、そのかわりと窓口のおばさんが提示してくれた「ギジュツコGizycko」へのチケットを購入しました。

ギジュツコ行き列車は3番ホーム発。しかし、私たちはギジュツコに行く列車が遅れていることを知らず、チケット記載の時刻に3番ホームに入ってきた列車に乗ってしまい・・・結果は逆方向行き(;_;) ポーランド語は、言葉のカケラに出てくるドイツ語しか分からないのですが、車内に英語ができるおねーさんがいたので車掌との間の通訳になってもらいました。ギジュツコ行きの列車が遅れているらしく、いったんグダニスクGdanskへ行ってもう一度逆方向の列車に乗りなおすことでチケット通りの列車に乗れるはずと、希望が見える状況ではありました。

グダニスクで下車、もう一度列車に乗りなおし、無事にギジュツコに到着したのは夜10時半となってしまいました。ポーランドで一層の田舎に来たという感じですが、ともあれ夜の街を早歩きですり抜け、キャンプサイトのコテージに泊まることができました。

湖の町ということ以外何もイメージできないところです。明日は、このギジュツコで、どうやって過ごすのかも分かりませんが、なんだかとても安心して、夜は2人とも熟睡。
本日の旅
行動 :世界遺産マルボーク城観光、ギジュツコへ移動
朝食 :ZOTT KEFIR(ゾットケフィール、ポーランドではポピュラーな(すなわちスーパーで一番安い)ヨーグルト)、ABBAの魚ペースト、パン、スープ、コーヒー、昨夜の酢じめ魚のマヨ仕立ての残り/宿
昼食 :パン、魚ペースト、酢じめ魚のマヨ仕立て、ゆでじゃが、中国茶/世界遺産マルボーク城の中庭
夕食 :ZYWIEC Z SOKIEM(ジュベッツズソーキエム、ポーランドでは絶対飲んでおきたいクランベリーシロップを沈めたビールカクテル)、Sandacz w pomaranczach z Makaron(サンタチェヴポマランチャフズカマロネム、白身魚のムニエルにみかん缶の汁にとろみをつけたようなソースをかけてマカロニバター仕立てを添えてみかん缶のみかんを添えたもの)、Pierogi z Miesem(ピエロギズミエンセン、肉入りゆで餃子、カリカリベーコンオイルをかける)/ギジュツコのバー
宿泊 :HOTEL ZAMEKホテルザーメクのキャンプ用コテージ

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旅情報
1ズウォティ=45円

*マルボーク城は入場30ズウォティ/人。
*マルボーク駅を出て右手すぐのところに地図がある。
*昔ドイツ領だった地域でもあり、ドイツ語の単語をポーランド語に混ぜて話す人が多い。宿にはZimmer(ツィマー、roomのドイツ語)の文字が看板に出ているので目安になるかも(普通にHOTELと書いてあることも多い)。

*ポーランド語に注意
ドイツ語のタークはTag、つまり「day」の意味。ポーランド語のタークはTak、「Yes」の意味。
(両方を混在して使っているところもあり、最初ポーランド語のほうを知らなかったため困ってしまった)

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Thu, 14 Jun 2007

★ギジュツコ→キサジュノ湖→ニエゴチン湖→ギジュツコ

:: 旅35日め : 世界旅5ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ27ヶ国め ::

■ポーランドの湖
昨夜遅く、私たちはポーランド北東部の湖畔の町に到着しました。何があるのかも知らず、何ができるのかも知らず、ただ「湖、行きたいね」ってそれだけがきっかけで。

昨夜は遅くにこの町に着いたので、治安のことなどを考え、何も見ずに早歩きで宿探しをしました。でも今朝目が覚めると、ここは何て美しいところなんでしょう! 泊まった宿は、キャンプサイトのコテージ。窓からは新緑あふるるすがすがしい光景が見え、ちょっとお散歩をすると美しい湖が視界に広がります。

あづさが「今日、カヌーとか借りて1日ずっと湖の上で過ごすの、どう?」と提案すると、2人の気持ちはすっかりその気^^ 一応遊覧船などのタイムスケジュールや料金をも確認しましたが、最終的にはカナディアンカヌー(ポーランド語:Kanadyjka)を1日35ズウォティで借りることにしました。

スーパーでごちそうの買出し。そして宿でスープを作って容器に入れてと、湖ランチの準備も万端です♪

カヌーに乗って、2人でオールを漕ぎ、きれいな湖や運河をゆっくりと進んでいきます。ポーランドに着いてから、3日連続で3つの世界遺産を観光するという非常に忙しい旅をしてきたので、こういうゆったりとした湖上の旅で、ポーランドがぐっと大好きになりました。

カナディアンカヌー

さて、お昼ごはんを食べたら、いよいよ湖の沖へ。
無人島に上陸するなど、うきうきと楽しんでいたら・・・・

   ゴロゴロ

      雷!?

   ゴロゴロ

      ああやばい

   ザーーーーーーーーー

      まずい、嵐になってきた・・・

沖にいる私たちにとって、カヌーに水がたまることは、命の危険に関わります。しかも横風が出てきて雨は横殴り、しかも最悪なことに湖面がうねってきて、カヌーが転覆しそう。

「がんばって、あそこに上陸しよう」

和人の判断で選んだ陸地まで、波に逆らいすぎず、でも流されないように全力を尽くしてオールを漕ぎました。嵐の中だから、見た目にはわずかの距離なのに30分もの間オールを漕いでいました。

上陸したところは、無人島の廃虚のようなところです(本当はシーズンオフで閉鎖中のロッジ)。
雨宿りに役立つところでよかった。
そして、待っている間に、雨は少しずつ勢いを失ってきています。

「じゃ、ビールで漂流パーティーしよっか」

そんな提案初めて聞いた(^^ゞ
でも、雨宿りをしながら、自然いっぱいの漂流地でビール&ポテトチップスというのも、奇妙でオツではあります。湖面のうねりがなくなり、また普通にカヌーを漕げるようになるまで、2人でずっと天候の回復を祈りながら乾杯していました。

天気が回復して、私たちは結局2つの湖を移動しました。夕方になると、レイリー散乱(≫こちら)を起こした湖面は、水も空気も風景も真っ青なほどの一面のアクアブルー。

すっごく腕が疲れたけれど、すっごく楽しいポーランドの旅だった。

「ポーランドにこんなにいいリゾートがあるなんて」

私たちを心から魅了したギジュツコ。1日湖と共に過ごした楽しいポーランドの旅でした。
本日の旅
行動 :ギジュツコで1日カヌー、無人島、嵐で漂流、ギジュツコ散策
朝食 :パン、魚卵ペースト、スープ、コーヒー/コテージ
昼食 :オープンサンドイッチ(パン、レタス、にんじん、きゅうり、マヨネーズ、骨付きスモークチキン)、スープ、オレンジジュース、コーラ、ビール、ポテトチップス/キサジュノ湖のほとり
夕食 :昼食の量が4食分もあったので残り半分を/ニエゴチン湖のほとり
宿泊 :ホテルザーメクHOTEL ZAMEKのキャンプ用コテージ

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旅情報
1ズウォティ=45円

*ホテルで湖ほとりのカヌー貸し出しを紹介してもらった。私たちはカヤックを1日35ズウォティで借りた(1時間単位だと10ズウォティ)。その他、この町では、ヨットから自転車まで、リゾート地らしいいろいろなものが借りられる。

*ギジュツコのあたりは、昔ドイツ領だった。そのためドイツ語が相当通じる。

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Fri, 15 Jun 2007

ギジュツコ→スバウキ

:: 旅36日め : 世界旅5ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ27ヶ国め ::

■リトアニアへ向けて
当初、こんなに早く訪れる予定もなかったポーランドの旅も、いよいよ終わりに近づいてきました。遅れた旅の日程を取り戻すためにも、次なる地域“バルト三国”の旅へと舞台を変えましょう。

■トヴィエルドズァボイエン
ギジュツコの町を歩いていたとき、この町にフォート(要塞)があることを知りました。午前中は歩いてフォート“Twiedza Boyen(トヴィエルドズァボイエン)”まで行き、フォートを観光しました。結構広い。

フォート

ここは軍事的要素が感じられるフォートでした。砦壁に沿って歩いているとあっという間に時間が経ってしまい、予定していたバスを1本(=3時間)遅らせるほどでした(^_^)

■スバウキへ
ポーランドからリトアニアへの国境越えは、メジャーとは言い難いルートです。私たちはまず、ポーランド北東部の都市スバウキSwalkiへ行き、そこからリトアニアへの移動を試みることにしました。

ギジュツコを16時すぎに出たバスは、2時間ほどしてスバウキに到着。この時間からの移動はもうバスも列車もなかったので、今日はスバウキに宿泊します。
本日の旅
行動 :ギジュツコでフォート観光、スバウキへ移動
朝食 :ポテトチップスとマヨネーズを和えたものをレタスに包んで食べる、紅茶、オレンジジュース/ギジュツコのコテージ
昼食 :Kiszka Ziemn(キシュカズィミャン、腸詰めの皮の中にマッシュポテトと豚肉ダイスが入っていて美味しい)、Nalesniki z serem(ナレシュニキズレセム、甘くないカッテージチーズが入ったクレープ)、piwo(ピーヴォ、ビールのこと)/ギジュツコ駅前のカフェ
夕食 :ポークカツレツ、チキンカツレツ、ゆでじゃがの乾燥ディルがけ、サラダ3種(トマト&きゅうり、キャベツコールスロー、ビーツコールスロー)、中国茶/スバウキキャンプサイト
宿泊 :ザヤッツプライベートZajazd PRIVATE

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旅情報
1ズウォティ=45円

*ギジュツコからスバウキSwalkiへは、バスで行く。バスは1日数便あるが列車は1日1便。

*バス会社の略称はPKS。列車はPKP。地図や窓口の表示で混同しないように。

*スバウキの宿は高かった。もともと宿が少なく、私たちが歩いてまわったときは140ズウォティ~200ズウォティ。たかーい。最終的には駅から離れたところに120ズウォティのキャンプサイトコテージを見つけることができた。
スバウキの街には、イラストつき地図看板が出ているので、宿の場所が分かって便利。

*ポーランドからリトアニアへ国境越え
スバウキ→リトアニアのセストカイSestokaiに列車あり(1日1便12:42発)。
スバウキ→ポーランド側国境のブディスコBudziskoへバスあり(平日は1日7便あるが私たちの移動日は土曜だったので1日2便しかなかった)。

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Sat, 16 Jun 2007

スバウキ→ブディスコ→カルバリヤ→カウナス→ヴィリニュス

:: 旅37日め : 世界旅6ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ28ヶ国め ::

■リトアニア入国
さあ、いよいよリトアニアです。朝10時のスバウキSwalki発のバスに乗り、ポーランド側国境のブディスコBudziskoに到着。両替をして余ったコインで食事をしました。車でリトアニアへ入国する人たちはたくさんいるのですが、歩いて国境を越える人・・・
・・・ありり、誰もいないじゃん(・・

あづさが税関らしきところに行き、「おにーさん出国スタンプください」と笑顔でプリーズ。結局、車の列に並んで出入国スタンプをもらうよう教えられ、その通りにして無事にポーランド出国&リトアニア入国の手続きが完了しました。
(しかし、車のマークが入った入国スタンプで良いのでしょうか?徒歩なのに・・・!?!?!?)

で・・・ここからが大変。さきほどの問い合わせのとき、リトアニアの首都ヴィリニュスVilniusまでの移動方法を聞いたのですが、誰に聞いても「バス」と言い、そして誰もが「ここにはバスはない」と言います。国境を越えてから2km歩き、バス停に行くのだそうです。

暑い日差しの中ですが私たちはバックパックを背負って、おそらく3kmか4kmも歩きました。1時間近く歩いたんじゃないかな。汗がだらだらと落ち、結構しんどいです。しかしバス停で待っていてもバスが来る気配もないので、結局ヒッチハイクで近くの町カルバリヤKalvarijaまで乗せてもらい、カウナスKaunasまでバス、そして更にヴィリニュス(英:Vilnius、リ:Vilniaus)までバスで移動しました。

ヴィリニュスは街全体が世界遺産に登録されているところです。ポーランドにいるときから目星をつけていたバックパッカー宿が、世界遺産となっているヴィリニュス旧市街の中にあり、なんか、幸先のよいリトアニアの旅が始まりそうだと、嬉しくなりました。

ビリーズ通り

「どうせなら、ほかの国で見ない食べ物がいいかなって思って」

と、和人が買出しに出て選んでくれた食材とリトアニア地ビールで乾杯。

この旅は、リトアニア→ラトビア→エストニアと、今日からバルト三国三昧を迎えます。
本日の旅
行動 :ブディスコから国境越え、ポーランド出国、リトアニア入国、ヒッチハイク、カウナス観光、首都ヴィリニュスへ移動
朝食 :カップスープ、中国茶/キャンプサイト
昼食 :Sznycel z yaykiem(ストゥヌーツェルズヤイキエム、薄味チキンカツに塩味フライドエッグが乗り、フライドポテトが添えてある)、Bigos(ビゴス、キャベツとソーセージの酸味&ケチャップ味煮込み)、パン、カフェオレ/ブディスコのバー
夕食 :豚足の燻製、リトアニア風カツレツ、鶏肉でコロッケの具を包んでからフライにしたもの、パン、チーズ、リトアニアビール2種/宿
宿泊 :ビリニュスバックパッカーズVilnius Backpackers

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旅情報
1ポーランドズウォティ=45円
1リトアニアリタス=48円

*ポーランド側国境にあるバーは、併設する両替所「KRIS」で両替をするとコーヒー(砂糖ミルク自由)が無料で飲める。
*リトアニアに入国したら時計を1時間進めること。
*リトアニアに入国してからはバス移動となるので、1人20リタス程度は持っておいたほうがよい。
*ヴィリニュスへの移動中、バスターミナルでおじさんにいろいろと尋ねた。ロシア語とドイツ語しか通じなかった。カウナス→ヴィリニュスのバスドライバーはドイツ語しか通じなかった。カルバリヤ→カウナスのバスドライバーは英語が話せた。
首都ヴィリニュスに入ると英語が相当通じる。

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Sun, 17 Jun 2007

★ヴィリニュス→ケルナヴェ→ヴィリニュス

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■世界遺産のヴィリニュス
リトアニアの首都ヴィリニュスは、その街全体が中世の趣を残しており、世界遺産にも登録されています。私たちの今日の計画は、午前中にヴィリニュスを散策&観光することから始まります。

パステル調の建物、レンガ造りの建物、かわいい建物、質素な建物・・・なんか、整備されつくされたワルシャワの街並みとはうってかわって、街を歩いているだけで本当に様々なヴィリニュスの顔が見えるよう。

いいなあ。かわいい街だなあ。なんか好きだなあ。うん。

今日は日曜日なので、あちこちの教会で祈りの声が聞こえてきます。

ヴィリニュス市街にうっとりとしながら歩いたり、ヴィリニュスの美しさを一望できる丘に登ったり、短い時間を精一杯使ってヴィリニュス観光を楽しみました。

■世界遺産のケルナヴェ
午後の予定は、ヴィリニュスからバスで50分行ったところにあるケルナヴェKernaveへ行くことです。ここは13世紀、リトアニアの最初の首都となった場所。「Hill-Fort」(丘の砦と解釈したらよいのでしょうか。リトアニア語ではPiliakalnisと言います)が世界遺産登録事由となっています。

バスを降り、教会が見えるほうへ歩くと、丘が見えてきます。

世界遺産ケルナヴェ

「わーーーー」

思わず声をあげたくなる素敵な景色が、そこにありました。

大地からポンポンと顔をだした丘、「Hill-Fort」。一面の緑、遠くには幾つもの森、美しい川、そして青空の良いお天気。このあたりは、PAJAUTA Valleyと呼ばれるのだそうです。

お弁当を持って、来たかったな(^o^)

帰りのバスまでは十分に時間があるので、丘に登ったり、川沿いまで散策したり、お昼寝をしたり、次の国ラトビア情報をガイドブックで検討したりと、まるでハイキングデートのような楽しい時間を過ごしました。

帰りは駅近くのスーパーで食材を買って、宿であづさが晩ごはんを作ることに。丁度お米が手に入ったので、リゾット。そして内臓系大好きな和人のために、砂肝のネギ塩炒めを作りました♪

美味しい晩ごはんを食べて、いよいよ明日は首都を離れます。

リトアニア3つめの世界遺産、ニダNidaへ向けて。
本日の旅
行動 :世界遺産ヴィリニュス散策、世界遺産ケルナヴェ観光、手料理、
朝食 :昨夜の残り、カフェオレ/宿
昼食 :Blyneliai su mesa(ヴーナリスメサ、牛肉そぼろ入りクレープ)、Blyneliai su vistiena(ヴーナリスヴィシュティアナ、鶏肉そぼろ入りクレープ)、Alus(アルース、ビールのこと)/バスターミナル近くの店
夕食 :トマト入り小ネギいっぱい散らしたチーズリゾット、砂肝のネギ塩炒め、スープ、豚足、ビール、パン、チーズ/宿
宿泊 :ビリニュスバックパッカーズVilnius Backpackers

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旅情報
1リタス=48円

*世界遺産ケルナヴェ
世界遺産「State Cultural reserve of KERVENA」は、入場無料。ヴィリニュスからはバス1人5リタス所要50分。
私たちはヴィリニュス13:30発で来て、ケルナヴェ17:15発のバスでヴィリニュスに戻った。
ヴィリニュス13:30発のバスでケルナヴェに行くバスは複数ある。私たちはバス11番乗り場から乗車したので50分で早く着くことができたが(Sirvintosシルヴィントス経由)、10番乗り場のバスだと4時間半もかかる(Piraiteピライテ経由)。インフォメーションなどで所要時間や乗り場をしっかりと確認しよう。

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Mon, 18 Jun 2007

ヴィリニュス→ニダ

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■世界遺産のニダ
もしよろしければ、リトアニアの地図をご覧ください。
≫こちら

西のバルト海沿いには、大きな砂州(サロマ湖みたいなもの)があります。ここはロシアの飛び地である「カリーニングラード」とリトアニアが共有しているところで、世界遺産に登録されているところです。

「ヨーロッパは、是非いろんな世界遺産を見てみたい」というあづさの希望と、その奇異な地理的要素に興味をもつ和人の希望と重なり、私たちは首都ヴィリニュスVilniusの世界遺産の次のお目当てを、悩んだ結果ではありますがニダ(英:Nida、リ:Nidos)行きに決めました(一応、シャウレイSiauliaiに行くかトラカイTrakaiに行くかもぎりぎりまで考えていました)。

朝7時にヴィリニュスを出たバスは6時間もかけて西岸の街クライペダKlaipedaに到着します。バスごと乗せたフェリーに数分乗ると、そこは大きな砂州の世界。木々が生える根元も砂地で、なんかわくわくしてきます。

ロシアとの国境の町ニダに到着~。ここはクロニアンスピット国立公園Curonian Spit N.P.。今日はお天気もいいので、2人の世界旅初めてのテント泊にはぴったりです(^.^) 素敵なキャンプサイトがあるので、私たちはうきうきとテントを張り、そして、海岸の砂丘デートにでかけました。

世界遺産ニダ

ニダの砂丘に登り、裸足でキュッキュッと砂を踏みしめます。
ヨットがゆったりと浮かぶ海には、蜃気楼。
砂州を遠くまで眺めると、ロシアとの国境。

ここはリトアニアのリゾート地で、キャンピングカーからテーブルセットを出してビールや読書を楽しむおじさま達もいっぱい。おばさんがね、キャンピングカーから鉢植えのバジルを出して、キャンプ料理にちょんちょんとトッピングする様子が、とっても素敵!と思いました^^

私たちは砂丘ランチのあと、砂丘歩きや海辺でのお昼寝をし、リトアニアで3つめの世界遺産を、熱い陽射しや海の匂いと共にゆっくりと過ごしました。

テント泊も、楽しく、良い一日でした。

ニダ、大好き!
本日の旅
行動 :ニダへ移動、世界遺産ニダ観光
朝食 :ねぎ入りスープ、ラズベリーティー/宿
昼食 :パン、チーズ、水/世界遺産の砂丘の上
夕食 :Picos Kaimiska Rustica(ピッツォスカイミシュカルスティカ、ピクルスオニオントマトソースベーコンチーズのロシア風ピザ)、Koldnai sugrybais(コルドネスグリビス、マッシュルームみじん切りソテーを河で包んでフライにしたものを生クリーム仕立てのマッシュルームソースにつけていただく)、Saltibarsciai(シャルティバルシェ、不透明ピンクのきゅうりビーツゆで卵の冷製さっぱりスープサワークリーム乗せ)、Alus(アルース、ビールのこと。今回は美味しいSvyturysシュヴィトゥリース)/ニダの海辺レストラン
宿泊 :ニドスキャンピンガスNidos Kempingas
http://www.kempingas.lt

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旅情報
1リタス=48円

*ヴィリニュスからニダへの主な行き方は2つ。私たちは直行バスを選択。
1)ヴィリニュス→ニダへの直行バス(1日1便朝7時発)
2)ヴィリニュス→クライペダまでバス(多数)または列車(1日数便)。クライペダからフェリー乗り場まで市バス、フェリー数分、そして再びバス。

*ニダは徒歩散策ができる小さなところだけど、いろいろ歩くとそれなりの距離になるので、貸し自転車も便利(1時間5リタス)。値段は不明だが貸しセグウェイ(笑)もあって、なんか、イイ^^

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Tue, 19 Jun 2007

ニダ→スミルティーネ→クライペダ→リエパヤ

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■世界旅7ヶ国目、ラトビアへ
リトアニアの西岸ニダの滞在を終えて、次の国はラトビアへ。

朝、キャンプサイトから歩いてバルト海へお散歩。お昼ごろニダの町を出て、途中、経由地であるクライペダKlaipedaの街を観光しました。

さてクライペダからラトビアに行く際、私たちは(1)ラトビアの首都リガへ直行、(2)ラトビアの地方都市へ行く、(3)リトアニア内でラトビア近くの国境まで行く、という選択肢を考えていました。

バスターミナルに行くと、(1)は首都リガに深夜22:30着・・・こわーい。で、(2)としてラトビアの西岸都市リエパヤLiepajaに夕方到着するバスを見つけ、そのチケットを購入しました。

西岸はかのバルト海に面しているので、そのままバルト海沿いに北上します。

■ラトビアの地方都市、リエパヤ
私たちが乗ったバスは、2階建てバス。その2階部分の最前列に座れたので、景色が最高に良くて遠足気分以上(^.^) 余ったリトアニアのコインを使い切るために、クライペダでジュースとお菓子を買って、ホント遠足気分でうきうきとバスからの車窓を楽しんでいました。美しい木々にきれいな青空に太陽。すがすがしいほど気持ちよい。

リエパヤの街に入ると・・・素晴らしい古い町並み!

リエパヤの街並み

夕刻にこの街に着いたこともあり、アプリコット色の夕陽を浴びたレンガ造りの町並みは、わくわくする美しさでした。重たいバックパックを背負ったまま、駅前地図で目星をつけたバックパッカー宿へ向かう中、写真を撮る手だけは疲れを覚えないほど、美しいものを見た心はわくわくしています。

■ラトビア最初の食
無事に宿に泊まることができた私たちを迎えてくれたのは、宿のスタッフ(チリ出身)と、フィンランド人およびアメリカ人のおにーさんでした。ビールを私たちに振舞ってくれ、更に「夕食を作るから一緒に食べよう」とまで声をかけてくれ・・・。嬉しかったなー。お言葉に甘えて、美味しいごはんとお酒を楽しんじゃいました。

食後も長いこと、みんなでおしゃべり。開けたてのウォッカとコーラがすっかり空になるまで。

でも明日こそラトビアのレストランに入って、ラトビアごはんも味わわなくちゃね。
本日の旅
行動 :リトアニア出国、ラトビア入国、リエパヤ観光
朝食 :にんにくスープ、チリスープ/キャンプサイト、Ceburekai su mesa(チュブレッカスメサ、油多めに練りこんだパン生地でひき肉ソテーを包んで2つ折りにしてオーブンで焼いたもの)/バルト海近くのショップ
昼食 :パン、豚の耳、キャベツ酢漬けサラダ、ビール2種/ニダの海辺ベンチ
夕食 :クリスピーピザ、トマトときゅうりとレタスのサラダ、ビール、ワイン、ウォッカ、コーラ/ホステル
宿泊 :トラベラーズホステルTravellers Hostel
http://www.liepajahostel.lv

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旅情報
1リトアニアリタス=48円
1ラトビアラト=245円

*ニダからクライペダへ。
ニダ→スミルティーネは市バス。そこからのフェリー数分は無料(15分に1便)。歩いてバス停に行き、トラム(Tramvajos)1、5、8番に乗って数分でGelezinkelio stotis下車。降りたところが列車駅で、その筋向いがバスターミナル。

*リトアニアからラトビアへ西部国境越え
クライペダからリエパヤまでバス1人15リタス。所要約2時間。リトアニアの出国スタンプはもらえないがラトビアの入国スタンプがもらえる。バス内に待機してパスポートと数分預けるだけの、らくちんな国境越え。

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Wed, 20 Jun 2007

リエパヤ→リガ

:: 旅41日め : 世界旅7ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ29ヶ国め ::

■首都リガ
ラトビアの港町リエパヤLiepajaに滞在した私たちは、次に首都リガ(英:Riga、ラ:RIIA)に向かいます。バスも頻繁に走っているので安心です。

リガでは駅前のホステルにすんなりチェックインすることができました。宿に荷物を置いて外に出ると、午後の陽光が世界遺産の街を照らして、ほんと、色合いが良いことを実感します。

リガは旧市街が世界遺産に登録されています。リトアニアの首都ヴィリニュスもポーランドの首都ワルシャワも同様に旧市街が世界遺産という街ですが・・・、なんか、リガはそれらとは違ってちょっと治安が物騒そうだなと感じていました。

教会や様々な建築物を、歩きながら見ました。

世界遺産リガ

赤レンガ造り、木造、塗り壁造りなど、様式は統一されていません。でもそれが素敵。私たちは「猫の家」の前の広場で、早めの晩ごはんを食べました。世界遺産の中心で、ラトビア料理とビールです♪

そして宿に戻ったあとは、物騒そうな外に出ず、宿で過ごすことにしました。手作りの夜食が、美味しかった(^o^)
本日の旅
行動 :リエパヤからリガに移動、リガ世界遺産旧市街観光
朝食 :ケチャップパン、コーヒー、酢漬けキャベツ、カップスープ/ホステル
昼食 :Kond Piradzini speka(コンドピラージニスペーコン、小さな甘めパンの中の空洞にベーコンの脂身の角切りが入ったもの)、レーズンパン、酢漬けキャベツ、サラミ入りチーズ、オレンジティー/リエポヤ駅前のバス停ベンチ
夕食 :Alus(ビール)、Fajita ar cukagalu skabo kovejum un salsu(フェイタアルチューガリンスカボクレイエムウンサルス、豚肉ネギ青い部分チーズ赤ピーマンの細切りをバーベキューソースでソテーしたものをベーキングパウダー入りさくさくパン生地の薄いピタで2つ折に包んだもの、コールスローサラダ添え)、Mednieku desinas ar Fri Kartupeliem(メドニエクデシニャシュアルフリーカルトペリエム、皮バリっとしたソーセージとフライドポテト)/世界遺産リガ旧市街の広場のお店
生ソーセージをにんにくバターでソテーしたもの、ねぎ入りラーメン/ホステル
宿泊 :リガオールドタウンホステルRiga Old Town Hostel
http://rigaoldtownhostel.lv

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旅情報
1ラトビアラト=245円

*リエパヤ→リガへの移動は列車よりバスのほうが圧倒的に多い。所要3時間。
*リガ行きのバスには「RIIA」と表示されている。
*リガはホテルやホステルが非常に多く、宿探しには困らないと思う。

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Thu, 21 Jun 2007

リガ→パルヌ

:: 旅42日め : 世界旅8ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ30ヶ国め ::

■8ヶ国め、エストニアへ
ラトビアの首都リガRigaを早朝に出るため、目覚ましを朝6時半にセットしてありました。・・・なのに、他の人のいびきがうるさく、まとわりつく数匹の蚊に見舞われ、ストリートの騒ぎ声も気になり、結局ほとんど眠れませんでした(>_<)

寝不足のまま国際バスに乗りました。でも車窓風景が緑いっぱいで気持ちよく、結局眠らずに国境イクラIklaに到着。ここではパスポートチェックを受け、私たちは無事にエストニアに入国できました。

■パルヌのマッドバス(泥風呂)
私たちの世界旅のコンセプトの1つに、「首都だけでなく地方にも訪問」というのがあります。そのコンセプトに倣い、ここエストニアで首都タリンTallinn以外の滞在地として選んだのは、海岸沿いのパルヌParnuという町。パルヌに着き、宿泊予定のキャンプサイトまで歩きますが、古い家並みは中世らしさを感じさせてくれ、「ヨーロッパの小さな町に来たー」という実感が沸くような、まるで古い映画セットを見ているかのような素敵な感覚を覚えました。

キャンプサイトにチェックインし、テントを張って荷物を置いたあとは、まずはこの町に来た目的の1つ「マッドバス(Mud Bath、泥風呂)」へ行きましょう。

・・・でも、2006年版ガイドブックに書いてある場所に行ってもそこはミュージアム会場で、マッドバスはありません。特にこのマッドバスはあづさが大きな楽しみにしていたもの。あづさの希望で、もし移転している可能性があるならと(もちろん閉鎖している可能性もあるのですが)、路上の地図看板を見ては歩き、様々な人に聞き、とにかくものすごいエネルギーを使って・・・やっとやっとやーっと「Sanatoorium Tervis」(サナトリウムテルビス)の中の療養所を見つけたのでした。レセプションでも無事、明日午前中のアポイントを得ることができました。ばんざーい\(^o^)/

■中世都市パルヌ
インフォメーションセンターで「エストニアン料理を食べたい」と教えてもらったお店で早めの晩ごはんを食べました。パルヌの町紹介パンフレットのエストニアン料理の筆頭にあがっている「KAMA(ガマ)」が、ツボハマの美味しさ!でした。マッドバス探しでくたくたでしたが、美味しいお料理ですっかり元気元気になれたかもしれません。

昼食

元気になったら、また町を歩けますから、パルヌの中世都市の様子を観光しましょう。

今までポーランドの首都ワルシャワ、リトアニアの首都ヴィリニュス、ラトビアの首都リガと、首都の街並みそのものが世界遺産になっている素敵な街を幾つか観光してきました。でも、驚くことに、この小さな町パルヌはそれらにひけを取りません。町を歩きながら目に入るあらゆるものが、“中世都市”らしさ満点で、本当に素晴らしいのです。ちょっとしたタイムスリップ感が、なんとも心地よいのです。

そして、小さな町の小さなメインストリートには、素敵なパレードの列がやってきました。・・・そっか、今日はミッドサマー(夏至)だものね!! なんか、夏至の日をエストニアという北の国で過ごせることが途端に嬉しくなりました。2人の意見が一致し、キャンプサイトへ帰る途中、スーパーで手料理の材料を買って、夜12時の夕暮れまで、キャンプサイトのテーブルセットで美味しい料理と共に、素敵な夏至パーティーをすることにしました。

北の国エストニアの夏至。

夜12時のオレンジ色の空。

大好きなカルボナーラとウォッカ。

夏至パーティーに、乾杯!(*^^*)

(といいつつ、ここ数年夏至が6月21日なのに今年だけ夏至が22日だったということに翌日気づいてしまい、翌日ショックを受けたのは秘密です、笑)
本日の旅
行動 :リガからパルヌに移動、パルヌ観光
朝食 :パン、サラミ入りチーズ、コーヒー、紅茶、ヨーグルト、ソーセージ入りスープ、キャベツ酢漬け/ホステル
昼食 :パン、サラミ入りチーズ、ソーセージ、コーヒー/キャンプサイト
夕食 :KAMA(ガマ、バターミルクにローストミールパウダーが入ったもの)、AHJUKARBONAAD(アヒューガルボナッツ、豚の柔らか煮込み、肉汁とビネガーでくたくたキャベツとゆでじゃが添え)、ビール/市内レストラン
玉ねぎとベーコンのカルボナーラ、卵白かきたまスープ、ウォッカ/キャンプサイト
宿泊 :コンサKONSE
http://www.konse.ee
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旅情報
1ラトビアラト=245円
1エストニアクローン=11円

*パルヌの町は小さく、またガイドブックでも紹介されている宿が少ないのに、ホステルやホテルがいっぱいあった。

*ラトビアからエストニアへ西部国境越え
ラトビアの首都リガからエストニアのパルヌへは、1日5便のバスが出ていた。最も早くて7;20発だが私たちは8:30発のバスチケットを購入。1人5ラト。所要約3時間。ラトビアの出国スタンプはもらえないがエストニアの入国スタンプがもらえる。バス内に待機してパスポートと数分預けるだけの、らくちんな国境越え。国境のイクラIKLAでトイレ休憩あり。

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Fri, 22 Jun 2007

★パルヌ

:: 旅43日め : 世界旅8ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ30ヶ国め ::

■パルヌのマッドバス(泥風呂)
今日は朝から2人で別行動となりました。和人は宿で写真整理などをします。あづさはマッドバスに入るために必要なドクターチェックを受けに、「Sanatoorium Tervis」(サナトリウムテルビス)に行きました。Injury、Heart disease、Blood Pressure、Heart rate(ケガ、心疾患、血圧、心拍数)などのチェックを受け、問診はほんの数分で終了しました。

泥風呂はマッドセラピー(Mud Therapy、泥療法)としてこの地に伝わるものなのでしょう。サナトリウムには、足が悪く歩行が困難なおじさんや、肩を痛そうにしているおばさん、そしてきれいになりたいおねーさんなど、いろんな人がいました。

今日は和人は写真撮影係です。昼ごろサナトリウムに到着したらあづさのマッドバスが始まりました! ベッドに横になり、濃い色の粘土質の温かい泥がどぼどぼと体の上にかけられます。さらにシートで体を温かい泥ごと包み、更に毛布でくるむのです。すっかり泥と密着し、体は密閉されました。そうそう、アロマテラピーでもクレイパックとかありますよね。あれが全身に効く、そんなかんじでしょうか(^_^)

マッドセラピー

しばらくそのままゆっくり目をつむり、スーと一眠り。そして一眠りが覚めた頃、セルフですがクレイマッサージをし、泥をシャワーで洗い流しておしまいです。個人的には大満足のマッドバス、エストニアン文化の1つとして、体験できて本当に良かった! ついでにちょっと体中のおはだがきれいにつるつるになった気もする!

その後は、市内散策をし、エストニアン料理の店でお昼ごはんをいただきました(美味しさにはまったガマKAMAを再び♪)。

今日こそ本当に夏至です。夜まで夕食をずらして、夜中の夕焼けと共に2人で夏至パーティー! 夜12時の夕焼けは、今日も素晴らしかった。なんか、ずっと、忘れられないんじゃないかと思うくらいの美しさでした。
本日の旅
行動 :マッドバス体験、パルヌ観光
朝食 :バターパン、紅茶、コーヒー/宿
昼食 :PIKKPOISS(ピックロイス、大きなカツレツ(日本で言うハンバーグ)を切り分けたものにコールスローサラダとゆでじゃが添え)、KAMA(ガマ、昨日と同様)、HERNESUPP SUITSULIHA(ヘルネスプスイツリハ、コーン缶汁の風味がするじゃがいもにんじんベーコンのとろみスープ)/パルヌのレストラン
夕食 :赤ピーマン入りペペロンチーノ、スープ、レバーのにんにくソテー、ウォッカ、紅茶/宿
宿泊 :コンサKONSE
http://www.konse.ee
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旅情報
1クローン=11円

*パルヌのマッドバス
ガイドブックや市内地図などに載っている「Mudaravila(ムダライラ)」のマッドバスは移転していた。移転先は「Sanatoorium Tervis」(サナトリウムテルビス)の2F。1人270クローン。事前(3日前以降、私は前日)にドクターの問診のアポイントを取る。当日は水着不要。
http://www.spa.ee

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Sat, 23 Jun 2007

★パルヌ→タリン→ヘルシンキ

:: 旅44日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■エストニアの首都タリン
パルヌのお気に入りキャンプサイトとお別れし、私たちは首都タリンへと移動しました。時刻表にないバスなのですが、丁度リガ発タリン行きバスの途中降客のバスを駅前で見つけることができ、規定料金の3/4の値段でタリンに行くことができました。

私たちは、タリン港のAターミナルでバスを降りました。港に来たら船に乗りたくなりますよね(笑)。だから、今日はタリンに宿泊せず、そのまま船に乗っちゃえーということで、今日の夕方、この港から次なる国フィンランドの首都ヘルシンキまで移動することに決めました。船のチケットを買い、コインロッカーにバックパックを預け、首都タリン観光へ行きましょう。

タリンは首都の旧市街が世界遺産に登録されています。ワルシャワ(ポーランド)、リガ(ラトビア)、ヴィリニュス(リトアニア)もそうでしたね。でもそれらとはまた違う趣のある、すがすがしさを感じる中世都市タリン。

今日は土曜日かつ夏至(mid summer)のお祝いが重なってエストニアは連休のさなかです。だから地元の人がいなくて、お店も閉まっているところが多く、閑散とした印象のある世界遺産観光でしたが、逆に言えば写真を撮ったり気に入ったものを間近で見るにはうってつけという日でもありました。

タリン旧市街

昼12時すぎにタリンに着いて、16時台の船に乗るまで、タリンの街を歩きました。タリンの見所が港からすぐの場所であったこと、お昼ごはんをテイクアウトにして街歩きと兼ねられたこと、比較的規模の小さい場所だったことなどが重なり、限られた時間の中でも納得のいく観光ができました。

ほんの少しだけエストニアクローンが余りました。エメンタールチーズやピクルス、ビール2種などを買って使い切り、フィンランドへ向かう船のテラス席で、雄大な海を眺めながらバルト三国の旅が楽しく終わったことを2人で乾杯しました。

さあ!次は北欧です。ヘルシンキの港に着く頃になると、私たちの乗る客船の上を寄り添うように、かもめが優雅に舞っています。港に降りてからも、かもめが私たちに沿って頭上を飛んでいます。

私たちの北欧の旅が、かもめが水先案内人となって、とうとうスタートします。
本日の旅
行動 :タリンへ移動、タリン観光、タリンからヘルシンキへ移動
朝食 :ミルクティー、コーヒー、手作りのフレンチトースト、スープ/キャンプサイト
昼食 :ホットドッグ(フランクフルトFrankfurter、カバノスKabanos)、KAPSAPIR(カプサ、普通のパンの中にキャベツのくたくた炒めが入っている)/タリン旧市街
夕食 :パン、エメンタールチーズ、ピクルス、ビール2種/国際客船VIKING LINE
手持ちの食料、チーズ入りスープ/キャンプサイト
宿泊 :ラスティラキャンピングRASTILA CAMPING
http://www.hel.fi/rastila

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旅情報
1エストニアクローン=11円
1ユーロ=170円(日本では連日のユーロ高が報道されているそうで・・・、タスケテ~~(>_<))

*エストニアからフィンランドへ船で移動
タリン港にはAポート~Dポートまであるが、私たちはAポートから乗船。VIKING LINE(掲示板表示Rosella)、superseacat、Eckero Line(掲示板表示Nordlandia)などいくつか会社がある。3つめの会社が料金が安いがヘルシンキ到着時間が遅いため、私たちはほんの少しだけ料金が高いVIKING LINE(現地発音ワイキングライン)に乗船。1人330クローン、所要3時間。
http://www.vikingline.fi

*ヘルシンキ到着後
メトロに乗り換えるなら、ヘルシンキ港前のバス停から「Central Railway station(フィンランド語:Rautatientori)」行きかどうかを確かめてバスに乗ると良い(英語が通じる)。降りたところから見て、赤地に白で「M」の看板がメトロ乗り場。バスチケットでメトロにも乗れるが有効時間は1時間なので乗換えを急ごう。

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Sun, 24 Jun 2007

★ヘルシンキ→スオメンリンナ→ヘルシンキ

:: 旅45日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■海上要塞、スオメンリンナへ
世界旅9ヶ国目となるフィンランドに昨日到着した私たちです。今日は世界遺産の島、海上要塞スオメンリンナ(英:Suomenlinna、フィ:Sveaborg)へ行きます。フィンランドは1700年代はもとスウェーデンの一部で、スオメンリンナはロシアに対する防衛ラインの一角でしたが、のちにロシア帝国に組み込まれてしまい、そして今はヘルシンキ市の一つの区。スオメンリンナは複雑な三ヶ国の歴史の一端となる地なのです。

現在スオメンリンナは残された要塞と共に学校やスーパーがあり、人々が居住しています。

私たちはこの小さな島スオメンリンナを歩きました。一面の菜の花が島を黄色く染め上げています。空と海は青、豊かな草に覆われた緑の大地と一面の黄色。残された要塞も興味深く観察できるし、とてもよい観光の時間を過ごしました。丘の上では少しお昼寝もしちゃった(^^*

スオメンリンナ

今日は日曜日なので、この世界遺産観光だけに徹して、その分ゆったりとした観光をしました。

晩ごはんは、スオメンリンナの菜の花パスタ(^_^)V
本日の旅
行動 :ヘルシンキ観光、スオメンリンナ観光
朝食 :サンドイッチ、バゲットサンドイッチ/ヘルシンキ港前のホテルのカフェバー(http://www.scandic-hotels.fi
昼食 :ライ麦パン、PUNAJUURI(プナジューリ、ビーツとラディッシュを短い千切りにしてマヨネーズとドレッシングで和えた赤いサラダ)、ハム、中国茶/スオメンリンナのスーパーで買出し
夕食 :菜の花パスタ(トマトとにんにくのバター炒めとゆで菜の花の塩炒めでマカロニを和える)、MAKKALA(マッカラ、フィンランドの伝統的な太いソーセージ、あとは昼食の残り/キャンプサイト
宿泊 :ラスティラキャンピングRASTILA CAMPING
http://www.hel.fi/rastila

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旅情報
1ユーロ=170円

*スオミ語の曜日表記
フィンランドに来ると、MaとかPeとかをよく見かける。
月~日まで順に、Ma、Ti、Ke、To、Pe、La、Suなので、知っておいた方が便利。

*世界遺産スオメンリンナ
私たちはキャンプサイトからメトロに乗ってヘルシンキの港に行くため、ツーリストチケット(tourist ticket)1日券を買った。これで24時間の間ヘルシンキ市内のメトロ、バス、トラム、船が乗り放題。スオメンリンナへはマーケットプレイスの近くから船に乗って15分。スオメンリンナ自体の入場料は不要。中にはレストランやカフェ、スーパーなどがある。

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Mon, 25 Jun 2007

ヘルシンキ→ハメーンリンナ→アウランコ

:: 旅46日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■旅、問い合わせ
今日は待望の月曜日! 平日なので、大都市ヘルシンキで、今後の飛行機や船の予約を一気に進めなければなりませんね。

まずはユナイテッド航空へ電話しました。時間をいっぱい使っちゃったけれど、半ば無事に、人類居住の最北地スヴァールバルまでのオープンジョーチケットをマイレージでゲットできました。その後、駅構内であづさが荷物番をしている間(足の親指の豆が小指の大きさほど膨らんでいてなかなか歩けないのです・・・)、和人がフェロー行き船の取り扱い代理店まで行きました。こちらは短時間では手配がうまくいかず、スウェーデンのストックホルムでもう一度再トライすることになってしまいました。

■森と湖の世界、アウランコへ
日本にいるとき、和人が、「フィンランドって、湖と森っていうイメージだよねー」と言っていました。それがきっかけで、アウランコ(英:Aulanko、フィ:Aulangolla)についていろいろと調べていたのですが、これがまた、素敵な湖なのです。だからアウランコはフィンランドの旅で、とっても楽しみな場所になっていました。

ヘルシンキから列車に乗って1時間でハメーンリンナHameenlinnaに到着します。ハメーンリンナのインフォメーションセンターでアウランコのキャンプについて聞き、買出しと夕食を済ませたあと、バスに乗ってアウランコAulankoへ行きました。

アウランコに着いて、キャンプサイトと教えられた場所にもくもくと歩くけれど・・・何もないじゃない・・・。人に聞くと、キャンプサイトはこの近くにはないけれど、どこにテントを張っても良いとのこと。もちろんお金はかかりません。

湖畔の木が生い茂る中にテントを張ると、なんだか野生のキャンプのようでわくわくしてきます。水道もありませんが、焚き火場でソーセージ(フィンランド伝統のマッカラMAKKALA)を焼いているおじさんに聞くと「ここは湖の水が飲めるから」と教えてもらえ、安心しました。

アウランコの湖

私たちはそのおじさんと10才のやんちゃな息子ペッカ君と、4人で焚き火を囲みながら、いろいろな会話をしました。夕食は済ませてきたはずなのに、湖畔で焚き火をしていると、妙にウキウキしてたまらない。そこで買出ししてきたソーセージ(フィンランド伝統のナッキNakki)を焼き、にんじんを直火であぶり、湖の水でポテトスープを作り、4人で楽しい会話で、深夜まで過ごしました。

今は曇天。明日は晴れるといいな♪

ちなみに・・・、スヴァールバル行きの希望日のフライトチケットが取れず、希望日から大幅にずれてしまいました。今後のスケジュールは、総崩れです!(苦笑)
本日の旅
行動 :飛行機チケット確保、船会社代理店問い合わせ、アウランコへ移動、湖畔キャンプ
朝食 :バターシュガーパン、紅茶/キャンプサイト
昼食 :Karjalanpiirakka(カーリアランピエラッカ、堅い胚芽クレープのフチを曲げて窪みににお米やじゃがいものとろとろを詰めてオーブンで焼く。4種食べた。)、ヨーグルト(ブルーベリー&ラズベリー、マンゴー&ラズベリー)/ハメーンリンナ行き車内
夕食 :Broilerin Fileeleike(ブロイレリンフィレレイキャ、味つき鶏胸肉のチキンカツにケチャマヨチリソースをかけ、オレガノライス、サワークリーム、野菜サラダを添えたもの)、付け合せ(マカロニとハムのバターソテー、ハラペーニョ、小玉ねぎピクルス、ビーツサラダ)、コーヒー/ハメーンリンナ駅前の軽食屋
夜食 :Nakki(ナッキ、フィンランド伝統のソーセージの細いやつ)、じゃがいもスープ、焼きにんじん、紅茶/湖畔の焚き火場
宿泊 :湖畔でテント

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旅情報
1ユーロ=170円

*ハメーンリンナインフォメーションにはフリーのネットPCあり。日本語読み×書き×USB×。
*公衆電話からフリーダイヤルに電話するには、受話器を持ち上げて「ILMAISPUHELU」が表示されていればOK(英語のfreeに相当する単語らしい)。

*森と湖の世界、アウランコへ
ハメーンリンナからバスで10分(6km)、ホテル前で降り、20分ほど歩くと湖が見える。周辺にはレストラン、カフェ、ゴルフ場、その他様々な施設がある。
http://www.aulanko.fi

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Tue, 26 Jun 2007

アウランコ

:: 旅47日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■森と湖は雨
アウランコの湖畔にテントを張って就寝し、朝を迎えました。でも目覚めると、雨音が絶えず続いていて、なんだかがっかりです。雨が降っていては散歩もできないし焚き火もできない。だから私たちは、狭いテントの中で夕方4時くらいまで過ごしました。雨が降っているから、トイレに出る以外は、ずっとテントの中にいました。

夕方になって雨が止んだあと、湖畔をお散歩しました。そして、焚き火場で、Nakki(ナッキ、フィンランド伝統のソーセージ)を焼いたりパスタをゆでたりして食事を摂りました。

焚き火場

この時期の北欧は夜12時でも明るいから、そのまま焚き火場にいて日記を書いたりしていました。

究極にのんびり過ごした1日。
物価の高い北欧で、1円も使わない1日ってありがたい。
何もしないからこそすっごく気分がいいのは、アウランコの湖と楽しいテント生活のおかげ。

でも、明日は無事晴れて、空と太陽と湖を美しく見られますように・・・。
本日の旅
行動 :湖畔キャンプ
朝食 :ナッキ、ライ麦パン、牛乳/テントの中
昼食 :パン、牛乳、酢じめ魚のトマトソース漬け/テントの中
夕食 :Nakki(ナッキ、フィンランド伝統のソーセージの細いやつ)、焼きにんじん、マカロニの酢じめ魚&トマトソース和え、カレースープ(じゃがいもにんじん玉ねぎナッキ入り)、紅茶/湖畔の焚き火場
宿泊 :湖畔でテント

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旅情報
1ユーロ=170円

*アウランコの焚き火場の周りは、フリーでテントが張れる(フィンランドでは民家から離れたところなら自由にテントを張ってよい)。焚き火場には上質の薪もある。水道はないが公衆トイレと着替え場と大きなゴミ箱がある。夜は街灯がつくところもある。

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Wed, 27 Jun 2007

アウランコ

:: 旅48日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■森と湖は雨
アウランコの湖畔にテントを張って就寝。でも目覚めると、雨音がやみません。
雨が降っていては散歩もできないし焚き火もできない。

だから今日もテントで待機です。

湖畔テント

テントが少しずつ浸水してきます(テント自体は防水でも縫い目などから水が入ってくるのは避けられないのです)。デジカメやパソコンなどの電化製品を守りながら、テントの中で食事を取ったりのんびり過ごしたり。小雨になった夕方、食料が尽きていたので和人が町まで買出し(幸い、帰りは親切な人の車に乗せてもらって戻ってきました)。

でも、私たちは天候の良い中で美しい“森と湖の世界”を見たい。

だから、今日も、ここに泊まろう。
明日こそ、どうか晴れますように・・・。

(ところで、今まで忙しく移動してきた私たちが突然アウランコで気長に滞在しているのは、先日予約したスヴァールバル行きチケットが確定したので日程にゆとりができたからです^^)
本日の旅
行動 :湖畔キャンプ
朝食 :バターパン、ナッキ/テントの中
昼食 :バターパン、ナッキ(やばいこれで食糧が底をつきそう・・・)/テントの中
夕食 :鶏もも骨つきでかでかバーベキューグリル(スライスポテトを敷いて)、にんじんじゃがいも玉ねぎのスープ、パン、チーズ、中国茶/湖畔の焚き火場
宿泊 :湖畔でテント

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旅情報
1ユーロ=170円

*アウランコには見所として大きな湖のほか白鳥がいる小さな湖などもある。展望台からの眺望はおすすめ。

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Thu, 28 Jun 2007

★アウランコ

:: 旅49日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■森と湖は雨
あーあ、今日も雨だあ・・・(;_;)

この森の苔の植生からして、雨がちな地域なのではないかとうすうす感じていましたが、写真でかつて見た美しい森と湖の世界を見たいとここまで来たのですから、やっぱり雨だとがっかりです。

夕食を食べていると、夕方(とはいっても北欧なので夕暮れが夜9時とかです)に、夕陽が射し込んできました!!!

厚い雲と地平線の隙間から待望の陽の光。丘の上の塔から見た夕焼けに染まる湖はとても美しく、晴れ間を待った甲斐がありました。

神の光を浴びたフィンランドの湖は、これまでの長雨のせいもあって、本当に美しく見えました。
本当、どこかから、妖精が出てきそうなほど・・・。

アウランコ湖

ありがとう、湖の国フィンランド。
これで思い残すことなく、次なる旅に、足を踏み出せます。
本日の旅
行動 :湖畔キャンプ、美しい湖を見渡す
朝食 :ふかしじゃがいも、にんじん玉ねぎスープ、パン、チーズ、中国茶/湖畔の焚き火場
昼食 :マカロニスープカレー風味/湖畔の焚き火場
夕食 :MAKKALA(マッカラ、フィンランド伝統のソーセージの太いバージョン)、マカロニのバター塩ソテー、じゃがいものポタージュ/湖畔の焚き火場
宿泊 :湖畔でテント

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旅情報
1ユーロ=170円

*フィンランドの国名の由来
「湖沼(fen)」をもつ土地(land)。だから、フィンランドに行ったら、何よりも美しい湖を見ておきたい。

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Fri, 29 Jun 2007

★アウランコ→ハメーンリンナ→フォルサ→フイッテナ→ラッピ→キビキュラ

:: 旅50日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■アウランコを出発
私たちは、4泊をテントで過ごしたアウランコを離れ、次の目的地であるラッピLappi方面へと移動します。

この4泊はかなりシビアでした・・・。何故ならば、水道がないから湖の水を沸かして飲み、電源も取れず、焚き火場で炊事すると全身が煙まみれになり、歯磨きも洗顔も湖の水で、シャワーは一回も浴びられず(日中天気が良かったら湖で泳げたのですがそれもできませんでした)、蠅のように大きな無数の蚊との戦い(※負けっぱなし、笑)。

雨で洗濯もできないから、4泊5日、ずっと同じものを着続けた。
それでも、なんかキャンプって楽しい。

1泊何十ユーロもするホテルやそれよりは安いキャンプサイトではなく、自然そのものの中にテントを張っての4泊ですもの。本当に楽しかったって、心からそう思います。

■石の世界、サンマラハデンマキ
さて、ハメーンリンナからアウランコに来るときはバスに乗りましたが、よく考えるとわずか10分程度のバスに1人2.7ユーロ(2人で1000円!)は高いんじゃない? そして、歩けばハメーンリンナに戻るまでの風景も楽しめるからということで、帰りは、6km近くもある行程ですが、バックパックを背負ってハメーンリンナの街まで歩くことにしました。途中お城の遺跡や美しい湖水風景も見られ、良かったです。

そしてバス3路線のチケットを通しで買い、ハメーンリンナ→フォルサForssa→フイッテナHuittinen→ラッピLappiと、延々移動しました。ラッピで下車すると、あたりには特に何もなさそうな風景しかありません。私たちはそこから更に4km以上も離れた、世界遺産サンマラハデンマキSammallahdenmakiまで歩きます。

しかし、1日10kmも、重いバックパックを背負って歩くことは大変です。まだ1度も日本に荷物を送っていないので、今までの旅でたまった地図やガイドブック各種など、重量はかなりのものです。でも頑張って歩き、途中、林のかたすみで夕食を広げ、再びともかく歩きました。

キビキュラKivikyla村の世界遺産サンマラハデンマキに着いたのはもう夜9時でした。北欧だからこの時間でもまだ明るいので、私たちは近くの森にテントを張ったあと、石の世界を歩いて観光することにしました。

サンマラハデンマキ

ここは青銅器時代に積み上げられた石が残されているところです。岩盤質の地面、幾種類もの苔に生された(むされた)色とりどりの無数の石、北欧フィンランドらしい直立の木に、どこをとっても平らなところなどない起伏だらけの大地。

あづさ「なんていうか、奇妙だよねぇ」
和人「そう、奇妙」
あづさ「なんか、いいよねぇ」
和人「楽しいよねー」

会話は、サンマラハデンマキの奇妙な光景にふさわしい(?)奇妙な内容ですが(^^ゞ 紀元前1500年という遥か昔から作り上げられた、石の文化に、夜10時の夕暮れの中、たった2人きりで観光していました。

今日は森の中のテント泊です。・・・期待していた水が・・・どこにもない。
飲み物も摂れず、顔も洗えず、歯も磨けずでしたが、私たちは奇妙極まる苔生す岩の大地で就寝しました。この苔生す光景は特異なもので、きっと一生忘れられないテント泊となるでしょう。

同じ服を着続けてのテント泊5日目。・・・そろそろシャワー浴びたいけどね(涙)。
本日の旅
行動 :アウランコからキビキュラへバスを乗り継いで移動、世界遺産サンマラハデンマキ観光
朝食 :にんじん玉ねぎスープ、マカロニのバター塩ソテー/湖畔の焚き火場
昼食 :ハムチーズサンドイッチ、クラッカーダイス乗せヨーグルト(バニラ味、リンゴ&レーズン味)/ハメーンリンナからフォルサに向かうバスの中
夕食 :ハムチーズサンドイッチ、AURINKO SALAATII(アウリンコサラティ、パイナップルキャベツにんじんのコールスローサラダ)、さくらんぼ/テントの中
宿泊 :世界遺産サンマラハデンマキ近くの森で野テント

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旅情報
1ユーロ=170円

*世界遺産サンマラハデンマキSammallahdenmaki
バスを乗り継いでラッピLappiのバス停で下車。私たちはハメーンリンナHameenlinnaから3本のバスを乗り継いだ。単独でチケットを買うより3本のバスチケットを同時に購入すると安くなった。Lappiバス停に地図があるので、サンマラハデンマキ方面に4~5km歩く。サンマラハデンマキ自体は入場無料、24時間開放されている。簡易トイレあり。

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Sat, 30 Jun 2007

★キビキュラ→ラウマ→キビキュラ

:: 旅51日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■ラウマへ
石の世界サンマラハデンマキSammallahdenmakiで世界遺産を観光した私たちは、次に、古い木造建築が美しい街ラウマRaumaへ移動し、世界遺産観光をする予定です。朝サンマラハデンマキを出て、4~5km歩いて・・・バス停に到着しましたが、タッチの差でラウマ行きのバスが出てしまいました(;_;)

2時間に1本しかないバス。

どうしようどうしよう。このまま待つか、何かほかのテを考えるかと、とりあえずバス停に座り呆ける私たち。

「バスはあと2時間はこないぞ」と地元おじさんが声をかけてきます。そして立て続けに私たちを助けてくれるかのように止まった車が、ティモおじさんの車でした。

■ティモおじさんファミリー
車には、おじさんと息子が乗っていました。私たちがラウマに行きたいと伝えると、なんと宿泊予定地のキャンプサイトまで連れて行ってくれるそう。本当、ものすごく親切なおじさんでした。ラウマのキャンプサイトで御礼を言ってお別れし、チェックイン後、テントを張って昼食。そろそろシャワーに行こうと準備をしていると、そのおじさんが外から声をかけてきました。あれ?さっきお別れしてから2時間近く経っているのに・・・!?

