史上最大の日本人移民訴訟の舞台となったドミニカ共和国。
・・・米が旨くてね。戦後、農地無償譲渡やらと政府に騙されるように夢を持ってぶらじる丸に乗って来て、耕作不適切な僻地に棄てられた。それでも頑張って農業で生きてきた日本人たちの涙の跡がこのジャポニカ米の味に出ているのではないかと、毎日悲しい味の旨い米を食べていました。
キャッサバ芋をゆでたもの。しかし脅威の旨みを引き出すのは上に乗っている紫玉ねぎの酢油漬け!!恐るべし!! 色はピンク色でめちゃラブリーだし、酢油と玉ねぎの味がトッピングされると、イモって何倍も美味しくなるんですね! このアイディア、いただきでっす。
白豆を、トマト仕立てのスープにしたもので、いろんな食堂で付け合わせのように提供されています。スパイス、ハーブ(特に香草)の香りが引き立っていて、豆料理が得意な中米諸国も顔負けの美味しさがあります。
Mondongo(モンドンゴ) ...ドミニカ共和国
中米でも見られる、モツのトマト煮です。モツ煮って、具の噛み心地が何とも美味しいよね♪
ビステクとして売られるおかずは、豚肉薄切り肉(厚さ5mmくらい)のステーキが多いのですが、ドミニカ共和国でいただいたビステクは、牛肉に玉ねぎ、時に赤ピーマンやトマトも入った「炒め煮」でした。火が通りすぎ、アクがまとわりついて舌触りが悪く、ちょいイマイチ。
なすの身、ピーマン、玉ねぎ、トマトをとろとろ煮にしたものです。肉類の入らないヘルシーメニューなのに、野菜の旨みがどっしりしていて、食べていて全然寂しくありません。
Platano(プラタノ) ...ドミニカ共和国
食用バナナ(加熱しないと普通は食べない、甘みのない、皮が緑色のバナナ)の塩マーガリン入りマッシュです。主食としていただきます。
長辺8cmくらいのラグビーボール状の揚げ物です。中にはキーマカレーのようなカレー味のひき肉が入っていて、それを挽き割り麦のツブツブ感を活かした衣で包んで揚げています。食感がごちそうです。
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