Fish and Chips(フィッシュアンドチップス) ...オーストラリア
オーストラリアに住む友人に「オーストラリア料理といえば何?」と聞いたら、フィッシュアンドチップスとミートパイが返ってきた。白身魚をビヤバッター(ビールと小麦粉を2~3:1で混ぜたもの)の衣でカラリと揚げてフライドポテトを添えたものです。本当は英国のときのようにモルトビネガーで食べたかったけど、私が食べたお店にあったのは安い白ビネガーだった、残念。
Meat Pie(ミートパイ) ...オーストラリア
オーストラリアに住む友人に「オーストラリア料理といえば何?」と聞いたら、フィッシュアンドチップスとミートパイが返ってきた。牛肉をウースターシャーソースWorcstershire Sauce、ビーフストック、玉ねぎ等と共に柔らかくなるまで煮たものをパイ包みにしたものです。間違うと不味い英国イメージの典型の味になるけれど美味しいのに当たったときは美味しい。
Barbie(バービー)またはBBQ(バーベキュー) ...オーストラリア
オージーのみんなはバーべキュー好きで、「Aussie BBQ」(オージーバーベキュー)という言葉も定着しています。でも「単語省略系」大好きオージーはバーベキューを「バービー」と言う! 肉とソーセージが定番。至る所の公園には無料BBQマシンが設置してあり、ガスも水も無料で使えます。休日はバービーを楽しむオージーの姿でいっぱい。国民食ですね~。
オーストラリアの有袋類、可愛いけどみんな食べてる(^^ゞ 特にこの2、3年ものすごい勢いで市場に回り、スーパーでの占有面積も増えたのだとか。写真はカンガルー肉ソーセージ(カンガバンガスKanga Bangas)、味はあるけど何しろ食感パッサパサ(苦笑) 肥満大国オーストラリアなだけに脂肪が少ないヘルシーミートという点が受けています。
Shepard's Pie(シェパードパイ) ...オーストラリア
オージー家庭料理の代表格。シェパードは羊飼いの意味ですがここはオージービーフの国、くさみの少ない牛ひき肉を使います。ひき肉をピーマン、ケチャップ、マスタードパウダー等と炒め、とろんとしたひき肉炒めを下層に、上にマッシュポテト(今回はスウィートポテト入り)を乗せてスジをつけてオーブンで焼いたもの。ひき肉炒めとマッシュポテトが一緒に口に入ると本当に美味!
Vegemite(ベジマイト)、Promite(プロマイト) ...オーストラリア
ニュージーランドのマーマイト(≫
こちら)の対抗馬! 当然オージーは「マーマイトはダメよ」と確固たるベジマイト執着性を見せます。ビール醸造時に出るイースト沈殿物から作る真っ黒ペーストで、味は不味い味噌。どちらもしょっぱいけどプロマイトには妙な甘みもあり、ベジマイト人気です。トーストにハチミツと共に塗ると美味しいと言われました。が、ハチミツ味噌・・・ううう微妙。
Prawn(プラウン) ...オーストラリア
オーストラリアは世界最大の島ではなく世界最小の大陸ということをお忘れなく。その大陸に国が1つだけ。つまり何が言いたいのかというと国が持つ海岸線が長い!ということ。魚介類も豊富に獲れる国なのです。プラウンはよく獲れるみたいで価格も安い。しかも美味しかった!
Jaffle(ジャッフル) ...オーストラリア
日本人にはホットサンドと言うと通じると思うのだけど、オーストラリアではジャッフル(もちろんホットサンドでも通じます)。写真左上のような、上下双方向からパンを加熱する器具を使います。上から順に、バター・トースト・具・トースト・バターの順になるようにして焼き上げます。トーストの対角線に押しスジが入るので、簡単に割れて三角形になるから食べやすいです。
Potato Wedges(ポテトウェッジ) ...オーストラリア
オーストラリアではよく見かけるもの。ウェッジとは楔(くさび、断面が三角)という意味。じゃがいもを同一中心放射状(くし型レモン風)に切り、チキンシーズニングやガーリックパウダー等で下味をつけてからりと揚げたものです。ソースの定番はサワークリームやチリソース。じゃがいもほくほくで、皮つきだから一層美味しい!
Anzac Biscuits(アンザックビスケット) ...オーストラリア
スペル的にビスキュイでもオージー英語ではビスケットと読む。「ANZAC」とはオーストラリア&ニュージーランド軍事連合のことで、遠い戦地へ向かう人を見送る家族が、日持ちするよう卵を入れずにクッキーを焼いて手にもたせたのがこの由来です。その分ココナッツやハチミツなどを含むカロリーの高いものになっています。戦死者を追悼する大事なクッキーでもあります。
cereal(シリアル)、muesli(ミューズリー) ...オーストラリア
オーストラリアの典型的な朝食は、シリアル(手前、コーンフレーク)やミューズリー(押し麦)にミルクをかけていただくものや、あとはトースト(≫
こちら)。朝食から英国の空気を感じますね。これはオーストラリアは英国からの移民とその子孫が圧倒的多数の国だからです。
オーストラリアにはブドウ作りに合う気候地域があり、例えばタスマニアワインなど、大変に美味しいワインを生産しています。お高いワインは美味しかったけれど、安いお手ごろワインで、同価格帯にて比較するとチリワインや南アワイン、フランスワインのほうが美味しいかなーというのが個人的な感想です。
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