「もしよかったら、君達を私たちの家庭に招待したい。私たちの子供も是非と言っている。暖かいベッドやサウナもある。どうだろう。」

おじさんは簡単な英語が話せます。会話に対応したのは和人でしたが、2人で相談して、御好意を有難く受け取ることにしました。今日は土曜日、月曜の朝まで泊めてもらえることになりました。

テントをたたんでレセプションで宿泊キャンセルの手続きをし、おじさんの待つ駐車場に行くと、なんと家族全員でお出迎え! ワゴン車に乗ってみんなでスーパーに行き、アイスクリームショップで美味しいアイスをごちそうになり、期待いっぱい、フィンランドの民家に到着です。

あづさは娘のファニーと一緒にダイニングキッチンで過ごし、画用紙にお絵かき。メリヤママの晩ごはん作りをキッチンで見させてもらいながらの時間が楽しかった。和人は息子のキミィ、ティモおじさん、おじさんの従兄のミッコおじさんと一緒に、家の敷地内にある遺跡(昨日見たサンマラハデンマキと同様のもの)を見学に行きます。家族みんなが揃ったあとは、メリヤママの美味しい美味しい晩ごはんをいただきました。フィンランドの愛情いっぱいの味に、本当、感激です。

食後はビールやフルーツカクテルドリンクを色々とごちそうになりながら、外のブランコやトランポリンで遊んだり。極めつけは、家に2つあるサウナ(近代式電熱式サウナ、伝統的薪サウナ)のうち、電熱サウナでの至福のひととき・・・♪ (伝統的サウナは仕度に3時間かかるとのことで、明日のお楽しみです)

メリヤママは5泊のテント生活で汚れている衣類やタオルを全部洗濯してくれました。

こんな幸せなことが、旅の間に出会えるなんて。
2人の世界旅が、本当に幸せなものになっています。

ファニーが描いた似顔絵

(この絵は、小学生の娘ファニーが描いてくれたものです。私たちのPCのキー配列を見て、アルファベットを平仮名にしようとしてくれたところが、すっごく可愛い!!(DとSは直接読み方を聞かれてあづさが教えてあげたものなのでキーボード上の文字と違っちゃいましたが・・・) 最後が、“あづアンドかず”になっているんですよ。ほんと可愛いったら・・・!)

本日の旅
行動 :ラウマへ移動、ティモおじさんちに招待され宿泊、サウナ。
朝食 :ブルーチーズとハムのサンドイッチ、さくらんぼ/テントの中
昼食 :魚の塩漬け、マカロニのバター塩ソテー、スープ、ハム/ラウマのキャンプサイト
夕食 :UUNIKALA(ウーニカラ、大きなサーモン切り身をオーブンで焼き、クリームとチーズをたっぷりかけてオーブンで焼いたもの)、ふかしじゃがいも、トマト、きゅうり、パン数種、ビール、フルーツアルコールドリンク、チーズ、いちご、ライス/ティモおじさんち
宿泊 :ティモおじさんち

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旅情報
1ユーロ=170円

*ラッピからラウマへ
世界遺産サンマラハデンマキ最寄のラッピからもうひとつの世界遺産ラウマまで直行のバスが出ている。ただし本数は少ない。

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Sun, 01 Jul 2007

★キビキュラ→ラウマ→キビキュラ

:: 旅52日め : 世界旅9ヶ国め : 和人206ヶ国め : あづさ31ヶ国め ::

■私たちから、お礼の手紙
ティモおじさんへ

私たちがラウマ行きのバスに乗れず、次のバスまでの長い間をバス停で待っていたとき、親切に車を停めてくれましたね。ラウマまでどころか、宿泊先を聞いてくれ、キャンプサイトのしかもレセプションの前まで車を走らせてくれました。その優しさでさえ、私たちは非常に感謝していました。

なのに数時間後、今度はもっと大きな車で、家族みんなで私たちを迎えに来てくれ、家に招待してくれました。貴重な土日、家族の団欒の時間を私たちのもてなしに割いてくれたこと、心から感謝します。

滞在2日目は、月が替わって7月1日でした。仕度に3時間もかかるフィンランド伝統サウナを焚いてくれ、本当にありがとう。薪を真っ赤に焚き、サウナ用の釜に入れる汗だくのティモおじさんの顔、今でも覚えています。お庭のサウナの木(バーチbirch)の枝を束ねた「サウナヴィータSaunavihta(英:Bath whisk)」で、教えてもらったようにサウナの間体をたたいたら、ほんと、シトラスの香りがすっごく良かった!

7月1日、私たちのラウマ観光の日、ティモおじさんが私たちと自転車と家族みんなを連れて、ラウマへ送ってくれました。だから私たちは、今までの観光スタイルからちょっと変わって、身軽な格好で自転車を颯爽と走らせて、世界遺産ラウマの木造建造物群を本当に楽しく観光することができました。自転車でティモおじさんちに帰る20km弱のサイクリング、すっごく楽しかったです!

そうそう、私たちが首都ヘルシンキでもらってきた、ツーリスト用冊子に、サルミアッキが載っていて、食べたいなーなんて話しをしていたら、いつのまにか買ってきてプレゼントしてくれるんですもの。本当、びっくりかつ嬉しい出来事でした。サルミアッキって、アンモニアの味でくさくて独特だけれども、食べているとだんだん大好きになってきました。オーランド(※フィンランド領の隣国)で、いただいたサルミアッキをよくおやつにしていました。本当ありがとう。

出発の日も、出勤の車に私たちを乗せてくれ、ムナマキの町まで送ってくれましたね。あのあと私たちは2つのバスを乗り継いで、ヴオスナイネンからフェリーに乗って、無事にオーランドに到着したことを、ここに報告しますね。

「将来ずっとeメールで交流を」と言ってくれたことが嬉しくて、私たちもそれを望みます。「新しい家族と一緒にまたおいで」と言ってくれたことが嬉しくて、私たちもそれを望みます。

 * * *
メリヤママへ

ママが作るお料理を覚えたくて、あづさは滞在初日からキッチンのダイニングテーブルによく座っていました。ファニーちゃんとお絵かきやお勉強会をしたり、2匹のネコちゃんたちと遊んだりしながらで、集中してお料理の様子を見ることができなかったけれど、本当に本当に美味しいお料理をありがとう。

デジカメが好きなメリヤママのおかげで、私たちもいっぱい写真を撮らせてもらえました。

私たちがラウマ観光に行くとき、おやつにヨーグルトを持たせてくれたり、お別れの日の朝にランチやジュースをプレゼントしてくれたりと、ママはいつも優しかった。そうそう、私たちの衣類やタオルを、洗濯までしてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。

私たちが日本に帰国したあと、メリヤママの用意してくれた朝ごはんがいつも食べられるようにすることが私たちの目標になったほど、ママの朝ごはんは手軽で美味しくて毎日続けられて栄養があってお腹にもたれない、最高の朝ごはんでした。

家庭を守る素敵なメリヤママは、あづさの尊敬する目標です。

 * * *
キミィへ

ものおじしないキミィ。最初に会った日、パパの大きなワゴン車を庭で運転する姿にびっくりしましたよ。車の運転が大好きなあづさも、その巧みなハンドルさばきに驚いたほど。だってキミィ、小学生なのに。

キミィの部屋に案内されたら、部屋にはトロフィーがいっぱい! 私たちは本当に感動しました。カーレースで何度も何度も優勝していたのですね。将来が本当に楽しみです。

キミィは何でも器用でしたよね。木をチェーンソーで器用に切って、更にナイフで削り、ソード(剣)を作っていたときのナイフ使いもとっても素敵。まだ未完成の状態でお別れしちゃったけれど、いつか、完成したソードを、見に行きたいな。

私たちとパパママがテラスでウォッカを飲んでいた夕方、キミィが持ってきたのはフィンランド語と日本語の対応表。ネットからプリントアウトしたのかしら。私たちがフィンランド語を覚えようとする以上に日本語を覚えようとし、日本語で話しかけてくれて、嬉しかったよ。ありがとう。

将来もしキミィがカーレーサーになったら嬉しいな。日本にいてもテレビでキミィが見られる日が来るのではないかと、楽しいことを考えてしまいます。待ってるよ。

 * * *
ファニーへ

かわいいファニー。あづさにとってもなついてくれたよね。英語がほとんど話せなかったけれど、それでもファニーとは心で会話できていたんじゃないかなって思います。

ファニーの英語の学校教材を見て、ファニーと一緒に英語を勉強した時間、楽しかったよ。私がこのお手紙を英語にするとき、ファニーが英語が読めるようになっているといいな。頑張ってほしいな。

私たちがとなりのおじさんちの畑に案内されているとき、一生懸命いちごやグリーンピースを摘んでプレゼントしてくれたよね。あづさはグリーンピースを生で食べるなんてしたことがなかったけど、ファニーと一緒に食べたとき、甘くて美味しい!って思ったよ。きっとファニーのいつものおやつなのかしら。出発の日も、いっぱい摘んでくれてありがとうね。お隣の国に行ったときも、いっぱい食べました。

私たちが朝6時すぎには出発するという日の朝、昨日は9時起きだったのに、ファニーも6時に起きてくれたじゃない?パジャマ姿で、「あちゅー(Azu)」「かちゅー(Kazu)」と言ってかけよってくれ、抱きしめてくれたファニーがとっても可愛くて、本当、また会いに来ようねって2人で話しをしていたんだよ。

ファニーが描いてくれた私たちの似顔絵は、私たちの宝物。
次に会いに来るときは、いっぱいいっぱいいっぱいいっぱいお話ししようね!

 * * *
家族みんなへ

見知らぬ私たちに、最高のおもてなし、本当にありがとうございました。出発の日の朝、私たちが玄関を出たとき、みんなが私たちを抱きしめに来てくれ、みんなが泣いてくれたとき、感動で私たちも涙ぐんでしまいました。日本のテレビでも、家庭に滞在してお別れのときに泣いてしまう番組があるけれど、そんな世界-もちろん台本もなく-が私たちの旅で得られるだなんて、夢にも思っていませんでした。

みんながくれたフィンランドアンティークレースなどのプレゼントは、一生の宝物にします。レースでできたしおりは旅のお守りとしてガイドブックにはさんで使っていきます。何よりも、「Have a lot of hapiness on your honeymoon」・・・手紙に書いてあった言葉の通り、幸せな世界旅を続けます。そして無事に帰国し、今度は日本のお土産をいっぱいいっぱい持って、私たちはまた、キビキュラ村の家に遊びに行きます。
約束ですから、絶対に行きます。

何よりも、本当に何処から見ても幸せそのもの、笑顔だらけのみんなが、本当に「ファミリー!」そのもので、心うたれました。

私たちも、旅の間も日本に帰国してからも、愛し愛される、笑顔であふれる家族でいたいです。

私たちは、フィンランドの旅の締めくくりをあなたたち家族と共に過ごせたことが、この旅の大きな大きな誇りです。

        キートシュ!(ありがとう!)

2hm_5328.jpg

(この手紙は7月1日の日誌に書きましたが、実際この家を離れたのは翌日早朝です。でも、家族みんなに感謝を伝えたくて、このページを手紙風に書き、素晴らしいフィンランドの家庭滞在の旅行記に代えました。いつか必ず英語に翻訳して、家族みんなに読んでもらうことが夢です。なお、上の絵は、出発日の朝、慌しい中でしたがあづさが絵、和人が字を書き、家族に手渡してきたものです。)
本日の旅
行動 :ティモおじさんち滞在、ラウマに自転車ごと送ってもらい、自転車で世界遺産ラウマ旧市街観光。ラウマからキビキュラまで20km弱のサイクリング。伝統サウナ。
朝食 :パン3種、ハム、チーズ、トマト、きゅうり、赤ピーマン、マーガリンで自由にサンドイッチ、ドライストロベリー入りシリアル、牛乳、コーヒー/ティモおじさんち
昼食 :ヨーグルト/世界遺産ラウマ旧市街にて
夕食 :鶏肉ソテーのクリーム煮をかけたスパゲティー、8種の材料を使った野菜サラダ、アウトドアスペシャルバーベキュー(マッカラ、ケバブ、ポークステーキ、マッシュルームと桃のソテー、ポテトサラダ)、コーラ、ビール、シードル/ティモおじさんち
宿泊 :ティモおじさんち

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旅情報
1ユーロ=170円

*フィンランドの家庭では、「ごちそうさま」が「キートシュ(ありがとう)」。

*世界遺産ラウマ旧市街
ツーリストインフォメーションに日本語パンフレットあり。比較的小さなエリアなので、徒歩で歩いて回れる。

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Mon, 02 Jul 2007

キビキュラ→ムナマキ→ライシオ→ヴオスナイネン→オーヴァ→ブランドゥ

:: 旅53日め : 世界旅10ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ32ヶ国め ::

■世界207ヶ国目
まずは、この「日誌」のページの見出しにある、○○ヶ国めのところで、206が207になりました。内輪でスミマセンが(^^;; でもおめでとう!

そんなわけで、今日はオーランドAlandに移動します。

オーランドはかつてはスウェーデン領の島々でした。19世紀のスウェーデン-ロシア間の戦争によってフィンランドがロシアに併合された時、オーランドもロシア領となりました。その後、ロシア革命の時にフィンランドが独立することになったとき、住民はスウェーデンへの帰属を望んだものの、当時のフィンランド政府がそれを許しませんでした。現在のフィンランド政府はオーランドのスウェーデン復帰を認めていますが、住民の希望により、オーランドはフィンランド内で自治政府をもつ国となっています。

つまり、「民族はスウェーデン人でフィンランド領」ということです。

宜しければ地図をご覧下さい。
≫こちら

魅力的な国でしょう~、このてんてんてんとした、それこそ無数の島の数!
私たちはかつて、首都マリエハムンMariehamnへダイレクトに船で移動して、主島のみを観光するという案も考えていました。でも、無数の島からなるこの国の魅力は、てんてんとした離島にこそある! と思い、フィンランドから離島入りすることにしました。

朝、ティモおじさんに送ってもらってムナマキMynamakiへ。その後バスでライシオRaisioを乗り継いでフィンランド西端のヴオスナイネンVuosnainenへ移動し、フェリーに乗ってオーランドのオーヴァAvaに到着しました。

オーランド

オーヴァからはヒッチハイクでBrandoブランドゥのキャンプサイトまで移動できました。

キャンプサイトに荷物を置いたあとは、身軽にお散歩しましょ♪ 何もないところですが、小さなカフェ、小さな商店、小さな教会を見て歩きました。緑と青空が調和する景色の良さは、ただ歩くだけでも気持ちが良いですね。

でもオーランドの一番の見所は、やっぱり海に出て、てんてんてんと浮かぶ無数の島です。私たちはもちろん海辺もお散歩して、オーランドらしい風景を、楽しんでいました。

でも昨日はあまり寝ていないので、夕方からはテントの中ですっかり熟睡しちゃいました。
本日の旅
行動 :ティモおじさん家族とお別れ、フィンランド出国、オーランド入国。
朝食 :昨日と同様/ティモおじさんち
昼食 :サンドイッチ、バナナ、ゆで卵、ママがくれたリンゴジュース、生のグリーンピース/ブランドゥの宿
夕食 :なし(昨日睡眠不足で今日は夕方から寝てしまった)
宿泊 :ブランドゥストゥギュビーBrando Stugby
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旅情報
1ユーロ=170円

*オーランドはスウェーデン語とフィンランド語が公用語。看板などはスウェーデン語が多い。英語もかなり通じる。

*フィンランドからオーランドへ
首都ヘルシンキやトゥルクからオーランドの首都マリエハムンへ船が出ているが、私たちはフィンランドの南西部ヴオスナイネンからオーランド北東部の離島オーヴァへフェリーで移動した。ちなみにパスポートチェック等はない。このフェリーを含め、オーランドでは島間フェリーが無料なのでありがたい。

*オーヴァのあるブランドゥ地方の情報
http://www.brando.ax

*なお、フィンランドからオーランドへ行くには、コルポから南東の島ケカールKokarという方法もある。

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Tue, 03 Jul 2007

★ブランドゥ→トゥーシュホルマ→ラッポ→アステルホルマ→ラッポ→クムリンゲ→スナッケー

:: 旅54日め : 世界旅10ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ32ヶ国め ::

■島から島をてんてんてん
無数の小さな島をもつオーランド。北東の離島から入国したので、少しずつ南西部にある首都へ向けて移動していきましょう。

昨日泊まったブランドゥBrandoからトゥーシュホルマTorsholmaの港までは10km以上もありますが、港まで行けばフェリーに乗れるから、そこまでは頑張って歩こうということになりました。バックパックを背負って1時間弱歩いたところで休憩し、オレンジを食べました。

この島はあまり車通りは多くないのですが、休憩したところから丁度通りがかりの車にヒッチハイクで乗せてもらえ、そこからはあっという間にトゥーシュホルマの港に到着です。

島間無料フェリーに乗って、次なる港ラッポLappoへ行きました。このままクムリンゲKumlingeまで移動する予定でしたが、時刻表とにらめっこしているうちに、待ち時間の間にもうひとつの島へ往復できることが分かり、それならアステルホルマAsterholmaまで行っちゃえ~~\(^o^)/\(^o^)/ ということで、アステルホルマまで船で移動しました。

■人口5人の島
さて、予定にない島に上陸すると・・・あーら誰もいない(・・

フェリー出てきた車の運転手に、この先に町があるかと尋ねてみると「ここは人口5人なんだ。町もないよ。そこを右に曲がると海辺で休憩するいい場所があるよ。」と教えられました。「人口5人」という響きが、何故か気に入ってしまい、私たちは教えてもらった休憩場所へと足を運びました。

教えてもらった場所はとってもいい場所でした。プライベートロッジが近くにあるので、きっとここに泊まる観光客用なのでしょうけれど、青い海が目の前にあり、陽射しをほどよく緩めてくれる木の下には、木製のテーブルとベンチのセットがありました。

海風を受けながら海を眺める時間があまりに心地良く、ラッポに帰るフェリーを1便遅らせてしまうほど、私たちはのんびりと午後のひとときをここで過ごしていました。

人口5人の島

そしてラッポ→クムリンゲと移動し、ヒッチハイク3回ののち、今日の宿泊地スナッケーSnackoまで移動しました。周囲は何もないので、ありあわせの食材で夕食を摂りました。
本日の旅
行動 :オーランドの島を移動。
朝食 :トマトソースパスタ、オーランドパン、じゃがいもスープ、バナナ、リンゴジュース/ブランドゥの宿
昼食 :Alandskt Svartbrod(オーランドスワクトスヴァルトブレッド、オーランド特有の黒パン)、ブルーチーズ、生グリーンピース、オレンジジュース、リンゴジュース/トゥーシュホルマの港前、アステルホルマの海辺
夕食 :じゃがいもとグリーンピースのスープパスタ&トマトソースパスタ、紅茶/スナッケーの宿
宿泊 :レッドホルムズキャンピングLedholm's Camping
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旅情報
1ユーロ=170円

*オーランドは島間フェリーは無料。バスがものすごく高いので有難い。
*フェリー時刻表はVisit Alandの冊子が充実していて便利。
http://visitaland.com

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Wed, 04 Jul 2007

スナッケー→エーヴレー→ロングナス→マリエハムン

:: 旅55日め : 世界旅10ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ32ヶ国め ::

■今日も島から島をてんてんてん
スナッケーSnackoを朝早く出ました。本当は首都のある主島へ一気に移動することも考えていましたが、オーランドの地図を眺める度に、「やっぱりこの国は、島、だよねぇ!」と思い、今日も島から島をてんてんてんとすることにしました。

まずフェリーで、エーヴレーOveroの港に行きました。港周りをお散歩して、また次の船がやってくる時刻に港に戻ると・・・

  あれ?

    船がないよ?

うーん・・・

(時刻表とにらめっこ)


    !!

ガーン ( ̄□ ̄;;



なんと、エーヴレーのフェリーの時刻表の、とっても目立たない場所に、「エーヴレーの場合は予約がなければ船は来ません」って書いてあるんです。時刻表に『※』をつけるとかして、分かりやすく書いてくれ~~~と号泣しても状況は変わるわけがありません。私たち2人以外、だあれも下船しなかったエーヴレー。だから、だあれも乗船しないかもしれません・・・。食べるものも持っていないので、どうしようどうしようと思いながら、港の傍らに見つけた質素な小屋の中で休息をとっていました。

その後港にやってきた車が1台。おじさんに話しを聞くと「私は予約をいれてあるから、遅れたとしても船は来るよ」と、安心できる言葉をかけてもらえました。ああ良かった。

その後来たフェリーに乗って、ロングナスLangnasへと移動しました。ロングナスで下船すると、さきほどの車のおじさんが首都マリエハムンMariehamnまで乗せてくれると言ってくれ、私たちは、おじさんの優しさに感謝しつつ、マリエハムンに移動することができました。

■首都マリエハムン
オーランドの首都マリエハムンは、とっても可愛い街でした。

2hm_5464.jpg

到着したときは雨がザーザー降っていたけれど、インフォメーションセンターとベーカリーカフェ(パン屋の2階がカフェになっている)で時間をつぶしていると、雨が止んできました。オーランドならではの独自の食べ物として、絶対にパンケーキを食べたいと願っていたあづさの夢も、ここマリエハムンで無事に叶えることができました♪

さて、本日の旅の案は次の3つ。
1)マリエハムンでキャンプサイトに泊まって、明日スウェーデンに移動する。
2)マリエハムンからさきほどのロングナスにバスで移動し、夜1時発の国際船でスウェーデンに移動する。
3)マリエハムン朝4時半発の国際船で、スウェーデンに移動する。

いろいろな要素、一長一短、自分たちの希望を考えて、私たちが選択したのは3でした。

首都マリエハムンの可愛らしい街並みを観光し、お花が咲き乱れる美しい公園で食事をとったり、広場で開かれている蚤の市を覗いてみたり。

そして、夜9時ごろから港の待合室で、交代で寝たりしながら朝4時まで待機。

ありがとう。オーランド。
オーランドの旅はとってもとっても楽しかったよ。

こんな感謝の気持ちと共に、私たち2人の世界旅は、世界で最も物価の高い国の1つ、スウェーデンへと進みます。
本日の旅
行動 :島から島をてんてんてん、首都マリエハムン観光
朝食 :なし(朝早い船に乗船したため)
昼食 :Aland pannkaka(オーランドパンケーキ。セモリナ粉を使っていてスパゲティ風味、カルダモンの風味もして厚みがあるのが特徴。ホイップクリームと一緒に食べると幸せ)、さくさく薄パン&バター、ココア、ブラックカーラントティー/マリエハムンのベーカリーカフェ
夕食 :Alandskt Svartbrod(オーランドスワクトスヴァルトブレッド、オーランド特有の黒パン)、ACA(オーサ)のオーランドチーズ、ビーツのサラダ、マッカラ(フィンランドソーセージ)/マリエハムンの公園
宿泊 :マリエハムンの港待合室でベンチ寝
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旅情報
1ユーロ=170円

*オーランドの移動
島間フェリーは無料。ただしエーヴレーOeveoの港には、事前予約が入っていないと船が来航しないので、予約なしで行くのは危険かも(私たちの場合は他に予約があるお客がいたので船に乗れた)。
マリエハムン本島の移動は、Alandstrafikenが出しているバス時刻表の白黒冊子があると便利。
http://alandstrafiken.ax

*マリエハムンのツーリストインフォメーション内にネットあり。1時間1ユーロ。

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Thu, 05 Jul 2007

★マリエハムン→ストックホルム

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■ストックホルム
朝4時半に出たヴァイキングラインは、およそ6時間の航海のあと、スウェーデンの首都ストックホルムに到着しました。

今までの私たちの旅は、予定したスケジュールから遅れるまいと早い移動をしてきました(途中ベラルーシから思いがけずポーランドに寄っているので、その遅れをカバーするためにもバルト三国の移動は早かった~)。

フィンランドの首都ヘルシンキで、ストックホルム発オスロ経由スヴァールバル行き航空券を購入すると、日程がフィックス(固定)してほっと一安心。オーランドもいいペースで移動できたこともあり、なんとストックホルムに1週間滞在という、今までにないのんびりができそうです。楽しみです。

そしてストックホルムで下船し、キャンプサイトに移動して荷物を置いたあと、水の都ストックホルムの市内観光に出かけました。

■ヒョートリエットHotorget
ツーリストインフォメーション近くの広場には、市場があります。特にお買い物はしませんでしたが、お花や野菜が色とりどり並べられている市場は、どの国でみても見ごたえがあり、楽しいものです。

■市庁舎Stadshuset
ノーベル賞の授与式パーティーが行われる場所です。赤レンガ造りの素敵な外観と、目の前の海、そして海の対岸に見えるオールドタウン“ガムラスタンGamla stan”が素敵です。

■ガムラスタンGamla stan
ストックホルム観光の目玉は、なんといってもガムラスタンです。中世を存分に感じる石畳の街並みは、雰囲気ある散策にぴったりです。特に、黒い屋根が続く中世建造物群は見ごたえがあり、好きな感じでした。黒っていうのが引き締まった印象があって良いのかな。荘厳な教会も素晴らしかった。

ガムラスタン

長くストックホルムに滞在できるので、またガムラスタンに来ちゃうかもしれません(^o^)

こんな感じで、ストックホルム入りした初日から楽しく観光した今日の1日でした。
最後はスーパーマーケットで食材を買い、楽しく仲良く晩ごはん♪

(・・・と締めくくりたいところですが、日本の高級スーパーよりも物価が高く感じることが多数あり、食材選びは2人でウンウン唸っていたというオチもあります。流石、世界で最も物価の高い国の一つ、スウェーデン!)
本日の旅
行動 :オーランド出国、スウェーデン入国、ストックホルム市内観光
朝食 :Alandskt Svartbrod(オーランドスワクトスヴァルトブレッド、オーランド特産のパン)、チーズ、オレンジジュース/ストックホルム行き船の中
昼食 :朝食と同じ/キャンプサイト
夕食 :白いごはん♪、ソーセージ玉ねぎのマヨネーズソテー、フライドポテト、アボガドサラダ、ピクルス、中国茶/キャンプサイト
宿泊 :エンギュヴキャンピングAngbycamping
http://www.angbycamping.se

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旅情報
1ユーロ=170円
1ストックホルムクローナ=19円

*オーランドからスウェーデンへ
オーランドの首都マリエハムンからはスウェーデンの首都ストックホルムStockholmや、そこからやや離れたカペルスカーKapellskarまでフェリーが出ている(シリアライン、ヴァイキングライン等)。シリアラインは22ユーロと高かったので、私たちはヴァイキングラインを選択。マリエハムンからストックホルム直行便が10ユーロ(所要6時間)、カペルスカーKapellskarまで行ってバス乗り継ぎが17ユーロ(所要3時間強)のうち、前者朝4時半発を選択した。予約だけならマリエハムン市内オフィスでも入れられる。また予約なしでも港で直接チケットを購入できる(私たちは後者)。
http://www.vikingline.ax

*スウェーデンに着いたら、時計を1時間遅らせるように。なお入国審査やパスポートチェックはない。

*市庁舎情報サイト
http://www.stockholm.se/stadshuset

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Fri, 06 Jul 2007

ストックホルム

:: 旅57日め : 世界旅11ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ33ヶ国め ::

■スウェーデンの世界遺産
ストックホルムを拠点に日帰りで行ける世界遺産は3つあります。
(ポーランドやバルト3国とは違い、首都そのものが世界遺産になっているわけではありません)

次に向かうスヴァールバル諸島のフライトが1週間後なので、ストックホルムには1週間滞在します。日本に荷物を送ったりしたいしそれまでの旅の整理もしたいのですが、是非ともこの3つの世界遺産は訪れてみたいなと思っています。

今日はその1つ、美しい宮殿が見応えある、ドロットニングホルムDrottningholmsへ行きました。

■ドロットニングホルム
メトロ、バスと乗り換えて、ドロットニングホルムで下車すると、目の前は美しい宮殿がそびえていました。まずは宮殿の前の湖のほとりで、手作りのサンドイッチでお昼ごはん。

ドロットニングホルム

宮殿の中に入ると、ロシアのサンクトペテルブルグで訪れたエルミタージュ宮殿を思い出すほど、優美な装飾に感動します。内部写真撮影禁止なのが、本当に残念です。入場チケットを買うと、丁度無料の英語ツアーが始まる時間とのことで、「たまには、英語ツアーもいいかも」と、50分間のツアーに参加することにしました。絵画が表わす意味が分かり、調度品の1つ1つの説明を聞け、しかも50分間は長すぎず短すぎず、有意義な時間であったと思います。

現在も、国王と家族の住居になっているというドロットニングホルム。バロック調の美しいこの宮殿に、ストックホルムに来たら是非訪れてみてくださいね。

メインのドロットニングホルム宮殿を出たあとは、美しい庭園や中国の城を観光しました。更に外周を散策し、スウェーデンの伝統的住居の名残を残すカントンCanton(ス:Kanton)村なども訪問しました。

水の都と謳われるストックホルム。でも、様々な顔をもつことが少しずつ分かってきて、これからもストックホルム滞在が楽しみです。
本日の旅
行動 :ラスタホルムRastaholm散策、ドロットニングホルム観光
朝食 :Alandskt Svartbrod(オーランドスワクトスヴァルトブレッド、オーランド特産のパン)、アボガドサラダ、チーズ、ソーセージ、中国茶/キャンプサイト
昼食 :手作りサンドイッチ、中国茶/ラスタホルムの畑の中とドロットニングホルム宮殿前の2度に分けて
夕食 :マッシュルームリゾットに生卵ぽっとん、ソーセージと玉ねぎのスープ、コーヒー/キャンプサイト
宿泊 :エンギュヴキャンピングAngbycamping
http://www.angbycamping.se

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旅情報
1クローナ=19円

地下鉄やバス、近郊の電車は同じ会社が運営しているので、滞在期間にあわせて24時間券(90クローナ)、72時間券(190クローナ)、7日券(230クローナ)、30日券(620クローナ)など、いろいろな乗り放題チケットを買うと便利。私たちは7日券を購入した。地下鉄改札近くのキオスクで購入。

*世界遺産ドロットニングホルム
地下鉄ブロンマプロンBrommaplan駅下車、そこから出る多くのバスがDrottningholmを経由する。バスで10分ほど乗ると目の前がドロットニングホルム。敷地への入場料は無料だが、メインの宮殿と中国の城はそれぞれ70クローナ(セット割引あり)。宮殿内部では無料の英語ツアーが出ており、面白かった。
http://kungahuset.se

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Sat, 07 Jul 2007

ストックホルム

:: 旅58日め : 世界旅11ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ33ヶ国め ::

■休息日
雨が降りそうな朝。

どことなくあづさの体調が優れないので、予定していた2つめの世界遺産訪問を後日にまわし、今日を休息日にしました。

雨のキャンプサイト

お昼過ぎには早々と雨が降ってきました。一昨日ツーリストインフォメーションで見た天気予報が、ピタリと当たりました。

あづさがテントの中で睡眠&旅の整理をしている間、和人は市内に出て図書館へ行きインターネット経由で今後作業が進められるかどうかチェック。

七夕の夜は、雨。

「明日はまた、良い旅ができますように」

そう曇天の七夕の夜空にお祈りし、就寝しました。
本日の旅
行動 :休息日
朝食 :LEKSANDS Knacke(レクサンズキネッケー、大きな円盤状薄焼きクラッカー)、玉ねぎとソーセージ入りスクランブルエッグ、スープ、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :カレーリゾット、ピクルス、ソーセージと玉ねぎのスープ、コーヒー/キャンプサイト
夕食 :マッシュルームナポリタンスパゲティ、ビーフブイヨンスープ、シュットブラー(Kottbullar、スウェーデン風ミートボール)、コーヒー/キャンプサイト
宿泊 :エンギュヴキャンピングAngbycamping
http://www.angbycamping.se

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旅情報
1クローナ=19円

スウェーデンのキャンプサイトは、スカンジナビアキャンピングカードが必須。フィンランドなどでも使える。
ストックホルムの図書館では、30分間インターネット無料。
ストックホルムのバス時刻表は、SLのサイト検索が到着時刻も分かり便利。http://www.sl.se

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Sun, 08 Jul 2007

ストックホルム

:: 旅59日め : 世界旅11ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ33ヶ国め ::

■世界遺産の墓地
昨日は休息日だったので、今日は頑張ろう。

メトロに乗ってSkogskykogardenスコーグシュルコゴーデン駅下車、同じ名前の世界遺産を目指します。スコーグシュルコゴーデンは、街と墓地との調和が評価されて「Woodland Cemetery」(森の墓地)として世界遺産に登録された場所です。墓地なだけに、最寄の駅前に花屋がある点が印象的でした。

スコーグシュルコゴーデン

スコーグシュルコゴーデンは、きれいに整備された庭園風。・・・まあこれが世界遺産でなくとも・・・という印象も受けました。ミュージアムの庭園でもこれ並みの美しいものはあると思うし、他の墓地でも美しく整備されたところは、きっと他所にもあるでしょうし。

天気は雨がち。

私たちは、一通りの観光をしたあと、晩ごはんの食材を買って、足早にキャンプサイトに戻りました。
本日の旅
行動 :世界遺産スコーグシュルコゴーデン観光
朝食 :LEKSANDS Knacke(レクサンズキネッケー、大きな円盤状薄焼きクラッカー)、スクランブルエッグ、シュットブラー(スウェーデンミートボール)入りスープパスタ、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :LEKSANDS Knacke(レクサンズキネッケー)、リンゴンジルト(Lingonsylt、甘酸っぱいリンゴンの実のマーマレード風)/キャンプサイト
夕食 :シュットブラー(Kottbullar、スウェーデン風ミートボール)のリンゴンジルト添え、シンプルパスタ、カリフラワーのマヨサラダ、スープ、コーヒー/キャンプサイト
宿泊 :エンギュヴキャンピングAngbycamping
http://www.angbycamping.se

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旅情報
1クローナ=19円

*世界遺産スコーグシュルコゴーデンSkogskykogarden
メトロで同名の駅を降り、改札出て右に歩くとすぐ。入場無料。ツーリストインフォメーションで無料インターネットあり。

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Mon, 09 Jul 2007

★ストックホルム→アデルソ→ストックホルム→マシュタ→シグトゥナ

:: 旅60日め : 世界旅11ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ33ヶ国め ::

■世界遺産ホーブゴーデン
さあ、今日の観光は大がかりですよっ(*^.^*)

今日のお目当ては、ヴァイキング時代の岩(岩絵)が残存する、ホーブゴーデンHovgardenへ行くことです。ホーブゴーデンは、隣接エリアのビルカBirkaとあわせて世界遺産になっているところです(Birka och Hovgarden)。

早朝にキャンプサイトを出て、地下鉄に乗り、更に延々1時間以上バスに乗って、私たちは湖のほとりのアデルソで下車しました。途中の、バスごとフェリーに乗る渡し舟体験も楽しいものです。

お天気は雨がちでしたが、ホーブゴーデンは楽しいところでした。岩にはヘビをモチーフにしたヴァイキングの絵が残されており、それが、屋外に自然な形で保存されています。グレーの岩肌に赤いラインが美しいのも印象的でした。素晴らしい!

ヴァイキングの岩絵

私たちは、その他、石組みや教会、村の様子などを観光しました。また、さくらんぼの木を見つけ、赤く熟した美味しい摘みたてのさくらんぼを食べたりしながら、帰りのバスが来るまでの時間を過ごしました。

さて今日は、次の旅を目指して、キャンプサイトをお引越しします。今日からシグトゥナSigtunaに滞在します!
本日の旅
行動 :世界遺産ホーブゴーデン観光
朝食 :LEKSANDS Knacke(レクサンズキネッケー、大きな円盤状薄焼きクラッカー)、リンゴンジルト(Lingonsylt、甘酸っぱいリンゴンの実のマーマレード風)、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :MATJESSILL(マッジェッスィル、魚のマリネ缶詰)、Lingon Grova(リンゴンギュロウワ、リンゴンを混ぜ込んで作ったパン)/ホーブゴーデンの村の売店
夕食 :シュットブラー(Kottbullar、スウェーデン風ミートボール)のリンゴンジルト添え、ガーリックパスタ、マッシュポテト、コーヒー/キャンプサイト
宿泊 :シグトゥナキャンピングSigtuna Camping

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旅情報
1クローナ=19円

*世界遺産ビルカとホーブゴーデン
地下鉄ブロンマプロンBrommaplan駅からアデルソAdelso行きバス(312番)に乗る。朝5時台と7時台に1本ずつあるのみで、これを逃すとビルカへの船には間に合わない。アデルソで教会が見えたら下車。周囲にインフォメーションボードがあり(無料の持ち帰り用地図付き)、ヴァイキング時代の石の場所が確認できる。
http://www.runristare.se
http://www.raa.se/birka

更にビルカの島に行って博物館などを見る場合は、船で渡る(1日1便11:25発、100クローナ)。
http://www.strommakgnalbolaget.com

ビルカの島に直接行くなら、ストックホルム中心部から船が出ている。ブロンマプロン駅から312番、311番バスに乗り約20分、ラスタホルムRastaholm下車。Birka行きボート案内の看板の方向に歩く(190クローナ)。

*ストックホルムからシグトゥナへ
ストックホルム中央駅から列車でマシュタMarsta駅へ行き、570番または575番バスに乗る。マシュタに行くには、「SJ」の列車ではなく「SL」の列車に乗ると、乗り放題チケットで移動できる。

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Tue, 10 Jul 2007

シグトゥナ

:: 旅61日め : 世界旅11ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ33ヶ国め ::

■シグトゥナの街
新しく移って来たシグトゥナSigtunaのキャンプサイトは、キッチンの使い勝手も良く、快適で大好きです。

今日の観光では、シグトゥナの街へ行くことにしました。ここにもヴァイキング時代の名残を見せる、独特の絵が描かれた石が点在しています。

街は、今まで他で見てきた中世都市とは印象が違います。何故でしょう、何故かしら。きっと、かわいい雑貨ショップが多くて、メインストリート歩きの雰囲気も違うからでしょうか。でも小さな伝統的家屋が連なる光景は、見ていてほのぼのとした気分になり、大好きです。

街が見下ろせる丘の上でお昼ごはんを食べたあと、教会やお城、市庁舎などを観光しました。どれもちっちゃくて可愛いなー^^

市庁舎

シグトゥナの街には大きくて充実したスーパーマーケットがあったので、比較的安めの心臓の肉を買い、夕食はフランス料理風にバターとクリームを使ってソテー。

そうそう。北欧の夏は日照時間が長いと思っていたけれど、夏至から3週間ほどが経ち、夜が暗くなるのが早いなーと感じるようになりました。だから最近は、夜も遅くなりすぎずに就寝しています。
本日の旅
行動 :シグトゥナ観光
朝食 :バジル入りケチャップ味パスタ、マッシュポテトのマヨサラダ、リッツクラッカー、ドリップコーヒー/キャンプサイト
昼食 :リンゴンを練りこんだパン、胚芽ビスケット、紅茶/シグトゥナの街が見下ろせる丘の上
夕食 :豚の心臓の玉ねぎ&じゃがいもソテー、豚の心臓のソテーにベシャメールソースをかけてオーブンで焼いたもの、スープ炊き長米/キャンプサイト
宿泊 :シグトゥナキャンピングSigtuna Camping

関連ページ
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旅情報
1クローナ=19円

*シグトゥナSigtuna
マシュタMarsta駅から570番、575番バスに乗る。私たちが泊まったキャンプサイトもそのバスで行ける。観光案内所には無料のインターネットがある(日本語:読み×書き×USB×)。また、観光案内所で地図をもらうと、ヴァイキング時代の石の位置が分かりやすく示されているので使いやすい。日本語案内のチラシも置いてある。

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Wed, 11 Jul 2007

★シグトゥナ→ヴェンガンス→ヴィビ→シグトゥナ

:: 旅62日め : 世界旅11ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ33ヶ国め ::

■スウェーデンの小さな村
手持ちのガイドブックには載っていないところでも、現地に行くと行きたいなと思える情報にふと出会えることがあります。
今日の旅が、それです。

キャンプサイトのレセプション(受付)の傍らに置いてあった地元情報誌の観光案内のページに、「古い様式を残した村」が紹介されていました。バスと徒歩で行けそうなところにあるのも魅力的。ただ、詳細な地図を持っていないので、大雑把な地図を頼りに歩いていきました。

■ヴェンガンスVenngans村
歩いて歩いて、村らしきところにたどり着きました。給水塔らしき建物があるのでそれを目指して歩いていると、のんびり歩いているおじいさんが声をかけてくれ、村を紹介してくれることに(^^*

おじいさんと一緒に村をてくてく。

民家のお庭で、いろいろと実るフルーツを試食させてくれたり、古城を見せてくれたり、古い家屋の説明をしてくれたり。大都会ストックホルムの後の観光なだけに、郊外の小さな村の観光は、とっても有意義です。

お昼ごはんに、村に1軒しかないレストランに入りました。現金払いしかできず、クレジットカードが使えないから、手持ちのクローナが食事代に満たない私たちは食事を諦めました。店を出る前にレジで地図を見せて今いる場所を確認しようとしたら、丁度レジで支払いをしていたお兄さんが現在地を教えてくれました。しかも、「君達は村のゲストだ。お金は私が出すからスウェーデンのオールドスタイルの昼食を食べていきなさい」と、信じられないほどの温かいもてなしの言葉をかけてもらえたのです。

小さなビュッフェ形式で食べたもののうち、特筆すべきは豚の血のプリンでしょう。小麦粉を加えて加熱しているのでパンまたはパウンドケーキのような食感ですが、レバーのような・・・やはり血の味が、良い意味であふれています。それをメインに、野菜サラダやベーコン、コーヒーなどなどを時間をかけてゆっくりといただきました。

オールドスタイルの昼食

また、ガイドブックには「スウェーデン人はコーヒーを愛している」とまで書いてあるほどなので、是非ともスウェーデンで淹れてもらったコーヒーを飲みたいと願っていたところでした。

この食事(1人60クローナ、1200円)をもてなしてくれたお兄さんは、かつてビジネスで日本に来ていたことがあるそうです。でも、街で道を聞いたりしても、日本人はなかなか英語で返答してくれず、当時は苦労を重ねていたとのことです。私たちが英語を、流暢でないながらも“話す努力”をする姿に、苦労の思い出を懐かしみ声をかけてくれたとのことです。素敵な出会いに、また一つ、旅の感謝が増えました。

■ヴィビ村Viby
食後、次に私たちが向かったところは、当初の目的地であるヴィビViby村です。ヴェンガンス村からてくてくてく。しばらく歩いていくと、かやぶき屋根が残る集落にたどり着きました。気づいたこと・・・「電線がない」。ここは19世紀の農業改革の流れをも受けず、古いスタイルをそのまま残している地域です。もちろん生活用品などは時代に沿ったものなのでしょうけれど、スウェーデンの典型的家屋の特徴である木造りの赤い壁を残し、畑には古い農業用具が残り、ついでに天候も良好で歩いていて気持ちよい。ヴィビの村を訪問できて、本当良かったです。

なお、ヴィビ村のうち、特に古い様式が見られる景勝地はヴィビビViby byと呼ばれます。のどかなスウェーデンを見るにはお勧めです。

■誰が、キャンセル?
午後、割と早い時間にキャンプサイトに戻った私たち。

明日はいよいよ地球最北の国スヴァールバルSvalbardに向けて移動します。eチケットの確認と、今後のグリーンランドやアイスランドへの渡航の情報収集などのために、あづさが国際空港へ行き、その間和人が洗濯と食事作りと、別行動で役割分担することにしました。なんだかいつもと逆~(*^^*) こういうのも、たまにはいいよね。

あづさはバスに乗って空港へ。スカンジナビア航空カウンターで、明日の予約を確認すると・・・カウンターのコンピューターから印字された文字は、「ENTIRELY CANCELLED」。

!?ENTIRELY CANCELLED(全部取り消し)??

何故?ストックホルム→ロングイヤービエン→ベルゲンと、トランジットを含むと合計5フライト、2人で10フライトをフィンランドのヘルシンキで電話予約していたのに、全部予約がキャンセルされているというのが、カウンターのおねーさんの回答でした。

おねえさんに問い合わせると、私たちが予約を入れたのは6月25日で、××NUMA(日本人らしい名前)の名前で予約が取り消されたのが6月26日・・・。これって、私たちがアウランコで電気も水もないテント生活をしていたときじゃない?・・・「××NUMA」って誰?誰?誰なの??

何を問い合わせても原因は分からず仕舞。様々な問い合わせと質問をし、できることは全部やったけれどもまずい状況は変わらない。あづさは慌ててキャンプサイトに戻りました。

その後和人と2人で空港に行きました。様々なやり取りのあと分かったことは、推測も含め、次の通りです。

1)電話でヘルシンキのスタッフに予約を入れたとき、最初の予約がAZUSA/MATSUMOTOで入ってしまった
(航空券は苗字/名前の順に記載するため、正しくはMATSUMOTO/AZUSAでなければならない)
2)日本で手続きを進めるとき(予約票にTYOと書いてあるので東京でマイル引き落とし等の手続きがされたのだと思う)、日本のスタッフ(おそらくは××NUMA氏)は正しくMATSUMOTO/AZUSAで予約を取り直そうとした。しかし予約の名前変更は不可能で新規取り直ししかできない規約になっているため、AZUSA/MATSUMOTOを残したまま、まずはMATSUMOTO/AZUSAで予約を取り直そうとした。しかし5フライトのうち満席の部分があるため取り直せなかった。そこで途中まで取ったMATSUMOTO/AZUSAでの予約をキャンセルし、1)のAZUSA/MATSUMOTOの予約をそのまま残した。
3)空港のお姉さんは正しい名前(MATSUMOTO/AZUSA)で検索をしたので、2)のMATSUMOTO/AZUSAの予約はキャンセルされていると教えてくれた。
4)2度目に空港に行ったとき、1)のAZUSA/MATSUMOTOの予約が見つかった。

こんな経緯ではありますが、最終的には無事に予定を崩すことなく移動できることになりました。

本当あのときの焦りは忘れられません・・・海外旅行はハプニングがつきものですね。とほほ。
本日の旅
行動 :ヴェンガンス村観光、スウェーデンのオールドスタイルの食事、ヴィビビ観光、空港でチケットトラブルと解決
朝食 :マッシュポテトグラタン、サリャンカ風スープ、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :ブループディンBLODPUDDING(豚の血のプリン。小麦粉を加えて加熱しているので食感はパンかパウンドケーキのよう、新鮮なレバーの風味が美味しい)、チーズ、野菜サラダ、カリカリベーコン、リンゴンソース、薄焼きブレッド、コーヒー、カフェオレ/ヴェンガンス村のレストラン
夕食 :マッシュポテト、マカロニ、シュットブラー(スウェーデン肉団子)、リンゴンソース、スープ、コーヒー/キャンプサイト
宿泊 :シグトゥナキャンピングSigtuna Camping

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旅情報
1クローナ=19円

*ヴェンガンスVenngans村とヴィビビViby by
どちらもシグトゥナSigtuna郊外にあり、シグトゥナ中心街やシグトゥナキャンピングから歩いていける。ヴィビビは250年前のスタイルを残す村。バスが通る幹線道路から遠くないのでバスでのアクセスが便利。

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Thu, 12 Jul 2007

シグトゥナ→オスロ行き飛行機→スヴァールバル行き飛行機

:: 旅63日め : 世界旅11ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ33ヶ国め ::

■スヴァールバルへ移動
今日は移動日。でも雨天。

衣類のほころんだところを縫ったり、また、2人の世界旅初の飛行機旅になるので、預け荷物と手荷物を分別したりしながらキャンプサイトで時間を過ごしました。

アランダArlanda国際空港へはバスで移動。ノルウェーのオスロまで1時間、そしてオスロ22時発の飛行機に乗り、3時間のフライト。

スヴァールバルの首都ロングイヤービエン行き飛行機は定刻どおり離陸。

日付が変わる頃、飛行機の左手に、憧れのスヴァールバルが、荒々しい姿で見えてきました。

スヴァールバルの台地

夢に見た地球最北の国、人類居住の最北の地が、・・・とうとういよいよです。
本日の旅
行動 :スヴァールバルへ移動
朝食 :シュットブラー(スウェーデンミートボール)、リンゴンソース、チキンスープ、ケチャップ&玉ねぎ&マカロニソテー、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :パン、リンゴンソース/オスロ空港待合室
夕食 :(日付は翌日)きのこスープ、チーズ、パン、ワイン/スヴァールバルのキャンプサイト
宿泊 :ロングイヤービエンキャンピングLongyearbyen Camping
http://www.longyearbyen-camping.com/

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旅情報
1クローナ=19円

*スヴァールバルへの行き方
ノルウェー本土のオスロまたはトロムソから飛行機で首都ロングイヤービエンへ。船では行けない。私たちはストックホルムからオスロ経由でロングイヤービエンへ飛んだ。

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Fri, 13 Jul 2007

★スヴァールバル行き飛行機→ロングイヤービエン

:: 旅64日め : 世界旅12ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ34ヶ国め ::

■快晴のロングイヤービエン
ノルウェー本土のオスロから北上するとき、眼下は厚い雲で覆われていました。真夜中の沈まない太陽を見たい私たちは、この厚い雲に少々期待半減気味でしたが、何故何故どうして、飛行機がロングイヤービエンにさしかかると、途端に眼下の雲が途切れ、陸地が見えてくるのです。

世界最北の人類居住地、スヴァールバルの首都ロングイヤービエンに、飛行機は無事着陸しました。

そして天気は快晴。

私たちが泊まるキャンプサイトは空港から徒歩すぐのところにあります。時間は深夜1時すぎで、スヴァールバルで太陽が真北にある頃の時刻です。

真北=太陽が最も低い・・・なのに空はぜんぜん赤みがからず、快晴の青空そのものが広がっています。

「太陽だー」と、私たちは重いバックパックの重さを感じず、キャンプサイトへと走りました。
そこから見る真夜中の太陽は白く白く、まさに昼間と同じ照度で輝いていました。

真夜中の太陽

意外でした。意外でした。意外でした。

太陽が沈まないことは知っていましたが、まさか夕陽の赤い空にもならないなんて、夢にも思っていなかった。深夜1時すぎに、青空の中で太陽が輝くなんて、想像もしていなかった・・・。

興奮が覚めるわけがありません。
私たちは、真夜中の太陽を見ることを楽しみに、スヴァールバルに来たんですもの!

キャンプサイトのキッチンスペースで会った人が、笑みいっぱいの私たちに、ワインをプレゼントしてくれました。
「真夜中の太陽に、乾杯!!!」・・・このワインの美味しさは、夢が叶ったからこその、心に沁みる(しみる)味。

■就寝後
この日寝たのは朝4時ごろでした。10時ごろ起床すると、天候は一転して曇天。でも昨夜の素晴らしい思い出が心に残っているので、不思議と残念さはありません。キッチンスペースのテーブルでのんびりと過ごし、夕方、キャンプサイト周辺をお散歩しました。

ところでキャンプサイトは市街地よりも北にあります。
ということは、キャンプサイトのある岬の北端にある家が、世界最北の家なのかしら?

そんなことを楽しく考えながら、そして何より、U字谷や氷河といった素晴らしい眺望を楽しみながらのお散歩タイムでした。

そして夜10時ごろ、曇っているので、深夜を待たずに就寝しました。
本日の旅
行動 :スヴァールバル着、真夜中の太陽を見る、ロングイヤービエン散策
朝食 :レンズ豆入りコーンクリームスープ、マッシュポテトマスタード風味、マカロニ入りミネストローネ/キャンプサイト
昼食 :薄焼きパンいろいろ、リンゴンソース、カモミールティー/キャンプサイト
夕食 :薄焼きパンいろいろ、マカロニのケチャップあえ、中華風スープ、コーヒー/キャンプサイト
宿泊 :ロングイヤービエンキャンピングLongyearbyen Camping
http://www.longyearbyen-camping.com/

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旅情報
1ノルウェークローネ=22円

ロングイヤービエンの正確な位置(キャンピングサイト)は、北緯78°15′、東経15°30′。

*本当の真夜中の太陽は、何時に見れる?
太陽の高度が最も下がる時刻を計算しよう(^_^)V
1)ノルウェー(※スヴァールバルはノルウェー領)の標準時はグリニッジ+1
2)1に更にサマータイム+1が加味される(そのため日本からは-7)
3)1よりノルウェーの標準子午線(日本の明石みたいなもの)は1×15=東経15°の位置にある。
4)キャンピングサイトは東経15°30′。3よりノルウェー標準子午線から東に0°30′ずれている。
5)360°=24時間より15°=1時間。なので、0°30′=xとすると、x=1×0.5÷15(hr)=1×0.5÷15×60(min)=2分
6)通常太陽が真北に位置するのは深夜0時だが、2より、サマータイム適用時期は深夜1時に太陽が真北に来る。
7)5と6より、ロングヤービエンでは、深夜1時よりも2分早い時間、すなわち計算上0:58に真北に太陽が位置し、太陽高度が最低となる

→私たちの観測では、2ヶ月前に日本で時刻を正確に合わせた(つもりの)デジカメで、0:59に太陽高度が最も下がりました。かなり良い計算だったかも!(ニッコリ)
→なので、残り滞在の太陽観測を、すべてこの時間を基準にして行動することができました。

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Sat, 14 Jul 2007

ロングイヤービエン

:: 旅65日め : 世界旅12ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ34ヶ国め ::

■長いキャンプサイト生活
スヴァールバル往復の、私たちが予約したフライトは、13日1時にオスロから到着して19日4時のトロムソ行きの便。だから、ロングイヤービエンには、7日間(実質は丸6日と少々)滞在します。観光地訪問を予定していないので、真夜中の太陽を見ることを中心にした滞在です。

今日は起きたら曇天でした。昨日4時に寝たこともあり、24時間青空が続くことに体を慣らすためにも、ともあれキッチンスペースでのんびり滞在しましょう。ここはフリーアヴェイラブル(ご自由にどうぞ)の食糧が充実していて、いいよー(^^*

0:58に、太陽が真北に位置(北中)し、太陽高度が最も下がる計算です。今日は0時から2時まで、北中の前後1時間ずつに亘って、写真撮影の時間です! 和人とあづさと、それぞれのカメラで、一定間隔置きにシャッターを切りました。外気温は5~6℃ですが、風がとにかく強いので、体感温度は氷点下でしょう。こんな外に2時間も居続けるため、シュラフをくるまっての太陽観測です。

テントから真夜中の太陽を観測

この旅で、絶対に見ておきたかった真夜中の太陽にどっぷり。
ほんと、満足満足!

