2007/07/19

018 フランス語で検索

19 juillet 2006

すごいなー。

慣れてくるとグーグルフランスで、フランス語を手入力して検索ができるようになってきた。
「parc national」(英語のnational park)とか
「Mont Kilimanjaro」(英語のMount Kilimanjaro)とか
「bateau éléphant traditionnel」(英語のship elephant traditional)とか。

フランス語サイトをいっぱい見ている分、自然にスペルが身に付いたみたい。

フランス語で、旅したい国のことなどを調べるのも面白い^^
ムルシ族なら「Les Mursi」など、検索用語にぼんぼん入れていく。

日本語ユーザーなんて、世界のわずか。情報を探すなら英語やフランス語ですよね。実際、英語サイトで見つからない情報は、フランス語サイトで見つかることも、すごく多いんですよ。

目的意識、探したい意識が明確だと、探すのに時間がかかっても、嫌にならない・・・・どころか熱中そのもの。こういう循環ができると、一層、フランス語サイトが読めるようになっていくのが、分かります。

もちろん、英語仏訳化作業も、進行中です。

2007/07/06

017 ネットでフランス語サイト

06 juillet 2006

調べ物に「Google France」はいかが♪
Google France

ネットでフランス語サイトをみていくと単語の置き換えができるし、頻出単語は本当によく出てくるから、よく使うものほどどんどん覚えていける。

from Japan が「du Japon(どぅじゃぽん)」
On the webが「Sur le web(しゅるうぇぶ)」

こういう風に、ね。

「Tour-Operateur qui organise des voyages et des treks en Amerique latine.」
たとえばこれを読むのだって、「き(qui=英語のwho)」 「え(et=英語のand)」 「で(des=de+les=英語のof the)」 がしっかりわかれば、「ラテンアメリカのトレッキングについて、オーガナイズする、ツアーオペレーター」なのだと、なんとなく分かる。

あとは、その「なんとなく」を検証するために、これを英語に置き換えてみたらいい。
Tour operator who organizes of the journeys and treks in Latin Amerique.

そうしたらシメタもので、単語の対応が分かります。そうしたら「qui」がwhoとかを覚えていけます。そして、大事なこと・・・フランス語での慣用的言葉遣いも覚えていこう!

ふむふむ、ラテンアメリカは「Amerique latine」あめりくらてぃん。
こういうのを、すらりといえるように、なっていくほど、違和感ないフランス語に近づけるかな。

もし日本でアメリカラテンと言ったら違和感あるでしょう。だからフランスで、らてぃんあめりく、と言っては違和感あるものね。だから、「Amerique latine」あめりくらてぃん、と覚えていく。すらりすらりと。

こういう、ちょっとした小さなルールを知っていくのが気持ちよいこのごろです。

なお、フランス語の英訳は、辞書をひいたり、ちっちゃなものだとネット翻訳を使っています。ネット翻訳は、翻訳しただけで発音記号が見れないけれど、英仏辞書なら、発音記号確認ができるから、フランス語ビギナーの私にはとっても嬉しい♪

せっかくもらった英仏仏英辞書をいっぱい活用しています。

2007/06/22

016 マジフツノート

22 juin 2006

旅が好きだから、フランス語で作られた旅関連のページを見てまわる。そんな中、

cities 「villes」(びる)
west「ouest」(おうえすと)
read「lire」(りー)

こんなかんじで、私のマジフツノートには、【英語「フランス語」はつおん】、を並べて列記。
フランス語スペルには「  」をつけているのがポイントで、英仏を区別するとぱっと見やすいじゃない。

