2006/04/15

012 発音ルール

15 avril 2006

4月になってからも、フランス語会話CDを耳から流しいれる。

何百時間も同じCDをエンドレス再生しているのだから、その本で取り扱っている単語や文章は、耳が覚えてきている。 だから、文字列を見たときも、脳の中で、CD吹き込みのおにーさんやおねーさんの声がよみがえってくるようで、抑揚のつけかた1つから、ささっと早口またはじっくり話すところなど、かなり忠実に再現できるんです。 これはこれで、とっても嬉しいこと。

さて、次の壁。

初めて見る文字を見て、正しく発音することが難しい。
特に、英単語と同じスペルだと、脳がすぐに英語を連想して読んでしまう・・・。

たとえば
「goût」→「ヤギ」→「ゴート」
「empire」→「帝国」→「エンパイヤ」
「architecture」→「建築物」→「アーキテクチャー」
とつい読んでしまうのに、フランス語では、最初から順に、
「ぐ」(味覚)、
「あんぴー」(帝国)、
「あふしてくちゅーふ」(建築物)、といった具合です。

ちょっとしたフランス語(チョイフツ)を話せる友人が、私がフランス語に着手してかなり最初の頃に言った言葉は、「フランス語のほうが絶対発音簡単でルール通り、英語のほうがへんなルールいっぱい」。

でも、ルールになじんでいないレベルの私は、もうちょっとレベルアップしたほうがいいに違いない。ドラクエで洞窟に入る前に草原でスライムとばかり戦うごとく、地道なレベルアップをがんばろう。

そう思って、辞書で、仏単語を見ては発音記号を見る、そうしてスライムと戦う毎日の時間を作っています。こういう学習はトイレの中に適しています(笑)。

2006/04/03

011 時間の得?

3 avril 2006

「うえろてるOù est l'hôtel?(ホテルはどこですか)」
「けすくせQu'est- ce que c'est?(これは何ですか)」

これらはフランス語の基本文法に出てくる、代表的な用例です。

もしこれを、英語っぽく読んでいたら・・・?
「おうえすとるほてる」「くえすとせきうせすと」

うーん(・・

それがフランス語だと
「うえろてる」「けすくせ」
で終わってしまうのです。

文字数の多さに対する発音数の少なさに驚きます。
フランス人は時間を得してるなーと、ふと思ってしまいます。

もちろん、この読み方の会得が大きなフランス語学習の壁。
フランス語会話CDを耳にしているので、そこで扱っている語句なら読み方もリエゾン(単語を超えて音をつなげること)も脳が覚えているのですが、「初めて見る語句」の読み方がいまいち正確ではありません。

でも、多い文字数も少ない言葉で表現できるフランス語って素晴らしい。
なんだか一層、フランス語が好きになりました。