結局この日、寝たのは翌朝6時。でも昼も夜も昼間だから、いいのいいの。
これからも、スヴァールバルらしく過ごしたいなと思います(*^-^*)
本日の旅
行動 :キャンプサイト滞在、真夜中の太陽の写真撮影
朝食 :薄焼きパンいろいろ、リンゴンソース、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :マカロニパスタ、トマトスープ、チーズ、コーヒー/キャンプサイト
夕食 :(日付は翌日)クスクス入りスープ、コーヒー/キャンプサイト
宿泊 :ロングイヤービエンキャンピングLongyearbyen Camping
http://www.longyearbyen-camping.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*世界最北の街はどこ?
世界最北の街と言われるロングイヤービエン(N78.2°)。
ロングイヤービエンの北には、ニーオースレンNy-AlesundとピラミデンPyramidenがあるが・・・
・ニーオースレン(N78.5°)→廃鉱となった後は、極地研究者が数十人おり、リサーチセンターとなっている。つまり現地の人が暮らす街ではない。
・ピラミデン(N78.4°)→鉱山の町としてかつて栄えたが、1998年に炭鉱閉鎖に伴い町も閉鎖。

他の国では、
・グリーンランド最北の村シオラバルク(N78.0°)
・アラート(カナダ)、ここが最北の基地(N82.5°)

つまり、ロングイヤービエンが、世界最北の街と言ってよいだろう。

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Sun, 15 Jul 2007

★ロングイヤービエン

:: 旅66日め : 世界旅12ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ34ヶ国め ::

■世界最北の街
昨日は雨で始まりましたが、今日はときおり陽が射すお天気です。首都ロングイヤービエンLongyearbyenの街並み散策へでかけました。

キャンプサイトからは片道5kmなので、1時間ほど歩きます。1906年ロングイヤーJhon. M. Longyear氏が初の炭鉱施設を設立したことに名を発するロングイヤービエンは、歴史も新しく、人口約1900人の小規模な街です。何よりの見所は、色とりどりのきれいな色合いの家並みです。暖色や寒色の配色もきれい、グレーから黒へのグラデーションもきれい。一軒一軒のお家の色が、何軒も連なると、本当にきれいで、見とれてしまいます。

ロングイヤービエンの家並み

後から知ったことなのですが、この配色は、街造りのプロジェクトにのっとって計画的に並べられたものなのだそうです(教会内の蔵書で読みました)。

家並みを見た私たちは、市街地を抜け、遠くに見える氷河へ向けて歩きました。閉鎖された炭鉱跡などが点在するU字谷の中を歩いて進みました。しかし、ホッキョクグマがいるロングイヤービエンは、ライフルを持つ者と同伴でないと奥まったところに入れないため、氷河の手前の万年雪で引き返してきました。

■教会
ロングイヤービエンにある小さな教会。
最初、湿地で濡れた靴を乾かしているあづさが入り口の椅子で待機し、和人が教会内を観光する予定でいましたが・・・

「これはすごいぞ、こんな教会見たことない!あづさも見ておいでよ」

帰ってくるなりの和人の言葉に、あづさも教会内を見学。

うん。すごい。

教会の絵もステンドグラスも、万人に親しみやすい、心やすらぐものでした。何よりすごいのが、教会内に、ソファや絵本、ぬいぐるみ、テーブルセットにカフェコーナーがあり、「どうぞ、おくつろぎください」というシスターの優しい言葉が聞こえてきそうなほど、居心地よい空間になっているんです。

ヨーロッパを旅した人なら分かることと思いますが、観光用に解放されている教会は、入場料を取ったりトイレも有料だったり、多くは写真撮影も禁止していたりと、くつろぐような居心地のよさを感じることは滅多にありません。そういったことも含め、ここロングイヤービエンの教会に、和人は「こんな教会見たことない」と言ったのだろう思います。

もう時刻は夕方6時をまわっていたため、教会内には誰もいませんでしたが、カフェコーナーにはケーキやお茶が置いてあり、お金を入れるボックスが置いてありました。

ワッフルとジャム、コーヒーで、1人25クローネ。スウェーデンよりも(おそらく今の日本よりも)物価の高いノルウェー領では、善意の値段だろうと思い、私たちは教会の中でティータイムでくつろいでいくことにしました。ワッフルがほんと美味しかった。50クローネは高額ですが、この教会のために使われるなら、是非出していきたいお金です。

■今日も真夜中の太陽
夕方から雲がみるみる消え、またも今夜は真夜中の太陽の観測。

今度は手動ではなく、自動で10分ごとにシャッターが切れるようにしました。そして私たちは2人で肩を並べて真夜中の太陽を見ようと、テントの入り口を真北に向けて、0:59(※カメラ内臓時計の時刻)に太陽が最も沈む方角を考慮してテントを移動しました。

これが、本当に大正解。

旅スタディのページにもあるように、地球の自転に伴い、理論的には太陽から出てくる電磁波(光)の波長が、太陽が沈むときと昇るときとで変わります。波長はエネルギーに反比例するため、太陽の波長の違いがエネルギーの違いとなり色の違いとなって見えるはず・・・?
≫こちら

2人でシュラフにくるまって、ずーっと太陽を凝視。

あづさ「あ、今太陽が」
和人「うん、色が変わった」
あづさ「一緒に見えたんだね」
和人「今何分?」
あづさ「わー、0:59ジャスト!」
和人「計算どおり!」

色の変化を見たのは気のせいかもしれないけれど、時計を見ないで2人でそれが一致したこと。そしてその時刻が昨日実測した時刻と一致したこと。

ほんと、とても嬉しい私たちなのでした。
本日の旅
行動 :ロングイヤービエンの街散策、氷河を目指して散策、真夜中の太陽の写真撮影
朝食 :ソーセージとにんにくのパスタ、ツナと玉ねぎチャーハン、パン、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :なし(朝食が遅かったのと、三度の食事以外にもちょこちょこお腹に入れているため)
夕食 :(日付は翌日)魚のムニエル、じゃがいもと野菜数種のソテー、ごはん、オニオングラタンスープ/キャンプサイト
宿泊 :ロングイヤービエンキャンピングLongyearbyen Camping
http://www.longyearbyen-camping.com/

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1クローネ=22円

*ロングイヤービエンの教会は24時間開放されている。入場無料、中にカフェコーナーもある。
*ロングイヤービエンの街中心部にはスーパーマーケットがある。ブランド品が売られるほど、大きなショップとなっている。ちなみにスヴァールバルでは全てのものが免税販売。
*街中心部にあるツーリストインフォメーションは、展示物も充実していてちょっとした博物館のよう。PCはネット不可だがツアーブッキングなどに使える。

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Mon, 16 Jul 2007

★ロングイヤービエン

:: 旅67日め : 世界旅12ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ34ヶ国め ::

■24時間の太陽撮影
今日の天気は快晴・・・の一歩手前。雲も少し出ていますが、気持ちよい青空が一面に広がります。

太陽が沈まないということは、1日を通して太陽が東西南北すべての方向に見えるということですよね。
今日は、その写真を360°のフルパノラマで撮ろうと思います。

太陽高度が最も下がる(北中)時刻がデジカメ内蔵の時計で0:59なので、毎時59分にシャッターを押すことに。

それ以外は、キッチンのあるリビングスペースで、のんびり過ごすことにしました。

■明日はツアー参加
私たちの使っているテーブルの隣にいたデンマーク人のおねーさんが、あづさに声をかけてきました。

「見たところあなたたちは2人。私たちは4人でツアーを申し込んだんだけど2人が行けなくなってしまって、でも払い戻しもしてもらえなかった。だからあなたたちが良ければ明日のツアーのチケットを差し上げたいのだけど、いかがかしら?」

ツアーの内容は、フォックスフォンナFoxfonna氷河のトレッキングツアー。なんと2人で1100クローネ(24200円)もするもの。和人とあづさは相談し、厚意に感謝しながらチケットをいただくことにしました。おねーさんも喜んでくれました。ほんと、信じられない幸運です。

スヴァールバルで真夜中の太陽が見られたら、1日くらいは何かのツアーに参加したいなとは思っていました。その願いがびっくりする形で叶えられたことも、嬉しい。

明日は朝から氷河トレッキングにおでかけです。

でも、夜まではあづさが、夜の間は和人が、1時間に1度の写真を確実に撮り続け、スヴァールバルならではの太陽を写真に収めることができました。

テントから見る真夜中の太陽
本日の旅
行動 :1時間に1度のパノラマ太陽撮影
朝食 :アスパラガスのスープ、ツナと玉ねぎのチャーハン、キャセロール/キャンプサイト
昼食 :クスクス、トマトのキャセロール、マッシュポテト、魚のマスタードマリネ/キャンプサイト
夕食 :なし(最近晩ごはんは撮影終了後の午前3時ごろ食べているが、明日が早いため今日はすぐに就寝した)
宿泊 :ロングイヤービエンキャンピングLongyearbyen Camping
http://www.longyearbyen-camping.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*スヴァールバルではいくつかツアーアクティビティがあり、インフォメーションやキャンプサイト、ホテルなどで申し込める。
クルーズ、犬ぞり、ハイキング、氷河トレッキング、鉱山、カヤック、ボート、近郊の町訪問、アークティックバーベキューなどなど。

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Tue, 17 Jul 2007

★ロングイヤービエン→フォックスフォンナ氷河→ロングイヤービエン

:: 旅68日め : 世界旅12ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ34ヶ国め ::

■氷河トレッキング
昨日は、幸運にも、2人で1100クローネもするツアーチケットを譲り受けた私たち。朝から氷河トレッキングに出かけることになりました。私たちはロングイヤービエンキャンピングに泊まっている他のデンマーク人2人と併せて4人のグループで参加しました。

行き先はフォックスフォンナFoxfonna氷河。現在も機能している炭鉱(mine No.7)からスタートします。

氷河を、ガイド1名を含めた12名で歩いて横断するツアー。風も弱く、雨も降らず、曇天ではありましたがトレッキングには汗をかきすぎない天候でした。氷河に入る前に長靴を借りることができ、氷河横断スタート!

フォックスフォンナ氷河横断

ここは北緯80°、北極圏の中にある氷河。土壌も凍りつくため氷河の流れが遅いのが特徴なのだと、ガイドに教わりました。スヴァールバルは国土の60%が氷に覆われているので、土壌を覆う氷の姿を見ることも、スヴァールバルの旅にふさわしいことだと思いました。

氷河の上を歩いていくと、途中、化石エリアに入りました。注意深く石を見ながら歩いていると、植物の化石、貝の化石などを見つけることができます。歩いていくほど植生が変化する様子が見られたり、野生のシカ(レインディヤReindeer)が見られたりと、興味の対象がいっぱいありました。

3時間ほど歩いたところで、お昼ごはん。じゃがいもをいっぱい使ったノルウェーの伝統料理をいただきながら、美味しいコーヒーで冷えた体を温めました。

総計6時間ほどのツアーです。楽しかった。チケットをくれたデンマーク人の、リナ姉、トゥカ兄、ありがとうございます!

市街地の図書館でメールチェックやサイト更新をしたあと、キャンプサイトに戻りました。すぐにフレンチカフェオレで冷えた体を温めたあと、昨夜寝ていない分、テントで熟睡しました。
本日の旅
行動 :フォックスフォンナFoxfonna氷河トレッキング
朝食 :シェルパスタの玉ねぎケチャップソテー、アスパラガスのスープ/キャンプサイト
昼食 :ラップスコイス(Lappskojs、じゃがいもをブイヨンでとろとろに煮て、角切り牛肉に、小さく刻んだソーセージやにんじんが具に入ったもの、ノルウェーの伝統料理)、パン、バター、コーヒー/氷河トレッキング
夕食 :ツナとチーズのパスタ、グリーンピースのスープ、ワイン/キャンプサイト
宿泊 :ロングイヤービエンキャンピングLongyearbyen Camping
http://www.longyearbyen-camping.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*フォックスフォンナFoxfonna氷河トレッキング
1人550クローネ。10時に市内中心にあるラディソンSASホテルでピックアップ、No.7炭鉱まで車で行き、そこから英語ガイドと共にトレッキング開始。長靴を貸してくれる(氷河融けの水の中をじゃぶじゃぶ歩くこともあり、長靴必須)。3時間半ほど歩く途中で、化石が見られるポイントも案内してくれる。氷河を越えたら、小さな小屋でランチタイム。その後車が待つポイントまでは平地を歩き、市内に戻ってツアーエンド。所要6時間。
Svalbard Reiseliv AS、http://www.svalbard.net/

*市内図書館(Bibliotekの看板がある)は、市街中心部のショッピングモール2Fにある。平日11~17時、インターネット無料(30分制限、日本語:読み×書き×USB○)

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Wed, 18 Jul 2007

★ロングイヤービエン

:: 旅69日め : 世界旅12ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ34ヶ国め ::

■雨の休息日
おとといは24時間太陽撮影、昨日はフォックスフォンナFoxfonna氷河横断トレッキング。

今日は、冷たい雨が降っています。

テントの中であたたまりながら過ごしたり、キッチンのあるリビングスペースでのんびりしたり。
降ったり止んだりの雨では、なかなかおでかけもできません。

あづさはこれまでの旅をいろいろと記録したり(この旅日記も含めて)、和人は写真のバックアップやノルウェー本土に戻ってからの計画をあれこれと検討しています。最後だからと海岸沿いをお散歩したら、パフィンやアホウドリなど様々な野鳥を見ることもできました。

そう。明日の早朝、大好きな大好きなスヴァールバルを離れてノルウェー本土に移動します。寂しいけれど、1週間は長いようで実際はすごく短かった。国全体がフィヨルドで、明らかに他の国にはない特異な風景の中、ずっと素晴らしい大自然の中、始終太陽のもとで過ごせたことが、夏のスヴァールバル滞在の何よりの旅のご馳走でした。

ノルウェー到着後、現時点ではフェローFaroe諸島への船に乗る予定ですが、後日の旅行程を考えると悩みどころで、はたまたデンマークに移動するか、それともアイスランド?グリーンランド?・・・私たちの旅行程は、今後どうなるのでしょう。

明日は朝4時台のフライト、午前3時にはチェックインだから、今夜はずっと寝ずに過ごします。

1週間テント生活を過ごしたLongyearbyen Camping(ロングイヤービエンキャンピング)は、世界最北のキャンプサイト、私たちの大好きなキャンプサイト。

大好きなキッチンスペース、永久凍土の上にテントを張る体験、そして海の向こうには、人類に汚されていない真っ白な氷河。

世界最北のキャンプサイト

スヴァールバル、そこは世界最北の国。
地球のどの場所でさえ代替しようのないほど、素晴らしく素晴らしく、本当に素晴らしいところだった。

私たちは、この最北の国と、素晴らしいキャンプサイトと、白く輝く真夜中の太陽を、決して忘れない。
本日の旅
行動 :キャンプサイト滞在
朝食 :なし(就寝)
昼食 :豆のカレー、クスクス、魚のマスタード漬け、リンゴ、レモンティー/キャンプサイト
夕食 :(日付は翌日)ポリッジ、レモンティー/キャンプサイト
宿泊 :ロングイヤービエンキャンピングLongyearbyen Camping
http://www.longyearbyen-camping.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*ロングイヤービエンの天候
私たちが滞在した7月中旬は、気温は6~9℃くらいが多かった。どしゃぶりはなかったが、雨天から晴天まで天候の変化も大きかった。ただ、風がとても強く、乾燥もしている。風が止まることはほとんどなく、風が吹いている間は真剣に寒く感じた。訪問するときの衣類の参考になればと思う。

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Thu, 19 Jul 2007

ロングイヤービエン→トロムソ行き飛行機→トロンハイム行き飛行機→ベルゲン行き飛行機→ベルゲン

:: 旅70日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■ノルウェー本土へ
ロングイヤービエンLongyearbyenを4時台に離陸するフライトに乗るから、チェックインは午前3時。つまり、一睡もせずに夜を過ごしました。キャンプサイトのキッチンスペースからも見える白亜の氷河群の美しさは、1週間滞在しても、最後まで見飽きませんでした。

ノルウェー本土のトロムソTromso行き飛行機は、定刻どおり無事に離陸しました。歩いては行けなかったスヴァールバルの大地を上空から見下ろし、他の地球ではなかなか見られない稀有な光景にも、これでお別れです。

トロムソでトランジット、ボードーBodo経由、トロンハイムTrondheimでトランジット、オーレスンAlesund経由と、ノルウェーの西岸部をてんてんとたどりながら、ノルウェー第二の都市ベルゲンBergenに到着したのはお昼頃です。

到着してすぐ、「あ、私ここ好き」って、あづさは思いました。

世界遺産ブリッゲン通り

ベルゲンは古くからの伝統を残す港町です。港に面して三角屋根の家並みが残るブリッゲン通り周辺は世界遺産にも登録されています。また、ベルゲンはノルウェー西岸のフィヨルドラインそのものに位置する街なのです。だから、入りくねった海岸線と、氷河により形成されたU次谷の崖といった、フィヨルドそのものの地形も楽しめます。特に感動したのは、その崖に可愛らしい家並みが連なる様子でした。崖に連なる家を見上げるほどに、ここはノルウェー、ここはベルゲン! と実感が沸き、嬉しくなります。

世界遺産の価値あるベルゲンの観光のあとはホステルに戻り、ワッフル無料サービスでおなかいっぱいの晩ごはんをいただきました。

私たちは、1週間のスヴァールバル滞在で、すっかり体内時計がおかしくなっていました。24×7=168時間も昼間の中にいて、一度も夜を体験していないのだから、当然です。そういったわけで、眠いのか眠くないのかよく分からない体調のまま、就寝しました。

■スカイハイプライス!
そうそう、ノルウェーの旅で、強く強く実感するのが、ガイドブックに載っていた「Norway, Sky High Price !!」の言葉です。日本語では「ノルウェー、天空の物価高!!」とでも訳すのでしょうか(^^;;

あづさが、旅の近況を案じてくださった大学の先生へ書いたメールの抜粋はこんなかんじです;
「××先生
メールをいただき、嬉しく思っております。ありがとうございます。今はノルウェーです。
ガイドブックに「Sky High Price」と書いてあり・・・
何がすごいって、道端のソフトクリームが600円、軽食屋のピザが4000円、ビールが400mLの小さいグラス1杯1500円。
東京なんてメではないほど、物価が高いところに、まさにスカイハイを感じています。これでユーロ高、円安なので、いつもとほほと感じております。」

これは当時感じていた率直な感想です。

また、スウェーデンでは、親しくなった人に「次はどこに行くの?」と聞かれ「ノルウェー」と答えると「物価が高いわよぅ」といわれることが、何度もありました。スウェーデンだって超物価高の国なのにと思っていたのに、ノルウェーに来ると、東京住まい経験の長い私たちもびっくりするほどの物価高なのです・・・。

チェックインしたホステルでは大人数部屋ドミトリーで2人で270クローネ(約6000円)で「ここはノルウェーで一番安価なドミだ」と言われる始末。私たちが泊まった他のドミでは2人で2000円台のところもあったのに・・・恐るべしスカイハイ。

ひょっとしたらノルウェーは、本当に世界で一番物価が高い国なのかも(++)
本日の旅
行動 :ノルウェー本土へ移動、ベルゲン観光
朝食 :ソーセージとにんにくのソテー、ポリッジ、リンゴ、コーヒー/キャンプサイト、機内食(サンドイッチ、オレンジジュース、コーヒー)/トロムソ行き飛行機、機内食(サンドイッチ、オレンジジュース、コーヒー)/トロンハイム行き飛行機
昼食 :にんにくスープパスタ、クッキー、コーヒー/ホステル
夕食 :ワッフルいっぱい、いちごジャム、ホイップクリーム、コーヒー、アールグレイティー/ホステルでワッフルサービスデーだった
宿泊 :ホステルインターミッションHostel iNTERMiSSiON
http://intermissionhostel.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*ベルゲン空港からベルゲン市内にはエアポートバスが運行している(1人75クローネ、所要30分)。ローカルバスもあるのではとバス乗り場で尋ねたが、乗り換えもあり、乗り換え先の時刻表が空港では分からなかったため、私たちはエアポートバスを選択した。

*フィヨルド(fjord、峡湾)について
フィヨルドは、氷河により形成される地形である。氷河では氷が大地を削り取りながら移動する(文字通り、氷の河)。そのため、氷河によりU字の谷が形成される。氷河期が終わると氷が融けて海面が上昇し、U字谷の底部が海に沈んだ。つまり、フィヨルドとは、湾の入口から湾の奥まで、等幅に近いまま細長く続く湾なのである。
(※岩手県の三陸海岸で有名なリアス式海岸は、河川の浸食によってV字谷が形成されてできた点で、フィヨルドとはまったく異なる。要は固体と液体の違い、U字とV字の違いなのだ(^_^)V)

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Fri, 20 Jul 2007

ベルゲン

:: 旅71日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■フェロー諸島への船を予約
旅の行程にベルゲンBergenを組み入れたのは、ここがフェローFaroe諸島行き船の出航地だからです。

フィンランドのヘルシンキでは旅行代理店に問い合わせをし、スウェーデンのストックホルムは船会社にメール問い合わせをしたのだから、もっとずっと早めにチケットを確保できているはずでした。しかしヘルシンキの予約代理店では「この会社には問い合わせをしても返答に数日かかる」と言われ何もしてもらえず、メールで予約のお願いをしても返事すらなく、ここベルゲンに来るまで伸ばし伸ばしになってしまっていたのです。だから、実際にベルゲンに到着してから、オフィスに足を運ばざるを得なくなったというわけです。

さて、オフィスでもてんやわんやの大騒ぎでした。実際に運行している路線なのに「その船はない」と言われたり、こちらはパンフレットを熟読して料金やスケジュールも確認しているのに、その倍価の価格を請求されたり・・・んもう、なってないなぁ。

ちなみに、4日後のチケットを買いたかったのですが、その日のフェロー行きの船は現地の祝日のために満席とのことで、さらにその翌週のチケットを購入せざるを得なくなりました。ノルウェーでの10日以上の滞在・・・予定していたスケジュールはこれでもうガタガタです。でも、また、旅スケジュールの組み直しも頑張らなくっちゃね。

■ノルウェーの過ごし方
滞在が伸びるとなると、大変なのが、昨日の日記にも書きましたが、ノルウェーが「Sky High Price」な、超物価高の国であるということです。ベルゲンで泊まった安ホステルの大人数部屋の宿泊でさえ2人で約6000円なのに、仮に10日滞在が延びたならそれだけで6万円の出費になってしまいますよね。アイタタタ。

2人で相談しました。そうして、空き時間の10日間のプランニングで候補に挙がったものは、以下の通りです。
1)ベルゲン近郊でキャンプ生活
2)フィヨルドまでバスで行き、キャンプ生活
3)レンタカーを3日ほど借りてフィヨルドへ行き、残りの日数は1)
4)レンタカーを1週間ほど借りてフィヨルドへ行き、残りの日数は1)
5)レンタカーを借りて思い切ってデンマーク、オランダやドイツをドライブ観光
6)列車パス(乗り放題チケット)を買って、デンマークやノルウェー国内の観光
7)フェリーでデンマークまで行き、デンマークやオランダ、ドイツ観光

レンタカー会社で料金を問い合わせたり、デンマークまでの船料金を調べたり、駅で列車パスの料金と適用ルールを教えてもらうなどなど、この日はベルゲン市内をいろいろと歩いて、空き時間の10日間のプランニングで2人でわいわいと作戦会議をしていました。

市内をいろいろ歩いたことで、中心部や駅周辺、教会など、いろいろと観光もできました。

ベルゲンの街並み

ベルゲンの街、大好きなんですよね。だからいっぱい見られて一石二鳥(*^-^*)
本日の旅
行動 :フェロー行き船の予約、フェロー行きまでの行動のための調べ物、ベルゲン観光
朝食 :照り焼きチキン風味パスタ、フライドポテト、レインディア(ノルウェーの鹿)のサラミ、チーズ、コーヒー/ホステル
昼食 :チーズサンドイッチ、フライドポテト、レインディア(ノルウェーの鹿)のサラミ、オレンジ、アールグレイティー/世界遺産ベルゲンフスのお城の庭
夕食 :スープとバターとにんにくで炊いたリゾットに、青ネギとレインディアのサラミとにんにくとパルメザンチーズのトッピング、コーヒー/ホステル
宿泊 :ホステルインターミッションHostel iNTERMiSSiON
http://intermissionhostel.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*ノルウェーからフェローFaroe諸島へ
アトランティック航空(http://www.atlantic.fo/)やスミリルライン社(http://www.smyril-line.com/)のフェリーなどがある。私たちはスミリルラインのベルゲン市内オフィスで、フェロー諸島を経由して英国シェトランド行きのチケットを購入した。2人で1240クローネ。なお、この会社は、上の日記にあるように対応に不安があるので、サイトやパンフレットで十分に情報収集をし、自信を持ってチケット購入に臨んだ方が良いと思われる。

*ベルゲンから他国へ行く国際船
スミリルライン(http://www.smyril-line.com/
カラーライン(http://mmserv.colorline.no/
DFDSシーウェイズ(http://www.dfdsseaways.com/
フィヨルドライン(http://www.FjordLine.no

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Sat, 21 Jul 2007

ベルゲン→ソグネフィヨルド→バレストラン

:: 旅72日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■世界一のフィヨルドへ
昨日、フェローFaroe諸島行きのチケットが、計画よりも1週間先の便しか取れなかったため、思ったよりも(覚悟はありましたが)長くノルウェーに滞在することになってしまいました。

昨日の日記の通り、ノルウェーでどこで過ごすか、それともデンマークやベルギー、オランダ、ドイツといった近辺の国を訪問するか、等、昨日から今朝にかけて、ずっとずっと計画を立てていました。

そして最終的にはノルウェーが世界にその名を馳せるソグネフィヨルドで、ノルウェーの自然と共に過ごそうということになりました。

ソグネフィヨルドは世界最長のフィヨルドとして、日本でも知名度が高いフィヨルドです(ちなみに、世界最大フィヨルドはグリーンランドのスコルズビ湾で、世界最長フィヨルドはソグネフィヨルドとされています)。

和人が調べて、行き先を決めた判断材料は、以下の通り。
1)ソグネフィヨルドに面し、始終ソグネフィヨルドが見られるところ
2)フィヨルドの両岸のうち、ベルゲン側に滞在したのでは「対岸行きたーい」ってなるだろうから、ベルゲンの逆の岸に滞在できること
3)ベルゲンからのクルーズ往復料金が片道の2倍よりも安くなるところ
4)銀行サイトをチェックし、ATMマシンが確実にあるところ
5)トレッキングやハイキングなどができ、美しい自然が満喫できる
6)安いキャンプサイトがある
7)行って気に入りそうなところである

ということで、ソグネフィヨルドの景勝地に位置する、バレストランBalestrandを目指して、ソグネフィヨルドのクルーズ船を大奮発! フィヨルドを大いに楽しむことにしました。

ベルゲンを14時台に出発したクルーズ船は4時間の航海に出ました。私たちは、左右に切り開かれるU字谷を見たいと、一番前の中央の座席をとりました。クルーズ船は海岸沿いの小さな島島をすりぬけながら、狭い湾・・・まさにフィヨルドに入ると、フロントガラス越しには絶景の連続です。次から次へと風景が変わります。これぞノルウェー!の光景。嬉しいなあ。

ベルゲンの街並み

船が内陸側に進むと、フィヨルドの幅が狭くなり、一層景色が美しくなります。最後1時間くらいは、2階デッキに出て、強い風を浴びながら、フィヨルドの写真を撮って過ごしました。

船内ビールは1杯59クローネというびっくり価格(ノルウェーにいたらびっくりではないけれども)ですが、折角大奮発してソグネフィヨルドクルーズに来たのだからと、小奮発で2人で乾杯♪(^^)/□\(^^)♪

■バレストラン到着
4時間の素敵なクルーズを終え、私たちはフィヨルドの港町バレストランBalestrandに到着しました。こじんまりとした、古い家が点在する小さな町です。今日から10日ほど、この町を拠点に滞在します。

実は、スヴァールバルの旅を終えて、ノルウェー本土に南下してきたとき、私たち2人は「あれだけ素晴らしいフィヨルドの中にいたんだから、ノルウェーのフィヨルドを見に行く気持ちは、正直薄れているよね」・・・などという会話もしていたんです。2人とも同意見で。

でも、不意にノルウェー滞在期間が長くなり、ソグネフィヨルドを見ながら、ゆっくりと過ごせることになったことは、やっぱり素晴らしいこと。なぜならばそこには、スヴァールバルの木々のない禿山と氷河に覆われるフィヨルドとは対照的な、緑豊かな森が溢れるフィヨルドがあるからです。

窮すれば通ず、とは、まさにこのこと。通じてきたからには、めいっぱい楽しみますよっo(^o^)o!
本日の旅
行動 :ソグネフィヨルドクルーズ、バレストランへ移動、バレストランキャンプ
朝食 :クラッカー、チーズ、スープ、コーヒー/ホステル
昼食 :Sursild(スーシルドゥ、いわしの一種の切り身を玉ねぎスライスと粒胡椒と共に酢漬けにしたノルウェー伝統料理)、クラッカー/ソグネフィヨルドクルーズの待合室
夕食 :ポタージュを使ってスープパスタ、紅茶/キャンプサイト
宿泊 :ショトゥンキャンピングSjotun Camping
http://www.sjotun.com/

関連ページ
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旅情報
1クローネ=22円

*ベルゲン観光:http://www.visitBergen.com

*フィヨルドクルーズ:http://www.fjord1.no/fylkesbaatane

*ベルゲン-バレストラン往復チケット
2人で1260クローネ(ノルウェー→隣国フェロー諸島→更に隣国の英国シェトランド諸島までの国際ルート2つ分のチケットが2人で1240クローネなのに・・・たった4時間のショートトリップ往復でそれを上回るとは、フィヨルドクルーズって高いんだなあ)。

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Sun, 22 Jul 2007

バレストラン

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■ソグネフィヨルドに滞在
バレストランBalestrandは、ソグネフィヨルドの景勝地に位置する小さな港町です。ここのキャンプサイトからはいつもフィヨルドが見えていて、居心地が満点です。

ショトゥンキャンピングからのフィヨルド

お天気が良いので、テントの外にマットを敷いて、フィヨルドを見ながらごろん。あづさはティータイム、読書タイム、PCタイムと、マットの上に寝転んで絶景を見ながらのんびりと過ごしていました。

和人は、これからの1週間以上もの日をどう過ごそうかと、いろいろと検討しています。山の中に入って自然の中にテントを張りながら電気もないところで数日過ごすのもよいかなと、ミニトレッキングと下見を兼ねて、山の中へおでかけしてきてくれました。

ここのキャンプサイトにはキッチン備え付けのフライパン類はないので、久々に自前のコッヘルで炊事しました。一層キャンプっぽさが表れ、楽しいです。

明日から、どう過ごすのかな。このキャンプサイトで過ごすのか、それとも山の中に入るのか。すべては天候次第です。
本日の旅
行動 :バレストランミニトレッキング、キャンプでのんびり
朝食 :クラッカー、チーズ、スープ、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :トマトと豆のカレー、ごはん、コーヒー/キャンプサイト
夕食 :スパゲティナポリタン、チーズ、スープ、マッシュポテト、紅茶/キャンプサイト
宿泊 :ショトゥンキャンピングSjotun Camping
http://www.sjotun.com/

関連ページ
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旅情報
1クローネ=22円

*バレストランのツーリストインフォメーションには、トレッキングルート案内等が充実している。またインフォメーション内にネットあり(1分1クローネ。見たところ日本語×)

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Mon, 23 Jul 2007

バレストラン

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■雨のソグネフィヨルド
バレストランBalestrandは、朝から雨でした。テントの入り口をソグネフィヨルドに向けているので、テントにいながらフィヨルド観光ができるのは良いのですが、今日は山にかかる低い雲が見えています。

雨だと、何もできないですよね。トレッキングも、お天気の良いとき、眺めの良いときにしたいし。

今日はスーパーに行って買出しをし、漁業国ノルウェーならではの新鮮なエビを買ってきました。いっぱいのエビって、日本にいると豪華絢爛な感覚ですが、実は他の食材(ひき肉やじゃがいも)を買うよりも、ここではエビをいっぱい買ったほうが安いんです。

ノルウェーのエビで料理

新鮮なエビいっぱいの海鮮スープは、殻もサクサク柔らかくてびっくり。写真にあるのはごく一部。もちろんおかわりもいっぱいして、幸せな美味しさに大満足♪(*^-^*)
本日の旅
行動 :キャンプでのんびり
朝食 :ライスプディン、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :ツナとにんじんのソースをかけたパスタ、紅茶/キャンプサイト
夕食 :エビとにんじんとじゃがいものスープ、ごはん、フレンチカフェオレ/キャンプサイト
宿泊 :ショトゥンキャンピングSjotun Camping
http://www.sjotun.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*バレストラン周辺の、ソグネフィヨルド中域の情報
Sognefjord Reiseliv BA
http://www.midsogn.no/

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Tue, 24 Jul 2007

バレストラン

:: 旅75日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■ちょっと静養
バレストランBalestrandに来て、あっという間に4日目です。はやーい!

ツーリストインフォメーションには向こう数日間の天気予報が掲示されているので、ここんとこ毎度の訪問のたびにチェックしています。それによると今日は午後から雨という予報でした。そして今朝は起きたら小雨でした。朝食を摂り終えると雨が止みました。

今日は、大きなトレッキングとかは無理ね。2人で町をお散歩しましょう。雲が神秘的にかかったフィヨルドも美しく、また、教会や伝統的な家屋など、お散歩にぴったりの町というのは嬉しいことです。

バレストランの教会

お散歩から帰ってきたら体調がすぐれない和人がテントでお昼寝しました。ここに来るまで頑張っていたので、バレストランで落ち着いたら、体が静養を欲したのかもしれません。

スーパーで買出しをし、空が明るくなった午後に町の散策をし、今日もノルウェーの伝統料理をキャンプサイトで楽しみました。
本日の旅
行動 :バレストラン観光、キャンプでのんびり
朝食 :ドライフルーツ入りオートミール、チーズ、クラッカー、フレンチカフェオレ、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :Fiskekaker(フィスケカケル、日本のさつま揚げをもっともちもち弾力を増したようなノルウェー伝統の魚のすり身)、穀物入りパン、アスパラガスのポタージュ/キャンプサイト
夕食 :Fiskekaker、じゃがいも、にんじんののオーブン焼き、ガーリック風味スープパスタ、ラズベリー、フレンチカフェオレ/キャンプサイト
宿泊 :ショトゥンキャンピングSjotun Camping
http://www.sjotun.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*バレストランの町にはスーパーマーケットが2軒ある。港の船着場に近いほうはエビが安く売っていて、教会に近いほうは食肉類が多い。図書館はSjotun Camping(ショトゥンキャンピング)の正面にある。月-木16~20時、金12~16時と、面白い時間帯に開いている(私たちが訪問したとき、7月いっぱいはお休みの札があった)。

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Wed, 25 Jul 2007

バレストラン

:: 旅76日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■トレッキング準備の日
バレストランBalestrandに来て、もう5日目です。

ほんと、次の国への移動が不意に1週間遅くなったので、のんびりとできています。でも不思議と退屈感がないのは、キャンプサイトからいつも見られる素敵なフィヨルド風景のおかげかな。本当なら今日あたりからそろそろ登山トレッキング・・・と思っていたけれど、天気予報は午後から大雨とのこと。朝も雨が降っているし、トレッキングは明日の出発にお見送りしましょう。

スーパーで3泊4日、約10食×2人分の食材を買い、自炊用にガソリンスタンドでガソリン1Lを購入しました。レギュラーガソリンでリッター10クローネ超、たっかーい。

トレッキングに不要なものはキャンプサイトのオーナーが預かってくれることになったので、有難いです。だから2人で持って行くものだけをまとめて荷造りしました。

晩ごはんはノルウェー伝統のシチュー。雨があがっているので、アウトドアテーブルでフィヨルドを眺めながらのごきげん晩ごはん♪

キャンプサイトのキッチン
本日の旅
行動 :キャンプでのんびり、明日からの3泊4日トレッキング準備
朝食 :パン、Fjellbit(フェルビット、ノルウェーでポピュラーな黒いサラミ、牛豚羊の肉のミックス)、野菜スープ、フレンチカフェオレ/キャンプサイト
昼食 :チーズ入りリゾット、にんじん入りスープ、Fjellbit(フェルビット)/キャンプサイト
夕食 :LAPSKAUS(ラップスケウス、ノルウェーに古くからあるシチュー。コンビーフのような牛肉の塊とにんじんとじゃがいもの角切りを長時間煮込んだもの)、ごはん、干しあんず、フレンチカフェオレ、コーヒー/キャンプサイト
宿泊 :ショトゥンキャンピングSjotun Camping
http://www.sjotun.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*バレストラントレッキングにあたり
ツーリストインフォメーションでは向こう数日間の天気予報を掲示しているのでチェックすべき。また有料でトレッキング用マップも売っている。ガイドブックによれば、ツーリストインフォメーションにデポジット金を払えば、山小屋の鍵を貸してくれ、そこに泊まることもできるらしい。

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Thu, 26 Jul 2007

★バレストラン→エラウメレン

:: 旅77日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■トレッキングスタート!
楽しみにしていたバレストランBalestrand。ガイドブックにも「トレッキングの理想の場所」と紹介されているほどの場所で、ルートもいくつも取り揃えられています。私たちは、アウトドア用パンフレットで難易度が高い(3ランク中3)と紹介されている10時間トレックの道を、3泊4日かけて移動し、無理なく、しかも気に入った風景に出会った場所でテントを張るような計画を立てました。

朝食をキャンプサイトでしっかり食べて、お昼頃スタート。

高度が低いところではラズベリー(英:Rasberry、ノ:Bringebaerブリンゲバー)がたくさん自生しています。熟れて赤く膨らんだ実は甘くて美味しくて、歩きながらの絶好のおやつになります^^

最初は汗ばみながらのトレッキングでしたが、山を登るにつれて寒くなってきます。高度数百mのところでは自生のブルーベリー(英:Blueberry、ノ:Blabaerブローバー)が至るところに実をつけていて、ビニール袋に採集しながら歩くのが本当に楽しかった。

天候は、曇り、時に小雨といった感じ。ここ数日ずっと雨天だったので、道がぬかるんでいるところもたくさんありました。

トレッキング途中のルックポイントから見下ろすフィヨルドは本当に素晴らしかった。大きなフィヨルドはもちろん素晴らしいのですが、小さなフィヨルドの末端を見られたことも良かったことの1つです。

約4時間ほど山を登り続け、本日の目標である山頂エラウメレンRaudmelenに無事到着しました。標高978mと高くはないのですが、残雪があちこちに残っていて、夏でも雪が融けないほど寒いことが伺えます。私たちは残雪から雪融け水が流れる場所の近くに、雄大なソグネフィヨルドに入り口を向けてテントを張りました。

フィヨルドを見下ろす山頂から

すごい、すごい、すごい。

こんなにすごい絶景の地に、自然そのものの中にテントを張れるなんて、世界にいくつもないことでしょう。

世界旅出発前に神戸で買った新しい自炊用コンロとガソリンボトルを連結して、初めて自前のコンロで夕食を作りました。山頂は風が強く、とても寒いけれど、ここは今回のノルウェーの旅で、本当に来て良かった場所の筆頭になりました。

しかし、テント用マットを敷いていても、雪も融けない地表温度がじわじわと体温を奪うため、寝ている間は寒かった・・・。衣類を敷いたりいろいろと苦労しながらの、寝付けない夜。
本日の旅
行動 :3泊4日トレッキング開始。バレストラン→エラウメレン山頂(4h)。
朝食 :スパゲティナポリタン、ビーフブイヨンスープ/キャンプサイト
昼食 :パン、ポテトサラダ、干しあんず、水/トレッキングルート途中の見晴らしポイント
夕食 :ビスケット、マッシュポテト、にんじん入りスープマカロニ、Fjellbit(フェルビット、ノルウェーでポピュラーな黒いサラミ、牛豚羊の肉のミックス)、紅茶/エラウメレン山頂
宿泊 :エラウメレン山頂で野テント

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旅情報
1クローネ=22円

*バレストラントレッキングでは、休憩ポイントなどにポストのようなものがあり、中にノートとペンが入っている。これは入山記録記入帳なので、日付と名前を書いていこう。

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Fri, 27 Jul 2007

★エラウメレン→カルバック

:: 旅78日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■トレッキング2日め
バレストランBalestrandから3泊4日トレッキング2日めです。

エラウメレンRaudmelen山頂の宿泊は、予想よりもシビアでした。傍らに残雪がある、つまり雪が融けない土壌の上にテントを張ったためです。テント用マットを敷いてシュラフに入ってもじわじわと体温が奪われていくのが分かります。更に手持ちの衣類を敷いたりもしましたが、冷たくなった体の部分を温かくするために始終寝返りをうちながら寝ていたため、寝不足気味でもあります。

しかし朝起きると、昨夜見たのと同じ絶景のフィヨルドが見えました。その美しさに後ろ髪を引かれながら、今日のトレッキングスタートです。

最初のうちは、人が歩く道だけ草がなく、細い山道がちゃんと分かりますが、だんだん、大きな岩がごろごろして、道がなくなりました。ルートを示すのは、時折岩に記されている赤いペンキだけ。

トレッキングルートと残雪

赤いペンキをたどっていくと、そのルートは残雪に分断されていました。残雪の上を歩くことは危険です。もし雪の下が岩ならば、隙間に転落したりする危険もあるためです。だから私たちは、残雪を迂回し、雪を避けて回り道をしながら、でもルートから外れないようにしていました。

でもそれも限界。

苔が好き放題に生して(むして)いる大きな岩は、ここのところの連日の雨で苔が大量の水を含んでいて、非常に滑りやすくなっています。地面もぬかるんで、斜面に足を置くとズブっと滑り落ちそうなほど。

本当なら、もう少し標高の高いところに行き、もっと奥地の湖を目指す予定でいましたが、残雪、雨、滑りやすい斜面といった条件を考慮して、高度を下げながら街に近づくルートへと変更。そうなると著しい斜面を下っていかなければならないので、慎重に慎重に歩きました(でも何度か滑ってしまいました)。

道自体は悪くないのですが、ぬかるみと、滑りやすい岩と滑りやすい土壌、そしてそれらを助長するかのごとくここ連日雨が続いていたことと、トレッキング中も雨が降っていたこと。今日のトレッキングは、そういった意味でハードだったなあ。

山小屋のあるあたりはカルバックKallbakkというところだそうです。標高650m。雨が強くなってきたので、急いでぬかるみの少なさそうな場所を探し、テントを張りました。

もう夜7時。夏の北欧なので暗くはないのですが、豪雨で気分も暗く、ビスケットだけなんとかつまんで、一日終了。
本日の旅
行動 :3泊4日トレッキング2日目。エラウメレン山頂→カルバック(5.5h)。
朝食 :にんじんとねぎのビーフブイヨンスープ、パン、Fjellbit(フェルビット、ノルウェーでポピュラーな黒いサラミ、牛豚羊の肉のミックス)、チーズ、紅茶/エラウメレン山頂
昼食 :ビスケット/トレッキング途中の岩の上
夕食 :ビスケット/カルバックのテントの中
宿泊 :カルバックで野テント

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旅情報
1クローネ=22円

*バレストランの民家を見ると、屋根が苔生して(むして)いる。トレッキングルートでも、土や岩の上には苔がいっぱい。きっと降雨量が多い地域なのだと思われる。訪問やトレッキング等の参考になればと思う。

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Sat, 28 Jul 2007

★カルバック

:: 旅79日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■トレッキング3日め
バレストランBalestrandから3泊4日トレッキング3日めです。

朝、目が覚めるとテントにぶつかる雨粒の音。バラバラバラという音を立てています。あちゃー(ρ_;) 雨じゃ歩けないじゃん~~。

もともと3泊4日の日程を確保していたので、今日は無理して移動しなくても良いのですが、やっぱりお天気は良いほうがいいですよね。

雨は一向に止みません。一瞬だけ雨が止んだとき、もう夜9時でした。
今日やったことと言えば、2人でテントの中で過ごしたこと。
外に出たのは、トイレと水汲みだけ。

テントの中では、2人でシュラフにくるまって、10月から突入するアフリカの、ルート作戦談義など。

だんだん、テントまわりが水浸しになってきました。テント自体はまだ丈夫なのですが、冷たい水に包まれたテントの中では、どんなに服を着こんでも、下からどんどん熱が奪われていきます。シュラフにくるまって寝ようと頑張りましたが、下が冷たくて結局何度も寝返りで起き、熟睡できないまま。

極寒が一番辛かったのは、北緯80°のスヴァールバルではなくノルウェー南部のこの日・・・。

「カランコロン」・・・夜半(よわ)の嵐の中、羊の鈴の音がすごく寂しげに響きます。

カルバックの羊
本日の旅
行動 :3泊4日トレッキング3日目。雨のためカルバックで停滞。アフリカ作戦談義。
朝食 :なし(朝昼が一緒になった)
昼食 :ねぎにんじんマカロニスープ、干しあんず、紅茶/カルバックのテントの中
夕食 :パン、Sardiner i Oliveolje(サルディナイオリーブンオリヤ、オリーブオイル仕立てのオイルサーディン)、にんじんスティック、雨水、polse(ペルサ、スウェーデンのソーセージ)、チーズ(NORVEGIAノルヴェーギアというノルウェーの名を冠したもの)/カルバックのテントの中
宿泊 :カルバックで野テント

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旅情報
1クローネ=22円

*今日の日記のようにルートを変更するとき、詳細なトレッキングマップによる情報はあったほうがよい。特に等高線を見れば尾根の様子や斜面の様子が分かる。私たちはトレッキング予定ルートとその周辺まで、入山の際のインフォメーションボードの詳細地図をデジカメで撮影し、実際に活用した。

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Sun, 29 Jul 2007

カルバック→バレストラン

:: 旅80日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■トレッキング4日め
バレストランBalestrandから3泊4日トレッキング4日めです。

昨日、絶え間なく雨が降っていましたが、今はなんとか止んでいます。長く続いた雨のせいで、周囲はすっかり水浸しですが、おかげで今日のトレッキングは、濡れてもいい覚悟のある格好から始められたので、気分がラク(^^*)

空は相変わらずの曇天です。いつ雨が降ってもおかしくない天候なので、私たちは、雨が降らないうちに下山しようと、午前中から早々とトレッキングを開始しました。昨日ほど危険を感じる道ではなく、途中まではブルーベリー、高度が低くなってからはラズベリーをいっぱい採集しながら下山しました。

キャンプサイトには、昼頃戻ることができました。

キャンプサイトに戻ってからは、和人が泥にぬかるんだ靴を洗いました。あづさはキッチンでブルーベリージャムとラズベリージャムを作りました。

トレッキングで摘んだ果実でジャム作り

ジャムがとってもとっても美味しいのは、摘んだ直後の賜物です。手元に残っている数枚のビスケットで美味しいジャムをいただく瞬間は、至福のひととき・・・♪

明日はベルゲンBergenに戻ります。だから、フィヨルドが見えるアウトドアテーブルに2人並んで座って、フィヨルドを存分に眺めながら、ここで最後となる夕食をいただきました。

バレストラン・・・フィヨルド三昧のこの町での滞在は、本当に楽しかったなあ。

本当に、ありがとう!
本日の旅
行動 :3泊4日トレッキング4日目。
朝食 :パン、Sardiner i Tomatsaus(サルディナイトマトセウス、オイルサーディンならぬトマトサーディン)、チーズ、川の水/カルバックのテントの中
昼食 :ビスケット、チーズ、サラミ、川の水/下山途中の岩の上
夕食 :白ごはん、にんじんとねぎのスープ、ツナ缶、コーヒー、フレンチカフェオレ/キャンプサイト
宿泊 :ショトゥンキャンピングSjotun Camping
http://www.sjotun.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*宿泊したSjotun Camping(ショトゥンキャンピング)は、テントを張る場所だけでなく、4人コテージ(キッチン、冷蔵庫、ベッド、チェアつき)や6人コテージ(〃)がある。こっちもいいなー♪

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Mon, 30 Jul 2007

バレストラン→ベルゲン

:: 旅81日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■再びベルゲンへ
今日はバレストランBalestrandからベルゲンBergenへ戻る日です。

バレストランから乗船

朝7時台の船に乗るので、5時半と早起きしました。最後にまたきれいなフィヨルドを見たいと思いましたが、でも最後の最後まで、バレストランは曇天で、今朝も小雨が降っています。

船に乗ると風雨が更に強くなりました。だから、デッキにも出ず、窓側の席でフィヨルドの地形を見ながら船内を過ごしました。1回途中の町で船を乗り換え、12時にベルゲン到着。

今日のベルゲンは、霧のベルゲン。
そして、寒い。

市内でまだ見ていないエリアを簡単に散策し、その後、前回ベルゲンに来たときに泊まったホステルにチェックインしました。

■アフリカの旅を考える
LANがつながり自分のPCを持っていればネットがつながる環境なので、ホステル内でとことん旅情報を集めます。その中で見つけてしまったのが、アルジェリアのビザがパリで取れなかったという情報でした。・・・以前なら、パリでもマルセイユでも取得できたものなのに・・・。

アルジェビザが取れなければ、私たちのアフリカ計画は総崩れです。結局今夜は、あづさと和人が交代で調べ物。アフリカの旅が気になり、眠れません。完全睡眠不足ですが、貴重なネットフリーの時間を、完全にアフリカの旅の準備に充てました。

しっかし・・・やばいなああああああ。

調べれば調べるほど、絶望的。
本日の旅
行動 :バレストランからベルゲンへ移動。
朝食 :マカロニカレースープ、アスパラポタージュ/キャンプサイト
昼食 :パン、ヨーグルト、チーズ、サラミ、昨日作ったブルーベリージャムとラズベリージャム、紅茶/ベルゲンの船の待合室
夕食 :カレー風味チーズリゾット、ワッフルいっぱい/ホステル
宿泊 :ホステルインターミッションHostel iNTERMiSSiON
http://intermissionhostel.com/

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旅情報
1クローネ=22円

*私たちが買ったフィヨルドクルーズ往復チケットはオープンチケットで、復路は予約をせず直接港に行って乗船できた。
http://www.fjord1.no/fylkesbaatane

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Tue, 31 Jul 2007

ベルゲン→トーシャン行きフェリー

:: 旅82日め : 世界旅13ヶ国め : 和人208ヶ国め : あづさ35ヶ国め ::

■図書館
今日は、ベルゲンBergen最終日です。フェローFaroe諸島行きの船に乗るのは夕方なので、時間は十分あるのですが、しかし今日は一段と寒い(T_T) おでかけの気分などにはとてもなれません。

そんなときに良いのが、図書館です。特に私たちは、昨夜からアフリカの旅計画を練り直すためにも情報が必要なので、Lonely Planetなど英語ガイドブック各種やネットを使い、英国~アフリカあたりまでの旅情報を収集していました。この図書館は、旅のガイドブックも多数蔵書があり、大きなテーブルだけでなく、PCやリラックスチェア、ソファテーブルセットもあり、居心地がものすごく良かったです。

ベルゲン図書館にて

図書館出口に、グリークの展示コーナーがあるのが良いじゃない(*^.^*)
グリークはベルゲンで生まれ育った音楽家、ソルベイギュとか有名ですよね。

■フェロー諸島へ
図書館の近くから港の近くまでは、無料バスが走っているので、それを使って港に行きました。船のチェックインを済ませたあと、まだ、もうちょっと時間があり、かつノルウェークローネのコインが残っているので、あづさがフィッシュマーケットに行き、ノルウェーサーモンを買ってきました。

私たちの乗った船は、ヘルシンキ行きやストックホルム行きの際に乗った船よりも更に豪華な客船でした。クシェット(Couchettes、簡易寝台)の部屋もきれいで快適です。早速ベッドの上にビニールを敷いて、晩ごはん♪ さっき切ってもらったばかりのノルウェーサーモンは、笑顔がほころぶ美味しさでした。

船内にはサウナがあったので、2人で別々にサウナタイム。汗を流したあとはビールを飲み、昨夜あまり寝ていない分、ぐっすりと就寝しました。

私たちは船旅が大好きです。飛行機のような圧迫感がなく、飛行機とは違い風景の移る様が見え、行く先を想い描いてはわくわくと心弾ませ、水の上でゆらゆらとする感覚が、大好きなのです。

今日の揺れ具合は些細なもので、まるで気分はゆらぎが気持ちよいウォーターベッド。だから一層快適な就寝となりました。

船のチケットが取れなくて予定よりも長く滞在したノルウェーでした。でもそのノルウェーの旅が楽しかった。2人で「楽しかったねー」と言うこともしょっちゅうなほど、大自然豊かなノルウェーの旅は素晴らしいものでした。

明日午後、私たちは、14ヶ国めフェローの首都トーシャンTorshavnに到着します。
本日の旅
行動 :図書館で調べ物、フェロー行き船に乗船。
朝食 :パン、シナモンロール、トマトパスタ、コーヒー/ホステル
昼食 :パン、アールグレイティー/ホステル
夕食 :ノルウェーサーモン、パン、ポテトサラダ、デンマークビール/トーシャン行きフェリー
宿泊 :トーシャン行きフェリー

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旅情報
1クローネ=22円

*ベルゲン市内には、無料のシャトルバスが走っている。10分に1本。停留所などの場所は、visitBergen.comが発行している冊子の地図に記載されている。物価が高くバス代が高いベルゲンで、無料バスは本当に有難い。
http://www.visitBergen.com

*図書館はネット無料(1回30分制限、受付でパスワードをもらう)。10~15時。鉄道駅近くにある。英語の旅行ガイドブックもかなり充実していた。トイレ1回5クローネ(高いなぁ)。

*フェローの首都トーシャン行きフェリーは、フェロー時間を船内時間としている。だからフェリーに乗ったら時計を1時間遅らせよう。

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Wed, 01 Aug 2007

トーシャン行きフェリー→トーシャン

:: 旅83日め : 世界旅14ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■フェロー諸島到着
この日、私たちは、世界旅14ヶ国めフェローFaroeの首都トーシャンTorshavnに到着しました。

到着は午後15時半。下船して、ツーリストインフォメーションに行き、いろいろとフェローの旅を検討していたらもう夜です。もちろん北の国の夏は日が長いので、夜になっても空は十分明るいままですけれど。

私たちはキャンプサイトまで2kmほど歩き、テントを張って荷物を置き、まずは夕食を作りました。そしてまだ空が明るいので、市内散策をしました。

屋根の上に草が生えるフェロースタイルの家

屋根に草を生やす伝統的なフェロー文化に感動しながら、新しく訪れる国に、またひとつ、世界の様子を見る体験が増えたことを嬉しく思いながら、日が暮れるまでトーシャンの街や港、民家街をいろいろと散策しました。

キャンプサイトに戻ってからは、フェロービールで有名な“Foroya Bjor”(フェローヤビヨール)が美味しかった(^-^)
本日の旅
行動 :フェロー行き船で過ごす、トーシャン市内観光。
朝食 :パン、ポテトサラダ、ソーセージ、チューブの魚ペースト、紅茶、干しあんず/トーシャン行きフェリー
昼食 :朝食と同じもの、デンマークビール/トーシャン行きフェリー
夕食 :じゃがいものガーリックソテー、グリルソーセージ、Foroya Bjor(フェローヤビヨール、フェローのビールの意)、パン、ココア/キャンプサイト
宿泊 :トーシャナーキャンピングTorshavnar Camping

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旅情報
1デンマーククローネ=24円

*フェロー諸島には独自の紙幣があり、大変芸術的な図柄である。記念に写真など撮っておくと良いと思う。

*トーシャンのツーリストインフォメーションにインターネットあり、15分15クローネ。

*トーシャナーキャンピングは現金払いしかできないが、ツーリストインフォメーションでカード払いができる。手数料無料。

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Thu, 02 Aug 2007

★トーシャン→ゲタ→フックラフィヨルズル→ゲタ→トーシャン

:: 旅84日め : 世界旅14ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■小さな島国の小さな田舎町へ
明日の早朝の船で英国へ移動するため、短い短いフェロー滞在です。
(※本当はもっと長い滞在を予定していましたが、日程変更が余儀なくされフェロー滞在が短くなるような船チケットしか買えなかったのです)

私たちの旅のテーマの1つに、“首都だけでない滞在”というのがあります。首都は世界中の文明が流入してどことなく画一的、・・・ビジネスマンがネクタイを締め、女性はアメリカでもヨーロッパでも日本でも見られるような共通ファッション、お店には他国のメーカーの商品が並び、街にはビルディングが並ぶといった具合に、首都は、独特の文化や伝統的文化といった“その国らしさ”が薄れているような気がするのです。

だから、フェロー諸島の滞在は短くても、是非首都トーシャンTorshavnを離れて離島に行こう! 田舎に行こう! と2人で意見が一致していました。当初、ボートアクティビティで有名な街へ行こうと、朝8時のバスを目標にバスターミナルに行きましたが、目的のバスがなく、そのかわりにより遠いところまで行くバスがあったので、フックラフィヨルズルFuglafjordur行きのバスに駆け込むように乗り込みました。

小さな島国の海岸線は、美しいフィヨルドの連続です。ノルウェーでフィヨルド三昧で過ごした私たちでも、無数の滝と共に形成されるフィヨルドには改めて感激してしまいます。

バスをゲタGotaで乗り換えて、合計1時間半ほどのバス旅で、フックラフィヨルズルに到着しました。フックラフィヨルズルはフェロー第4の町。第4といってもその規模は大変に小さく、田舎町の良さを残す大変に好感のもてる町です。

フックラフィヨルズルの町

しっかし寒い・・・ 気温が低いだけでなく、海風も強く、本当に寒いです。なので、風しのぎを兼ねてツーリストインフォメーションに入り、町散策のための情報収集をすることにしました。

ツーリストインフォメーションは、現在は図書館を兼ねた場所ですが、元は1882年に建てられた学校なのだそうです。無料のコーヒー&クッキーサービスもあり、本当に居心地の良さを感じます。司書のおじさんや地元のおじさんが集い、大変に親切に、私たちと会話をしてくれました。

その後、丁度お昼どきだったので、町に一軒しかないレストランで古いデンマークスタイルの食事(※フェロー諸島はデンマーク領です)をおなかいっぱいいただいたり(※そのお店はデンマーク料理だけではなくカレーや焼きそばなども置いています)、モダンな教会や古い木造りの小屋を訪問し、小さな町を歩き、一通りの町観光を終えて、再び居心地の良い図書館へと戻りました。コーヒーやクッキーをいただきながら、司書のおじさんと再び色々なお話をしました。いろいろな郷土話をしてくれるだけでなく、フェロー諸島を紹介する写真本や、フェロー諸島の文化が分かる子供向きの絵本をプレゼントしてくれるなど、温かいもてなしが本当に嬉しかった。

私たちは、午後4時半のバスに乗らないと首都トーシャンに戻れないため、本当はあと何日でも滞在したかった素敵な田舎町に、夕方早くにお別れしなければなりません。司書のおじさんも、是非家に泊まっていかないかと招待までしてくれたのに・・・、明日英国に移動することが、残念でたまりません。

小さな島国の離島の町。
本当に良いところだったなぁ。

このページの冒頭では、“首都だけでない滞在”の思うところとして、ビジネスマンやファッションのことなどを書きました。

でも、フックラフィヨルズルでの滞在を終え、この日の日記を書き終える今、“首都だけでない滞在”の本当の魅力は、その土地に住まう人々の、心の優しさなのだと思います。
本日の旅
行動 :フックラフィヨルズル観光。
朝食 :じゃがいもごろごろスープ、ソーセージのにんにくソテー、パン、アールグレイティー/キャンプサイト
昼食 :牛肉かたまり煮スライス、鶏肉かたまり煮スライス、ゆで丸じゃが、ちびじゃが揚げ辛ソース、スープ炊きごはん、焼きそば、鶏の辛味煮込み、鶏のカレー、ピクルス、ビーツサラダ、ミックスベジタブル/フックラフィヨルズルのレストラン
夕食 :クッキー、ココア/キャンプサイト
宿泊 :トーシャナーキャンピングTorshavnar Camping

関連ページ
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旅情報
1クローネ=24円

*トーシャンからフックラフィヨルズルへの行き方
フェリー乗り場のバスターミナルで400番バス乗車(町中のバスターミナルは市内バスしか走っていないので長距離バスは港から乗る)。1時間強走ったところで途中410番バスに乗り換えて約20分で到着。バスチケットは通しで買える。片道60クローネ。

*バス会社サイト
http://www.ssl.fo

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Fri, 03 Aug 2007

トーシャン→ラーウィック

:: 旅85日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■15ヶ国め、英国へ
フェローFaroe諸島を早朝に出発した船は、約12時間の航海を続けます。スミリルラインSmyril Line社のフェリーは豪華な客船でした。

スミリルライン船内

夜9時ごろ、英国最北の地であるシェトランドShetland諸島の中心都市ラーウィックLerwickに到着しました。だから、もう夜で外は真っ暗、しかもどしゃぶり&暴風という天気・・・ やだなあ、こんな夜中に新しい国に到着するなんて(ーー;;

英国は、不法労働者の移入を防ぐ等の目的のため、とにかく入国審査が厳しいことで知られています。バックパッカーが入国を拒否されたという情報を、これまでにもちらほらとは得たこともあります。さて、入国審査の順番がまわってきた私たち。日本を離れてから時間が経ち、最後に入国スタンプを押してもらったのが遠いフィンランド。そして大きな荷物を持っての入国ということもあり、様々な質問が繰り出されます。でも私たちは何故かそれほど心配はしていなかった。渡航先、職業、所持金などの質問に自信を持って笑顔で答えながら、無事入国審査終了~。

フェリーターミナルの外は嵐。でも歩くしかないから歩きます。歩いて2、3km先のキャンプサイトに行き、チェックインし、嵐の中テントを張ったら、もうぐったりです。こういうときは熟睡したいものなのですが、テントがガタガタ動き、壊れるんじゃないかいうくらいきしみ、結局熟睡できずに、本日終了。
本日の旅
行動 :フェローのトーシャンから英国のラーウィックへ移動
朝食 :マカロニのミートソース、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :パン、ソーセージ、チューブの魚ペースト、ライ麦パン/ラーウィック行き船
夕食 :なし(ラーウィック到着が夜9時すぎで、かつ外が嵐だった)
宿泊 :クリッキミンキャラバンアンドキャンプサイトClickimin Caravan & Camp site
http://srt.org.uk

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旅情報
1デンマーククローネ=24円
1英国ポンド=245円

*フェローから英国への移動
アトランティック航空(http://www.atlantic.fo/)やスミリルライン社(http://www.smyril-line.com/)のフェリーなどがある。私たちはスミリルラインのノルウェーのベルゲン市内オフィスで、ベルゲンからフェロー首都トーシャンを経由して英国シェトランド諸島ラーウィック行きのチケットを購入した。2人で1240クローネ。トーシャン-ラーウィック間は所要12時間。

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Sat, 04 Aug 2007

ラーウィック

:: 旅86日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■風のシェトランド
英国最北の地、シェトランドShetland諸島は年中風が強いことで知られています。昨日は、暴風+雨=嵐、という天気でしたが、今日は暴風。気温が低い+風が強い=厳しい寒さ、となると、なかなかテントから出る気になれません(++)

寝不足もあり、今日は休養日と決め込んで、テント内で過ごす時間を長くとりました。

午後は少し街に出て買出しをしました。さて、北欧のキャンプサイトといえばユーティリティの充実さで有名で、実際私たちが宿泊した全キャンプサイトにキッチンがありました。でも今いる英国のキャンプサイトにはキッチンがありません。そこで、自前のコンロにガソリンボトルを連結させて自炊することにしました。しかし、ガソリン輸送部分の内部パッキンが割れていてガソリンがちらほら外部引火する始末。結局砂利をかぶせて鎮火させ、自炊できずに終了・・・。まだ新しいコンロなのに、残念だな~~~(涙、涙)

コンロが上手く使えない様子をキャラバンカー(キャンピングカーから動力部分を除いたもの)の中からみていたおばさんが、「困ったことがあれば私たちの車を使えるわよ」と優しく声をかけてくれたんです。お米を浸水するところまで進めていた私たちは、有難くキャラバンカーに上がり、ガスコンロを使わせてもらい、ご飯を炊きました。

その間、ジュリアJuliaおばさんとマーシャルMarshallおじさんと和人とあづさ、4人でテーブルを囲んでわいわいと会話。更に私たちに美味しいワインをふるまってくれ、幸せいっぱーい(*^-^*)

キャラバンカーの中

おじさんおばさんは、シェトランド諸島の北部離島在住なんだそうです。お話しを伺っていると、風景の良さなど、その北部離島の観光がとってもとっても魅力的に思えてしまって・・・♪ つい、「おじさんおばさんが帰宅するとき、一緒に車に乗せていってもらえますか?」とお願いしちゃいました(^^ゞ

答えは嬉しいことにイエス。えへへ、ワインがすすんでほろほろーんになった勢い勝ち!? ともあれ明日からは、予定になかった、シェトランド諸島のさらなる離島めぐり決定です(^_^)V

テントに戻ってからは地魚“シェトランドサーモン”どっさりの炊き込みごはんで景気付けもばっちり。

明日からの未知なる旅が、楽しみだなあ。
本日の旅
行動 :ラーウィック滞在、街観光
朝食 :ライ麦パン、魚のチューブペースト/キャンプサイト
昼食 :食パン、魚のチューブペースト/キャンプサイト
夕食 :生サーモンの塩和え、シェトランドサーモンいっぱいの炊き込みご飯、でかでかサーモン入りスープ、White Lady(シェトランドエール)、赤ワイン/キャンプサイト
宿泊 :クリッキミンキャラバンアンドキャンプサイトClickimin Caravan & Camp site
http://srt.org.uk

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旅情報
1ポンド=245円

*ラーウィックの図書館
インターネット無料。台数もかなりあるが混んでいるときは1時間制限。月木9時半~20時、その他~17時、日曜定休。日本語読み○書き×USB×。
http://www.shetland-library.gov.uk

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Sun, 05 Aug 2007

★ラーウィック→ミッドイェール

:: 旅87日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■英国離島の、更に離島へ
英国北部にあるシェトランドShetland諸島から入国した私たち。昨日、キャンプサイトで知り合ったおじさんおばさんと一緒に、シェトランド諸島のメインランドMainlandから離島であるイェールYell島へ行くことになりました。

幸い今日は良い天気。午前中は丘に登ったり円形石造りの遺跡、「クリッキミンブロッホKlickimin Broch」などを観光し、更にラーウィックLerwickの街を観光しました。ミュージアム(Shetland Museum and Archives)が素晴らしかったです。

午後3時すぎ、マーシャルおじさんとジュリアおばさんと一緒に、素敵なドライブが始まりました。風景は実に素晴らしく、途中、ところどころ、ピート(Peats)の採掘現場も見られ、スコットランド観光のツボをまた一つ押さえました。

メインランドから1つ北にあるイェールYell島まで2時間程度のドライブののち、おじさんおばさんは自宅に招待してくれ、イングリッシュスタイルのアフタヌーンティーをもてなしてくれました。

イングリッシュアフタヌーンティー

アフタヌーンティーといえばミルクティー♪ そしてチーズオントースト(トーストの上にチーズを乗せる)、ビスケットに甘いケーキという組み合わせ。今日のケーキはジュリアおばさんが作ったバナナケーキで本当に美味しいのです。おかわりいっぱいも嬉しいのですが、何より嬉しかったのは、英国の家庭で、普段通りのスタイルのアフタヌーンティーを体験できたことです。突然の訪問にもかかわらずきれいに整頓されたキッチンや、かわいく整備されたガーデン、美味しいティータイム。本当に本当にありがとうございました!!