発音は、ひらがなでよいの。



こうして何十ページも何百ページも、この勉強を重ねていくことになります。

そりゃあフランス語上達するわよね。

2007/06/14

015 ぶつぶつ読み上げ

14 juin 2006

簡単な英語の仏語化継続中。

性格。なのでしょうね。「まあこんなもん」で通り抜けられないのは。
1つの単語でも「?」と思ったらがんばりぬいてしまう

さて今日は出張です。今日はちょっとした片田舎に出張なので、道中の歩きなどに、仏文法書を読みながら、ぶつぶつ。最も簡単な単語を読み上げてみたり、簡単な文章を読み上げてみたり。

とうとうエリジオンの壁がやってきました。
je ai(I habe)が、じぇ j'ai になるやつ。

de un arbre(of a tree)は、だなふぶー d'un arbre、といった具合。
なお、deでは数詞unの前ではエリジオンしない。de un(of one)のまま、なるほど。

ひとつひとつ、「なるほど」を蓄積させるこの時期。

発音することは、フランスの赤ちゃん並みだけど、ほんと楽しい!

2007/06/07

014 名詞の性

7 juin 2006

さて、英語→フランス語の翻訳を始めて数日。
簡単な英語や、英語地名などを仏語化してみる。
最初に仏翻訳でぶつかった壁が、定冠詞や不定冠詞。

ら la(the)?る le(the)?

「車」は女性名詞だから、the carは、らぼわちゅー la voiture
「魚」は男性名詞だから、the fishは、るぽわそん le poisson

そう、当然、名詞の性をおぼえていかないと、ら laとか る le とかの使い分けが分からない。
魚は、るぽわそん le poisson。車は、らぼわちゅー la voiture。
といった感じで、定冠詞つきで覚えていくのが一番良いので、まあ、がんばっていきましょう。昔やってたドイツ語なんて、男性女性にくわえて中性もあったことだし、そう考えれば手間は2/3?(笑)

ついでに、母音始まりの単語なら、
the moneyは、らふじょん l'argent


でも英語ページのフランス語化って、日本語から訳すより、英語から訳すほうがらくちん。
in the worldが「dans le monde」だんるもんどぅ

こんなかんじで、単語を、覚えていける。
こうすれば、in が「dans」だんって分かるし、worldも「monde」もんどぅ、と分かるから、英語からなら、単語がいっそう楽に覚えて行けそうです。

inとかtopとか、・・・簡単なことでも調べるのに、枝葉をいっぱいに広げて何時間もかけてみる。
時間がかかるのは、文法の本とかフランス語サイトを、いっぱいめくっているからです。

時間がかかったほうが、覚えるものね。

2006/05/24

013 書きはじめ

24 mai 2006

5月末ごろ、書いてみたくなった。
英語を仏訳しよう。書くことで、細かな文法ルールを丁寧に学びたかった。
中1の英語教育に、戻りたくて仕方がなかった。

フランス語の文法 - Wikipedia -
このページがとってもおもしろいんです。早くこのページに書いてあることを100%暗記しよう。
もともと「中1英語」のような勉強法をしたいと願っていただけに、マジハマ(真剣にはまる)です。繰り返し繰り返し、くいいるように見ています。驚いたことに、フランス語を学び始めるときだけでなく、後日も、ずーっとこのページを見続けていけるのが素敵です。基本はいつも大事、ということなんですよね。

さて、フランス語を書き始めるとなったときに、もう一つ大事なことが、フランス語を書くときの壁になる「ê」、「è」、「ç」といった特殊文字の入力です。チョンとかひげとか、今までPC入力なんてしたこともないし、かなり頻繁に出てきますから。そうして、探して探して、友人に探してもらったのが「Emエディタ」というフリーソフトです。
テキストファイルで、マクロなしで、フランス語が入力できます。チョンとかひげとかがショートカットのような感じで簡単に入力できる、フランス語の取り扱いには便利なソフトです。うれしーな。
EmEditor テキストエディタ ホームページ

