молоко(モロコ) ...キルギス
「遊牧民の獣乳変化・第1弾!」(全文は≫
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第1弾の「モロコ」は、そのものずばり生乳。結構油分が多くて、通常は、カイマック(≫
こちら)を取ってから普通にミルクとして飲んだりします。遊牧民文化の基本的飲料ですね!
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каймак(カイマック) ...キルギス
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「遊牧民の獣乳変化・第2弾!」(全文は≫
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「カイマック」は、第1弾の「モロコ」(≫
こちら)を、少し温めてから遠心分離にかけ、上層脂肪分を取り出したものです。とれたてのバターはほっぺたが落ちるくらいに美味しくて最高!!カイマックを取った残りの部分(脱脂乳)は、次は発酵に使われます。
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「遊牧民の獣乳変化・第3弾!」(全文は≫
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第2弾の「カイマック」(≫
こちら)を取った後の脱脂乳を放置すると「アイラン」という酸乳(ヨーグルト)になります。アイランはキルギスでは「脱脂乳のヨーグルト」でも、他国では「水きりまたは脱水ヨーグルトに水か湯を足して戻したもの」となる地域が多い。
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「遊牧民の獣乳変化・第4弾!」(全文は≫
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第3弾の「アイラン」(≫
こちら)を、袋に入れて数日間水切りをした、カッテージチーズ状のヨーグルトです。酸味がさわやかで美味しくて、そのままつまんだりパンと一緒に食べたりもします。次なる「クルタ」(≫
こちら)の材料でもあります。
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курта(クルタ) ...キルギス
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「遊牧民の獣乳変化・第5弾!」(全文は≫
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第4弾の「スズム」(≫
こちら)をまるめて風乾させたものです。塩を入れることもあります。行動食にもなり、携帯にも便利ですが、一番の目的は「保存食」。夏の子育ての生乳が採れる時期にクルタをたくさん作り、冬を乗り切ります。
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