アフタヌーンティーのあと、おじさんおばさんは私たちをイェール島ドライブに連れて行ってくれました。舟を逆さまにして屋根にした珍しい家や、きれいな風景のある場所などを訪問しました。

帰宅したあと、私たちは野にテントを張る覚悟でいましたが、なんとキャラバンカーに泊めてくれることになったんです。すごーい、嬉しいな。1つの車に、キッチン、トイレ&シャワー、暖房、テーブル、ベッド、ソファなどのセットが工夫されて作られたキャラバンカーでの一夜滞在、なんか、お金持ちになれた気分よ(*^-^*)

コンロの故障は悔しいけれど、後日パーツを買い直すことで今は滅入る気分を忘れましょう。

でもその故障のおかげで、素晴らしきシェトランド諸島の旅、素晴らしき英国の旅が実現できたことは、紛れなく事実なのですから、めいっぱい感謝、感謝、ねっ♪
本日の旅
行動 :ラーウィック市内観光、イェール島ドライブ
朝食 :パン、コーヒー、ねぎにんじんスープ/キャンプサイト
昼食 :HAPPY AFTERNOON TEA(ミルクティー、チーズonトースト、Balta Biscuit(バルタビスケット、シェトランド諸島で作られたビスケット)、ホームメードバナナケーキ)/マーシャルおじさんち
夕食 :ねぎにんじんスープ、アイリッシュコーヒー/マーシャルおじさんちのキャラバンカーの中
宿泊 :マーシャルおじさんちのキャンピングカー

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旅情報
1ポンド=245円

*ピートについて
ピートPeatsは泥炭ともいう。石炭の生成過程にあるものでスコットランドで有名なもの。スコッチウィスキーの香り付けのもととしても知られている。

*シェトランド諸島の島間フェリーは、無料と有料がある。
本島-イェール島:往復1人3.2ポンド
イェール島-ウンスト島、ウンスト島-フェトラー島、フェトラー島-イェール島:無料
http://www.shetland.gov.uk/ferries

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Mon, 06 Aug 2007

★ミッドイェール→グッチャー→ベルモント→ハーマスネス→トレスタ→フービー→アイスバンク

:: 旅88日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■シェトランド諸島の離島、フェトラー島へ
キャラバンカーの寝心地は最高で、私たちはしっかり熟睡できました。軽い朝食を摂ったあと、ジュリアおばさんがイェールYell島北部のフェリー乗り場のグッチャーGutcherまで車で送ってくれ、そこでお別れです。

イェール島、ウンストUnst島、フェトラーFetlar島をまわるフェリーに乗り、ウンスト島とフェトラー島とどっちに行こうかと最後まで悩みましたが、ストーンサークルがあるフェトラー島に行くことに決めました。

ウンスト島ベルモントBelmontを経由してフェトラー島の船着場ハーマスネスHamars nessに着きました。船を降りると・・・あらら何もない・・・聞くところによるとこの島は人口たった60人なんですって。辺鄙な場所なのですね。

この島にキャンプサイトがあることは事前に調べて分かっていたので、フェリー降り場にいるポストバス(郵便物を運ぶワゴン車がバスとして機能するユニークな乗り物で、スコットランドのうち公共バスのない地域で見られるもの)に乗ってトレスタTrestaにあるキャンプサイトに連れて行ってもらいました。そこにはキャンプサイト使用料はショップ(商店)で支払うようにという張り紙があったので、更に歩いてショップに向かいました。寒い寒い、本当に寒く、霧と風も強いのですが、頑張って歩きました。

さて、ショップに行ったら先ほどのポストバスの運転手のおじさんがいます。私たちのことをショップオーナーに話してくれていたようで、ショップオーナーは「今日のような天気でキャンプは大変だ。近くの一軒家が安い値段で泊まれるからそちらが良いだろう」と教えてくれます。それは「キャンピングベッド(Camping Bods)」というシェトランド諸島の独特の宿泊スタイルで、歴史のある家や遺跡を宿泊施設にしたものです。

ポストバスに乗せてもらっていったんフービーHoubieのインフォメーションに寄り、アイスバンクAithbankにあるお宿を訪れてみると、わーい最高!!

大好きなピート(泥炭)を燃やす暖炉があるじゃないですか!!

ホステルよりも安い価格で、暖炉のある一軒家を貸し切りなんて、本当に素敵なこと! そしてそれが風景の素晴らしいシェトランド諸島の離島でだなんて、実にロマンチックです。

ピートを炊くと、暖炉の熱で部屋はしみじみと暖かくなっていきます。少し体が温かくなったあとは、島を見におでかけすることにしました。

■ストーンサークルを求めて
最初はちょっとその辺を・・・という気分で始まった散策ですが、歩いてみると素晴らしい風景に気分も良く、ストーンサークルがある場所の近くにまで来ていました。明確な地図はないのですが、ポストバスのおじさんが「このへん」と教えてくれたストーンサークルの場所を目指して歩いてみようということになりました。

メインロードから島の内部に入り、湿地帯を歩きます。ハナから濡れる覚悟いっぱいでスタートしたので、くつの中がぐちょぐちょしても気分はぜんぜん滅入りません。しかし・・・

歩いても歩いても、石が見えてこない。あまり正確でない簡易なイラスト地図で「このへん」と指差してもらっただけでは、探すのは難しいようです。しかも霧が出ていて、いくらあづさの視力が良くても(※2.0以上あります、ふふ)、探すのは難しい。しかも、湿地帯で轍(わだち)もなく、下手すると方向を見失って遭難しそう・・・。だから、目印になる物を見失わない範囲でしか動けませんが、ともかく歩きます。

「この石、ストーンサークルかなあ?」
「うーん、なんか違いそう」(注1)

そんな石なら何箇所かで見かけましたが、自信をもてる石に出会えず・・・。

でも、一瞬わずかに見えた石の霧影へ向けて歩いていくと、なんと、超巨大なストーンサークルに出会えたのです!!(注2) 気分は探検家です。伝説を信じて歩き続け黄金都市を見つけたあの探険家の気分です!!!

ストーンサークル

この石が、延々と遥か向こうまで続く・・・私たちは、地図にない巨大なストーンサークルの発見に嬉々として、霧の中でしたがいっぱい写真を撮りました。ほんと、ほんと、本当に嬉しかったなあ。

後日インフォメーションセンターのおじさんにデジカメの写真を見てもらって確認したのですが、注1で見た石の1つが、古く青銅器時代からあるストーンサークル「ホルタダンスHaltadans」なのだそうです。そして、注2で私たちが見つけた巨大ストーンサークルは「ウィルサポンドWhilsa pund」という、それよりも新しい時代のもの。ちなみに、シェトランド諸島の青銅器時代は紀元前1800年ごろに始まったのだそうです。

泥だらけのズボンとくつで宿に戻り、洗濯と晩ごはん。晩ごはんはスコットランドの伝統シチュー「スコッチブロースScotch broth」仕立てのパスタにしました。暖炉にシチューという組み合わせは、まるで昔の伝統的な暮らしを垣間見るようでした。

うふふ、暖炉の前だとちょっとおばあちゃん気分になれちゃいますよね^^

深夜になりました。

ふと外に出ると外灯がまったくない島は真っ暗。北極星を探すと、意外なほど頭上に見つかりました。こんな高いところの北極星って見たことあったっけ・・・? ああそうか。これまで何十日も夏の高緯度地域にいたから、昼間が長くて星を見ていなかったんだね。

空を見上げて、星座の位置や傾きから今自分が地球のどこにいるのかを実感するひとときは、ちっぽけな自分と、地球さえちっぽけなほど大きな宇宙を感じる、心洗われる大好きな時間です。

ストーンサークルの発見に、素晴らしい伝統的暖炉のある暮らし。

私たちは2人とも、素晴らしきフェトラーFetlar島に、大いに満足しています。
本日の旅
行動 :イェール島からフェトラー島へ移動、フェトラー島観光、ストーンサークル探索
朝食 :アイリッシュコーヒー、ねぎにんじんスープ、パン、チーズ/マーシャルおじさんちのキャラバンカーの中
昼食 :スモークマケレル(Smoked Mackerel、シェトランドのサバの燻製)、Balta Biscuit(バルタビスケット、シェトランド諸島で作られたビスケット)、アールグレイティー/キャンピングベッド
夕食 :Scotch broth(スコッチブロース、スコットランドのシチュー)仕立てのパスタ、コーヒー/キャンピングベッド
宿泊 :アイスバンクキャンピングベッドAithBank Camping Bods
http://www.camping-bods.com

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旅情報
1ポンド=245円

*キャンピングベッド(Camping Bods)について
シェトランド諸島にはキャンピングベッドCamping Bodsというシステムがある。歴史ある建物を安い宿泊施設として提供しているもの。シェトランド諸島に10箇所。私たちが泊まったフェトラー島のキャンピングベッドは、英国の歴史を感じるピート(泥炭)の暖炉があり、滞在心地はそれまでの旅で泊まった他の宿よりも良く、滞在そのものが楽しめた。2階建て、トイレシャワーきれいなベッドルームつき1軒屋を借り切っても他のホステルより安いというのが嬉しい(ただし7人まで宿泊可能なので他の客がいたら相部屋になる)。
http://www.camping-bods.com

*フェトラー島のストーンサークル
飛行場の滑走路が島内部に向かっている方角を甲とする。滑走路には歩いて入れる。滑走路から甲に向かって歩くと右手に湖があり、その湖から甲の方角に、古いストーンサークル「ホルタダンスHaltadans」がある。滑走路から直接甲の方角に進むと、やや新しい巨大ストーンサークル「ウィルサポンドWhilsa pund」がある。ホルタダンスは言われなければただ岩が地面から顔を出しているだけと思えるほどなので、素通り注意。ウィルサポンドは石がきれいに列を成して巨大サークル(楕円形)を形成しているので、たどり着ければ見逃すことはないだろう。

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Tue, 07 Aug 2007

アイスバンク→フービー→トレスタ

:: 旅89日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■フェトラー島にもう一泊
昨日の思い出深いストーンサークル探索や暖炉のある一軒家滞在など、充分にフェトラーFetlar島に満足している私たちです。

暖炉のあるこの宿が大好きになってしまい、もう1泊ここに滞在しようと決め、暖炉のある部屋を掃除していたとき、不意に宿オーナーがやってきて「別のお客さんが来るので」とのこと・・・。相部屋も出来るのですが、私たちはここを出ることにしました。

まずは歩いてフービーHoubieへ。インフォメーションセンターやミュージアムとして機能している「フェトラーインタープリティブセンターFetlar Interpretive Centre」に寄り、ピートの歴史や昨日見たストーンサークルについて教えてもらったあと、私たちはトレスタTrestaのキャンプサイトへ移動しました。

インタープリティブセンター

途中、ポストバスのおじさんに出会えたので、「明日の朝フェリーに乗るから、キャンプサイトに迎えに来てください」とお願いすることもでき、明日の移動についてもほっと一安心。

テントを張って荷物を置いたあとは、お昼寝やビーチ散策など、昨日とは違った過ごし方をしました。
本日の旅
行動 :フェトラー島内移動、フェトラー島観光
朝食 :スープパスタ/キャンピングベッド
昼食 :Balta Biscuit(バルタビスケット、シェトランド諸島で作られたビスケット)、スモークマケレル(Smoked Mackerel、シェトランドのサバの燻製)、アールグレイティー/キャンプサイト
夕食 :桃、オイルサーディンパスタ、コーヒー/キャンプサイト
宿泊 :フェトラーキャンピングFetlar Camping

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旅情報
1ポンド=245円

*ポストバス(Post bus)について
スコットランドのうち、公共バスがない地域では、郵便局の車(郵便物運搬車)がバスとして機能するユニークなシステムがある。私たちがフェトラー島で乗った車は5人乗りの小さなワゴンタイプ。フェリー乗り場からキャンプサイトに移動するときは2人で1ポンドだったが、ちょっとそのへんまで連れて行ってもらうときは無料だったりもする。運転手のおじさんが郵便配達をする傍らで地元ガイドになってくれたりと、なかなか他にはない体験でもある。
http://royalmail.com

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Wed, 08 Aug 2007

トレスタ→ハーマスネス→グッチャー→ラーウィック→サンバラ

:: 旅90日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■メインランドへ移動
今いるのは、英国最北のシェトランドShetland諸島の中でも北部にある離島、フェトラーFetlar島です。フェトラー島での滞在があまりに印象的で素晴らしく、満足した私たちは、本島(メインランド)に戻ります。

朝、迎えに来てくれたポストバスに乗ってフェリー乗り場へ行き、フェリーでメインランドへ渡りました。丁度公共バスの乗り継ぎが良い時間だったので、一気に中心都市ラーウィックLerwickに戻ることができました。

今日か明日、シェトランド諸島のメインランド南端のサンバラSumburghに行き、石器時代より続くヤールショフJarlshofの遺跡やバードウォッチングのメッカであるサンバラ岬などに行きたいなと思っています。2人で相談し、「行くなら早く行きたい」というあづさの希望で、今日の午後2時のバスに乗ることに決めました。

■英国のこれからの旅を調べる
バス発車まではまだ2時間ちょっとの時間があるので、昼食と図書館に時間を割けそうです。特に図書館は重要で、無料のインターネットで、今後の英国移動のことを調べなければなりません。英国はとにかく移動費が高いのです。あづさも和人もこれまでに英国の旅の経験があり、移動にお金がかかることは覚悟済み。だって、ちょっと電車に乗って40ポンド(約10000円)とか、ちょっとバスに乗って100ポンド(約25000円)といったことはザラにあるので、「行ってから、その次を考える」ような旅ではものすごく旅費がかかってしまうのです。

インターネットで、町から町の時刻表や料金を調べ、割引の適用路線なども調べ、隣国アイルランドやマンへの交通も調べ・・・気が遠くなるような調べものをし、今後の英国の旅の準備をしていました。

■ヤールショフ遺跡
スーパーでお昼ごはんを買って、サンバラSumburgh空港行きのバスに乗りました。1時間ほどでヤールショフJarlshofに到着。ここでは英語のイヤホンセットが無料で借りられ、遺跡の説明を各自のペースで聞きながら観光することができます。

ヤールショフ遺跡

紀元前から近代まで、様々な時代に様々なものが造られてきたヤールショフ遺跡は、こじんまりとした遺跡でした。そしてきれいに整備されていました。しかし逆を言えば、様々な時代のものが混在していて、当時の暮らしの様子などのイメージがわきにくいのが残念です。でも、1つの遺跡内で、様々な時代の住居跡や農地の様子を見ることができ、その偉大な変化を実感する楽しさもある、そんな遺跡です。やはり新しい時代にものになると円形や方形の遺跡の石組みがきれい。英国の石の文化を見せてくれる、良いところでした。

■パフィンを見よう
ヤールショフ遺跡を出たところには、小さな子供パフィンがいました。親鳥とはぐれてしまったのかな。あづさが「どうしたのー? ママと離れちゃったのかなぁ・・・」と語りかけると、子供パフィンが寄って来てくれる・・・ほんと可愛かったなーー。

さて、ヤールショフ遺跡から数十分歩いたところにあるサンバラ岬は、海鳥のバードウォッチングのポイントとして有名で、更に英国で最もパフィンが見られる場所としても知られています。私たちはバックパックを背負ってサンバラ岬に向かいました。今日テントを張るところを決めて荷物を降ろして、更に本格的に崖へと向かいました。

パフィンはその可愛らしい面立ちが人気の鳥。私たちもしっかりとパフィンを見ることができ、本当に満足です。

テントを張った場所も、大西洋を大きく眺められる絶好の景色。

■車を買う計画
私たちの旅は、夏のヨーロッパを終えたら、秋にアフリカに入る予定です。夏のヨーロッパはベストシーズンで、アフリカは夏を過ぎないと暑すぎて入れないから、秋のアフリカ入りというのは、時期を考慮したらベストでしょう。

もう一つ、今、私たちの間に挙がっている旅スタイルが、「車でサハラ越え」です。

広大な地球最大のサハラ砂漠を、車で越えるというプランです。先例も情報も多いのですが、それに費やす準備も多いことも確かです。また先日、ノルウェーのベルゲンで、アルジェリアビザを得ることが難しいことを知り、私たちはアルジェリアルート以外のアフリカの旅も視野に入れています。

もしアフリカに車で入るなら、事前にヨーロッパで車に慣れなければならない。ただ単に運転することは簡単です。「車に慣れる」とは、簡単な修理やメンテナンスなど、車の構造をも把握した、運転以外の要素が大きいと思うのです。だから、フランスあたりで車を買って、アフリカの酷暑が過ぎる時期までは、ひょっとしたらヨーロッパをぶんぶんと走っているかも。

今後の旅が見えないけれど、それでいいの。

いろいろな可能性がある旅なんだもの。2人でめいっぱいの会話をして、相談して、提案して、妥協案も突拍子もない案も的確な意見も出し、そこから費用と日数とどれだけ心の充足度を検討して旅を作っていくことが、いいのです。
本日の旅
行動 :フェトラー島からメインランド(本島)移動、ラーウィック→サンバラ移動、ヤールショフの遺跡観光、海鳥ウォッチング
朝食 :スープパスタ、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :パン、ハム野菜ピューレサンド、干しあんず/サンバラ行きバスの中
夕食 :パン、ハム野菜ピューレサンド、プラウン入りチーズ、Smoked Kippers(スモークキッパース、ニシンの燻製)、牛乳/テントの中
宿泊 :サンバラ岬のパフィンが見える崖の上で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*サンバラ岬
サンバラは英国で最もパフィンが見られるところで、野鳥の宝庫。バードウォッチングやホエール(鯨)ウォッチングができる。ラーウィックからはサンバラ空港行きバスに乗り、ヤールショフJarlshofで下車し、進行方向(岬の先端へ向けて)に30分ほど歩く。
http://www.rspb.org.uk

*ヤールショフ遺跡
入場料1人4.5ポンド、9時半~17時半。無料で英語ガイドが聞けるイヤホンセットを貸してくれる。遺跡によって造られた時代が違うので、先に受付の横にある展示物コーナーで、どのあたりのものがいつ頃造られたのかを見ていくと良い。

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Thu, 09 Aug 2007

サンバラ→ラーウィック

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■アザラシウォッチング
シェトランドShetland諸島のメインランド最南端のサンバラSumburghにテントを張って過ごし、朝を迎えました。朝からお天気は良好です。海を見ると、時折アザラシが顔を出すので、海辺の岩の上で朝ごはんを食べることにしました。アザラシがより近くに見られて、楽しいー♪

アザラシ

そのあと、テントをたたんでヤールショフJarlshofの遺跡前のバス乗り場に戻り、バスに乗ってシェトランドの中心都市ラーウィックLerwickに戻りました。

■図書館
昨日の日記にも書きましたが、移動費が異様に高い英国の自由旅行で、無駄な出費を抑えて動くためには、事前の調べ物が何よりも大事です。でも、安ければいいというものじゃない。それだったら英国を旅しなければいい。一番大事なのは、「英国でどこに行きたいか」ということですよね。

今、非常に悩んでいるプランは、次の通りです。

1)シェトランド諸島から、英国アバディーンに行き、隣国アイルランドかマンを目指す。
2)シェトランド諸島から、英国アバディーンに行き、ネス湖の拠点インヴァネスを目指す。
3)シェトランド諸島から、船でオークニー諸島に行き、インヴァネスを目指す。

時間やお金をセーブできるのは、1です。シェトランド諸島に大満足できたので、1でも良いかなとは思っています。
和人の見たいオークニーの巨石文化を訪問できるのは、3です。
あづさの見たいネス湖を訪問できるのは、2と3です。

でも、3だと、1よりも1週間ほど日数を要し、フランス入りも予定より遅くなってしまう。また、旅費がかかり物価も高い英国で1週間長く滞在するということは、資金も多く遣ってしまいます。

そんなことを考えながら、今日も図書館の無料ネットで、スコットランドだけでなく英国全土の旅計画。町から町の所要時間、バスのスケジュール、料金、船や飛行機のスケジュールと料金を調べていき、膨大な情報から旅を作っていきます。

本当、英国の旅は難しいなあ。

和人がオークニーを、あづさがネス湖を諦められれば、スパっと英国を抜けられるかもしれないのですが、未練を残したまま南下してよいものか。でも、別の見方をしたら、英国だけに何万円も旅費を追加して旅を続けて、いつか資金が減ってきたときに後悔や未練が発生しないだろうか。

うーん、難しいなあ。

でも、1のアバディーンに行くなら今夜の夜行の船だから、もう決定しなければなりません。

   いっぱい悩んで いっぱい話し合いをして

    いっぱい揺らいで いっぱい揺らいで・・・

結果、1が約48%、2がtrace(ごくわずか)、3が約52%という気分で、複雑ではありますが、やっぱり英国に後悔を残さないルートに決定しました。

そうして、シェトランド→オークニー→英国本土(グレートブリテン島)のスクラブスター→インヴァネスと、当面のルートを仮決定。次に5日間のバスパスを購入することから、スクラブスター(ネス湖の近く)からスコットランド中のバス時刻表(citylink社)を検討し、5日間の、こちらもなんとか見通しがつくところまでのプランを考えました。何故シェトランド諸島で遠いネス湖近くからスタートするバスパスを買う必要があるかというと、シェトランド諸島→オークニー諸島→英国本土(グレートブリテン島)間の船代が、そのバスパスを持つことで2割引にまで下がるから、英国本土に着いてからバスパスを購入するのは大損なのです。

ともあれ様々な調べものをして、グレートブリテン島の旅は8月13日スクラブスタースタートと決定。本当、ここまで決めるのにも、苦労苦労の連続でした。

晩ごはん用に、シェトランド諸島を筆頭する伝統的な干し肉「Reestit mutton(リースティットマトン、羊の肉を塩漬けにして干したもの)」を肉屋で買いました。これはスープにするのが伝統的なスタイルとのことなので、それを模して私たちもスープ仕立てに。美味しい美味しいお肉の味が出た、骨髄の中身が溶け込んで白濁した美味しいスープの晩ごはん。

そして何より、出費を覚悟してでも英国をしっかりと楽しむことを決断できたことに、ワインフルボトルをあけて乾杯しました。

決めるまでは悶々と悩み続けますが、決まってしまうと、気持ちが晴れ晴れなんだもん^^
本日の旅
行動 :アザラシウォッチング、サンバラ→ラーウィック移動、図書館、旅行会社
朝食 :パン、ハム野菜ピューレサンド、プラウン入りチーズ/海岸の岩の上
昼食 :パン、ラズベリージャム、バター、ポテトサラダ/フェリーターミナル
夕食 :Reestit mutton(リースティックマトン、シェトランド諸島を代表するローカルフードである羊の塩肉)、Reestit muttonじゃがいも玉ねぎマッシュルーム青ねぎのスープ、パン、バター、ラズベリージャム、ナチュラルチーズ、プラウン入りチーズ、赤ワイン/キャンプサイト
宿泊 :クリッキミンキャラバンアンドキャンプサイトClickimin Caravan & Camp site
http://srt.org.uk

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旅情報
1ポンド=245円

*シェトランドを含め、スコットランドの移動には、Scottish Citylink(スコティッシュシティリンク)のエクスプローラーパスを購入した。5日間のうち3日間バス乗り放題(3 days travel out of 5)で1人35ポンド。高価だがたった1区間で30ポンドとか50ポンドとかもザラな英国のバス移動で、エクスプローラーパスを使えば、きちんと行程さえ組めれば確実に安上がり。逆に言えば、行き当たりばったりのバス移動は出費がおそろしくかさむとも言える。
http://www.citylink.co.uk

シェトランド島でエクスプローラーパスを購入する場合は、ラーウィックのトールクロックショッピングセンター(Toll Clock Shopping Centre、フェリーターミナルとバスターミナルの中間にある)内の旅行会社、「Shetland travelscope」で購入できる。
http://www.shetrand-travelscope.co.uk

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Fri, 10 Aug 2007

ラーウィック→カークウォール

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■シェトランド諸島からオークニー諸島へ
今日の夜、シェトランドShetland諸島のラーウィックLerwickを出て、オークニーOrkney諸島のカークウォールKirkwallへ移動します。

朝からテントを丁寧にたたんだり、日記をつけたり、図書館の無料インターネットで旅の調べものをしたり。なんか、遣り残したことを片付けることに精一杯で、のんびり過ごしていそうな日に見えそうですが、時間が経つのが早く、忙しく感じた日でもありました。

フェリー

ノースリンクNorthlink社のフェリーは18時に出航し、オークニー諸島には23時という遅い時間に到着しました。途中船が揺れて、船酔いで気分が悪くなりながらも、バーのテーブル席で過ごしていました。

船着場は新ポートで、つまり、街から遠いところにあるのです(旧ポートは街に近いのですが)。少し歩いてみますが、うーん、街から遠いなあ~と、ため息が出てきます。やっぱり明日に備えて早く寝なくちゃね。そういうわけで、私たちは、港の近くの牧草積み場の近くにテントを張り、就寝しました。

ここはオークニー諸島です。2人で大好きになってしまった英国シェトランド諸島の旅が、終わりました。

ピートのある暖炉に出会えた、濃霧の中ストーンサークルを探し当てた、人々が優しかった、緑いっぱいの孤島の風景が、ほかのどこよりも暖かった・・・こんなに素敵なフェトラー島の旅を含めたシェトランド諸島の旅が、私たちには、離れがたいほど素晴らしすぎた。

オークニー諸島では世界遺産になっているストーンサークルが見所。楽しみで、期待しています。
本日の旅
行動 :シェトランド諸島からオークニー諸島へ移動
朝食 :玉ねぎスープ、パン、バター、ラズベリージャム、ナチュラルチーズ、プラウン入りチーズ、コーヒー/キャンプサイト
昼食 :パン、バター、ラズベリージャム、ナチュラルチーズ、プラウン入りチーズ、紅茶/フェリーターミナル
夕食 :パン、コールスローサラダ(キャベツにんじん玉ねぎ)ラズベリージャム、プラウン入りチーズ/カークウォール行き船の中
宿泊 :牧草積み場で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*シェトランド諸島からオークニー諸島への移動
私たちはノースリンクフェリーNorthLink Ferriesを利用した。シェトランド諸島ラーウィック→オークニー諸島カークウィルが1人19.2ポンド、オークニー諸島ストロームネス→ブリテン島(英国本土)スクラブスターが1人15.1ポンド。Scotich Citylinkのエクスプローラーパスを所持していれば2割引で買えるため、私たちは(19.2+15.1)×0.8ポンドの価格で購入できた。
http://www.northlinkferries.co.uk
http://www.citylink.co.uk

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Sat, 11 Aug 2007

★カークウォール→ステンネス

:: 旅93日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■オークニーの巨石文化へ
昨夜シェトランドShetland諸島から船で移動し、オークニーOrkney諸島の東の玄関口カークウォールKirkwallに到着。でも着いたのは夜11時過ぎと遅い時間で、港の近く、牧草置き場の近くにテントを張った私たちです。

今朝は、牛の咳払い(笑)で目覚めました。

カークウォールの海岸線沿いを歩いて街に向かいますが、途中、港と街がバランスよく見渡せるところにきたので、ベンチで朝食を摂りました。

バスに乗って30分ほどで、今日のお目当てのステンネスStennessに到着です。ここは世界遺産にもなっている、巨石のストーンサークルがあるところです。まず幹線道路に近いところにある1枚だけの岩“Barnhouse Stone”を見て、少し奥に入ったところにある、数枚の巨石でできた“Stones of Stenness”に行きました。私たちはここが気に入ってしまったので、ストーンサークルのすぐ外側に座って、カークウォールの街で買ってきたフルーツヨーグルトを食べながら、素敵なストーンサークルに見入っていました。

英国にはストーンサークルがいくつもありますよね。かの有名なストーンヘンジは厚みのある巨大岩ですが、ここのストーンサークルは岩が薄く大きく平べったい点で、また違う様相を見せてくれます。

もっと奥に入ると、5000年前の住居跡があり、更にその向こうに巨石が連なってできる大きなストーンサークルが見えてきました。これは“Ring of Brodger(リングオブブロッガー)”と呼ばれるもので、とにかくその規模が大きい! ここのストーンサークルも、薄い岩が連なってできていました。サークルの内部には紫色の小さな花が咲き乱れ、湖に浮かぶように位置するストーンサークルは、「来て良かった」と思わせてくれます。

リングオブブロッガー(世界遺産)

「折角ここまで来たのだから、ストーンサークルが見えるところにテントを張ろう!」と、遺跡から離れながらも石が見えるところを見つけて、本日のお宿です(*^-^*)

これで、始終世界遺産のストーンサークルを眺められる幸せの絶頂~~! と思いきや、天候はどんどん悪化し、とうとう嵐に・・・。テントにとじこめられて、何も楽しめません(^^ゞ

なかなか上手くいかないもんですね。
本日の旅
行動 :カークウォールからステンネスに移動、世界遺産のストーンサークル観光
朝食 :Smoked mackerel(サバの燻製、本日はレモンペッパー風味)、パン、チーズ、ラズベリージャム、バター/カークウォールの海岸沿い
昼食 :パパイヤマンゴーパッションフルーツのヨーグルト、パン、ローストチキンハム、ハム、バター、チーズ、マーマレード、桃/ストーンサークルの前
夕食 :胚芽パン、ローストチキンハム、ハム、バター、チーズ、マーマレード、Royal game soup(ロイヤルゲームスープ、ゲームは狩りの意味で、今日の具材は鹿とキジ)/ストーンサークルの前のテントの中
宿泊 :ストーンサークルの前で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*オークニー諸島の観光情報
http://www.visitorkney.com

*オークニー諸島でのアクセスライト(野テントなど)について
http://www.outdooraccess-scotland.com

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Sun, 12 Aug 2007

ステンネス→ストロームネス

:: 旅94日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■ストロームネスへ移動
朝起きると、テントにバラバラと雨粒が当たる音が耳につきます。・・・折角世界遺産ストーンサークルが見えるところにテントを張って、始終ストーンサークルと共に過ごそうと思っていたのに、雨じゃあテントの外に出られないじゃない(ーー゛

「雨が止んだら外に出よう」と思っても雨はぜんぜん止む気配がないし、水をあまり持っていないのでテントの外に置いたコッヘルに溜まった雨水を飲む始末。まあ、それは良いのですが・・・。

一番困ったことは、今日の移動です。先日の日記にも書きましたが、明日8月13日に、英国本島(グレートブリテン島)のスクラブスターから5日間有効のバスパス(Scottish citylink Explorer Pass)を開始することと、それらのバスの座席をすでに予約してしまっているのです。朝一番のスクラブスターのバスに乗るには、明日未明にはオークニーOrkney諸島の西の玄関口ストロームネスStromnessにいなければならないため、今日は、どんなことがあってもストロームネスに移動しなければなりません。

なのにこの雨・・・。

テントの中で何もできずにうだうだ。でも、転寝(うたたね)からふと目を覚ますと、午後3時すぎには雨が止んでくれました。慌ててテントをたたみ、ついでにストーンサークルの前からヒッチハイクでバス停に移動して、無事に夕方のバスで目的地ストロームネスに到着です。

揚げたてアツアツのフィッシュアンドチップスは、本当に久々の温かい食事だったから、涙が出るほど嬉しかった・・・(ただの決め文句ではなく、最近冷たい食事ばかりというのが本当に辛かったのです・・・)。

私たちは簡単にストロームネス観光をしたあと、明日の船の出港地点に近いところに、野テントを張りました。野テントの理由はただ1つ、港からキャンプサイトが遠いんだもん・・・。

ストロームネス

明日は朝早い船で、ここからグレートブリテン島へ移動します。
本日の旅
行動 :ステンネスからストロームネスへ移動、ストロームネス観光
朝食 :胚芽パン、チーズ、バター、ローストチキンハム、ハム、マーマレード、干しあんず、雨水/テントの中
昼食 :(朝が遅く昼と兼ねた)
夕食 :フィッシュアンドチップス/ストロームネスのチップス屋前、ミューズリー(レーズンや粉ミルク、パウダーシュガーが入った英国でポピュラーなシリアルの一種)、サイダー(英国のサイダーはジュースではなくアルコールドリンク)/テントの中
宿泊 :船着場の対岸で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*ステンネスからストロームネスへの移動
バスは1日4本だった。日曜日は本数が少ない。
http://www.orkneycoaches.co.uk/

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Mon, 13 Aug 2007

ストロームネス→スクラブスター→インヴァネス→アーカート→フォートオーガスタス

:: 旅95日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■いよいよグレートブリテン島!
朝早い船に乗るから、今朝は4時半起きです。遠いキャンプサイトに行かず、船着場が見える海の岸辺でテントを張った理由が分かりますね(^^ゞ

船に乗ってスクラブスターScrabsterへ行きました。さあいよいよ、英国本土とも言える、グレートブリテンGreat Britain島の旅が始まります。今日から8月17日までの5日間のうち3日間使える乗り放題バスパス(Scottish citylink Explorer Pass)も使用開始です。

英国本土に上陸してからもバスで移動し、バスからの車窓を楽しみました。最初のうちはシェトランド諸島やオークニー諸島で見られる石の壁があったのですが、都会になり洗練された街並みになるにつれ、その石の壁も姿を消していきます。でもその分、街は、街灯や軒先など、いたるところに可愛らしいお花がいっぱいにあふれ、英国らしさを感じさせてくれるようになります。

■憧れのネス湖へ
インヴァネスInvernessでバスを乗り換えて、ネス湖Loch Nessの湖畔沿いの道を走りました。ネス湖はスコットランドを分断するとも言われている地溝帯に属し、全長23マイル(1マイル=1.6km)もの細長い形状をしています。「この湖が広がって、そのうちスコットランドが切れちゃうのかもしれないんだなー」なんて考えながら、ネス湖を見ながらのバス旅を楽しんでいました。そのうち・・・ったって、大地が切れるとき私は生きていないんですけどね(^^ゞ
(参考:≫こちら

ネス湖の中心近くにあるアーカート城Urquhart Castleに着いたのはお昼どきでした。こじんまりとした廃虚のような、でもどことなく堂々たる、そんなアーカート城を見ながらのランチタイムは、ちょっと寒い中でしたが楽しかった。私たちはしばらくネス湖とアーカート城を眺めながら、ネス湖湖畔で過ごしました。

ネス湖とアーカート城

今日はネス湖南端に位置する町(人口数百人なので、村と言ったほうが良いかも)、フォートオーガスタスFort Augustusに宿泊します。明日は、もっともっとネス湖を観光したいなと思います。

バスを降りてすぐのところにある、ネッシーと子ネッシーのモニュメントが可愛くてラブリー♪(*^-^*)
本日の旅
行動 :オークニー諸島からグレートブリテン島へ移動、ネス湖とアーカート城観光、フォートオーガスタスへ移動
朝食 :シーザーサラダサンド/スクラブスターへ向かうフェリーの中
昼食 :サンドイッチ、オレンジマーマレード、グレープフルーツ、バター/ネス湖のほとり
夕食 :ローストチキン、パン、レタスもりもりサラダ/キャンプサイト
宿泊 :フォートオーガスタスキャラバン&キャンピングパークFort Augustus Caravan & Camping Park
http://www.campinglochness.co.uk

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旅情報
1ポンド=245円

*インヴァネスから南下するバスはA82道路を通る。車窓からネス湖を見るには進行方向に向かって左側の座席が良い。

*ネス湖情報
http://www.loch-ness-scotland.com

*アーカート城情報
http://www.historic-scotland.gov.uk

*スコットランド全域情報
http://www.visitscotland.com

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Tue, 14 Aug 2007

★フォートオーガスタス

:: 旅96日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■ネス湖の南端
唐突ですが、今年の夏は、ヨーロッパ各地で異常気象なのだそうです。雨天ばかり続く国、猛暑ばかり続く国のことなどを、時折ニュースなどで耳にします。英国がその一端を成しているのかどうかは不明ですが、ともあれ、英国に入国して以来、うんざりするほどの曇天&雨天ばかり続いているのは事実です。そういえばシェトランド諸島にいたときも、おばさんが「去年は晴れの日も多かったのにね」って言っていたっけ。

でもね、今日は、晴れ間が見えているんです。久しぶりの太陽♪ 嬉しいな。

昨日はネス湖Loch Nessのハイライトであるアーカート城Urquhart Castleを見て、それなりに大きな観光をしました。でもどんより曇天だったから、今ひとつ風景もきれいではないんです。ほんと、旅の印象は、天候にかなり左右されることを実感しました。

でも今日は期待できますよっ(*^o^*)

フォートオーガスタスFort Augustusはネス湖の南端に位置する町です。ここに滞在を決めた最大の理由は、細長ーいネス湖の端っこからネス湖を観察することで、ネス湖の両岸の地形を見たり、いずれ分断されるであろうスコットランドに思いを馳せることです。

ネス湖は、・・・宝石のように美しかった。
私たちの願いを聞いてくれたのかな。

ネス湖

美しい青い空を水面(みなも)に写し込んだ湖は、深く青い色を湛えています。美しい。本当に美しいのです。どんなに見ていても見飽きない、大自然の美しい風景には、本当、感謝の気持ちでいっぱいです。

私たちは、ネス湖のビューポイントのベンチに座ってランチタイムを楽しみました。

■カレドニアン運河
フォートオーガスタスのもう一つの見所は、トーマステルフォードカレドニアン運河Thomas Telford's Caledonian Canalです。ネス湖とオイホ湖Loch Oichをつないだ運河。高低差のある2つの湖をつなげた運河は、いくつも水門があります。私たちはラッキーなことに、丁度、船がネス湖(水面が低い方)からオイホ湖(水面が高い方)へ移動する場面に出会えました。わくわくでいっぱいです。

水門X-水面A-水門Y-水面B-水門Z-水面C-・・・
              高い水面→

こんな感じで何段階かの高さの水面があります。船が水面AからBに移動するときは、水門Xを閉めてYからAに水を落としていきます。あづさと和人は、別々のポイントからこの様子を興味いっぱいで観察。どんどん水面Aが高くなり、船の位置がぐんぐんと上がってきて、そして、何十分か経過して水面AとBが同じ高さになったら、水門Yが開いて船が移動していくのです。1つの水門を越えるだけでも数十分かかるのに、水門を幾つも越えていくのですから、船に乗っている人には、長時間をかけた移動でしょう。

運河ってすごいですよね。水面が低いところから高いところに船を移動させるために、先人の知恵をいっぱい詰めて造られたのだと、改めて感激しました。

その後私たちは、ツーリストインフォメーションの予約用無料電話を使って、後日のバス旅のための予約をしました。

■今後の旅の話し
キャンプサイトに戻ってからは、今後の2人の旅について会話しました。あづさの夢のアフリカ旅が少しずつ近くなってきて、楽しみではあるし、怖いと思うこともあります。そこまではアフリカに行く誰もが思うことなのかもしれないのですが、私たちの場合は、もう1つの不安があります。これまでにも強烈な旅(エチオピアの古代民族、バヌアツの原住民、活火山山頂など)をしてきたあづさが夢を大きくしすぎていて、実は、期待の大きさとこれまでの体験の大きさに届かず、がっかりするのではないかという不安です。

  不安、楽しみ、苦しみ

  解決、妥協、恐怖、突進、反故

  夢、現実、幻・・・

いろんな話しをしました。長い時間お話ししました。生き生きとした旅を続けるために、いっぱいお話ししました。それにも拘わらず「またこれからもいっぱいお話ししようね」と2人で言えたこと。

今日の日があって、また元気に旅が続けられそう。
本日の旅
行動 :ネス湖最南端観光、運河観光。
朝食 :サンドイッチ、オレンジマーマレード、ミューズリー/ネス湖のビューポイント
昼食 :(朝と同時)
夕食 :フィッシュアンドチップス、パン、バター、Scottich Honey(スコティッシュハニー、スコットランド産ハチミツ)、Kidney Pudding(腎臓プリン)、レタスサラダ/キャンプサイト
宿泊 :フォートオーガスタスキャラバン&キャンピングパークFort Augustus Caravan & Camping Park
http://www.campinglochness.co.uk

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旅情報
1ポンド=245円

*カレドニアン運河Thomas Telford's Caledonian Canal情報
http://www.scottshcanals.co.uk

*フォートオーガスタスのツーリストインフォメーションでは、宿などの予約代行をお願いすると手数料がかかるが、インフォメーション内設置の電話を使い自力で予約を入れれば、電話代も無料となる。

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Wed, 15 Aug 2007

★フォートオーガスタス→フォートウィリアム

:: 旅97日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■フォートウィリアムへ
今日は移動日です。

午前中にフォートオーガスタスFort Augustusからバスに乗ってフォートウィリアムFort Williamへ移動しました。なんか、こう書くと事前に行程を決めていたかのようですが、実はまだどこにいこうか幾つかの候補から絞り込めずにバスに乗りました。途中、車窓から、運良く(?)スコッチウィスキーの蒸留所を見つけてしまい・・・

    行きたーーいv(・

“スコットランドでスコッチウィスキー”・・・もう、プレミアムな体験じゃないですか♪ あづさはバスに乗りながらもバスを降りたあとも、「行きたい!!」を連呼する始末です。

ということで、ベンネヴィス蒸留所Ben Nevis Distilleryのあるフォートウィリアムでの滞在が簡単に決定したわけです(^^ゞ

バスを降りて、簡単に市内を歩いて、キャンプサイトに荷物を置いたら、早速スコッチウィスキーを目指して歩きましょう♪

■ベンネヴィス蒸留所
予約なしで訪れた蒸留所でしたが、午後5時スタート(本日最終)のツアーに参加することができました。ツアーまでの待ち時間に、受付まわりの看板を見て、ウィスキーの歴史や製造方法に関する説明を読んでおくと、ツアーガイドの説明が聞きやすくて良いですよ。

原料を見せてもらい、少しずつウィスキーになるまでの過程を見せてもらい、大きな蒸留装置を見せてもらい、それはなかなか興味深いものでした。

でも何といってもツアー最後の試飲が一番の楽しみです。スコッチウィスキーは、香りが本当に素敵。シェトランド諸島では暖炉の燃料になっていたピート(泥炭)を使った香り付けが特徴的で、隣国のアイルランドのウィスキー(アイリッシュウィスキー)とはピートを使わない点で決定的な違いがあります。そうそう、アイルランドでも忘れずにウィスキーを飲みたいな♪

ベンネヴィス蒸留所

香りの良さが、ほんと、忘れられません♪
本日の旅
行動 :フォートウィリアムへ移動。フォートウィリアム市内観光、ベンネヴィス蒸留所でスコッチウィスキー。
朝食 :トーストパン、バター、スコティッシュハニー、カフェオレ、ミューズリー、シーザーサラダ、スープ/キャンプサイト
昼食 :スモークチーズサンド、ハニーサンド/蒸留所に向かいながら食べ歩き
夕食 :ピザパン、中国茶/キャンプサイト
宿泊 :グレンネヴィスキャラバン&キャンピングパークGlen Nevis Caravan & Camping Park
http://www.glen-nevis.co.uk

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旅情報
1ポンド=245円

*ベンネヴィス蒸留所Ben Nevis Distillery
フォートウィリアムの中心からフォートオーガスタス方面に約3マイル(約5km)のところにある。月~金:9~17時、土:10~16時、日:12~16時。試飲を含めてツアーは所要1時間、1人4ポンド。
http://www.bennevisdistillery.com

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Thu, 16 Aug 2007

フォートウィリアム→ポートリー→ユーイグ→フォートウィリアム

:: 旅98日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■スカイ島へ行ってみよう
私たちは、8月13日~17日の5日間のうち3日間乗り放題となるバスパスを持っています。路線単価がとても高いスコットランドのバスで、移動日をセーブするために買いました。「乗り放題ならば遠いところへ行ってみよう」と思うじゃない? だから今日は、日本でも観光名所として有名な、かのスカイ島へ行ってみようということになりました。

バスに乗って、車窓の旅を楽しみます。スコットランドは、詳細地図を見れば分かるのですが、ネス湖のような細長い湖が至る所にあり、車窓から美しい木々と湖の風景・・・英国カントリー風景を存分に楽しむことができます。でも今日は残念なことに雨。これでは魅力半減ですが、それはそれなりにと風景を楽しむことにしました。

最初、スカイ島の中心都市ポートリーPortreeに行く予定でしたが、降りてみるとこじんまりとした街で、寂しい感じもしました。なんとなくですが、スカイ島に来たからには、海や岬を眺めたくなり、一旦は降りたバスに更に慌てて再乗車し、スカイ島の果てのユーイグUigまで行きました。これならばスカイ島縦断を楽しむこともできます。

スカイ島は、私たちが最初に英国に入国したシェトランド諸島に、一見似ていました。緑いっぱいの大地、何もない大地がそう感じさせてくれるのでしょう。

スカイ島

でも、一見似ていても、ずっと見ているとやっぱりここはスカイ島。シェトランド諸島では見なかったシダ類が茂り、ここで初めて見る花があり、そうそうB&B(Bed and Breakfast、宿泊施設)が多いのも違う点ね。・・・そんなことを考えながらスカイ島らしさを見つけながらバスに乗っていました。

ユーイグに到着。ここは離島へのフェリー発着所で、私たち以外の乗客はほとんどフェリーに乗っていきました。私たちは、フェリー待合室でお昼ごはんを食べ、周辺をお散歩し、帰りのバスが出るまでの1時間ほどの時間を過ごしました。

キャンプサイトに戻り、夕食は、念願のハギスHaggis♪

明日はスコットランドの中心都市、大都会のエジンバラEdinburghに向かいます。スコットランドのハイランド地方の旅も、無事に終了です。そういえばシェトランド諸島にいるとき、このハイランド地方を旅するかどうかでものすごく悩んでいたっけ。旅の行程と日数を増やせば費用がかかるのは自明ですが、やっぱり、ハイランド地方の旅を諦めなくて良かった。

これからも、どうか良い旅が続きますように。
本日の旅
行動 :フォートウィリアムからスカイ島往復
朝食 :スモークチーズサンド、ハムサンド/スカイ島行きバスの中
昼食 :スモークチーズサンド、ハムサンド、ピザパン、にんじんサラダ、プラム/ユーイグのフェリー待合室
夕食 :Haggis and Chips(ハギスアンドチップス、スコットランド伝統のハギスとは羊の肉(内臓系)のミンチと穀物を塩スパイスと共に混ぜて羊の胃袋に詰めてゆでたもので、これにフライドポテトがたっぷり添えられてある)、にんじんツナサラダ、丸パン、春巻、サイダー/キャンプサイト
宿泊 :グレンネヴィスキャラバン&キャンピングパークGlen Nevis Caravan & Camping Park
http://www.glen-nevis.co.uk

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旅情報
1ポンド=245円

*スコットランドのバス時刻表は、Citylink社のHPで確認できる。事前予約をするとぐっと安くなる。
http://www.citylink.co.uk

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Fri, 17 Aug 2007

フォートウィリアム→グラスゴー→エジンバラ

:: 旅99日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■セメント色の都会へ
8月3日にスコットランドScotlandの離島シェトランドShetland諸島から入国して、もう2週間になります。

シェトランド諸島があまりに良くて長居したあと、オークニーOrkney諸島やスコットランド本土も忙しく移動していますが、それでもスコットランドは見所が多くて、長いこといろいろと楽しめました。

今日は、スコットランドのキャピタル(中心都市)であるエジンバラEdinburghへ移動します。8月13日に使用を開始したバスパス(Scottish Citylink Explorer Pass)は今日まで有効。だから今日は乗り放題チケットを使い倒す大移動と決めていました^^

まずはグラスゴーGlasgow行きのバスに乗ります。途中車窓から見られる風景が実に壮大でした。お天気が悪く、写真に窓ガラスの雨粒が写るのは残念でしたが、雄大なU字谷底部、石狩川のような湾曲河川の傍らをバスは走ります。緑と水が豊かなスコットランドの旅の最後の絶景は、和人が「またここに来る」と言っているほど。

グラスゴーに着いたのは夕方です。このままエジンバラ行きのバスに乗り換えても良いのですが、まだ日が暮れるまで時間があり、1~2時間は滞在できそう。だから私たちは、折角の素敵な街並みを見て歩こうと、バックパックを背負ったまま街に出ました。この街の一番の見所の1つであるカテドラル(Glasgow Cathedral)には実際に入場でき、閉館まで中の様子を見ることができました。また、お花あふれる色彩豊かなジョージ広場(George Square)も素敵で、手持ちのパンを出して広場で一息ついたりも。

スコットランドの、緑と水が豊かなハイランド地方からやってくると、グラスゴーは石造りの建物が多いセメント色の都会という印象でした。アラブ系の人々を多くみかけ、街にはゴミがいっぱい落ちている。そんな、いままでとはぐっと異なる光景に、ここに来るとスコットランドらしさがなくなったのか、それともこれもスコットランドらしさなのか、考えることはいっぱいです。

■セメント色の大都会へ
グラスゴーからエジンバラ行きのバスに乗りました。バスに乗って1時間ほどで、スコットランドのキャピタル(中心都市)であるエジンバラに着くのですが・・・

ふと気づくときには、車窓の右手に、息を呑むものすごい城が見えてきました。有名なエジンバラ城です。断崖絶壁の上に、セメント色の、甘さのない城が堂々と聳え(そびえ)立っています。

エジンバラの街は、圧倒するすごさがありました。削った鉛筆をまっすぐ立てたような、鋭い屋根をもつ背の高い建造物が多く、地上からだと見上げてしまう建物が無数にあります。逆を言うと数々の建物に見下されるような威圧感があります。まるでどこかから魔王が出てきそうな、そんなおどろおどろしい印象をもちました。曇天だから、余計におどろおどろしく思ってしまったのでしょうね。

もう時刻も遅いので、キャンプサイトへ向かいましょう。ネットで行き方などの詳細を調べてもつかめなかったので、本屋でガイドブックを立ち読みしてバスの路線を確認してからバス停へ(でもガイドブック記載の路線は実は存在せず、正しいバスに乗るまでの苦労は大きかった・・・)。

天を刺すような鋭い屋根の数々。
今までヨーロッパのいろいろな大都市を旅してきたにも関わらず、何故こんなに圧倒されるのでしょう。

大都会エジンバラ

大都会エジンバラ。なんか、本当、すごいところだなあ。

エジンバラには2泊3日滞在して、明日はエジンバラを歩いて観光する予定です。
本日の旅
行動 :フォートウィリアムからエジンバラに移動、グラスゴー観光
朝食 :丸パン、食パン、ピザパン、コーヒー、スコティッシュハニー、ポテトサラダ/キャンプサイト
昼食 :なし(移動中)
夕食 :ツナ缶(1缶を2人で分ける。キャンプサイト到着が夜9時で周囲に店がなかったため手持ちの最後の食糧を)
宿泊 :エジンバラキャラバンクラブサイトEdinburgh Caravan Club Site
http://www.caravanclub.co.uk

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1ポンド=245円

*グラスゴー-エジンバラ間バスはシティリンク社のバスが頻発している(日中は10分に1本以上)。

*エジンバラ観光情報
http://www.welcometoscotland.com
http://www.edinburghguide.com

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Sat, 18 Aug 2007

エジンバラ

:: 旅100日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■旅して100日め
旅をしているときは、曜日感覚さえ失いがちです。だから旅して何日めに当たるのかなどは全く気にかからないのですが、今こうして日記をつけてみると、この日は無事に旅して100日めを迎えた日のようです。この100日間を思い起こすと、次のようなことが印象に沸いてきます。
・旅準備に忙しかった日本の暮らしから、一転して船旅開始
・アイデン湖郷のアリア、キビキュラ村のティモさんファミリー、ベラルーシのポリーナおばさんなど、その土地に住む素朴な人々との出会い
・北京からトルファン、アルマトイからモスクワ、ロシア国内など、夜行列車の連続
・リトアニアから始まったキャンプ生活、
・物価の高いバルトや北欧、英国での、出費の心痛に耐える旅
・そして、一生の憧れだった、地球最北の国スヴァールバルへの渡航が実現・・・!

中国の微熱と下痢、スウェーデンの微熱など、食べ物や気温がぐっと変化したときに少々体調を崩した程度で、元気に旅を続けていられることには感謝です。

さて今日は朝から大雨。

もう、ほんと嫌になっちゃう~~~(ーー。 この英国の天候の悪さったら。
テントの中にいても、バラバラと雨粒が当たる音が聞こえると、お出かけ気分も半減しちゃいます。

でも明日は英国の別の行政区、北アイルランドへ移動するので、どうしても今日がんばって、エジンバラ散策をしておかなくてはなりません。

(注:英国は、イングランド+スコットランド+ウェールズ+北アイルランドの4つの行政区からなる連合王国です。混同されやすいのですが、北アイルランドは英国構成地区、アイルランド共和国は別の国です。)

■エジンバラ観光
午後になっても雨足が止まないので、えいやっとテントを出て、バス停に行きました。雨が止む気配はなく、こうなると、少しの距離の移動でもバスに乗ることになるだろうからと、バス1日乗り放題チケットを買いました。もともと1区間1ポンドで最低往復でも2ポンドは必要だから、乗り放題で2.5ポンドは絶対に元が取れると思ったわけです。

バスを乗り継いだおかげで、あまり濡れずにエジンバラ城のふもとへ行くことができました。晴天だったら気持ちよく歩けたのでしょうけれど、今日の大雨じゃ仕方ない。エジンバラ城を眺める時間も雨天では短いもので、雨宿りと遅い昼食を兼ねて、カフェバーに入ることにしました。

夏のエジンバラといえばお祭りのシーズンですよね。カフェバーでは幸運なことに、「フェスティバルスペシャル」が開催中で、普段はお店に置かれないスコットランドの伝統料理がメニューにあったんです。和人が食べたいと思っていたハギスHaggisや、あづさが食べたいと思っていたニープスNeepsやタティースTattiesがあり、もう、大感激!