2006/04/15

012 発音ルール

15 avril 2006

4月になってからも、フランス語会話CDを耳から流しいれる。

何百時間も同じCDをエンドレス再生しているのだから、その本で取り扱っている単語や文章は、耳が覚えてきている。 だから、文字列を見たときも、脳の中で、CD吹き込みのおにーさんやおねーさんの声がよみがえってくるようで、抑揚のつけかた1つから、ささっと早口またはじっくり話すところなど、かなり忠実に再現できるんです。 これはこれで、とっても嬉しいこと。

さて、次の壁。

初めて見る文字を見て、正しく発音することが難しい。
特に、英単語と同じスペルだと、脳がすぐに英語を連想して読んでしまう・・・。

たとえば
「goût」→「ヤギ」→「ゴート」
「empire」→「帝国」→「エンパイヤ」
「architecture」→「建築物」→「アーキテクチャー」
とつい読んでしまうのに、フランス語では、最初から順に、
「ぐ」(味覚)、
「あんぴー」(帝国)、
「あふしてくちゅーふ」(建築物)、といった具合です。

ちょっとしたフランス語(チョイフツ)を話せる友人が、私がフランス語に着手してかなり最初の頃に言った言葉は、「フランス語のほうが絶対発音簡単でルール通り、英語のほうがへんなルールいっぱい」。

でも、ルールになじんでいないレベルの私は、もうちょっとレベルアップしたほうがいいに違いない。ドラクエで洞窟に入る前に草原でスライムとばかり戦うごとく、地道なレベルアップをがんばろう。

そう思って、辞書で、仏単語を見ては発音記号を見る、そうしてスライムと戦う毎日の時間を作っています。こういう学習はトイレの中に適しています(笑)。

2006/04/03

011 時間の得?

3 avril 2006

「うえろてるOù est l'hôtel?(ホテルはどこですか)」
「けすくせQu'est- ce que c'est?(これは何ですか)」

これらはフランス語の基本文法に出てくる、代表的な用例です。

もしこれを、英語っぽく読んでいたら・・・?
「おうえすとるほてる」「くえすとせきうせすと」

うーん(・・

それがフランス語だと
「うえろてる」「けすくせ」
で終わってしまうのです。

文字数の多さに対する発音数の少なさに驚きます。
フランス人は時間を得してるなーと、ふと思ってしまいます。

もちろん、この読み方の会得が大きなフランス語学習の壁。
フランス語会話CDを耳にしているので、そこで扱っている語句なら読み方もリエゾン(単語を超えて音をつなげること)も脳が覚えているのですが、「初めて見る語句」の読み方がいまいち正確ではありません。

でも、多い文字数も少ない言葉で表現できるフランス語って素晴らしい。
なんだか一層、フランス語が好きになりました。

2006/03/16

010 ラルース

16 mars 2006

Dictionnaire LAROUSSE français-anglais anglais-français

私がフランスの学習を始めるきっかけとなった友人から、実際に使っていたという仏英英仏辞書をもらう。

ラルースの辞書は、日本でいえば広辞苑的な、最大手。
小さな辞書から大きなものまで様々なものがあります。

何より嬉しいのが、和仏・仏和ではなく、「仏英・英仏」ということ。
handが「まんmain(手)」、とか、childrenが「れざんふぁんles enfants(子供たち)」・・・というように、英仏の対応を知っていけば即使えますよね。

これ、使ってみると和仏よりも、ダンゼン便利です!

on the beachが「しゅーらぷらーじゅsur la plage(ビーチで)」みたいに覚えると、単語の並べ方が英仏で似ているから。対応が分かると非常に使いやすいのが、英仏のよい関係です。

こうして少しずつ、フランス語学習のしきい値を低くしていかなくちゃね(^^#)

素晴らしい本があると、素晴らしい勉強ができる、学生時代の勉強だってそういうものです。

宝物となる素晴らしい本を、ありがとうございました。

2006/03/06

009 トツゼンキケタコト

9 mars 2006

3月9日、突然ポップコーンが「ポン」と膨らむかのように、突然「ポン」とCDの会話が聞き取れ、何を言っているのかが分かるようになった・・・!

そりゃあ、驚きましたよ~~。
突然ポップコーンがはじけたのは、2月11日に耳からの学習を始めて、丁度4週間が経ったとき。

チョイフツ ~Le peu mon Francais: 006 フランス語会話CD購入♪
 こちらがフランス語の耳からの学習のスタートブログです。

フランス語・・・、と書くとなんともありふれた感じかもしれないです。
でもね、フランス語を知らない私がフランス語を聞いて分かるようになってきたということは、私が仮にスワヒリ語やウルドゥ語を聞き続け、そしてある日突然何を言っているかが分かるようになった、ということほど、すごいコトだったりするわけです。

すごいな~、嬉しいな~。

何を聞いても、語句の区切れすら分からなかったあのフランス語が、何を言っているかが分かる、までなったことは、本当に本当に嬉しいこと。

ちなみに、平日5~10時間の耳から学習を4週間ということは、少なめに見積もっても、耳から学習時間は150時間ほどに相当します。

もちろん、すぐ、私にフランス語を勧めてくれた友人に、この嬉しさを報告したのは言うまでもありません(^^#)

2006/03/01

008 耳から学習中です

1 mars 2006

会話CDをきく。平日、1日5時間から10時間、ずーっと聞き流している。
デスクワークなので、本は見れないから、何を言っているのかは分からないけどね。

そのCDは、セクションごとのはじめに日本語で会話の趣旨を言ってくれます。「何何を教えてください」と、日本語のアナウンスが入ったあとに、フランス語文例がいくつも登場する。だから、「何何を教えてください」が「ぶぷべむでぃーや Vous pouves me dire(何何を教えてください)」というのは、日仏の対応として覚えていける。

200ページくらいある会話集のCDを、エンドレス再生にして、ずーっと聞くこともできるんだけど、なにもかもが分からない言語を、分からないまま聞くのも、役に立たない。

だから、1つのセクションだけをリピート再生しています。

「ぶぷべむでぃーやうえろてる Vous pouvez me dire où est l'hôtel?(ホテルはどこか、教えてください)」
「ぶぷべむでぃーやこまんおでぃさおんふほんせ Vous pouvez me dire comment on dit ça en français?(フランス語で何と言うか、教えてください)」
「ぶぷべむでぃーやきえら Vous pouvez me dire qui eat là?(あれは誰か、教えてください)」

そうすると、
「ぶぷべむでぃーや Vous pouvez me dire(教えてください)」の部分が反復できて、印象に残ります。


第一に印象に残る。
ずっと聞くから、第二に記憶に残る。
それでもずっと聞くから、第三に自発的に記憶がよみがえる。通勤帰りやふとしたとき、「ぶぷべむでぃーやこまんおでぃさおんふほんせ」って、ふっと思い出されるんです。
第四に、「フランス語で何と言うか、教えてください」をフランス語で言おうと自問自答したとき、「ぶぷべむでぃーやこまんおでぃさおんふほんせ」と、文法の作りを考えることなく、言える。
そして、第五に、正しいフランス人の発音で学んでいるから、自分が口にするときも、正しいフランス人の発音に相当近いものが発せられる。

こんな感じのフランス語学習を、日ごとにテーマを変えて学んでいます。フランス語という長い階段を、2段め3段めと、少しずつ登っていける自分が、とってもとっても楽しいし、幸せです。

2006/02/18

007 ダス・デス・デム・ダス

18 février 2006

フランス文法の入門≫こちら

CD会話を聞きながら、毎日を過ごしている。1日5時間、多い日は10時間は聞いている。重要かつ基礎的な語句やフレーズ、文法などは、会話CD本1冊でもかなり紹介されている。でもそれを聞いているにもかかわらず、なんか虚しい。