スコットランドに長く伝わってきた伝統料理と合わせて、スコットランドの地ビール、そしてサイダー(※英国のサイダーはジュースではなく、林檎を蒸留したアルコールドリンクです)をいただきながら、パンやバターのおかわりまで愛嬌でいただいてしまって、幸せなランチタイムを過ごしていました。

雨はまだ止みませんが、カフェバーを出たあとは、観光のメインロードであるロイヤルマイルRoyal Mileを歩きます。昔ながらの石造りの建造物が密集するエリアには、久々に見る観光客の多さ。雨が降っていて皆大変そうですが、一生懸命観光していました。私たちも、教会など様々な建造物を見て、写真に収め、一生懸命観光しました。

ロイヤルマイル

いっぱい濡れちゃった1日で、しかも寒く、普段の観光よりも大変だった。でも、今日はスコットランド最終日なんです。だから、夜はごちそうをいっぱい買って、サイダーで乾杯!
本日の旅
行動 :エジンバラ観光
朝食 :丸パン、ゆで卵/キャンプサイト
昼食 :Scottish stovies(スコティッシュストーヴィーズ、牛肉の塊を長時間煮込んでコンビーフ状にとろけたもの。途中からじゃがいもと玉ねぎも加えてある。薄い塩味だが濃厚な肉の旨み)、Haggis&Neeps&Tatties(ハギス、ニープス、タティーズ。ハギスは羊の肉(内臓系)のミンチと穀物を塩スパイスと共に混ぜて羊の胃袋に詰めてゆでたもの、ニープスは蕪(Turnip、ターニップ)のマッシュ、タティーズはマッシュポテト。)、ビール(Fosters)パイント、サイダー(Strong bow)パイント、パン、バター/エジンバラ城のふもとのカフェバー
夕食 :オリーブの前菜3種、ドライトマトとクリームチーズの前菜、それぞれにスライスマッシュルームを添えて。ローストチキン、アメリカンチキン、サイダー/キャンプサイト
宿泊 :エジンバラキャラバンクラブサイトEdinburgh Caravan Club Site
http://www.caravanclub.co.uk

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旅情報
1ポンド=245円

*エジンバラのバス乗り放題チケット:
1区間最低1ポンドはするバスが、1日乗り放題で2.5ポンドは、往復にケが生えた移動をすれば元が取れ、安いと思う。私たちはロシアンバスLothian busのデイチケットを購入した。
http://www.lothianbuses.com

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Sun, 19 Aug 2007

エジンバラ→グラスゴー→ストランラー→ベルファスト

:: 旅101日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■北アイルランドへ移動
北アイルランドは、英国を構成する4つの行政区の1つです。他の3つはいずれもグレートブリテン島に存在しますが、北アイルランドはアイルランド島に存在します。

(※ここで言うアイルランド島はアイルランド共和国と英国北アイルランドを含む島を指しますが、本来の呼び方は島をつけずアイルランドです。しかしアイルランドと記載すると島ではなくアイルランド共和国と解釈されやすいため、誤解釈を防ぐ目的でアイルランド島と記述しました)

エジンバラを出たのは早朝でした。グラスゴー、ストランラーと乗り継ぐのですが、通しで1枚のチケットを買えたのでラクチンです。でも日曜日というだけで、移動は本当に大変です。朝のバスの本数は少なく、バスターミナルまで移動するのにも異様に時間がかかっちゃいました(ーー;

そんなこんなでしたがバスは定刻どおりエジンバラを出発しました。グラスゴーで別のバスに乗り換えて、港町ストランラーへ。ここからはステナラインStena Lineという豪華な巨大フェリーに乗ります。2時間弱の短い船旅ですが、居心地も良い船で、キャンディーサービスも嬉しかったな♪

■ベルファスト到着
北アイルランドのキャピタル(中心都市)であるベルファストBerfastに到着しました。ここに来た最大の目的は、世界遺産ジャイアンツコーズウェーGiant's Causeway。さて、少しでもジャイアンツコーズウェーに近づこうかと思い、バスターミナルでバスと列車の時刻表をもらいますが、どうも日曜日のこの時間では、ジャイアンツコーズウェーの最寄の町にうまくいける方法が見つかりません。今日は日曜日なので、通常よりも運行本数が少ないから仕方がないです。そんなわけで2人で相談して、今日はベルファストに泊まることにしました。

ベルファストではガイドブックに載っているホステルにチェックインしました。久しぶりのホステル泊、つまり長く続いたテント泊のあとだから、羽を伸ばして過ごせそうです。でも本当は、インターネット無料という点も今日ホステル泊を選んだポイントの1つ。次なる国マン島Isle of Manへの移動など、オンライン上で予約しなければならないものもあるからです。

マン、アイルランド、ガンジー、ジャージー、そしてフランス。当面5ヶ国分の交通手段をどんどんと調べていきます。日によって当然運賃が異なるので、あらゆるスケジュールと料金を調べて、それを難解なパズルのように組み合わせて、安く、短く、無駄なく移動できる方法を決めていく作業。気が遠くなるような膨大な時間につきっきりの作業。こんなすごいこと、和人にしかできません。

一方であづさは、超~久々のキッチン作業にうきうき(なんで「超~」かというと、北欧のキャンプサイトは全部キッチンつきだったのに英国のキャンプサイトはキッチンがないところが圧倒的に多かったためです)。

私たちは旅の間、少なくとも現時点では、日本食を欲していません。チーズ、ハム、パン、野菜、パスタといったヨーロッパの基本食が私たちの基本食にもなるわけですが、“その土地の食”を見つけ、探し、楽しむことも大いに心掛けてきました。あづさの主婦の知恵、和人の旅の知恵ならではの、味・調理法・食材の組み合わせや、2人が見つけるその土地ならではの食材の数々も、食が飽きない秘訣なのかなと思います。

でも今日ばかりは気分が違います。ノルウェーのホステルで韓国人が置いていってくれた「鶏の照り焼きの素」をやっと使うときが来た! と、今日はお米と鶏肉をいっぱい買って、大・大・大ご馳走と決めてスーパーで買出し。

鶏の照り焼き

メインは、じゃじゃーん♪「鶏の照り焼き丼」、そして鶏肉を少し取り分けてじゃがいもと一緒に炊いて作った肉じゃが。きゅうりを使って漬け物も忘れずに作りましょう。今日は胃袋が「懐かしい」って言ってるね(*^-^*)
本日の旅
行動 :エジンバラからベルファストへ移動。英国→マン→アイルランドの船をオンライン予約。
朝食 :レーズンパン、チーズきゅうりマッシュルームのカナッペ、アイシングがけフィンガーバンズ/キャンプサイト
昼食 :朝と同じ/移動のバスの中
夕食 :鶏の照り焼き丼、マッシュルームも同時に照り焼きに。肉じゃが、きゅうりの浅漬け、ごはんもりもり/ホステル
宿泊 :ベルファストパレスBerfast Palace

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旅情報
1ポンド=245円

*スコットランドから北アイルランドの移動
方法はいろいろある。船も何社かある。私たちは、シティリンクのバス会社が出している、エジンバラ→北アイルランド(バス3路線+フェリー1区間)を23ポンドで移動した。ステナラインの豪華フェリー部分だけでも約20ポンドするため、フェリーを挟んでこの値段は、はっきり言って安い。ちなみにグラスゴーから乗っても同じ料金。
http://www.citylink.co.uk
http://www.stenaline.co.uk

なお、フェリーに乗る前にパスポートチェックと荷物X線検査があり、国内移動なのにかなり大掛かりだった。

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Mon, 20 Aug 2007

ベルファスト

:: 旅102日め : 世界旅15ヶ国め : 和人209ヶ国め : あづさ36ヶ国め ::

■今日の行動は?
ベルファストBelfastに来たら、何よりも見ておきたいのがジャイアンツコーズウェーGiant's Causewayです。玄武岩の六角柱の列柱群には大変に興味があります。明日の夜のフェリーに乗るまで北アイルランドに滞在するので、行くなら今日か、明日。・・・なのに今日は朝から雨です。やだなあ。

本日のツアー客のピックアップのために、ツアーのドライバーがホステルにやってきました。明日18時半には港に行かなければならないが、それに間に合うなら明日のツアーに参加したい旨を伝えると、ドライバーは快く了解の返事をくれました。なので今日は悪天候だし無理に観光に出なくてもいいよね。その分、明日のツアーの申し込みをホステルで済ませました。

午前中は雨が降っていましたが、時間が経つとお天気が良くなり、市内観光や食材買出しに出られるくらいになりました。。ベルファストは赤レンガ調の建物がひしめき、セメント色のエジンバラから来ると建物の古風な明るさが素敵に見えます。

ベルファストの街並み

昨日のうちに、次なる国マンIsle of Manへの移動と、マンからアイルランドへの移動がオンラインで予約できたので、今日はその先の移動(アイルランドからジャージーJersey、ジャージーからガンジーGuernsey、ガンジーからフランス)をすべて確定させ、予約と支払いまでをオンラインで済ませることができました。

英国あたりの交通って、皮肉なほど面白い。なぜなら、片道90ユーロ(約15000円)の船が“往復”で23ユーロ(約3000円)になったり、30ポンド(約7500円)のバスが事前予約で3ポンド(約750円)になったりするんです。調べれば調べるほど、何も知らずに旅をするのがこわくなるくらいに料金設定が不可解であることがしょっちゅうあるのです。

またあづさは、これまで旅の間に出会い、助けてくれ、お世話になった方への近況報告と御礼のメールを書き、旅の写真も添えました。中国からカザフスタンへの国境越えを助けてくれたお兄さん、モスクワ行き3泊4日列車でいつもお話してくれたロシア人おばさんから始まり、ラトビアのホステルでビールをごちそうしてくれたアメリカ人お兄さん、フィンランド人お兄さん、スヴァールバルで氷河トレッキングツアーチケットを譲ってくれたリナ姉、トゥカ兄。その他いーっぱいの人に近況を報告できました。

後日談ですが、驚くほど様々な方がそのメールの返事をくれました。皆がまた会いましょうまたいらっしゃいとメールに書いてくれることは本当に有難いこと。これからも旅の中でも、人との縁を大事にしていきたいです。

さ♪ 明日はジャイアンツコーズウェー。楽しみ楽しみ~♪
本日の旅
行動 :アイルランド→ジャージー→ガンジー→フランスの移動をオンライン予約、旅でお世話になった人へメール、ベルファスト市内観光
朝食 :トースト、バター、ジャム、シリアル、牛乳、コーヒー、紅茶/ホステル
昼食 :塩むすび、きゅうりの浅漬け、にんじんバターソテーのチリ風味パスタ目玉焼き乗せ、紅茶/ホステル
夕食 :ピザ、豚ステーキとにんじんダイスのスパイシーパスタ、紅茶/ホステル
宿泊 :ベルファストパレスBerfast Palace

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旅情報
1ポンド=245円

*ベルファスト発ジャイアンツコーズウェーツアー:
ベルファストからジャイアンツコーズウェー最寄まではバスで往復14ポンドかかる。私たちが参加したPADDYWAGON社のワゴン車ツアーは、私たちが泊まったホステルから出発してくれ、キャリックアリードの吊り橋や歴史的建造物が多いロンドンデリー市街観光を含めて1人17ポンド(吊り橋は1人3ポンドの入場料がディスカウントで2.55ポンドになる)。しかも帰りは希望するフェリーのターミナルまで送ってくれた。食事が含まれない点も、その分の時間が観光に充てられて良かったのではないだろうか。
http://www.paddywagontours.com

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Tue, 21 Aug 2007

★ベルファスト→キャリックアリード→ジャイアンツコーズウェー→ロンドンデリー→ベルファスト→ダグラス

:: 旅103日め : 世界旅16ヶ国め : 和人210ヶ国め : あづさ37ヶ国め ::

■一日ツアー開始
ただいま、英国の北アイルランドにいます。その中心都市ベルファストBelfastにいます。今日は世界遺産ジャイアンツコーズウェーの奇岩の世界を見ようと、朝出発するツアーに参加します。

ツアーカーはホステルを朝8時半に出発・・・なのに、集合に遅れたおばちゃんのせいで遅れが生じることになりましたが、まあいいか。

■キャリックアリード
まず最初の見所は、美しい海を臨みながらの吊り橋、キャリックアリードロープブリッジCarric-a-Rede Rope Bridgeです。今日は絶好の天気で、海も青く空も青く緑が生き生きとしています。風が弱いのも嬉しいな。でも吊り橋は事前に写真を見たときの印象よりも小さかった。

■ジャイアンツコーズウェー
次に到着したのは、本日一番のお目当て、世界遺産にもなっているジャイアンツコーズウェーGiant's Causeway!!

ジャイアンツコーズウェー

六角柱の玄武岩が海際にひしめきあうように立ち並ぶ様子は、本当に見応えがあります。私たちは六角柱の上を歩いてお散歩&奇景観察をしながら時間を過ごしました。意外にも五画柱や七角柱も多いのは新発見でしたけどね(^^ゞ でもこの奇岩風景を目的に北アイルランドに来たといっても過言ではないので、好天の中でジャイアンツコーズウェーを観光できたことは、本当に良かったです。

ジャイアンツコーズウェーって、直訳すると「巨人Giantが、引き起こすCause、道way」のようになるでしょうか。面白い名前だなーと思っていたらその名を表す伝説がここにはありました。アイルランドの巨人がスコットランドの巨人と対決するためにスコットランドへ向かおうとしたけれど、あまりの巨体に舟に乗ることができなかった。だから自分で、自分が歩いていける道を作った・・・というものです。あまりにも見慣れない奇岩風景と、その奇岩が海に突き出ている様子に、きっとこんな伝説ができたのでしょうね。実際は約6000万年前に溶岩が流れ、そのマグマが固結するときに主に六角柱を保持しながらひびが入ったのだそうです。詳しく知りたい方は「柱状節理(columnar joint)」などでネット検索してみてね♪

■デリー/ロンドンデリー
さてツアーカーは、ダンルース城Dunluce Castleの写真スポットに立ち寄ったあと、歴史建造物が多いデリーDerry/ロンドンデリーLondonderryへと向かいました。おなかがすいたので、移動のバスの中でゆで卵をぱくっ(*^.^*)

(※都市名をデリーとロンドンデリーのどちらにすべきかという点に関しては未だ宗教的な論争を含んでおり、トラブルを避けるために、デリーDerry/ロンドンデリーLondonderryと公正を保ち表記すべきです。しかしこの日記ではあまりに長くなることを避けるためだけの意図で、以下ロンドンデリーと簡略に記載しています)

ロンドンデリー市内観光は、それほど多くの時間は取れなかったけれど、城壁、クラシカルなゲート、カテドラルなどなど、目を見張るものに幾つも出会いながらの市内散策ができました。なかなか満足です。途中クラシカルなサンドウィッチ専門店を見つけたので、遅めのランチタイムでBLT(ベーコン&レタス&トマト)サンドウィッチを堪能しました。本格的ベーコンはめちゃ美味しかった! サンドウィッチは英国発祥ですものね。英国で本格的なサンドウィッチを食べておけてよかった♪

ロンドンデリー観光後は16時半にツアーカー集合で、そのまま18時にはベルファストに戻る予定でした。私たちは今夜のフェリーで隣国マンへ移動しなければならないので、ドライバーも、時間が遅れないようにと相当気を遣ってくれています。・・・なーのーに(▼▼)!! 朝遅刻したおばちゃんは、毎度の集合時刻に必ず遅れ、しかも最後の集合で30分近い大遅刻・・・んもう・・・。最後の港までの移動は、間に合うかどうかだけを不安げに考えながら過ごすだけになっちゃったなあ。でもドライバーがかなり車を飛ばしてくれたので、ファイナルチェックインぎりぎりにフェリーターミナルに着くことができ、本当にほっとしました。ありがとうDevid、本当ありがとう。

■16ヶ国め、マン島
フェリーに乗って、私たちは無事に、世界旅16ヶ国めとなるマンIsle of Manへ到着しました。

夜に到着したので、首都ダグラスのきれいな夜景に迎えられてこの国の旅がスタートします。海岸沿いを歩き、やっとテントが張れそうな場所を見つけほっと一息。野テント決定です。マン島は孤島なので、風は強いけれども空がとってもきれい。天の川を見たのも、空に昴(すばる)の群星を見たのも、この旅では今日が初めてでした。感動だったなあ。

■英国の旅を終えて
世界旅15ヶ国めとなる英国は、2人の世界旅の中でも思い出深い国となりました。入国審査の厳しさで知られ、バックパッカーにはある意味悪名高き英国。でも、実際に旅をしてみると、急いで急いで旅をしたのに18日間もの滞在となったことは、それだけ見所が多く居心地も良かったことを示しています。物価も移動費も高くて心痛の思いもたびたびあったけれどもね。

最高の思い出は2人共通意見で北部離島のシェトランドShetland。そのほか、ネス湖、スコッチウィスキー、ストーンサークル、エジンバラやグラスゴー、そして今日の北アイルランドなどなど、多種多様な楽しみ方をもつ英国でした。旅立ち前はウェールズやイングランド地方も計画に入れバス路線やスケジュールまで事前チェック済みでしたが、移動スケジュールの都合で、こちらは今後のお楽しみとなるのかな(一応、2人ともイングランドのみ渡英経験はあります)。

今日で英国の旅が終わりました。本当に本当に、この素晴らしき国をじっくり体験することができ、充足感でいっぱいです。
本日の旅
行動 :ジャイアンツコーズウェー&キャリックアリード吊り橋&ロンドンデリーの一日ツアー、マン島へ移動
朝食 :トースト、バター、ジャム、シリアル、牛乳、コーヒー、紅茶/ホステル
昼食 :ゆでたまご/ツアーワゴン内、BLTサンドイッチ/ロンドンデリー市内のサンドイッチ専門店。
夕食 :コールスローサラダ、パン、きゅうり&ターキーハムのサラダ、コーヒー/フェリー待合室
宿泊 :崖の上の展望所で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*英国からマンへの移動
飛行機数社とフェリー1社が運航している。スチームパケット社The Official Steam Packet Companyのフェリーはマンのダグラスと、UKのヘイシャム、リバプール、ベルファストを結んでおり、通常片道30ポンド程度。48時間前までにネット上でオンライン予約をするとディスカウントされる。私たちはベルファスト→ダグラス、ダグラス→ダブリンの2区間をディスカウントにより1人33ポンド(燃料チャージ等を含めた総支払い価格は約40ポンド)で購入した。
http://www.steam-packet.com/SteamPacket/

飛行機はユーロマンクス社EuroManxのスペシャル料金でも片道40ポンド近くするため、フェリーのほうが安価。
http://www.euromanx.com/

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Wed, 22 Aug 2007

ダグラス

:: 旅104日め : 世界旅16ヶ国め : 和人210ヶ国め : あづさ37ヶ国め ::

■マン島滞在
マン島Isle of Manは、アイルランドとグレートブリテン島の間、アイリッシュ海に浮かぶ小さな島です。英王領ですが自治権をもち、国として機能しています。バイク好きの方にはTTレース(ツーリストトロフィーレース)発祥の地、つまりバイクレースのメッカとして知られているところですよね。

マン島には船のスケジュールにより3泊することになっているので、中丸2日あります。とりあえず今日は簡単に市内散策をして、メインの島大周遊の観光は明日、乗り物の乗り放題チケットを買って気合を入れることに。今日は簡単な観光で過ごしましょう。下の写真はマン島TTレースのスタート&ゴール地点。そう、今日はなんと100周年記念TTレースの前日だったんですよ。

TTレース前日

■アフリカのガイドブック
UK領にてやっておくべきことの筆頭が、旅ガイドブック「Lonely Planet」(通称ロンプラ、全英語)を買うことでした。これは価格が英国ポンドで設定されているので、他国で買うとポンド払いよりも割高になるためです。どうせ買うなら安いところで買っておきたいですよね。

だいたい2年に1度改訂されるこの本。それが2007年の今年、アフリカ全土を網羅する2007年版が改訂発売されたので、旅のマストアイテムとなります。まだまだヨーロッパをめぐっている私たちですが、こうして少しずつ気持ちの中のアフリカ比率が高くなり、旅は核心に入っていくことを実感しています。

Lonely Planet Africa (Lonely Planet Africa on a Shoestring)Lonely Planet Africa (Lonely Planet Africa on a Shoestring)

Gemma Pitcher
発行元:Lonely Planet / 定価:¥ 4,011 / 発行日:2007-06
(参考:≫こちら


本日の旅
行動 :ダグラス市内観光
朝食 :スライスにんじん&チーズサンドイッチ/テントの中
昼食 :コールスローサラダのサンドイッチ/ダグラスの海辺のベンチ
夕食 :野菜ディップ(ラディッシュ、にんじん、きゅうり)、カリカリドライベーコン(美味!)、パン、サイダー(リンゴ蒸留アルコールドリンク)/テントの中
宿泊 :崖の上の展望所で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*マン島のバイクレースは例年6月頃に行われる。この時期は関係者で宿は満室になるため、期日を調べた上で旅行を避けたほうがよいだろう(なお私たちの場合、その時期を外したにも拘らず不意に100周年記念の臨時レースに合致してしまった)。

*何故3本足?
マン島に滞在していると、国旗をはじめ、さまざまなところに3本足の紋様を見かける。これは、海の神であるマナナンがピール城の門番に「寝ずに走り続けよ」と彼の足を3本にしたというマン島の伝説に由来するのだそう(そういえば忙しそうな3本足の絵だった・・・)。また別の説では、そのマナナン自身が3本足だったというものもある。

なお、昨日の日記に書いたジャイアンツコーズウェーを作った巨人が土を引きちぎって投げたところアイリッシュ海に落ち、マン島になったという伝説もある。

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Thu, 23 Aug 2007

★ダグラス→クレグニシュ→ポートエリン→ダグラス→ラクシー→スネフェル山頂→ラクシー→ラムジー→ピール→ダグラス


:: 旅105日め : 世界旅16ヶ国め : 和人210ヶ国め : あづさ37ヶ国め ::

■マン島大周遊!
マン島Isle of Manの大きさは淡路島と同程度。首都ダグラスDouglasだけに滞在するよりは、地方も是非見ておきたいものです。私たちは1日乗り物乗り放題チケット(デイチケット)を購入し、今日はいろいろと動いてみる日と決めて出発です~。

■伝統を残すクレグニシュ
まず向かった先は、バスでクレグニシュCregneashへ。ここは19世紀の暮らしを残すミュージアム。ミュージアムとはいっても、博物館のような建物があるわけではなく、本物の住居をそのまま残したエリアを、タイムスリップしたかのように歩けるのです。かやぶき屋根に白い清楚な壁を残す家が多くあり、小さな教会も素敵。垢抜けた印象の首都ダグラスからやってくると、ほんわか一息つけます。

■港町ポートエリン
次に、バスに乗ってポートエリンPort Erinへ。お天気は良くても風が強くて寒く、急ぎ足で港エリアを観光。そのまま、お昼ごはんにフィッシュアンドチップスとスカンピ(エビの一種)アンドチップスを買い、メルヘンチックな可愛らしい蒸気機関車に乗りました。

■蒸気機関車
きゃーかわゆーい♪(*^-^*)

蒸気機関車

蒸気をもくもくと上げる蒸気機関車、車両は昔ながらの作りで、取っ手や窓も古めかしくて可愛い。そんな蒸気機関車に揺られながらの首都ダグラスまでの1時間の旅は、至福のひとときです。

■馬トラム
ダグラスに戻り、蒸気機関車駅から電気列車駅へ移動します。歩くと相当な距離があるのですが、ここには馬トラムなる乗り物があるのです。トラムをお馬さんがひっぱってくれるわけですね。駅はどちらもダグラスの海岸沿いにあり、片サイドを見ると華やかな街並み、もう片サイドを見ると青い海という光景も良かったです。

■電気列車
これもマン島の古い乗り物だそうです。古めいた木製の車両に乗り、電気でゆっくりと走る列車が可愛いなー。

■山岳列車
昨日、ツーリストインフォメーションのおばさんに「とにかくイイから行って来なさいよ!」と太鼓を押されたスネフェルSnaefell山頂。そこにに向かう山岳列車には、ラクシーLaxeyで乗り換えました。途中、マン島観光地の1つである水汲み上げの大車輪をも眺められ、景色は最高!・・・のはずが、山頂は実際は雲の中に入ってしまっていて、山頂に着いたら一面真っ白けという顛末でした。あーあ。山頂のカフェで過ごしたあと、素直に下山。晴天ならばアイリッシュ海のむこうにあるアイルランドやグレートブリテン島など、隣国まで見渡せる絶景のポイントなのだそうです。英国4国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)がすべて見えるというのもすごいですよね。

■ラムジー
再びラクシーで乗り換えて、次はマン島第2の都市ラムジーRamseyへ向かいました。下車したあと、市内散策。ここは港町風景が印象的でした。お腹がすいたのでスコーンを買って次のバス旅のおやつにすること決定。

■ピール
ピールPeelはお城などの観光が好きな方にはお勧めの町です。海の上の小島(※神奈川県の江ノ島のように陸につながる小島です)にそびえるピール城は規模も大きく見応えがありました。またピールは港町でもあり、マン島を代表するローカルフード「マンクスキッパース」(マン島のニシンの燻製)を製造しています。ニシン加工工場も見ることができ、また素敵なカテドラルもあり、なにより町自体の雰囲気が好きな感じ。気に入りました。

そんな感じで、欲張り大観光を終えることができたのも、1日乗り放題チケットのおかげかな。

ダグラスのテントに戻り、今日もサイダー(お酒です)で乾杯しました♪
ここのところ連日乾杯しているのは、酒類が異様に高い北欧の旅のあとだからです(^-^)
本日の旅
行動 :マン島周遊観光
朝食 :桃、にんじんサラダ、チーズ、パン/テントの中
昼食 :フィッシュアンドチップス、スカンピアンドチップス/蒸気機関車の中
夕食 :Smoked Kippers(スモークトキッパース、マン島名産ニシンの燻製)、にんじんときゅうりのサラダ、ポテトチップス、サイダー(リンゴ蒸留アルコールドリンク)/テントの中
宿泊 :崖の上の展望所で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*19世紀の暮らしを残すクレグニシュCregneash
http://www.storyofmann.com

*乗り物乗り放題チケット
http://www.iombusandrail.com

*マン島全体の情報
http://www.visitisleofman.com

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Fri, 24 Aug 2007

ダグラス→ダブリン→スレイン

:: 旅106日め : 世界旅17ヶ国め : 和人210ヶ国め : あづさ38ヶ国め ::

■世界旅17ヶ国め、アイルランド
マン島Isle of Manでは、結局3泊すべてが野テントでした(^^ゞ だって楽しいしタダなんだもん。

宿泊費ゼロの代償は、シャワーが浴びられないことと電子機器類の充電ができないことです。でもフェリーターミナルトイレの洗面台洗髪でとりあえず髪が洗えない状況を回避してみたり、それなりにしのいでおります^^

今日は午後の船で隣国アイルランドIrelandへ移動するので、午前中はフェリーターミナルからほど近い図書館で過ごしました。自分のPCを持っていると言ったら電源を使わせてもらえたので、デジカメも含めて十分な充電もでき、良かった良かった。さて、船に乗ってアイルランドの首都ダブリンDublinまで3時間半、更にバスターミナルまではバスで20分ほどで到着しました。

■アイルランドを田舎で過ごそう
「アイルランドでは、あまり動かないで田舎でゆっくりしたいね」

何故アイルランドで、なのかは不明ですが、その意見は以前から2人で一致していました。英国で忙しくし、次にジャージーJersey、ガンジーGuernsey、そして大御所フランスFranceと忙しい日々が待っているからかな? アイルランドって、のどかな田舎風景がとてもイメージしやすく、田舎で忙しくせずに過ごすこともアイルランドらしさかなって思ったんです。

さて、首都ダブリンのバスターミナルで簡単に夕食を摂ったら、そのままスレインSlane行きのバスに乗りました。スレインは、アイルランドの誇る世界遺産ニューグレンジNewgrangeに近い田舎の村。ダブリンから比較的近いにもかかわらずのどかな田舎。だからダブリンにも戻りやすい。ガイドブックには恐らく載っていない村ですが、私たちにとっては良い条件を満たしていました。

スレイン村

そうそう、アイルランドにはどんな小さな町にもアイリッシュパブ(酒場)があるとのことで、田舎滞在と決めこんでも楽しみはしっかり確保ですのよ(^-^)

バスに乗って1時間でスレインに到着しました。降りたときはもう夜遅い時間でした。パブでお酒を楽しむおにーさんにキャンプサイトの場所を聞いたら、宿がある場所はここから更に2マイル(3km以上)も先ですって。うーん遠すぎる!、ということでボイン渓谷Boyne Valleyの川沿いで野テントを張り、今夜のお宿にしました。

本当は川沿いの遊歩道の上だから野テントを張ってよいかどうかは微妙なのですが、今はもう夜遅い時間、遊歩道なんて誰も通らないであろう時間です。だから、明日は朝早く撤退するということで、許してん(^^ゞ
本日の旅
行動 :ダグラスからダブリンへ移動、ダブリンからスレインへ移動
朝食 :ラムレーズン入りスコーン、にんじんスティック、チーズ、パン、コカコーラ/テントの中
昼食 :ラムレーズン入りスコーン、コカコーラ/図書館の前の道路脇
夕食 :にんじんきゅうりマヨサンド、チーズ、コカコーラ/アイルランド行き船の中
宿泊 :ボイン渓谷の川沿いで野テント

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旅情報
1英国ポンド=245円
1ユーロ=170円

*マン島からアイルランドの移動
飛行機やフェリーでマン島の首都ダグラスからアイルランドの首都ダブリンへ移動できる。スチームパケット社The Official Steam Packet Companyのフェリーは48時間前までにネット上でオンライン予約をするとディスカウントされる。なお、移動に際し、パスポートチェックや出入国検査などはなかった。
http://www.steam-packet.com/SteamPacket/

*アイルランドのバス移動
私たちが乗ったダブリン→スレイン間は、片道1人9.2ユーロ。これを1ヶ月有効の往復チケットとして購入すると1人15.1ユーロとなる。バスターミナル窓口でクレジットカード払い可。
http://www.busireann.ie

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Sat, 25 Aug 2007

★スレイン→ニューグレンジ→スレイン

:: 旅107日め : 世界旅17ヶ国め : 和人210ヶ国め : あづさ38ヶ国め ::

■ニューグレンジ観光へ
スレインSlaneは、アイルランドの誇る世界遺産ニューグレンジNewgrange近くの田舎町です。ニューグレンジは、私たちのアイルランドの旅のハイライトの1つとして、楽しみにしているところです。

朝はとーっても早く起きました。川沿いの遊歩道の上に張ったテントをたたみ、おかげで遊歩道の上の野テントを誰にも気付かれずに済みました。そして早朝のうちにお目当てのホステルにチェックインしました。ホステルとはいっても部屋泊ではありません。ホステルのガーデンにテントを張って、ホステルのユーティリティー(インターネットやキッチン等)を使いながらも宿泊費を抑えられる、そんな好都合の宿です。

テントを張って荷物を置いたら、歩いてニューグレンジまで行くことにしました。片道約10kmはあるけれど、アイルランドの田舎道歩きだし、歩くことも楽しめそうですよ。

ボイン渓谷Boyne Valleyのほとりの遊歩道を歩いていると、自生のブラックベリーBlackberryがぷっくりと熟れていて、何て美味しそう♪ 私たちは2人でブラックベリーを摘みながら歩き、のどかなアイルランドの一端を楽しみました。あとでジャムにするのがとーっても楽しみです。

でも遊歩道は立ち入り禁止の私有地で終わってしまったので、バラ線(有刺鉄線)を越え、農家を突っ切って車道に出ました(ごめんなさい、汗)

朝から合計で15km以上歩いた頃、マン島でくじいていたあづさの足が捻挫のように痛みはじめ・・・、和人に荷物を全部持ってもらっても歩く速度はよちよち速度(;_;)

でも頑張って、予定以上に時間がかかって目的地ニューグレンジに何とか到着しました。

ニューグレンジは、ナウスKnowthやダウスDowthといった墳丘墓と合わせてブルー・ナ・ボーニャ観光センターBru Na Boinne Visitor Centreが管理している世界遺産の墳丘墓です。自分で観光できるのはダウス(入場不可、外観のみ)だけですが、ここはビジターセンターから歩いて片道3kmもあり、内部入場もできないのでパス。

ナウスとニューグレンジの観光は、バスに乗ってガイド付きツアーに参加しなければならないので、まず私たちはナウスのツアーに参加、そしてビジターセンターに戻って次にニューグレンジのツアーに参加することにしました。

ニューグレンジ

どちらの墳丘墓も、ぐるぐる渦巻きの石の紋様が特徴的で、可愛らしささえ覚えます。でも5000年以上前から長期間にわたって人々の定住および儀式の場であり墳墓であり、そしてアイルランド地域において最初に人類が存在した場所であると推定されているこれらは、見る価値が十分にあるものと思いました。個人的には、どーんと1つの大きな見所をもつニューグレンジより、小さな見所を幾つももつナウスのほうが気に入りました。

足が痛いので、帰りはできればヒッチハイクしたいな・・・。運良く声をかけた最初の車が私たちをスレインの町に連れて行ってくれ、無事にホステルに戻ることができました。

マン島3泊+昨夜の遊歩道の上と、合計4泊も野テントをしたあとだったので、シャワーが気持ちよく浴びられました。

「これだけは急がなくちゃ」と、あづさが足が痛くてもキッチンに立った理由はジャム作り。朝2人で摘んだたくさんのブラックベリーを新鮮なうちに火にかけ、とろとろと煮込んでたくさんのジャムが出来ました。

更に嬉しいことに、キッチンでは美味しい美味しいカレーライスを作ることに大成功! 3色ピーマンを使い甘みが出たカレー、そして手持ちのカレースパイスが香りを引き締めるカレーは、一流ホテルカレーのように仕上げてくれます。
(※今回旅した国では一般的なスーパーでカレールウがなかなか売られていないので、肉用カレーソースの素を使って調理にトライしました)

美味しいカレーライスを食べながら、「明日からのんびり過ごそうねー」と2人で語り合います。ここはファーム敷地内の柵の向こうには可愛らしい羊がいっぱい。今日は歩いたから、ぐっすりと就寝することができました。

のんびり滞在と決めていたときに足をくじいたのは、本当、幸いなタイミング。こちらもしっかり治していきたいです。
本日の旅
行動 :世界遺産ニューグレンジ観光、ナウス観光
朝食 :Black Pudding(ブラックプリン、豚肉玉ねぎ血の粉のソーセージ)とWhite Pudding(ホワイトプリン、豚肉玉ねぎのソーセージ)のホットサンドイッチ、リブロースとたまねぎマッシュルームのホットサンド/スレイン城の脇
昼食 :ローストビーフ、パン、チーズ、ラズベリージャム/ニューグレンジに行く途中の芝生の上
夕食 :摘みたてブラックベリージャムとパン、コーヒー、美味しくできたカレーライス(赤ピーマン緑ピーマン黄ピーマンかぶにんじんセロリ生ソーセージ入り)/ホステル
宿泊 :スレインファームホステル&コテージSlane Farm Hostel & Cottages
http://www.slanefarm.ie

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旅情報
1ユーロ=170円

*ニューグレンジへの行き方
1)首都ダブリンからの日帰りツアーバスが数社出している。一番有名なニューグレンジに行くものばかりで、他の2ヶ所(ナウス、ダウス)にも立ち寄るものは見当たらなかった。
2)最寄の都市ドロヘダまでバスか列車(多数あり)。ニューグレンジのビジターセンターまでバスが1日数本。

【簡単位置関係】 スレイン--(10km)--ニューグレンジ--(8km)--ドロヘダ

3)私たちはスレイン村から行った。公共交通はないので、行きは歩いて、帰りはヒッチハイク。

http://www.heritageireland.ie

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Sun, 26 Aug 2007

スレイン

:: 旅108日め : 世界旅17ヶ国め : 和人210ヶ国め : あづさ38ヶ国め ::

■足を治そうキャンペーン
昨日は何km歩いたかしら? ・・・2人で概算を計算すると、だいたい20kmほどになることが分かりました。数日前にマン島Isle of Manで足をくじいたあづさには大変な距離です。当然昨夜は歩けなくなり、今日も朝起きたらズキンズキンとする始末で、更に足の他の部位もズキンズキンとしています。足が痛いときに無理をすると、患部をカバーしようと他の部位に負担がかかるので、痛む箇所が増えてしまいます・・・。

そんなわけで今日は休養日、決定!
今まで忙しく旅してきたし、ね。

スレインのホステルは、名前が「スレインファーム(スレイン牧場)」というだけあって、敷地内の柵の向こうには無数の羊さんがいます。のどか極まりない、癒される光景です。

キッチンスペースには電熱コンロとシンク、ソファとテーブルセットがあります。ここでは電源が取れるので、デジカメ写真のバックアップをとったりもでき、今日は良い旅の休息日となりました。自炊ができるので、交代っこでごはんを作るのも楽しかったな。

スレインファーム

ホステルのおじさんに「ハネムーンで来ています。明日も泊まるならハネムーンプライスで安くなったりしませんか?」と、(やや強引かな?)聞いてみたら、快くYESのお返事と豪快なディスカウントをいただけました♪

どうやらスレインの村は、居心地が良い、人が良い、緑が良いなど、私たちのほっとした息づきと合いそうです。

そうそう、マン島の野テント3泊とアイルランドの野テント1泊のあとだから、今日は“大”洗濯日となりました。
本日の旅
行動 :スレインのファーム滞在
朝食 :パン、コーヒー、手作りブラックベリージャム、Black Pudding(ブラックプリン、豚肉玉ねぎ血の粉のソーセージ)のソテー、White Pudding(ホワイトプリン、豚肉玉ねぎのソーセージ)のソテー、うずまきチャーハン(セロリのみじん切りをたっぷり入れたチャーハン、うますぎチャーハンという意味)/ホステル
昼食 :ポトフ(ボウフウにんじん玉ねぎセロリ生ソーセージ入り)、ゆでマカロニカラフルピーマン入り、パン、ブラックベリージャム、コーヒー/ホステル
夕食 :ポトフ、コーヒー、マカロニとカラフルピーマンのマヨネーズ仕立てサラダ/ホステル
宿泊 :スレインファームホステル&コテージSlane Farm Hostel & Cottages
http://www.slanefarm.ie

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旅情報
1ユーロ=170円

*スレイン村
ダブリンからバスで1時間ほどで行け、古城の丘、スレイン城、ボイン渓谷(ボイン渓谷の遺跡群はいくつか世界遺産に登録されるなど大変にヒストリカルな地域)など楽しめ、都会の騒々しさもない良い田舎町だった。町の中心部にはアイリッシュバーが数軒並び、ナイトライフもこれでOK?
http://www.slane.com/

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Mon, 27 Aug 2007

スレイン

:: 旅109日め : 世界旅17ヶ国め : 和人210ヶ国め : あづさ38ヶ国め ::

■足を治そうキャンペーン・2
くじいたあづさの足の治癒キャンペーン2日めです。

でも、明後日は次の国ジャージーJerseyへ移動しなければなりません。
ということは、首都ダブリン観光は必然的に明日。

治癒キャンペーンも今日が限りなのですね。

私たちはダイニングテーブルセットもあるキッチンスペースを拠点に過ごしています。使っては掃除し、使っては掃除し、としているうちにだんだん埃も汚れも減るのだから、居心地はどんどん良くなっていきますよね。

今日は夕方までこのファームホステルで過ごしました。

■アイリッシュパブ
さあ!今日はギネスビールを飲むぞーー!
・・・アイルランドの田舎暮らしといっても、アイルランドで絶対に欠かせない「アイリッシュパブ」はマストアイテムです^^

アイリッシュパブ

アイルランドは小さな村であってもアイリッシュパブがあるとのことで、このスレイン村も例外ではありませんでした。ワンパイント(450mL)が4ポンド。冷えすぎず、でもぬるくなく、流石はアイルランドの誇る伝統的黒ビールは本当に美味しかった。

たまたま入ったこのバーで、スレインには「Hill of Slane」(スレインの丘)という、素敵な遺跡があることを知りました。だからパブのあとは、ライトアップがきれいな遺跡観光というスペシャルなおまけつき(*^-^*)
本日の旅
行動 :スレインのファーム滞在、スレイン観光
朝食 :パン、ラズベリージャム、チーズ、コーヒー/ホステル
昼食 :残った野菜をスープに(セロリ、ボウフウ、ピーマン)、パン、手作りブラックベリージャム/ホステル
夕食 :ソーダブレッド、オニオンチーズディップ、でかでかソーセージ/スレイン城の前、ギネスビール/アイリッシュパブ
宿泊 :スレインファームホステル&コテージSlane Farm Hostel & Cottages
http://www.slanefarm.ie

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旅情報
1ユーロ=170円

*アイリッシュパブ
「アイルランドのパブ」という意味で、小さな村にもあるとのこと。私たちが滞在したのどかなスレイン村には中心部に3、4軒のパブが並んでいた(スーパーマーケットよりもパブのほうが多いかも)。アイルランドで味わいたいお酒は、アイリッシュウィスキーとギネスビール。是非!

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Tue, 28 Aug 2007

スレイン→ダブリン→ラッシュ

:: 旅110日め : 世界旅17ヶ国め : 和人210ヶ国め : あづさ38ヶ国め ::

■アイリッシュキャピタル・ダブリン
私たちの旅にしては珍しく、スレイン村には長く滞在しました。旅の中にいろいろな要素を取り入れたい私たちには良いことだったと思うし、のんびりする地がアイルランドというのも良かったのではないでしょうか。

でも今日は、こののどかなスレイン村ともお別れです。
仲良くなったオーナーのおじさんともお別れ。
「次はどこに行くの?」と言われ、「ダブリンDublinからジャージーJerseyに行きます」と言うと、「そこは良いね」と、嬉しい言葉をいただけました。

スレイン村を出てバスで1時間で、午前中のうちに首都ダブリンに到着することができました。街にある荷物預かり所が1つ4ユーロと安くなかったので、1人分だけ預けて観光することにしました。

もうお昼どきで、お腹がすいたので、適当なバーに入りました。適当、といっても、あづさは絶対にアイリッシュコーヒーとベイリーズbaileysを堪能したいので、それらが同時に楽しめるバーを見つけたのです(*^-^*)
≫参考:アイリッシュ・コーヒー - Wikipedia
≫参考:BAILEYS(ベイリーズ公式サイト)

店員さんに「Something Irish」(何かアイルランドのもの食べたいんですけど・・・)と聞いて提示してもらったお料理2つと共に、アイルランド風の豪華な食事を楽しみました。バンガース(Bangers、ソーセージの一種)や大きなローストチキンなどが大きなプレートに盛りだくさんで乗っています。アルコール気分も加わりなんだか久々の豪華な食事に、嬉しくなっちゃいました。

■トリニティカレッジ
食後に訪れたのは、トリニティカレッジTrinity College(ダブリン大学)です。

「アイルランドに行くよ」というあづさに、友人がくれたメールには、以下のように書いてありました(抜粋)

  「あ、ダブリンに行って万が一時間がへんにあいちゃったら
  (ま、ギネスにはいくとして)
  トリニティカレッジの「ケルズの書」見て!美しいです・・・入場料高いんだけど
  それに引き続き順路で通る通称ロングルームっていう
  かつての図書室が古き良き時代の図書室!!!
  ・・・わたしは2度の滞在で5回ぐらいいっちゃいましたが」

こういう嬉しいメールをもらっちゃうと、行かない訳にはいきません(^_^)V

実際に見たケルズの書The Book of Kellsは美しきカリグラフィに、美しい紋様(ケルト紋様)が組み込まれ、書物であるにも拘わらず芸術品のようでした。この写本には、新約聖書の4つの福音書(※イエス・キリストの言行の記録を福音書と言います)が収められていますが、そんなものは全然読解できません。でも、内容は分からなくても美しさは分かる。特に、1000年以上前の書であるにも拘わらず、金、緑、赤・・・色合いの美しさがくすんでいないというのは素晴らしいこと。写真撮影禁止なのが本当に残念ですが、現物の展示を見終えたとき・・・
 ・・・小さな国宝の多大な偉大さと美しさに、ちょっと、涙が出ました。

■引き続きダブリン観光
次に私たちがお目当てにしていたのは、チェスタービーティーライブラリーChester Beatty Libraryです。ここはダブリン城の敷地の一角にあり、壮大なお城も同時に観光できる場所に位置しています。一個人チェスタービーティー卿が世界から集めた歴史的・宗教的な絵画・版画などが多数一般公開されています。2002年にはミュージアム・オブ・イヤー(European Museum of the Year)を受賞しているんですって。

「個人でこれだけのものが・・・」と感動するほど、美しい展示物の数々。実際、入場料8ユーロのケルズの書に匹敵する(上回る、といっても良いと思った)歴史的財産の閲覧が無料で公開されているのだから、素晴らしいことと思いました。

チェスタービーティーライブラリーには閉館までいました。そして、ダブリン城を観光し、クライストチャーチ大聖堂などに立ち寄り、夕刻のリフィ川River Liffey沿いを散策しました。

ダブリン城

さて、『アイルランド+夕刻=アイリッシュバー』・・・こんな数式はいかが(*^-^*)

ダブリンの一番の繁華街であるテンプルバーTemple barは、お洒落で賑わいあるストリートです。パブやバーもひしめいて存在しています。私たちは、その中でひときわ際立つバーに入り、カウンター席へ。そして、和人はギネスビール、あづさはアイリッシュウィスキーと、アイルランドのお酒で、アイルランド最終日と旅の無事を乾杯しました。

明日は、世界旅18ヶ国め、ジャージーJerseyへ移動します。
本日の旅
行動 :スレインからダブリンへ移動、ダブリン観光、ラッシュへ移動し宿泊
朝食 :チーズオニオンサンド、ラズベリージャムサンド、ブラックベリーサンド/ダブリン行きのバス停のベンチ
昼食 :アイリッシュコーヒー、ベイリーズコーヒー、ローストチキンonじゃがいものポロポロ炒めwithベーコンソテー、バンガース(Bangers、アイルランド周辺で食べられる豪快なソーセージ)、ガーリックポテト/ダブリン
夕食 :なし(お昼ごはんが多くてお腹いっぱいなのと、キャンプサイト到着が夜遅かった)
宿泊 :ノースビーチキャラバン&キャンピングパークNorth beach caravan & camping park
http://www.northbeach.ie/

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旅情報
1ユーロ=170円

*ダブリン観光局:http://www.visitdublin.com/
*トリニティカレッジ:http://www.tcd.ie/
*チェスタービーティーライブラリー:http://www.cbl.ie/
*テンプルバー:http://www.templebar.ie/

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Wed, 29 Aug 2007

ラッシュ→ダブリン→セントピーターポート→セントブレラード

:: 旅111日め : 世界旅18ヶ国め : 和人211ヶ国め : あづさ39ヶ国め ::

■世界旅18ヶ国め、ジャージー
待ちに待った8月29日です。この日は以前からジャージーJerseyへの移動日と決めていました。北アイルランドのベルファストで飛行機移動をオンライン予約したとき、何故だかどの会社も8月29日だけ運賃が安くて不思議に思ってきましたが、その日が格安で移動できるならジャージー入りは8月29日に論を待ちませんよね。

アイルランドのスレインでのんびりしたのも、実は「格安の8月29日」が第一の理由だったからです(^.^)

私たちが乗ったエアリンガスAer Lingusは、なんと機内コーヒーも有料。格安航空会社だから仕方ないかーと思いながら、1時間ほどのフライトなので何も飲み物を摂らないうちに、飛行機はアイルランドからジャージーへと到着しました。

■ジャージー島
ジャージー島はイギリス王室領ですが、連合王国(UK)には加盟せず、独自の政府と自治権をもって「国」として機能しています。(その点で一般的な海外領土や植民地とは異なります)。従来はチャネル諸島としてガンジーGuernseyと同区分でしたが、2006年、ISO3166でジャージーとガンジーと別々にコードが指定され、それぞれが分離した形で英王室領の未独立国となりました。
(注:ISO3166とは、国際標準化機構(ISO)が国名等を割り振った符号です。
参考:≫http://tabisite.com/kiroku/mihoumon.shtml

ジャージーの空港に降り立つと、何とも気持ちよい好天!

バスに乗って移動し、宿泊の目星をつけておいた、ローズファームキャンプサイトRose Farm Camp Siteにチェックインしました。そしてテントの中に大きな荷物を置いて、まずはジャージー島南端の岬へとお散歩にでかけました。

ジャージー島は、本当にのどかな島です。別荘のような高級邸宅も散見され、ここがフランス人やイギリス人のリゾート地であることも感じられます。

岬に出たら、南方の海の向こうに、遠く遠くフランスが見えました。英国シェトランド諸島に入ってもうすぐ1ヶ月となりますが、いよいよ欧州のメインランドの旅に突入するんだなーと実感したのもこのときでした。岬の周辺をお散歩すると、緑が豊かで、空も青く、空気や海の景色が最高でした。ジャージー島が野テント禁止というのが本当に残念です。もしここに野テントが張れたら、最高だろうなー。

岬をお散歩してからの帰路は、かの世界的に有名なジャージー牛を見ることもでき、大満足です。

ジャージー牛

そうそう、ジャージーといえば、ジャージー牛のほかに、「ロイヤルポテト」や「ロイヤルトマト」なるものも有名です。道端に置かれたトマトとジャガイモの無人販売で見かけたトマトがあまりに美味しそうだったので、今日の晩ごはんは甘くて美味しいトマトを含めた“ジャージーの食”となりました。道端に生えている自生のローズマリーを使えば、美味しいハーブサラダの出来上がり♪

■フランス人とメール
ジャージー島は、英国本土とフランスの間にある小さな島国です。ジャージーと、近隣のガンジーGuernseyの旅を終えたら、いよいよフランスへ上陸します。

あづさが昨年の夏、北朝鮮で出会ったフランス人。
彼らにまた会いたい。今度は2人の旅で、彼らとまた交流を持ちたい。
あづさは旅に出る前に、出会ったときの様子(旅行記)をフランス語に翻訳し、彼らに贈っていました。
北朝鮮旅行記、列車で国境越え

この日あたりから、いよいよフランス入りが近づいたこともあり、「是非また会いましょう」というメールを出します。
私たちのメールの交流が再開し、私たちのフランスの旅が大きく動いていくことになります。
本日の旅
行動 :アイルランドからジャージーへ移動、ジャージー西南部散策、フランス人友人とメール再開
朝食 :コールスローサラダ、パン/キャンプサイト
昼食 :ターキーいっぱいサンドイッチ、チーズ、ラズベリージャム、コーヒー/ダブリン空港
夕食 :トマトとローズマリーのハーブサラダ、スモークキッパー(ニシンの燻製)、チーズ、ラズベリージャム、パン、ジャージー牛乳/キャンプサイト
宿泊 :ローズファームキャンプサイトRose Farm Campsite

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旅情報
1ポンド=245円

*アイルランドからジャージーの移動
私たちはエアリンガスAer Lingusによる空路を選択した。何故か8月29日は料金がぐんと安かった。

*ジャージーの空港からキャンプサイトや国中心部(セントヘリア)へは、15番バスに乗る。中心部まで1.5ポンド、キャンプサイトは途中下車となるため1ポンド。

*ジャージー島では野テントが禁止されている。

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Thu, 30 Aug 2007

セントブレラード→セントヘリア→セントブレラード

:: 旅112日め : 世界旅18ヶ国め : 和人211ヶ国め : あづさ39ヶ国め ::

■ジャージーの首都、セントヘリア
昨日はキャンプサイト周辺の海辺散策をしたので、今日はジャージーJerseyの首都セントヘリアSt. Helierを観光します。

結構長い道のりでしたが、行きは歩いていきました。何キロ歩いたかな。地図で見ると6~7kmは歩いたようです。ジャージーは世界的に「ジャージー牛」で有名で、おそらくは大牧場主の家であろう高級住宅の脇を通ったりと、そこそこ起伏のあるジャージーで峠越えをしながら歩きました。

■威厳あるエリザベス城
セントヘリアへ向けて歩いていると、干潮の砂浜の先に、古いお城がありました。ジャージーでは有名なエリザベス城です。エリザベス城は、フランスで有名な「モンサンミッシェル」に似ていて、城への道が干潮時に現れ潮が満ちるとその道が海に沈みます。
(※現在モンサンミッシェルは高台の舗装道路ができており、道は陥没しません)

訪れたときが潮が引いているというのは本当にラッキーで、城への道が海から顔を出しています。

エリザベス城

まだ道は濡れているので、静かに歩きます。
1kmほど歩くと、海の孤島エリザベス城。
フランスでもモンサンミッシェルは是非訪れたいと思っていますが、現在では潮の満干を体験することはできません。でもだからこそ、このジャージーのエリザベス城で、本来の姿(潮が満ちると道が沈む)を見ることができ、そしてその道を実際に歩くことができ、感激です。素晴らしい体験と思います。

さて、再び潮の道を歩いてメインロードに出て、更に歩き続けて無事に首都セントヘリアに到着しました。「英国王室領」という特殊な国は、どんな国なのだろうかと興味深く歩いていました。街を歩き人々を見てもその答えが明確に分かる訳ではないのですが、人々は、若い人も含め、どこか自立気。イギリス人というよりむしろきっとジャージー人として誇りを持っているように感じられました。

街を見て歩き、「ジャージー牛」の牛乳から作られた名産品「ジャージーアイスクリーム」を食べ、その美味しさにお腹も大満足!