そして、大学1年生のときのドイツ語の授業が、とても懐かしくなっていた。

「ダス・デス・デム・ダス、デヤ・デス・デム・デン、ディー・デヤ・デヤ・ディー・・・」

きゃー懐かしい♪
これはドイツ語の定冠詞の格変化。名詞が変わると定冠詞(英語のthe)が変化するんですよね。4性×4格で16個の変化があるわけで。これはこれでドイツ語の大変さと楽しさの土台だった気がします。大学1年生のときは、こういう、文法の土台から、優しく鍛え上げられていた。・・・中1の英語が、アイ・マイ・ミー・マインから始まったように。

私は、そういう言葉の学び方が嫌じゃない。むしろ、そうやって常に全土台と全体像を見ながらポイントを見ていくほうが好き。

言葉から学ぶ語学は、ポイントポイントから広げてやがて全体を知っていくのだろうけれど、それは私にはどこか合わなくて。

よし。私は、文法を学び、全体像を把握しながら点を把握していかなければいけない。私には、家を建てる基礎工事が必要なんだ。そう思った私は、それからの数日間は、中学1年生がが中1英語を学ぶような、そんなフランス語の勉強を、のどから手がでるほど欲していた。

あ~~~もう私のやることは決まった。フランス語でも同じように、あの、「ダス・デス・デム・ダス」のようにしっかりと土台を踏み、基礎をつけてみよう。がんばってみよう。

そして私は、本屋で1時間も文法書選びをしていました。フランス語の本は山ほどあります。私は、「分かりやすい○○」「すぐできるようになる○○」といった売り文句が素敵な本、開いたときにぱっと分かりやすい本を一切無視。わざと、むしろその対極にある本を探しました。内容にお遊びのない、しっかりとした実直な本を選びました。だって、実直で真面目な本ほど、結局は一番分かりやすい本なのですから。

後日、私にチョイフツ(ちょっとしたフランス語)を教えてくれる友人に、この買った本を見せて報告しました。

「ほんと、いい本買ったと、思う」

そう言ってもらえたことが嬉しくて。

この本は、私のフランス語の核を作る文法書として、ごく表面的な部分を担う会話CD本とセットになったとき絶大な威力を発揮し、本当に買って良かった本となっています。

2006/02/11

006 フランス語会話CD購入♪

11 février 2006
フランス語会話CDを買いました。発音が難しいフランス語だから、CD本はマストアイテムだと思いました。
≫こちら


「じゅぶどへあれあらえあうぽ」
・・・・・・・・(;_;
初めて聞いたときのショックは大きい(;_;


「じゅぶどへあれあらえあうぽ」
どこまでが主語でどこで単語が区切れるのかがまったくわからない(;_;

「じゅぶどへあれあらえあうぽ Je voudrais aller à l'aéroport.(私は空港に行きたい)」

本の文字を見ながらこれを少なくとも100回(多分100回よりずっと多い回数)聞いて、なんとか、「じゅぶどへあれあらえあうぽ」の作り方が耳から分かった。


うちの職場は、PC作業に集中するときは、耳から音を入れてもよいルールになっています(ただし片耳のみ)。「今話しかけないでね」のサインなのです。「聞き流すだけでいいんだよ」っていう、友人のアドバイスどおり、折角買ったCD本なのだから、耳からフランス語を聞き流すだけの日々が始まっていきます。聞き流すだけで、本を見ることはしないから、何を言っているかわからないけれど、少しずつ発音は理解できるようになっていきます。

冒頭で紹介した本は、文章の組み立て方が明瞭で分かりやすく、数あるフランス語会話本の中から、会話を文法と共に学びたいという欲張りビギナーの私に合っていました。見開きで1つのフレーズ、その中には、組み立て方、必要単語、会話例、そして嬉しい文法解説が一目でわかります。さらにCDは男性女性の声が両方組み合わせてあり、ありがたいです。これを振り返りながら書いているその後の今も、実に毎日お世話になっています。

2006/02/08

005 脳を通過せずに心から

8 février 2006
たまに、友人とフランス語の話題でメールなどするとき、有難いことに、ちょっとしたフランス語を教えてくれることがあります。私が、いつかフランス語を使いこなせる旅をしたいと伝えたら、知ってるフレーズを教えてくれるんです。「ちょっとしたフランス語」・・・こうして私のフランス語の勉強は「チョイフツ」という名前がつくことになるわけね。

「じゅぶどれろ Je voudrais l'eau(お水ほしい)」
「じゅぬせぱ Je ne sais pas(知りません)」

こんなかんじ♪簡単なフランス語だけど、初心者にはこれでも遠い世界の言葉です。

ところでフランス語の発音は難しいんです。スペイン語のように書いてあるものをそのままローマ字読みすればよいのなら楽なのに。私が学んだことがあるドイツ語も、ウムラウトのついた文字(Ä、Ö、Ü)、エスツェット(β)、あとは「おい eu」など少数のルールが分かれば、読むことは至極簡単。


でもフランス語は、ルールが多数あります。ビギナーには、書いてある文字を正しく発音することも困難です(ただしルールがリジッドなので、ルールが定着すれば簡単なのでしょうけれど)。

だから、メールなどでチョイフツの話題がでるとき、「じゅぶどれろ」のように、ひらがなで書いてくれるのが嬉しかった。


ところで私の語学ポリシーに、「脳を通過させずに心から言葉を出す」というのがあります。単語を思い出してから口にするのではなく、言いたいなと思ったことが同時に口から出ていること、これが固い目標です。だって日本語を話すときは、多くの場合そうですものね。

「しるぶぷれ s'il vous plaît(お願いします)」とか「ぼんじゅー bonjour(こんにちは)」程度のフランス語であれば、脳を通過しなくても、ハートからすっと口に音声を出せるわけです。その意味が脳だけでなく心にも定着しているからこそ心から言葉が出せる。

そして、英語でも本当に思うことなのですが、心から言葉が出せるとね、やや日本語発音になってしまっていも、十分に十分に通じるんですよ。

「じゅぶどれろ」。私は、チョイフツを教えてもらう中で、何より心からフランス語の言葉を出し、脳ではなく、心で会話しようと決意。

だからこのチョイフツブログも、フランス語はまずひらがな表記で紹介しています。これが私のハートです。どうぞ宜しくお願いします。

2006/02/06

004 とぅるねあごーしゅ

6 février 2006

ボンジュール、アンドゥトロワ、ジュテーム、ムシュー、マダム、マドモワゼル、シルブプレ、アデュー。私はフランス語を、そのくらいしか知らない。ジュドランジュがオレンジジュースというのは何故か知っているけれど。

さて、とりあえず何かフランス語を・・・ともかくどこかに手をつけよう・・・、と思ったとき、まずは、旅に必要な単語から覚えていこうかなあと思ったんです。これなら今手元にある、トラベルフランス語会話の巻末ミニ辞書も使えるかなって。

旅先では、右や左はよく使います。道を聞くとき、聞いた道を確認するとき、道を聞かれたとき、タクシーなどに乗るとき。「右いって」「50m先左曲がって」といった具合ね。

そんなわけで、フランス語の本をぱらぱら見て旅単語をみつけていたとき、最初に目にとまったのが、「右」と「左」。「どろわ droite(右)」と「ごーしゅ gauche(左)」。

後日、大学の第二外国語でフランス語をとっていた友人との会話で(ちなみに私はドイツ語)、友人は「とぅるねあごーしゅ tournez à gauche(左行って)」「とぅるねあどろわ tournez à droite(右行って)」っていうフレーズをさらりと言い出したんです。