帰りはバスでキャンプサイトに戻り、本日の旅終了です。
本日の旅
行動 :ジャージー観光、首都セントヘリア観光
朝食 :ラズベリージャム、パン、ジャージーチーズ、アイリッシュチーズ、ロイヤルトマト/キャンプサイト
昼食 :ピザパン3種、ジャージー牛乳、ジャージーアイス/セントヘリアのメインロードのベンチ
夕食 :なし(疲れて寝てしまった)
宿泊 :ローズファームキャンプサイトRose Farm Campsite

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旅情報
1ポンド=245円

*エリザベス城
潮が引いているときに城に歩いていけても、帰りが満潮だと歩いては戻れない。でも城の入り口には満潮寸前時刻(道が現れているリミット)が書かれているのでそれをチェックしていれば安心と思う。
また、メインロード近くからエリザベス城までは水陸両用車によるトランスポートがある。片道3.5ポンド。
エリザベス城入場は5.6ポンド。

*ジャージー島のバス
http://www.mybus.je

*ジャージー島の観光情報
http://jersey.com

*ジャージー島の美味しいもの
http://genuinejersey.com

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Fri, 31 Aug 2007

セントブレラード→セントヘリア→セントピーターポート

:: 旅113日め : 世界旅19ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ40ヶ国め ::

■ガンジー島行きフェリー
今日は隣国ガンジーGuernseyへ行く日です。

ガンジーは、2006年新たにISO3166でコードが指定された、つまり2006年に新たな「国」となった未独立国の1つです。
(注:ISO3166とは、国際標準化機構(ISO)が国名等を割り振った符号です。
参考:≫http://tabisite.com/kiroku/mihoumon.shtml

まあ、何だかんだとありまして、昼前のフェリーに乗る予定が実際に乗船できたのは夜でした。なんだかツイてないなぁ。

フェリーターミナルでの思いがけない待ち時間の間は、和人とあづさが交替で(片方が荷物を見ながらもう片方が身軽になって)街を観光に行きました。

ジャージー島のフェリーターミナルは無料無線ランがつながっているので、ついでにフランス本土でのレンタカーをオンライン予約したりなど、旅準備を少し進めることもできました。

夕刻あづさがスーパーへ夕食の買出しに出たら、道影から出てきた見知らぬ人に突然殴られたりするし。・・・貴重品も何もかも無事ですけど(イタイのは、豆サラダの容器が潰れたことと、目の周りと首に痣(あざ)ができたくらい・・・)、やっぱり何が起こるか分からないのが海外旅行。

今日は、ホント、ツイてないなぁ。

ついでに言うと、ガンジーに下船してしばらくして気づいたのですが、大事に使ってきた水筒も無くすし・・・。ちえ。

ガンジーには無事に到着できました。しかし金曜の夜だからか、街にはお酒の入った人がいっぱいいて、あまり安全そうではありません。私たちは歩いて歩いて街のにぎやかなところから離れました。港の夜景はきれいだったけれど、急いで歩いて、危なそうなところから離れましょう。

港の夜景

キャンプサイトに行く予定だったのに、夜中ではバスもありません。だから仕方なく、静かな公園の木々の中でひっそりと野テント・・・。
本日の旅
行動 :ジャージーからガンジーに移動
朝食 :コールスローサラダ、ジャージーロイヤルポテトサラダ/キャンプサイト
昼食 :レモネードビール、パン、ソーセージ、ラズベリージャム、ジャージーチーズ/ジャージー島フェリーターミナル
夕食 :ジャージーチーズ、バター、ソーセージ、パン、サーモンパテ、5色豆とツナとネギのチリソースサラダ/ガンジー行きフェリーの中
宿泊 :ガンジー島フェリーターミナルからほどよく離れた公園の木々の陰で野テント

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旅情報
1ポンド=245円

*ジャージーからガンジーへの移動
フェリーで移動するのがおそらく一般的。私たちが利用したコンドルフェリーは、ジャージーからポーツマス、プール、ガンジー、サンマロなどに船を出している。ジャージー→ガンジー所要1時間、2人で45ポンド。
http://www.condorferries.com

*ガンジーでの野テント
本当は禁止です。ゴメンナサイ(ーー;

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Sat, 01 Sep 2007

★セントピーターポート→バイユ

:: 旅114日め : 世界旅19ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ40ヶ国め ::

■ファンタスティックガンジー
ガンジーGuernseyのフェリーターミナルからほどよく離れた公園の木の陰に野テントを張った私たち。眠い目をこすって、誰もこない時間に起床して、後を濁さずきれいに公園を離れました。海に突き出た岬の先にあるお城を観光してから、街の中心部へと歩きます。

ツーリストインフォメーションでは無料で無線ランが使えました。簡単にメールチェックなどをして、ガンジー島内のキャンプサイトの場所やスーパーマーケットの場所を教えてもらったら、バスで島の北部へ向けて移動しました。

今日は青空がとっても気持ちよい。

午前中のうちにキャンプサイトにチェックインできたので、いつものように、テントを張って荷物を置いたら、おでかけしましょう。今日はいつになくうきうきとした心持ちです。だってお天気がいいんだもん(*^-^*)

観光の印象はそのときの天候に大きく左右されますよね。曇天や雨天では見るものも無機質っぽく、晴天でお日様をいっぱいに浴びたものは美しく見えるものです。英国とその関連諸国を旅して、もう1ヶ月ほどになりますが、そのほとんどが悪天候だったので、こういう良いお天気での観光に飢えていたのかもしれません。

ガンジーは、ジャージーとは違っていました。

フランス人やイギリス人のリゾート地という印象が焼きついたジャージーとは異なり、ガンジーは旅人が喜ぶ観光資源がいっぱいありました。

青い海、緑あふれる遊歩道、そして古えの遺跡がいっぱい! ガンジーに関する基礎知識をあまりもたずにここまで来たので、本当にいろいろな発見がありました。

初めて訪れる知らない町に、教会の鐘が鳴り響きます。「カーン・・・コーン・・・」、空へと駆け上るように絶え間なく鳴り響きます。その音を聞きながらだと自然に足が軽くなって、どんどん先へと歩いていきたい、そんな気分になれるのです。

ガンジー島北部は、本当に美しいファンタスティックなところでした。遺跡も素晴らしく、緑も海も美しく、大地からちょんちょんと顔を出す塔(かつての軍事タワー)も、心地よい光景です。これほどの僥倖(ぎょうこう)に感謝の気持ちでいっぱいになったのは、久しぶりのことかもしれません。

ガンジー島北部風景

農業もまた盛んなのでしょうか、道端には、見るからに美味しそうなジャガイモやトマトの無人販売がありました。ところで今朝、キャンプサイトの従業員に、庭のバーベキューセットを使わせてもらえるようお願いしていたので、ジャガバタとか作ったら美味しそうですよね♪ なので私たちはスーパーで厚切りビーフを買い、更に、自生しているローズマリーをチョンといただいて、キャンプサイトに戻りました。美味しそうなジャガイモは、ローズマリー風味のジャガバタになりました♪

ガンジーの“貴族のトマト”も一緒に焼いちゃおう(*^-^*)

この日のバーベキューは、楽しかったです。楽しかったガンジーの1日が2人の会話にしょっちゅう現れて、今思い出しても、本当楽しかったんだなあと、そう思います。
本日の旅
行動 :ガンジー島北部観光
朝食 :ターキーハム、バター、パン、サーモンパテ/公園のベンチ
昼食 :ターキーハム、バター、パン/
夕食 :バーベキュー(厚切りビーフ、ロイヤルポテト、ロイヤルトマト)、レタスサラダ、ターキーハム、レモンライム炭酸ジュース/キャンプサイト
宿泊 :ラベロトゥリーキャンプサイトLa Bailloterie Campsite
http://www.campingingguernsey.com

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1ポンド=245円

*ガンジー島の中心セントピーターポートのツーリストインフォメーションではネット無料。設置PCでは10分無料だが、無線ランは無料で使い放題。平日9~18時、日曜日は9~13時。

*ガンジー島総合情報
http://www.visitguernsey.com
*ガンジー島の美味しいもの
http://www.goodfoodguernsey.gg
*ガンジー島の遺跡等情報
http://www.nationaltrust-gsy.gg

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Sun, 02 Sep 2007

バイユ→セントピエールデュボワ→セントピーターポート→サンマロ

:: 旅115日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■島巡りでガンジーの首都へ
昨日は、ガンジーGuernseyの北部を散策しました。ガンジー島の中でも北部は特にヒストリカルなエリアで、何種類かの遺跡観光も楽しむことができました。

今日は、夜の船で、いよいよフランスへ上陸します。日中はガンジー島にいられるので、今日は島を反時計回りにバスで周遊し、遠回りをして首都セントピーターポートSt. Peterportへ行こうということになり、まずはキャンプサイトのあるバイユValeからバスで30分、島北西部のセントピエールデュボワSt. Piere du boisへ行きました。ここにも墳墓のような遺跡がありました。また海に面した眺望のよい場所に石造りのテーブルセットがあったので、少々寒い中でしたがランチタイムに。

またバスに乗り、1時間ほどで首都セントピーターポートに着きました。

お天気の良い中、カーレースショーが行われていて、そのスリリングなハンドルワークについ興奮しながら見入っちゃうほど、楽しいエンターテイメントにも出会えました。

カーレースショー

■いよいよ、ヨーロッパ大陸本土へ
船に乗ること2時間40分。船内は無線ランがずっと使えたので、フランスの旅の調べ物をずっとしていました。

8月3日に英国ラーウィックLerwickに到達してから、今日で丁度1ヶ月。英国まわりの旅が今日で終わります。

そうそう、忘れずにポンド札をイングランドのものに変えておかなくちゃね。ポンド札はイングランド(ロンドンを中心とする行政区)のものとスコットランド(エジンバラを中心とする行政区)のもの、その他ジャージーやガンジーの独自紙幣があります。世界的に通用するのはイングランド紙幣だけなので、手元のスコットランド紙幣をイングランドのものに交換しておかないと、紙くず同然になってしまってしまいます。でも、スコットランド以外ではスコットランド紙幣は敬遠されるのか、船内バーや免税店でも交換を断られてしまいました。しかし運良く船のお偉いさんと対話する機会に恵まれ、彼のポケットマネーから10ポンド紙幣5枚分をイングランド紙幣に交換してもらえました。感謝感謝です。

夜、フランスノルマンディー地方の港町、サンマロSt. Maloに着きました。すっかり暗く、治安にも心配が尽きない中、私たちは歩いて2kmほどのところにあるキャンプサイトにチェックインしました。

「ぼんそわ」(Bon soir、こんばんはの意)・・・人々が話しかけてくる言葉のすべてが、この旅で初めて経験する耳の感触を与えます。

ああ、フランス語の旅がスタートしたんだなあ。
これからめいっぱいめいっぱい、フランス語をがんばって、フランス語を楽しむぞー!
本日の旅
行動 :ガンジーの島めぐり、ガンジーからフランスへ移動
朝食 :ベイクドポテト、トマトレモンレタスのサラダ、ネーブルオレンジ/キャンプサイト
昼食 :ガンジー牛乳、ガンジーコーヒー牛乳、ガンジーチーズ、プラウン入りコールスローサラダ/セントピエールデュボワの海が見える展望所
夕食 :なし(夕食時は船内で、揺れて少々気分が悪かった)
宿泊 :キャンピングラシテダレCamping La Cite d'Alet

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旅情報
1英国ポンド=245円
1ユーロ=162円

*手元に余ったポンド札に注意。
英国と周辺国(マン、ジャージー、ガンジー)を出るときに手元にポンド札が余る場合、その紙幣がイングランド紙幣かどうかをチェックしておく。
・スコットランド紙幣→ジャージーやガンジーですら使用は困難だった。
・ジャージー紙幣、ガンジー紙幣→UK本土では使えない。
つまり、これらの紙幣を他国に持ち出した場合、無効紙幣とみなされ両替ができない恐れが大きい。

私たちは出国時スコットランド紙幣を所持していたが、フランス行き船内で、両替もイングランド紙幣への交換も断られた。懇願したら偶然近くに居合わせた船の責任者と対談させてもらうことができ、なんとかイングランド紙幣に交換することができた。

スコットランド紙幣=スコティッシュ、イングランド紙幣=イングリッシュと呼ぶので、紙幣の交換はスコットランド紙幣等を見せて「Would you please change to English?」(イングランド紙幣に交換してもらえませんか?)などで通じる。

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Mon, 03 Sep 2007

★サンマロ→モンサンミッシェル

:: 旅116日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■レンタカーの旅、スタート!
今日はレンタカーを借りる日です♪

サンマロSt.Maloの海や街を見ながら、まずはツーリストインフォメーションまで歩きました。それでも市街地のハーツHertzオフィスは遠かったので、和人がインフォメーションで2人分の荷物を見て、あづさが1、2km離れたハーツレンタカーオフィスへ行き、車を借りに行くことになりました。

レンタカーは15時チェックアウト(車持ち出し)の契約でしたが、実際に受付で順番が来たのは15時半。さあ今日から2泊3日、相棒は小さなトヨタ車(TOYOTA Yaris)です。めっぱい可愛がってあげよう、大事に乗ってあげようと思いました。

なお、レンタカー代はドライバー数が増えると高くなるので、今回はあづさが運転を担当し、和人が地図を見ながらナビを担当します。地図を持たせたらカーナビよりも優秀なナビですもの、これで道に迷う心配はゼロ!です(*^.^*)

さて、まずはオフィスまわりをぷらぷら運転。ハンドル、ギヤ、クラッチ等に慣れてきたところでツーリストインフォメーションに行き、和人と荷物をピックアップしました。

■サンマロ(15:56)→モンサンミッシェル(18:10):69km、2h14m
今日のお目当ては、かの有名な世界遺産、モンサンミッシェルMont St. Michelへ行くことです。

また、道を走っているうちに大型スーパーマーケットを見つけたので、早速入りました。英国周辺の旅を1ヶ月も続けていて、その脅威の物価の高さに心痛の思いもあったわけですが、そこから一転してフランスに来ると、物価が安くて嬉しいわあ。チーズいろいろワインいろいろ、野菜もハムもジュースも何もかもが安い! と、心が躍ります♪ 私たちはチーズやサラミ、オリーブにピクルス、そうそうバゲットは2本と多めに買うことも忘れずに、何より安くても美味しそうな赤ワインとシャンパンをボトルで買って、うきうきと後部座席に詰め込みました。

フランスの道は、車で走るだけで観光の宝庫と思います。海際を走れば青い空に青い海、小さな田舎町を走れば可愛らしい家並み・・・文化が宿る良きフランスが次から次へと移りゆくように視界に入ってきます。

2時間ほど運転して、モンサンミッシェルに到着しました。私たちは目の前の駐車場に入り、駐車場の敷地内では最もモンサンミッシェルに近いところに車を停めました。

「西洋の奇跡」とまで称されるモンサンミッシェル。西暦708年、奇異な出来事が多くあったことから大天使ミカエル(サンミッシェル)のお告げにより建てられ、その後修道院として拡張したもので、世界で最も古いキリスト教巡礼地の1つとまでなったものです。

まずはモンサンミッシェルの外周を歩きました。そして内部へ。すばらしいゴシック建築、高いところから見渡す海、参道グランルーGrand Rueなど、憧れのモンサンミッシェル観光は、なかなか他の観光地では味わえない、そこならではの素晴らしさがありました。難点を言えば、本土とモンサンミッシェルをつなぐ道路は現在高台の舗装道路になっていて、「潮が引くと道現る」といった現象が見られないこと。そればかりか、潮の満ち干きすらも実感できないことは残念でした。

夜も深まり、ライトアップが始まりました。

モンサンミッシェル

すごい! すごい! すごい綺麗!

あまりに美しいモンサンミッシェルを車の中から始終眺められる幸せ。
ずーっとずーっと、輝く偉大な僧院に敬意を表しながら、車の中で美味しいワインとシャンパンを傾け、2人で乾杯していました。


・・・本日の総走行距離69km、走行時間2時間14分。
本日の旅
行動 :サンマロ観光、レンタカー旅開始、サンマロからモンサンミッシェルへ移動
朝食 :レバーペースト、パン、チーズ/キャンプサイト
昼食 :レバーペースト、パン、ビスケット/サンマロの海辺
夕食 :ブリーチーズ、オリーブ、バゲット、ゴーフル、サラミ、ピクルス、シャンパン、ワイン、オレンジジュース/モンサンミッシェルの前の駐車場
宿泊 :モンサンミッシェルの前の駐車場で車中泊

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旅情報
1ユーロ=162円

*フランスでレンタカー
URL集
1)https://japan.hertz.com/
2)https://www.hertz.fr/
3)http://www.avis.fr/
4)http://www.ada.fr/

私たちはフランスURL(2~4)で料金比較検討をしたのち、ハーツレンタカーの日本語サイト(1)からオンラインで予約を入れた。
クレディセゾンのクレジットカードを使用しているので、下記より特典を使った。
http://www.saisoncard.co.jp/lineup/gold/go005.html

レンタカー旅の総括は、こちら:http://tabisite.com/hm/st/style/070903.html

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Tue, 04 Sep 2007

★モンサンミッシェル→カーン→トゥージュビル→ルアーブル→リヴァロ→ヴィムティエ→カマンベール→シャルトル→ボンビル

:: 旅117日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■モンサンミッシェル(08:38)→ルアーブル(13:15):232km、4h5m
朝もや、朝焼け、黄金色のモンサンミッシェル。

この美しさを見るためにモンサンミッシェル駐車場泊にした甲斐がありました。車内にはたくさん結露が出ていたのできっと外は寒かったのでしょう。でも私たちはシュラフを使って寝たので、寒さは感じませんでした。

美しい朝焼けのモンサンミッシェルをしっかりと目に焼きつけたら、今日はフランスチーズめぐりの旅をテーマにして、レンタカー旅を楽しみます♪ まだ朝8時すぎですが、今日は丸一日車を運転できる日なので、めいっぱい走ろうと早めに出発しました。

カーンCaenなど、見所があるところを通ったときに写真を撮りに立ち寄れるのもレンタカーの良いところです。目指したのは世界遺産ルアーブルLe Havre。107mの高さの教会という、聞いたこともないすごいものがあります。外から見るとスクエア調のモダンな建造物なのですが、中に入って見上げたとき、107mまでずっと続くステンドグラスについ凝視してしまうほど、すごいところでした。

ルアーブルは、第二次世界大戦で破壊されたあと、オーギュスト・ペレによる都市再建が評価され、世界遺産に登録されているところです。だから、是非その街を自らの足で歩きたいと思っていました。でも実際はそうきれいにはいかないものですね。再建されきったあとでは、街を歩いていてもそこはただモダンな近代都市なのだから、再建のすごさや偉大さ、当時の苦労のことなどはあまりわからないんです。だから、感覚ではなく理屈と頭脳で、「この建物を建てるのは大変だったんだろうか」とか「このあたりの路地は計画的に作られたのだろうか」等、考察と共に歩き見入っていました。

■ルアーブル(14:52)→リヴァロ(16:25):90km、1h33m
とてもモダンで青空に白く輝きあがる橋、ノルマンディー橋を通り、フランスの内陸部へ向けて移動します。

一気にリヴァロLivarotsの町までたどりつきました。リヴァロといえば、世界に名立たるチーズの産地として有名ですね(日本でならば漫画“美味しんぼ”でくさやと対決したあの臭いチーズです、笑)。

リヴァロの町に着いてまず向かったのはツーリストインフォメーションです。リヴァロチーズが手に入るショップを教えてもらおうと思ってのことだったのですが、チーズ博物館が近くにあることと、レンタカーであれば無理なく行けること、そして今からならまだ開場時間に間に合うことなどを教えてもらえ、私たちはリヴァロのチーズ博物館へと向かいました。

ここは本当に良いところでした。チーズができるまでの工程や、かつてのチーズ作りの展示物を見て、現在のチーズ作りをガラス越しに見ることができるのです。そして最後は待望の試食♪ 販売所を兼ねたところですが、試食チーズは、「これが試食でいいの!?(嬉)」というほどの厚切りチーズが数種類置いてあり、美味しい美味しいリヴァロチーズや、近郊の村の名前が由来となったカマンベールチーズも美味しくいただけました。そうそう、日本の漫画で紹介されていたのとはうってかわって、リヴァロで食べるリヴァロチーズは、食べやすく香りも控えめでしたよ。

これだけ楽しめて、すべてが無料というのが素晴らしい。私たちは英国でスコッチウィスキー蒸留所を見学したとき、結構お高めの入場料を払っているので、これだけのサービスが無料であることに殊に感動してしまいました。

■リヴァロ(17:10)→ヴィムティエ(18:06):9km、56m
楽しかったリヴァロを出たら、次に目指すはカマンベールCamembert村です! 実はカマンベール村は便利な交通機関がなく、ここに行きたいことがレンタカーを借りた決定打の1つなのです。ヴィムティエの町が最寄りになるので、いったんヴィムティエの教会や町並みを観光して、カマンベール村へと車を走らせました。

■ヴィムティエ(17:18)→カマンベール(18:17):6km、59m
あ、思い出した! 「カマンベール村でカマンベールを食べたい」という希望をもっていたので、道中みかけたスーパーで忘れずにカマンベールチーズを購入しましたよ(^_^)V

ヴィムティエの町を離れると、本当にのどかそのものの光景が目に入ります。「ヨーロッパの田舎」がそのまま目に飛び込んでくるような感覚です。田舎道を運転しながらカマンベール村に到達し、さらに、夕刻に「メゾンドュカマンベールMaison du Camembert」に到着しました。ここはなんと、建物の形がカマンベールチーズの木製容器の形! とってもラブリーな建物に大感激です。

メゾンドカマンベール

お約束(!?)通り、先ほど買ってきたカマンベールチーズを、メゾンドュカマンベールのテーブルセットでいただきました。

■カマンベール(19:10)→ボンビル(22:22):157km、3h12m
もし、カマンベール村に到着した時間が夜ならば、ここで車中泊も良いかなと思っていました。でもまだまだ明るい時間なので、もう少しパリへ近づこうということになりました。しかしここからがかなり大変でした。安心して車中泊できるような場所になかなか出会えません。結局シャルトルChartlesまで出てみましたが、ここでも安全そうな場所が見当たりません。

車を走らせて走らせて、なんとかひそかに路駐できるところを探します。そして、シャルトルから少々離れたボンビルBon Villeというところで、幹線道路から畑に入る道で民家からも遠く周りに何もないところを見つけることができました。ライトアップされたシャルトルの大聖堂を遠目に眺めながら、本日、約11時間にも及ぶ大運転日も、事故なく無事に終了です。

朝焼けの輝く神秘的なモンサンミッシェル、リヴァロやカマンベールなどの美味しいチーズめぐり、ルアーブルを含めた世界遺産めぐりと、今日一日で得られた体験は、レンタカーならではの大きなものでした。

11時間の運転を頑張ったあづさ、その助手席でナビを含めて頑張った和人(助手席だって、意図しないアクセルワークに体を合わせるため疲労がたまりますよね)、でも、そんな疲れは微塵もなかった。

本当に楽しい一日だったね、ありがとう♪


・・・本日の総走行距離494km、走行時間10時間45分。
本日の旅
行動 :レンタカー旅2日め、世界遺産ルアーブル、チーズの町リヴァロ、チーズの村カマンベール、シャルトルの大聖堂などをめぐる。
朝食 :ブリーチーズ、オリーブ、バゲット、サラミ、ピクルス/車道脇の緑の上の屋外テーブルセットにて
昼食 :Baguette(バゲット、日本で見るフランスパンがもう少しスリムになったようなもの)、Ratatouille(ラタトゥイユ、赤ピーマントマト玉ねぎ小玉ねぎなすズッキーニオレガノの煮込み。ピクルスの漬け汁を利用したような酸味がある)、ピクルス/ルアーブルの海辺の駐車場
夕食 :パン、カマンベールチーズ、ピクルス、ラタトゥイユ、レモンジュース/メゾンドカマンベール内のテーブルスペース
宿泊 :ボンビル(シャルトル近郊)の畑の傍らで車中泊

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旅情報
1ユーロ=162円

*カマンベール村への行き方
最寄りの目安となる都市は、ヴィムティエVimoutiers。大都市カーンからシャルトルへ向かう途中にある。ヴィムティエのツーリストインフォメーションで場所を教えてもらえるし、ヴィムティエからカマンベール方面の看板も出ている。

カマンベールチーズの容器の形をした可愛い建物「メゾンドュカマンベールMaison du Camembert」(インフォメーション、ミュージアム、軽食あり)がある。
http://www.maisonducamembert.com/

*リヴァロチーズ公式サイト
http://www.livarot-aoc.org/

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Wed, 05 Sep 2007

★ボンビル→シャルトル→イモンビル→オルレアン→パリ→ルパビヨンスボワ

:: 旅118日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■ボンビル(08:20)→シャルトル(08:55):7km、35m
畑の傍らで目覚める朝、車のガラスは中にいっぱい結露していました。今日は15時にはパリ北駅でレンタカーをチェックイン(返却)しなければならないので、時間が間に合うかどうか、少々緊張気味です。畑から出たあとは、まずはシャルトルChartlesに行き、シャルトルの大聖堂を見学しました。ここは、豪華なステンドグラスなどが見ごたえありますが、後日見るパリのノートルダム寺院と似ているそうです。

■シャルトル(09:45)→イモンビル(10:40):33km、55m
シャルトル観光が終わったら、次に向かうのはロワール渓谷です。特に、大聖堂で知られるオルレアンOrleansが目的です。ドライブの途中、イモンビルYmon villeで、私たちのハート直撃の素敵な風車を見かけてしまい、ついつい小道に入ってしまいました。風車を一番見やすい角度に車を方向転換して、車内で朝食をいただきながら素敵な風車を眺めました。

■イモンビル(11:05)→オルレアン(11:56):45km、51m
オルレアンに到着したのは、ほぼお昼時です。景勝地ロワール渓谷沿いに車を停めて、ロワール渓谷とオルレアンの大聖堂を同時に眺めてみます。・・・でも、15時返却というタイムリミットが気になってしまったのと、大聖堂近くに路駐できるところが見つからなかったので、いよいよ最終目的地パリへ向かいましょう。

■オルレアン(12:00)→パリ(14:40):160km、2h40m
ここからは高速道路でびゅーんとパリへ向かうことができます。パリに入るほどに車の数が多くなってきて、いつの間にやらものすごいトラフィック量です。セーヌ川のほとりを気持ちよく走れたのは良いのですが、パリ北駅Gare de Nordの周辺ではハーツオフィスの場所が分かりにくくて周回しちゃった。でも無事に到着することができ、清算を済ませて、48時間のレンタカーの旅を終えました。

本当、楽しかった。国外運転免許証は取得後1年間しか有効でなく、今は旅して4ヶ月。レンタカーの旅をするには丁度良いタイミングだったのではないかと思います。

さて、レンタカーを無事返したあとは、カフェに入り、クレープとカフェオレでほっと一息。そしてRER(エーウーエー、パリ高速郊外鉄道)とトラムに乗り、パリ近郊のフランス人友人宅へ行きました。

あづさが昨年夏に北朝鮮で出会った素敵なお2人、パトリック氏とパトリシアさんの家に、本当に訪れることができたんです。再会できたとき、当時の懐かしさがわーっとこみ上げてしまい、感激を通り越した嬉しさがありました。
旅までプチ日誌:2人の世界旅:旅して
列車で国境越え:North Korea memory:旅して

今日の夕食は、ご主人のパトリック氏が作ったフランスの家庭料理です。共働き家庭の“現代式のフランス家庭料理”っていうのも良いお勉強じゃない(*^-^*)

食後のチーズとワイン

これから数日間、どうぞ宜しくお願いします。


・・・本日の総走行距離245km、走行時間5時間1分。
・・・48時間レンタカーを借りて、総走行距離=808km、総運転時間=18時間。
本日の旅
行動 :レンタカー旅3日め、シャルトル、オルレアンをめぐってパリで返却。フランス人友人宅を訪問。
朝食 :チーズ、オリーブ、ビスケット、ピクルス、ゴーフル/イモンビルの古い風車の前
昼食 :カフェオレ、クレープ/パリ北駅近くのカフェ
夕食 :Sausisse Seche(ソウシースシェシュ、フランス田舎地方のドライソーセージ)、ポテトとオニオンソテーの中で蒸し焼きにしたビーフタルタルステーキ、ヤギのチーズ、エメンタールタイプチーズ、コニャック、コーヒー、リンゴソルベのリンゴ乗せ/パトさんち
宿泊 :パトさんち

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旅情報
1ユーロ=162円

*パリ市内および近郊への交通
パリ市内はメトロ(地下鉄)が発達している。料金はゾーン制。切符は通常の1回券のほか、カルネ(Carnet、10回回数券)やカルトオランジュ(Carte orange、1ヶ月や1週間の短期定期券)等の割安チケットもある。私たちはカルネを使用した。また、RER(エーウーエー、高速郊外鉄道)を利用する場合、SNCF管轄路線ではユーレイルパスも使える。
フランス国鉄(SNCF)サイト:http://www.sncf.fr
市内交通局(RATP)サイト:http://www.ratp.info/
パリ地下鉄サイト:http://www.paris.org/metro

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Thu, 06 Sep 2007

ルパビヨンスボワ→パリ→ルパビヨンスボワ

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■アルジェリアビザ
泊めていただいたフランス人友人は、ご主人がパトリック(通称パトさん)、奥様がパトリシア(通称パトちゃん)といいます。パトさんに「どんなお仕事されているんですか?」と聞くと・・・・うわお、国のお役人さんですか(^^;;

さて、フランスでやるべきことの筆頭が、アルジェリアビザ取得です。近年アルジェビザの取得はどんどん困難化し、私たちが調べた各国アルジェリア大使館のビザ発給規約によると、現在はその国の居住者にしかビザを出さないところばかり。以前は外国人旅行者でも申請により取得できたものなのにね。

パリにはアルジェリアビザを発給する総領事館があります。そして「今日は午後からの出勤で大丈夫だから」と、パトさんが同行してくださることになったんです。フランス語では込み入った話ができない私たちにとって、これ以上ない強い味方だと思います。

パトさんと私たちがたどり着いたアルジェリア総領事館。もし私たちが2人だけで行っていたら、おそらくパスポートを見るなり「外国人にはビザ出せないよ」と門前払いで終わっていたことでしょう。でもパトさんの優しい説明のおかげで、館内ビザセクションへと通してもらうことができました。

「Le consulat general traite les demandes de visas emanant de personnes residant dans les departement couverts par la circonscription consulaire.」

どどんと、壁にはこの貼り紙。

「総領事館では、領事の権限により、管轄区域内在住者のビザの申請に対応します」(あづさ訳)

うーんなるほど・・・。

さて、私たちの受付順になったので、3人で窓口に行きました。

私たちは日本人ツーリスト。レジデンス(居住者)ではない。
最初の質問が「何故日本で取らなかった?」
答えは「5月に出発、現在9月。アルジェリアに入るのは10月。日本でアルジェビザ(3ヶ月有効)を取っても有効期限が適切ではなかった」

パトさんが中間に入り、窓口との会話をフランス語で、そして私たちとの会話を英語で。私たちの味方であり、見事な通訳です。

窓口担当者の質問が少しずつ変わってきました。

「何故行きたい?」「いつ行きたい?」

   「招待者は?」

   来たー!v(・

近年アルジェリア内は不安定で、アルジェリア南部、マリ国境方面で、外国人旅行者がテロに殺害されました。爆弾テロなども報道されています。そのため現在は、ガルダイアという中北部の街までは自由旅行できますが、それ以南は現地旅行会社の招待が必要で、ガイド付きでないと移動できないことになっています。
(≫こちら

アルジェリアにはどうしても訪れたいあづさは、何かあったときに役に立つだろうからと、日本で2度会ったことのある現地旅行会社のお偉いさんに、日本にいるときからメールのやりとりをしていました。その名刺を見せて「私たちは兼ねてよりこちらの会社と連絡を取っています。相手もいつでも招待してくれる体勢です。」と伝えます。窓口担当者は「ああこの会社ね」といった様子に、きっとそこは現地の大手なのだろうなと思いました。

質問がどんどん変わってきます。

「アルジェリアでどこに行きたい?」「どのくらい行きたい?」

   「明日、領事とセキュリティ面のことなど面談しましょう」

    ・・・やったー!

異例のことだったと思います。「在住者にしかビザを出しません」という姿勢を前面に出しているにもかかわらずここまでこれたことは、2アウトランナー3塁!といったところでしょうか。でもこれは、きちんとした身だしなみで同行してくれたお役人パトさんが、私たちの身元保証人のように対応してくれたことが非常に大きかったと思います。

領事面談までくれば、かなりビザ取得の可能性は高いはず。今日はこれで総領事館を離れました。

■パリ観光
パリは、卵を横にしたような楕円形の形をしていて、南北を縦断しても徒歩1時間、東西に横断しても徒歩2時間程度の小さなエリアです。中央を東西にセーヌ河が流れているのですが、今日はセーヌ河の北側を観光することにしました。

白亜の寺院、サクレクール聖堂Basilique du Sacre Coeur。その傍らには絵画を描く画家が集うテアトル広場Pl. de Tertre。細い路地を歩いていると、パリらしさ -それは、すべての建物が同じ高さに建てられ、整合性と秩序と優美さ溢るる街並み- が尽きることなく目に入ってきます。

カフェで、フランスで絶対に食べておきたかったクロックムッシュとクロックマダム、そしてカフェノワールとカフェオレという、パリっ子気分でランチタイム♪

その後もオペラ座Opera Garnier、カルティエヴァンドーム広場Pl. Vendome、コンコルド広場Pl. de la concorde、そしてシャンゼリゼ大通りAv. des Champs-Elyseesを歩いて、本日の終着点は凱旋門Arc de Triomphe。

オペラ座

小さなパリにはパリらしい見所がいっぱいです。ありふれた歩き方でありふれた観光をするのがとっても気持ち良いから、どんどん歩いたらいいと思います。小さな路地も地元のパン屋も大きな寺院も、いっぱい歩いて見に行って、のどが渇いたらカフェ、歩き疲れたらホテルのロビーで小休止というのも、素敵なパリの歩き方ですよ。

夜パトさんちに戻ると、あづさが以前北朝鮮で出会い、仲良くなった写真家のアレンから電話が入りました。
「来週火曜日、ディナーでもてなしたい」

わー♪、嬉しい嬉しい嬉しいな。
昨日ここに来たのが水曜日だから、来週火曜日までの1週間はパリの家庭に滞在させてもらえることになったわけです。予想よりも長くなったパリ滞在で、これからどんなことに巡り合えるのか、楽しみでなりません。
本日の旅
行動 :アルジェリア領事部へビザ取得のための訪問、パリ市内観光
朝食 :トースト、クラッカー、フレンチバター、コーヒー、ミルク、オレンジジュース、グレープフルーツジュース/パトさんち
昼食 :Croque-Monsieur(クロックムッシュ、トーストにハムを挟み片面上面にチーズを乗せてとろんとさせたもの)、Croque-Madame(クロックマダム、クロックムッシュに更に黄身ふわふわくずれの目玉焼きを乗せて生パセリを少々)、レタスとトマトのサラダ、Cafe au lait(カフェオレ)、Cafe Noir(カフェノワール、いわゆるエスプレッソ風)/パリ市内のカフェ
夕食 :チキンキャセロール、レタス赤キャベツのサラダをフランス家庭の手作りドレッシングで、ワイン/パトさんち
宿泊 :パトさんち

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旅情報
1ユーロ=162円

*アルジェリアビザについて
フランスだけでなく、私たちが調べた範囲では、すべての国でその国の居住者にのみしかビザを発給しないルールになっている(かつてはそのようなルールはなかった)。また観光で訪れる場合は現地旅行会社などの招聘が必要となる。

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Fri, 07 Sep 2007

ルパビヨンスボワ→パリ→ベルサイユ→ルパビヨンスボワ

:: 旅120日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■再びアルジェリアビザ
今日も朝一番にアルジェリア総領事館へ行きます。今日もパトさんが同行してくださいます。そして「昨日ニュースで見たんだが、アルジェリアで大きな事件があったよ」と、パトさんが教えてくれました。

だからでしょうか。昨日は領事面談の約束までしてもらえたのに、同じ窓口担当者なのに、今日は領事面談もなく、再度私たちのパスポートを確認したのち「ビザは出せない」との対応。

もちろん、あっさりとは引き下がらず、昨日の経緯や、昨日の答弁の再説明をもしますが、領事面談にすらもっていくこともできませんでした。1日でこれだけ対応が変わってしまうのは残念です。でもね、もともと窓口に「居住者にのみビザ発給を行います」と書いてあるにもかかわらずここまで頑張ることができたのだから、十分御の字です。ダメもとどころか、門前払いの可能性が大きいなと思いながらパリまで来たので、ビザが取れないという事実を汲んで、あきらめをつけることは簡単でした。残念という気持ちは長く残ってしまいましたが・・・。

あまりに残念そうにし、落ち込んでいるあづさに、パトさんはカフェでコーヒーをごちそうしてくれました。涙が出そうでした。

パトさんが仕事に向かったあと、私たちはベルサイユへ向けてRERに乗りました。和人が「マリでもニジェールでも、またどこでだってアルジェビザはトライするよ」と言ってくれ、涙がでそうでした。

でも本当に涙が出ちゃったのは、まだ元気が出ないあづさに、和人が「でも、その気持ちも分かるけどな・・・」と言ってくれたときでした。うっく、ぐす(ρ_;)

参考までに、・・・これが、昨日(9/6)私たちが領事面接の約束までたどり着いたあと、アルジェリア現地で起こった惨事です。
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外務省
アルジェリア:バトナ県における自爆テロ事件の発生に伴う注意喚起 (2007/09/07)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info4.asp?id=91

Yahoo!ニュース
「アルジェリア北部のバトナで6日、ブーテフリカ大統領の到着を待つ群衆の中に紛れ込んだ男が自爆し、AFP通信によると、15人が死亡、74人が負傷した。」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl
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■ベルサイユ宮殿
フランスにいるのだから、ベルサイユ宮殿Château de Versaillesには是非とも訪れておきたいですよね。

ベルサイユ宮殿は17世紀、フランス王ルイ14世が建てたフランスの宮殿です。フランス革命まではそこが政治の中心地でした。なおかつ貴族の反乱防止のため、貴族を一箇所に住まわせて常に王の目の届くようにするために建造した宮殿でもあります。入場チケットを買うまでに1時間待ちの行列も、そのバロック建築の最高傑作と渦巻く歴史の中心部を見られるのだからと、苦にはなりません。

ベルサイユ宮殿

豪華な建物と広大で美しい庭園。どんな人々がいて、どんな暮らしをして、どんな秩序と序列があり、どんな苦しみが生まれ、喜びが広がっていたのだろうかと、宮殿内部を見て、その説明文を読みながら、いろいろなことを考えてしまいます。漫画「ベルサイユのばら」を時折思い出しつつ。

■今後の旅計画
当初の旅計画は、「ヨーロッパ旅行のあと、マルセイユから船でアルジェリア、そしてサハラ越え」でした。でも今日それがなくなり、今後の旅計画を立てなくてはなりません。

「車を買って、国外運転免許証が有効なうちは、車でサハラ越えをして西アフリカを走る」案も現実味を増してきました。

フランスで安く買ってアフリカで高く売るために、ネットで車種を検討します。手続きについてもネットで調べますが、車所有に必要なカルトグリーズCarte Griseも、「ツーリストは取れない」「仮の滞在証明書でなら取れる」等、得られる情報は玉石混交で、どこまでが真実なのか不安もあります。

夜はパトさんパトちゃんとの交流の時間ですから、「ぼんにゅい」(Bon Nuit、おやすみなさい)を言ったあとから私たちの調べ物の時間となります。だって調べることを怠っては何も始まらないしきちんと動けもしない。

だから、実はパリにいる間は、完全寝不足の日々(++;;
本日の旅
行動 :アルジェリアビザ取得のため再度領事部へ、ベルサイユ宮殿観光
朝食 :トースト、クラッカー、フレンチバター、オレンジジュース、ショコラオレ、ルバーブマーマレード/パトさんち
昼食 :Brushetta(ブルシェタ、イタリアのブルスケッタのこと。パンにチーズやトマト等の具を載せてオープントーストにしたもの)/ベルサイユ駅前のカフェ
夕食 :Tartiflette(タフティフレット、フランスサヴォイ地方の慮類で、ジャガイモスライスと玉ねぎを炒めた上に白チーズの厚切りを乗せオーブンでとろとろに溶かしたもの。レブロションReblachonというチーズを使うのが定番)、赤ワイン、Kronenbourg(コーネンブ、フランスで非常に親しまれているビール)、リンゴソルベのリンゴ乗せ、コニャック/パトさんち
宿泊 :パトさんち

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旅情報
1ユーロ=162円

*ベルサイユ宮殿
RER高速郊外鉄道C5番線、ベルサイユ行き終点下車すぐ。入場料は1人13.5ユーロと高いが、16時以降の入場だと安くなる(そのチケットを16時前に購入することはできなかった)。
http://www.chateauversailles.fr/

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Sat, 08 Sep 2007

ルパビヨンスボワ

:: 旅121日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■土曜日の車探し
今日は土曜日です。共働きのパトさんパトちゃんも、今日と明日は仕事がありません。

私たちは朝から2人で外出して中古車探しをすることにしました。パトさんにアドバイスをもらって歩いた道は「中古車ストリート」で、中古車屋も何軒かあります。またその道は「A VENDRE」(あぶんどぅ、英語の「For Sale」、日本語の「売りたし」と同じ意味)の貼り紙がある車がずらりと並んでいました。フランスでは個人売買もポピュラーなのですね。私たちはその中から旅に活用できそうな車を探し、車体や貼り紙にある連絡先をデジカメで撮り続けていました。

■大型スーパーマーケットへ
「午後3時から、一緒に大きなスーパーマーケットへ行こう」とパトさんパトちゃんが言ってくれていたので、あづさは日本食ディナーを作ってあげられるチャンスと大張り切りです。車購入の手続きについて引き続き調べる和人を残し、3人で大型スーパーマーケットに行きました。

フランスのスーパーマーケットは、土曜日ということもあって活気がありました。

フランスのスーパーマーケット

本日のお買い物:醤油、春雨、干ししいたけ、ごま油、お米、生サーモン、ボイルえび、ひき肉、ねぎ、いんげん、味噌汁の素、レバー、生姜。残念わさびがない(^^ゞ

今日の晩ごはんはちらし寿司です。外国人は「SUSHI」という言葉はよく知っていて、彼らの目から見たらお寿司は日本料理の筆頭格なのだろうと思うんです。だったら他の料理よりも、「SUSHI」なるものを作る過程も見てもらえたら嬉しいなって思ったんです。酢も売っていたのですが、いずれ彼らが再現できるようにと、寿司飯作りはパトさんちにあるビネガーを使うことにしました。

パトさんたちは、お米を研ぐ様子、ごはんを炊くために水分量を厳密に調整する様子、ごま油の特殊な香りなど、興味いっぱいの様子で私たちの調理を見てくれます。

今日の晩ごはんは、前菜にねぎレバ焼き(ごま油と醤油で)、メインにサーモンとえびのちらしずし、箸休めにいんげんの生姜醤油、そしてえびの殻でだしをとったお味噌汁です。パトさんちにある西洋わさびが、かなり日本のわさびに近かったので助かりました(*^^*)
本日の旅
行動 :中古車探し、フランス人友人に日本の食でおもてなし
朝食 :トースト、クラッカー、フレンチバター、オレンジジュース、ショコラオレ、チェリーマーマレード/パトさんち
昼食 :ハムサンドイッチ、チキンサンドイッチ/カフェ
夕食 :サーモンとえびのちらしずし、レバ焼き、いんげんの生姜醤油、お味噌汁、赤ワイン、Sausisse Seche(ソウシースシェシュ、フランス田舎地方のドライソーセージ)/パトさんち
宿泊 :パトさんち

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旅情報
1ユーロ=162円

*フランスの大型スーパーマーケットに行っての感想
今回日本食を作ってあげることで、パリに滞在させてもらっている御礼をしようと考えた。丁度土曜日は彼らも買出し曜日とのことで、大型スーパーマーケットに連れて行ってもらえた。外国人観光客が来る様な場所ではないので不安もあったが、醤油、日本米、干ししいたけ、味噌汁の素など、日本の胃袋が懐かしい食材に幾つか出会えた。今回行ったところでは海苔、わさび、味噌を手に入れることができなかった。またサーモン以外に生で食べられる魚も手に入らなかった。

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Sun, 09 Sep 2007

★ルパビヨンスボワ

:: 旅122日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■マルシェ
今日は日曜日です。パトさんちの近所でマルシェ(朝市)があるというので、2人でわくわくしながらマルシェへ向かいました。「パリでマルシェ」っていい響き♪(*^-^*)

ここは観光地ではなく、普通の住宅街。そんなところにあるマルシェなので、おそらく私たちを除いて、観光客はゼロです。さまざまなお店が食材をもってきて、通りの左右はびっしりと店舗が並びます。チーズ、肉やハム、野菜、衣料品・・・地元の人もたくさんごったがえしていて、にぎやかで明るくて色とりどりで、楽しかったです。

■フランスの家庭料理
私たちがパトさんちに着いたとき、「日曜日には私の母がAzusaとKazutoを招待しているからね」と教えてくれました。

パトさんが「車で5分だから、僕の運転で行こう」と言ってくれますが、それは申し訳ないですよね。私たちは「みんなでワインを楽しみたいから、歩いていきましょう」と伝えたら、了解してくれた様子です。私たち2人とパトさんパトちゃんと、4人で20分ほど歩いて、ママの家に到着しました。その家は、まるで古城のたたずまい。うわあすごいなー♪

私たちを招いて下さったのは、パトさんのお母さん、エリアンママです。

家の中庭に面したところに木のテーブルが出されていました。少し涼しげですが、風もなく過ごしやすい天気で気持ちよいのです。メンバーは、エリアンママ、私たち4人、そしてパトさんの弟家族4人。合計9人という、にぎやかな時間となりそうです。パトさんの弟夫妻も英語が話せるので、交流を持ちやすく楽しめました。

驚いたのは、出てくる料理の完璧なこと! 完全なフランス料理フルコースで、それが全部エリアンママが1人で作ったものだったんです。

フォワグラの前菜は絶品で、チーズやうずら卵の前菜も美味しい。あまりに美味しくて顔がにやけついちゃっていたかもしれません。そして高級なシャンパン、ビンテージな赤ワイン、白ワインももちろん美味しい。そしてメインのフォワグラステーキは、「待たずにすぐ食べなさい」とママに言われるほどとろとろふわふわしていて、卒倒しそうな美味しさでした。

家庭でここまで素晴らしいおもてなしができるのかと、感激の連続でした。

フランスの家庭料理

ぽかぽかとしたあたたかい気持ちになれ、おしゃべりを楽しみながら格式ばらないフルコース。
美味しさは最高で、きっとどんなレストランでフルコースを食べても、今日のフルコースのほうが美味しいと思う。

ママ、本当に本当に、人生で最高のフランス料理フルコースを、ありがとう。
本日の旅
行動 :マルシェ(朝市)観光、フランス人の家庭でのフランス料理フルコースパーティーお呼ばれ
朝食 :トースト、クラッカー、ゴーフル、フレンチバター、オレンジジュース、ショコラオレ、コーヒー、チェリーマーマレード/パトさんち
昼食 :Figue(フイギュ、生いちじく)、うずら卵プチトマトの前菜、チーズ前菜、フォワグラプルーンアヒル塩肉の前菜、Concombre glace(コンコンブルグラッセ、きゅうりすりおろしに塩少々とクリーム仕立てで乾燥パセリをあしらったお口直しのスープ)、フォワグラとトーストとチェリーのソテー、ビーフのかたまりグリル、Palet de legumes(パテドレギュム、野菜のパテ)、ポテトボールのソテー、デザートチーズジャム添え、フルーツ盛り合わせ、パイナップルとチェリーをあしらったシャーベット、シャンパン、赤ワイン、白ワイン、マドレーヌ、コーヒー/エリアンママの自宅
夕食 :なし(お昼のフルコースをみんなで夕方まで楽しんでいました)
宿泊 :パトさんち

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旅情報
1ユーロ=162円

*フランスのフランス料理レシピサイト
http://www.recettesweb.com/
http://www.cuisineaz.com/

*パリのマルシェリスト
http://www.paris.fr/fr/marches

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Mon, 10 Sep 2007

ルパビヨンスボワ→パリ→ルパビヨンスボワ

:: 旅123日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■県庁へ
ネットでの調べ物って、玉石混交。正しいことを調べていてもときに信憑性のない情報まで得てしまうので困りますよね。

だから私たちは、今日はパーフェクチャ(Prefecture、県庁)に行くことにしました。パーフェクチャでは、車の譲渡譲受に関する説明書類(フランス語)をもらい、担当者に話を伺うと、すぐ「無理」との回答をいただけました。居住証明書が必要書類の1つにあるので、留学や就業でフランスに来ているのなら話は違いますが、旅行の過程でフランスにいる私たちは車を所持することができないということでした。

はーい、車作戦終了~(^^ゞ

でも気持ち良く終了できて、なんだか気分爽快(笑)
たとえばね、窓口をまわされてダメと言われるよりも、こうして最初から正当な担当者と会い、関連書類をもらって、無理なのですよと言われるほうが、とても気持ちよいのです。

車探しをしたり、どんな車に乗ろうかと2人で話したり、そんな中で、アフリカでやりたいことなどを話したりしたここ数日間はとっても楽しく、また有意義だった。決して無駄ではなく、むしろ、アフリカの夢が一層膨らむ良い時間だったから、今回の事の顛末の全てに、本当に感謝したいなって思います。

■パリ観光
先日は、パリのセーヌ河北側を観光したので、今日はセーヌ河南側を観光しましょ。

セーヌ河

セーヌ河越しにエッフェル塔La Tour Eiffelを見て、エッフェル塔の公園の芝生の上で座って塔を見上げたり。次にセーヌ河沿いをお散歩して、古き良きパリが残るパリ5区、パリ6区、パリ7区を散策しました。ここはソルボンヌ大学のお膝元でもある、書店群が並ぶカルチェラタンQuartier Latinというエリアです。小さなカフェもあり、サンジェルマン教会Eglise St-german des Presも素敵です。ノートルダム寺院Cathedrale Notre Dame de Parisは壮大な素晴らしさがありました。ステンドグラスが本当に美しいです。

そうそう、今日の晩ごはんは、泊めていただいているパトさんたちに、あづさが中華料理を作ってあげることになっていました。だから旅行会社にいって調べものをしてくるという和人をパリに残し、あづさはバスティーユBastilleから地下鉄とバスを乗り継いで、一足先にルパビヨンスボワLes Pavillons-sous-Boisへと戻りました。途中、アラブ食材店で新鮮卵を買って、チャーハンの準備も万端です。

今日の晩ごはんは、台湾風春雨スープとシンプルイズベストなチャーハン。美味しくできて良かった(*^-^*)
本日の旅
行動 :県庁へ車両購入のための問い合わせ訪問、パリ市内観光、フランス人友人に中華の食でおもてなし
朝食 :ゴーフル、トースト、クラッカー、フレンチバター、オレンジジュース、ショコラオレ、コーヒー、チェリーマーマレード/パトさんち
昼食 :タブーリ(クスクスと野菜のミント仕立て)、セロリダーブサラダ、バゲット/パリ市内の芝生の上
夕食 :生姜醤油を混ぜた肉団子と干ししいたけ長ネギ入りの台湾風春雨スープ、ネギにんにく生姜卵のチャーハン、ビール、チーズ、コニャック/パトさんち
宿泊 :パトさんち

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旅情報
1ユーロ=162円

*フランスで車を購入
旅行者でなく短期でもフランスに居住するのなら、フランスで車を購入し所持できると思われる。カルトグリーズ(Carte Grise、所有証)を得るためには、居住を証明するもののほか、罰金以上の刑罰にないことの証明など、さまざまな書類が必要になる。パーフェクチャ(Prefecture、県庁、メトロ5番線BOBIGNY駅すぐ)や以下サイトで確認できる。
http://www.seine-saint-denis.pref.gouv.fr

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Tue, 11 Sep 2007

ルパビヨンスボワ→パリ→ルパビヨンスボワ

:: 旅124日め : 世界旅20ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ41ヶ国め ::

■明後日、パリを出ます
明日は写真家アレン氏とのディナーですから、それが終わるまでは、私たちはパリにいます。そしてディナーの翌日からまた旅が動きます(もちろん、パリで人々と交流を持つことも、旅なんですけどね)。

本屋を探しつつ、相談会議。コーヒー1杯で長居するには、マクドナルドは良いところです。

アフリカにどこから入る?
1)モロッコ
2)チュニジア
3)エジプト

・・・結論は、1。

ビザ取得最難関国のリビアとアルジェリアにはさまれたチュニジアに行ったとして、そこから先が動けなければ困る。だから、1・3>2。
東アフリカよりも、西アフリカの旅を優先させたいから、1>3。
チュニジアに行ったら動けたとしても絶対東アフリカまわりになるから、やっぱり1>2・3

明後日からどうする?
1)すぐにアフリカに行く(パリ発モロッコ行きバスというのもあります)
2)あと少しヨーロッパにいる
3)かなり長くヨーロッパにいる

・・・結論は、2。フランスとアフリカの間にはまだヨーロッパの国があるので、そこは見ておきたい。

ヨーロッパ移動はどうする?
1)列車パス(乗り放題チケット)を買う
2)バスパス(乗り放題チケット)を買う
3)ノーマルにスペイン経由モロッコまで移動

・・・ここは1か2で相当悩みました。1でも2でも、パスを買う以上、多く乗らないと損だし、多く乗るのならばいろんな国に行ってみたいですよね。パスパスで行ける国行けない国と、列車パスで行ける国行けない国は異なります。そして、アフリカの前にどこに行くか、アフリカの後はどこに行くかも想定を詰めて行かなければいけない。

・・・結論は、1。列車パスはバスパスに比べて格段に高いのですが、移動の自由度の高さから、1>2。だって、列車パスはどんなローカルな土地にもいけますが、バスパスは大都市間の運行なので、私たちには列車パスのほうが合っていると思ったんです。

どのくらい列車に乗る?
1)15日間パス
2)21日間パス
3)1ヶ月パス

・・・結論は1。ここで忘れずに考慮したのが、シェンゲン協定です。簡単に言うと、「ヨーロッパのシェンゲン加盟国には、180日間の間に90日を越えて滞在することはできない」というものです。私たちがフィンランドに入ったのが6月23日、今日が9月11日と、ほぼ丸3ヶ月ヨーロッパにいることになります。途中英国などカウントされない日数を考慮し、いつまでヨーロッパにいられるものかなども話し合いながら、15日パスを買うことにしました。あと、列車パスでは夜行列車乗り倒しにして宿代をセーブしたいから、15日くらいが疲労とのバランスが良いかなとも思ったんです。そうそう、「和人誕生日にはアフリカ入り」という希望のためにも、やっぱり結論は、1です(*^.^*)

さあ、今後の日程が決まりました。何時間も相談した甲斐がありました。

早速、アフリカ地図を買いに、パリで一番大きな本屋に行き、地図とアフリカ言語会話集(ヨルバ語、スワヒリ語、アムハラ語、アラブ語などがあって楽しい!)を買いました。トーマスクック時刻表(ヨーロッパの総合鉄道時刻表)がないのは残念。

■最後のパリ観光
今日は最後のパリ観光。パレロワイヤルPalais RoyalやルーブルMusee du Louvreなど、残したパリ名所も観光しておかないとね。

そして夜はパリ北駅Gare du Nordへ行き、高い高い列車パス「Eurail Pass」を買いました。支払いをカードで済ませて、ユーレイルパスを手にしたとき・・・あまりの高額チケットであることを実感してしまい「いっぱい列車に乗って、少しでも多くの土地に行こう」と、大きな出費に決意したものです。

夜アレンと再会し、一流レストランテルミナスノードTerminus Nordでの優雅な食事を歓談と共に楽しみました。フランス料理のコース料理をいただきながら、いろいろなお話しに花が咲きました。アレンのカメラワークは、私達にとって、本当に勉強になることばかり、嬉しいな。

テルミナスノード

■パリ最後の夜
今日がパリ最後の夜です。レンタカーでパリに着いて、アルジェリアビザ、中古車探し、パリの観光もいっぱい、フランスの家庭料理や地元のマルシェなど、パトさんちに泊めてもらえたからこそ、素晴らしいパリが体験できました。

今までの旅はといえば、宿に泊まり、服も広げられず、洗濯も自分の手洗い・・・。そんな今までの旅とは違い、普通にはありえないことだらけだったのですが、パリを境に旅計画がごっそり変わり、それでも元気に真剣に旅を続けられるのは、このパリ1週間の滞在と喜びがあったからなのだろうと思います。

1週間、私たちを家庭に受け入れてくれたパトリック、パトリシア。
本当に本当に、ありがとう。

私たちは、恩人である貴方達と、生涯交流をもっていけたら幸せです。
本日の旅
行動 :今後の作戦会議、本屋でアフリカ地図購入、ユーレイルパス購入、フランス人写真家に招かれてフランス料理ディナー
朝食 :ゴーフル、トースト、胚芽パン、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、フレンチバター、コーヒー、チェリーマーマレード、アプリコットジャム/パトさんち
昼食 :チキンマック、フライドポテト、ダブルカフェオレ/パリ市内マクドナルド
夕食 :生ガキ、フォワグラソテーのオニオンジャム添え、サーモングリル焼き野菜添え、仔牛のステーキマッシュポテト添え、チーズ盛り合わせ、クレームブリュレ、赤ワイン、白ワイン、コーヒー/レストランTerminus Nord
宿泊 :パトさんち

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旅情報
1ユーロ=162円

*シェンゲン協定について
シェンゲン加盟国は、3ヶ月を超過しない短期滞在のために、統一された査証制度をもっている(日本国はシェンゲン査証が免除されているのでシェンゲン国を旅する場合でもシェンゲン査証を取得する必要はない)。日本人などシェンゲン非加盟国の国民は、最初にシェンゲン国に入国した日から数えて180日の間で最大90日間の滞在が認められる。180日間でシェンゲン地域を複数回出入りする場合も、シェンゲン地域での滞在は総計90日以下でなければならない。

シェンゲン条約基幹15ヶ国は以下の通り(2007年9月)
→アイスランド、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシア、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルグ。
(つまり「EU諸国-(EUのイギリス&アイルランド)+(EU外のノルウェー&アイスランド)」ということ)

※シェンゲン協定加盟国は全28ヶ国であるが、すべてが実施国というわけではない
※シェンゲン加盟国であっても協定対象外となる地域もある。
 →スバールバル(ノルウェー)、フェロー(デンマーク)など

長期旅行で大事なことは、
1)ヨーロッパを長期旅行するとき、シェンゲン国滞在日数を90日未満にすること。
2)シェンゲン外に出た場合は、そのことと日数の証明ができるほうがよい。
3)シェンゲン国の旅の後、アフリカや東欧で事故や大病などの事由により緊急にシェンゲン国に戻る可能性がある。シェンゲン国滞在を例えば80日程度にし、少しは日数を残しておくことを考慮して旅の行程を考えるべきである。
4)シェンゲン国の旅の後、旅のルート上、再びシェンゲン国に戻る可能性があるのなら、3)同様に、シェンゲン国滞在を90日未満にするべきである。

私たちはアフリカ入りの日程を、シェンゲン協定の規定日数を頭に入れながら考えた。最初のシェンゲン国入国がフィンランドで、途中シェンゲン外地域(英国とその関連国(マン、ジャージー、ガンジー)やアイルランド、スヴァールバルに滞在した日数を踏まえ、ヨーロッパ(シェンゲン国)滞在日数を考えている。
http://www.eurovisa.info/SchengenCountries.htm
http://www.mediavisa.net/

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Wed, 12 Sep 2007

ルパビヨンスボワ→パリ→ジュネーブ

:: 旅125日め : 世界旅21ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ42ヶ国め ::

■パリリヨン駅→ジュネーブ:3h5m
朝7時すぎ、1週間お世話になったパトさんちを出て、お別れ。
今日から15日間、ユーレイルパスの旅の開始です。

リヨン駅Gare du Lyonからフランス高速鉄道TGVに乗ります。乗ってみたいと思っていたTGVの一等車両は乗り心地がよく快適!
まず目指すは、和人の友人宅があるスイスのジュネーブGenevaです。

■ジュネーブレマン湖クルーズ:1h5m
ユーレイルパスは、列車だけでなく、さまざまな乗り物が無料(または割引き)になるサービスがあります。ジュネーブのレマン湖1時間クルーズもその1つ。ジュネーブに来たら、やっぱりレマン湖観光に時間を割きたいと思っていたので、1時間のクルーズはとても良いものでした。

レマン湖

夜は無事に友人との再会も果たせました。友人はちーちゃん(仮称)。和人の友人ですが、あづさも日本で会ったことがある方です。
今日は昔話に盛り上がりながら自宅でいろいろと美味しいものをごちそうになりました。

一番美味しかったのは、わかめ玉ねぎきゅうりのゆずポンサラダと明太子!
1週間のパリ滞在のあとだから、余計にそういった味が美味しく思えたのかな(*^^*)
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅スタート、パリからジュネーブへ移動、ジュネーブ観光、ジュネーブの友人を訪問
朝食 :ゴーフル、トースト、胚芽パン、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、フレンチバター、コーヒー、チェリーマーマレード、アプリコットジャム/パトさんち
昼食 :Les Fondues au Fromage(レフォンデュオーフォマージュ、チーズフォンデュのこと。角切りパンをワインでのばしたとろとろチーズをつけて食べる)、Les Viandes Suisses(レヴィアンドセッシュ、牛肉薄切りの冷製、カルパッチョのような感じ)、フライドポテト、スイスワインの赤と白/ジュネーブのレストラン
夕食 :わかめ玉ねぎきゅうりのゆずポンサラダ、明太子、あられ、野菜サラダ(ホワイトアスパラ、コーン、にんじん)、ベビースターラーメン、酢昆布、ビール、ワイン/ちーちゃんち
宿泊 :ちーちゃんち

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旅情報
1ユーロ=170円
1スイスフラン=100円

*ユーレイルパスについて
公式サイト:http://www.eurail.com

当サイト内ですが、以下のページも参考になるかと思います。
http://tabisite.com/hm/memo/info/070921040625.html
http://tabisite.com/hm/st/style/070926.html

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Thu, 13 Sep 2007

ジュネーブ→チューリヒ→ブックス→シャーン→フェルトキルヒ→リンダウ→ミュンヘン→ウィーン行き夜行列車

:: 旅126日め : 世界旅24ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ45ヶ国め ::

※この日はスイス、リヒテンシュタイン、オーストリー、ドイツとまたがりますがカテゴリーは便宜上リヒテンシュタインとしました
■ジュネーブ→チューリヒ:2h46m
友人宅にバックパックを預け、2週間後、ここに戻ってくるまで最小限必要なものだけを持って旅に出ることができました。いつもお世話になっていたテントも置いて、アフリカガイドブックやアフリカ地図も置いて、サブバッグとして使っていた小さめリュックで旅ができます。

ところで昨日は飲みすぎみたい(^^ゞ
チューリヒZurlchまでの2時間の間に、体力回復しなくちゃね。

チューリヒに着いてまず驚いたのが、駅看板からポスターから、何から何までドイツ語になっていることでした。「スイスに4つの公用語がある」ことくらいは中学校でも習うので、頭では分かっている事実なのですが、2時間前ジュネーブまではフランス語だったのに、同じ国の中でこれほど変わるのか・・・と、激変に唖然。ついでに、会話もドイツ語を取り入れなければと、脳の中もフランス語気分からドイツ語気分へと、チェンジさせておきましょう。

チューリヒの見所は、チューリヒ中央駅からチューリヒ湖の間、約1.5kmほどのところに多くあります。リマトLimmat川沿いに沿って歩きながら、大聖堂Grossmunsterや聖母聖堂Fraumunsterを観光しました。特に聖母聖堂では、シャガールの幻想美の世界がステンドグラスになっていて、素晴らしかった。シャガールといえば青。このあともヨーロッパめぐりで何十枚何百枚ものステンドグラスを見ることになりますが、その独特の幻想的なステンドグラスは、その中でも印象深い、秀逸のものと思います。

■チューリヒ→ブックス:1h5m
チューリヒを出たら、東へ移動します。
今日はリヒテンシュタインLichteinsteinに入国したいので、その足がかりとなるブックスBuchsまで列車で移動します。

ブックス駅を出たあと、ツーリストインフォメーションで、リヒテンシュタインまでの道を含めた地図をもらいました。

■歩いてリヒテンシュタインへ
ブックスから15~20分くらい歩くとラインRhein河。そこがスイスとリヒテンシュタインの国境の河。
国境ラインは橋の中部にあるので、橋を渡ることが国境越えになるわけですね。

リヒテンシュタイン国境

橋を渡るとき、最も感動したのは、リヒテンシュタイン側にそびえる山々でした。主峰ナーフコフNaafkopf(2571m)をはじめ、2000m級の山がずっと連なり、あらためてリヒテンシュタインが山間国であることが分かります。

リヒテンシュタインに入ったあと、最初に入るのはシャーンSchaanの町。最初に見かけたスーパーで買出しをして、公園のベンチセットで遅めの昼食を取りました。その後シャーンの教会や町並み観光。

ヨーロッパで4番目に小さな国、リヒテンシュタイン(※1:バチカン、2:モナコ、3:サンマリノです)。小さい国だけれども、川沿いからアルプスの山々まで、高低差に富むその国は、すがすがしく気持ちの良いところでした。

■シャーン→フェルトキルヒ:25m
シャーンからはローカル列車に乗って、オーストリー(かつてはオーストリアと表記されていた国)のフェルトキルヒFeltkirchまで移動しました。
窓からの風景・・・そこは私たちが見ていない地域の、リヒテンシュタインの民家があり、目が離せませんでした。

■フェルトキルヒ→リンダウ:47m
フェルトキルヒで突然トイレに行きたくなってしまって・・・、でも駅のトイレは有料(>_<)

本当ならインスブルックInnsbruck行き列車に乗ってオーストリーのウィーンWienへ行く計画でしたが、インスブルック方面の列車がまだまだ来ないこともあり、今すぐ出発するドイツのリンダウLindau行き列車に飛び乗りました。だって列車トイレは無料なんだもん(^^*

そういうことで、まったく予定になく訪れたリンダウの町。でも、そのリンダウが素晴らしいところでびっくりしました。リンダウはボーデン湖Bodenseeの小島で、夕暮れのボーデン湖がなんとも言えず美しいのです。静かなリゾート地として人気があるところらしく、ボーデン湖のほとりはカフェバーやビアハウスで賑わっていました。リンダウの町並みもとってもとっても素敵です。壁が一面の宗教的絵画で覆われた教会など、なかなかほかでは見られないものがあり、リンダウに来た偶然を本当に嬉しく思いました。

ところでミュンヘンMunchen行き列車に乗るまでの間、あづさが休憩所と思ってのんびりしていたところが、実は駅職員室だったこと判明(^^ゞ
そっか、だからやたらとおじさん達が「のんびりしていっていいんだよ」って言ってくれるわけだ(^^ゞ
普通の休憩所で何でみんなそう言うんだろう~と、不思議には思っていたんですけどね(^^ゞ

時刻表を確認して戻ってきた和人の分もコーヒーをごちそうしてくれ、ようやくそこが職員室だったことに気づきました(^^ゞ
おじさん達は、「ミュンヘン行きの列車は8時20分だから、8時10分にここを出たらいいよ」と、ここでくつろぐことを歓迎してくれ、また自身がアジアを旅したときの話を聞かせてくれるなど、本当に優しかった。

■リンダウ→ミュンヘン:28m
ミュンヘンはドイツ南部の都市で、とにかくミュンヘンビールで有名ですよね。ミュンヘンに到着したのはもう夜だから、駅から出ず、駅構内のビアバーで乾杯☆

ミュンヘン発夜行列車に無事乗り、明日は早朝からウィーン観光となります。頑張りまっす!
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅2日め、チューリヒ・ブックス・シャーン・フェルトキルヒ・リンダウ観光、ミュンヘンでビール、オーストリーへ移動
朝食 :ねぎ入り味噌ラーメン/ちーちゃんち
昼食 :Fussballerbrot(フッスバレルブロット、種子を混ぜ込んだパン)、Bauernshublig(バウエルンシュブリッヒ、白黒2種類の美味しいサラミ)、Kugel(クーゲル、カステラの間にカスタードを挟みママレードを上がけして更にチョコレートを上がけしたお菓子)、Tolko Ananas(トルコアナナス、クリームチーズにドライパイナップルダイスとアーモンドダイスをまぶしたもの)/リヒテンシュタインの公園
夕食 :ビール2種(Beck's:ブレーメンビール、Paulaner:ミュンヘン黒ビール)(昼食が夕方だったのでビールのみ)/ミュンヘン駅構内バー
宿泊 :ウィーン行き夜行列車泊

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旅情報
1ユーロ=170円
1フラン=100円

*リヒテンシュタインへの行き方
1)スイスのブックスからバスか徒歩
2)スイスのザルガンスからバス
3)オーストリアのフェルトキルヒから列車かバス。
私たちはブックスから歩いて入国した。

*リヒテンシュタインではスイスフランが公用通貨なので、フランをある程度持ってスイスを出よう。

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Fri, 14 Sep 2007

ウィーン行き夜行列車→ウィーン→ニュルンベルク→オーデンセ行き夜行列車

:: 旅127日め : 世界旅24ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ45ヶ国め ::

■夜行列車でウィーン到着:7h5m
まだ明るくなり始めたばかり。オーストリーの首都ウィーンWienには早朝に到着しました。

まずは、ちょっと離れたところにあるけれど、世界遺産シェーンブルン宮殿Schloβ Schonbrunn(※β=ssとも表記される)を訪れることにしました。ここはヨーロッパ史で大きな存在となる、かのハプスブルク家の宮殿です。

朝焼けの中の宮殿はきれいでした。宮殿の正門を入ったところに座れるところがあったので、駅で買ったサンドイッチで、しばし、美しい宮殿に見とれながらの朝食。そうそう、シェーンブルン宮殿の均整取れた様相は、パリで見たベルサイユ宮殿に似た印象を受けました。

この宮殿は大変に広く、敷地内には大温室や動物園、大きな泉まであります。私たちは主だったところを見ながら歩き、早朝ならでは -それは観光客で賑わわない絶好の時間帯- の中で、ちょっとひんやりとした空気の中で、優雅な雰囲気を味わって歩きました。

シェーンブルン宮殿を見たあと、最寄の地下鉄駅まで歩いて行ったのですが、駅前でレンタル自転車をみつけました。地下鉄が1回1.7ユーロなのに、自転車は1時間1ユーロ。ウィーンは道を歩くだけでも美しい街です。地下鉄だったら景色が見られませんから、レンタサイクルでウィーン中心部まで行くことにしました。自転車、楽しい~(*^.^*)

途中ペダルが外れて大変だったけれど(※自転車に詳しい人ほど同意してもらえると思うのですが、ペダルが外れるなんてあってはならないことなのです)、それでも手でそれを直せるのは、大学で自転車部だった和人の知恵ですね。

さて自転車でウィーン中心部まで来たら、フォルクステアターFolkstheater、見本市宮殿Messepalast、マリアテレジア像、オイゲン貴公子像などを見て、いよいよ観光モードも盛り上がってきます。そして国立オペラ座Staatsoperの近くで自転車を返却しました。

そのあと観光したのは、カプツィーナ教会と皇帝納骨所、そして次はお目当てのシュテファン大聖堂Stephansdormへ。ここはオーストリー最大のゴシック教会で、寺院類の中では世界3位の高さを誇る尖塔をもちます。修復中で外観全貌を見ることができなくて残念ですが、屋根の瓦の色調もこれまで見てきた寺院とは違って、その独特さは記憶に長く残るものと思いました。そうそう、ウィーンといえばモーツァルトで有名だから、モーツァルト記念館「フィガロハウス」も忘れずに訪れておきましょう。

で、メインストリートを歩いていると・・・

・・・あ、見つけてしまったv(・  美味しそうなザッハトルテのあるケーキ屋♪♪

あらあら、とたんに口が寂しくなってきましたわ(笑)。論を待たずにザッハトルテと、ウィーンといえばウィーンナーコーヒー!と決め込んで、サロンのような客室でウィーンのお茶タイムを存分に楽しみました♪ オーストリーが世界に誇る伝統ケーキ、ザッハトルテは、上がけのチョコレート層も厚くてしっかりばっちり美味しかったです。ウィーンナーコーヒーは、日本でイメージしていたのとはうってかわって、絶品クリームの多いこと♪

ウィーンナーコーヒー

そして、次の移動の拠点になるウィーン西駅へ向かう途中に、市場ナッシュマルクトNaschmarktへ寄り、この時期ならではの名物シュトルムStrum(ワインになる一歩手前のお酒)を1L買って、駅へ向かいました。

■ウィーン→ニュルンベルク:4h57m
ヨーロッパでは、座席がフルフラットになる1等車が多くあります。この路線の1等車もそうでした。コンパートメントは3m×3mほどの小部屋で、6席の座席が3:3で向かい合っているのですが、座面を前にだして背もたれを倒すとフラットになり、6席全部をフラットにすると、なんと部屋全体がフルフラットになるんです。

幸いこのコンパートメントには他の客がいなかったので、私たちの独占のお部屋とばかりに6席全部をフルフラットにしました。さきほど買ったワインの新種(Stormシュトルムといいます)を1L飲んだら2人ともほろほろーん♪ 美味しいパンとおつまみオリーブも美味しく、ほろほろーんと気持ち良くなっていつのまにか熟睡しているうちに、列車はドイツへ入っていきます。

私たちが下車したニュルンベルクNurnbergはおもちゃの町として有名なところです。駅前にはさっそく職人広場Handwerkerhofなるものがあり、入ってみると木彫りおもちゃや手縫いのお人形がいっぱいあって、かわいー♪のです。中世のおとぎ話の世界に迷い込んだような感覚になれ、自分が子供に戻った気分になれるところでした。

中央広場Haupmarktのマーケットも面白かったし、素晴らしい教会や見ごたえある古城もあり、ニュルンベルクは素晴らしいところでした。

道を歩いていて良さそうなレストランを見つけたので、今日の晩ごはんは、「超ドイツ!」と言わんばかりのラインナップです(*^-^*)

今日も昨日も夜行列車。疲れる?と聞かれたら、「疲れない」って答えます。寝ている間に次から次へと観光地に移動でき、朝起きたら観光地に到着しているだなんて、ものすごい楽ちんです! という訳で明日は朝起きたらデンマークでーす♪
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅3日め、ウィーン・ニュルンベルク観光、デンマークへ移動
朝食 :Tramezzini(トラメッツィーニ、チーズ赤ピーマンハムの三角サンドイッチ)、Saatweck(ザートベック、きゅうりマヨネーズチーズトマトのバゲットサンドイッチ)/シェーンブルン宮殿の敷地内
昼食 :Groβer Schwarzer(グローサーシュバルツァー、大きいサイズのエスプレッソ)、Einspanner(アインシュペナー、いわゆるウィンナーコーヒー、固く泡立てた甘くないクリームが乗っている)、Sachertorte(ザッハトルテ、チョコスポンジの2層の間にマーマレードが挟んであり、チョコレートが厚く上がけされている)/ウィーンのカフェ、オリーブ、サラミ、Strum(シュトールン、ワインの新酒、この時期限定!)、ゴマパン/ニュルンベルク行き列車の中
夕食 :Pretzel(プレッツェル、塩粒が利いた固めのパン)、Rostbratwurst(ロストブラットブルスト、焼きソーセージ)、Sauerkraut(ザワークラウト、アニスシードが入ったドイツの発酵キャベツ)、Kartoffelsalat(カルトッフェルザラート、4mmスライスポテトをほんのり酢とオイルで和えた少しだけ甘いポテトサラダ)、ビール2種/ニュルンベルクのレストラン
宿泊 :オーデンセ行き夜行列車
関連ページ
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旅情報
1ユーロ=170円

*ウィーンの貸し自転車
鉄道やメトロの駅近くに、無人の貸し自転車がある。氏名やニックネームを登録し、クレジットカード決済で借りる。1時間1ユーロ。ちなみに地下鉄が1回1.7ユーロなので、自転車で移動したほうが安いし景色も見られて良さそうだということで借りてみた。
http://www.citybikewien.at

*重さ表示の「dag」とは?
量り売りの食材コーナーの値札に、例えば「1dag=2euro」と表記されている場合、100g2ユーロという意味。この場合「アインターク=ツヴァイオイロ」と読む。

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Sat, 15 Sep 2007

オーデンセ行き夜行列車→オーデンセ→コペンハーゲン→マルメ→コペンハーゲン→ハンブルク→マインツ行き夜行列車

:: 旅128日め : 世界旅25ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ46ヶ国め ::

※この日はドイツ、デンマーク、スウェーデンとまたがりますがカテゴリーは便宜上とデンマークとしました
■夜行列車でオーデンセ到着:10h55m
そうそう、この列車に乗るときは、デンマークDenmarkの首都コペンハーゲンKobenhavnに行く予定でした。でも列車に乗ってみると、その列車がオーデンセOdenseに先に到着することが分かったので、下車地をオーデンセに変更しました。

オーデンセには早朝着きました・・・さすが北欧デンマーク、ドイツやオーストリーから来ると、寒さが違います。

オーデンセはアンデルセンの故郷として知られるところです。アンデルセン博物館H. C. Andersens Husや地元マーケットを見て、お目当てのアンデルセンの子供時代の家H. C. Andersens Barndomshjemを見学しました。

■オーデンセ→コペンハーゲン:1h36m
デンマークのDSB一等車はコーヒーや紅茶が無料で、フルーツサービスやキャンディー、チョコレートサービスがあります。だから移動はとっても快適です。

デンマークの首都コペンハーゲン。特に“これ”といった見所があるわけではないのですが、一応一国の首都は見ておきたいなということで観光に出ることにしました。有名なものもあります。アンデルセンの童話で有名な「人魚姫」の像です。駅から歩くと遠いんですよね・・・でも歩き始めると引き返すわけにもいかず、駅から4、5kmもの道のりを歩き、やっと到達。

人魚姫

そして帰りは街中を歩き、ローゼンボー宮殿Rosenbork Slotや水辺の町ニューハウンNyhavnなどを見て歩きました。

■コペンハーゲン→マルメ:37m
コペンハーゲンはヨーロッパ大陸の北部に位置し、スウェーデンやフィンランドが目と鼻の先にあります。ところで、デンマークとスウェーデンを結ぶ大きな橋が出来たことは、21世紀になって間もない頃にニュースになりましたよね。この橋は電車も通っているので、コペンハーゲンからスウェーデン南部の町マルメMalmoへ日帰りで行くことにしました。

最大の目的は、マルメよりも、デンマークとスウェーデンを結んだ大橋です。でももちろん、マルメに着いたら、可愛らしい町並みや赤レンガ造りの建造物など、もちろんマルメ観光も欠かしません。

■マルメ→コペンハーゲン:40m
マルメ観光が終わったら、もう一度コペンハーゲンへ。
見たい見たいと思っていた大橋は、2度めでもまったく見飽きるものではありませんでした。

■コペンハーゲン→ハンブルク:4h38m
明日はドイツライン河下りを予定しているので、その拠点マインツMainzが当面の目的地です。マインツに移動するため、まずはハンブルクHamburgまで行きます。ドイツとオーデンセとの間は陸続きで移動できるのですが、コペンハーゲンとドイツとの間は列車ごとフェリーに乗るという珍しい体験をすることができました。

ハンブルクからの夜行列車もフルフラットシートで快適でした。思わずシュラフ(寝袋)をだして、ぬくぬくとあたたまって寝てしまいました。

明日は朝起きたらドイツのマインツにいることでしょう。そして憧れのライン河下りを存分に楽しみます。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅4日め、オーデンセ・コペンハーゲン・マルメ観光、マインツへ移動
朝食 :ライ麦パン、Kong Hans(コングハンス、デンマーク産チーズ)、リンゴ、Sud(スッド、魚の酢漬け。今回はマヨネーズベースで)、コーヒー、アイリッシュティー、アールグレイティー/コペンハーゲン行き列車内
昼食 :ライ麦パン、干しあんず/マルメ行き列車内
夕食 :ハンバーガー、フライドポテト、紅茶、カフェオレ/ハンブルク行き列車内
宿泊 :マインツ行き夜行列車

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旅情報
1ユーロ=170円
1デンマーククローネ=24円

*欧州はほとんどがユーロ圏で、ユーロを持っていれば支払いには困らないが、デンマークはデンマーククローネを使っている。私たちのような短時間訪問ではキャッシングや両替をすると余りが出て損をし兼ねない。クレジットカード払いに徹すると良いと思う。

*オーデンセ観光情報
http://www.visitodense.com

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Sun, 16 Sep 2007

★マインツ行き夜行列車→マインツ→ライン河→アンデルナッハ→ケルン→デュッセルドルフ

:: 旅129日め : 世界旅25ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ46ヶ国め ::

■夜行列車でマインツ到着:8h40m
まだ空が明るくなる前にマインツMainzに到着しました。
駅のファストフード店で朝食を摂り、空が明るくなったらライン河の船乗り場へと向かいます。

■ライン河下り(マインツ→アンデルナッハ):6h55m
ライン河Rheinはヨーロッパ有数の大河です。特にマインツから出る船は“ライン河下り”と呼ばれ、途中に数々の古城を見ることができることから、観光客の人気の的になっています。ユーレイルパスチケットを見せれば無料で乗れるので、私たちも是非中世ドイツの世界を見てみようと、ライン河下りの船に乗りました。

ライン河下り

船がゆっくりと出発すると、その景色の良さがとっても気持ちよい。船の一番前の席を取って本当に良かった。中世の町並みも、ブドウ畑も、数々の古城も、見ていて決して飽きることがありません。

下船は午後2~3時ごろになるので、船内では奮発してラインガウRheingauの白ワインをボトルで注文して、ランチタイムも楽しみました。人気のライン河下りなので、人が多くて静かではないけれど、こればかりはまあ仕方ないですよね。

ローレライの崖を右手に通り過ぎる頃、船内にはフルコーラスで「ローレライの歌」が流れてきます。旅情あふれるライン河下りの旅。もともと水上の旅が大好きなこともあって、ドイツでゆったりとした静かなるライン河の上を流れるように旅することができ、本当に良かった。

私たちは、メジャーな下船地コブレンツKoblenzの1つ先で下船しました。そこはアンデルナッハAndernachというところ。観光地化されていない可愛い町並みを歩いて鉄道駅に向かいました。

■アンデルナッハ→ケルン:1h12m
次に向かったのが、ドイツ西部の大都市ケルンKolnです。ここで見ておきたいものは世界遺産ケルンの大聖堂Domです。ケルンの大聖堂は駅前にあるので、今日はこれからデュッセルドルフに向かうこともあり、ケルンの街はほとんど歩いていません(^^ゞ

■ケルン→デュッセルドルフ:24m
デュッセルドルフDusseldorfは日系企業も多く進出していることから、日本でも比較的名前が知られているところと思います。ここを訪れる目的は、デュッセルドルフの友人訪問です。けんさん(仮称)は日系企業の駐在員の方です。

けんさんが、スウェーデン帰りの車(正確にはスウェーデンから帰ってきたドイツの空港からの帰りの車)で私たちをピックアップしてくれました。長旅の途中であることを配慮しれくれ、今夜の晩御飯は美味しい醤油ラーメン&味噌ラーメンとなりました。

デュッセルドルフは人口60万人ほどの都市なのですが、200以上の日系企業があることから、在住日本人は1万人にものぼるそうです。60のうちの1って・・・海外で日本人比率が1.8%って、脅威の数字ですよね。

だから、日本で食べるものとまったく同じ(か、それ以上に美味しい)ラーメン屋や居酒屋なども軒を連ねており、デュッセルドルフの文化を日本抜きでは決して語れないのではないかと思いました。

けんさんの自宅で、お酒を傾けながら旅の話いっぱい。

けんさんも、旅がだーい好きな人なんです。だから話の種は尽きるわけがなく、話をしているとどんどんと時間が経ってしまうほどでした。ほんと、仕事が忙しい合間にも関わらず、私たちを呼んでくれてありがとうございます。

デュッセルドルフは、思い出深い好きな街になりました。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅5日め、マインツ・アンデルナッハ・ケルン観光、ライン河下り、デュッセルドルフの友人訪問
朝食 :サーモンのバゲットサンド、フランクフルトハンバーガー、キャラメルカフェオレ、バニラカフェオレ/マインツ駅のファストフード店
昼食 :ジャーマンソーセージ、ポテトサラダ、きゅうりトマトレタスサラダ、スパゲティボロネーゼ、ライン河の白ワイン/ライン河下りの船の中
夕食 :Currywurst(クリーブルスト、ドイツの国民的軽食で、焼きソーセージの輪切りに中濃ソースやケチャップをかけ更にカレー粉をかけて食べる)、Hahnchen(ハンシェン、ローストチキンのこと)、フライドポテト/ケルン駅構内のファストフード店、味噌ラーメン、醤油ラーメン、カシスソーダ、アルトビール/デュッセルドルフのラーメン屋、ウィスキー、ノルウェーチーズ、ピクルス/けんさんち
宿泊 :けんさんち

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旅情報
1ユーロ=170円

*ライン河下り
私たちが乗った船は、KD German Rhine Line社のもの。ユーレイルパスをもっているとマインツ~ケルン間が無料になる。普通に乗ると片道44.1ユーロ、往復50.1ユーロ。下記サイトで時刻表も確認できる。
http://www.k-d.com

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Mon, 17 Sep 2007

★デュッセルドルフ→アムステルダム→ロッテルダム→キンデルダイク→ユトリヒト→デュッセルドルフ

:: 旅130日め : 世界旅26ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ47ヶ国め ::

■デュッセルドルフ→アムステルダム:2h11m
デュッセルドルフDusseldorfのけんさん(仮称)の家では、3泊連続の夜行列車のあとということもあり、ぐっすりぐっすりと就寝することができました。今日の夜も泊めてもらえるという素敵なもてなしに、オランダ旅行はドイツからの日帰りで行ってきます。デュッセルドルフはドイツ西部の町で、ベネルクス3国(ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ)には日帰りで訪れることも可能な距離なのです。

今日はトーマスクック時刻表(ヨーロッパ鉄道の総合時刻表)を貸してもらえることができ、さらにシュラフなど日帰りなら不要な荷物を置いてくることができたので、荷物がより軽い!

オランダの首都アムステルダムAmsterdamへは列車で2時間ほどで到着しました。アムステルダムの地図を見ると分かりますが、とにかく中心地から波紋のように幾重にも連なる運河、運河、運河! があり、改めて、水の国オランダ、水の街アムステルダムという言葉を実感します。

まずは歩いて新教会や王宮を観光。そして、運河がうねるように走る中にある、「飾り窓」地帯を歩きました。

飾り窓と運河

「飾り窓」は、単に窓枠が可愛いという意味ではありません。無数にある窓は等身大。窓枠の中では買われたい女性が買いたい男性を求め、ぎりぎりのセクシー姿で自らをアピールしています。私たちが訪れたのは午前中の、おそらく飾り窓地帯が最も沈静化する時間帯だったのですが、それでも数々の飾り窓の中で女性たちは体を揺らしていました。

もともと港町だったアムステルダム。船夫が訪れ酒をひっかけながら女を探す、そんな歴史がここをこうさせたのか、それも水の国オランダ文化なのだうかと思いながら、この地域を歩いていました。でも治安も悪い場所なので、結構足早に抜けてしまいましたけど。

お昼ごはんは、アムステルダムならではのインドネシア料理を食べようと決めていました。かつて宗主国(植民地に対する本国の意)だった歴史的背景があるから、こういった食だって、その土地の食ですよね。

■アムステルダム→ロッテルダム:2h40m
デュッセルドルフから日帰りオランダ旅行でキンデルダイクKinderdijkは無謀かな・・・?

そういう不安はありましたが、でも、オランダに行くならやっぱり風車は見ておきたいです。キンデルダイクの風車群は世界遺産にも登録されているところなのですが、なにしろ田舎にあるだけに、そこに行くのにどれだけ時間がかかるかも分かりません。ガイドブックを見ても場所がピンとつかめないままですが、まずはロッテルダムRotterdamへ向かってみましょう。

■ロッテルダム→ロッテルダムロンバルダイエンLombardijen:8m
ロッテルダムから、ローカル線に乗ってさらにロッテルダムロンバルダイエンRotterdam Lombardijenへ行き、バスを探しました。しかしガイドブックに書いてあるバスは存在せず、人に聞いてもバスの乗り場は分かりません。でも、「多分こっちだと思う」という勘でしばらく歩き、正しいバス乗り場を見つけることができました。

ロッテルダムロンバルダイエンの駅からバスに乗ってキンデルダイクまで45分で到着しました。

小雨が降る天候でしたが、念願の風車群を見ることができ、大満足です。
風車の仕組みを徹底解剖的に紹介した看板も興味深く見ることができました。

オランダの歴史とえいば水との戦いです。そもそも国名がニーザーランドNetherlands、これは現地の言葉ではネーデルランデンNederlanden、“低い国”という意味です。国土の3割が海抜0m以下というこの国で、国の象徴ともいえる風車は干拓のために水をすくい上げてきましたのですね。

風車群を観光したあとは、ユトリヒトUtrechtへ移動し、デュッセルドルフ方面へ足を進めました。

■ユトリヒト→デュッセルドルフ:1h48m
デュッセルドルフに戻ったら、今日の晩ごはんはスペシャル!

けんさんが案内してくれた日本居酒屋は、食材も味付けも調理法も、そして店内も器も何もかもが日本そのものという、完璧な日本居酒屋でした。旅の間は日本食を欲しない私たちなので、旅に出てからは醤油を買ったこともかつおだしや味噌を味わったこともありません。何よりも“その土地の食”を大事にしてここまで順調に旅してきました。

・・・でも、本当は、私たちは日本の食事が一番好きなのです。

ほうれんそうのおひたしは花がつおが最高! あじのたたきや牛タンなんて、日本でいついただいたって大ご馳走ですから、しばらく間をあけた今日食べると元気がいっぱい出てきます。イカの塩辛が本当に美味しくて(きっとこのお店で手作りしたんじゃないかなあ・・・というほど新鮮で臭みがなくて美味しかった)、焼酎がすすむすすむ!

日本の料理は、自分たちにとって世界で一番美味しい料理だと思っています。だから今日のスペシャル晩ごはんは、居酒屋料理ならではの美味しさもあり、本当に元気がでます。

また旅を続けようという、旅の元気がいっぱいいっぱい出てきたこと、嬉しかった。
本当にありがとうございました!
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅6日め、デュッセルドルフから日帰りオランダ観光、キンデルダイクの風車群
朝食 :パン、Currywurst(クリーブルスト、ドイツの国民的軽食で、焼きソーセージの輪切りに中濃ソースやケチャップをかけ更にカレー粉をかけて食べる)/アムステルダム行き列車の中
昼食 :Mie(ミー、インドネシアの麺料理)/アムステルダムのインドネシア食堂
夕食 :パン、ゴーダチーズ/デュッセルドルフ行き列車内、Alt Bier(アルトビア、デュッセルドルフ産のやや黒ビール)、バリバリキャベツの味噌乗せ、ほうれん草のおひたし、あじのたたき、枝豆、牛タン網焼き、イカの塩辛(美味しくておかわり!)、レンコンえび挟み揚げ、おつまみ味噌カツ、オムそば、ゆず胡椒とろろ飯、お味噌汁、いいちこ/デュッセルドルフの居酒屋、本格的アルトビール/brauhaus(ブロイハウス)、デリハム、チーズ、ピクルス、ドイツ丸パン、ドイツワイン/けんさんち
宿泊 :けんさんち

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旅情報
1ユーロ=170円

*世界遺産キンデルダイクへの行き方
ロッテルダム駅からローカル線に乗り換えてロッテルダムロンバルダイエン駅へ。駅から東に出て数十mのところにあるバス停から90番バスに乗る。1時間に2本。約45分でキンデルダイクに到着する。私たちは乗車時に運転手にキンデルダイクに行くことを確認したら、バス停よりも更に風車群に近いところで降ろしてくれた。
キンデルダイク自体は入場無料だが、風車内部観光は有料。
帰りはロッテルダム方面に戻ることもできるが、バス進行方向をそのまま進むとユトリヒト。

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Tue, 18 Sep 2007

★デュッセルドルフ→ルクセンブルグ→クレルボー→トロワビエルジュ→リエージュ→ケルン→デュッセルドルフ

:: 旅131日め : 世界旅28ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ49ヶ国め ::

※この日はドイツ、ルクセンブルグ、ベルギーとまたがりますがカテゴリーは便宜上ルクセンブルグとしました
■デュッセルドルフ→ルクセンブルグ:4h5m
今日はデュッセルドルフDusseldorfのけんさん(仮称)ちから、日帰りルクセンブルグ観光です。ルクセンブルグはやや遠く、片道4時間の列車移動となるので、朝早い時間にトラムで駅へ向かいました。

そして、車内ではすやすや就寝・・・♪

この路線の列車は、モーゼル河Mosel沿いを走ります。モーゼル河の源はフランスで、ルクセンブルグを経てドイツに入り、あのライン河Rheinとやがて合流する河川です。ライン河流域は古城観光のポイントとして有名ですが、私たちは車窓から見るモーゼル河流域もとっても気に入りました。モーゼル河流域には、古い町並み、古い家屋が残っており、古き良きドイツがとても実感できるのです。そこが観光地化されたライン河との違い。今回のルクセンブルグ行きの列車からモーゼル河を見ることができて本当に良かったと思いました。

ルクセンブルグは、緑いっぱいの城砦都市。切り立つ丘の上に、首都ルクセンブルグの旧市街があります。ノートルダム寺院Cathedrale Notre-dameや王宮Palais Grand Ducal、ギョーム広場Pl. Guillaumeに市庁舎などを見て観光しました。

■ルクセンブルグ→クレルボー:51m
ルクセンブルグの首都観光の次に訪れたのはクレルボーClervauxという、ルクセンブルグの北部の町でした。ルクセンブルグの山間部に入っているのか、吐く息が白い。そして天気が変わりやすく、さっきまで青空が見えていたと思ったらすぐどしゃぶりになったりしました。

訪れた白亜の城や教会などはとっても素敵でした。また、のどかで素朴な田舎町の光景も印象的です。

■クレルボー→トロワビエルジュ:11m
クレルボー観光が終わったら、そろそろデュッセルドルフ帰宅へ足を向けましょう。
ベルギー経由で帰宅するほうが、来た道を戻るよりも良さそうだし、面白そうなので、ルクセンブルグの北部国境の町であるトロワビエルジュTroisviergesへ行きました。

トロワビエルジュでベルギーのリエージュLiege行き列車の時刻を確認し、待ち時間の間にトロワビエルジュ中心部あたりまで散策しました。簡素で清楚な町並みの中、一軒のケーキ屋を見つけ、ルクセンブルグスウィーツを食べることにしました。

隣国ベルギー同様、ルクセンブルグだってチョコレートやワッフルなど甘いものの代名詞にもなるほどの国だから、ルクセンブルグの文化は甘いものとは切っても切れないものがあるのです。

今回のおやつは、いちごのタルトとチョコレート2種。うんおいしー(*^-^*)♪
特にチョコレートは、後日ベルギーで食べたものよりも美味しかったんですよ。

■トロワビエルジュ→リエージュ:1h35m
トロワビエルジュから、国境を越えてベルギーに入り、リエージュで乗り換え。

■リエージュ→ケルン:1h24m
そしてドイツに入り、ケルンで乗り換え。

■ケルン→デュッセルドルフ:29m
無事にデュッセルドルフに着きました。

一昨日の晩ごはんがラーメン屋、昨夜が日本居酒屋ときて、本日の晩ごはんはドイツ料理の居酒屋でいただくことになったんです。流石けんさん、気配り最高! と、その配慮には感動すら覚えます。居酒屋だけに、ドイツで親しまれている郷土料理を何種類も楽しむことができ、ドイツ最後の夜にふさわしい時間を過ごすことができました。けんさんちで食べたヴァイスブルストweissbrust(ドイツ特有のふわふわ白ソーセージ)も、本当に美味しかったなあ・・・♪

ドイツ料理の居酒屋

明日、ドイツを離れたら、再び夜行列車の連続移動で、ヨーロッパ南部の国々をめぐる予定です。15日間のパスの最終日はジュネーブの友人宅と決めているので、今夜はネットがつながるうちにと、その先、つまり、いよいよアフリカへ向けてジュネーブ発スペイン行きチケットをオンラインで予約しました。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅7日め、ルクセンブルグ日帰り旅行
朝食 :Brotchen(ブルートヒエン、ドイツの丸パン)、ライ麦パン、ゴーダチーズ、デリで買ったハム、デンマークでもらった梨、デンマークチーズ/ルクセンブルグ行き列車内
昼食 :Luxgrillwrust(ルックスグリルブルスト、ルクセンブルグのソーセージをフランスバゲットとドイツ丸パンの中間のようなパンに挟む)/ルクセンブルグ市内軽食屋でテイクアウェイ、Foccacia(フォカッチャ)、Pralinen(プラリネン、ルクセンブルグチョコレート)、Erdbeer(エルドベアー、いちごタルト)、コーヒー/トロワビエルジュのカフェ
夕食 :Wiener Schnitzel(ビエナーシュニッツェル、ウィーン風カツレツ、薄くパン粉は細かめ)、Bratwrust(ブラットブルスト、焼きソーセージ)、Sauerkraut(ザワークラウト、キャベツ酢漬け)、Kartoffelpuree(カルトッフェルピュレー、じゃがいもを形を残しつつとろとろさせたサラダ)、Alt Bier(アルトビール、デュッセルドルフの地ビール)、Apfelschorle(アッフェルショール、ドイツの国民的ドリンクで、アップルの炭酸ジュース)、gebratenen zwiebelchen(ゲブラッテネンツビーベルヘン、ラム肉ステーキに玉ねぎの薄切りを炒めたものを乗せる)、じゃがいもとひき肉の炒め物、ほうれん草サラダ、にんじんキャベツ紫キャベツトマトゆでいんげんゆで白いんげんのサラダ盛り合わせ/デュッセルドルフ市内のドイツ料理居酒屋、weissbrust(ヴァイスブルスト、白ソーセージ)、デリハム、チーズ、ピクルス、モーゼルワイン、スピリッツ/けんさんち
宿泊 :けんさんち

関連ページ
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旅情報
1ユーロ=170円

*ヨーロッパの格安航空会社
ユーレイルパスの旅をジュネーブで終了したら、スイス→スペイン→ジブラルタル、セウタ、モロッコ・・・そしていよいよ本格的にアフリカへと思い、ヨーロッパ内の移動方法を、バス、列車、飛行機と探していたら、イージージェットエアラインの飛行機が圧倒的に安かった。一番安い日を選んで、オンラインで予約。
https://www.easyjet.com

そのほかヨーロッパの格安航空会社としては、エアリンガスやライアンエアー(どちらもアイルランド系)もある。
http://www.aerlingus.com
http://www.ryanair.com

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Wed, 19 Sep 2007

デュッセルドルフ→ケルン→リエージュ→ブリュッセル→パリ→ロスピタルプレランド行き夜行列車

:: 旅132日め : 世界旅30ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ51ヶ国め ::

※この日はドイツ、ベルギー、フランスとまたがりますがカテゴリーは便宜上ベルギーとしました
■デュッセルドルフ→ケルン:38m
今日で、お世話になったけんさん(仮称)とお別れです。駅まで車で送ってもらい、またいつか会いましょうと、前向きにお別れしました。朝見たライン河がきれいだったな。日本食をふるまってもらえ、いっぱい元気が出たし、ドイツの美味しいものもいっぱい教えてもらえ、デュッセルドルフDusseldorfのことを思い出すほどに、感謝の気持ちは深まるばかりです。

さて、今日の目的地はベルギー観光です。そのあとでアンドラ(スペインとフランスの国境上にある小さな国)へ向けて移動します。

デュッセルドルフ駅に着くと列車のダイヤが大幅に乱れていて、先に出てしまったはずの列車(実は乗りたかったもの)に、後から私たちの乗った列車が何故か追いつきラッキー!

■ケルン→リエージュ:51m
ケルンKoln乗り換えで、ベルギー南西部の街リエージュLiegeに入りました。

■リエージュ→ブリュッセル:55m
そしてベルギーの首都ブリュッセルBrusselsに到着しました。

なんといってもメインはグランプラスGrand Place! 世界遺産にも登録されている場所で、グランプラスは思わず息をのみ「わーー」と言ってしまうほど豪華なところです。この広場には、市庁舎Hotel de Villeや王の家Maison du Roi、そしてかつての商人たちの住まいだったギルドハウスが周囲に見えます。ここはかの小説家ヴィクトールユーゴーが「the most beautiful square in the world(世界で最も美しい広場)」と称したところでもあるそうです。

グランプラス

細い路地がいっぱいのブリュッセルの街。ここを歩いて、「一応見ておかなければ(笑)」と、小便小僧Manneken Pisも見ておくことにしました。小便小僧は小さな像でした。でもこの小さな超世界的有名人のところには世界中から服が送られてくるとかで、クリスマスの時期はサンタさん風になることなどで知られています。で、今日は・・・というと、ハッピを着ている、なんともジャパネスクな少年となっていました(^^ゞ

街を歩いていると少しずつお腹が減ってきて、さて待望のランチタイム(*^.^*) 「ベルギーでムール貝を食べる」という作戦通り、ムール貝があるレストランを探しました。普通に街中を歩くより、やはり名物料理なのでグランプラス近くの観光客が集まるレストランストリートのほうが探しやすかったです。

食べてみると、やっぱり貝類って美味しいね♪ 旅をしていると、あまり貝類を食べる機会がないことにも同時に気づき、余計に嬉しさが増しました。「アサリの酒蒸し青じそ風味」の、アサリ→ムール貝、酒→白ワインと少々のバター、青じそ→セロリの葉と変更したようなお料理で、これが、どの店にもあるムール貝の最もシンプルで定番の料理方法のようでした。少々だけ加えられたセロリの葉が全体を絶品にしていて、美味しかったんです。ベルギービールも注文したのですが、ムール貝を食べるのに夢中になってしまって、最後もビールが残っちゃうほど(^^ゞ

ところで、食事をしているとき、日本人観光客の団体が歩いてきました。ガイドさんは「見たい人は見ても良いですし、見たくない人は見ないで下さいね~」と言いながらお客さんを案内している様子です。何のことだろう? と、食後そこに行ってみると・・・そこにあったのは「小便娘」の像(笑)。座ってなさる様子を下から見上げるもので、ちょっと赤面もの~(^^*

さて、主だったブリュッセル観光のあとはどうしようかなあ。フランス方面に向けて南下するにしても、ブリュッセルを離れると高速鉄道には乗れず、アンドラ方面への長距離移動計画が崩壊するかもしれないから、ブリュッセルから離れず、でもブリュッセル中心部からは離れたところへ行くことにしました。

今回の旅行では、世界遺産めぐりも旅の楽しみの要素としているので、世界遺産「建築家ヴィクトール・オルタによる主な邸宅群」を目指しました。オルタとは、“アールヌーボーの父”と呼ばれた建築家で、彼の作品の数々はオルタ美術館(かつての彼の住居でもある)で見ることができます。またガイドブックにはオルタ建築の住居を示す住所があったので、街の看板地図で場所を確認して、2軒、独特な家を見物してきました。

■ブリュッセル→パリ:1h9m
ブリュッセルから高速鉄道タリスに乗って、懐かしいパリParis北駅へ。そしてメトロ5番に乗ってパリオステリッツ駅Gare d'Austerlitzへ向かいました。アンドラには列車が走っていないので、そのフランス側ふもと町、ロスピタルプレランドL'hospitale-pres-l'Andからバスに乗ってアンドラを目指します。ロスピタルプレランドへ行く夜行列車は、コンパートメント(小部屋)ではなく普通座席にリクライニングがついたような座席でした。通路との仕切りがないので荷物には気をつけようと、一層気が引き締まります。

いよいよヨーロッパ南周りです。

スペインや南仏、アンドラやポルトガルは、今までと違った様相を見せてくれそうで、楽しみです。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅8日め、ベルギー観光、アンドラへ向けてふもと町まで移動
朝食 :パン2種、ハム2種をチーズマヨネーズピクルスと共にサンドイッチに/リエージュ行き列車の中
昼食 :Moules au vin blanc(ムルゾーヴァンブラン、ムール貝の白ワイン蒸し、セロリの葉が風味付けになっている)、Pommes frites(ポムフリット、フライドポテトのこと)、ベルギービール/ブリュッセル市内レストラン、ベルギーチョコレート、ベルギーワッフル/ベルギー市内で食べ歩き
夕食 :Jupiler(ジュピラル、ベルギービールのこと)、パン、チーズ/パリ行き列車内、ビッグマック、チキンマック、ポテト、コーラ、オレンジジュース/パリオステリッツ駅前マクドナルド
宿泊 :ロスピタルプレランド行き夜行列車

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旅情報
1ユーロ=170円

*世界遺産「建築家ヴィクトール・オルタによる主な邸宅群」
星の数ほどあるブリュッセルの家屋のうち、アールヌーボーの父オルタが建築した家がいくつかある。私たちは街中の地図を見てストリート名をチェックしてから探した。
1)Rue P. E. Janson 6
2)Rue Hotel des Monnaies 66
3)Av. Louise 224
私たちが訪れたのは1と3。

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Thu, 20 Sep 2007

ロスピタルプレランド行き夜行列車→ロスピタルプレランド→アンドララベラ→レイダ→マドリッド→リスボン行き夜行列車

:: 旅133日め : 世界旅30ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ51ヶ国め ::

※この日はフランス、アンドラ、スペインとまたがりますがカテゴリーは便宜上アンドラとしました
■夜行列車でロスピタルプレランド到着:9h39m
フランス南部、ロスピタルプレランドL'hospitale-pres-l'Andに到着したのは朝7時半。列車を降りると、その列車に発車を合わせたアンドラ行きバスが待っていました。同じ列車に乗ってきた人も、おそらく全員同じバスに乗ったんじゃないかな。

列車到着が予定より10分ほど遅れてので、バスも予定より10分ほど遅れて出発しました。

■アンドラの首都、アンドララベリャ
フランスからアンドラに向かう途中、ピレネー山脈に朝陽が当たる素敵な風景が見られました。国境付近でパスポートチェック。そしてバスに1時間半ほど乗ったとき、アンドラの首都アンドララベリャAndrra la Vellaに到着しました。標高が1000mを超えるので、とっても寒いです。

アンドラは小さな小さな国。その首都はやっぱり小さな小さな町。だから、バスを降りたらまずは歩いてみました。途中入った食堂の食事を見て、文化的にはフランスよりも圧倒的にスペインと通じていることを実感しました。この世界旅では初めてのスペイン語圏だから、頭を出来るだけスペイン語に切り替えてっと・・・。

その食堂には、カウンターに5、6種類のおかずが置いてあって、私たちはジャガイモ料理、レバー料理、チョリソー3つをチョイス。美味しくてビールがほしくなっちゃって、朝食なのにも関わらずビールを追加注文しちゃった(^^ゞ

食後も街を歩きました。川沿いをお散歩したり、街を見ながらツーリストインフォメーションで地図をもらって、丘を上ったりショッピングストリートを歩いたりと、いろいろと歩きました。

アンドララベリャ

特徴的な点と思ったのは老人がほぼ全員がサングラスをしていること。お洒落感覚なのかな? あと、もらった地図に泉マークが示されていて、おそらく天然の水をひっぱった給水栓が町中何箇所にも見られます。アンドラの水は美味しくて、ペットボトルに詰めて出国したほどでした。

何より忘れてはならないことは、アンドラが免税で買い物ができる国、「免税天国」であることです。私たちは、まもなく近づいてきたアフリカの旅のために、リコーのカプリオ用に2GBのSDカードと、ニコンのD200用に4GBのコンパクトフラッシュ、そして恥ずかしながらオランダで水の中に落としてしまった一眼レフのレンズキャップを買い、カメラ環境を整備させることができました。

スーパーマーケットで、アンドラの庶民的な食べ物を買い、バスターミナルの隣の公園でお昼ごはん。

アンドラの風景ってすばらしい。南を見ても山、北を見ても山。高い高い山が、この国を無言で守るかのように、美しい天然の城壁を作ってくれているかのようでした。

■バスでスペインへ
アンドララベリャからバスで下山してスペインのレイダLleidaまで2時間弱ほどかかります。いよいよ南欧らしき南欧に入り、気温はぐっと暑くなりました。ここからマドリッドMadridまで2時間以上かかるので、レイダの町歩きを兼ねて肉屋で惣菜を買って、本日の夕食を列車内で摂りました。

■レイダ→マドリッド:2h17m
今はスペインにいますが、ポルトガルへの移動でマドリッドで乗り換えるだけの滞在です。マドリッドから更にリスボンLisboa行きの夜行列車に乗り、明日はヨーロッパ大陸の西の果て、ポルトガルを観光します。古い車体、たてつけが悪くきしむ座席での満席の夜行列車は、寝心地が最悪でした・・・。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅9日め、アンドラ観光、スペインを経由してポルトガルへ移動
朝食 :tortilla de patatas(トルティージャデパタタ、じゃがいもだらけの厚さ5cmシンプル味オムレツ。ショートケーキのように切って食べる)、chorizo(チョリソー、辛いソーセージ。赤い油に漬かっている)、higado con cebolla(イガドコンセボージャ、玉ねぎとレバーを大量の油の中で弱火煮にしたもの)、ビール、コーヒー、パン/アンドラ市内の日替わり食堂
昼食 :Barra Tradicional(バーラトラディシオナル、アンドラ伝統のバゲットパン)、Ensaladilla russa(エンサラディーアルッサ、庶民的サラダで、ツナゆで卵にんじんいんげんグリーンピースオリーブアンチョビが入ったマヨネーズ仕立ての具沢山ポテトサラダ)、ビール/アンドララベラのバスターミナル近くの公園
夕食 :Barra Tradicional(バーラトラディシオナル、アンドラ伝統のバゲットパン)、pimento(ピミャント、巨大肉厚赤ピーマンを蒸してとろとろにしてを蒸し汁に漬け込んだもの)、Mortadela(モルタデラ、種抜きグリーンオリーブが丸ごとごろごろ入ったハム)/マドリッド行き列車内
宿泊 :リスボン行き夜行列車
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旅情報
1ユーロ=170円

*アンドラへの行き方
アンドラには鉄道が走っていない。そのため、スペインかフランスからバスでアクセスする。
1)ロスピタルプレランド(フランス):1日2便。パリからの夜行列車に接続している。
2)レイダ(スペイン):バス多数。マドリッド方面の新幹線と接続している。
3)バルセロナ(スペイン):直行バスが多数。
4)トゥールーズ(フランス):週末のみ運行。

*アンドラはEU非加盟国であり、シェンゲン協定非加盟国でもある。そのためアンドラ入国にはパスポートチェックがある(私たちはフランスから入ってスペインに抜けたが出国時にパスポートチェックはなかった)。
また、首都アンドララベラの標高はおよそ1100mなので、その分気温が低いことも頭に入れておくと良い。

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Fri, 21 Sep 2007

リスボン行き夜行列車→リスボン→ベレン→リスボン→シントラ→リスボン→コインブラ

:: 旅134日め : 世界旅31ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ52ヶ国め ::

■夜行列車でリスボン到着:9h25m
ポルトガルの首都リスボンLisboaに到着しました。

わーー。

今までのヨーロッパの国々と違って、なんだか、いい!

リスボンの街並み

近代化されすぎず、古い白い家並みと、どこまで言っても赤い屋根が連なる家には人々の生活が残り、ヤシの木が似合う熱い空気は乾いていて、いたるところにある石畳の道。本当南に来たんだなーと実感できるのです。のどかで素朴なポルトガルの良さが、駅を出て歩き始めた直後からいっぱい感じられます。南米を連想せずにはいられない風景が、今までのヨーロッパの旅と、決定的に異なる印象を与えてくれたのかもしれません。

リスボンは坂が多いけれど、がんばって歩きますよ。ガイドブックに載っていた市場が閉鎖されていたのは残念だったけれど、その近くにある食堂で朝ごはんを食べることにしました。

ポルトガルの朝食は、どこに行っても皆、甘いものを食べています。食堂のケースにも甘いものがずらり! ここではポルトガルでは有名なボロBoloを食べておくことにしました。ボロはカステラのようなカップケーキです。だってポルトガルと日本は鎖国以前からのお付き合い! カステラはポルトガルが日本に運んでくれたお菓子ですものね(*^-^*)

リスボンの町歩きでは、サンタエングラシア教会Inreja de Santa Engraciaやサンヴィセンテデフォーラ教会Inreja sao Vicente de Fora、サンジョルジェ城Castelo de Sao Jorge、フィゲイラ広場Praca da Figueira、国立劇場Theatre Nacionalなどを訪れました。

■リスボン→ベレン:10m
ベレン地区には、世界遺産に登録されているベレンの塔Torre de Belemやジェロニモス修道院Mosteiro dos Jeronimosがあります。リスボン中心部からも訪れやすいので、列車に乗って行きました。ベレン駅は海際にあり、海の風も気持ちよいんです。

まず訪れたジェロニモス修道院では、あのバスコダガマの石棺が印象的でした。広い修道院は庭園もきれいですが、庭園を囲む回廊の曲線を多用した独創的な建築様式に、つい心を奪われてしまいました。うずまき模様とか、大航海時代を思い出す船の紋様とか、見ていて楽しいのです。

ベレンの塔はジェロニモス修道院から少し歩いたところにありました。

■ベレン→リスボン:3m
ベレンからリスボンへ戻りましょう。

ところで今日のうちにスペインに戻る計画を立てているのですが、このままリスボン国際列車発着駅(サンタアポローニャ駅)に戻ってしまっていいのかなあと悩んでしまいます。ポルトガルがとても良く、気に入ってしまったので、もう少しいろいろと見ないともったいないかなーって。

そうそう、ドイツのデュッセルドルフでお世話になったけんさん(仮称)が、シントラSintraが良かったと言っていたこともあり、シントラに行ってみようということになりました。ベレンから行くには、リスボンアルカントラマール駅、リスボンアルカンタラ駅、リスボンサテリオス駅を経由してシントラへ行きます。

■リスボン→シントラ:23m
列車はリスボン郊外シントラへ向けて走ります。だんだんとどんどんとポルトガルらしさが増してきて、南国らしい車窓の眺めが気持ちよいです。

シントラはリスボン北西部にある古く美しい町。駅を出たら、ポルトガルごはんを食べたいなと思い、ローカルなレストランに入ってワインつきのランチセットをいただきました。

かつての王宮Palacio Realを見たあと、丘に登ってこの王宮と美しい町を見下ろそうと思い、歩いて丘を上っていきました。これが大正解で、王宮や町を見渡す時間は最高だし、何より良かったのは湧き出る泉の水汲み場に出会えたことでした。地元のおじさんおばさんが絶え間なく水を汲みに来ていました。私たちも美味しいお水でリフレッシュです。

■シントラ→リスボン:41m
さあ、リスボンに戻って、夜行でマドリッドへ行かなくちゃ。リスボンオリエント駅に戻って列車の予約をしなくてはなりませんが、駅の国際線予約窓口は食事クローズ、なんたることよ(^^;;

しゃーないなーと、列車で10分、リスボンサンタアポローニャ駅へ移動しました。なのにマドリッド行きは満席で予約が取れません。

こうなると、方法は2つ。
1)ポルトPortoから北の国境を抜ける
2)コインブラCoimbraから東の国境を抜ける

1のルートは大変に興味深いのですが、スペイン北部海岸沿いの列車スケジュールはまったく分からないので、不安もあります。有効期間15日間のユーレイルパスも今日が10日め。残り日数が少なくなるほど、不慮の事態で日程が遅れたときに、取り戻すのが困難になってくるから、あまりの冒険には踏み切れず・・・、私たちは2を選択しました。そしてコインブラへ移動するために、列車で10分、リスボンサンタアポローニャ駅へ移動しました。

■リスボン→コインブラ:2h5m
もう夜も遅く、コインブラに到着したら真っ暗です。コインブラB駅から更にシャトル列車に乗り換えて4分、コインブラA駅に着いたら、夜10時です。夜中に駅前を歩くのは怖いことですよね。私たちはあまり歩きたくなかったので、1軒めの宿で宿泊を決めてしまいました。

次の目標は、スペイン有数の観光都市バルセロナBarcelonaです。しかし、実はバルセロナは、ユーレイルパスを使い夜行泊を駆使した今回のような移動をすると、意外な陸の孤島(?)的存在で、上手く旅行程が合わないのです。

ここから先、パス残り日数も少なくなってきていますが、どうか無事に観光が続けられますように・・・。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅10日め、リスボン・ベレン・シントラ観光
朝食 :merenda(ムーリアンダ、チーズとハムの入ったサクサクしていないクロワッサン生地サンド)、Bolo de arroz(ボロデアロース、お米の粉が入ったマドレーヌ生地で作ったカップケーキ)、galao(ガラン、コーヒーcafeに牛乳leiteライトが入っていてグラスで供されるもの)/リスボン市内のカフェ
昼食 :Tamaras com bacon(タマラシュコムベーコン、ナツメをベーコンでくるんで楊枝で留めた前菜)、Migas de farinheire(ミガスデフエリンヘール、ソーセージのみじん切りが入ったハーブや野菜のかき揚げ)、dourada(ドウラダという魚の炭火焼き)、じゃがいもをゆでて香菜と和えたもの、トマトを香菜と和えたもの、ビーフステーキ、ガーリックパスタ、ビール、白ワイン、コーヒー/シントラのレストラン
夕食 :Peixe Gspada Grellade(ペイシェイシュパダグレリャード、タラやタイの炭火焼グリルにオリーブオイルをまわしかけたもの)、丸ごとジャガバタ、にんじんのサラダ、Arroz de Parta a Antiga(アロースデパトゥアンアンティガ、スープ炊き長米。ローストチキンを裂いたもの、鶏の軟骨の角切り、にんじん、ベーコン、血のソーセージが具。更にベーコンとチーズが上に乗っている)、にんじんトマト玉ねぎレタスのサラダ、白ワイン/コインブラのレストラン
宿泊 :ペンサオンレストランテフロールデコインブラPensao-Restaurante Flor de Coimbra

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旅情報
1ユーロ=170円

*ポルトガルの列車は(ローカル線を除き)すべて予約必須。しかもその予約料が他のヨーロッパ諸国に比べて高い。その上、窓口は(おそらく職員の食時休憩のため)食時どきはクローズするので、予約を入れたくても入れられないこともある。かなり不便なので気をつけよう。

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Sat, 22 Sep 2007

コインブラ→イルン行き夜行列車

:: 旅135日め : 世界旅31ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ52ヶ国め ::

■大学都市、コインブラ
日本で、大学と共に街が作られ、大学と街が何百年もの歴史を重ねてきたところってあるでしょうか?
答えはノー。でもコインブラCoimbraならその歴史を感じることができます。

コインブラ大学は世界最古の大学の1つで、コインブラの町はコインブラ大学と共に発展してきました。

今日は月曜日、コインブラを出るのは夕方の夜行列車なので、今日はポルトガルの学問都市を観光することにしました。

遅い朝ごはんは昼食を兼ねて、広場前のカフェで摂りました。カフェの前では土曜マーケットが行われていて、お店の人に聞くと月に1度だけの開催なのだそうです。ラッキーでした。学問都市らしく、歴史書や大学教科書などの古本市が目立っていました。

コインブラの街並み

コインブラ大学は、かつてブラジルを植民地にして富を得た時代に、王室が設置した黄金の図書館Biblioteca Joaninaで知られています。入場してみると、確かにすごい図書室でした。写真撮影禁止なのは残念ですが、その豪華さと優美さ、大学の図書館というよりも王宮の書の間といった空間は、訪れて良かったと思いました。

大学を出たあとは、コインブラの街を散策。マーケット、市街地、川沿いなどを見て歩きました。ふとしたところで出会えた民族衣装と踊りが楽しめるお祭りに出会えたことも、良かったことの1つです。

夕方になり、コインブラA駅からB駅へ行き、そしてスペインとフランスの北部国境の町イルンIrunへ向けて、夜行列車に乗りました。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅11日め、コインブラ観光、スペインへ移動
朝食 :Mousse chocolate(ムースショコラト、チョコレートムースのこと)、Queijo(ケイジョ、チーズのこと。コインブラ産チーズをいただいた)、Pao(パン、ふわふわしていた)、Cafe con Leite(カフェコンレイト、カフェオレのこと)/
昼食 :なし(朝と昼が一緒になった)
夕食 :パン、ポルトガルチョリソー、ポルトガルチーズ、白ワイン、コカコーラのばったもん、ポテトチップス/イルン行き夜行列車内
宿泊 :イルン行き夜行列車

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旅情報
1ユーロ=170円

*旅に使った小さなポルトガル語
Thank you --- Obrigado(うぶりがど)
Good Bye --- Adeus(あでぃおす)
What's this? --- U quee' isto?(うきえいすと?)
What's this name? --- Como se chama?(こもすしゃま?)
this --- Isto(いすと)
that --- Aquilo(えきろ)
next --- Perto(ぺふとぅ)
(下の3つは、ショーケースから欲しい食べ物を特定するときなどに「これ」「それ」「となりのやつ」といった具合に使える)

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Sun, 23 Sep 2007

★イルン行き夜行列車→イルン→サンセバスチャン→トロシャ→ツマラージ→サンセバスチャン→バルセロナ行き夜行泊

:: 旅136日め : 世界旅31ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ52ヶ国め ::

■夜行列車でイルンに到着:12h35m
朝、スペインとフランスの国境地帯(のうちスペイン側)のイルンIrunに到着しました。コンパートメントは2人きりでよく眠れました。イルンでサンセバスチャンSan SebastianからバルセロナBarcelonaまでの予約をすませたら、今からスペイン北部、いわゆるバスク地方の都市サンセバスチャンまで移動します。

■イルン→サンセバスチャン:20m
サンセバスチャンに到着しましたが、日曜日の朝ではお店が開いていません。なんとも閑散とした寂しい日曜日の道を歩いていたら、大きな教会ではミサが行われていました。教会に入り、後方の座席にすわり、1時間ほどのミサを見学しました。聞いている感じでは全部バスク語なので、神父の説教の意味は分かりませんが、それでも人々の信仰は強く伝わってきました。

週末バルセロナの移動は、なかなかうまくいきません。サンセバスチャンを早い時刻に出る列車がなく、バルセロナ行き列車は夜遅い時間のもののみ。だからといって見所も少ないこの街に1日滞在するのももったいなく、私たちはローカル列車に乗って、適当に田舎へと向かうことにしました。

■サンセバスチャン→トロシャ:35m
トロシャTolosaで降りたらなーんにもない(^^;; お腹がすいてお昼ごはんを食べたいと思っていたのにお店がないし、スーパーもクローズ・・・あちゃー。

日本だと日曜日こそ飲食店や商店が開いているものですが、海外ではまったくその逆という国もあるのですね。ちなみにスイスも日曜日は法律で商店が閉まるのだそうです。それはともかくお腹減った・・・。やっと開いていたのは、ホテル1Fで営業しているカフェバーでした。ここはスペインなので、まっさきにパエリアを注文し、スペインの食の入門編をクリアしました(^_^)V

でも、トロシャの町を中心部へ向けて歩いていると、実はそこは素敵な中世都市であることが分かりました。ツーリストインフォメーションで地図をもらって、古い建造物や門、教会などを見て歩きました。あまり観光地化されていない中世の町並みは、落ち着いて観光できました。

■トロシャ→ツマラージ:36m
トロシャを見終えても、まだバルセロナ行き夜行列車までは時間があるので、列車に乗って適当に、何があるかも分かりませんがツマラージZumarragaというところまで行きました。まず駅前の賑わいにびっくりしました。さきほどのトロシャでは日曜日で商店が閉まっていて、閑散とした印象が強かったのですが、駅前カフェも多くの人で賑わっていて、びっくりです。

なるほど、町を歩いていて気づきました。今日はこの地方のお祭りなのですね!