いいな~~~~いいかんじ!o(^ヮ^)o
このとき私は、単語よりもフレーズで覚えていこうと、決めました。
今度本屋で、それに沿った本をみつけてみよう♪


*ちなみに、化学を勉強していると、炭素2つのニューマン投影式で最大置換基どうしが重ならず対極にもならない状態を「ゴーシェ配座」というんですよね。何か「gauche」と関係あるのかしらん?ぶつぶつ(笑)

2006/02/01

003 最初の失敗

1 février 2006
カナダにオーロラを見に行くときでした。去年曇天だったリベンジ。機内や、現地ロッジでのオーロラ待ち時間にフランス語でも眺めようかと、成田空港でフランス語会話集を買いました。

初めての海外旅行でアメリカに行くとき、現地でも頻繁に使えたトラベル英会話集がありました。それと同じシリーズのフランス語版。親しめた本と同じシリーズだから、よいかなvって思ったんです。「ぼんじゅー bonjour(こんにちは)」くらいしか知らないフランス語から、語彙は増やしたいですものね。

さて、「じゅぶどへ je voudrais(私は~したい)」、「えすくぶざべ est-ce que vous avez(あなたは~を持っていますか)」・・・こうやって、よく使いそうなフレーズを覚えていこうと思ったんだけど・・・

だけど・・・ダメ(><)。文章の構成が分からない。「えすくぶざべ・・・」・・・えってなに?くってなに?すとかさとかやたら出てくるけど違いはなに?。…(>_<)…ウエーン

また、「ぴゅいじゅあぼわーせし puis je avoir ceci?」、これは「ちょっとこれもってってもいい?」ってときに使う、「けないはぶでぃす can I have this?」に似たフレーズです。結局、どの単語が許可を得る部分なのかがわからないし、それだけ覚えても何も幅は広がらないんです。「ちょっと“あれ”もってってもいい?」というようにちょこっとだけ変えた文章を作ることすらできないし、「ちょっとこれ“見ても”いい?」という文章も作ることもできない。

・・・トラベルフランス語会話。これは語学ではないなと思い、カナダでその本を見ることはありませんでした。でもオーロラは、連夜大ブレイクが見れて大満足(^_^)v

2006/01/13

002 ニューカレドニア回想

13 janvier 2006
001に書いたように、旅を続けながらもフランス語圏には行かないと決めていた私ですが、世界で稀有の活火山&先住の人々との暮らしに触れ合いたいと思い、私は、南の島バヌアツに行きました。そしてその行き帰り、トランジットで計4日ほどニューカレドニアに滞在しました。

それは、当時私が懸念していた、人生初めてのフランス語圏だったんですよね。

バヌアツからの帰路、トントゥータ国際空港に着いた私は、バスが出るまでの間、バス会社職員に、超基本英単語を書いた紙を見せ、それをフランス語でなんと発音するのかを教えてもらいました。
スペルはいりません。書くことはないから。だからおにーさんがしゃべる発音を、一生懸命メモしていました。そして、good byeが「おぼば」、beerが「びえよ」、というように教えてもらえたのは、英語が通じにくいニューカレでは大変重宝しました。(フランス語では「おぼわ」が近いのですが、ニューカレなまりなのでしょうか、「おぼばー」というような読み方をしていました)

何より嬉しかったのは、日本人でも誰もが知っているフレーズ「ぼんじゅーる」(こんにちは)です。フランス語を話す人の「ぼんじゅーる」の発音を聞いたとき、その抑揚、そのやさしさ、そのあたたかさ・・・ああやっぱり語学は、言葉を耳で聞くのが楽しいなって、最も身近なフランス語を聞いて、そう思ったのでした。

このニューカレの旅で、ビーチや街、あらゆるところですれちがう人びとから「ぼんじゅーる」を言ってもらえる心地よさがあったからこそ、001のように大事な友人にフランス語を学ぶきっかけをいただいたとき、迷わず、私はフランス語を勉強していきたいと、願いがもてたのだと思います。