スペイン北東部はバスク地方とうバスク人の地域です。お祭りの会場では民族衣装を着た人々でいっぱいでした。大きな牛もいっぱいいて、少年少女達は天女が羽衣を纏う(まとう)かのように軽やかにターンを繰り返して踊っていました。

バスク人の少女

私たちの近くで踊っていた、女の子、男の子の表情、その輝きがとっても素敵。
周囲は陽が落ちて暗いのに、素晴らしい光が当たっているわけではないのに、とびきりの表情や振る舞いは光輝くように魅力いっぱいでした。

光のような少年少女に、一緒に踊ってみようと誘われ、バスク人のお祭りに参加したあづさ。
ステップを教えてくれた少年。
ずっとターンを続けていた少女。
牛の退場と共にいなくなってしまった光たち。

私たちは、その方向から駅へと帰ったけれど、もう光には会えなかった。

ツマラージのバスク人の祭りはとっても素敵だった。
偶然たどり着いた小さな町の小さな祭りは、今でもとても思い出深いものになっています。

■ツマラージ→サンセバスチャン:1h7m
さあ、サンセバスチャンに戻ってきた。
今から、いよいよバルセロナへ行こう。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅12日め、イルン・サンセバスチャン・トロシャ・ツマラージ観光、バルセロナへ移動
朝食 :ポルトガルチョリソーとポルトガルチーズをはさんだサンドイッチ/サンセバスチャン行き列車の中
昼食 :Paella Mixta(パエージャミクスタ、鶏肉、豚肉と魚介のミックスパエリア)、Coque(コケ、四角い薄ピザ)/トロシャのホテル1Fカフェ
夕食 :Pulpo(プルポ、塩ゆでタコのぶつ切りと玉ねぎ赤ピーマンを薄いビネガーとオリーブオイルと共にマリネにしたもの)、Orejh de certo(オレハデセルト、豚の耳の厚切りを玉ねぎと少しのトマトとオリーブオイルと共にとろとろ煮にしたもの)、Tyanpinon(シャンピニオン、イカスミとオリーブオイルで真っ黒にソテーされたざく切りマッシュルーム)、ビール、バゲット/サンセバスチャン駅に隣接するホテルのタパス(スペインのおばんざい屋的なもの)
宿泊 :バルセロナ行き夜行列車

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旅情報
1ユーロ=170円

*ポルトガルとスペイン
時差が1時間ある。ポルトガルからスペインへ入国するときは時計を1時間進める。

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Mon, 24 Sep 2007

バルセロナ行き夜行列車→バルセロナ→フィゲレス→ポルトボウ

:: 旅137日め : 世界旅31ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ52ヶ国め ::

■夜行列車でバルセロナ到着:10h1m
夜行列車で10時間の移動ののち、スペイン東部の大都市バルセロナBarcelonaに到着しました。

バルセロナといえば芸術の街で、ガウディ、ダリ、ミロといった、大好きな芸術家を多く輩出しています。だからスペインの旅で、どうしても訪れたかったのが、ここバルセロナなのです(*^.^*)

朝一番にバルセロナに到着して、早速街並み散策開始~! あれ? 今日はお祭りの日なのかな? 大きな大きな人形がパレードをなして歩いています。その人形は伝統的な装束をまとっていることから、これはこの地方の伝統のお祭りなのかと伺えます。

大きな音が聞こえました。爆竹? ううん、もっと大きな音。・・・爆弾?

音のする方向に歩いていくと、何十人もの人からなるパレード部隊が、めいめいに太い鉄砲を撃ちはなっています。カメラでその様子を捉えようとするのですが、振動が空気を伝わり、カメラや鼓膜が壊れそうなほどの爆音が鳴り続けます。これもきっとお祭りの一端なのでしょうね。それにしても、本当にすごい音でした。

バルセロナでの目的はガウディ建築をいろいろと見ることです。グエルParc Guell公園方面へ歩いていく途中、ガウディ設計の家であるカサバトリョCasa Batllo、やカサミラCasa Milaを見ました。ガウディ美、シュールレアリズムを思い出す曲線いっぱいのゆがんだ建築物はやっぱりすごいですね。個人的には色とりどりのモザイクタイルが美しい、カサバトリョのほうが好き。

さあ、途中スーパーで昼食用のビールやパンを買って、丘を上って上って、到着しましたグエル公園! ここはガウディ美術の宝庫で、公園の中のいたるところに何通りもの芸術様式が見られます。私たちはグエル公園ではおそらく一番有名な、ガウディデザインのモザイクタイルベンチに座って、のんびりゆっくりと芸術気分でビール&サンドイッチランチをとりました。

次は、バルセロナ最大の目的サグラダ・ファミリアSagrada Familiaへ移動します。言わずもがな世界的に有名な名所ですよね。

ただ実は、実際にサグラダファミリアに到着してみると、複雑な思いでいっぱいでした。ガウディの作品の中でもサグラダファミリアは自然美を多数取り入れていることで知られています。茎に葉がつくリズム、巻貝の螺旋が巻くリズム、木の幹が枝を広げるリズム・・・、サグラダファミリアには、そういった自然幾何が、たくさんの数学的要素と共にいっぱい込められて設計されています。

でもね、そういった“自然の美”を感じようとサグラダファミリア外観を眺めていても・・・自分の目の前に立っている“本物の木”のほうが、完全な自然美を持っているじゃない? と、妙にありふれた木や葉のほうが美しく見えてしまって、複雑な思いにかられてしまいました。

サグラダファミリア

もしそこでサグラダファミリアを離れていたら、きっと後悔していたでしょう。

入場料は安くないけれど、実際に中に入ってみて良かったと思います。塔の高さ60m部分まで入ることができ、そこから自分の足で下まで降りる仕組みになっているのですが、やっぱり、細かな芸術を触れながら見ることは良いものです。

一番良かったのは地階にある博物館部分でした。実際にガウディが、自然幾何をどうやってサグラダファミリアに取り込んだのかが分かります。「あ、この部分は椿の葉のリズムなんだ」とか、「あ、この螺旋階段は貝殻のリズムだったんだ」といった感じで、偉大な自然に敬意を払った建築設計には大きく大きく感動しました。

日本人建築士の関与についても詳細が展示されていて、感動もひとしおです。この博物館部分を訪れたあと、もう一度サグラダファミリア外観を見ました。全然印象が違います。サグラダファミリアを片鱗でも理解できたあとでは、涙が出るほどの感動におそわれました。

サグラダファミリアは、ガウディが作ったただユニークな建物として見るものではなく、ガウディやさまざまな建築士がそこに込めた、計算高い自然幾何の美を見るものだったのだと、訪問を終えた今、そう思っています。

■バルセロナ→フィゲレス:2h36m
サグラダファミリアからは、バルセロナフランサ駅、バルセロナサンツ駅と移動して、次の国モナコ公国を目指します。パリ行き夜行に乗ることも考えましたが、バルセロナから地中海沿いに走り、フランスとの国境を目指してフィゲレスFigueresへ。

■フィゲレス→ポルトボウ:30m
フィゲレスに着いたものの、今日は列車が国境フランス側のセルベルCerbereに行かない日であることが分かったので、国境手前の町ポルトボウPortbouまで行くことにしました。

1)国境スペイン側のポルトボウで夜明かし。
2)パリ行き夜行で早朝途中下車(リモージュLimogesあたり)してニースへ向かう。
3)ポルトボウから歩いて国境を越えてセルベルへ行くか。

・・・相談の結果、1を選択。3はバス路線図を見たときに相当の山越えになることが予想されたため、無理と判断しました。

駅の外に出てみます。駅の中にいた怪しい人も、外に出て行きました。再び駅に戻り、安全そうなところでシュラフを1つ出して、交替で寝ます。

テントもない、駅でのこんな野宿は、この旅初めてです。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅13日め、バルセロナ観光、モナコ方面へ向けて移動
朝食 :Tortilla calabazin(トルティージャカラバツィン、ズッキーニ赤ピーマン極細玉ねぎでいっぱいの厚いオムレツ)、Ensaladilla Rusa(エンサラディーヤルッサ、ツナ赤ピーマンゆでいんげんグリーンピースゆでにんじんゆで卵のマヨネーズベースポテトサラダ)、カフェコンレチェ(いわゆるカフェオレ)/バルセロナのカフェ
昼食 :スペイン風バゲットパン、チョリソー、チーズでサンドイッチ、ビール/グエル公園のガウディ設計のベンチに座って
夕食 :生ハム、パン、チーズ、サングリア/フィゲレス行き列車の中
宿泊 :ポルトボウ駅内で床寝

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旅情報
1ユーロ=170円

*サグラダファミリア聖堂
メトロ5番線でSagrada Familia駅下車すぐ。私たちはグエル公園から歩いていった。入場料は8ユーロ。中で高さ60m部分まで上るリフトはリフト内で別途2ユーロを支払う。内部では幅の狭い螺旋階段や通路を歩くため、人体の横幅からはみ出る大きなリュック等で内部を歩くのは難しい。

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Tue, 25 Sep 2007

ポルトボウ→セルベル→ニーム→アレス→ニーム→マルセイユ→ニース→モナコ

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※この日はスペイン、フランス、モナコとまたがりますがカテゴリーは便宜上モナコとしました
■ポルトボウ→セルベル:4m
ポルトボウでの夜明かしは、もちろん寝不足ではあるけれど、仮眠程度の睡眠時間は確保できました。早朝の列車に乗って4分で国境を越え、フランス側セルベルCerbereに着きました。

■セルベル→ニーム:3h9m
セルベルからは、フランスの地中海沿いを走ります。南仏プロバンスの雰囲気でいっぱいの車窓は、空気が熱く見えて青空がとっても似合っています。空気の乾き加減が目に見えるようです。また、その熱さを裏打ちするかのような魅力的な造りの(少し沖縄を感じさせるような)家々が見えると、改めてここが異国の地であることを実感します。

■ニーム→アレス:35m
ニームNimesから、ちょっと枝毛のようにルートを変えてアレスAlesへ行きました。ここでは少し駅前を歩いて、骨董品だらけのアンティークカフェで朝食を摂りました。

■アレス→ニーム:35m
再びニームに戻ったら、ニーム観光をしましょう。
ここは円形劇場など、ローマ遺跡が見ごたえあるところです。かつては闘牛も行われていた円形劇場を見て、街並みを散策したあと、プロバンス料理の代表格であるブイヤベースももちろん外さずにいただきました(*^-^*)

■ニーム→マルセイユ:1h45m
今日の目的地モナコ公国へ向けて、東へ移動します。

■マルセイユ→ニース:2h36m
さらに東へ・・・。

■ニース→モナコ:22m
急いでモナコに来たけれど、もう夕方です。スペインやフランスは広いんですね。

モナコはバチカンに次いで世界で2番目に小さな国です。モナコについたらまずは日が暮れる前にと大公宮殿Palais Princierへ行きました。建物もすばらしいけれど、大公宮殿があるアルム広場Pl. d'Armesは西の海に面していて、ここから見る夕陽がとってもきれい。そして、夕陽に照らされるモナコの街も必見の価値ありです。

モナコを歩いていて思ったのは、3方が山に囲まれ、1方が海に面する・・・そう、どことなく鎌倉幕府を連想してしまうこと。3方の山の斜面にはきれいな家が建ち並ぶ様子が海際からも見られました。

モナコの街並み

その後私たちは岬をぐるりと歩いて中心地へ戻り、途中、モナコ大聖堂も観光しました。

お目当てのグランカジノへ向けて、高台の上まで歩きました。グランカジノは、とってもとってもすごいところでした。上流階級の人々。女性はドレッシーな装いで、男性は余裕すら見えるラフな格好で、次々と内部へ入場してきます。私たちは襟付きのジャケットを持っているので、これを着て中に入りました。

カジノ内部は、ここはロシアのエルミタージュかパリのベルサイユかと思わせるほどの、豪華で優雅な装飾の嵐でした。もと宮殿だった建物なので、その美術を見るだけでも、入場料を払う価値が十分にあります。

私たちはカジノといえばラスベガスのオープンなカジノを見たことがありますが、このモナコのグランカジノはその印象とはまったく異なりました。清楚でエレガント、優雅で堂々としている。荒れた様子はまったくなく、明るく豪華な美術的なルームでのカジノは、これぞ上流階級社会! を彷彿とさせてくれます。

カジノはプレイのすぐ近くから見学でき、本当に自分が賭けに参加している気分になれるようでした。でも、500ユーロ札(約8万円)とか1000ユーロチップ(約16万円)が束になってぼんぼんと飛んでいくプレイは、とてもじゃないけど真似できないにゃあ(^^ゞ

このまま深夜2時ごろまでカジノ内で楽しく過ごしました。そして2時ごろ、ゲームが終了し、もう中には入れなくなりました。列車もないし、カジノ周りは警備員もいて安心かと思い、今日は駅ではなく公園のベンチでライトアップグランカジノの膝元でお泊りです。

旅の中で様々なものに出会いたいと思っている私には、世界旅を始めて138日めにして初めて、カジノという煌びやかな文化に出会いました。上流階級の人々の本物の佇まいや、ときに笑顔やときに真剣な顔を見られ、きっと世界で一番素敵なカジノの中で長い夜を過ごせたことは、この上ない旅の喜びの1つだったと思います。
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅14日め、ニーム・アレス・モナコ観光
朝食 :クロックムッシュ、ハムサンドイッチ、レタスとトマトのサラダ、カフェノワール、カフェオレ/アレスのアンティークなカフェ
昼食 :Bouillabaisse(ブイヤベース、大きなタラとネギ青ジャガイモにんじんトマトゆで卵の薄塩仕立ての煮込み、アイオリソース乗せ)、パン、Cassoletle Pouler(キャソレットポワレ、鶏胸肉マッシュルームピーマンのソテーに肉汁とろみづけ)、Artichauks(アーティチョーク、アーティチョークの輪切りをネギ青セロリと共に味付けなしでソテーしたもの)、Oeuf aux lentilles(ウフオーレンティーユ、ゆでレンズ豆に生クリームをかけて卵を落としたココットのパセリちらし)、レンズ豆のサラダ、キャベツの芯ジャガイモトマトのクミン風味炊き込みライス、白ワイン、パン/ニームのレストラン
夕食 :アサリ玉ねぎピーマンピクルスブロッコリーの芯の酢漬けマリネ、ホットケーキパン、クスクスタブーリ/グランカジノ前の庭園
宿泊 :グランカジノ前の公園

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旅情報
1ユーロ=170円

*グランカジノ
入場1人10ユーロ、カード払い不可。パスポートの提示が必要(入場チケットに氏名を印字するため)。中がモスクワのエルミタージュばりの美しい内装で、芸術鑑賞も出来るわけだから入場料はそれほど高くないのでは?
中ではカジノを嗜む(たしなむ)人々の様子が間近(本当に近い!)で見学できる。ルーレット、ブラックジャック、バンコアンドプント(Banco & Punto)(正確な名称は分からない・・・)あたりのルールを事前に知っておくと、見学は大いに楽しめる。中にレストランとカフェバーあり。
もちろん夜は盛況となるが、「何時にここ閉まりますか?」の問い合わせに、スタッフの答えは「Depend on game!」(ゲーム次第さ)。
http://www.casino-monte-carlo.com

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Wed, 26 Sep 2007

モナコ→カンヌ→モナコ→ヴァンティミル→ミラノ→ドモドッソラ→ストレーザ→ドモドッソラ→ジュネーブ

:: 旅139日め : 世界旅33ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ54ヶ国め ::

※この日はモナコ、フランス、イタリア、スイスとまたがりますがカテゴリーは便宜上イタリアとしました
■モナコ→カンヌ:58m
ちょっと、フランスに行って時刻表を確認しようかなと。

■カンヌ→モナコ:56m
モナコに戻ってきましたよ。

■モナコ→ヴァンティミル(仏名):30m
今日はイタリア方面へ行きますが、ローマRomaではなく行き先をミラノMilanoにしました。イタリア内の小国サンマリノやバチカンの訪問を残しているので、イタリアにはいずれ必ず来ると思うのですが、イタリア北部観光をそのときにできるかどうかがわからないから、イタリア北部観光を優先させたかったのです。

まずはフランスとイタリアの国境のイタリア側の街にやってきました。フランス語ではヴァンティミルVintimille、イタリア語ではベンティミリアVentimigliaといいます。ここでイタリアに来たからにはと早速カプチーノCappucinoで朝食です♪

■ヴェンティミリア(伊名)→ミラノ:4h8m
そして午前中はこの車内でよく寝ました。昨日はモナコの公園泊だったので、あづさは仮眠程度、和人は寝ずに起きていたからです。

ミラノについたらまず向かったのがドゥオーモDuomo、イタリアを代表する大聖堂の1つですね。

ミラノのドゥオーモ

内部のステンドグラスも素敵でした。イタリアは、たとえばベネツィアングラスで有名なこともあり、ガラス細工の技術点が高いという印象をもちました。そしてガレリアGalleria(古代から続くアーケード)を通り、スカラ座Teatro alla Scalaへ。

狭い範囲での観光でしたが、ミラノは見所が近距離内に集まっているので、小雨が降る中でも観光しやすく、有難かったです。

■ミラノ→ドモドッソラ:2h41m
イタリア観光が終わったら、ジュネーブの友人宅へ戻りましょう。そう、今日は、ユーレイルパス最終日なんです。

ミラノから北上して、イタリアンアルプスのお膝元、ドモドッソラDomodossolaへ。
ここで、今晩のワインとそのお供を買っておきましょうか。

ドモドッソラはとっても寒い。アルプス山脈の中に入ってきており、標高が高いのですね。

■ドモドッソラ→ストレーザ:17m
ストレーザStresaもイタリアンアルプスの中にある駅です。

■ストレーザ→ドモドッソラ:27m
さあいよいよジュネーブへ向けて、もう一度ドモドッソラへ。

私たちはドモドッソラ-ストレーザ間の車窓風景が大好きです。マッジョーレ湖という美しい湖に浮かぶ島には、目を見張る美しい教会があり、何度見ても、見飽きません。

■ドモドッソラ→ジュネーブ:2h23m
私たちは、あっという間の15日間の列車旅を終え、無事に、事故も怪我も事件もなく、ジュネーブに戻ることができました。

友人のちーちゃん(仮称)は豚汁とひじきを作って待っていてくれました。私たちが買っていったハム(イタリアだからやっぱりパルマハム!)やそのほかのおつまみでワインも進み、昔話に長く花が咲きました。

■ユーレイルパス15日間の旅を終えて
長期旅行の中で「いろいろなスタイルの旅をしたい」というあづさの希望の一端を叶えるために、和人が踏み切ってくれたのが、15日間の列車乗り倒しの旅でした。15日間の間、私たちはこれを「修行旅」と呼んでいました。

前向きでない理由も、実は、ありました。

どちらかというと(というか明らかに)秘境好みのあづさにとって、もともと湧き上がる探究心や冒険心が少ないヨーロッパの旅が長く続くことは、感動が長続きしません。最初のうちは大聖堂や大きな教会を見て「わーっ」と感激しても、どの都市にいっても大聖堂、どの都市に行っても教会、の連続では、やっぱり感動の大きさはどんどん収束してしまいます。

「見慣れてくるのは仕方ない、誰にだって当たり前だよ」という意見もあるでしょうか。
それとも「そんな感動の磨耗は不謹慎だよ」という意見もあるでしょうか。
でも、あづさは、やっぱり、度重なる似たようなものの連続では前者だったのです、・・・少なくともヨーロッパの中では。

「感動が薄くなるなら、行かなければいいじゃない」とは分かりやすいことだとは思うけれど、でも、行っていない国があれば行ってみたい。有名な観光地は、良いものがあるからこそ有名になるのだから、「良いものは良い」という気持ちで、いろいろなところに訪れてみたいという気持ちもまた、旅の根幹にあるのです。

今回の旅では、15日間で15ヶ国と、ものすごい速さでさまざまなものを見ることができました。西はリスボンから東はウィーンまで、バルセロナやウィーンのような世界的観光地から、観光客があまり訪れない地元民だけの町で良い思い出を作れたりと、本当、嘘偽りなく大満足なのです。そしてこの旅は、感動が薄れる暇もないほど時間があっという間に過ぎて行きました。当たり前ですよね、「今日はオランダ明日はルクセン、明後日はベルギーその次はアンドラ」と、次々に違う世界が目に入ってくるのだから。

もしこの15ヶ国をノーマルに訪れたらどうなるかな。まずかかるのは日数、そしてその日数に伴う宿泊費や食費、移動費の正規料金(これが高い!)と、間違いなく百万円単位もの支出になるでしょうね。今回15ヶ国を15日間で訪れ、夜行列車7泊を取り入れたことは、出費のストレスもなく、ふっと心がほどけた感覚もありました。

内輪の話で、読んでくださる方には何の益もない話でごめんなさい。

今回の旅で、夜行列車を組み込みながらも夜行のない観光地にも訪れる、大都市もめぐり名も知られない小さな町も訪れる、そんな完璧に近いルートを全面的に作ったのは和人です。駅に訪れるたびに時刻表を見て幾百もの行き先からすぐに次の列車を確定し、いつもいつも、流動的な要素が強いにも関わらず、完璧な判断をしてくれました。修行のような旅になってしまい、申し訳なく思いつつも、心から感謝しています。ありがとう、本当にありがとう。

いずれ、というか、もうアフリカの旅は目前ね。
今度は私が頑張る番だね。
ちからいっぱいがんばってみようと、心意気は今でもいっぱいいっぱいあるから。
きっと厳しい旅になるけれど、これからもちからいっぱい一緒に旅していこうね。




最後になりますが、ジュネーブのちーちゃん(仮称)、デュッセルドルフのけんさん(仮称)。貴方達が私たちの旅を変えてくれ、旅を続ける元気と力を与えてくれたことは決して忘れません。この場で、深く感謝致します。

*ユーレイルパスの旅、全ルートや総括などは、≫こちら
本日の旅
行動 :ユーレイルパス旅15日め(最終日)、ミラノ観光、スイスへ移動
朝食 :Focaccia Riviera(フォカッチャリビエラ、刻み黒オリーブを練りこんだフォカッチャ生地にトマトハムオリーブオイルをサンド)、Cotoletta di pollo(コトレッタディポロ、ハーブとともに叩いた鶏肉で薄めのチキンカツを作りレタストマトとともに薄パンでサンドにしたもの)、Cappucino(カプチーノ)/ヴェンティミリア駅のカフェ
昼食 :ピザパン2種(トマト&ズッキーニ、ほうれんそうソテー)、イタリアワイン、ホットケーキパン/ミラノからドモドッサラに向かう列車の中
夕食 :パルマハム2種(生ハム、寄せハム)、イタリアビール/ジュネーブへ向かう列車の中、オリーブとカラフルピーマンのにんにくオイルマリネ、トマトにんじんレタスのサラダ、ラッキョ、砂肝と大量にんにくの塩炒め、豚汁、ひじき煮、ごはん、ごはんですよ、ビール数種/ちーちゃんち
宿泊 :ちーちゃんち

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旅情報
1ユーロ=170円
1スイスフラン=100円

*ミラノではメトロ(地下鉄)市バス、トラムのチケットが共通している。シングルチケット1枚1ユーロ。75分以内なら乗換えができる(地下鉄は1回)。メトロではキオスクで売っている。

*「ひったくりのスペイン、スリのイタリア」という言葉がある。イタリアでは気づかずにやられていた・・・ということになりかねないので、荷物の持ち方にも十分注意が必要。

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Thu, 27 Sep 2007

ジュネーブ

:: 旅140日め : 世界旅33ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ54ヶ国め ::

■作業日です
昨夜は、ユーレイルパス15日間の旅を終えて夜にジュネーブGenevaに戻りました。和人の友人ちーちゃん(仮称)宅で、遅くまでお酒も入って楽しく過ごしました。

実際は夜行列車の連続、最後は2連続の野宿と、疲れと睡眠不足がたまっていたので、今日の起床はお昼前となりました。

ちーちゃんが出勤中もこの家を使わせてもらえることは本当にありがたく、今日は午後から本格始動で、旅の整理をしていきます。

具体的には・・・
(難易度:1~5、所要時間:1~5で示しています^^)
1)デジカメ写真バックアップ:国ごと地域ごとに分けてPCにコピーし、サブPCにコピーし、更にDVDに焼く(難2時5)
2)主要な写真は、旅の記憶が新しいうちに教会名、通りの名称、等を照合する(日本語と英語)(難5時4)
3)観光で手に入れたパンフレット類のうち、日本に送るものを選別する(難3時2)
4)行程の記録を残すために、実際に通った線路や道路を地図にマーカー(難4時3)
5)サイト用日記作成(難3時5)
6)サイト用写真館作成(難4時4)、ここに2の名称が必須。
7)その他サイト作成
8)出納帳(アナログ&デジタル)を完成させ、1日あたりの支出や残金を確認
9)旅との関連は問わず、仕事依頼が来たら対応
10)旅の間にお世話になった人に近況の写真を添えてメールで御礼(できればその人の国の言語で)
11)次に旅をするところの情報収集、計画

・・・旅の間はもちろん旅をする。これは基本。

でも帰国してから1~10をやろうと思っても難しい。特に2は、次の国の観光を始めると前の国の記憶は薄れるわけだし(一昨日の晩ごはんのおかずがなかなか言えないのと同じ原理かなー)、5はそのときの気持ちと記憶が込められたものにしたいから、やっぱり時間をあけずに取り掛かりたいものです。そして1で手抜きをすると貴重な旅の写真が一気にパーとなりかねません(デジタルは怖いからね)。旅を始めて4ヶ月で多分5万枚は写真を撮り、1の作業のはじめに振り落としても残った写真は2万枚近く。でも、旅の記録は旅の宝だから、旅の整理は、忙しい旅の中でも続けていきたいと思うのです。

さて、ちーちゃんちには美味しい日本の味がいっぱい。お言葉に甘えて、胃袋も旅の静養といたしましょうか。

水羊羹

日本語にもほとんど接していなかったので、新聞や本で文字を取り入れたり。
あと、今日は洗濯機を3回も回す、“大洗濯日”ともなりました。
本日の旅
行動 :静養、作業日
朝食 :味噌ラーメン(野菜炒めと目玉焼き乗せ)、コーヒー/ちーちゃんち
昼食 :うどんつけ麺2種(めんつゆ生姜山葵添え、カレーうどん風)、加賀棒茶/ちーちゃんち
夕食 :オリーブと野菜数種のサラダ前菜、赤ワイン、ごはん、豚汁、きゅうりと生姜の浅漬け、加賀棒茶/ちーちゃんち
宿泊 :ちーちゃんち

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旅情報
1フラン=100円

*スイスでは法律で商店等の営業時間がきつく制限されている。たとえば日曜日に買い物をしようとしても、お店が開いていないから無理、ということになる。スイスに滞在するときには曜日ごとの営業時間等を確認しておくとよい。

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Fri, 28 Sep 2007

ジュネーブ

:: 旅141日め : 世界旅33ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ54ヶ国め ::

■作業日です
ジュネーブGenevaのちーちゃん(仮称)ちで、今日も作業日です。ドイツを旅行している間に、ジュネーブ発マドリッド(スペイン)の格安航空券が10月3日に超格安プライスになっていることを見つけてしまったので、10月2日までジュネーブに滞在することは決まっています。

昨日の日記に書いたような作業は、そう簡単には終わりませんから、今日も作業、作業、ね。

なんといっても、マドリッドからは南下して、数日経ったらもうアフリカ入りとなってしまうので、不便のないヨーロッパにいるうちに、いろいろなことを済ませたいのです。

あと今日は、これからの旅の備品も補完しなければならないから、市内のアウトドア用品店にも足を運びました。ささやかなジュネーブ観光も兼ねられます^^

ジュネーブ観光

本日の旅
行動 :作業日、アウトドア用品店
朝食 :棒ラーメン(とんこつラーメン)、紅生姜もやしにんじんゆで卵乗せ/ちーちゃんち
昼食 :ひじき混ぜごはん、コーヒー/ちーちゃんち
夕食 :そうめん煮込み豚汁、きゅうりと生姜の浅漬け、オリーブのおつまみ、コーヒー、水羊羹、ビール数種/ちーちゃんち
宿泊 :ちーちゃんち

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旅情報
1フラン=100円

*スイスのアウトドア用品店
私たちが探したジュネーブ市内のお店は、どれも小規模だった。トレッキングや登山などの関連なら、近くならシャモニーといったアルプスのお膝元的な街のほうが充実していると思う。

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Sat, 29 Sep 2007

ジュネーブ

:: 旅142日め : 世界旅33ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ54ヶ国め ::

■土曜日のジュネーブ
ジュネーブGenevaのちーちゃん(仮称)ちに滞在中、今日は週末を迎えました。

市内でも土曜日の朝市が開かれていて、訪れてみると他の国の市場とはまた違った印象が得られました。特に目に付いたのは、一面緑の店舗です。ここではサラダ用の野菜専門のお店で、どの箱を見ても、ちぎった葉っぱがいっぱいで緑だらけ! そしてそういったお店が、小さな朝市の中にも何店舗もあるんです。こういった食の違いが見られると、うきうきしちゃいますよね。

朝市のあとは、市街を歩きました。昨日に引き続きアウトドア用品店で必要なものを探すことと、旅のノートを買い足しに行くからです。

アフリカ旅が、ほんのあと数日で実現してしまうのだから、残った時間はこれからの旅準備に充てることで頭がいっぱい。

あ、でも、今までの旅の整理もしなくちゃ・・・(ーー;;

「ジュネーブに1週間滞在」って、のんびりした印象があるかな?
でも実際は、本当に目が回る大忙しなのです。

でも毎夜楽しく歓談し、充実度は満点なのも確かです。
今日はちーちゃんと和人が日本食材店に行き、あづさがお料理。日本の米酢を使い昆布と一緒に炊いたごはんでちらしずし、そしてお吸い物だなんて、幸せそのもの♪

ちらしずし

本日の旅
行動 :朝市、旅の買出し、作業日
朝食 :なし(朝市にでかけた)
昼食 :北京風麺/ちーちゃんち
夕食 :フライドポテト、枝豆、蒸し赤ピーマンのにんにくオイルがけ、長いもの皮チップス、長いも千切り味3種(三杯酢、芥子醤油、かつおだし明太子)、大根の葉の炒め物、ちらしずし、お吸い物、ビール各種、ワイン各種/ちーちゃんち
宿泊 :ちーちゃんち

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旅情報
1フラン=100円

*ジュネーブ市内バス
バス料金はゾーン制で、近距離2フランから。20フランのプリペイドを買うと21フラン分のバスに乗れる。その場合も各バス停で事前にチケットを購入する。車内でチケット確認はないが、無チケット乗車がときたまの検札で発覚すると罰金80フランは徴収されるらしい。

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Sun, 30 Sep 2007

ジュネーブ

:: 旅143日め : 世界旅33ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ54ヶ国め ::

■日曜日のジュネーブ
今日は日曜日で、ちーちゃん(仮称)は平日の疲れを取るため遅い起床のようです。

私たちは、依然、旅の整理。

今日の夜は、鉄板ならず“石板”焼き。ステーキ肉も加えて豪華豪華!
各自食べたいものをめいめいに取る方式でいきましょうか(*^-^*)

石板焼きディナー

本日の旅
行動 :作業日
朝食 :そうめん、そうめんつゆ、きゅうりと生姜の浅漬け/ちーちゃんち
昼食 :ごはん、梅干、ごはんですよ、わかめと大根のお味噌汁/ちーちゃんち
夕食 :石板焼き(ソーセージ、玉ねぎ、ナス、赤ピーマン、じゃがいも、ステーキ肉、大根おろしゆずポン、醤油)、わかめレタストマトのサラダ、シメのソース焼きそばも石板焼きで、ビール各種、ワイン各種/ちーちゃんち
宿泊 :ちーちゃんち

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旅情報
1フラン=100円

*ジュネーブのバス
結構、路線が複雑なので、路線図を持っていると便利です。車両によっては車内テレビ画面に、向こう3つくらいの停留所が表示され、さらにそこから何番バスに乗れるのかも表示されるので、ものすごく便利だなーと思いました。

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Mon, 01 Oct 2007

ジュネーブ

:: 旅144日め : 世界旅33ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ54ヶ国め ::

■作業日
月曜日です。今日も作業日、そしてアフリカ旅準備。頑張りますよー。

夜はお好み焼きディナー。和人が明石風の本格的なお好み焼きを、卓上の石板焼きで作ってくれるごちそうです♪

お好み焼き
本日の旅
行動 :作業日
朝食 :親子丼/ちーちゃんち
昼食 :塩ラーメン、ゆで卵/ちーちゃんち
夕食 :お好み焼き、ごはん、わかめと大根のお味噌汁、ビール各種、ワイン各種/ちーちゃんち
宿泊 :ちーちゃんち

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旅情報
1フラン=100円

*スイスのタクシー
『世界一高いタクシー』という話も、本当かもしれない。「初乗り料金(A)+距離に比例した追加徴収(B)」という仕組みは日本と同様なのだが、(B)がおっそろしく高い(料金メーターの上がり方が速過ぎる)。私たちは、後日朝4時に空港に行くために使うことになるが、感覚的には、日本のタクシーの3倍という印象をもった。日本だってタクシー高い国なのにねぇ・・・。

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Tue, 02 Oct 2007

ジュネーブ

:: 旅145日め : 世界旅33ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ54ヶ国め ::

■作業日
あら、もう火曜日(;_;)
ジュネーブでの静養&作業の最終日だなんて。

サイト更新やメール送受信といったことも済ませ、本当はやりたいこともいーっぱいあるけれど、これらにいったんの区切りをつけ、出発の準備です。
テントも干したしシュラフも干したし、アーミーナイフも研いで

おそば

いよいよ今夜、日付が変わった未明、ジュネーブ空港から飛行機でスペインの首都マドリッドMadridへ向かいます。

そんな大事な日であるのに、寝過ごしたりなどできない日であるのに、最後までワインやビールで楽しくちーちゃんとの会話を楽しんでしまったのは、ここが本当に居心地最高の場所だったから。和人とちーちゃんは、学生時代の思い出話が始まるとそこからの時間がすっぽり抜けたかのように会話が止まらないんです。男性同士の昔話、「そういえばあのときってさー」、のような会話が尽きません。

そういった幸せな会話の傍らにいられることはあづさにとっても幸せなこと。

「あと1ヶ月くらい、ここにいてもいいんだよ?」と言うちーちゃん。

ありがとう。
ここにいたい気持ちはいーーっぱい。

10月3日に超格安のフライトがあったという理由で、今日までの滞在ということは決まっていました。
(参考までに、ジュネーブ→マドリッドのバスが片道1人180フランなのに、この日の航空券は何故か40フラン!)

私たちは、旅をする人なのだから、これ以上の停滞などせず、また、旅に出ます。
本日の旅
行動 :作業日
朝食 :ざるそば、かけそば/ちーちゃんち
昼食 :ごはん、ごはんですよ、ホタテ煮、わかめと大根のお味噌汁、レタスサラダ/ちーちゃんち
夕食 :玉ねぎとわかめの三杯酢orゆずぽん仕立て、ふろふき大根甘味噌乗せ、昆布の佃煮、ラッキョ、スペイントルティージャ風オムレツ(じゃがいも、にんじん、にんにく)、ビール各種、ワイン各種/ちーちゃんち
宿泊 :ちーちゃんち

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旅情報
1フラン=100円

*ジュネーブ空港
ジュネーブ駅からなら、バス9番か10番で到着する。朝早い便も出ており、これだとバスがファイナルチェックインの時刻に間に合わないこともある。タクシーも便利だが、頑張れば歩ける距離でもある。

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Wed, 03 Oct 2007

ジュネーブ→マドリッド→セビリア

:: 旅146日め : 世界旅33ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ54ヶ国め ::

■スペインへ移動
イージージェットEasyjetのフライトは朝一番の便だったので、朝も暗いうちに空港へ向かいました。そして午前中のうちにスペインの首都マドリッドMadridに着いたのですが、ありゃりゃ外は見事にどしゃぶりです。今回は、アフリカへ向けてスペインを抜けることが目的なのですが、それと同時にスペイン南部にひろがるアンダルシアの世界に訪れることも目的となっています。

バスターミナルへ行ったら、丁度お昼すぎにアンダルシアの都市セビリアSevilla行きのバスがあることが分かったので、チケットを買って駅前で昼食を済ませました。

■セビリア
マドリッド発セビリア行きのバスはスペイン南部の山間部を通って進みます。ごつごつした風景もあるけれど、ほわんと円弧を描くようななだらかな丘にちょんちょんと家屋が見える様子は、「これぞアンダルシア」と思わせてくれる光景の1つ。これまで旅した、スペイン北部のバスク地方や、バルセロナに代表されるカタルーニャ地方とは、やっぱり違いは明瞭な気がします。

セビリアに到着したのが夜7時で、夕暮れが熱い街を冷ましてくれる時間帯でした。宿に荷物を置いて、夕食兼ねて街を散策すると、このアンダルシアの夜の美しさには見とれてしまうところが多くありました。

アンダルシアの夜

美味しいスペインの安飯にも大満足、昨日はほとんど寝ていないから、今日はぐっすり寝て、明日はセビリア観光を頑張ります。
本日の旅
行動 :スイスからスペインへ移動、マドリッドからセビリアへ移動、セビリア観光
朝食 :クロワッサン、コーヒー/ジュネーブ空港
昼食 :Patatas con salsa ali-oli(パタタスコンサルサアリオリ、ごろごろ大きなゆでじゃがににんにくマヨネーズを和えたサラダ、乾燥タラゴン乗せ)、Pincho moruno(ピンチョモルーノ、パプリカパウダーを下味に利かせた香ばしいグリル豚肉の串焼き)、フライドポテト、Cafe con leche(カフェコンレチェ、カフェオレのこと)/マドリッド駅前のレストラン
夕食 :Salchichon Iberico(サルチチョンイベリコ、イベリコ豚のサラミ、ポテトチップス付き)、Huevos de choco(ウエボスデチョコ、ゆで貝柱スライスのマヨ和え、チコリサラダ付き)、Ensaladadilla casela(エンサラディージャカセラ、にんじん赤ピーマンじゃがいもがすべて細かくなって形がなくとろとろしたマヨポテトサラダになっている)、Atun mechado Salsa verde(アトゥンメチャドサルサベルデ、ゆでまぐろスライスが緑ハーブにんにく入りオイルに浸っている)、Cerveza(セルベッサ、ビールのこと)、ビスケット盛り合わせ/セビリアのBODEGA(ボデガ、酒飲み場のこと)
宿泊 :ペンシオングラビナPension Gravina
http://www.hosteles-sp.com

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旅情報
1スイスフラン=100円
1ユーロ=162円

*マドリッドからセビリアへの移動
マドリッドアトーチャ空港にRenfe(スペイン国鉄)の窓口があり、料金を確認すると1人72ユーロ(しかしスペイン最南端アルヘシラスまで65ユーロなのにその途中のセビリアのほうが高いとは・・・)。
私たちはバス1人18.15ユーロで移動した。途中トイレ&食事休憩あり。
http://www.trainticketairport.com

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Thu, 04 Oct 2007

セビリア→アルコスデラフロンテラ

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■セビリア観光
スペイン中南部の都市、セビリアSevilla観光の第一歩として、まずはツーリストインフォメーションへ行きました。ここでは無料で見所つき地図をもらうことができました。そうそう、昨日スペインに入り、やっと脳がスペイン語に慣れてきた感じもします(^.^)

ガダルキビル川Rio Guadalquivil沿いを歩いていると、闘牛場Plaza de Torosを見つけました、そして、セビリア一の観光ポイントである、セビリア大聖堂Sevilla Cathedralへ向かいました。特に高い塔Giraldaが素敵で、中に入るとぐるぐると螺旋を描くように上まで昇ることができます。塔の上から見渡すセビリアの街は、気持ちよかったなあ。

塔の上から見渡すセビリア

お天気も良く、街歩きも楽しい。でもセビリアって、道が湾曲していたり角が90°でなかったりするから普段とは違い、ふと方向が分からなくなる、そんな迷路のような街。

道の脇にはボデガ(BODEGA、酒場)もいっぱいあり、お昼時の街には美味しそうなスペイン料理の香りがしてくるようになってきました。スペイン料理ってにんにくをいっぱい使っているから、美味しそうだし美味しいんですよね。

昼食は、あづさがスペインで絶対に食べたかったガスパチョGazpachoがやはり美味しくて、満足満足でした。

■アンダルシアの白い町へ
昼食を食べ、街を歩き、街の見所を含めて観光したら、セビリアでの目的も一通り終了しました。そうなったら、今日はセビリアに泊まるより、次に移動したほうが良いかということになりました。そしてバスターミナルに行ったら17時発のアルコスデラフロンテラArcos de la Frontera行きのバスを見つけました。

アルコスデラフロンテラはスペインの小さな田舎町で、白亜の家並みで知られています。着いたときは夜7時前で、夕暮れの時間帯だったのですが、バスを降りると遠くの丘の上にフォートのようなものが建ち、それを白い家並みが囲うような、素晴らしい光景が見えました。

明日は、この白い町を観光するのだから、どうか神様、めいっぱいの青空と熱い日差しが白い町に広がりますように・・・。
本日の旅
行動 :セビリア観光、アルコスデラフロンテラへ移動
朝食 :なし(朝と昼が一緒になった)
昼食 :Gazpacho con Guarnicion(ガスパチョコンガルニシオン、生ハムが入ったガスパチョ。ガスパチョとはきゅうりにんにくトマトパンをミキサーにかけて裏ごししたとろみある赤いスープ、今回はくずしゆで卵、パン、生ハムが具に入っていた)、Ensarada Mixta(エンサラーダミクスタ、レタストマト細にんじんコーンツナ、テーブルビネガーとテーブルオイルをいっぱいかけて)、Higado Plancha(イガドプランチャ、直訳するとレバーソテー、上ににんにくハーブオイル、サルサベルデをかける)、Pescado a la Palncha(ペスカドアラプランチャ、魚ソテー。今日のお魚は小さなイカ、やっぱりサルサベルデをかける)、フライドポテト、トマトサラダ、Flan(フラン、プリンのこと)、Natilla(ナティージャ、カタラン伝統のカスタードクリーム)、ビール/セビリアのカフェバールにて(バールはBar、バーのこと)
夕食 :干し肉スライス、鶏のハム、Atun en tomate(アトゥンエントマテ、ツナのトマト煮)、オリーブ、スペイン赤ワイン、コーラ/宿
宿泊 :オスタルマラガ(Hostal Malaga)

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旅情報
1ユーロ=162円

*セビリアからアルコスデラフロンテラへの移動
鉄道駅から南西方向、スペイン広場の近くにあるバスターミナルから乗る。時刻表はツーリストインフォメーションでも教えてくれるが、バスターミナルで直接確かめた時刻表と若干異なっていたので、注意。所要1時間半、1人7.14ユーロ。

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Fri, 05 Oct 2007

アルコスデラフロンテラ→ヘレス→アルヘシラス

:: 旅148日め : 世界旅33ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ54ヶ国め ::

■白い町、アルコスデラフロンテラ
アルコスデラフロンテラArcos de la Frontera、白い町の朝は、お天気が良くて気持ちよい! 良いお天気なので気持ちよく町が歩けます。私たちはまず、お城のある丘まで上りした。気分がいいのであっという間に着いた感じがします(*^.^*)

お城や教会も素敵だし、丘から見下ろす眼下の光景も素敵。

でも、歩いていて何より素敵だなーと思ったのは、やっぱり青空に光を投射するような、真っ白な町、そのものなのです。「Miradol」(ミラドール、展望所の意)、と書いてある小さな看板を見つけたので、そちらに向かっていくと、そこでは夢のようなアンダルシアの光景が待っていてくれました。斜面に白い家が並び、空が青く、湖も青く、きれいだったなー。

白い町、アルコスデラフロンテラ

昨日のお願い事を、神様が聞いていてくれたかのよう。

■スペイン南下
スペインの最終目的地は、最南部の町アルヘシラスAlgecirasです。ここからアフリカ大陸へ向けて船に乗ろうと思っています。いよいよ、アフリカが目前なのですね。

このアルコスデラフロンテラからアルヘシラスに行くには、いったんヘレスJeresの町を経由するとのことで、お昼のバスに乗ってヘレスへ移動しました。荷物を持ったまま町歩きをし、昼食を摂ったら、目的地アルヘシラスへ行くバスに乗りました。

アルヘシラスには無事、夕刻に到着しました。港近くのアラブ人街に、比較的安くても良さそうな宿を見つけることができました。

明日は、ジブラルタルへ日帰り入国してきますから、おそらくアフリカ大陸入りは、明後日、10月7日です。

出発前、日本にいるときから、「和人誕生日にはアフリカ入り」って言っていたのは、季節を考えてのことが第一の理由でした(アフリカに夏入るのは厳しいからね)。旅の間だって、誕生日よりも、観光そのものや移動費の節約などを考えてルート作りを優先させているにもかかわらず、それでも予定から1日も違わずにアフリカ入りできるのって、ほんとすごいなって思いました。

ちなみにこのアルヘシラスの町に入ると、モロッコ系アラブ人がいっぱいいます。そういうところ(アラブ人街)に泊まっているのだから当然なのですが、今まで見てきたスペインの様子とはぐっと異なり、いよいよアフリカが近いことを、実感してきています。
本日の旅
行動 :ヘレスへ移動、アルヘシラスへ移動。
朝食 :干し肉スライス、鶏のハム、Atun en tomate(アトゥンエントマテ、ツナのトマト煮)/宿
昼食 :Ensaradailla(エンサラディージャ、今日のサラダはポテトサラダでした)、Tortillitas camarone(トルティージタスカマロネ、小エビと緑の葉のみじん切りのかき揚げ)、Croquetas Pollo(クロケタスポジョ、鶏のとろとろクリームコロッケ)、Carne Mechada(カルネメチャーダ、ローストビーフの5mmスライスに肉汁マヨ割りソースを添える)、パン、ビール/ヘレスのバール(バール=bar、バーのこと)
夕食 :Calamares en su Tinta(カラマレスエンスティンタ、イカの墨煮)、オリーブ、ミックスピクルス、オリーブハム、白ワイン、パン/宿
宿泊 :オスタルドーラHostal Dora

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旅情報
1ユーロ=162円

*アルコスデラフロンテラの観光情報
http://www.arcosdelarontera.es

*アルコスデラフロンテラからアルヘシラスへの移動
ツーリストインフォメーションに尋ねたところ、ヘレス経由の西回りのほうが、東回りよりも良いとのことだった(東が丘陵地、西が平地のため)。アルコスデラフロンテラからヘレスまではバスで40分、そこからアルヘシラスまでは90分。

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Sat, 06 Oct 2007

アルヘシラス→ラリネア→ジブラルタル→ラリネア→アルヘシラス

:: 旅149日め : 世界旅34ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ55ヶ国め ::

■世界旅34ヶ国目、ジブラルタル
スペインの最南部の町アルヘシラスAlgecirasは、アフリカ大陸が目と鼻の先。今日も朝起きると、外の空気が熱い!
(※念のため、アルヘシラスはスペイン最南端ではありません、最南端はタリファTariffaです)

今日は土曜日で、セウタCeuta(モロッコの中にあるスペイン領)行きのフェリーが安い曜日なのですが、もらさずジブラルタルGibraltarへも行っておきたいと思い、フェリーターミナルではなくバスターミナルへ行きました。

そのバスの終着はジブラルタルとの国境手前のラリネアLa Lineaです。ジブラルタルは切り立つ丘がとても目立ちます。だから、バスを降りてジブラルタルへ歩くのは、丘を目指すだけだから簡単(*^^*) 国境を越えるのも簡単でした。だってパスポート、表紙しか見てないんだもん。

ジブラルタルは英国領ですが、自治権をもち独自の通貨を発行するなど、国として機能しているところです。昔、英国がここに軍隊をもっていた名残でこの自治国家が出来たと聞き、なんとなく横田基地や沖縄を思い浮かべてしまったり。

大広場をすぎ、メインストリートを歩いていると、スペインの風土の影響を受けながらも、英国を感じることがいっぱいあります。英国の料理フィッシュアンドチップスがいろいろなお店で出されているし、街の人は英語を話しているし、ね。

メインストリート

そうそう、そしてここで忘れてはいけないのは、ジブラルタルが関税を免除された、いわゆる“免税天国”である点にもあります。メインストリートにはリカーショップ、電化製品屋、化粧品店などがずらりと並んでいました。スペインから免税ショッピングに来た人もいっぱいいます。

私たちはメインストリートを歩き、丘を歩いて上りました。野生のおサルさんがいっぱいいるのですが、丘の上から海を見ると、海の向こうにアフリカ大陸が見えます。これから向かうアフリカ大陸だからこそ、この光景が、今日一番胸に残りました。

そして再び歩いてジブラルタルをまわり、アルコールが供されないモロッコの旅用にウィスキーを買って、アルヘシラスに戻りました。

■明日、2人の世界旅は、アフリカ大陸へ!
「明日、2人の世界旅は、アフリカ大陸へ!」

 ・・・と書くと「おおー!いよいよ!」という感じがしそうですが、実際はそんな意気込みが低くて(^^ゞ

ここアルヘシラスは、スペインにいながらモロッコ系アラブ人が多く、明日移動するところもスペイン領セウタだから、スペインとモロッコアラブの融合の世界です。だから、なんというか、ある程度アフリカ入りの気分が、すでにここアルヘシラスで体験できているのです。

旅って、ときにグラジエント(連続)だったりステップワイズ(不連続)だったり。

どっちの旅も好きなんですよ。でも、スペインにいて少しずつモロッコ比率が高くなっているように、モロッコにいればきっと少しずつブラックアフリカ比率が高くなるのでしょうから、今の気分は前者なのです。

だから、きっと無理なく無理せずアフリカに入っていけそうな、不思議と穏やかな心持ちでヨーロッパ最後の夜を過ごしています。
本日の旅
行動 :アルヘシラスから日帰りジブラルタル観光
朝食 :パン、トマトジュース、オリーブ入りハム、ミックスピクルス、オリーブ/宿
昼食 :フィッシュアンドチップス、ハンバーガー、トマトレタスオニオンのサラダ、ビール/ジブラルタルのレストラン
夕食 :Sardines en tomate(サルディネスエントマテ、サーディンのトマト煮)、サラミ、パン、スコッチウィスキー、レモン炭酸/宿
宿泊 :オスタルドーラHostal Dora

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旅情報
1英国ポンド=245円
1ユーロ=162円

*ジブラルタルへのアクセス
アルヘシラスからラリネアへバス40~50分、そこから歩いて国境へ。国境を出たところに市街中心部までのバスが出ているが、バスに乗っているのは2、3分なので、乗ると損かも・・・。

*ジブラルタルの通貨
たいていのお店で、ユーロとポンドの両方が使えるが、ポンド払いにしたほうが安くあがる。
(例:バス料金が「0.9ポンドまたは1.5ユーロ」という表示だった。この場合前者は約220円、後者は約240円なので、およそ1割の違いが出る。

*ジブラルタル観光情報
http://www.visitibraltar.gi
http://www.mygibraltar.co.uk

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Sun, 07 Oct 2007

アルヘシラス→セウタ→テトワン

:: 旅150日め : 世界旅36ヶ国め : 和人212ヶ国め : あづさ57ヶ国め ::

■アフリカ大陸のヨーロッパ、セウタ
スペイン最南部の町アルヘシラスAlgecirasからセウタCeutaへのフェリーは頻発しています。地中海の地図を見てみると、長靴のように見えるイタリアからぐっと西に、アフリカとヨーロッパが近接したところ、いわゆるジブラルタル海峡があります。セウタはそのアフリカ側の北の端近く、モロッコに囲まれて位置しています。かつてスペインが、ジブラルタル海峡の南北を制する要塞として機能してきた名残りの場所でもあります。でもスペイン支配となる17世紀よりも前は、ポルトガル植民地でした。

さて、そんな背景はあとで役立つとして・・・

船を降りてみると、これまでの情報収集で知っていた雰囲気とは異なり、人々の姿も少なく、閑静な都市という感じを受けました。日曜日だからかな? でもいまどきのセウタは洗練されてきたのかな? といろいろと思いを張り巡らせます。

閑静な、でもきれいで整備された街を歩いていると、お祭りに出会いました。明るい陽気な雰囲気、大好きですよ(*^.^*) 少女たちが陽気なサンバ風の音楽に乗って、ノリノリで踊る姿がとってもとっても印象的!

セウタのお祭り

サンバといえばブラジル、ブラジルといえばポルトガル支配という連想がひらめきました。ここセウタもサンバ風の踊りがお祭りで踊られることに、今やスペイン領の国とはいえ、根付いているのは古きポルトガル気質の名残りなのかと、私たちは2人で妙に、セウタの歴史背景と一致していることに納得していました。

お昼ごはんはスペインならやっぱりタパス(小皿料理)を食べたいです。タパス屋でのお料理は、モロッコ風の赤レンガ色の素焼き容器に入っているものもあり、ここセウタとモロッコの文化も密接であることを実感できました。お料理も今までのスペインの食から、ぐっとモロッコらしさがいっぱいです。

荷物を背負ったままですが、街を歩き、観光しました。そして、バスに乗ってモロッコ国境へと移動しました。

■アフリカ本番、モロッコ入国!
モロッコ国境(現地ではフロンテラというと通じます)にバスが到着したのが午後4時前。手続きを済ませ、歩いて国境を渡るのに40分ほどかかりました。世界旅36ヶ国め、モロッコ入国!

国境を越えたところにはたくさんのグランタクシー(乗り合いタクシー)が待っていたので、今日の目的地テトワンTetouanへの移動の足はすんなり確保できました。

■困った・・・ラマダン・・・
ラマダンは日本語で「断食月」とも言われるもので、イスラムの教えに基づいた、日が出ている間は飲食をしない行為を指します。厳密には唾液を飲むことも喫煙もできません。2007年のラマダンは9月13日~10月12日なので、今日10月7日はまさにラマダンクライマックス!という時期です。

「和人の誕生日にアフリカ入り」が見事に実現できたのは良いのですが、見事にラマダンに重なったのも事実。外国人向けのレストランとしてガイドブックに紹介されている店ならばラマダンにかかわらず食事が摂れると期待して足を運びましたが、行ってみたらラマダン中は休業との、寂しい貼り紙がありました。

宿に荷物を置いたあと、世界遺産にも登録されているメディナ(旧市街)を散策しましたが、ラマダン中なので、美味しそうな食糧を売っているお店でも、味見すらできません。喉が乾いていてもカフェはすべて閉まっている状態です。

ちなみに、このメディナは素晴らしく美しく、白い壁とモロッコのアラブ雰囲気いっぱいの様相は、訪問する価値ありです。

宿に戻ってお腹をすかせていると、外でドーンという大砲のような音がしました。日没どき、つまり、「今から食事を摂れますよ」という合図のようです。

テトワンのカフェは一転して街の人々でごった返し始めました。そして夕食どきの伝統スープ「ハレーラ」を全員が飲んでいます。皆が食べるものは、シャバヒーヤ(かりんとうのような甘いお菓子)、デーツ(ナツメの甘い実)、ゆでたまごといった質素なもの。私たちもそのスープを飲みましたが、お腹がすいている上にスープだけでは、やっぱりわびしかった。

「誕生日なのにごめんね、でも明日は美味しいもの食べようね」と言いたくても、ラマダン中ではどんな食生活になるのやら。確信ももてず、どことなく不安なまま、アフリカ初日終了です。
本日の旅
行動 :スペインからセウタへ移動、セウタ観光、セウタからモロッコのテトワンへ移動、ラマダン体験
朝食 :サラミ、パン、トマトジュース、レモン炭酸/宿
昼食 :Corazonez de Pollo(コラソネーズデポジョ、鶏の心臓の赤スパイス煮、味は塩味中心)、Pinchito de Pollo(ピンチトデポジョ、鶏もも肉の黄スパイス煮、味は塩味中心)、Pulpo(プルポ、タコ緑ピーマントマトのオリーブオイルビネガーマリネ)、ビール2種/セウタのタパス屋
夕食 :ハレーラ(モロッコ伝統スープ、3cm長さパスタ、ひよこ豆、少しトマト、かきたま、香菜等が入ったターメリックスープ)/カフェ、豆、チーズ、コーラ、スコッチウィスキー/宿
宿泊 :オテルトレボールHOTEL TREBOL

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旅情報
1ユーロ=162円
1モロッコディルハム=15円

*スペインからセウタへの移動
アルヘシラスよりフェリー数社が多数の便を出している。土曜日のみ格安となる。所要1時間強。

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